JP7047972B2 - エレベーターの滑り検出システム - Google Patents
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Description
本発明に係るエレベーターの滑り検出システムは、エレベーターの主索が巻き掛けられている綱車の回転によって主索を駆動する巻上機の回転角を検出する回転角検出部と、綱車に対して主索の一方側に設けられるかごおよび綱車に対して主索の他方側に設けられる釣合い錘が走行する昇降路に固定される第1被検知体と、かごまたは釣合い錘に設けられ、第1被検知体の高さにおける第1検知領域にあるか否かによって検知状態が切り替わる位置検出部と、かごの走行により位置検出部が第1検知領域の第1境界を通過することで検知状態が切り替わるときに回転角検出部が検出する巻上機の回転角を第1回転角として記憶し、第1回転角が検出された後にかごの走行により位置検出部が第1境界を通過することで検知状態が切り替わるときに回転角検出部が検出する巻上機の回転角を第2回転角として記憶する記憶部と、記憶部が記憶した第1回転角および第2回転角の差分に基づいて主索および綱車の間の滑り量を算出する算出部と、滑り量の検出においてかごが昇降路を走行する距離である基準走行距離に対する滑り量の比率が予め設定された閾値を超える場合に異常として判定する判定部と、を備え、算出部は、滑り量を基準走行距離で除して比率を算出する。
図1は、実施の形態1に係る滑り検出システムの構成図である。
図2において、複数の階床のいずれかに停止している状態のかご8が示される。図2において、かご8の左右方向は、紙面に垂直な方向である。
図3は、実施の形態1に係る滑り検出システムによる滑り検出の例を示す図である。
図3において、グラフの横軸は時間を表す。図3において、グラフの縦軸はかご8の位置を表す。
図4および図5は、実施の形態1に係る滑り検出システムの動作の例を示すフローチャートである。
図6は、実施の形態1に係る滑り検出システムの主要部のハードウェア構成を示す図である。
実施の形態2では、実施の形態1で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態2で説明しない特徴については、実施の形態1で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図7において、グラフの横軸は時間を表す。図7において、グラフの縦軸はかご8の位置を表す。
実施の形態3では、実施の形態1または実施の形態2で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態3で説明しない特徴については、実施の形態1または実施の形態2で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図8において、グラフの横軸は時間を表す。図8において、グラフの縦軸はかご8の位置を表す。
Claims (13)
- エレベーターの主索が巻き掛けられている綱車の回転によって前記主索を駆動する巻上機の回転角を検出する回転角検出部と、
前記綱車に対して前記主索の一方側に設けられるかごおよび前記綱車に対して前記主索の他方側に設けられる釣合い錘が走行する昇降路に固定される第1被検知体と、
前記かごまたは前記釣合い錘に設けられ、前記第1被検知体の高さにおける第1検知領域にあるか否かによって検知状態が切り替わる位置検出部と、
前記かごの走行により前記位置検出部が前記第1検知領域の第1境界を通過することで前記検知状態が切り替わるときに前記回転角検出部が検出する前記巻上機の回転角を第1回転角として記憶し、前記第1回転角が検出された後に前記かごの走行により前記位置検出部が前記第1境界を通過することで前記検知状態が切り替わるときに前記回転角検出部が検出する前記巻上機の回転角を第2回転角として記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶した前記第1回転角および前記第2回転角の差分に基づいて前記主索および前記綱車の間の滑り量を算出する算出部と、
を備え、
前記算出部は、前記かごが上昇または下降のいずれかの走行方向に走行しているときに検出された前記第1回転角、および前記かごが当該走行方向に走行しているときに検出された前記第2回転角の差分に基づいて前記滑り量を算出する
エレベーターの滑り検出システム。 - 前記算出部は、前記第1回転角、および前記第1回転角が検出されてから前記かごの走行方向がちょうど2回反転した後に検出された前記第2回転角の差分に基づいて前記滑り量を算出する
請求項1に記載のエレベーターの滑り検出システム。 - 前記算出部が算出した前記滑り量が予め設定された閾値を超える場合に異常として判定する判定部
を備える請求項1または請求項2に記載のエレベーターの滑り検出システム。 - 前記滑り量の検出において前記かごが前記昇降路を走行する距離である基準走行距離に対する前記滑り量の比率が予め設定された閾値を超える場合に異常として判定する判定部
を備え、
前記算出部は、前記滑り量を前記基準走行距離で除して前記比率を算出する
請求項1または請求項2に記載のエレベーターの滑り検出システム。 - エレベーターの主索が巻き掛けられている綱車の回転によって前記主索を駆動する巻上機の回転角を検出する回転角検出部と、
前記綱車に対して前記主索の一方側に設けられるかごおよび前記綱車に対して前記主索の他方側に設けられる釣合い錘が走行する昇降路に固定される第1被検知体と、
前記かごまたは前記釣合い錘に設けられ、前記第1被検知体の高さにおける第1検知領域にあるか否かによって検知状態が切り替わる位置検出部と、
前記かごの走行により前記位置検出部が前記第1検知領域の第1境界を通過することで前記検知状態が切り替わるときに前記回転角検出部が検出する前記巻上機の回転角を第1回転角として記憶し、前記第1回転角が検出された後に前記かごの走行により前記位置検出部が前記第1境界を通過することで前記検知状態が切り替わるときに前記回転角検出部が検出する前記巻上機の回転角を第2回転角として記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶した前記第1回転角および前記第2回転角の差分に基づいて前記主索および前記綱車の間の滑り量を算出する算出部と、
前記滑り量の検出において前記かごが前記昇降路を走行する距離である基準走行距離に対する前記滑り量の比率が予め設定された閾値を超える場合に異常として判定する判定部と、
を備え、
前記算出部は、前記滑り量を前記基準走行距離で除して前記比率を算出する
エレベーターの滑り検出システム。 - 前記昇降路において前記第1被検知体の上方または下方に固定される第2被検知体
を備え、
前記位置検出部は、前記第2被検知体の高さにおける第2検知領域にあるか否かによって前記検知状態が切り替わり、
前記記憶部は、前記第1回転角が検出されてから前記第2回転角が検出される前に前記かごの走行により前記位置検出部が前記第2検知領域の第2境界を通過することで前記検知状態が切り替わるときに前記回転角検出部が検出する前記巻上機の回転角を、第3回転角として記憶し、
前記算出部は、前記第1回転角または前記第2回転角および前記第3回転角に基づいて前記第1境界および前記第2境界の間の距離を前記基準走行距離として算出する
請求項4または請求項5に記載のエレベーターの滑り検出システム。 - 前記記憶部は、前記第1回転角が検出された後に前記第1境界の一方側の第1反転位置において前記かごの走行方向が反転するときに前記回転角検出部が検出する前記巻上機の回転角を第4回転角として記憶し、前記第4回転角が検出されてから前記第2回転角が検出される前に前記第1境界の他方側の第2反転位置において前記かごの走行方向が反転するときに前記回転角検出部が検出する前記巻上機の回転角を第5回転角として記憶し、
前記算出部は、前記第4回転角および前記第5回転角に基づいて前記第1反転位置および前記第2反転位置の間の距離を前記基準走行距離として算出する
請求項4または請求項5に記載のエレベーターの滑り検出システム。 - 前記算出部は、前記エレベーターが診断運転を行っているときに検出された前記第1回転角、および前記エレベーターが当該診断運転を行っているときに検出された前記第2回転角の差分に基づいて前記滑り量を算出する
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のエレベーターの滑り検出システム。 - 前記算出部は、前記かごが第1停止階から第2停止階まで連続して走行するときに検出された前記第1回転角、および前記かごが前記第1停止階から前記第2停止階まで連続して走行するときに検出された前記第2回転角の差分に基づいて前記滑り量を算出する
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のエレベーターの滑り検出システム。 - 前記算出部は、前記かごが最下階ならびに最上階の間を連続して走行するときに検出された前記第1回転角、および前記かごが前記最下階ならびに前記最上階の間を連続して走行するときに検出された前記第2回転角の差分に基づいて前記滑り量を算出する
請求項9に記載のエレベーターの滑り検出システム。 - 前記算出部は、前記第1回転角、および前記第1回転角が検出されてから前記かごの走行方向が停止階の間において反転した後に検出された前記第2回転角の差分に基づいて前記滑り量を算出する
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のエレベーターの滑り検出システム。 - 前記かごの積載重量を測定するはかり装置
を備え、
前記算出部は、前記第1回転角が検出されてから前記第2回転角が検出されるまでの間に前記はかり装置が測定する積載重量の変動が予め設定された範囲内であるときに、前記滑り量を算出する
請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のエレベーターの滑り検出システム。 - 前記第1回転角が検出されてから前記第2回転角が検出されるまでの間、前記かごのかご扉を閉じたままに保つ指令を出力する指令部
を備える請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のエレベーターの滑り検出システム。
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