JP3456821B2 - 油圧エレベーターの故障予知診断装置 - Google Patents

油圧エレベーターの故障予知診断装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧シリンダーを駆
動源とする油圧エレベーターの故障を予知診断する油圧
エレベーターの故障予知診断装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】油圧エレベーターは油圧シリンダーの駆
動により上下動可能にされたエレベーターであり、例え
ば、油圧シリンダーのプランジャーの先端に回転自在に
取り付けられたプーリーに架けられたロープに乗りかご
を吊るして、上記油圧シリンダーを駆動することにより
乗りかごが上下動するようになっている。油圧エレベー
ターの油圧制御装置には様々な様式のものが用いられて
いるので、それらの様式に応じて部品構成がそれぞれ異
なっている。従って、油圧エレベーターの故障の予知や
診断を行う装置を開発する場合には、部品構成がそれぞ
れ異なっていても適用可能なものでなければならないた
め、実現が難しく、かかる装置の開発はあまり進展して
いない。
【0003】油圧式制御装置の異常診断装置としては、
類似の技術が特開昭58−213227号公報に開示さ
れている。同公報開示の発明は作動油の圧力、流量、磨
耗粒子濃度および作動部材の変移を検出して、これらの
検出値相互の関係を予め設定した基準値および許容偏差
と比較して異常の有無を診断するようにしたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この一般的な油圧式制
御装置の異常診断の技術を油圧エレベーターの油圧制御
装置の故障予知診断に適用することができるが、この技
術を適用するためには、圧力、流量、磨耗粒子濃度およ
び作動部材の変移等を検出するためのセンサーと検出の
ための検出機構を設けなければならず、構成が複雑にな
ると共に装置が高価になるという問題点があった。ま
た、個々の部品毎に基準値等を設定しようとすると、当
該部品特有の劣化を起こす場合が多いため、全ての部品
に対して基準値を設定することは実際上難しく、上記技
術を油圧エレベーターの油圧制御装置の故障予知診断に
適用することは極めて困難であった。本発明は従来技術
におけるかかる問題点を解消して、汎用性が高く、構成
が簡単で安価な油圧エレベーターの故障予知診断装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、所定期間毎に乗りかごの速度を測定した速
度測定値と、該速度測定値に基づいて演算して得た乗り
かごの加速度、着床速度、着床停止位置、停止時の衝撃
の強さ等の各種特性値のデータを記憶し、所定の測定回
数毎に各測定回毎の速度測定値と所定の測定回の速度測
定値との偏差および各測定回毎の各種特性値と所定の測
定回の各種特性値との偏差を演算し、好ましくは、所定
期間毎に油圧シリンダーに供給される作動油の圧力また
は温度を測定したデータを記憶し、所定の測定回数毎に
各測定回毎の圧力または温度と所定の測定回の圧力また
は温度との偏差を演算し、さらにこれらの偏差の平均値
を演算して、該平均値のデータと予め設定された基準値
のデータを比較して、平均値のデータが基準値のデータ
による範囲を越えていた時は、当該油圧エレベーターは
故障の予兆があると判断するようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】油圧ポンプからの吐出油は例え
ば、油圧制御弁を介して油圧シリンダーに供給される。
油圧エレベーターは油圧制御弁の切替え動作を制御する
エレベーター運転制御部により制御される。乗りかごの
速度は例えば、乗りかごの上下動を回転運動に変換した
回転部材の回転数を検知することにより測定できる。油
圧シリンダーに供給される作動油の圧力または温度の測
定は周知の油圧センサーまたは温度センサーにより測定
できる。乗りかごの加速度、着床速度、着床停止位置、
停止時の衝撃の強さ等の各種特性値のデータの記憶、測
定回毎の速度測定値と所定の測定回の速度測定値との偏
差および各測定回毎の各種特性値と所定の測定回の各種
特性値との偏差の演算、各測定回毎の圧力または温度と
所定の測定回の圧力または温度との偏差の演算、さらに
これらの偏差の平均値を演算およびこれらの平均値のデ
ータと予め設定された基準値のデータを比較して、油圧
エレベーターに故障の予兆があるか否かの判断は所謂マ
イコンを具えて、このマイコンに演算させることにより
容易に実現できる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の実施例に係る油圧エレベ
ーターの故障予知診断装置の構成を示すブロック図であ
る。同図において、1は故障予知診断部、2はエレベー
ター運転制御部、3は油圧制御部、4は油圧シリンダ
ー、5は油圧シリンダー4のプランジャー、6はプラン
ジャー5の先端部に回転自在に取り付けられたプーリ
ー、7はプーリー6に架けられ、一端が建物の枠体に固
定された主ロープ、8は主ロープ7の他端に吊り下げら
れた乗りかご、9は外周の1個所に乗りかご8の上隅に
取り付けられる取付部を有し、乗りかご8の上下動に連
れて周回する駆動ロープ、10a,10bは駆動ロープ
9が架け渡される従動プーリーである。
【0008】故障予知診断部1の内部では、11は故障
予知診断部1の要部を構成する診断用マイコンボード、
12は診断用マイコンボード11の情報の入出力を司る
インターフェースボード、13はインターフェースボー
ド12への情報の入力先を切り替えるための切替器、1
4は制御情報等を入力するための入力装置、15は入力
情報や診断用マイコンボード11が処理した情報を表示
する表示装置、16は手動入力装置であり、さらに、診
断用マイコンボード11の内部構成において、111は
CPU(中央演算処理装置)、112はRAM(読み書
き可能なメモリ)、113は故障予知診断のプログラム
を格納するROM(読出専用メモリ)である。
【0009】また、エレベーター運転制御部2の内部構
成において、21はエレベーター運転制御部2の要部を
構成する運転制御用マイコンボード、22は運転制御用
マイコンボード21の情報の入出力を司るインターフェ
ースであり、油圧制御部3の内部では、31は油圧シリ
ンダー4へ供給される作動油の流量を制御する油圧制御
弁、32は作動油の供給源となる油圧ポンプ、33は油
圧ポンプ32を駆動するモーター、34は作動油を溜め
置く油タンクである。
【0010】71は主ロープ7の他端が乗りかご8の底
部に固定されるロープ固定部、90は一方の従動プーリ
ー10aに取り付けられ、従動プーリー10aの回転に
連れてパルス信号を出力する回転符号器(R・E)、9
1は油圧制御弁31と油圧シリンダー4を接続する配管
Tu 内の油圧を検出するための圧力検出器、92は油タ
ンク34に取り付けられ、作動油の温度を検出するため
の温度検出器である。故障予知診断部1とエレベーター
運転制御部2は通信ラインLによって相互に通信接続さ
れている。また、診断用マイコンボード11とインター
フェースボード12との間は接続ケーブルC1 で接続さ
れ、運転制御用マイコンボード21とインターフェース
22との間は接続ケーブルC2 で接続され、切替器13
の一方の切替端子は電話回線Te を介して監視センター
等の外部コンピューターに接続可能になっている。回転
符号器90、圧力検出器91、温度検出器92の検出出
力信号はそれぞれ故障予知診断部1のインターフェース
ボード12とエレベーター運転制御部2のインターフェ
ース22に入力される。
【0011】入力装置14および表示装置15はそれぞ
れ操作盤および液晶表示板を具えていて、操作盤の操作
により表示指令を入力すると、RAM112、ROM1
13の記憶内容やCPU111によるプログラムの実行
状態を表示装置15の液晶表示板上に表示させて視認で
きるようになっている。切替器13は電話回線Te の故
障により使用できない時等に手動入力装置16側に切り
替えられ、例えば、無線通信ラインが確保できた場合等
に、手動入力装置16により情報入力できるようになっ
ている。
【0012】通常時は運転制御用マイコンボード21が
格納する運転制御用プログラムに従って、エレベーター
運転制御部2は油圧制御部3を制御して油圧エレベータ
ーを運転し、乗りかご8を上昇または下降運行させる。
所定の期間が経過して、図示しない監視センター等の外
部コンピューターから電話回線Te を介して故障予知診
断部1に故障予知診断の指令が入力されると、故障予知
診断部1はROM113から故障予知診断のプログラム
を読み出して、油圧エレベーターの故障予知診断処理を
実行する。
【0013】図2は油圧エレベーターの故障予知診断処
理の流れ図である。同図を参照して油圧エレベーターの
故障予知診断処理の動作を説明する。まず、インターフ
ェースボード12を介して回転符号器90、圧力検出器
91、温度検出器92の検出出力信号を取り込む。そし
て、これらの検出出力信号に基づいて配管Tu 内の油圧
や作動油の温度を演算して、それらのデータをRAM1
12に格納する(S1)。次に、回転符号器90の検出
出力信号に基づいて油圧エレベーターの速度、加速度、
着床速度、着床停止位置、停止時の衝撃の強さ等を演算
して、それらのデータをRAM112に格納する(S
2)。
【0014】そして、手順S1,S2で演算され、RA
M112に格納された各種データDijが10回分になっ
たら、それぞれの種類のデータDij毎に現在のデータD
i0との差、即ち、各計測時と現時点とのデータの変化分
(Dij−Di0)を演算して、さらに、それらの10回分
のデータの変化分の平均値<Di >=Σj=1 10 (Dij
i0)/10を演算して、それらのデータをRAM11
2に格納する(S3)。次に、手順S3で演算した10
回分のデータの変化分の平均値<Di >が予め定められ
た基準値〔Di ±ΔDi 〕内に入っているか否かを判断
する(S4)。その判断結果が然りならば、油圧エレベ
ーターの動作状態は「正常」と判断して、表示装置15
の液晶表示板上にその旨を表示させて(S5)、この油
圧エレベーターの故障予知診断処理のルーチンを終了
し、次の診断実行指令を待つ。
【0015】手順S4の判断結果が否ならば、油圧エレ
ベーターの動作状態は「故障予知」状態と判断して、表
示装置15の液晶表示板上に故障予知の内容を表示させ
ると共に、電話回線Te を介して監視センター等の外部
コンピューターを呼び出して、故障予知の内容を通報す
る(S6)。そして、通信ラインLを介してエレベータ
ー運転制御部2に対しても故障予知の内容を通知する
(S7)。エレベーター運転制御部2は故障予知診断部
1から油圧エレベーターの故障予知の情報を受信する
と、予め指示された指令に従って、例えば、油圧エレベ
ーターの運転を直ちに休止する、待機階まで油圧エレベ
ーターを運転した後、休止する、あるいは所定時間経過
後、休止する等の運転制御を行う。
【0016】図3はRAM112に格納された各種デー
タDijの測定値およびそれらの演算結果の一覧表を示し
た表図である。この一覧表は油圧エレベーターが上昇走
行した時のデータを表示したものであるが、下降走行し
た時のデータを表示した演算結果の一覧表も同様に表示
することができる。この一覧表では、最初の行に各種デ
ータDijの項目名が、第2行目に現在のデータDi0と演
算結果のデータが、第3行目以下に過去に測定された各
種データDijと演算結果のデータが新しい順に表示され
ている。
【0017】一方、列の側には、第3列と第4列に作動
油の温度と油圧の測定値が、次の第5列から第10列ま
では回転符号器90の検出出力信号に基づいて演算した
演算結果のデータが、それ以降の列には演算結果の変化
分のデータが表示されており、これらの演算結果の変化
分を表示した最下行の欄外には、各種データの種類毎の
演算結果の変化分の平均値と、所定の基準値が表示され
ている。
【0018】10回分のデータの変化分の平均値<Di
>が比較される所定の基準値〔Di±ΔDi 〕は油圧エ
レベーターの性能に基づいて決められる共通の値なの
で、油圧制御装置が異なる油圧エレベーターであって
も、この基準値〔Di ±ΔDi 〕は共通の判断基準とし
て用いることができる。上述のように、本実施例では磨
耗粒子濃度や作動部材の変移を検出するための複雑で高
価なセンサーを設ける必要がなく、通常の油圧エレベー
ターが具えているセンサーからの出力信号と、それらの
出力信号に基づいて演算したデータによって故障予知診
断を行うので、汎用性が高く、構成が簡単で安価な油圧
エレベーターの故障予知診断装置を提供することができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、所定期間毎に乗りかごの速度を測定した速度
測定値と、該速度測定値に基づいて演算して得た乗りか
ごの各種特性値のデータを記憶し、所定の測定回数毎に
各測定回毎の速度測定値と所定の測定回の速度測定値と
の偏差および各測定回毎の各種特性値と所定の測定回の
各種特性値との偏差を演算し、さらにこれらの偏差の平
均値を演算して、該平均値のデータと予め設定された基
準値のデータを比較して、平均値のデータが基準値のデ
ータによる範囲を越えていた時は、当該油圧エレベータ
ーは故障の予兆があると判断するようにしたので、汎用
性が高く、構成が簡単で安価な油圧エレベーターの故障
予知診断装置を提供することができる。請求項2記載の
発明によれば、油圧シリンダーに供給される作動油の圧
力または温度を所定期間毎に測定したデータを記憶し、
所定の測定回数毎に各測定回毎の圧力または温度と所定
の測定回の圧力または温度との偏差を演算し、さらにこ
れらの偏差の平均値を演算して、該平均値のデータと予
め設定された基準値のデータを比較して、平均値のデー
タが基準値のデータによる範囲を越えていた時は、当該
油圧エレベーターは故障の予兆があると判断するように
したので、より正確な油圧エレベーターの故障予知診断
が可能になる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、速度測定値
に基づいて演算して得た各種特性値は乗りかごの加速
度、着床速度、着床停止位置、停止時の衝撃の強さを含
むようにしたので、油圧エレベーターの動的特性をほぼ
正確に把握した評価を行うことができるから、油圧エレ
ベーターの故障予知診断の信頼性を高めることができ
る。請求項4記載の発明によれば、油圧エレベーターに
故障の予兆があると判断した時は、その旨を表示装置に
表示、あるいは、通信回線を介して他の外部装置に通報
するようにしたので、油圧エレベーターに故障の予兆が
生じた時は直ちにそれに適切に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る油圧エレベーターの故障
予知診断装置のブロック図
【図2】油圧エレベーターの故障予知診断処理の流れ図
【図3】RAMに格納された各種データDijの測定値お
よびそれらの演算結果の一覧表を示した表図
【符号の説明】
1 故障予知診断部 2 エレベーター運転制御部 3 油圧制御部 4 油圧シリンダー 5 プランジャー 6 プーリー 7 主ロープ 8 乗りかご 9 駆動ロープ 10a,10b 従動プーリー 11 診断用マイコンボード 12 インターフェースボード 13 切替器 21 運転制御用マイコンボード 22 インターフェース 31 油圧制御弁 90 回転符号器 91 圧力検出器 92 温度検出器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−213227(JP,A) 特開 平1−13381(JP,A) 特開 平1−110483(JP,A) 特開 平7−228444(JP,A) 特開 平7−323972(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 1/00 - 9/193

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧シリンダーを駆動源とし、該油圧シ
    リンダーの伸縮運動を乗りかごの上昇・下降変移に変換
    することによりエレベーターを走行させるようにした油
    圧エレベーターの故障を予知診断する油圧エレベーター
    の故障予知診断装置において、所定期間毎に前記乗りか
    ごの速度を測定した速度測定値と、該速度測定値に基づ
    いて演算して得た各種特性値のデータを記憶し、所定の
    測定回数毎に各測定回毎の前記速度測定値と所定の測定
    回の前記速度測定値との偏差および各測定回毎の前記各
    種特性値と所定の測定回の前記各種特性値との偏差を演
    算し、さらにこれらの偏差の平均値を演算して、該平均
    値のデータと予め設定された基準値のデータを比較し
    て、前記平均値のデータが前記基準値のデータによる範
    囲を越えていた時は、当該油圧エレベーターは故障の予
    兆があると判断するようにしたことを特徴とする油圧エ
    レベーターの故障予知診断装置。
  2. 【請求項2】 油圧シリンダーに供給される作動油の圧
    力または温度を所定期間毎に測定したデータを記憶し、
    所定の測定回数毎に各測定回毎の前記圧力または前記温
    度と所定の測定回の前記圧力または前記温度との偏差を
    演算し、さらにこれらの偏差の平均値を演算して、該平
    均値のデータと予め設定された基準値のデータを比較し
    て、前記平均値のデータが前記基準値のデータによる範
    囲を越えていた時は、当該油圧エレベーターは故障の予
    兆があると判断するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の油圧エレベーターの故障予知診断装置。
  3. 【請求項3】 速度測定値に基づいて演算して得た各種
    特性値は乗りかごの加速度、着床速度、着床停止位置、
    停止時の衝撃の強さを含むことを特徴とする請求項1記
    載の油圧エレベーターの故障予知診断装置。
  4. 【請求項4】 油圧エレベーターに故障の予兆があると
    判断した時は、その旨を表示装置に表示、あるいは、通
    信回線を介して他の外部装置に通報するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の油圧エレベーターの故障予
    知診断装置。
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