JP3455474B2 - ディジタル交換装置およびその装置のデータ交換方法 - Google Patents

ディジタル交換装置およびその装置のデータ交換方法

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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル交換装
置およびその装置のデータ交換方法に係り、特に、ディ
ジタル交換機の通話路装置に関し、たとえば、データの
収容先のハイウェイを変更する場合等に用いて好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル交換機は、分配段通話路装置
の入力側と複数の受信(または入力)ハイウェイとを接
続し、この装置の出力側と複数の送信(または出力)ハ
イウェイとを接続した接続構成において、上位制御装置
から供給される接続情報に応じて通話路装置を制御する
ことにより入出力される複数のハイウェイ間の接続を切
り換える。データは、時分割したタイムスロットを単位
データとしてハイウェイを介して供給され、出力され
る。複数のデータ単位としてのフレームは、収容される
L 個のタイムスロットを、たとえば、8kHzの周期で供給
する。このことから、分配段通話路装置を介したデータ
交換は、入出力される複数のハイウェイ間のタイムスロ
ットの入れ換えに相当する。
【0003】このようなディジタル交換機において、収
容するハイウェイの本数の増加は、タイムスロットの入
れ換え規模を拡大させることになるから、ハイウェイイ
ンターフェース装置の接続先の分配段通話路装置には、
1次スイッチ(T スイッチ)−ハイウェイスイッチ(S
スイッチ)−2次スイッチ(T スイッチ)が多段接続さ
せられる。この接続は、ネットワークの規模を拡大す
る。この他、加入者を収容する場合、ディジタル交換機
は分配段通話路装置と加入者側インターフェース装置と
が接続している。
【0004】一般的に、交換機は、たとえば、ハイウェ
イに障害が発生しても障害範囲を抑えるように、現用ハ
イウェイの構成に加えて冗長な予備のハイウェイを設け
ている。障害発生時の対策が成されたディジタル交換機
はハイウェイの接続を現用から予備に装置間の同期に同
調して切り換える。この切換えにより、ハイウェイを通
すデータには欠落・重複が生じないように動作させてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディジタル
交換機は、前述したようにトラヒック特性、経済性、増
設性の点で優れる3段構成とし一面構成で並列スイッチ
ングを行っているが、ハイウェイインターフェース装置
と分配段通話路装置のハイウェイスイッチとの間にセレ
クタとして1次スイッチや2次スイッチ(T スイッチ)
を配置しなければならない。この構成は装置規模を増大
させてしまう。さらに、ディジタルデータには、クロッ
クによる同期化をセレクタで行うことから、遅延が生じ
る。このため、装置全体におけるデータの通過時間が大
きくなる。
【0006】また、冗長な予備の構成は、ハイウェイ単
位になる。したがって、予備ハイウェイには常に1ハイ
ウェイ以上の構成を準備することから、ディジタル交換
機におけるリソースの使用効率が低下してしまう。
【0007】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、構成のコンパクト化を図っても、データ提供のサー
ビス低下を招くことのない切り換えを行うことのできる
ディジタル交換装置およびその装置のデータ交換方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、複数の回線に備えたインターフェース装
置を介してディジタルデータを時分割したタイムスロッ
トの入換えに際し、この入換えに関わる接続情報を生成
する上位側の制御装置からのこの接続情報に応じた切換
信号を生成する切換制御手段の制御によりタイムスロッ
トの入換えを行うディジタル交換装置において、複数の
回線からのそれぞれ多重したタイムスロットをこのタイ
ムスロット単位に多重化する多重化手段と、この多重化
手段から供給される1フレーム分のタイムスロットのデ
ータを格納し、交換する交換メモリ手段と、上位側の制
御装置からの切換要求に応じて交換メモリ手段のタイム
スロットの入換えを指示する切換対応手段を含む切換制
御手段と、切換対応手段から供給されるデータを交換メ
モリ手段のアドレスとして用いて読み出されたデータを
複数の回線に分離する分離化手段とを備え、切換対応手
段は、上位側の制御装置からの接続情報を受信する情報
受信手段と、この情報受信手段で受信した接続情報を切
換えの前後に応じて記憶する第1メモリ手段と第2メモ
リ手段のそれぞれ、この接続情報で指定されたアドレス
に書き込み、格納した接続情報を交換メモリ手段の読出
し順序としてシーケンシャルに読み出す読出し規定手段
と、上位側の制御装置からの系の切換え指示に応じて内
部の基準となるタイミングに同期した切換信号を生成す
る系切換制御手段と、この系切換制御手段からの切換信
号に応じて読出し規定手段の第1メモリ手段と第2メモ
リ手段のいずれか一方からの読み出しを選択する読出し
選択手段とを含むことを特徴とする。
【0009】ここで、読出し規定手段は、第1メモリ手
段と第2メモリ手段とをそれぞれ書込みおよび読出しが
独立して同時に行えることが好ましい。
【0010】系切換制御手段は、切換信号をフレームの
先頭に合わせて生成することが望ましい。このように生
成することにより、内部のタイミングとの同期が容易に
とれるようになる。
【0011】切換対応手段は、情報受信手段と読出し選
択手段との間に、情報受信手段から供給される接続情報
を交換単位に書き込む切換記憶手段を配し、切換記憶手
段は、系切換制御手段からの切換信号を読出し信号とし
て書き込んだ接続情報を読み出し、読出し選択手段には
切換記憶手段と前記情報受信手段からそれぞれ接続情報
が供給され、読出し選択手段は系切換制御手段からの切
換信号に応じていずれかの接続情報を読出し規定手段に
出力し、読出し規定手段は、交換メモリ手段と接続する
ことが有利である。
【0012】本発明のディジタル交換装置は、複数の回
線のディジタルデータを多重化手段で多重化したタイム
スロットにして交換メモリ手段に格納させる。これによ
り、セレクタを用いた際に比べて装置規模を小さくする
とともに、遅延時間を抑える。そして、切換対応手段の
情報受信手段が、上位側の制御装置からの接続情報を受
信し、読出し規定手段に供給する。読出し規定手段では
この接続情報を第1メモリ手段と第2メモリ手段のそれ
ぞれ接続情報の指定したアドレスに書き込む。このアド
レスは交換メモリ手段の読出しアドレスのデータ送出順
に対応させてある。読出し選択手段は、系切換制御手段
で生成した切換信号に応じて読出し規定手段の第1メモ
リ手段と第2メモリ手段のいずれか一方の読出しを選択
することにより、基準とするタイミングとして、たとえ
ば、フレームの先頭から確実に切換えを行う。交換メモ
リ手段は、この読出し選択手段を介して供給されるデー
タを交換メモリ手段のアドレスとして用いてデータを分
離化手段に供給し、このデータを複数の回線にそれぞれ
分離供給する。
【0013】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、複数の回線に備えたインターフェース形式にした、
ディジタルデータを時分割したタイムスロットに対し
て、上位側から供給される制御情報としてこのタイムス
ロットのデータの入換えに関わる接続情報を用いた制御
により前記タイムスロットの入換えを行うディジタル交
換装置のデータ交換方法において、複数の回線から供給
されるタイムスロットを多重化する多重化工程と、この
多重化工程により多重化したタイムスロットのデータを
順次書き込む書込み工程と、上位側から供給される接続
情報において切換えの前後に対応した接続情報をそれぞ
れ受信し、この接続情報をこの接続情報が含むアドレス
に書き込み、格納した接続情報を多重化したデータの読
出し順序としてシーケンシャルに読み出すとともに、上
位側からの指示により多重化したタイムスロットの収容
先を変更する際に、上位側からの切換指示に応じて基準
とするタイミングで収容先を変更するデータ入換え工程
と、このデータ入換え工程からのデータを複数の回線そ
れぞれに分離供給する分離化工程とを含むことを特徴と
する。
【0014】ここで、データ入換え工程は、上位側から
供給される切換え前後の接続情報をそれぞれ受信する情
報受信工程と、この情報受信工程で受信した接続情報を
記憶するとともに、供給される切換え前後の接続情報を
読み出す情報入出力工程と、上位側から供給される接続
情報の切換指示に応じてタイミングに同期させて切り換
える切換信号を生成する切換信号生成工程と、情報入出
力工程で読み出した接続情報のうち、切換え後の接続情
報を生成した切換信号に応じて選択する選択工程と、こ
の選択工程で選択した接続情報に基づいて書込み工程で
書き込んだ多重化したデータを読み出す読出し工程とを
含むことが好ましい。
【0015】また、データ入換え工程は、上位側から供
給される接続情報をそれぞれ受信する情報受信工程と、
この情報受信工程で得た接続情報のうち、上位側から切
換要求が供給された際に、切換え後に用いる予備用の接
続情報の書込みを行う情報書込み工程と、上位側から供
給される切換指示に応じてタイミングに同期させて切り
換える切換信号を生成する切換信号生成工程と、接続情
報を生成した切換信号に応じて選択する選択工程と、こ
の選択工程の選択に伴い、切換え後の接続情報を切換え
前の接続情報として読み出す複写工程と、この複写工程
で読み出した接続情報を記憶するとともに、この接続情
報に基づいて書込み工程で書き込んだ多重化したデータ
を読み出す読出し工程とを含むことが望ましい。
【0016】複写工程は、情報書込み工程で書き込んだ
接続情報が有するアドレスおよびデータをアドレス昇順
に読み出して読出し工程に供給し、読出し工程では供給
される接続情報のデータをこの供給される接続情報が示
すアドレスに書き込むとともに、アドレス昇順に書き込
んだデータを読み出し、書込み工程で書き込んだタイム
スロットのデータの読出しアドレスに用いるとよい。
【0017】本発明のディジタル交換装置のデータ交換
方法は、複数の回線から供給されるタイムスロットを多
重化し、多重化したデータを順次書き込む。一方、上位
側から供給される切換え前後の接続情報を受信し、上位
側から供給される切換指示に応じて切換信号を生成す
る。この切換信号による切換え前に切換え後の接続情報
を供給しておき、この後、切換信号で切換えを行うこと
により、複数の回線に対するデータの供給を欠落および
重複なしにフレームの先頭で切り換えて得られた接続情
報に基づいて多重化したデータを読み出しデータを分離
化する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よるディジタル交換装置の実施例を詳細に説明する。
【0019】本発明のディジタル交換装置は、ディジタ
ル交換機における交換コアモジュール10の通話路装置12
に適用する。通話路装置12には、たとえば、図1に示す
伝送路100 が入力ハイウェイインターフェース部14を介
して通話路装置12の入力側に接続され、通話路装置12は
出力側が出力ハイウェイインターフェース部16を介して
伝送路200 と接続されている。入力ハイウェイインター
フェース部14と出力ハイウェイインターフェース部16
は、それぞれn+1 個の入力ハイウェイインターフェース
(IHIF)回路と出力ハイウェイインターフェース(OHI
F)回路を有する。ただし、入力ハイウェイインターフ
ェース(IHIF)回路と出力ハイウェイインターフェース
(OHIF)回路のn+1 番目は、予備として設けているが、
障害発生時、他のハイウェイがすべて使用されていると
き用いる。通常は切換要求があっても使用しない。使わ
なくても切換え交換可能にする通話路装置12の構成につ
いて以下に説明する。
【0020】通話路装置12には、時分割通話路部(Time
Division NetWork:以下、TDNWという)12a 、通話路制
御部(SWitching Control Equipment:以下、SWC とい
う)12b が備えられる。また、通話路装置12には、図示
しないが通話路系クロック部(NCLK:Network CLocK)や
通話路系共通制御装置部(Speech Path Common Contro
l: SPCC)も配される。
【0021】TDNW 12aには、多重化部(MUX )120a、通
話路メモリ(Speech Path Memory:以下、SPM という)1
22aおよび分離化部124aがある。多重化部120aは、入力
ハイウェイインターフェース部14から供給されるディジ
タルデータL 個を1つのハイウェイの扱うデータ量と
し、n 本のハイウェイを多重化した単位を一つのタイム
スロットとするタイムスロット単位の多重回路で、マル
チプレクサを用いる。これを用いることにより、ノンブ
ロックスイッチが構成される。多重化部120aは、図示し
ないが供給される、たとえば多重化/分離化クロック信
号によりデータを多重化し、この多重化したデータをSP
M 122aに供給する。SPM 122aは、供給されるデータの1
フレーム分をタイムスロット単位に格納する記憶容量を
有する。SPM 122aの動作は後段のタイミングの説明で述
べる。分離化部(DMUX)124aは、SPM 122aから供給され
るデータ列に対して、前述したタイムスロット単位に従
ってL 個のデータずつ各ハイウェイに分ける分離回路で
ある。分離化部124aも多重化/分離化クロック信号によ
りデータを分ける。
【0022】SWC 12b は、図2に示すように、供給され
る接続情報12A および切換指示信号12B に基づいて障害
等で切り換える場合、通話路の経路を切り換える制御を
行う回路である。接続情報12A および切換指示信号12B
は、図示しないSPバスを介して供給される。SWC 12b に
は、切換対応部120Bとして系切換制御部120b、読出し選
択部122b、パス制御部124b、および制御メモリ部126bが
含まれる。
【0023】系切換制御部120bは、切換指示信号12B が
供給された際に、通話路装置12のタイミングに同期した
切換信号12C を生成する回路を含む。系切換制御部120b
は、生成した切換信号12C を読出し選択部122bに供給す
る。読出し選択部122bは、切換信号12C に応じて供給さ
れる情報を選択する回路であり、たとえば、高速切換え
を行っても切換えに伴ってノイズを発生させない、切換
スイッチ等がある。パス制御部124bは、上位側の制御装
置からSPバスを介して供給される接続情報12Aを受信す
る入力インターフェース回路と、受信した接続情報12A
を出力する出力インターフェース回路をも備える。パス
制御部124bは受信した接続情報12A を制御メモリ部126b
に供給する。
【0024】制御メモリ部126bには、初期においてそれ
ぞれ、現用と予備用として用いる通話路制御メモリ26a
、26b を含む。通話路制御メモリ26a 、26b は、書込
みと読出しを同時に行える独立した2ポートメモリであ
る。各メモリ26a 、26b は、1フレーム分のデータがタ
イムスロット単位に入換えするための容量を有する。通
話路制御メモリ26a 、26b には、図示しないが書込み/
読出しイネーブル信号および書込み/読出し信号が供給
されている。通話路制御メモリ26a 、26b は、書込み/
読出しイネーブル信号および書込み/読出し信号に応じ
て接続情報12A の書込み/読出しを行う。通話路制御メ
モリ26a 、26b は、読出し選択部122bの端子0 と端子1
にそれぞれ読み出した接続情報12A を出力する。
【0025】なお、通話路制御メモリ26a 、26b は、2
ポートメモリに限定されるものでなく、共通した1ポー
トのメモリでもよい。この場合、メモリにおけるポート
の使用時間を書込み/読出しに応じて時分割すればよ
い。SWC 12b は、TDNW 12aの多重化部120aおよび分離化
部124aを制御するのでなく、SPM 122aに接続情報を出力
する。
【0026】次に交換コアモジュール10における通話路
装置12の動作について図3のタイミングチャートを参照
しながら説明する。また、図1や図2も必要に応じて参
照する。通話路装置12には、図示しないNCLKを介して基
準8kフレームが供給される。図1および図2であらわに
していないが、基準8kフレームは、たとえば網同期装置
から供給されるクロックである(図3(a) を参照)。通
話路装置12には、各装置に必要な周波数のクロックがこ
の他にも供給される。この基準8kフレームを用いて通話
路装置12は、同期を合わせる。
【0027】ここで、SWC 12b の動作タイミングを説明
する。通話路装置12の系切換制御部120bにタイミングt1
で現用と予備用を切り換える切換要求信号S_Req が図示
しない上位の制御系である中央制御部から供給される
(図3(b) を参照)。本実施例で切換要求信号S_Req の
供給に基づいて、このとき供給される接続情報12A を取
り込む。このときの接続情報12A には、n 番目のハイウ
ェイ(すなわち、伝送路)を除きn+1 番目のハイウェイ
に切り換える情報等が含まれる。接続情報12A について
は後段で説明する。中央制御部は、所定時間の経過後に
切換指示信号12Bを系切換制御部120bに供給する。切換
指示信号12B はタイミングt2に供給される(図3(c) を
参照)。系切換制御部120bは、内部の同期信号に前述し
た基準8kフレームを用いる。系切換制御部120bは同期信
号の立上りに同期した切換信号12Cを生成する(図3(d)
を参照)。生成した切換信号12C が読出し選択部122b
に供給される。図3(d) のタイミングt3を境に切換え前
と切換え後の状態に分れることになる。
【0028】接続情報12A はパス制御部124bを介して制
御メモリ部126bに供給される。切換え前において制御メ
モリ部126bの通話路制御メモリ26a は現用メモリとし、
通話路制御メモリ26b は予備用メモリとする。切換え前
では通話路制御メモリ26a に格納された接続情報12A が
読出し選択部122bを介して図1のSPM 122aに供給され
る。
【0029】TDNW 12aの多重化部120aには、1つのハイ
ウェイにおいて1つのタイムスロットをビット多重する
とともに、1フレームにこのタイムスロットをL 個多重
して供給される。多重化部120aには、入力ハイウェイイ
ンターフェース部14のn+1 本のハイウェイが接続され
る。多重化部120aは、それぞれ、このように多重したタ
イムスロット単位で供給されるハイウェイn 本分のデー
タをタイムスロット毎に多重する。この多重したデータ
はSPM 122aに供給される。多重化部120aには、図示しな
いがSWC 12b からどのハイウェイを多重化に用いるか選
択信号も供給される。
【0030】SPM 122aは、供給されたデータをシーケン
シャルにタイムスロット毎に書き込む。SPM 122aは、前
述したように、SWC 12b から供給される接続情報12A の
情報C1, C2を読出しアドレスとして用いて、ランダム読
出しを行う。このランダム読出しは、たとえば図4の破
線の矢印が示すように、TDNW 12aの入出力関係において
情報C1に応じてIHIF回路14n の入力データをn 個のハイ
ウェイ、すなわちOHIF回路16a 〜16n に出力するように
タイムスロットを交換している。そして、破線の矢印が
示すように、IHIF回路14a 〜14n を介して供給された入
力データが情報C2に応じてOHIF回路16n に供給されるよ
うにタイムスロットの交換によりデータ交換される。読
み出したデータは分離化部124aに供給される。分離化部
124aは、タイムスロット単位にL 個多重したデータをハ
イウェイn 本分に分離させ、出力する。
【0031】図3に戻って、このデータ交換において、
接続情報12A はSWC 12b の通話路制御メモリ26a から読
出し選択部122bを介して現用として供給される。また、
通話路制御メモリ26b は予備用である。予備用の通話路
制御メモリ26b には、切換要求信号S_Req の供給された
タイミングt1と切換指示信号の供給されるタイミングt2
の時間内に切換え後の接続情報12A が供給される。読出
し選択部122bではフレームの先頭、すなわちタイミング
t3での切換信号に応じて通話路制御メモリ26a/26b の現
用/予備用の関係を予備用/現用に変える(図3(e),
(f)を参照)。
【0032】この切換え後、TDNW 12aは、通話路制御メ
モリ26b に格納していた接続情報12A の情報C11, C22に
応じてn 番目のハイウェイでなく、n+1 番目のハイウェ
イを用いる。この関係は、図4の実線で示す。すなわ
ち、入力ハイウェイインターフェース回路14n+1 を介し
てn 番目を除いて供給される入力データは、SWC 12b か
らの接続情報12A の情報C11 に応じてデータ交換され
る。また、n 番目を除く、n+1 までのn 個のハイウェイ
を介して供給される入力データは、接続情報12A の情報
C22 に応じてn 番目でなく、n+1 番目のハイウェイにお
けるタイムスロットに供給して、データ交換する。読み
出したデータは、図1の分離化部124aに供給される。分
離化部124aは、タイムスロット単位にL 個多重したデー
タをハイウェイn 本分に分離させ、出力する。
【0033】このように現用と予備用の接続情報12A の
更新は、切換え前に現用と予備用を常に合わせておき、
切換要求信号が供給された際に切換対象の接続情報だけ
を予備に接続してもよい。また、切換要求が発生した時
点で、すべての接続情報を予備用のメモリに設定しても
よい。
【0034】ディジタル交換機10の比較例として図5に
ディジタル交換機20を示す。ディジタル交換機20は、n+
1 予備形式の冗長構成を有する。この構成に合わせて、
データの入出力を行う入力ハイウェイインターフェース
部や出力ハイウェイインターフェース部は、前述したも
のを用いてよい。通話路装置22は、セレクタ220a、ハイ
ウェイスイッチ(HSW )部222aおよびセレクタ224aを含
む。セレクタ220aには入力ハイウェイインターフェース
部14からn+1 本のハイウェイが接続される。セレクタ22
0aは1次の時間スイッチである。セレクタ220aにはSWC
22b を介して上位の制御装置から供給される接続情報が
供給される。接続情報によりセレクタ220aではデータ格
納される。読出しにおいては、それぞれの図示しないカ
ウンタにより順次n 本ハイウェイスイッチ(HSW )部22
2aにデータが読み出される。
【0035】ハイウェイスイッチ部222aは、空間スイッ
チである。ハイウェイスイッチ部222aは、一面構成によ
る折返形と二面構成による通過形があるが、回線の収容
制限およびトランク種別等を考慮して折返形を用いる。
ハイウェイスイッチ部222aには、供給されたデータのタ
イムスロットを上位の制御装置から供給される情報が供
給される。ハイウェイスイッチ部222aが、各タイムスロ
ットの位置を情報に応じて制御される。このようにして
交換されたタイムスロットがセレクタ224aに供給され
る。
【0036】セレクタ224aは、2次の時間スイッチであ
る。セレクタ224aは、たとえば、セレクタ220aで用いた
情報内容を利用して出力する。この情報は、SWC 22b 内
のセレクタ220a, 224aを制御する分離した各SCM (図示
せず)を介して供給される。
【0037】この構成で通常動作中にハイウェイの切換
えが要求された際に、運用中の情報を予備用のハイウェ
イに切り換えてサービスの継続を図る。あらかじめ切換
えが予定されている場合、現用のハイウェイから予備の
ハイウェイにデータの欠落・重複が生じないように切り
換えを行うハイウェイ間のタイミングを同期させてから
行う。また、障害時の切換えでは障害の影響する範囲を
極力少なくするように切り換えが行われる。この切換え
に際して制御する情報の転送時間に数秒程度を要すこ
と、クロックの同期化を行うことにより遅延時間が発生
してしまうこと等から、TDNW 22aのデータ通過時間が大
きくなる。
【0038】これに対して本発明を適用したディジタル
交換機10は、TDNW 12aに装置構成を大きくするセレクタ
を用いていないので、装置をコンパクトにできる。ま
た、この構成により、セレクタを用いる構成に比べてデ
ータの遅延時間を少なくすることができる。そして、ハ
イウェイのフレームの先頭でSCM 26a, 26bからの読出し
を切り換えることから、ハイウェイデータの欠如および
重複のないデータ交換ができる。
【0039】次に本発明を適用したディジタル交換機10
の他の実施例について説明する。本実施例では、SWC 12
b の構成に変更を加えている。他の構成要素は、前述し
た構成を用いてよい。また、SWC 12b においても前述し
た実施例と同じ構成要素には同じ参照符号を付す。本実
施例では、図6に示すように、新たにワークメモリ128b
がパス制御部124bと読出し選択部122bとの間に配され
る。ワークメモリ128bには、パス制御部124bを介して接
続情報12A が供給される。接続情報12A には、制御メモ
リ部126bにこのメモリ126bのアドレスとデータとが交換
単位に含まれる。ワークメモリ128bには、上位の制御装
置からワークメモリ128bのアドレスを先頭のアドレス0
〜アドレスの最終番地に向けて制御メモリ部126bのアド
レス内容が昇順になるように書き込む(図7のワークメ
モリの情報を参照)。ワークメモリ128bには、たとえ
ば、図7に示す書込みアドレス0, 2, X, K-1に対応して
書込みデータ0, 1, 2, 3が格納される。ワークメモリ12
8bは、前述した実施例の配置では制御メモリ部126bの位
置に配する。ワークメモリ128bには、系切換制御部120b
からの切換信号12C が読出しタイミング信号として供給
される。換言すれば、読出しタイミング信号は制御メモ
リ部126bへのコピー指示信号(または書込みタイミング
信号)といえる。読出しタイミング信号は内部の基準8k
フレームに同期していることは言うまでもない。
【0040】制御メモリ部126bは、読出し選択部122bか
らの出力を受ける位置に配する。系切換制御部120bは、
切換信号12C を1フレームの長さに生成する。読出し選
択部122bは、切換信号12C の立下りで切り換えを行う。
【0041】本実施例におけるSWC 12b の動作について
図8を参照しながら説明する。ディジタル交換機10のク
ロックは、図8(a) の基準8kフレームである。前述した
実施例と同様に切換要求信号S_Req がタイミングt1で供
給される。たとえば、この切換要求信号S_Req の立上り
から切換指示信号12B のタイミングt2までの間には、パ
ス制御部124bを介してワークメモリ128bに接続情報12A
が供給される。このとき供給される接続情報12A は切換
対象に関する接続情報、すなわち予備用の接続情報であ
る。この接続情報12A が供給される間、ワークメモリ12
8bは書込みイネーブル状態にある(図8(e) を参照)。
【0042】ワークメモリ128bは、タイミングt2の立上
りに応じて書込み禁止(WI)にする。書き込んだ情報が
書き換えられないようにするためである。この禁止状態
は、次の基準8kフレームが立ち上がるまで続く。この基
準8kフレームに同期して系切換制御部120bは、切換信号
12C を生成する。切換信号12C は、ワークメモリ128bに
読出しタイミング信号として供給する。ワークメモリ12
8bはこの信号の供給により読出しイネーブル状態にな
る。この状態は、たとえば、1フレームの間継続する。
ワークメモリ128bは、格納する予備用の接続情報を読出
し選択部122bを介して制御メモリ部126bに供給する。制
御メモリ部126bは、タイミングt4までに交換単位で供給
される接続情報12A を書き込む。接続情報12A には、制
御メモリ部126bのSCM アドレスとSCM データが含まれ、
メモリの指定されたアドレスにデータを書き込む。
【0043】切換信号12C は、次の基準8kフレームの立
上り(タイミングt4)になる直前までレベルH を保ち、
このフレームの立上りに同期して切換信号を立ち下げ
る。このとき、読出し選択部122bは、供給される接続情
報12A の供給元を現用から予備用に選択を切り換える。
すなわち、ワークメモリ128bからの情報でなく、パス制
御部124bからの情報を選択する。ワークメモリ128bは、
切換待機状態であるとともに、書込みイネーブル状態に
しておく。
【0044】このように切換え前に予備用の接続情報12
A が制御メモリ部126bに供給しておくことで、制御メモ
リ部126bは、常に現用として用いられる。ただし、切換
信号12C の出力中、すなわちタイミングt3, t4の間、供
給される情報の書き込みも行う。これは、制御メモリ部
126bに書込み/読出しを独立に行える2ポートメモリを
用いているからできる。また、1ポートメモリでは、書
込み/読出しを時分割して行うことで対応できる。
【0045】SPM 122aは、制御メモリ部122bのメモリの
アドレスが多重化データ列のデータ送出順になっている
ので、読み出す順序をシーケンシャルにする。これによ
り、データをSPM 122aの読出しアドレスとするランダム
読出しを行っている。
【0046】このランダム読出しについて図9を参照し
ながら説明する。図9に示す基準8kフレームとSPM 出力
のタイミングが同期関係にある場合を説明する。このた
め、図9(b) の切換信号S_Req は、基準8kフレームの立
上りより若干早いタイミングで立ち上がっている。ワー
クメモリ128bには、すでに切換対象の接続情報12A が書
き込まれている。書き込まれている内容は、図7のメモ
リ内容である。ワークメモリ128bのアドレス(図8(c)
を参照)に対してワークメモリ読出しデータが書き込ま
れている(図8(d) を参照)。ワークメモリ読出しデー
タは、図8(d)の上段が制御メモリ部126bの書込みアド
レスで、下段が制御メモリ部126bの書込みデータであ
る。
【0047】ワークメモリ128bに書き込んでいるデータ
の読出しは、切換信号12C により読出し開始される。読
み出したデータは、読出し選択部122bの端子0 を介して
図示じないが制御メモリ部126bのSCM に供給される。供
給されるデータを基にメモリのアドレス位置にデータを
書き込む。このデータの書込みは、たとえば、図8(e)
のレベルH 時の期間中を書込みイネーブルとして行う。
制御メモリ部126bに2ポートメモリを用いることから、
基準8kフレームの立上りに同期して直ちに書き込んだア
ドレスのデータをSPM 122aに読み出す。このデータはSP
M 122aの読出しアドレスになる。したがって、SPM 122a
はアドレス「0, 1, 2, 3」のデータを読み出す制御を受
ける。これにより、読み出されたデータが、タイムスロ
ットTSの0, 2, X, K-1の、それぞれ「a, b, c, d」であ
る。この一連の手順により、SPM122aのランダム読出し
が行われる。
【0048】なお、模式的に示した図8(b) の切換信号
12C は、ワークメモリ128bのアドレスが短いので、なく
なった時点で読出し選択を切り換えたが、前述した図8
の関係を用いれば、矢印S の位置で切換信号12C は立ち
下げるとよい。
【0049】本実施例では切換え後の接続情報を格納す
るワークメモリを、一度の切換え分の容量を設ければよ
いという利点がある。したがって、先の実施例のメモリ
の容量に比べて容量を削減することができる。また、切
換対象の接続情報だけを管理すればよいので、上位側の
制御装置の制御手順も簡素化することができる。
【0050】以上のように構成することにより、前述し
た実施例では、冗長構成を用いたディジタル交換機10に
対して説明してきたが、本発明の特徴は、切換え動作を
TDNW12aに供給する接続情報の経路を考慮して切り換え
ることで行うことにあるので、あえて冗長な予備のハイ
ウェイを用意せずに済ませることができる。すなわち、
収容換えを行うハイウェイのデータを他のハイウェイに
分散して接続を切り換えることができる。これにより、
予備のハイウェイを含まない分、ディジタル交換機のリ
ソースを最大限に引き出して使用できるようになる。
【0051】また、ハイウェイに収容されている加入者
のサービス中のデータ配列(すなわち、タイムスロッ
ト)をシステム側のリソース管理における並べ替えにも
適用できる。
【0052】
【発明の効果】このように本発明のディジタル交換装置
によれば、複数の回線のディジタルデータを多重化手段
で多重化したタイムスロットにして交換メモリ手段に格
納させることにより、セレクタを用いた際に比べて装置
規模を小さくするとともに、遅延時間を抑えることがで
きる。交換メモリ手段に対して、切換制御手段が含む切
換対応手段により格納したデータのランダム読出しを行
う。このランダム読出しは、切換対応手段に含む情報受
信手段で受信した上位側の制御装置からの接続情報を、
読出し規定手段の現用メモリ手段と予備用メモリ手段の
それぞれ、この接続情報が指定するアドレスに書き込
み、この書き込んだ接続情報をメモリ手段の読出しアド
レスにし、かつデータ送出順に対応させることにより、
データ交換を行っている。系の切換えは読出し選択手段
で内部のフレームのタイミングに同期した切換信号によ
り読出し規定手段からの接続情報を選択するので、フレ
ームの先頭からデータ交換に際してデータの欠落・重複
等を生じることなく確実に行うことができる。これによ
り、予備のハイウェイを含まない分、ディジタル交換機
のリソースを最大限に引き出して使用できるようにな
る。
【0053】また、ハイウェイに収容されている加入者
のサービス中のデータ配列(すなわち、タイムスロッ
ト)をシステム側のリソース管理における並べ替えにも
適用できる。
【0054】本発明のディジタル交換装置のデータ交換
方法によれば、複数の回線から供給されるタイムスロッ
トを多重化し、多重化したデータを順次書き込む。一
方、上位側から供給される切換え前後の接続情報を受信
し、上位側から供給される切換指示に応じて切換信号を
生成する。この切換信号による切換え前に切換え後の接
続情報を供給しておき、この後、切換信号で切換えを行
うことにより、複数の回線に対するデータの供給を欠落
および重複なしにフレームの先頭で切り換えて得られた
接続情報に基づいて多重化したデータを読み出しデータ
を分離化することにより、冗長構成にしなくても、切換
要求に対応して接続するパスを切り換えてディジタル交
換機のリソースを最大限に引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル交換装置をディジタル
交換機に適用した実施例の概略的な構成を示すブロック
図である。
【図2】図1のディジタル交換機における通話路制御部
が含む切換対応部の概略的な構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図2の通話路制御部の制御によるディジタル交
換機の動作を説明するタイミングチャートである。
【図4】図1のディジタル交換機の交換関係を説明する
模式図である。
【図5】図1のディジタル交換機の比較例としてあげた
従来のディジタル交換機の概略的な構成を示すブロック
図である。
【図6】図2の通話路制御部における切換対応部の他の
実施例の概略的な構成を示すブロック図である。
【図7】図6に用いるワークメモリの内容を示す図であ
る。
【図8】図6の通話路制御部の制御によるディジタル交
換機の動作を説明するタイミングチャートである。
【図9】図8に関し、より具体的に接続情報を考慮して
動作を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 ディジタル交換機 12 通話路装置 14 入力ハイウェイインターフェース部 16 出力ハイウェイインターフェース部 12a 時分割通話路部(TDNW) 12b 通話路制御部(SWC ) 26a, 26b 通話路制御メモリ 120a 多重化部(MUX ) 120b 系切換制御部 120B 切換対応部 122a 通話路メモリ(SPM ) 122b 読出し選択部 124a 分離化部(DMUX) 124b パス制御部 126b 制御メモリ部 128b ワークメモリ
フロントページの続き (72)発明者 林 健太郎 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 洋司 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−38282(JP,A) 特開 平6−46486(JP,A) 特開 平3−220695(JP,A) 特開 平4−14961(JP,A) 特開 平9−23458(JP,A) 特開 平7−38929(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 11/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回線に備えたインターフェース装
    置を介してディジタルデータを時分割したタイムスロッ
    トの入換えに際し、該入換えに関わる接続情報を生成す
    る上位側の制御装置からの該接続情報に応じた切換信号
    を生成する切換制御手段の制御により前記タイムスロッ
    トの入換えを行うディジタル交換装置において、該装置
    は、 前記複数の回線からのそれぞれ多重したタイムスロット
    を該タイムスロット単位に多重化する多重化手段と、 該多重化手段から供給される1フレーム分のタイムスロ
    ットのデータを格納し、交換する交換メモリ手段と、 前記上位側の制御装置からの切換要求に応じて前記交換
    メモリ手段の前記タイムスロットの入換えを指示する切
    換対応手段を含む前記切換制御手段と、 該切換対応手段から供給されるデータを前記交換メモリ
    手段のアドレスとして用いて読み出されたデータを複数
    の回線に分離する分離化手段とを備え、 前記切換対応手段は、前記上位側の制御装置からの前記
    接続情報を受信する情報受信手段と、 該情報受信手段で受信した接続情報を切換えの前後に応
    じて記憶する第1メモリ手段と第2メモリ手段のそれぞ
    れ、該接続情報で指定されたアドレスに書き込み、格納
    した接続情報を前記交換メモリ手段の読出し順序として
    シーケンシャルに読み出す読出し規定手段と、 前記上位側の制御装置からの系の切換え指示に応じて内
    部の基準となるタイミングに同期した切換信号を生成す
    る系切換制御手段と、 該系切換制御手段からの切換信号に応じて前記読出し規
    定手段の第1メモリ手段と第2メモリ手段のいずれか一
    方からの読み出しを選択する読出し選択手段とを含み、
    前記交換メモリ手段を前記読出し選択手段から供給され
    る接続情報に応じて前記複数の回線のうち、予備として
    設けた回線に切り換えることを特徴とするディジタル交
    換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記読
    出し規定手段は、第1メモリ手段と第2メモリ手段とを
    それぞれ書込みおよび読出しが独立して同時に行えるこ
    とを特徴とするディジタル交換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置において、前記系
    切換制御手段は、前記切換信号をフレームの先頭に合わ
    せて生成することを特徴とするディジタル交換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、前記切
    換対応手段は、前記情報受信手段と前記読出し選択手段
    との間に、前記情報受信手段から供給される前記接続情
    報を交換単位に書き込む切換記憶手段を配し、 前記切換記憶手段は、前記系切換制御手段からの切換信
    号を読出し信号として書き込んだ接続情報を読み出し、 前記読出し選択手段には前記切換記憶手段と前記情報受
    信手段からそれぞれ前記接続情報が供給され、前記読出
    し選択手段は前記系切換制御手段からの切換信号に応じ
    ていずれかの接続情報を前記読出し規定手段に出力し、 前記読出し規定手段は、前記交換メモリ手段と接続する
    ことを特徴とするディジタル交換装置。
  5. 【請求項5】 複数の回線に備えたインターフェース形
    式にした、ディジタルデータを時分割したタイムスロッ
    トに対して、上位側から供給される制御情報として該タ
    イムスロットのデータの入換えに関わる接続情報を用い
    た制御により前記タイムスロットの入換えを行うディジ
    タル交換装置のデータ交換方法において、該方法は、 前記複数の回線から供給されるタイムスロットを多重化
    する多重化工程と、 該多重化工程により多重化したタイムスロットのデータ
    を順次書き込む書込み工程と、 前記上位側から供給される接続情報において切換えの前
    後に対応した接続情報をそれぞれ受信し、該接続情報を
    該接続情報が含むアドレスに書き込み、格納した接続情
    報を多重化したデータの読出し順序としてシーケンシャ
    ルに読み出すとともに、前記上位側からの指示により多
    重化したタイムスロットの収容先を変更する際に、前記
    上位側からの切換指示に応じて基準とするタイミングで
    収容先を前記複数の回線のうち、予備として設けた回線
    変更するデータ入換え工程と、 該データ入換え工程からのデータを複数の回線それぞれ
    に分離供給する分離化工程とを含むことを特徴とするデ
    ィジタル交換装置のデータ交換方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法において、前記デ
    ータ入換え工程は、前記上位側から供給される前記切換
    え前後の接続情報をそれぞれ受信する情報受信工程と、 該情報受信工程で受信した接続情報を記憶するととも
    に、供給される前記切換え前後の接続情報を読み出す情
    報入出力工程と、 前記上位側から供給される前記接続情報の切換指示に応
    じて前記タイミングに同期させて切り換える切換信号を
    生成する切換信号生成工程と、 前記情報入出力工程で読み出した接続情報のうち、前記
    切換え後の接続情報を生成した切換信号に応じて選択す
    る選択工程と、 該選択工程で選択した接続情報に基づいて前記書込み工
    程で書き込んだ多重化したデータを読み出す読出し工程
    とを含むことを特徴とするディジタル交換装置のデータ
    交換方法。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の方法において、前記デ
    ータ入換え工程は、前記上位側から供給される前記接続
    情報をそれぞれ受信する情報受信工程と、 該情報受信工程で得た接続情報のうち、前記上位側から
    切換要求が供給された際に、切換え後に用いる接続情報
    の書込みを行う情報書込み工程と、 前記上位側から供給される切換指示に応じて前記タイミ
    ングに同期させて切り換える切換信号を生成する切換信
    号生成工程と、 該切換信号生成工程で生成した切換信号の立上りで前記
    切換え後の接続情報を前記切換え前の接続情報として読
    み出す複写工程と、 該複写工程で読み出した接続情報を記憶するとともに、
    該接続情報に基づいて前記書込み工程で書き込んだ多重
    化したデータを読み出す読出し工程と、 前記接続情報を生成した切換信号の立下りに応じて選択
    する選択工程とを含むことを特徴とするディジタル交換
    装置のデータ交換方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法において、前記複
    写工程は、前記情報書込み工程で書き込んだ接続情報が
    有するアドレスおよびデータをアドレス昇順に読み出し
    て前記読出し工程に供給し、 前記読出し工程では供給される接続情報のデータを該供
    給される接続情報が示すアドレスに書き込むとともに、
    アドレス昇順に書き込んだデータを読み出し、 前記書込み工程で書き込んだタイムスロットのデータの
    読出しアドレスに用いることを特徴とするディジタル交
    換装置のデータ交換方法。
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