JP3464015B2 - 回転伝達装置 - Google Patents

回転伝達装置

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JP3464015B2 JP13758193A JP13758193A JP3464015B2 JP 3464015 B2 JP3464015 B2 JP 3464015B2 JP 13758193 A JP13758193 A JP 13758193A JP 13758193 A JP13758193 A JP 13758193A JP 3464015 B2 JP3464015 B2 JP 3464015B2
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転伝達装置に関
し、例えば4輪駆動車において、加速時の駆動力の伝達
と制動時の駆動力の遮断の切り換えに用いられる。
【0002】
【従来の技術】4輪駆動車輌の従駆動輪駆動経路におい
て、従動輪に対する駆動力の伝達と遮断を機械式クラッ
チによって切り換えるようにした装置として、本出願人
が特願平4−173064号により提案した回転伝達装
置がある。
【0003】この装置は、図23に示すように、従動側
となる外輪1と、駆動側となる内方部材2とを内外に回
転可能に嵌合させ、その外輪1と内方部材2の間に、大
径保持器12と小径保持器13を設け、この両保持器1
2、13に設けたポケットに、外輪1と内方部材2を係
合させる係合子としてのスプラグ20を組込んでいる。
【0004】また、大径保持器12を、ピン23を介し
て内方部材2及び小径保持器13に回転方向すき間をも
って連結し、その大径保持器12の一端に、一方向の回
転抵抗を与えるスイッチバネ27を取付けている。
【0005】さらに、大径保持器12の他端に、一方向
クラッチ28を介して上記スイッチバネ27とは逆方向
の回転抵抗を生じる回転抵抗付与手段9を連結し、内方
部材2の回転方向が変化すると一方向クラッチ28が作
動し、大径保持器12に対する回転抵抗の作用方向を切
換えるようにしている。
【0006】上記の伝達装置Aは、このような構成から
なり、図19及び図20に示すように前輪又は後輪駆動
用の推進軸上に単独で装着されるか、或いは、図21に
示すように、センタデフ等の差動装置や差動制限装置H
と併用され、駆動力の伝達と遮断を行なう。
【0007】上記構成において、車両が前進する場合、
内方部材2が回転すると、伝達装置の内部において内方
部材2と一体の小径保持器13が回転し始めるのに対し
て、大径保持器12は、スイッチバネ27の付勢力によ
って内方部材2と小径保持器13に対して回転が遅れ、
スプラグ20を図6に示すような係合スタンバイ位置に
傾斜させる。また、このときは、大径保持器12に連結
されている一方向クラッチ28の係合は切れているた
め、回転抵抗付与手段9は停止した状態である。
【0008】一方、車両が後退する場合、内方部材2が
上記と逆方向に回転すると、内方部材2と一体の小径保
持器13が回転を始めるのに対して、大径保持器12は
スイッチバネ27を介して同時に回転しようとするが、
この回転方向は一方向クラッチ28がロックする方向で
あるため、スイッチバネ27の付勢力より大きく設定さ
れた回転抵抗付与手段9の回転抵抗によって、大径保持
器12は内方部材2と小径保持器13に対して回転が遅
れる。その結果、図7に示すように、前進時とは反対の
係合スタンバイ位置にスプラグ20を傾斜させる。
【0009】このように、上記提案の回転伝達装置は車
両の前後進、すなわち、入力側(内方部材)の回転方向
によって、スプラグ20の傾斜を切り換え、内方部材2
と外輪1の係合と空転の機能を車両の進行方向に対して
準備している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の図1
9に示す駆動構造において、例えば車両が前進状態で坂
道を登っていく場合、2つの保持器12、13は図6の
ように相対移動し、スプラグを係合位置にスタンバイさ
せる。ところが、次に、車両を坂道で一旦停止し、トラ
ンスミッションをニュートラルにした状態で重量慣性に
より車両が後退した場合、前輪→フロントデフE→伝達
装置A間の回転方向のガタが、後輪→リヤデフF→トラ
ンスファC→伝達装置A間における回転方向ガタよりも
小さいと、伝達装置Aにおいて、前輪に連結する外輪1
が内方部材2よりも先に回転を始める。
【0011】この場合、大径保持器12は、図6に示す
ような前進方向でスプラグ20をスタンバイ状態に保持
しているため、外輪1が後退方向に回転すると、外輪1
とスプラグ20及び内方部材2が係合することになる。
このように係合した後は、次に内方部材2が回転して
も、大径保持器12の位置を切り換えることが出来ず、
前輪と後輪が直結した状態となり、その状態で車両が旋
回すると、タイトコーナのブレーキング現象が発生する
不具合がある。
【0012】同様に、図20に示す駆動構造にしても、
後輪から伝達装置A間の回転方向ガタが前輪から伝達装
置A間の回転方向ガタよりも小さいと、大径保持器の位
置の切り換えがうまく出来ず、スプラグ20は設定すべ
き方向とは反対方向に傾斜したままで内方部材2と外輪
1を直結してしまう不具合があった。
【0013】この発明は、上記の不具合を解消するため
になされたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、入力軸に連結する駆動部材と、出力軸
に連結する従動部材とを内外に回転可能に嵌合させ、そ
の駆動部材と従動部材の間に保持器を設け、この保持器
に形成したポケットに、保持器と駆動部材が正逆方向に
相対回転したときに上記駆動部材と従動部材を係合させ
る係合子を組込み、上記保持器と駆動部材を回転方向す
き間をもって共回りするように連結し、この保持器に、
それぞれ逆方向の回転抵抗を付与する手段と、その回転
抵抗の作用方向を駆動部材の回転方向の変化に応じて切
換える手段とを連結した回転伝達装置において、上記従
動部材と出力軸との間に、従動部材と回転方向遊びをも
って連結する連結部材を設け、この回転方向遊びを、上
記保持器と駆動部材間の回転方向すき間よりも大きく設
定した構造としたのである。
【0015】
【作用】上記の構造においては、駆動部材が正逆方向の
いずれかに回転を始めると、抵抗発生手段の回転抵抗に
よって保持器の回転が駆動部材より遅れ、係合子を正規
の係合位置に移動させる。この状態で駆動部材が回転す
ると、先ず係合子が駆動部材と従動部材に係合し、さら
に回転すると、従動部材と連結部材間の回転方向遊びが
無くなり、連結部材に回転力が伝達される。
【0016】このように駆動部材が回転を始めると、先
に保持器が回転を始めて係合子を作動状態にし、後に連
結部材を介して出力軸に回転力が伝わるので、係合子を
常に正規の係合位置に移動させることができ、誤った係
合を無くすことができる。
【0017】
【実施例】図1乃至図9は、この発明の第1の実施例を
示している。図に示すように、出力軸と連結する外輪1
の内部には、軸受3を介して入力軸に連結する内方部材
2が回転可能に嵌合され、その内方部材2の端部にスプ
ラインを介して入力用リング4が取付けられている。
【0018】上記外輪1の外側端部には、軸受5を介し
て連結部材6が回転可能に嵌合されている。また、対向
する外輪1の外径面と連結部材6の内径面にはそれぞれ
複数の爪部7、8が形成されており、その爪部7と爪部
8の間には回転方向遊びY(Y=Y1 +Y2 )が設けら
れ、外輪1と連結部材6は所定の回転方向遊びYをもっ
て接触するようになっている。
【0019】上記外輪1の内径面と内方部材2の外径面
には、図3及び図6に示すように、同芯の円筒面10、
11が形成され、その両円筒面10、11の間に、大径
保持器12と小径保持器13が組込まれている。
【0020】上記大径保持器12は、後端部に延長腕1
4が一体に形成され、その延長腕14が軸受の案内によ
り外輪1と内方部材2に対して回転自在に支持されてい
る。
【0021】一方、小径保持器13は、前端部に、内径
側に向かって屈曲する屈曲部15が形成され、その屈曲
部15が内方部材2の端面2aにすべり回転可能に接触
しており、この屈曲部15と軸受3の止め輪17との間
に、圧着バネ16が組込まれている。この圧着バネ16
は、屈曲部15を内方部材2の端面2aに向かって圧着
する方向の付勢力を与えており、その押圧力によって両
者の接触部に摩擦を生じさせ、小径保持器13を内方部
材2に固着している。
【0022】上記大径保持器12と小径保持器13の周
面には、図3及び図6に示すように、径方向に対向して
複数のポケット18、19が形成され、その各ポケット
18、19に係合子としてのスプラグ20と、スプラグ
20を保持するバネ21とが組込まれている。
【0023】このスプラグ20は、外径側と内径側に、
スプラグの中央線上に曲率中心をもつ左右対称形の円弧
面22が形成され、左右の両方向に所定角度傾くと両円
筒面10、11と係合し、外輪1と内方部材2を一体化
する。また、バネ21は、大径保持器12に一端が支持
されてスプラグ20を両側から押圧し、各スプラグ20
を円筒面10、11と係合する位置に保持している。
【0024】また、上記小径保持器13の前端部には、
図1及び図4に示すようにストッパピン23が取付けら
れ、そのストッパピン23が大径保持器12に設けた角
孔24に嵌合しており、この角孔24の周壁とピン23
との間に回転方向すき間Xが設けられている。ここで、
上記回転方向すき間Xは、上述した外輪1と連結部材6
間の回転方向遊びYよりも小さく(X<Y)設定されて
いる。
【0025】上記大径保持器12及び小径保持器13の
周面には、それぞれ径方向に貫通するスリット25、2
6が形成され、そのスリット25、26に、C字形のリ
ング形状をしたスイッチバネ27の両端部が係合してい
る。このスイッチバネ27は、周方向に縮められた状態
でセットされ、一端を大径保持器12に、他端を小径保
持器13に押し付けて取付けられており、そのバネ力に
よって両保持器12、13に円周方向の力を与えてい
る。この力により大径保持器12は、後述する一方向ク
ラッチ28が噛み合い作動する回転方向とは逆方向の回
転力を受け、角孔24の周壁が小径保持器13に圧入し
たストッパピン23に当接する位置まで回転する。
【0026】また、上記ストッパピン23と角孔24の
間の回転方向すき間Xは、図6及び図7に示すようにス
プラグ20が傾いて円筒面10、11に噛み合い状態と
なるような大きさに設定されており、上記スイッチバネ
27のバネ力により、両保持器12、13とスプラグ2
0は、回転の一方向の噛み合い位置でスタンバイの状態
となっている。上記の構造では、スイッチバネ27が回
転抵抗を発生する手段を構成する。
【0027】一方、上記大径保持器12の延長腕14の
後端部には、大径保持器12と後述する回転抵抗発生手
段9の連結を切換える一方向クラッチ28が組込まれて
いる。この一方向クラッチ28は、図5に示すように、
延長腕14の後端部に圧入するクラッチ外輪29の内周
に、周方向に一定間隔で複数の傾斜カム面30を形成
し、そのクラッチ外輪29と入力リング31との間に環
状の保持器32を設け、その保持器32に設けたポケッ
トに、係合子としてのローラ33と、そのローラ33を
傾斜カム面30と入力リング31の表面に押し付けるバ
ネ34とを組み込んで構成されている。
【0028】上記の一方向クラッチ28では、内方部材
2を介して大径保持器12が図5の矢印イ方向に回転す
ると、ローラ33がカム面30と延長腕14の間に噛み
込み、大径保持器12と回転抵抗発生手段9の入力リン
グ31とを一体化する。逆に、大径保持器12が図5の
矢印ロ方向に回転すると、ローラ33の係合が切れ、大
径保持器12と入力リング31が切り離される。
【0029】上記回転抵抗発生手段9は、図1に示すよ
うに、上記入力リング31に設けたフランジ35と、ダ
ストカバー36を介して自動車のボディー等に固定され
るハウジング37のフランジ38とを互いに擦り合わ
せ、その擦り合わせ部39を、フランジ38と止め輪4
0の間に組込んだ皿バネ41により押圧して構成されて
いる。
【0030】上記皿バネ41のバネ力は、擦り合わせ部
39に所定の摩擦力を生じさせる大きさに設定され、こ
の摩擦力により擦り合わせ部39に引きずりトルクを生
じさせており、この引きずりトルクによって、大径保持
器12と一体に回転しようとする入力リング31に対し
てその回転を遅れさせる抵抗力を与えている。
【0031】また、上記擦り合わせ部39で生じる回転
抵抗は、上述したスイッチバネ27のバネ力によって大
径保持器12に加わる回転抵抗よりも大きく設定されて
いる。これにより、一方向クラッチ28が噛み合って大
径保持器12と入力リング31が共回りした場合、擦り
合わせ部39による回転抵抗がスイッチバネ27による
回転抵抗に打ち勝ち、大径保持器12と小径保持器13
の位相を逆方向に切換えることになる。
【0032】この実施例は上記のような構造であり、図
19に示す車両の駆動経路に装着するには、トランスフ
ァCから出た前輪推進軸Dに内方部材2の入力用リング
4を連結し、連結部材6にフロントデフEを連結する。
【0033】また、車両の前進走行時における内方部材
2の回転方向と一方向クラッチ28が切れる方向とが一
致し、後退時における回転方向と一方向クラッチ28が
ロックする方向とが一致するように設定する。
【0034】この状態で、車両が前進走行すると、トラ
ンスファCの駆動により内方部材2が回転を始め、その
内方部材2と一体になった小径保持器13が同時に回転
を始める。また、大径保持器12は、スイッチバネ27
の付勢力によって角穴24とストッパピン23間の回転
方向すき間Xの分だけ小径保持器13に遅れて回転す
る。このため、スプラグ20は図6に示すように傾斜
し、前進係合位置にスタンバイする。またこの時、大径
保持器12と回転抵抗付与手段9は一方向クラッチ28
によって空転している。
【0035】一方、車両が後退する場合、内方部材2と
小径保持器13が回転を始め、大径保持器12はスイッ
チバネ27によって同時に回転しようとするが、この回
転方向は一方向クラッチ28がロックする方向であるた
め、大径保持器12には回転抵抗付与手段の回転抵抗が
加わり、減速される。このため、両保持器12、13の
位相は前進時とは逆になり、図7で示すように、スプラ
グは後退係合位置にスタンバイする。
【0036】この作用を実際の走行において考えてみる
と、車両がスリップせずに正常な状態で前進又は後退し
ている間は、連結部材6と、外輪1及び内方部材2が同
速度で回転するため、スプラグ20は係合のスタンバイ
状態で維持される。また、連結部材6と外輪1間には所
定の回転方向遊びが維持される。このため、内方部材2
から外輪1、連結部材6に駆動力が伝わらず後輪だけの
2駆走行となる。
【0037】また、車両が旋回して舵角を持ち、前輪と
それに連結するアダプタが後輪よりも速く回転した場合
は、連結部材6が外輪1に対して速く回転しようとする
ので、図8のように回転方向の遊びが無くなり、連結部
材6から外輪1を連れ回る。次に、外輪1は内方部材2
に対してオーバーランニングするため、スプラグは係合
せず、前輪と後輪が切り離されて回転するので、タイト
コーナのブレーキングは生じない。
【0038】一方、走行中、後輪がスリップすると、前
輪に対して、トランスファに連結する内方部材2の回転
が上がるため、スプラグ20が両円筒面10、11に係
合し、内方部材2と外輪1が一体化される。更に、連結
部材と外輪間の任意の回転方向遊びは図9のように無く
なり、両爪部7、8が接触して駆動力を伝える。このた
め、前輪に駆動力が加わり、4駆状態に切り換わる。な
お、この後に、車両が停止する時、前輪に駆動力を伝え
なくなるため、連結部材6と外輪1間には再び所定の回
転方向遊びが生じる。
【0039】以上のような走行状態において、車両が一
旦停止し、反対方向に前進又は後退するとき、前輪(連
結部材)が多少早く回転し始めても、連結部材6と外輪
1間に任意の回転方向遊びがあるため、外輪1はその遊
びの分だけ遅れて回転させられる。ところが、その間に
は内方部材2も回転を始めており、大径保持器12の位
相の切り換え、すなわち、スプラグ20の傾斜はすでに
切り換わっている。
【0040】したがって、このように内方部材2の回転
によってスプラグ20の傾斜を切り換える方式の回転伝
達装置においては、出力側に直結する連結部材6と、そ
の連結部材に連結する外輪1との間に適当な回転方向遊
びを設けることによって、車両の前進と後退の切り換え
時には、いかなる場合も内方部材2が外輪1より先行し
て回転し始めることが出来る。このため、大径保持器1
2やスプラグ20の位置の切り換えをスムーズに行うこ
とが出来る。
【0041】一方、図20に示す車輌の駆動経路に装着
する場合、トランスファCから出た後輪推進軸Gに内方
部材2の入力用リング4を連結し、連結部材6にリヤデ
フFを連結する。
【0042】この場合、前記、図19の場合と多少走行
形態は異なるが、主駆動輪(前輪)がスリップした場合
は、外輪1と連結部材6の回転方向遊びが無くなり、内
方部材2から外輪1、連結部材6へと駆動力を伝達して
4駆状態に切り換え、車両の停止時は外輪1と連結部材
6間に任意の回転方向遊びが発生する。
【0043】図10及び図11は第2の実施例を示す。
この例では、外輪1の外側端部に軸受51によって連結
部材52を回転可能に嵌合し、その連結部材52に、外
輪1端面に向かって軸方向に延びるピン53、53を圧
入している。また、外輪1の端面には、上記ピン53、
53が回転方向遊びY1 、Y2 をもって挿入される円弧
状溝54、54を形成し、外輪1と連結部材を回転方向
遊びY(=Y1 +Y2 )を介して共回りするようにして
いる。
【0044】なお、この第2実施例の内部構造や作用
は、上述した第1実施例と同じであるため、同一の部品
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0045】一方、図12乃至図16は第3の実施例を
示し、この例では、係合子に、スプラグに代えてローラ
を使用している。
【0046】すなわち、外輪61の内径面には円筒面6
6が形成され、それに対向する内方部材62の外径面
に、所定の間隔をおいて複数の平坦なカム面67が形成
されている。その各カム面67は、外輪61の円筒面6
6との間で、円周方向の両側が幅狭になる楔形空間を形
成している。
【0047】上記外輪61の外側端面には連結部材63
が回転可能に取付けられ、その連結部材63に設けた爪
部64と、外輪61に設けた爪部65とが回転方向遊び
Y(=Y1 +Y2 )を介して接触可能になっている。
【0048】また、外輪61と内方部材62の間には、
軸受を介して環状の保持器68が設けられ、その保持器
68に、内方部材62の周壁のピン孔69内に挿通した
ストッパピン70が連結されている。
【0049】上記保持器68には、周方向にカム面67
と同じ数のポケット71が形成され、その各ポケット7
1に、係合子としてのローラ72と、バネ73とが組込
まれている。ローラ72は、内方部材62の各カム面6
7に対してそれぞれ1個ずつ組込まれており、保持器6
8によって周方向に所定量移動すると、カム面67と円
筒面66の間に係合し、外輪61と内方部材62を一体
化する。また、バネ73は、ローラ72とポケット71
の側壁との間に組込まれ、ローラ72を両側から押圧し
て円筒面66とカム面67を係合しない中立位置に保持
しようとするが、保持器68が周方向に所定量移動する
と、ローラ72の片側のバネだけがローラ72に作用
し、ローラを係合面に押圧する。
【0050】上記保持器68の奥側端部には切欠部76
が設けられ、この切欠部76と内方部材62のバネ座7
5と間に捩りコイルバネ77の各端がそれぞれ係止され
ており、そのコイルバネ77のバネ力により、保持器6
8を内方部材に対してその回転方向とは逆方向に回転さ
せる付勢力を与えている。
【0051】また、保持器68の端部には一方向クラッ
チ78が圧入され、その一方向クラッチ78に回転抵抗
発生手段79が連結されている。この一方向クラッチ7
8と回転抵抗発生手段79の内部構造や作用は、上述し
た第1の実施例の一方向クラッチ28及び回転抵抗発生
手段9と同じであるため、同一部品には同一の符号を付
して説明を省略する。
【0052】また、図14に示すように、保持器68に
連結するストッパピン70は、内方部材62の周壁のピ
ン孔69に対して回転方向すき間Xをもって遊嵌され、
この回転方向すき間Xは、ローラ72がカム面67と円
筒面66の中立位置から係合位置に接触するまでの距離
よりも大きく設定されている。
【0053】この第3実施例の回転伝達装置は上記のよ
うな構造であり、図19に示すように前輪推進軸Dに内
方部材62を連結し、連結部材63にフロントデフEを
連結した状態で車両が前進走行すると、トランスファC
の駆動により内方部材62が回転を始め、また、保持器
68は捩りコイルバネ77の付勢力によってピン孔69
とストッパピン70間の回転方向すき間Xの分だけ内方
部材に遅れて回転する。このため、ローラ72は図15
に示すように移動し、前進係合位置にスタンバイする。
【0054】一方、車両が後退する場合、内方部材62
が回転を始め、保持器68は捩りコイルバネ77によっ
て同時に回転しようとするが、この回転方向は一方向ク
ラッチ78がロックするため、保持器68には回転抵抗
付与手段79の回転抵抗が加わり減速される。このた
め、内方部材62と保持器68の位相は前進時とは逆に
なり、図16で示すように、ローラ72は後退係合位置
にスタンバイする。
【0055】また、走行状態から、車両が一旦停止し、
反対方向に前進又は後退するとき、前輪(連結部材6
3)が多少早く回転し始めても、連結部材63と外輪6
1間に回転方向遊びYがあるため、外輪はその遊び分遅
れて回転させられるが、その間には先に内方部材62も
回転を始めており、保持器68の位相が切り換り、ロー
ラ72の位置はすでに切り換わっている。
【0056】図17及び図18は第4の実施例を示して
いる。この例では、上記の各実施例とは逆に、外輪を入
力側に、内方部材を出力側にしたものであり、外輪81
の端部に入力用フランジ83を取付け、内方部材82の
端部に出力用リング84が取付けている。
【0057】また、上記出力用リング84の端部に、軸
受88を介して連結部材89を回転可能に取付け、その
連結部材89と出力用シリンダ84に設けた爪部90、
91を、回転方向遊びY(=Y1 +Y2 )をもって接触
可能に形成している。
【0058】外輪81の内径面には、多角形状をなす複
数のカム面85が形成され、それに対向する内方部材8
2の外径面には円筒面86が形成されており、この円筒
面86とカム面85の間に、環状の保持器87が組込ま
れている。この保持器87は、外輪81に対して回動可
能に嵌合され、その周面に設けたポケットに、正逆方向
の回転でカム面85と円筒面86に係合するローラ72
と、そのローラ72を中立位置に保持するバネ73とが
組込まれている。
【0059】また、保持器87の一端に、回転抵抗を発
生する捩りコイルバネ92を取付け、他端に、一方向ク
ラッチ93を介して回転抵抗付与手段94を連結してい
る。
【0060】上記のような構造で成る第4実施例の回転
伝達装置A’は、図22に示すような車両の駆動経路に
おいて、外輪81の入力用フランジ83を後輪推進軸G
に連結し、内方部材82の出力用リング84を連結部材
89を介してリヤデフFに連結する(この場合、伝達装
置A’の向きは、図20に示す装置Aとは逆にな
る。)。
【0061】なお、上記の各実施例において、保持器と
内方部材又は保持器と外輪との間に回転差をつける回転
抵抗付与手段は、上述した皿バネと摩擦パッドを使用す
る構造の他に、歯車を用いた減速機構などの他の機構を
利用することもできる。
【0062】
【効果】以上のように、この発明は、係合子を用いた機
械式クラッチの従動部材と出力軸の間に連結部材を設
け、その連結部材と従動部材間に回転方向遊びを設ける
ことによって、入力側の回転方向が切換った時には先に
係合子が切換った回転方向の係合作動状態に移動し、そ
の後出力側に回転を伝えるようにしたので、係合子を入
力側の回転方向に対して常に正しい係合作動状態におく
ことができる。したがって、係合子の誤った係合が無く
なり、安定した駆動力伝達の切換えが行える効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示す断面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1のIII −III 線の断面図
【図4】図1のIV−IV線の断面図
【図5】同上の一方向クラッチを示す断面図
【図6】同上のスプラグの作動状態を示す断面図
【図7】図6の逆方向の作動状態を示す断面図
【図8】外輪と連結部材の係合状態を示す図
【図9】同上の他の係合状態を示す図
【図10】第2実施例を示す断面図
【図11】図10のXI−XI線の断面図
【図12】第3実施例を示す縦断正面図
【図13】図12のXIII−XIII線に沿った断面図
【図14】図12のXIV−XIV線に沿った断面図
【図15】同上のローラの作動状態を示す断面図
【図16】図15とは逆の作動状態を示す断面図
【図17】第4実施例を示す縦断正面図
【図18】図17のXVIII−XVIII線に沿った断面図
【図19】車輌の駆動経路を示す模式図
【図20】他の駆動経路を示す模式図
【図21】他の駆動経路を示す模式図
【図22】他の駆動経路を示す模式図
【図23】従来例を示す断面図
【符号の説明】
1 外輪 2 内方部材 6、52 連結部材 7、8 爪部 9 回転抵抗付与手段 10、11 係合面 12 大径保持器 13 小径保持器 18、19 ポケット 20 スプラグ 23 ストッパピン 27 スイッチバネ 28 一方向クラッチ 61、81 外輪 62、82 内方部材 63、89 連結部材 64、65、90、91 爪部 66、86 円筒面 67、85 カム面 68、87 保持器 72 ローラ 73 バネ 77、92 捩りコイルバネ 78、93 一方向クラッチ 79、94 回転抵抗付与手段 A、A’ 回転伝達装置 X 回転方向すき間 Y、Y1 、Y2 回転方向遊び
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 41/00 - 47/06 B60K 23/00 - 23/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸に連結する駆動部材と、出力軸に
    連結する従動部材とを内外に回転可能に嵌合させ、その
    駆動部材と従動部材の間に保持器を設け、この保持器に
    形成したポケットに、保持器と駆動部材が正逆方向に相
    対回転したときに上記駆動部材と従動部材を係合させる
    係合子を組込み、上記保持器と駆動部材を回転方向すき
    間をもって共回りするように連結し、この保持器に、そ
    れぞれ逆方向の回転抵抗を付与する手段と、その回転抵
    抗の作用方向を駆動部材の回転方向の変化に応じて切換
    える手段とを連結した回転伝達装置において、上記従動
    部材と出力軸との間に、従動部材と回転方向遊びをもっ
    て連結する連結部材を設け、この回転方向遊びを、上記
    保持器と駆動部材間の回転方向すき間よりも大きく設定
    したことを特徴とする回転伝達装置。
  2. 【請求項2】 上記係合子を、両端に係合円弧面を備え
    るスプラグとし、上記駆動部材と従動部材の各対向面に
    同芯の円筒面を形成し、上記駆動部材の円筒面に固定し
    た第2の保持器と、上記駆動部材より遅れて共回りする
    保持器にそれぞれ径方向に対向するポケットを形成し、
    その対向する各ポケットに上記スプラグの両端を挿入し
    た請求項1に記載の回転伝達装置。
  3. 【請求項3】 上記係合子をローラとし、上記駆動部材
    と従動部材の対向面の一方に円筒面を、他方に複数のカ
    ム面を形成し、その円筒面とカム面との間で、上記ロー
    ラが係合する楔形空間を形成した請求項1に記載の回転
    伝達装置。
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