JP3465032B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3465032B2
JP3465032B2 JP16938094A JP16938094A JP3465032B2 JP 3465032 B2 JP3465032 B2 JP 3465032B2 JP 16938094 A JP16938094 A JP 16938094A JP 16938094 A JP16938094 A JP 16938094A JP 3465032 B2 JP3465032 B2 JP 3465032B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写装置・レーザプリ
ンタ等の電子写真方式の画像形成装置における記録媒体
(転写材)の定着後の処理方法にかかわるもので、特に
記録媒体としてOHT(オーバ・ヘッド・トランスペア
レンシ)を用いる場合の転写材の排出処理に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子写真方式により画像を形成す
る画像形成装置は、画像形成用にトナーが用いられ、該
トナーにより形成されたトナー像を転写材上に転写し、
熱定着により前記トナー像を転写材に定着している。
【0003】定着装置としては、一般に熱源により加熱
され回転する加熱用定着ローラと圧着ローラとよりなり
該定着ローラと圧着ローラ間に前記トナー像を形成した
転写材を挟持しながら熱圧着により前記トナー像を転写
材に定着してゆく。該ローラ定着方式は加熱用定着ロー
ラが、転写材のトナー面か他の一面に直接接触すること
で熱伝達効率が良く、複写の高速化に伴い多く用いられ
ている。
【0004】また、画像形成装置として小型化が望まれ
ているが、特に電子写真方式のレーザプリンタは装置の
コンパクト化を計るために定着後の転写材を装置上部に
設けた排紙部にトナー画像を下側(裏面)にして排出す
るいわゆるフェースダウンの状態で排出させるタイプの
画像形成装置が多く用いられている。更に、記録媒体と
して通常のコピー紙の外に、近年OHP(オーバ・ヘッ
ド・プロジェクタ)用のOHT(オーバ・ヘッド・トラ
ンスペアレンシ)が多く用いられてきており、このよう
な種々の転写材にたいしても共通して対応できる定着排
出処理の可能な画像形成装置が要求されてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】転写材として転写紙
(紙)が用いられる場合、熱ローラ定着器のローラ間よ
り排出される紙をそのまま放出すると、排出された転写
紙が波打ち状態(いわゆるアバラ現象)になってしまう
という欠点が有る。このアバラ対策として定着ローラ速
度よりやや速い速度で駆動される下側駆動、上側従動の
一対のローラを定着器の排出部に設けて、排出後の転写
紙を強制的に引っ張った状態下で冷却させて波打ちを生
ぜぬ状態で排出する方法がとられている。
【0006】しかしこのような方式の場合、該一対の排
出ローラの回転音のノイズや、転写材を挟んで強制的に
引っ張った状態でローラを駆動させるため排出ローラの
駆動ギアに破損が生じる等の問題がある。
【0007】特に転写材がOHTの場合、強制的な引っ
張りの際に排出ローラと転写材とのわずかなスリップに
より生じる画像コスレ・汚れ等が問題となる。OHTで
画像がカラーの際にはカラートナーの透明性を上げるた
めに定着速度を遅くして、カラートナーの熔融度を上げ
て定着する方法が採られているが、この際に熔融トナー
による画像コスレ・汚れが著しく発生する。更に上記の
コンパクトな装置での上部の排紙部への反転排出を行お
うとすると、低速度で定着部を通過するOHT転写材自
身の熱吸収も大きく、反転部の通過の際のカールが残っ
たまま排出されてしまうという問題点を生じてしまう。
【0008】本発明は上記の課題を解決し、かつノイズ
の少なくて良好な画像を得るための定着排出処理・制御
を目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記によっ
て達成される。
【0010】まず第一に、画像形成手段により形成され
た転写材上のトナー像を、複数のローラに挟持して前記
トナー像を熱定着する定着装置を備えた画像形成装置に
おいて、前記画像形成装置は転写材の種別が紙であるか
OHTであるかを判別する転写材判別手段と前記定着装
置の排紙口に設けた排紙ガイドローラとを設け、前記転
写材判別手段により該転写材が紙と判別された時、前記
排紙ガイドローラを作動の状態に制御し、該転写材がO
HTと判別された時、前記排紙ガイドローラを退避状態
に制御することを特徴とする画像形成装置。
【0011】第二に、画像形成手段により形成された転
写材上のトナー像を、複数のローラに挟持して前記トナ
ー像を熱定着する定着装置と、定着された転写材を排出
するための複数の排紙部を備えたカラー画像形成装置に
おいて、前記カラー画像形成装置は転写材の種別が紙で
あるかOHTであるかを判別する転写材判別手段と前記
定着装置の転写材の排出口に設けた排紙ガイドローラと
前記複数の排紙部のいずれかに転写材を排出するための
排紙経路切り替えガイド部材と切り替えを制御する制御
手段とを有するもので、前記転写材判別手段により該転
写材が紙と判別された時、前記排紙ガイドローラを作動
の状態に制御し、該転写材がOHTと判別されたとき
で、少なくとも像形成がカラー画像のとき、前記排紙ガ
イドローラを退避状態とし、かつ前記複数の排紙部のう
ち特定の排紙部に前記OHTを排出するよう、前記排紙
経路切り替えガイド部材の切り替えを制御することを特
徴とするカラー画像形成装置。
【0012】第三に、画像形成手段により形成された転
写材上のトナー像を、複数のローラに挟持して前記トナ
ー像を熱定着する定着装置と、定着された転写材を排出
するための複数の排紙部を備えたカラー画像形成装置に
おいて、前記カラー画像形成装置はモノクロコピー、モ
ノカラー或はフルカラーによるカラーコピーのコピーモ
ードを有し、かつ転写材判別手段と前記定着装置の転写
材の排出口に設けた排紙ガイドローラと前記複数の排紙
部のいずれかに転写材を排出するための排紙経路の切り
替えガイド部材と、前記排紙ガイドローラと前記排紙経
路切り替えガイド部材とをそれぞれラッチするためのラ
ッチ機構と、切り替えを制御する制御手段とを有し、連
続コピー中、前記排紙ガイドローラと前記排紙経路切り
替えガイド部材とは、前記転写材判別手段及び前記コピ
ーモードによって決められる切り替え状態を保つように
ラッチ機構を制御することを特徴とするカラー画像形成
装置。
【0013】
【実施例】本発明の画像形成装置の実施例を図1、図
2、図3にて説明する。図1は本願発明の画像形成装置
の一例としてのカラーレーザプリンタ100を示す概要
図、図2は転写材判別手段の実施例を示す説明図。図3
は定着排出処理部を示す拡大概要図である。
【0014】カラー画像形成装置100の制御部301の制御
を受けた装置内部のモータ・クラッチ・センサ・ソレノ
イド等の制御機器101の作動に従い、像担持体としての
感光体ドラム10は一方向(図では時計回り方向)に駆動
回転され、除電器11による除電が行なわれ前回プリント
時の帯電を除去され、帯電器12により周面に対し一様に
帯電された後、像露光手段13により画像信号に基ずいた
像露光が行われる。像露光手段13はレーザ光源から発光
されるレーザ光を回転多面鏡131により回転走査し、f
レンズ132反射ミラー133等を経て感光体ドラム10上に潜
像が形成される。
【0015】感光体ドラム10の周縁にはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等
のトナーとキャリアとで構成される現像剤をそれぞれ充
填した現像器14A,14B,14C,14Dよりなる現像装置
14が設けられていて、まず、1色目の現像(例えばイエ
ロー)が現像スリーブ141によって行われる。現像は非
接触にて行われる。
【0016】1色目の現像が終わった後、2色目(例え
ばマゼンタ)の画像工程に入り、再び感光体ドラム10が
一様帯電され、2色目の画像データによる潜像が像露光
手段13によって形成される。3色目(シアン)、4色目
(黒色)についても2色目と同様の画像形成工程が行わ
れ、感光体ドラム10上には4色のトナー像が重ね合わせ
現像される。
【0017】一方給送手段21の転写材収納容器211に収
納された記録紙Pは、送り出しローラ212によって給送
され転写材判別のための反射型のフォトセンサ221とレ
ジストセンサ222の検知により記録紙と判別され(転写
材判別手段22)、レジストローラ213によって一時待機
された後、感光体ドラム10上に形成されたトナー画像と
同期がとられて、転写ベルト31を張架した転写ベルト装
置30によって感光体ドラム10と転写ベルト31との間に形
成されるニップ部(転写域)31aへと給送され、感光体
ドラム10の周面上の多色像が一括して記録紙P上に移さ
れる。その後、転写ベルト31は多色画像形成中は感光体
ドラム10より離間される。
【0018】転写ベルト装置30から分離した記録紙P
は、少なくとも一方の加熱用定着ローラ231の内部に加
熱用ヒータ232を有し、一対で構成した弾性体である圧
着ローラ233で構成される定着装置23へと搬送され、加
熱用定着ローラ231と、圧着ローラ233と間で熱と圧力と
を加えられることにより記録紙Pの付着トナーは熔融
し、記録紙P上に定着された後、固定ガイド板241と、
ラッチソレノイドSD1によって下側(図実線)に保た
れている排紙ガイドローラ242とで形成される隙間a
(a<1.5mm、好ましくは1.0mm以下)を通り、定着排紙
検知センサ261で検知されて排紙部に向かう。この際、
記録紙Pは排紙ガイドローラ242に軽く押さえられた状
態でアバラを生じることなく冷却されて通過し、更にラ
ッチソレノイドSD2により下側(図実線)に保たれて
いる排紙経路を切り替える部材である切り替えガイド板
243の上側部を通過し、一度反転し、トナー定着面を下
側にして装置上部の第一の排紙部251にフェースダウン
の状態で画像コスレ等なく排出される。
【0019】この際プリントコントローラ302を介して
プリンタ100の制御部301に接続する外部機器の操作部30
3より選択によりフェースアップ排出が選択されている
と、制御部301によりラッチソレノイドSD2を作動さ
せて切り替えガイド板243は支点243aを中心として反時
計方向に回動し図の点線の状態(アップ状態)に切り替
えられて、記録紙はトナー定着面を上側(いわゆるフェ
ースアップの状態)にして第二の排紙部252に排出され
る。
【0020】転写後の感光体ドラム10の周面上に残った
トナーは除電器15により除電を受けた後、クリーニング
装置16に至り、感光体ドラム10に当接したクリーニング
ブレード16aによってクリーニング装置16内に掻き落と
される。像形成中クリーニングブレード16aは感光体ド
ラム10より離間して保たれる。クリーニング装置16によ
り残留トナーを除去された感光体ドラム10は除電器11に
より除電された後、帯電器12によって一様帯電を受け、
次の画像形成サイクルに入る。
【0021】まず、転写材の判別の具体例について図2
及び表1にて説明する。転写材判別手段22は反射型のフ
ォトセンサ221とレジストセンサ222との検知により行わ
れるもので、まず送り出しローラ212の転写材の送り出
し時のタイミングに従って各センサを作動状態とし、フ
ォトセンサ221の発光素子LED221aを点灯状態にして
待機させる。
【0022】転写材が光透過性の物質、例えばOHTの
ときには光の反射は少なく受光素子221bへの入射光量
が少なく、フォトセンサ221は“0”レベルの状態をと
り、転写材が光散乱をする物質、例えば紙のときには受
光素子221bへの入射光量を検知して、フォトセンサ221
は“1”レベルの状態をとる。一方レジストセンサ222
は転写材のセンサ位置への到達の突き当たりによりon
/offされるもので、転写材の到達時にスイッチがは
いると“1”の状態をとり、到達がなければ“0”の状
態を保っているものとする。これらフォトセンサ221と
レジストセンサ222の検知レベルの組み合わせによって
表1に示すごとくに、転写材の種別が判別される。(レ
ベル“0”、“1”の状態はセンサの構成により反対の
レベル“1”、“0”をとるものでも良い。)
【0023】
【表1】
【0024】即ちフォトセンサ221の検知レベルが
“0”でレジストセンサ222の検知レベルが“1”の時
は、OHTが転写材として送り出されレジストローラ21
3の位置に待機していると判別され、フォトセンサ221の
検知レベルが“1”でレジストセンサ222の検知レベル
が“0”の時は、紙が転写材として送り出されレジスト
ローラ213の位置に待機していると判別する。フォトセ
ンサ221の検知レベルが“0”でレジストセンサ222の検
知レベルが“0”の時は、送り出しローラ付近でのジャ
ム、又フォトセンサ221の検知レベルが“1”でレジス
トセンサ222の検知レベルが“0”の時は、レジストロ
ーラ212到達前のジャムと判断されて、それぞれ表示・
警告等を行う(図示せず)。
【0025】次に転写材種別とコピーモードによって採
られる定着後の排出処理についての制御を表2に、また
フローチャートを図4に示す。表2及び図3、図4を用
いて説明する。
【0026】
【表2】
【0027】転写材収納手段211より送り出される転写
材の種別については上記のごとく判別される、またコピ
ーモードとしては外部に接続される機器(外部機器)30
4、例えば、パーソナルコンピュータ、VTRモニタ、
イメージリーダ等からの画像によって、モノクロモード
画像或はモノカラー(単色カラー例えばY,M,Cカラ
ートナーでのカラー画像)によるカラー画像モードや、
Y,M,CまたはY,M,C,Kトナーによるカラー画
像モード等がとられる。 更に転写材の排出方法として、
通常は前記操作部303よりの指示入力によって切り替え
ガイド板243の切り替えが行われフェースアップ状態で
の第二の排紙部252への排出と、フェースダウン状態で
の第一の排紙部251への排出がとられる。
【0028】まず、転写材が紙と判別された場合(図4
のs−1とs−7〜11に示す)、コピーモードに関係な
く該転写材の検知・判別に従って支点242aを中心にし
て回動可能な排紙ガイドローラ242は図に示す実線の
ローラ作動の状態に制御される。この時、前のコピー時
の状態が実線の時はそのままの作動状態をとりつずけ、
前のコピー時の状態が点線のローラ退避の状態の時は紙
識別検知に従ってラッチソレノイドSD1を働かせ実線
のローラ作動状態に自動的に切り替えるように制御さ
れ、続いて転写材は操作部303で選択された排紙部へと
排出される。操作部303での排紙部選択により切り替え
ガイド板243はアップ状態(図の点線状態で転写材はフ
ェスアップで排出される)か、又はダウン状態(図の実
線状態で転写材はフェースダウンで排出される)に切り
替えられた状態で各排出経路にそって転写材は排出され
る。転写材が紙の場合には、コピーモードに関係なく定
着スピードは74.4mm/secの速度がとられる。
【0029】転写材がOHTと判別された場合は(図4
のs-1に示す)、転写材の検知に従って排紙ガイドロー
ラ242は自動的に支点242を中心に回動され点線の退避状
態に制御される。前のコピー時の状態が点線の退避状態
の時はそのままの状態をとり続け、前のコピー時に実線
の作動状態となっているときはラッチソレノイドSD1
を作動させて自動的に点線の退避状態に切り替えるよう
に制御させる。転写材がOHTで、更にコピーモードが
モノクロ(黒のみ)の画像の場合には(図4のs−1と
s−3〜6に示す)、ガイドローラ通過後の転写材の排
出方法は転写材が紙の時と同様に操作部303よりの選択
に従った排出切り替えガイド板243のアップ・ダウンの
状態による排出部の選択され排出される。このとき定着
スピードは74.4mm/secの状態がとられる。
【0030】転写材がOHTでコピーモードがモノカラ
ーを含むカラー画像モードが選択されているときは(図
4のs−1とs−2とs−6に示す)、転写材がOHT
であることを転写材判別手段が検知してから、感光体ド
ラム上に形成されたカラートナー像のOHTへの転写が
始まるまでの間に定着器のスピードを12.4mm/secに低
下させてトナー像の転写・定着を行わせる。この際、感
光体ドラムスピードも同様に下げる。OHTでカラート
ナーの際には定着後のトナーの透明性が高いことが求め
られるため、熔融度を上げるようにスピードを遅くす
る。排紙ガイドローラ242はOHTの画像汚れ等のない
ように退避状態がとられるが、転写材の排出に当たって
は反転経路を採ることなくストレートの排出経路を選択
するように切り替えガイド板243を自動的にアップ状態
(図点線の状態)に切り替えるようラッチソレノイドS
D2を制御する。この時、前のコピー時の状態が点線の
アップ状態であればそのままの状態をとり続け、実線の
ダウン状態であれば自動的にアップ状態に切り替えるよ
う制御させる。
【0031】排紙ガイドローラ242及び切り替えガイド
板243の正規位置として電源スイッチon時実線状態が
とられるが、また一連の連続コピーの終了後に次ぎのコ
ピー命令が入力されていないときは前記正規位置に復帰
されるように制御されても良い。又、ラッチソレノイド
の機能は通常のソレノイドと機構部品(不図示)によっ
ても達成され得ることは勿論である。
【0032】図5(A),(B)は上述の転写材の定着
排出処理の際の切り替えガイド板243のアップ・ダウン
切り替え制御及び排紙ガイドローラ242の切り替えに関
してのCPU切り替えタスク制御についてのフローチャ
ートを示したものである。
【0033】切り替えガイド板243による転写材排出の
フェースアップ・ダウン切り替え禁止フラグのセット
(s−1),現在フェースアップかダウンかを判別しい
ずれかのコントロールをonにする(s−2〜5)、ラ
ッチソレノイド切り替えのた時間150msをウエイト(s
−6),フェースアップ/ダウンコントロールのoff
(s−7)、ラッチソレノイド切り替え時の冷却時間1.
3secのウエイト(s−8)、上記でいずれかセットされ
ているほうのフラグをリセット(s−9)、切り替え禁
止フラグのリセット(s−10)。ガイドローラアップ・
ダウン切り替え制御についても全く同様な制御タスクが
行われる(s−11〜20)。
【0034】
【発明の効果】本願発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0035】特に従来の定着排出口での一対のローラを
廃止して、排紙ガイドローラを設けたことにより、従来
問題となっていた排出時の紙のアバラ現象を無くすとと
もにOHT時には腰が強いのでアバラ現象を起こす心配
もないので、排紙ガイドローラを退避状態に取りうる構
成としたことでOHT表面の画像コスレ・汚れ等も起き
ず、かつ一対のローラの強制駆動の廃止により機構の耐
久性を向上させ、また騒音の発生もなく、更にジャムの
発生も少なく、発生の際でもジャム処理の極めて容易な
排出処理とした。
【0036】更に、転写材がOHTでカラー画像コピー
の際に、カラートナーの透明性を上げるために定着速度
を遅くしてカラートナーの熔融度を上げて定着する方法
がとられるが、OHTの場合、紙のときのように熔融ト
ナーが繊維に吸収されたり、圧力によって繊維内部に埋
め込まれたりすることがなくOHT表面上に半固熔状態
で吸着されているので画像コスレ・汚れ等が発生しやす
かったが、上下可能なガイドローラのアップと同時に切
り替えガイド板もアップ状態にすることでストレート搬
送・排出に切り替えることにより画像劣化を全く生ぜ
ず、かつ低速度定着で受ける熱によってのOHT自身の
温度上昇により生じるカール、特に反転排出時の反転部
通過の際のカール等を引き起こすことなく良好な排出を
するように制御される。
【0037】また排紙ガイドローラと切り替えガイド板
の少なくとも一方が、転写材判別手段とコピーモードと
によって位置が切り替えられるが、前のコピー時と異な
った状態をとるべき指令が出されたときのみ状態切り替
えを行うようにラッチ制御されるので従来のごとく1コ
ピーごとに正規位置に復帰するさいの機械切り替えノイ
ズ(特に連続コピー時の高い騒音)を発することなく、
また機構の耐久性の向上も計られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置を示す概要図。
【図2】転写剤判別手段の具体例を示す説明図。
【図3】定着排出処理の具体例を示す説明図。
【図4】定着排出処理制御のフローチャート。
【図5】切り替えガイド板と排紙ガイドローラの切り替
えタスク制御のフローチャート。
【符号の説明】
21 給送手段 211 転写剤収納容器 212 送り出しローラ 213 レジストローラ 22 転写剤判別手段 221 フォトセンサ 221a 発光素子LED 221b 受光素子 222 レジストセンサ 23 定着装置 231 加熱用定着ローラ 232 定着ヒータ 233 圧着ローラ 241 固定ガイド板 242 排紙ガイドローラ 242a,243a 支点 243 切り替えガイド板 251 第一の排紙部 252 第二の排紙部 261 定着排出検知センサ 301 制御部 302 プリンタコントローラ 303 操作部 304 外部機器 SD1,SD2 ラッチソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 千春 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株 式会社内 (56)参考文献 特開 平4−77776(JP,A) 特開 平6−156813(JP,A) 特開 平6−24620(JP,A) 特開 平5−107853(JP,A) 特開 平1−271361(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/14 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/20 - 15/20 302 G03G 15/00 510 - 534 B65H 29/00 - 29/70

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成手段により形成された転写材上
    のトナー像を、複数のローラに挟持して前記トナー像を
    熱定着する定着装置を備えた画像形成装置において、前
    記画像形成装置は転写材の種別が紙であるかOHTであ
    るかを判別する転写材判別手段と前記定着装置の排紙口
    に設けた排紙ガイドローラとを設け、前記転写材判別手
    段により該転写材が紙と判別された時、前記排紙ガイド
    ローラを作動の状態に制御し、該転写材がOHTと判別
    された時、前記排紙ガイドローラを退避状態に制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写材判別手段は少なくともフォト
    センサより成ることを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成手段により形成された転写材上
    のトナー像を、複数のローラに挟持して前記トナー像を
    熱定着する定着装置と、定着された転写材を排出するた
    めの複数の排紙部を備えたカラー画像形成装置におい
    て、前記カラー画像形成装置は転写材の種別が紙である
    かOHTであるかを判別する転写材判別手段と前記定着
    装置の転写材の排出口に設けた排紙ガイドローラと前記
    複数の排紙部のいずれかに転写材を排出するための排紙
    経路切り替えガイド部材と切り替えを制御する制御手段
    とを有するもので、前記転写材判別手段により該転写材
    が紙と判別された時、前記排紙ガイドローラを作動の状
    態に制御し、該転写材がOHTと判別されたときで、少
    なくとも像形成がカラー画像のとき、前記排紙ガイドロ
    ーラを退避状態とし、かつ前記複数の排紙部のうち特定
    の排紙部に前記OHTを排出するよう、前記排紙経路切
    り替えガイド部材の切り替えを制御することを特徴とす
    るカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写材判別手段は少なくともフォト
    センサより成ることを特徴とする請求項3記載のカラー
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成手段により形成された転写材上
    のトナー像を、複数のローラに挟持して前記トナー像を
    熱定着する定着装置と、定着された転写材を排出するた
    めの複数の排紙部を備えたカラー画像形成装置におい
    て、前記カラー画像形成装置はモノクロコピー、モノカ
    ラー或いはフルカラーによるカラーコピーのコピーモー
    ドを有し、かつ転写材判別手段と前記定着装置の転写材
    の排出口に設けた排紙ガイドローラと前記複数の排紙部
    のいずれかに転写材を排出するための排紙経路の切り替
    えガイド部材と、前記排紙ガイドローラと前記排紙経路
    切り替えガイド部材とをそれぞれラッチするためのラッ
    チ機構と、切り替えを制御する制御手段とを有し、連続
    コピー中、前記排紙ガイドローラと前記排紙経路切り替
    えガイド部材とは、前記転写材判別手段及び前記コピー
    モードによって決められる切り替え状態を保つようにラ
    ッチ機構を制御することを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記転写材判別手段は少なくともフォト
    センサより成ることを特徴とする請求項5記載のカラー
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記ラッチ機構はラッチソレノイドであ
    ることを特徴とする請求項5又は6項記載の画像形成装
    置。
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