JP3459135B2 - 粉粒状ゴムの表面前処理剤、該表面前処理剤を用いた粉粒状ゴムの団粒塊の製造方法及び粉粒状ゴムの団粒塊 - Google Patents

粉粒状ゴムの表面前処理剤、該表面前処理剤を用いた粉粒状ゴムの団粒塊の製造方法及び粉粒状ゴムの団粒塊

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉粒状ゴムの表面前処理
剤、該表面前処理剤を用いた粉粒状ゴムの団粒塊の製造
方法及び粉粒状ゴムの団粒塊に関し、より詳細には粉粒
状のゴムを団粒塊化して弾性舗装体等を形成するために
用いられる粉粒状ゴムの表面前処理剤、該表面前処理剤
を用いた粉粒状ゴムの団粒塊の製造方法及び粉粒状ゴム
の団粒塊に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴム屑、特に自動車、オートバイ、航空
機、自転車等の古タイヤから生じるゴム屑の量は絶えず
増加しており、これを単に廃棄するとなると特別な環境
問題を引き起こすことになるため、その使用方法が種々
検討されている。
【0003】その方法の一つとして、前記ゴム屑を粉粒
状に粉砕し、この粉粒状ゴムと液状ポリウレタン等のエ
ラストマー原料とを混合、硬化させて団粒塊を製造し、
この団粒塊を床材、舗装材等として利用する方法が実施
されている。
【0004】しかし、単にエラストマー原料を粉粒状ゴ
ムと混合、硬化させたのみでは、その結合強度が十分で
ないため、製造されたシート状の団粒塊の上をスパイク
等で歩行すると粉粒状ゴムが欠落するという問題点があ
った。このため、粉粒状ゴムの表面を一旦前処理した
後、エラストマー原料を添加し、混合、硬化させる方法
が提案されている。
【0005】特開昭58−65642号公報には、粉粒
状ゴムをウレタン樹脂硬化用触媒で処理することにより
表面に触媒を存在させ、未硬化ウレタン樹脂により接着
させる方法が開示されており、前記方法により常温の処
理できわめて作業性よく粉粒状ゴムを接着させることが
でき、強力な接着が可能なことが記載されている。
【0006】また前記公報に記載された発明の他にも、
粉粒状ゴムを前処理する方法として、例えば粉粒状ゴム
にポリオール又はポリアミン及び/又は反応促進触媒を
含浸させ、又は被覆することにより前処理を行う方法
(特開昭59−41501号公報)、粉粒状ゴムをポリ
ブタジエン系ポリオールで被覆する方法(特開昭63−
19303号公報)、粉粒状ゴムをエポキシ基含有液状
ジエン系重合体、又はエポキシ基含有液状ジエン系重合
体と水酸基含有液状ジエン系重合体との混合物で表面被
覆する方法(特開昭64−22962号公報)、混合機
により撹拌している加硫ゴムチップに、シランカップリ
ング剤を不活性な有機溶剤に溶解させた状態で霧状に噴
霧して前処理する方法(特開平2−128003号公
報)、粉粒状ゴムを少なくとも有機モノカルボン酸と有
機モノカルボン酸金属塩とポリエーテル化合物等のポリ
オール化合物とからなる粉末ゴム表面前処理剤で表面処
理する方法(特開平5−262886号公報)等が記載
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記したいず
れの発明においても、製造された団粒塊を屋外で使用し
た場合には、前記団粒塊が崩壊し易く、またスパイク等
による歩行を行った際には粉末ゴムが欠落し易いという
課題があった。また、これらの団粒塊をアスファルトや
コンクリートの上に敷設した場合には、吸水等による反
りが生じ、下地のアスファルトやコンクリートにクラッ
クが発生し易いという課題もあった。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、粉粒状ゴム同士の結合が極めて強く、屋外で
使用する場合においても団粒塊が崩壊せず、スパイク等
による歩行においても前記団粒塊が摩耗、侵食されず、
しかも下地のアスファルトコンクリートのクラックの発
生を防止することができる耐久性に優れた粉粒状ゴムの
団粒塊を得ることができる粉粒状ゴムの表面前処理剤、
該表面前処理剤を用いた粉粒状ゴムの団粒塊の製造方法
及び粉粒状ゴムの団粒塊を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る粉粒状ゴムの表面前処理剤は、酸ハライ
ドを含有してなることを特徴としている(1)。
【0010】また、本発明に係る粉粒状ゴムの団粒塊の
製造方法は、上記(1)記載の粉粒状ゴムの表面前処理
材で処理し、次いでウレタン樹脂バインダーを添加・混
合して硬化させることを特徴としている(2)。
【0011】また、本発明で得られる粉粒状ゴムの団粒
塊は、粉粒状ゴムに上記(1)記載の粉粒状ゴムの表面
前処理剤及びウレタン樹脂バインダーが添加され、硬化
していることを特徴としている(3)。
【0012】本発明において表面前処理を行う対象とな
る粉粒状ゴムとしては、例えば天然ゴム、ポリイソプレ
ンゴム、スチレンゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタ
ジエンゴム、クロロプレンゴム、スチレンイソプレンゴ
ム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、エチレンプ
ロピレンジェンゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム、多
硫化ゴム等からなるタイヤ、チューブ等のゴム製品の粉
砕物又はこれらの表面を着色塗料で被覆した粉砕物が挙
げられる。前記粉粒状ゴムは、通常0.01〜20mm
程度の大きさを有し、その形状は粉状、粒状の他、ファ
イバー状等、種々のものが存在する。本発明では、ファ
イバー状のものも粉粒状ゴムに含めることにする。ま
た、前記ファイバー状ゴムは、断面が円形で直径が0.
5〜3mm程度、長さが3〜15mm程度のものが好ま
しい。使用時には、前記形状のものを単独で、又は混合
して使用することができる。
【0013】本発明に係る粉粒状ゴムの表面前処理剤
(以下、単に表面前処理剤と記す)に含有させる酸ハラ
イドとしては、例えばカルボン酸ハライド、ハロゲノ炭
酸エステル、ホスホン酸ハライド、ホスフィン酸ハライ
ド、リン酸ハライド、スルホン酸ハライド、カルバミン
酸ハライド等が挙げられる。
【0014】前記カルボン酸ハライドの具体例として
は、例えばカプロン酸クロライド、ラウリン酸ブロマイ
ド、ステアリン酸クロライド、アジピン酸クロライド、
セバシン酸クロライド等の脂肪族の一価又は多価の有機
カルボン酸ハライド、ベンゾイルクロライド、o−、i
−、及びtere−フタル酸クロライド、ナフタレンカ
ルボン酸クロライド等の芳香族カルボン酸ハライド等が
挙げられ、前記ハロゲノ炭酸エステルの具体例として
は、例えばクロロ炭酸メチル、クロロ炭酸エチル、クロ
ロ炭酸ヘキシル、クロロ炭酸フェニル、クロロ炭酸ベン
ジル等が挙げられ、前記スルホン酸ハライドの具体例と
しては、例えばメタンスルホニルクロライド、ヘキサン
スルホニルクロライド、ブタン−α、ω−ジスルホニル
クロライド、ベンゼンスルホクロライド、トルエンスル
ホニルクロライド、ベンゼン−m−ジスルホニルクロラ
イド、p−クロルベンゼンスルホニルクロライド、1−
クロルベンゼン−2、4−ジスルホニルクロライド等が
挙げられ、前記カルバミン酸ハライドの具体例として
は、例えばジフェニルカルバミルクロライド、ジブチル
カルバミルクロライド等が挙げられ、前記ホスホン酸ハ
ライドの具体例としては、例えばエチルホスホン酸ジク
ロライド、フェニルホスホン酸ジクロライド等が挙げら
れる。また、チオホスホン酸ハライドの具体例として
は、例えばフェニルチオホスホン酸ジクロライド等が挙
げられ、前記ホスフィン酸ハライドの具体例としては、
ジエチルホスフィン酸クロライド、ジフェニルホスフィ
ン酸クロライド等が挙げられ、チオホスフィン酸ハライ
ドの具体例としては、例えばo−メチルフェニルチオホ
スホニルクロライド等が挙げられ、前記リン酸ハライド
類の具体例としては、例えばエチルジクロロリン酸、ジ
フェニルクロロリン酸、フェニルジクロロチオリン酸、
ジフェニルクロロリン酸等が挙げられる。これらの酸ハ
ライドは単独で、又は2種以上を混合して用いることが
できる。
【0015】前記表面前処理剤中の前記酸ハライドの含
有量は、強度及び耐水性を保ち、下地アスファルトコン
クリートの持ち上げを防止する観点から1〜30重量%
が好ましい。前記表面前処理剤中の前記酸ハライドの含
有量が1重量%未満であると、強度不足の傾向が表わ
れ、一方前記表面前処理剤中の前記酸ハライドの含有量
が30重量%を超えると、耐水性が低下する傾向や下地
アスファルトコンクリートを持ち上げ易くなる傾向が表
われ、また低温硬化性が低下する傾向が表われる。
【0016】前記表面前処理剤は、前記酸ハライドの他
に、例えば可塑剤、ポリオール、低分子量イソシアネー
ト等を含有させてもよく、その組み合わせとしては、例
えば酸ハライドとポリオールの組み合わせ、酸ハライド
と可塑剤と低分子量イソシアネートの組み合わせが好ま
しい。
【0017】前記可塑剤としては、例えばジオクチルフ
タレート(DOP)、ジブチルフタレート(DBP)、
ジエチルフタレート、ジフェニルフタレ−ト等のフタル
酸誘導体、ジメチルイソフタレート、ジ(2−エチルヘ
キシル)イソフタレート等のイソフタル酸誘導体、ジ
(2−エチルヘキシル)テトラヒドロフタレート、ジオ
クチルテトラヒドロフタレート等のテトラヒドロフタル
酸誘導体、ジブチルアジペート、ジオクチルアジペー
ト、ジイソノニルアジペート等のアジピン酸誘導体等が
挙げられる。
【0018】前記ポリオール化合物とは、2価以上の多
価アルコールをいい、その具体例としては、例えばポリ
エステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリエ
ステルポリアミドポリオール、ポリブタジエンポリオー
ル、ひまし油系ポリオール、低分子量ジオール等が挙げ
られる。この中では、分子量200〜10,000程度
のポリエーテルポリオールであって、低分子量ジオー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ヘキサント
リオール、トリエタノールアミン、ペンタエリスリトー
ル、エチレンジアミン、トリレンジアミン等を出発物質
としてアルキレンオキサイド、例えばエチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイド等を付加せしめたものが好ま
しい。
【0019】前記低分子量イソシアネートの平均分子量
は作業性の点を考えると、例えば150〜400程度が
挙げられ、その具体例としては、例えばトリレンジイソ
シアネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート(MDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニレンポリ
イソシアネート、カルボジイミド化等公知の種々の方法
で液状化した液状ジフェニルメタンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート等の芳香族ジイソシアネート、脂肪族ジイソシアネ
ート等が挙げられる。上記した可塑剤、ポリオール、低
分子量イソシアネートはそれぞれ単独で、又は2種以上
を混合して用いることができる。
【0020】前記表面前処理剤中の前記可塑剤の含有量
は、0〜99重量%が好ましい。
【0021】また、前記表面前処理剤中の前記ポリオー
ルの含有量も、0〜99重量%が好ましい。
【0022】前記表面前処理剤中の前記低分子量イソシ
アネートの含有量は、前処理剤中の水分除去及び貯蔵安
定性の点から0〜50重量%が好ましい。前記表面前処
理剤中の前記低分子量イソシアネートの含有量が50重
量%を超えると、発砲し易くなる傾向が表われ、また弾
性が低下する傾向が表れる。
【0023】前記表面前処理剤には、結合力の低下等の
不都合が生じない範囲で、プロセスオイル、安定剤、紫
外線吸収剤、溶剤、触媒、着色剤、反応遅延剤等を添加
してもよい。
【0024】前記安定剤としては、例えば、2,6−ジ
−t−ブチルフェノール、3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシトルエン、ペンタエリスリチル−テトラキ
ス(3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート、オクタデシル−3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート等のフェノール系、ジミリスチルチオジプロピオ
ネート等の硫黄化合物、トリス(トリデシル)ホスファ
イト、テトラフェニルジプロピレングリコールジホスフ
ァイト、トリフェニルホスファイト等のリン化合物、N
−n−ブチル−p−アミノフェノール等の芳香族アミン
等が挙げられ、その他にも、例えばビス−(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、
ビス−(1,2,2,6,6,−ペンタメチル−4−ピ
ペリジル)セバケート等が挙げられる。
【0025】前記紫外線吸収剤としては、例えば2−
(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒド
ロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2
−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒドロキシフェニ
ル)ベンゾトリアゾール等が挙げられる。
【0026】前記溶剤としては、例えばアルカン(炭素
数6〜20のもの)、ミネラルスピリット、シクロヘキ
サン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、
テトラリン、α−ピネン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン、1,2,4−トリメチルベンゼ
ン、ナフタレン等の炭化水素系溶剤、アセトン、2−ブ
タノン、4−メチル−2−ペンタノン、ジイソブチルケ
トン、メチルヘキシルケトン、メチルアミルケトン、シ
クロヘキサノン、3,5,5−トリメチルシクロヘキサ
ノン(イソホロン)等のケトン系溶剤、酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸イソアミ
ル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテー
ト、1−メトキシ−2−プロピルアセテート、メチル−
1,3−ブチレングリコールアセテート、ジエチレング
リコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレング
リコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレング
リコールモノメチルエーテルアセテート等のエステル系
溶剤、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシル
エーテル、1,3−ブチレングリコール−3−モノメチ
ルエーテル、3−メチル−3−メトキシブタノール、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチル
エーテル、テトラヒドロフラン(THF)、1,4−ジ
オキサン等のエーテル系溶剤、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、ピリジン、N,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、
N−メチル−2−ピロリドン等の含窒化合物、トリメチ
ルホスフェート等の含リン化合物、ジメチルスルホキシ
ド、二硫化炭素、硫化ジメチル、チオフェン、ジメチル
スルホキシド、スルホラン等の含硫黄化合物等が挙げら
れ、その他の溶剤として、例えばジクロロメタン、テト
ラクロロエチレン、1,1,1−トリクロロエタン、オ
ルソジクロロベンゼン、水等が挙げられる。
【0027】前記触媒としては、ウレタン化反応を促進
するために通常用いられるもの、例えばナフテン酸鉛、
オクチル酸錫、オクチル酸亜鉛等の重金属塩、鉄アセチ
ルアセトネート等の重金属のキレート塩、フェニル酢酸
水銀、ジブチル錫ジラウレート等の有機金属化合物、ト
リエチルアミン、N−アルキルモルホリン、トリエチレ
ンジアミン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデセン−7等のような第三級アミン、第三級アミンの
酸付加物等が挙げられる。これらの中では、第三級アミ
ンあるいは第三級アミンの酸付加物が好ましい。
【0028】前記着色剤としては、例えば二酸化チタ
ン、酸化亜鉛、カーボンブラック、酸化第二鉄、チタン
イエロー、クロムグリーン、コバルトブルー等の無機顔
料、パーマネントレッド、ピラゾロンレッド、ファース
トイエロー、フタロシアニングリーン、ジオキサジンバ
イオレット等が挙げられる。
【0029】前記反応遅延剤としては、例えば塩酸、塩
化ベンゾイル、p−トルエンスルホン酸、リン酸、ドデ
シルベンゼンスルホン酸等が挙げられる。
【0030】本発明に係る粉粒状ゴムの表面前処理剤の
粘度は100〜20,000cps程度が好ましい。前
記表面前処理剤の使用量は、十分な結合力を維持し、発
泡等の防止、及び硬度の低下の防止等の点から粉粒状ゴ
ム100重量部に対して、0.5〜30重量部が好まし
く、1〜5重量部がより好ましい。前記表面前処理剤の
使用量が0.5重量部未満であると、粉粒状ゴムの団粒
塊を製造した場合に粉末状ゴム同士の十分な結合力を得
るのが難しくなる傾向が表われ、他方前記表面前処理剤
の使用量が30重量部を超えると前処理剤中の可塑剤、
ポリオール、イソシアネートの影響が大きくなり、バイ
ンダーの性能を維持するのが難しくなる傾向が生じる。
【0031】本発明では、前記表面前処理剤による粉粒
状ゴムの前処理を行った後、さらにウレタン樹脂バイン
ダーを添加して混合、硬化させる。
【0032】前記ウレタン樹脂バインダーとしては、例
えば公知の有機イソシアネートとポリオールとをNCO
/OHの当量比が1.3以上、好ましくは1.5〜15
の比率で反応させたNCO基含有プレポリマーを含有す
る一液型のもの、又は前記有機イソシアネート及び前記
有機イソシアネートと反応する活性水素基を有する化合
物とを混合した二液型のもの等が挙げられる。前記一液
型のウレタン樹脂バインダーは、2種以上のイソシアネ
ートとポリオールとを反応させることにより製造された
NCO基含有プレポリマーを含有するものであってもよ
い。
【0033】前記有機イソシアネートとしては、例えば
2,4−トリレンジイソシアネート(TDI)、65/
35−TDI、80/20−TDI、2,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート(MDI)、4,4’−ジ
フェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリメチ
レンポリフェニレンポリイソシアネート、カルボジイミ
ド化等公知の種々の方法で液状化した液状ジフェニルメ
タンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート等の如き芳香族ジイソシア
ネート、脂肪族ジイソシアネート等が挙げられ、前記ポ
リオールとしては、例えば前記表面前処理剤として使用
される前記した化合物が挙げられる。前記ウレタン樹脂
バインダーは、通常ウレタン樹脂に使用される公知の充
填剤、可塑剤、溶剤、安定剤、触媒等を含有していても
よい。
【0034】前記ウレタン樹脂バインダーを添加・混合
して硬化させる際に、前記硬化を促進させるため、通常
ポリウレタン樹脂に使用されている公知の硬化触媒を使
用することができる。前記硬化触媒としては、例えばウ
レタン化反応を促進するために通常用いられるもの、例
えばナフテン酸鉛、オクチル酸錫、オクチル酸亜鉛等の
重金属塩、鉄アセチルアセトネート等の重金属のキレー
ト塩、フェニル酢酸水銀、ジブチル錫ジラウレート等の
有機金属化合物、トリエチルアミン、N−アルキルモル
ホリン、トリエチレンジアミン、1,8−ジアザビシク
ロ[5.4.0]ウンデセン−7等のような第三級アミ
ン、第三級アミンの酸付加物等が挙げられる。これらの
中では、第三級アミンあるいは第三級アミンの酸付加物
が好ましい。
【0035】これらの硬化触媒の使用量は、有機ポリイ
ソシアネート化合物100重量部に対して0.005〜
2.0重量部が好ましく、0.05〜1.0重量部がよ
り好ましい。
【0036】本発明に係る表面前処理剤を用いた粉粒状
ゴムの団粒塊の製造方法としては、以下に説明する方法
が挙げられる。
【0037】まず、粉粒状ゴムをモルタルミキサー、デ
ィスパー、ニーダー等に投入し、撹拌しながら前記表面
前処理剤を添加し、全体が表面前処理剤により濡れ状を
呈するまで混合する。この際に、前記表面前処理剤と前
記粉粒状ゴムとを十分に混合することにより前記粉粒状
ゴムの全ての表面を前記表面前処理剤で被覆する必要が
ある。ウレタン樹脂バインダーを添加する前に混合が不
十分であると、前記表面前処理剤が前記ウレタン樹脂バ
インダーと混ざりあって前記ウレタン樹脂バインダーに
前記表面前処理剤が付着し、製造された団粒塊に強度の
ばらつきが生じて好ましくない。次に、所定量のウレタ
ン樹脂バインダーを加え、均一になるまで混合する。こ
のようにして調製された混合物を、以下のようないくつ
かの方法により所定形状の団粒塊となる。
【0038】(1)前記混合物を所定形状のモールドに
投入し、軽く押さえて湿気により静置硬化させた後、前
記モールドから取り出すことにより所定形状の団粒塊を
作製する。
【0039】(2)前記混合物を所定形状のモールドに
投入し、軽く押さえた後水、温水、水蒸気等を成形物に
注ぎ静置硬化させモールドから取り出して団粒塊を作製
する。
【0040】(3)進行方向に対して直角の方向に設け
た溝付きのベルトコンベヤー、金網製のベルトコンベヤ
ー等の上に前記混合物を流しだし、水、温水、水蒸気等
の水分を混合物に注ぎながらベルトコンベヤー上で硬化
させ団粒塊を作製する。
【0041】(4)前記混合物をアスファルト表面又は
コンクリート表面に直接所望の厚みに広げた後ローラ
ー、金ゴテ等で転圧して板状体を作製する。
【0042】前記のような方法により製造された粉粒状
ゴムの団粒塊は、粉粒状ゴムの形状を崩すことなく空隙
を有する状態で粉粒状ゴムの粒子同士が集合団結したも
のであり、前記方法により、例えば円柱形状、直方体形
状、円盤形状、板形状等所望の形状の成形体を形成する
ことができる。前記団粒塊の気孔率は5〜40%程度で
ある。例えば直方体を形成する場合には、その大きさは
縦が1mm〜30cm、横が1mm〜2m、厚さ(高
さ)が1mm〜数十m程度のものを成形することがで
き、又アスファルト表面やコンクリート表面に前記混合
物を直接拡げて、硬化させることにより板形状(シート
状)の団粒塊からなる舗装体を施工することができる。
【0043】前記団粒塊は引張強さが6〜14kg/c
2 程度、伸びが60〜150程度、寸法伸び率が0.
1〜0.4%程度、反り高さが0.1〜3.0mm程度
となる。
【0044】
【作用】本発明に係る粉粒状ゴムの表面前処理剤(1)
によれば、酸ハライドを含有しているので、前記粉粒状
ゴムを前記表面前処理剤で前処理すると、粉粒状ゴム同
士の結合が極めて強く、耐久性に優れた団粒塊が形成さ
れる。従って、前記団粒塊を屋外で使用する場合におい
ても団粒塊が崩壊することはなく、スパイク等で歩行す
る際にも前記団粒塊が摩耗、侵食されず、しかも下地の
アスファルト、コンクリートにクラックが発生しなくな
る。
【0045】また、本発明に係る粉粒状ゴムの団粒塊の
製造方法(2)によれば、上記(1)記載の粉粒状ゴム
の表面前処理材で処理し、次いでウレタン樹脂バインダ
ーを添加・混合して硬化させるので、粉粒状ゴム同士の
結合が極めて強く、耐久性に優れた団粒塊が形成され
る。従って、前記団粒塊を屋外で使用する場合において
も団粒塊が崩壊することはなく、スパイク等で歩行する
際にも前記団粒塊が摩耗、侵食されず、しかも下地のア
スファルト、コンクリートにクラックが発生しなくな
る。
【0046】また、本発明に係る粉粒状ゴムの団粒塊
(3)によれば、粉粒状ゴムに上記(1)記載の粉粒状
ゴムの表面前処理剤及びウレタン樹脂バインダーが添加
され、硬化しているので、粉粒状ゴム同士の結合が極め
て強く、耐久性に優れた団粒塊となる。従って、前記団
粒塊を屋外で使用する場合においても団粒塊が崩壊する
ことはなく、スパイク等で歩行する際にも前記団粒塊が
摩耗、侵食されず、しかも下地のアスファルト、コンク
リートにクラックが発生しなくなる。
【0047】
【実施例】以下、本発明に係る粉粒状ゴムの表面前処理
剤、該表面前処理剤を用いた粉粒状ゴムの団粒塊の製造
方法及び粉粒状ゴムの団粒塊を説明する。
【0048】実施例1〜 1リットルのコルベンに平均分子量2000のポリオキ
シプロピレンジオール(武田薬品工業(株)製 商品名
タケラックP−21)950重量部(以下、部と記す)
とイソフタル酸クロライド50部を秤量混合して粉粒状
ゴムの表面前処理剤(実施例1)を調製した。同様に前
記ポリオキシプロピレンジオールとクロロ炭酸フェニル
とを用いて粉粒状ゴムの表面前処理剤(実施例2)を、
前記ポリオキシプロピレンジオールとフェニルホスホン
酸クロライドとを用いて粉粒状ゴムの表面前処理剤(実
施例3)を、前記ポリオキシプロピレンジオールとp−
トルエンスルホン酸クロライドを用いて粉粒状ゴムの表
面前処理剤(実施例4)を、それぞれ調製した。
【0049】また、1リットルのコルベンに2,4’−
MDIと4,4’−MDIとを50対50の重量比で含
む混合物(タケダバディッシュウレタン(株)製 商品
名ルプラネートMI)10部とDOP85部とイソフタ
ル酸クロライド5部を秤量混合して表面前処理剤(実施
例5)を調製した。
【0050】比較例1〜3 1リットルのコルベンに平均分子量2,000のポリオ
キシプロピレングリコール155部及び平均分子量3,
000のポリオキシプロピレントリオール150部及び
エチレンオキサイド15重量%含有している平均分子量
4,000のポリオキシエチレンプロピレングリコール
385部とMDI280部から合成した一液型ウレタン
樹脂(武田薬品工業(株)製 商品名タケネートF−1
79−2)1000部にイソフタル酸クロライド20部
を添加して均一に混合し、バインダー(比較例1)を調
製し、前記一液型ウレタン樹脂にフェニル炭酸エステル
50部を添加・混合してバインダー(比較例2)を調製
し、前記一液型ウレタン樹脂にイソプロピルリン酸50
部を添加・混合してバインダー(比較例3)を調製し
た。
【0051】実施例6〜10及び比較例4〜7 タイヤ粉(平均粒径:800μm)100部に上記実施
例に係る表面前処理剤を2部加え、表面全体が前記表面
前処理剤で濡れるまで均一に混合した。次に、この混合
物に上記比較例で使用した一液型ウレタン樹脂(武田薬
品工業(株)製タケネートF−179−2)22.5部
を加え、さらに均一に混合した。そして、前記工程によ
り得られた混合物を型枠上に散布し、こてを用いて転圧
し、厚さ15mmのシートを作製した後、23℃、相対
湿度60%で7日間養生して硬化物(実施例6〜10)
を得た。
【0052】次に、タイヤ粉100部にバインダー(比
較例1〜3)22.5部を加え、均一に混合した後前記
混合物を型枠上に散布し、上記実施例の場合と同様にし
て硬化物(比較例4〜6)を得た。前記比較例の場合
は、いずれも表面前処理剤による前処理は行われていな
い。
【0053】タイヤ粉100部に上記実施例で使用した
ポリオキシプロピレンジオール(武田薬品工業(株)製
商品名タケラックP−21)を2部加えて均一に混合
した後、前記混合物に前記一液型ウレタン樹脂を22.
5部加え、上記実施例の場合と同様にして硬化物(比較
例7)を得た。前記比較例の場合は、ポリオールのみを
含有する表面前処理剤による前処理を行ったことにな
る。
【0054】下記の表1に各実施例及び各比較例に係る
硬化物の特性測定結果を示している。
【0055】なお、下記の表1に示した評価は、以下の
ような方法で行った。まず、引張強さ及び伸びはJIS
K 6301に準じて測定し、折り曲げ性は前記シー
トを180。に折り曲げて割れの状態を観察し、全く割
れを観察できなかったものを◎、割れが観察されたもの
を×として示した。寸法伸び率は常温で水に5日間浸漬
して取り出した後、直ちに対角線の長さを測定し、下記
の数1式により計算した。
【0056】
【数1】(浸漬後の長さ−浸漬前の長さ)÷浸漬前の長
さ×100 (%) 反り高さは常温で5日間水に浸漬して取り出した後、反
りが全くないとした場合の面より角の部分がどの程度高
くなっているかを測定し、反り高さとして示している。
耐クラック性はアスファルト上に施工したサンプルを常
温で24時間水に浸漬した後、60℃で24時間保持す
る条件を10回繰り返し、クラックが生じているか否か
を観察し、クラックを生じていない場合は、クラックが
生じた場合はその幅を記載した。
【0057】
【表1】
【0058】上記表1の結果より明らかなように、実施
例に係る粉粒状ゴムの団粒塊は、引張強さが十分に大き
く、伸びも十分に大きく、折り曲げ性が良好で柔軟であ
り、寸法伸び率が小さく水に浸漬した際にも余り伸び
ず、反りも発生しにくく、耐クラック性も良好である。
【0059】一方、比較例4に係る粉粒状ゴムの団粒塊
は、水に浸漬した際に伸びが大きく、反りも大きく、比
較例5及び6に係る粉粒状ゴムの団粒塊は、反りが大き
いため、耐クラック性が不良でクラックが発生してい
る。また、比較例7に係る粉粒状ゴムの団粒塊は、引張
強度が小さく、伸びも小さいため、折り曲げ性が悪く、
折り曲げた際に割れが発生している。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る粉粒状
ゴムの表面前処理剤(1)にあっては、酸ハライドを含
有しているので、前記粉粒状ゴムを前記表面前処理剤で
前処理すると、粉粒状ゴム同士の結合が極めて強く、耐
久性に優れた団粒塊を形成することができる。従って、
前記団粒塊を屋外で使用する場合においても団粒塊の崩
壊を防止することができ、スパイク等で歩行する際にも
前記団粒塊の摩耗、侵食を防止することができ、しかも
下地のアスファルト、コンクリートのクラックの発生を
防止することができる。
【0061】また、本発明に係る粉粒状ゴムの団粒塊の
製造方法(2)によれば、上記(1)記載の粉粒状ゴム
の表面前処理材で処理し、次いでウレタン樹脂バインダ
ーを添加・混合して硬化させるので、粉粒状ゴム同士の
結合が極めて強く、耐久性に優れた団粒塊を形成するこ
とができる。従って、前記団粒塊は上記(1)の場合と
同様の効果を奏する。
【0062】また、本発明に係る粉粒状ゴムの団粒塊
(3)によれば、粉粒状ゴムに上記(1)記載の粉粒状
ゴムの表面前処理剤及びウレタン樹脂バインダーが添加
され、硬化しているので、粉粒状ゴム同士の結合が極め
て強く、耐久性に優れた団粒塊となり、前記団粒塊は上
記(1)の場合と同様の効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 3/20 C08L 7/00 - 21/02 C08L 75/04 - 75/16 E01C 5/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸ハライドを含有してなる粉粒状ゴムの
    表面前処理剤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の粉粒状ゴムの表面前処理
    で処理し、次いでウレタン樹脂バインダーを添加・混
    合して硬化させることを特徴とする粉粒状ゴムの団粒塊
    の製造方法。
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