JP3459740B2 - 印刷制御装置及び方法及び印刷装置 - Google Patents

印刷制御装置及び方法及び印刷装置

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JP3459740B2
JP3459740B2 JP00650197A JP650197A JP3459740B2 JP 3459740 B2 JP3459740 B2 JP 3459740B2 JP 00650197 A JP00650197 A JP 00650197A JP 650197 A JP650197 A JP 650197A JP 3459740 B2 JP3459740 B2 JP 3459740B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ言語を解釈
できる印刷制御装置及び方法及び印刷装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、ホストコンピュータ上では、各
種アプリケーションで作成した文書(文章のみではな
く、図形やイメージ等も含む)は、ホストコンピュータ
上で動作しているプリンタドライバというデバイスドラ
イバプログラムにより、接続されているプリンタが解釈
できる言語(現在ではほとんどの場合にページ記述言語
=PDLに翻訳している)に翻訳し、それを通信ケーブ
ル等を介してプリンタに出力している。
【0003】プリンタ側には、そのプリンタ全体の制御
を行なうコントローラと、実際に印刷するプリンタエン
ジンを持ち、コントローラはデータの受信、PDLの解
釈して印刷イメージデータを作成する処理を行ない、そ
れをエンジンインタフェースを介してプリンタエンジン
に渡す。
【0004】ページ記述言語を解釈して印刷する場合の
プリンタエンジンとしては、いくつかの方式があるもの
の、その中で電子写真方式を採用したものが、速度及び
印刷品位、更には騒音の問題の有利であるので、広く使
用されている。
【0005】また、電子写真方式のプリンタエンジンと
しては、LED方式、レーザビーム方式等が知られてい
るが、いずれにしても、エンジンに転送するインタフェ
ース部分もしくはその近傍には、通常、ダブルバッファ
を設け、一方は、イメージデータの書き込み用に、他の
一方はプリンタへの出力用(シッピング用)に使用し、
これを交互に切り替えている。
【0006】ところで、昨今の技術の発展により、エン
ジンの解像度は高くなるばかりであり、ディザ法や誤差
拡散法等を用いて擬似的に階調表現が可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のプリンタにおい
て、高解像度、及び高階調を再現するには、膨大なメモ
リを必要とする。
【0008】そこで、1ページ分のメモリの量を節約す
るため、プリンタエンジンが2値記録用であれば、送ら
れてきたPDLデータに基づく多値イメージデータをそ
の都度、先に示したディザ法等を用いて2値化すること
が考えられる。しかし、PDLデータの多値データを意
図したコマンドデータが遅れて受信した場合、既に2値
化してしまったイメージに対する論理合成等の多値演算
はできなくなる。
【0009】補足すると、一度2値系圧縮を行ない、再
び伸張しても、もはやそのデータは2値イメージデータ
でしかないので、遅れて受信したPDLデータが多値デ
ータを意図し、且つ、それが従前のPDLデータに基づ
くイメージに対する論理演算(例えば、すかし効果を得
るため等)を意図していた場合には、正常な論理演算は
期待できず、印刷結果も意図した通りにはならない。
【0010】一方、メモリ容量を抑える工夫として知ら
れている他の手法としては、バンド単位の印刷を挙げる
ことができる。
【0011】これは、1ページをいくつかのバンドに分
割して処理するものであり、たとえば2バンド分のバッ
ファを備えれば、一方のバンドバッファに展開してイメ
ージデータを転送している最中は、他方のバンドバッフ
ァに次のバンドのイメージデータの展開を行なえば良く
なり、これを交互に処理することで1ページ分の印刷を
実現できるようになる。
【0012】しかし、電子写真方式のプリンタエンジン
は、その性質上、一度印刷処理を開始してしまうと、も
はやそのページに対する処理が完了するまでは止めるこ
とができない。
【0013】従って、場合によっては、あるバンドバッ
ファ内のイメージデータをプリンタエンジンに送信する
時期になっても、そのバンドに対するイメージデータの
展開処理が完了していない、という事態が発生すること
がある。これは、複雑な画像を印刷する場合に、往々に
して発生する問題である。
【0014】更に、バンド単位の印刷処理では、あるバ
ンドのイメージデータをプリンタエンジンへ転送してし
まうと、そのバンドバッファは次のバンドのイメージデ
ータ展開用に開放されることになるので、後から遅れて
受信したPDLデータに対してはもはや対処することも
できない。
【0015】本発明はかかる問題点に鑑みなされたもの
であり、印刷手段に、意図した通りの正常な印刷を行な
わせることを可能ならしめる印刷制御装置及び方法及び
印刷装置を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、例えば本発明の印刷制御装置は以下に示す構成を備
える。すなわち、入力された所定の記述言語で記述され
たデータを解釈することにより、イメージデータを発生
する発生手段と、該イメージデータをM値圧縮及びM値
伸張する第1の圧縮伸張手段と、該第1の圧縮伸張手段
によりM値伸張されたイメージデータを、N値圧縮及び
伸張を行なう第2の圧縮伸張手段と、該第2の圧縮伸張
手段によりN値伸張されたイメージデータを所定の印刷
手段に出力する出力手段とを備える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態の一例を詳細に説明する。
【0018】図1は実施形態におけるプリンタ装置の断
面構造を示している。図示において、700はホストコ
ンピュータからの印刷データの受信、イメージデータの
発生、そして、プリンタエンジンへの出力を行なうプリ
ンタ制御部である(詳細は後述)。
【0019】711はスキャナであり、プリンタ制御部
700からの画像信号(イメージデータに基づくビデオ
信号)を光信号に変換するレーザ出力部(不図示)、多
面体(例えば8面体)のポリゴンミラー712、このミ
ラー712を回転させるモータ(不図示)及びf/θレ
ンズ(結像レンズ)713などを有する。714は、レ
ーザ光の光路を変更する反射ミラー、715は感光ドラ
ムである。レーザ出力部から出射したレーザ光はポリゴ
ンミラー712の一側面で反射され、f/θレンズ71
3及びミラー714を介して図示矢印方向に回転してい
る感光ドラム715の表面を線状に走査(ラスタスキャ
ン)する。これによって、印刷画像に相当する静電潜像
が感光ドラム715の面上に形成されることになる。
【0020】また、717は一次帯電器、718は全面
露光ランプ、723は転写されなかつた残留トナーを回
収するクリーナ部、724は転写前帯電器であり、これ
らの部材は感光ドラム715の周囲に配設されている。
【0021】726はレーザ露光によつて、感光ドラム
715の表面に形成された静電潜像を現像する現像器ユ
ニットであり、以下に示す構成よりなる。731Y,7
31M,731C,731Bkは感光ドラム715と接
して直接現像を行なう現像スリーブ、730Y,730
M,730C,730Bkは予備トナーを保持しておく
トナーホッパー、732は現像剤の移送を行なうスクリ
ューであつて、これらのスリーブ731Y〜731B
k、トナーホッパー730Y〜730Bk及びスクリュ
ー732により現像器ユニットの回転軸Pの周囲に配設
されている。尚、前述した各構成要素の符号のY,M,
C,Bkは色を示している。つまり、“Y”はイエロ
ー、“M”はマゼンタ、“C”はシアン、“Bk”はブ
ラックである。イエローのトナー像を形成する時には、
本図の位置でイエロートナー現像処理を行なう。また、
マゼンタのトナー像を形成する時は、現像器ユニット7
26を図の軸のPを中心に回転して、感光体715にマ
ゼンタ現像器内の現像スリーブ731Mが接する様にす
る。シアン、ブラックの現像も同様に作動する。
【0022】また、716は用紙を巻き付け、感光ドラ
ム715上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写
ドラムであり、719は転写ドラム716の移動位置を
検出させるためのアクチュエータ板、720はこのアク
チュエータ板719と近接することにより転写ドラム7
16がホームポジシヨン位置に移動したのを検出するポ
ジシヨンセンサ、725は転写ドラムクリーナ、727
は紙押えローラ、728は徐電器、729は転写帯電器
であり、これらの部材719,720,725,72
7,729は転写ローラ716の周囲に配設されてい
る。
【0023】一方、735,736は用紙(紙葉体)を
収納する給紙カセットあり、実施例では給紙カセット7
35には例えばA4サイズの用紙、給紙カセット736
にはA3サイズの用紙が収納されているものとする。7
37,738はカセット735,736から用紙を給紙
する給紙ローラ、739,740,741は給紙及び搬
送のタイミングを取るタイミングローラであり、これら
を経由して給紙搬送された用紙は紙ガイド749に導か
れて先端を後述のグリッパに但持されながら転写ドラム
716に巻き付き、像形成過程に移行する。尚、給紙カ
セット735,736のいずれを選択するかは、主制御
部31の指示により決定し、選択された給紙ローラのみ
が回転する様になっている。
【0024】また、550はドラム回転モータであり、
感光ドラム715と転写ドラム716を同期回転する。
750は像形成過程が終了後、静電気の作用で張り付い
た用紙を転写ドラム716から取り外す剥離爪、742
は取り外された用紙を搬送する搬送ベルト、743は搬
送ベルト742で搬送されてきた用紙を定着する画像定
着部であり、画像定着部743は一対の熱圧力ローラ7
44及び745を有する。
【0025】上記構成における、プリンタ制御部700
の模式的な構成と上記印刷を行なうプリンタエンジン部
との関係を示したのが図2である。
【0026】以下、同図に基づき動作概要を説明する。
【0027】CPU200は、メモリ201内のプログ
ラムに従って、装置を構成する要素を制御するものであ
る。印刷手順で説明すれば以下の通りである。
【0028】CPU200は、ホストコンピュータから
のPDLデータを通信部202を介して受信すると、メ
モリ201内の受信バッファに格納し、レンダラー20
3が処理し易い形式のデータ、すなわち、中間コード
(以下、一連の中間コードの集まりをディスプレイリス
トと言う)に変換する。
【0029】レンダラー203は、CPU200より設
定された動作条件に基づき、このディスプレイリストに
従ってレンダリングを行ない、バンドバッファ204に
PDLに従った多値イメージデータ(ここではRGB各
成分につき8ビット(256値)のイメージデータ)の
展開処理を行なう。
【0030】1バンド分の展開が終了すると、その多値
イメージデータは多値圧縮の一種であるJPEG部20
5に出力し、ここでバンド単位のJPEG圧縮を行な
う。
【0031】具体的には、JPEG圧縮部206は公知
のJPEG圧縮を行なうが、圧縮率を上げるためにRG
B形式のデータを一旦Yuv形式に変換し、それをJP
EG圧縮し、メモリ207に格納する。
【0032】以上の動作を全バンドに対して行なうこと
で、1ページ分のバンドイメージのJPEG圧縮データ
がメモリ207に格納される。
【0033】上記処理の際に、もしPDLデータを一度
に1ページ分格納しきれず、1ページ分のPDLデータ
を数回に分割してメモリ格納及びバンド展開しなければ
ならない場合は、1回目に格納できたPDLデータを用
いて上述のJPEG圧縮まで一旦行なった後、CPU2
00は、JPEG伸張部208に対してJPEG圧縮さ
れたバンドイメージをメモリ207より読み出させ、そ
れを伸張し、更にRGBに変換させて、バンドバッファ
204に再度展開させる(図示のJPEG伸張部からバ
ンドバッファに戻るサブクローズする)。これにより、
残りのPDLデータの展開画像との合成に備える。
【0034】尚、上記の説明において、RGB→Yuv
変換、JPEG圧縮、伸張、Yuv→RGB変換処理そ
れぞれ自身は公知であるので、ここでの詳細は説明は省
略する。
【0035】その後、コンピュータから新たに受信、格
納した残りのPDLデータを用いて新たに作成されたデ
ィスプレイリストを作成し、上記処理でバンドバッファ
204に展開されている多値イメージに対する合成処理
を行なう。この場合、ディスプレイリストで表されてい
るイメージは多値であり、伸張して展開されているイメ
ージも多値であるので、その論理演算は、本来意図した
通りになる。
【0036】また、上記の意味で、レンダラー203
は、ある処理ではバンドバッファ204のデータを読み
取り、処理しようとするイメージデータとの論理演算を
行なった後、そのデータをバンドバッファ204に再び
書き込むことをも行なうこともできる。
【0037】最終的には、ホストコンピュータからその
ページに対する終了(改ページコマンド)を意味するP
DLデータを受信する。CPU200はこのコードを受
信した場合には、それ以降において、現在処理している
ページに対するPDLデータを受信することはないこと
が確認できるので、未処理のディスプレイリストに対す
る展開等の処理を終了するのを待ち、JPEG伸張部2
08に対してJPEG圧縮した1画面分の各バンドのイ
メージデータの伸張処理を順次行なわせ、その結果得ら
れた各バンドの多値イメージデータを順次画像処理部2
09に送出させる。
【0038】画像処理部209では多値イメージデータ
(RGB形式とする)を受け、それをYMC形式、更に
は公知のUCR処理を行なってYMC及びK成分を生成
する。そして、プリンタエンジン214の特性に合わせ
た処理を各色成分毎に行なう。例えば解像度変換もその
1つであるし、ディザ処理や誤差拡散処理等も行なう。
【0039】尚、プリンタエンジン部がN値データに基
づきN階調画像を再生できる場合は、画像処理部209
はそのN値化処理も行なう。
【0040】JBIG部210はこうして画像処理部2
09が行ったデータを受け、それを公知の2値化系圧縮
処理の1つであるJBIG処理を行なう。
【0041】例えば、画像処理部209が3値もしくは
4値化した場合には、1画素につき2ビットを割り当て
れば良いので、1ビットで構成されるプレーンに対して
圧縮を行ない、もう1ビットで構成されるプレーンに対
しても同様に圧縮すれば良い。また、5〜8値化であれ
ば1画素につき3ビットあれば良いので、3プレーンに
対して処理すれば良い。
【0042】JBIG圧縮部211は上記処理を行な
い、各色成分についてのバンド単位のJBIG圧縮デー
タをメモリ212に格納する。
【0043】これを繰り返すことで、メモリ212には
1ページを構成する全バンドが2値圧縮されることにな
る。
【0044】また、ここまでの処理では、プリンタエン
ジンの出力速度には制約されないので、JPEG部20
5、JBIG部210は、その高速化の為のコストアッ
プに影響されない。
【0045】プリンタエンジン214に出力する場合、
CPU200はJBIG伸張部213を制御し、プリン
タエンジン214の動作タイミングに合わせて各色成分
についてのJBIG圧縮データをメモリから順次読出
し、伸張処理して、N値化データを生成しそれをプリン
タエンジン214に出力する。この伸張処理はプリンタ
エンジン14の動作に十分に間に合う速度で行える。
【0046】なお、JBIG伸張部213とプリンタエ
ンジン214との間には、実際にはインタフェースがあ
って、そのインタフェースには例えば先に説明した交互
に切り替える2つ或いはそれ以上のバッファと、N値化
データに基づいて例えばパルス幅変調してビデオ信号を
生成する回路を設けておく。
【0047】なお、上記の説明において、メモリ20
1、バンドバッファ204、メモリ207、メモリ21
2はそれぞれ共通に使用できるメモリを使用することが
望ましい。
【0048】理由は、例えば受信したPDLデータを中
間コード(ディスプレイリスト)に変換した場合には、
その変換済みPDLデータを記憶していた領域は開放し
て他の処理に使用できる。また、ディスプレイリストに
基づいてバンドバッファに展開した後、そのバンドイメ
ージをJPEG圧縮する場合には、そのバンドに対する
ディスプレイリストの記憶領域を開放でき、これはJP
EGデータからJBIGデータに変換する場合にも同様
だからである。
【0049】特に、JPEG圧縮されたデータを伸張し
た場合の情報はRGB各成分につき8ビット(合計24
ビット)とした場合、画像処理部9でディザもしくは誤
差拡散処理で数ライン分のメモリを消費するにしても、
例えば2値化であればYMCK各1ビット(合計4ビッ
ト)で済み、4値化であっても各画素が2ビット(合計
8ビット)で済むので、JPEG圧縮で記憶するのに要
するメモリ容量+α(画像処理部で使用するメモリ容
量)があれば、JBIG処理ではそのメモリ容量内で処
理することができ、メモリ容量が足りなくなることもな
い。
【0050】以上の理由により、図2で示した各メモリ
(バンドバッファを含む)は、共通のメモリとすれば、
そのメモリ全体として見た場合、ある種の情報が大きけ
れば、別の種類の情報が減ることになり、限られた容量
のメモリを有効に且つ適切な画像処理に使用することが
可能になる。
【0051】図3は実施形態のプリンタ制御部の具体的
ブロック構成を示している。
【0052】図示において、2はCPU200の動作処
理手順(プログラム)及びフォントデータ等を記憶して
いるROMである。3は本装置に対して各種指示を与え
たり、状態表示のための操作パネルであり、4は図2に
おける通信部202として機能するインタフェースであ
る。5はRAMであって、CPU200のワークエリア
として使用するともに、図2のメモリ201、207、
212及びバンドバッファー204を成すものである。
【0053】6はエンジンインタフェースであり、内部
には一方がプリンタエンジンに出力するため、もう一方
がRAM5内のJBIG形式で圧縮されたデータを伸張
して書き込むために使用され、なおかつ、この動作が1
走査ライン毎に切り替わるバッファを備えている。ま
た、先に説明したように、PWM処理回路も含まれてい
る(プリンタエンジンが3値以上で記録できる場合)。
【0054】さて、上記構成におけるRAM5は、図2
で示される各メモリとして使用されるものであり、その
為、図示の如く、受信バッファ、中間バッファ(ディス
プレイリストを格納するための領域)、バンドバッフ
ァ、JPEG圧縮データを格納するためのJPEGバッ
ファ、JBIGバッファを有する。これらは、その大き
さがダイナミックに変動するものであり、実際に図示の
如く、境界アドレスでもってその領域が区切られている
ものではない。
【0055】また、図3の構成においては、CPU20
0が、図2におけるJPEG部205、JBIG部21
0としての機能を果たすものである。すなわち、レンダ
ラー203、JPEG部205、JBIG部210の機
能はCPU200が行なう。
【0056】以下、図4、図5に示すフローチャートに
従い、CPU200の動作処理手順を説明する。なお、
インタフェース4を介して受信したデータをRAM5内
の受信バッファに格納し、それを解釈して中間バッファ
内にディスプレイリストを作成する手順は別タスクで行
われているものとし、ここではレンダラー203、JP
EG部205、JBIG部210の処理を中心に説明す
る。
【0057】まず、ステップS1において、RAM5の
中間バッファ内のディスプレイリストに従って、1バン
ドの多値カラーのバンドイメージをバンドバッファに作
成する。
【0058】このバンドイメージの作成が完了すると、
処理はステップS2に進んで、RAM5内に該当するJ
PEG圧縮用のバッファを確保し、ステップS3に進ん
でバンドバッファに展開されたイメージデータをJPE
G圧縮を行ない、ステップS4でその確保したJPEG
バッファに格納する。
【0059】ステップS5では、全バンドに対してJP
EG圧縮したか否かを判断し、否の場合にはステップS
1に戻って上記処理を繰り返す。
【0060】さて、全バンドに対するJPEG圧縮デー
タの作成及び格納を行なうと、ステップS6に進み、中
間バッファ内に未処理のディスプレイリストが存在する
か否かを判断する。なお、説明が前後するが、ステップ
S1でのバンド展開処理では、処理済みのディスプレイ
リストは順次データを格納できるように開放している。
【0061】未処理のディスプレイリストが存在すると
判断した場合には、ステップS7に進んで、そのディス
プレイリストで示されたバンドのJPEGデータを取り
出し、ステップS8でバンドバッファに伸張する。そし
て、ステップS1に戻る。
【0062】ステップS1では、未処理のディスプレイ
リストに対する処理を行なうが、このときバンドバッフ
ァには従前に展開されたバンドイメージが展開されてお
り、しかも、同じ形態のデータ(多値カラーデータ)で
あるので、論理合成処理等は正常に行える。
【0063】以上のようにして、未処理のデータが無
い、すなわち、改ページに相当する中間コードが最後に
あった場合には、注目しているページ全体に対する処理
が本当の意味での終了したことになるので、処理はステ
ップS6からステップS9に進む。
【0064】ステップS9では、JPEGバッファ内に
格納された1つのバンドデータを取り出し、それを伸張
処理する。ついで、ステップS10に進んで、取り出し
た元のJPEGバッファ中の領域を他の処理に使用でき
るよう開放し、量子化処理を行なう。なお、この量子化
処理には、プリンタエンジンの仕様に基づくN値化を行
なうものであるが、それ以前にRGBデータからYMC
Kに変換する処理をも行なっている。
【0065】そして、量子化されたデータに対して今度
は2値系の圧縮処理であるJBIG圧縮データを格納す
るためのメモリを確保し(ステップS12)、JBIG
圧縮処理を行ない(ステップS13)、その圧縮データ
を確保した領域に格納する(ステップS14)。
【0066】ステップS15では、全バンドに対する処
理が終了したか否かを判断し、否の場合にはステップS
9に戻って上記処理を繰り返す。
【0067】こうして、全バンドのJBIG圧縮が完了
すると、プリンタエンジンに対して起動をかけ、記録媒
体(記録紙等)の搬送を開始し、JBIG圧縮のかかっ
たバンドデータを記録色成分毎に順次伸張してはリアル
タイムにエンジンインタフェース6中の書き込み用バッ
ファとして設定されている方に出力して、画像の記録を
行なう。そして、1ページ分の記録処理が完了したら、
1ページ分のJBIG圧縮データはもう必要が無いの
で、その領域を開放する。
【0068】なお、記録媒体がカセットから搬送され、
転写ドラムに巻きつけられ、実際に転写されるまでには
ある程度の時間があるので、適当なバンド(例えば最後
のバンド)に対するJBIG圧縮処理を行なっている最
中にその搬送を開始するようにしても良い。この場合に
は、搬送し転写が開始されるまでの時間を節約できるの
で、結果的に記録速度を上げることができる。
【0069】また、JBIGバッファを開放する場合で
あっても、記録処理が完了した色成分の領域順にその都
度開放しても良い。この結果、メモリをより有効に活用
することができる。
【0070】また、JPEG圧縮データからJBIG圧
縮データを作成する場合、基本的に情報量が減ることで
メモリの空き容量が多くなり、受信バッファ、中間バッ
ファの容量を多でき、次ページの印刷データをより多く
できるので、ホストコンピュータの印刷処理からの開放
が早くなる。ただし、受信バッファ、中間バッファを多
くすると、結果的に複数ページに対するデータを格納で
きてしまい、その変わりに、JPEGバッファ(JPE
Gバッファが確保されればJBIGバッファは確保され
るのは、後者の情報量が少ないので理解できよう)に十
分な領域が確保できない可能性があるので、受信バッフ
ァ、中間バッファには確保できる限界容量を予め設定
し、少なくともJPEGバッファに支障を来すことがな
いようにしてしておくことが望ましい。
【0071】以上のように本実施形態によれば、多値系
の圧縮伸張回路はPDLデータの展開スピードに十分に
見合う速度で動作すれば良く、プリンタ速度を意識した
速度は必要ないので安価になる。また、再び伸張して論
理合成することが可能である。また、プリンタにデータ
を供給するための2段目の圧縮も安価な2値系の圧縮を
最長でき、コストダウンが可能である。補足すると、多
値系のJPEG圧縮は内部のDCT演算回路が過半を占
め、通常、高速化の為に並列回路構成をとる。例えば、
動作速度を1/10にすれば、DCT部分も1/10程
度になり、圧縮全体コストは1/3〜1/5となる。ま
た、画像処理部209による画像処理も比較的低速で良
いので低コストにできる。
【0072】以上説明したように本実施形態によれば、
バンド単位に画像を形成するエンジンを制御する場合
に、PDLデータに基づいて多値画像データをバンド単
位に多値系圧縮を行なうことで、後から受信したPDL
データに対する処理を正常に行なうことができるように
なる。しかも、実際に印刷する段階では、レンダリング
等を行わず、バンド毎に単純な伸張処理で済むので、バ
ンドイメージの出力が間に合わないということもなくな
る。
【0073】更に、各処理で必要なるメモリを共通に
し、しかも、各処理で処理が終了したデータは積極的に
開放し、なおかつ、各処理で必要な領域を動的に確保す
るので、メモリを散在して設ける場合と比較して少ない
メモリを有効利用することが可能になる。
【0074】<第2の実施形態>上記実施形態(第1の
実施形態)では、受信したPDLデータはまず受信バッ
ファに格納され、ディスプレイリストとして変換し、そ
の後でレンダラーにてバンドバッファへの展開を行なっ
た。
【0075】しかし、一般にPDLデータには、描画コ
マンド(文字コードを含む)以外にも、イメージデータ
を含む。
【0076】イメージデータは、そのサイズとその各色
毎の階調数にもよるが、一般に情報量は大きなものとな
る。
【0077】そこで、受信データ中にイメージデータが
ある場合には、受信バッファに一旦格納されるものの、
すぐさま、且つ、直接にバンドバッファに転送して上記
のJPEG圧縮を行なわせても良い。このとき、生成さ
れたディスプレイリストに対する処理を行なう段階にな
ったとき、該当するバンドバッファのイメージは上記サ
ブクローズにてバンドバッファに再度展開された状態に
なるので、処理速度は勿論、メモリ容量の制限を気にす
ることもない。
【0078】本第2の実施形態においても、各メモリや
バンドバッファは1つの共通のメモリを使用することが
望ましいということでは第1の実施形態で説明したのと
同じである。
【0079】<第3の実施形態>本第3の実施形態では
図6に示すように、バンドバッファ204から直接画像
処理部209に対するスルーパスを設ける。これは上記
の如くサブクローズが発生しない場合に対処するもので
ある。
【0080】サブクローズが発生する場合というのは、
ホストコンピュータからPDLデータを受信し、それを
ディスプレイリストに変換していて、図4、5の処理を
行なっている最中にも改ページに相当するPDLデータ
を受信できない場合に発生する可能性がある。
【0081】換言すれば、改ページコマンドを早々に受
信してしまい、作成されるディスプレイリストに対して
後から追加されることがないことが確実な場合には、上
記JPEG部205をスキップし、バンドバッファ20
4に展開されたイメージデータを直接画像処理209に
渡せば、印刷装置としての全体のスループット(単位時
間当たりのプリント出力数)を格段に向上させることが
できる。
【0082】また、サブクローズ非発生時において、レ
ンダラーの処理速度がプリンター速度以上である場合に
は、JPEG部、JBIG部をパスする切り換えてもよ
い。
【0083】<第4の実施形態>更に、ホストコンピュ
ータが、1ページの最上部のバンドから下方向に向かう
順にPDLデータを送出することが予めわかっている場
合にも図6のスルーパスを活用できる。
【0084】ホストコンピュータ側が確実にこのような
順番になるようPDLデータを構築するためには、ホス
トコンピュータ上で動作しているプリンタドライバ(プ
ログラムの一種)で制御できるので、ホストコンピュー
タ上で動作しているアプリケーションで印刷指示した
際、まず、PDLデータを正順に転送できる旨のコマン
ドをプリンタ装置に報知するようにする。このコマンド
を受信した場合、プリンター側の制御部は、図6のスル
ーパスを使用した印刷を行なうように設定し、JPEG
部を介在させないで行なう。
【0085】ホストコンピュータの構成は、一般的なも
のを用いれば良いので、その構成は省略するが、そこで
動作するプリンタードライバは、例えば図7に示す手順
に従って動作すれば良いであろう。
【0086】なお、図示のフローチャートに相当するプ
ログラムは、ホストコンピュータ上で動作しているアプ
リケーション等から印刷指示を行った際に起動されるも
のである。
【0087】まず、印刷に先立ち、これから出力するP
DLデータが正順になることを示すコマンドを出力する
(ステップS21)。
【0088】ついで、ステップS22に進んで、アプリ
ケーションもしくはOSから印刷しようとしているデー
タを受信し、ステップS23で一旦PDLデータを作成
する。作成されたPDLデータは、ホストコンピュータ
上の空きメモリが十分あればRAM上に作成してもよい
し、無ければ、多少処理速度は落ちるもののハードディ
スク等の記憶装置に作成しても良い。
【0089】この後、ステップS24で作成したPDL
データを並べかえし、ステップS25で実際にプリンタ
ー装置に転送する。
【0090】プリンター装置側の処理は、上記正順に並
ぶことを示すコマンドを受信した場合には、適当な領域
にその旨のフラグをオンにし、このフラグがオンの場合
には、JPEG処理をスキップするように処理すれば良
い。
【0091】以上の結果、プリントのスループットを向
上させることができるようになる。
【0092】<第5の実施形態>更に、CMCK形式で
バンドバッファにレンダリングできるようにしてもよ
い。この場合には、レンダラー203に多値化または2
値化機能を持つ必要があるが、バンドバッファ204の
データ容量は削減される。
【0093】更に、サブクローズが発生せず、かつ、レ
ンダラー203の動作速度で十分にレンダリングが間に
合う場合には、バンドバッファ204の展開結果はJB
IG伸長部213の出口に接続して直接LBPプリンタ
13に供給することもできる。この場合、レンダラ20
4は、プリンタに合わせてC,M,Y,Kの各色を順に
レンダリングし、2値化等の処理機能も有する必要があ
る。また、バンドバッファ20では、ダブルバッファ構
成をとり、一方がレンダリング、他方がシッピングとい
う動作を交互に行う。
【0094】このようにスルーパスを設けることによ
り、圧縮が必要ない時にでも圧縮を行う事の弊害をなく
してスループットを挙げることができる。
【0095】また、本発明中の2値圧縮であるJBIG
圧縮はロスレス符号化方式であるが、ロッシィな符号化
方式や、他の安価な圧縮方式、例えば、パックビッツ圧
縮や、レンペル・シブ(LZ)圧縮方式を採用しても構
わない。また、多値JPEG圧縮/伸長部も論理合成等
の可能な他の圧縮方式や、ソフト的手段の低速でコスト
のかからない圧縮方式に置き換えることが可能で、これ
は、プリンタ速度フリーな本発明の圧縮の2段構成がな
せる技である。
【0096】また、メモリを増設することにより、メモ
リ回りの回路を並列動作させ、例えばJPIG伸長しな
がらシッピング中に、次のページのレンダリングを開始
して、JPEG圧縮するといった動作も可能で、スルー
プットの向上に貢献することも可能である。
【0097】また、数回のサブクローズ発生時に、最終
のサブクローズ時にバンド展開データはスルーパスを用
いてJPEG圧縮せずに直接JBIG圧縮する手法もあ
る。
【0098】<他の実施形態>上記実施形態ではプリン
ターエンジンとしてレーザビーム方式を採用するものと
して説明したが、例えばLED方式であっても良い。ま
た、インクジェットや熱転写方式であっても良い。ただ
し、上記実施形態の説明から明らかなように、印刷する
ためのエンジンが高速な場合に本発明を適用することが
望ましい。この意味では、ページプリンタに適用するこ
とが望ましい。
【0099】また、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0100】特に、第4の実施形態の場合には、ホスト
コンピュータ上で動作するプリンタドライバというプロ
グラムと共同して動作することになるので、本発明は、
ソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する
ことによっても、達成される。
【0101】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0102】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0103】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0104】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0105】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、サブクローズ時でも論理合成を可能とする多値圧縮
を安価な2値圧縮の組み合わせることにより、多値圧縮
(伸長)の高速動作を必要性をなくし、安価な多値圧縮
のハードまたはソフトで圧縮を行い、ページバッファ量
の削減に貢献し、コストダウンを可能にした。また、安
価な2値慎重で高速シッピングが可能になり、かつ2値
圧縮の為にメモリを増設せずに、多値メモリ領域を共有
してコストダウンを可能にした。更に、多値圧縮がオブ
ジェクトの圧縮にも使え、サブクローズの発生頻度を抑
えることができる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷手段の印刷速度に依存せず、意図した通りの正常な印
刷を行なわせることが可能になる。
【0107】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるプリンター装置の断面構造を
示す図である。
【図2】第1の実施形態における手順として見た場合の
装置構成概念図である。
【図3】図2の処理をソフトウェアウェアでもって実現
する場合の制御部のブロック構成図である。
【図4】図3の構成における処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】図3の構成における処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】第3の実施形態における手順として見た場合の
装置構成概念図である。
【図7】第4の実施形態におけるホストコンピュータ上
で動作するプリンタドライバの処理手順をフローチャー
トである。
【符号の説明】
200 CPU 201 メモリ 202 通信部 203 レンダラー 204 バンドバッファ 205 JPEG部 206 JPEG圧縮部 207 メモリ 208 JPEG伸張部 209 画像処理部 210 JBIG部 211 JBIG圧縮部 212 メモリ 213 JBIG伸張部 214 プリンタエンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 B41J 5/30

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された所定の記述言語で記述された
    データを解釈することにより、イメージデータを発生す
    る発生手段と、 該イメージデータをM値圧縮及びM値伸張する第1の圧
    縮伸張手段と、 該第1の圧縮伸張手段によりM値伸張されたイメージデ
    ータを、N値圧縮及び伸張を行なう第2の圧縮伸張手段
    と、 該第2の圧縮伸張手段によりN値伸張されたイメージデ
    ータを所定の印刷手段に出力する出力手段とを備えるこ
    とを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記第1の圧縮伸張手段により圧
    縮及び伸張されたイメージデータを前記第2の圧縮伸張
    手段により圧縮及び伸張する前に、画像処理する画像処
    理手段を有することを特徴とする請求項第1項に記載の
    印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記M値及びN値は、M>Nの関係にあ
    ることを特徴とする請求項第2項に記載の印刷制御装
    置。
  4. 【請求項4】 入力された所定の記述言語で記述された
    データを解釈することにより、イメージデータを発生す
    る発生ステップと、 該イメージデータをM値圧縮及びM値伸張する第1の圧
    縮伸張ステップと、 該第1の圧縮伸張ステップでM値伸張されたイメージデ
    ータを、N値圧縮及び伸張を行なう第2の圧縮伸張ステ
    ップと、 該第2の圧縮伸張ステップでN値伸張されたイメージデ
    ータを所定の印刷手段に出力する出力ステップとを備え
    ることを特徴とする印刷制御方法。
  5. 【請求項5】 ページ記述言語で記述された印刷データ
    を受信し、当該データを解釈する印刷制御装置であっ
    て、 受信した印刷データに対するイメージデータを発生する
    発生手段と、 発生したイメージデータを圧縮及び伸張する圧縮・伸張
    手段と、 該圧縮・伸張手段で伸張して得たイメージデータを前記
    印刷手段の特性に合わせて変換し、前記印刷手段に向け
    て出力する出力手段と、 前記圧縮・伸張手段で伸張して得たイメージデータを前
    記発生手段にフィードバックするフィードバック手段
    と、 該フィードバックを行なわせるか否かを制御する制御手
    段とを備えることを特徴とする印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮・伸張手段は、バンド単位に圧
    縮及び伸張することを特徴とする請求項第5項に記載の
    印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 前記発生手段、圧縮・伸張手段、出力手
    段は、共通な所定メモリをワーク領域として使用し、当
    該ワーク領域を動的に確保及び開放して処理することを
    特徴とする請求項第5項に記載の印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 前記発生手段は、多値イメージデータを
    発生することを特徴とする請求項第5項に記載の印刷制
    御装置。
  9. 【請求項9】 前記出力手段は、 前記圧縮・伸張手段で伸張した多値イメージデータを、
    前記印刷手段の特性に合わせて当該多値イメージデータ
    を記録色成分のN値データに変換する変換手段と、 変換されたN値化データの各ビットのプレーンに対して
    2値系圧縮と伸張処理を行なう2値系圧縮・伸張手段と
    を含むことを特徴とする請求項第8項に記載の印刷制御
    装置。
  10. 【請求項10】 更に、受信した印刷データが、各バン
    ドに対して正順に並んでいるか否かを判断する判断手段
    と、 該判断手段によって印刷データが各バンドに対して正順
    に並んでいると判断した場合、前記圧縮・伸張手段をス
    ルーにして前記出力手段に渡す手段とを備えることを特
    徴とする請求項第5項に記載の印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 前記判断手段は、前記圧縮・伸張手段
    で圧縮させる段階になって既に当該ページに対する印刷
    データが揃っていると判断した場合に、各バンドに対し
    て正順に並んでいると判断することを特徴とする請求項
    第10項に記載の印刷制御装置。
  12. 【請求項12】 前記判断手段は、前記印刷データを受
    信するに先立って、印刷データ発生源より所定のコマン
    ドを受信した場合に、各バンドに対して正順に並んでい
    ると判断することを特徴とする請求項第10項に記載の
    印刷制御装置。
  13. 【請求項13】 前記印刷手段は、レーザビームプリン
    ターであることを特徴とする請求項第5項に記載の印刷
    制御装置。
  14. 【請求項14】 前記圧縮・伸張手段は、印刷データに
    基づくRGB形式のイメージデータを一旦Yuv形式に
    変換してJPEG圧縮し、伸張した場合にはYuv形式
    のデータをRGB形式に戻すことを特徴とする請求項第
    5項に記載の印刷制御装置。
  15. 【請求項15】 ページ記述言語で記述された印刷デー
    タを受信し、当該データを解釈する装置の制御方法であ
    って、 受信した印刷データに対するイメージデータを発生する
    発生工程と、 発生したイメージデータを圧縮及び伸張する圧縮・伸張
    工程と、 該圧縮・伸張工程で伸張して得たイメージデータを前記
    印刷手段の特性に合わせて変換し、前記印刷手段に向け
    て出力する出力工程と、 前記伸張工程で伸張して得たイメージデータを前記発生
    工程にフィードバックするフィードバック工程と、 該フィードバックを行なわせるか否かを制御する制御工
    程とを備えることを特徴とする印刷制御方法。
  16. 【請求項16】 前記圧縮・伸張工程は、バンド単位に
    圧縮及び伸張することを特徴とする請求項第15項に記
    載の印刷制御方法。
  17. 【請求項17】 前記発生工程、圧縮・伸張工程、出力
    工程は、共通な所定メモリをワーク領域として使用し、
    当該ワーク領域を動的に確保及び開放して処理すること
    を特徴とする請求項第15項に記載の印刷制御方法。
  18. 【請求項18】 前記発生工程は、多値イメージデータ
    を発生することを特徴とする請求項第15項に記載の印
    刷制御方法。
  19. 【請求項19】 前記出力工程は、 前記圧縮・伸張工程で伸張した多値イメージデータを、
    前記印刷手段の特性に合わせて当該多値イメージデータ
    を記録色成分のN値データに変換する変換工程と、 変換されたN値化データの各ビットのプレーンに対して
    2値系圧縮と伸張処理を行なう2値系圧縮・伸張工程と
    を含むことを特徴とする請求項第18項に記載の印刷制
    御方法。
  20. 【請求項20】 更に、受信した印刷データが、各バン
    ドに対して正順に並んでいるか否かを判断する判断工程
    と、 該判断工程によって印刷データが各バンドに対して正順
    に並んでいると判断した場合、前記圧縮・伸張工程をス
    ルーにして前記出力工程に渡す工程とを備えることを特
    徴とする請求項第15項に記載の印刷制御方法。
  21. 【請求項21】 前記判断工程は、前記圧縮・伸張工程
    で圧縮させる段階になって既に当該ページに対する印刷
    データが揃っていると判断した場合に、各バンドに対し
    て正順に並んでいると判断することを特徴とする請求項
    第16項に記載の印刷制御方法。
  22. 【請求項22】 前記判断工程は、前記印刷データを受
    信するに先立って、印刷データ発生源より所定のコマン
    ドを受信した場合に、各バンドに対して正順に並んでい
    ると判断することを特徴とする請求項第20項に記載の
    印刷制御方法。
  23. 【請求項23】 前記印刷手段は、レーザビームプリン
    ターであることを特徴とする請求項第15項に記載の印
    刷制御方法。
  24. 【請求項24】 前記圧縮・伸張工程は、印刷データに
    基づくRGB形式のイメージデータを一旦Yuv形式に
    変換してJPEG圧縮し、伸張した場合にはYuv形式
    のデータをRGB形式に戻すことを特徴とする請求項第
    15項に記載の印刷制御方法。
  25. 【請求項25】 ページ記述言語で記述された印刷デー
    タを受信し、当該データを解釈してバンド単位に印刷す
    る印刷装置であって、 受信した印刷データに対するバンド単位の多値イメージ
    データを発生する発生手段と、 発生した多値イメージデータをバンド単位毎に圧縮及び
    伸張する第1の圧縮・伸張手段と、 該第1の圧縮・伸張手段で伸張して得た多値イメージデ
    ータをバンド単位に、前記印刷手段の特性に合わせて変
    換し、圧縮及び伸張する第2の圧縮・伸張手段と該第2
    の圧縮・伸張手段で伸張されるイメージデータを印刷手
    段に出力する出力手段とを備え、更に、 前記第1の圧縮・伸張手段で伸張して得た多値イメージ
    データを前記発生手段にフィードバックするフィードバ
    ック手段と、 該フィードバックを行なわせるか否かを制御する制御手
    段とを備えることを特徴とする印刷装置。
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