JPH07193554A - 多重化装置 - Google Patents

多重化装置

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JPH07193554A
JPH07193554A JP5332656A JP33265693A JPH07193554A JP H07193554 A JPH07193554 A JP H07193554A JP 5332656 A JP5332656 A JP 5332656A JP 33265693 A JP33265693 A JP 33265693A JP H07193554 A JPH07193554 A JP H07193554A
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JP
Japan
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transmission line
time slot
memory
data
unit
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JP5332656A
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Hiraaki Nagase
平明 長瀬
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
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    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1605Fixed allocated frame structures
    • H04J3/1623Plesiochronous digital hierarchy [PDH]
    • H04J3/1641Hierarchical systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/062Synchronisation of signals having the same nominal but fluctuating bit rates, e.g. using buffers
    • H04J3/0626Synchronisation of signals having the same nominal but fluctuating bit rates, e.g. using buffers plesiochronous multiplexing systems, e.g. plesiochronous digital hierarchy [PDH], jitter attenuators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの多重・分離時のスイッチング遅延時
間を小さくした多重化装置を得る。 【構成】 規定のフレーム数で構成される時分割多重の
マルチフレームに対し、可変のフレーム単位で書き込み
・読み出しが可能な複数のタイムスロット変換メモリ
と、マルチフレーム・アライメント・メモリに対し可変
のフレーム単位で書き込み・読み出しを指示できる書き
込みタイミング生成回路を備え、上記各メモリに対し
て、必要なフレーム単位で伝送路インタフェースまたは
端末インタフェースとのデータ授受をさせるようにし
た。または、インタフェースに可変のフレーム単位で書
き込み・読み出しが可能な分散タイムスロット変換メモ
リと、セレクタを設け、必要なフレーム単位で伝送路イ
ンタフェース、端末インタフェースまたは伝送路、端末
とのデータ授受をさせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、時分割多重化装置に
おける中継時も含めてデータの多重/分離のための多重
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来のビット多重方式の発
(着)ノードにおける多重分離方式の一例である。図に
おいて、1は、ノード内の各種タイミングを生成し、制
御するPG部、2は、端末と接続するための端末インタ
フェース部、3は、端末インタフェースと伝送路インタ
フェースまたは、伝送路インタフェースと伝送路インタ
フェース間の各チャネルデータをスイッチングする(接
続する)ためのタイムスロット変換メモリ(TSI)
部、4は、伝送路と接続するための伝送路インタフェー
ス部、5は、各インタフェース部からTSI部方向のデ
ータを多重分離する受信多重・分離バス、6は、TSI
部から各インタフェース部方向のデータを多重・分離す
る送信多重分離バス、7は、1PG部の生成するノード
内の各タイミングのバスである。
【0003】図17は、従来のビット多重方式の中継ノ
ードにおける多重分離方式の一例である。図17におい
て、図16と同番号のものは相当構成を表わす。8は、
伝送路と接続するための伝送路インタフェース部であ
る。図18は、従来のビット多重方式の中継ノードにお
ける動作タイミングを示す。図において、401/40
2...云々は図17における信号名を示す。TSI部
において、1マルチフレーム毎(20クレーム毎)に、
タイムスロット変換メモリA、Bのリード/ライト方向
が反転する。図19は、従来のビット多重方式の伝送路
インタフェース部の受信側タイミングを示す。図におい
て、401/402云々は図16図17での信号名を示
す。伝送路抽出クロック(405)と、ノード内部バス
クロック(406)は、クロック速度が異なるため、デ
ータの速度変換を行なうものである。そして403の有
効ビットが伝送路からのデータになる。
【0004】図20は、ビット多重方式のネットワーク
・チャネル構成例を示す。図において、N1、N2、N
4は、(発)着ノードを、N3は中継ノードを示す。N
1〜N2間に伝送路(A)が、N2からN3間に伝送路
(B)が、N3からN4間に伝送路(C)がある。N1
ノードには、端末がa、b、c、d、eとあり、それぞ
れa=8kbps、b=9.6kbps、c=4.8k
bps、d=9.6bps、e=400bpsの速度を
もっとする。端末a、bは、中継ノードN3を経て、ノ
ードN2の端末a’、b’に接続される。端末c、d、
eは、中継ノードN3を経て、ノードN4の端末c’
d’e’に接続される。中継ノードにおいては、各ノー
ド間の伝送路の中に、直接個別のチャネルをアサインし
ていく。更に、中継ノードでは、チャネル単位にスイッ
チングする。
【0005】図21は、従来のTSI部のタイムスロッ
ト変換メモリA/B、即ち図16及び図11のタイムス
ロット変換メモリ32と33の構成を示す。図におい
て、Zはノードの多重分離バス上の1フレーム当たりの
ビット数を示す。タイムスロット変換メモリ容量は、本
構成の場合、A、Bをあわせると2*20*Z=40Z
(アドレス)になる。以下の説明で(x、y)と表示す
る場合は、x=フレーム相対ビット番号、y=マルチフ
レーム番号を示すものとし、(x、z)で、タイムスロ
ット変換メモリの特定のアドレスを指すものとする。以
下、次に述べる図22〜図26では、タイムスロット変
換メモリのアドレス指示を(x、y)で示す。例えば、
(l、19)は、19フレームのl番目のメモリを指
す。
【0006】図22〜図26は、従来のビット多重方式
の中継ノードにおけるTSI部の動作例を示す。図22
は、図20の伝送路(A)のチャネルaと伝送路(B)
のチャネルa’(N1ノード端末a〜N3ノード経由N
2ノード端末a’)の伝送路(A)、(B)への割当
(アサイン)例と、N3ノードのTSI部のタイムスロ
ット変換メモリへの割当例を示す。図中、(p+m、
1)は、(、以降このように記述する)のデータを、
タイムスロット変換メモリのアドレス(p+m、1)に
ライト/リードすることを示す。尚TSIのタイムスロ
ットメモリA、Bは、1マルチフレーム毎に、ライト/
リードの方向が変わる。同様に、図23は、図20のチ
ャネルb、b’と変換メモリへの割当例を示すものであ
り、図24は、図20のチャネルc、c’と変換メモリ
への割当例を示すものであり、図25は、図20のチャ
ネルd、d’と変換メモリへの割当例を示すものであ
り、図26は、図20のチャネルe、e’と変換メモリ
への割当例を示すものである。
【0007】図27は、従来のビット・オクテット多重
方式のネットワーク・経路チャネル構成例を示す。図に
おいて、N1、N2、N4は発(着)ノードを、N3は
中継ノードを示す。本方式の場合は、各ノード間の伝送
路の中に、発ノード〜着ノード間に64kbps*nの
速度をもと経路を定義し、経路の中に、個別のチャネル
をアサインしていく。中継ノードN3では、経路単位に
スイッチングする。本図では、N1からN2間に経路丸
1(N1−N3−N2)が定義され、その中に、N1ノ
ードの端末a、b〜N3ノードの端末a’、b’を接続
するチャネルがアサインされている。以降NとN4間も
同様である。
【0008】図28は、従来のビット・オクテット多重
方式の中継ノードにおけるTSI部の動作例を示す。図
において、ノードN3でのTSIでのスイッチングが、
経路単位で行なわれていることが分かる。
【0009】以下、例えば発または着ノードにおけるデ
ータの分離と多重の動作を説明する。まず、端末から伝
送路側へのデータの多重化方式について説明する。図1
6は、従来のビット多重方式の発着ノードにおける多重
・分離方式の一例を示したものである。端末インタフェ
ース部2のレシーバ21により受信された端末データ2
01は、レシーバにより受信された端末クロック(20
4/205)により、速度変換バッファメモリ部22に
書き込まれる。そして、タイミングバス7の読み出しタ
イミング信号206により、受信多重・分離バス5上に
信号203として出力され、タイミングバス7の書き込
みタイミング信号(305/306/307)により、
TSI(タイムスロット変換メモリ)部3のセレクタを
経て、タイムスロット変換メモリ32、33に信号30
2、303として書き込まれる。タイミングバス7の読
み出しタイミング信号(305/306/307)によ
り、セレクタ31を経て、6送信多重・分離バス上に信
号304として出力され、タイミングバス7の書き込み
タイミング信号413により、伝送路インタフェース部
4の速度変換バッファメモリ部47に信号401として
書き込まれる。更に、伝送路クロック部46よりの伝送
路クロック415により読み出され(411)、ドライ
バ48より、伝送路に出力される(412)。
【0010】次に、伝送路側から端末側へのデータの多
重・分離動作について説明する。伝送路インタフェース
部4のレシーバ41により受信された伝送路データ40
1は、伝送路クロック抽出部42により抽出された受信
伝送路クロック405により、速度変換バッファメモリ
部43に書き込まれる(402)。そして、タイミング
バス7の読み出しタイミング信号406により読み出さ
れた後、受信マルチフレーム同期検出部により、マルチ
フレーム同期ビットを検出し、受信マルチフレーム位相
信号407に合わせて、受信データ403をMFA45
(マルチフレームアライメントメモリ)部に書き込む。
更に、タイミングバス7の読み出しタイミング信号(4
08)により、受信多重・分離バス5上に出力され(4
04)、タイミングバス7の書き込みタイミング信号
(305/306/307)により、TSI(タイムス
ロット変換メモリ)部3の31セレクタを経て、タイム
スロット変換メモリ32又は33に書き込まれる(30
1)。タイミングバス7の読み出しタイミング信号(3
05/306/307)により、6送信多重・分離バス
上に出力され(304)、タイミングバス7の書き込み
タイミング信号210により、端末インタフェース部2
の速度変換バッファメモリ部24に書き込まれ(20
7)、端末クロック部23よりの端末クロック212に
より読み出し出力され(208)、ドライバ25より、
端末に出力される(209)。端末クロックも、ドライ
バ27より、端末に出力される(213)。1PG部
は、各種タイミング生成部12により作られた、これら
の一連の動作を行なわせるための各種タイミング信号1
02を、バスドライバ11より、タイミングバス7に出
力する(101)。
【0011】図19も参照して遅延発生を説明する。図
16において、伝送路からの受信データに対して、MF
A部45が伝送路の受信マルチフレーム位相とノード内
部のマルチフレーム位相(タイミングバス7の読み出し
タイミング信号)との差を吸収する必要があるため、最
大1マルチフレーム時間(本例の場合は、1マルチフレ
ームが20フレーム構成のため、最大205msec
(125μsec*20)になる。)の遅延が発生す
る。また、TSI(タイムスロット変換メモリ部)3の
タイムスロット変換メモリ32と33において、タイミ
ングバス7の書き込みタイミング信号と、タイミングバ
ス7の読み出しタイミング信号の位相差を吸収するため
の遅延時間が発生する。伝送路への送信データに対して
も同様に、TSI(タイムスロット変換メモリ)部3の
32及び33タイムスロット変換メモリにおいて、7タ
イミングバスの書き込みタイミング信号と、タイミング
バスの読み出しタイミング信号の位相差を吸収するため
の遅延時間が発生する。
【0012】更に、従来のビット多重方式の中継ノード
における多重・分離動作を図17を用いて説明する。こ
の場合の動作も発または着ノードでのデータの分離・多
重と同様であるが、その一部の動作を説明する。伝送路
インタフェース部8で受信された伝送路データ801
は、受信伝送路クロック805により、速度変換バッフ
ァメモリ部83に書き込まれ(802)、タイミングバ
ス7の読み出しタイミング信号806により、読み出さ
れたあと(803)、マルチフレーム同期ビットを検出
し、受信マルチフレーム位相信号807に合わせて、受
信データ803をMFA(マルチフレームアライメント
メモリ)部85に書き込む。これらデータは更にタイミ
ングバス7の読み出しタイミング信号808により、受
信多重・分離バス5上に出力され(804)、タイミン
グ信号305/306/307により、TSI(タイム
スロット変換メモリ部)3のタイムスロット変換メモリ
32、23に書き込まれる(301)。更にマルチフレ
ーム単位で読み出しタイミング信号305/306/3
07により、送信多重・分離バス6上に出力され(30
4)、書き込みタイミング信号413により、伝送路イ
ンタフェース部4の速度変換バッファメモリ部47に書
き込まれる(410)。これが伝送路クロック415に
より読み出され(411)、伝送路に出力412され
る。伝送路(B)側から伝送路(A)側へのデータの中
継についても上記説明と同じである。
【0013】PG部は、各種タイミング生成部12によ
り作られた、これらの一連の動作を行なわせるための各
種タイミング信号102を、バスドライバ11より、タ
イミングバス7に出力する(101)。ここで伝送路
(A)からの受信データに対して、MFA部85が
(A)伝送路の受信マルチフレーム位相とノード内部の
マルチフレーム位相(タイミングバス7の読み出しタイ
ミング信号)との差を吸収する必要があるため、最大1
マルチフレーム時間(本例の場合は、1マルチフレーム
が20フレーム構成のため、最大205msec(12
5μsec*20)になる。)の遅延が発生する。ま
た、TSI(タイムスロット変換メモリ)部3のタイム
スロット変換メモリ32及び33において、伝送路
(A)と伝送路(B)の間で、チャネル単位でスイッチ
ングするために、1マルチフレーム単位でスイッチング
するためのメモリ(つまり、2マルチフレーム分のサイ
ズのメモリ)を持つ必要があり、かつ1マルチフレーム
時間(本例の場合は、1マルチフレームが20フレーム
構成のため、図18のt3で示す205msec(12
5μsec*20)になる。)の遅延が発生する。
【0014】ビット・オクテット多重の場合を説明す
る。ビット・オクテット多重の動作は、発着ノードにお
いては、ビット多重と全く同じである。中継ノードにお
いても、動作は、ほぼ同じであるが、ビット・オクテッ
ト多重方式の場合は、中継ノードにおいて、チャネル単
位でスイッチングせず、オクテット(64Kbps)単
位の経路(方路)でスイッチングするため、TSI(タ
イムスロット変換メモリ)部3のタイムスロット変換メ
モリ31におけるスイッチンング遅延時間は、1フレー
ム時間(125μsec)になる。しかし、ビット多重
方式に比べて、中継ノードでの遅延時間は小さくなる
が、中継単位が信号の有無にかかわらずオクテット(6
4Kbps)単位の経路(方路)ごとに行なわれるた
め、多重化効率がビット多重に比べて小さくなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の時分割多重化装
置は以上のように構成されているので、マルチフレーム
位相を合わせてこの単位でスイッチングする必要があ
り、中継時も含めて多重・分離のスイッチングによるデ
ータ遅延時間が大きいという課題があった。また、TS
I部のタイムスロット変換メモリが大きいという課題も
あった。
【0016】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、多重・分離時のスイッチング遅
延時間を小さくするとともに、TSI部のタイムスロッ
ト変換メモリ容量を小さくした時分割多重化装置を得る
ことを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる多重化
装置は、規定のフレーム数で構成される時分割多重のマ
ルチフレームに対し、可変のフレーム単位で書き込み・
読み出しが可能な複数のタイムスロット変換メモリと、
必要に応じてマルチフレーム・アライメント・メモリに
対し、可変のフレーム単位で書き込み・読み出しを指示
できる書き込みタイミング生成回路を備え、上記各タイ
ムスロット変換メモリと各マルチフレーム・アライメン
ト・メモリに対し、必要なフレーム単位で伝送路インタ
フェースまたは端末インタフェースとのデータ授受をさ
せるようにした。
【0018】または、規定のフレーム数で構成される時
分割多重のマルチフレームに対し、各伝送路インタフェ
ースまたは端末インタフェースに可変のフレーム単位で
書き込み・読み出しが可能な複数の分散タイムスロット
変換メモリと、上記分散タイムスロット変換メモリのデ
ータ書き込み・読み出しを切替えるセレクタを設け、上
記各分散タイムスロット変換メモリに対し、必要なフレ
ーム単位で伝送路インタフェース、端末インタフェース
または伝送路、端末とのデータ授受をさせるようにし
た。
【0019】または、規定のフレーム数で構成される時
分割多重のマルチフレームに対し、各伝送路インタフェ
ースまたは端末インタフェースに可変のフレーム単位で
書き込み・読み出しが可能な複数の分散タイムスロット
変換メモリと、上記分散タイムスロット変換メモリのデ
ータ書き込み・読み出しを切替えるセレクタと、マルチ
フレーム・アライメント・メモリに対し可変のフレーム
単位で書き込み・読み出しを指示する書き込みタイミン
グ生成回路を設け、上記各分散タイムスロット変換メモ
リと各マルチフレーム・アライメント・メモリに対し、
必要なフレーム単位で伝送路インタフェース、端末イン
タフェースまたは伝送路、端末とのデータ授受をさせる
ようにした。
【0020】
【作用】この発明による多重化装置は、核装置内で必要
とするフレーム単位でタイムスロット変換メモリとイン
タフェースとの間でデータが授受され、これらのデータ
が規定のマルチフレーム分集まると伝送動作が起動され
る。
【0021】または、各インタフェースからのデータ
は、伝送する相手のインタフェース内に設けられた分散
タイムスロット変換メモリに、多重化装置内の運用で必
要とするフレーム単位で直接授受され、核分散タイムス
ロット変換メモリ上で規定のマルチフレーム集まると、
伝送動作が始まる。
【0022】または、各インタフェースからのデータ
は、伝送する相手のインタフェース内に設けられた分散
タイムスロット変換メモリとマルチフレーム・アライメ
ント・メモリに、多重化装置内の運用で必要とするフレ
ーム単位で直接授受され、該分散タイムスロット変換メ
モリ上で規定のマルチフレーム集まると、伝送動作が始
まる。
【0023】
【実施例】
実施例1.本発明の一実施例である時分割多重装置の構
成と動作を説明する。図1は、本発明の一実施例である
ビット多重方式の発または着ノードにおける多重・分離
を行なう多重化装置の構成図である。図において新規な
部分は、1aのPG部が、各種タイミング発生部12a
を持ち、従来の20フレーム固定で読み出し・書き込み
タイミングを出していたのに対し、チャネル毎に可変の
タイミングを出すようにした。さらに、3aのタイムス
ロット変換メモリ部内のタイムスロット変換メモリ32
aと33aの読み出し・書き込みの単位がフレーム単位
で可変となっており、これらの単位はアクセスする相手
の、例えば端末インタフェースのデータの授受速度4.
8Kbpsで決められる。4aの伝送インタフェース部
の中のMFA(マルチ・フレーム・アライメントメモ
リ)45aも同様に読み出し・書き込みの単位がフレー
ム単位で可変となっている。
【0024】図2は、本発明の一実施例であるビット多
重方式の中継ノードにおける多重・分離を行なう多重化
装置の構成図である。図において1、2、4〜7と3a
は図1に示したものと対応する同じ要素である。
【0025】図3、図4は、本発明の例であるビット多
重化装置の中継ノードにおける動作タイミングを示した
図である。図において、401/402等は、図2の対
応する数字の個所における信号名を示す。図3におい
て、5フレームを1マルチフレームとして扱うチャネル
の中継ノードにおける遅延時間”tm”が短縮されるこ
とが示される。即ち、中継ノードにおける遅延時間tm
は、tm=t1+t2+t3+t4で表わされる。ここ
で、t1、t4は、速度変換バッファメモリ部での遅延
時間で、t2は、受信マルチフレーム位相とノード内部
のマルチフレーム位相差(1〜20フレーム125ms
から2.5ms)で、t2’は、5フレームを1マルチ
フレームとして取り扱う場合の、受信マルチフレーム位
相とノード内部のマルチフレーム位相差(1〜5:12
5μs〜625μs)で、t3は、TSI部でのスイッ
チング遅延時間5フレームを1マルチフレームとして取
り扱う場合は、5フレーム時間(=625μsec)で
ある。図4では、比較のため20フレームを1マチフレ
ームとして扱うチャネルの中継ノードにおける遅延時
間”te”を示す。また、図4では図3の”tm”もあ
わせて示している。これから明らかなように、1マルチ
フレームのフレーム数を小さくすることで、中継時の遅
延時間が小さくできることが判る。
【0026】本発明の多重化装置を、図20の発(着)
ノードN1、N2、N4または中継ノードN3に用いた
場合のタイムスロット変換メモリA/B32a、33a
の構成を図5に示す。図において、Zはノードの多重分
離バス上の1フレーム当たりのビット数を示す。タイム
スロット変換メモリ容量は、本構成の場合、A/Bをあ
わせると2*20*Z=40Z(アドレス)になる。以
下の説明で(x、y)と表示する場合は、x=フレーム
相対ビット番号y=マルチフレーム番号を示すものと
し、(x、y)で、タイムスロット変換メモリの特定の
アドレスを指す。例えば、(l、19)は19フレーム
目のl番目のメモリを指すものとする。
【0027】図6〜図10は、本発明によるビット多重
方式の中継ノードにおけるTSI部の動作例を示す図で
あり、従来の図22〜図26に対応している。図6は、
図20のチャネルa、a’(N1ノード端末aからN3
ノード経由N2ノード端末a’)の伝送路(A)、
(B)へのアサイン(割当)例と、N3ノードのTSI
部のタイムスロット変換メモリへのアサイン例を示す。
図中、(p+u、1)は、丸1のデータを、タイムス
ロット変換メモリのアドレス(p+m、1)にライト/
リードすることを示す。尚TSIのタイムスロットメモ
リA、Bは、本例のチャネルa、a’に関しては、1フ
レーム毎に来と/リード方向が変わる。
【0028】図7は伝送路(A)のチャネルbと、伝送
路(B)のチャネルb’のアサイン例と、TSI部3a
のタイムスロット変換メモリ32a、33aのアサイン
例を示した図である。チャネルb、b’は5フレーム毎
にメモリ32a、33aのライト/リードの方向が変わ
る。図8は伝送路(A)のチャネルcと、伝送路(C)
のチャネルc’のアサイン例と、TSI部のメモリ32
a、33aのアサイン例を示した図である。チャネル
c、c’は5フレーム毎にメモリ32a、33aでライ
ト/リード方向が変る。図9は伝送路(A)のチャネル
dと、伝送路(C)のチャネルd’のアサインの例と、
TSI部のメモリ32a、33a、のアサイン例を示し
た図である。チャネルd、d’は5フレーム毎にメモリ
32a、33aでライト/リード方向が変る。図10は
伝送路(A)のチャネルeと、伝送路(C)のチャネル
e’のアサインの例と、TSI部のメモリ32a、33
aのアサイン例を示した図である。チャネルe、e’は
20フレーム毎にライト/リード方向が変る。
【0029】図11は、本発明による伝送路インタフェ
ース部のマルチフレームアライメントメモリの構成を示
す。チャネル速度に応じてマルチフレームサイズを選択
して、データを書き込み/読み出すようにする。こうし
て、マルチフレームサイズが20に比べて小さい場合
は、伝送路マルチフレーム位相とノード内部マルチフレ
ーム位相の差を小さくしてデータ授受が行なえる。
【0030】これらの図に基づき、発ノードにおけるビ
ット多重のデータの多重動作を説明する。従来の動作と
比較するため、端末側から伝送路側へのデータの多重方
式について説明する。図1の構成において、端末インタ
フェース部2で受信された端末データ201は端末クロ
ック204/205により速度変換バッファメモリ部2
2に書き込まれる(202)。次にタイミングバス7の
読み出しタイミング信号206により、受信多重・分離
バス5上に出力され(203)、書き込みタイミング信
号305/306/307により、TSI(タイムスロ
ット変換メモリ)部3aのタイムスロット変換メモリ3
2a又は33aに書き込まれる(301)。そして、読
み出しタイミング信号(305/306/307)によ
り、送信多・重分離バス6上に出力され(304)、書
き込みタイミング信号413により、伝送路インタフェ
ース部4の速度変換バッファメモリ部47に書き込まれ
(410)、伝送路クロック415により読み出され
(411)、伝送路に出力される(412)。
【0031】次に、伝送路側から端末側へのデータの多
重・分離動作について説明する。伝送路インタフェース
部4aで受信された伝送路データ401は、受信伝送路
クロック405により速度変換バッファメモリ部43に
書き込まれる(402)。この後、読み出しタイミング
信号406により読み出され(403)、マルチフレー
ム同期ビットを検出して、受信マルチフレーム位相信号
407を書き込みタイミング生成部49に出力する。受
信データ403は、予め与えられたチャネルのアサイン
情報をもとに、そのチャネル速度に応じて異なるフレー
ム数を持つマルチフレームタイミング信号409によ
り、MFA(マルチフレームアライメントメモリ)部4
5aに書き込まれる。これら受信データは、チャネル速
度に応じて異なる読み出しタイミング信号408によ
り、受信多重・分離バス5上に出力され(404)、チ
ャネル速度に応じて異なる書き込みタイミング信号(3
05/306/307)により、TSI(タイムスロッ
ト変換メモリ)部3aの31セレクタを経て、タイムス
ロット変換メモリ32a又は33aに書き込まれる(3
01)。書き込まれたデータは、チャネル速度に応じて
異なる読み出しタイミング信号(305/306/30
7)により、送信多重・分離バス6上に出力され(30
4)、チャネル速度に応じて異なる書き込みタイミング
信号210により、端末インタフェース部2速度変換バ
ッファメモリ部24に書き込まれる(207)。更に端
末クロック212により読み出され(208)、端末に
出力される(209)。PG部1の動作は従来と同様各
種タイミング信号を出力する。但し、タイミングの種類
が多く、各チャネルは予め設定されたフレーム単位でデ
ータバス5、6とデータ授受を行なう。
【0032】このように、端末と伝送路間のデータの伝
送経路は従来と変らない。新規な構成による動作の違い
はタイミングにあり、以下それを詳述する。MFA部4
5が吸収すべきものとして、伝送路の受信マルチフレー
ム位相とノード内部のマルチフレーム位相(タイミング
バスの読み出しタイミング信号)との位相差がある。従
来のビット多重方式の場合は、ここで、最大マルチフレ
ーム時間(マルチフレームが20フレーム構成の場合、
最大2.5msec(125μsec*20)にな
る。)の遅延が発生した。本発明によるビット多重方式
の場合は、チャネル速度に応じて、1マルチフレームの
フレーム数が、異なるように動作するため、例えば図3
に示すように、9.6Kbpsのチャネルを、5フレー
ムを1マルチフレームとして扱うとすると、遅延時間は
図中のt2として、最大625μsec(125μse
c*5)に抑えることができる。
【0033】一般に、チャネル速度に応じて、1マルチ
フレームのフレーム数をnフレームとすると、1マルチ
フレームを20フレームに固定する場合に比べて、最大
遅延時間をn/20にできる。図11は、図1のMFA
45aがn=1、2、4、5、10、20(20の公約
数)の場合の構成を示した図である。TSI(タイムス
ロット変換メモリ)部3aのタイムスロット変換メモリ
32a及び33aにおいて、書き込みタイミング信号
と、読み出しタイミング信号の位相差を吸収するための
遅延時間は従来のビット多重方式と同じである。勿論、
この遅延時間とは違って、読み出し/書き込みのフレー
ム単位が短くなることによる時間短縮の効果は、既に述
べたとおりである。伝送路への送信データに対しても同
様に、タイムスロット変換メモリにおいて、タイミング
バス7の書き込みタイミング信号と、読み出しタイミン
グ信号の位相差を吸収するための遅延時間は従来のビッ
ト多重方式と同じである。
【0034】図2に基づいて伝送路(A)側から伝送路
(B)側へのデータの中継(多重・分離)方式について
説明する。8伝送路インタフェース部8aで受信された
伝送路データ801は、受信伝送路クロック805によ
り、速度変換バッファメモリ部83に書き込まれ(80
2)、読み出しタイミング信号806により読み出され
た後(803)、マルチフレーム同期ビットを検出し
て、受信マルチフレーム位相信号807を書き込みタイ
ミング生成部89に出力する。受信データは、予め与え
られたチャネルのアサイン情報をもとにそのチャネル速
度に応じて異なるフレーム数を持つマルチフレームタイ
ミング信号809により、MFA(マルチフレームアラ
イメントメモリ)部85aに書き込まれる。これら受信
データは、読み出しタイミング信号により、受信多重・
分離バス上に出力804され、書き込みタイミング信号
(305/306/307)により、TSI部3aタイ
ムスロット変換メモリ32a又は33aに書き込まれる
(301)。書き込まれたデータは、タイミング信号
(305/306/307)により、送信多重・分離バ
ス6上に出力304され、書き込みタイミング信号41
3により伝送路インタフェース部4a速度変換バッファ
メモリ部47に書き込まれ(410)、伝送路クロック
415により読み出され(411)、伝送路に出力41
2される。伝送路(B)側から伝送路(A)側へのデー
タの多重・分離についても同様に行なわれる。PG部1
aは、各種タイミング生成部12aにより作られた、こ
れらの一連の動作を行なわせるための各種タイミング信
号を出すが、上記で述べたように、インタフェースとT
SI部メモリへのデータ授受(ライト/リード)の単位
がチャネル毎に1〜20フレーム単位で行なわれるよう
に出力される部分が新規である。
【0035】ここで、伝送路(A)からの受信データに
対して、、MFA部45aが伝送路(B)の受信マルチ
フレーム位相とノード内部のマルチフレーム位相(タイ
ミングバスの読み出しタイミング信号)との差を吸収す
る必要がある。従来のビット多重方式の場合は、ここ
で、最大1マルチフレーム時間の遅延が発生した。本発
明によるビット多重方式の場合は、例えば図3に示すよ
うに、9.6Kbpsのチャネルを、5フレームを1マ
ルチフレームとして扱うとすると、遅延時間t2は、最
大625μsecに抑えることができる。この事情は発
着ノードも中継ノードでも事情は同じで最大遅延時間は
n/20に低減できる(図11に示す)。TSI(タイ
ムスロット変換メモリ)3a部のタイムスロット変換メ
モリ32a及び33aにおけるスイッチング遅延時間は
従来のビット多重方式の場合は、1マルチフレーム単位
でスイッチングするため、2.5msec(125μs
ec*20)の遅延が発生した。本発明によるビット多
重方式の場合は、チャネル速度に応じて、1マルチフレ
ームのフレーム数が異なるように動作するため、例えば
図3に示すように、9.6Kbpsのチャネルを、5フ
レームを1マルチフレームとして扱うとすると、遅延時
間t3は625μsec(125μsec*5)に抑え
ることができる。
【0036】従来のビット・オクテット多重方式の場合
は、中継ノードにおいて、上記TSI部3aではチャネ
ル単位でスイッチングせず、オクテット単位の経路でス
イッチングするため、TSI(タイムスロット変換メモ
リ)部のタイムスロット変換メモリ32a及び33aに
おけるスイッチング遅延時間は、1フレーム時間(12
5μsec)になる。以下従来のビット多重、従来のビ
ット・オクテット多重、本発明によるビット多重の中継
ノードにおける遅延時間を比較する。遅延時間の発生要
因は、2つある。 (1)伝送路の受信マルチフレーム位相とノード内部の
マルチフレーム位相との差を吸収するための遅延時間
は、従来のビット多重方式、従来のビット・オクテット
多重方式とも、最大1マルチフレーム時間(1マルチフ
レームが20フレーム構成の場合、最大2.5msec
(125μsec*20)、最小1フレーム時間(12
5μsec))の遅延が発生する。本発明によるビット
多重方式の場合は、チャネル速度に応じて、1マルチフ
レームのフレーム数をnフレームとすると、最大遅延時
間は、n*125μsecになる。 (2)TSI部におけるスイッチングによる遅延時間
は、従来のビット多重方式の場合は、1マルチフレーム
単位でスイッチングするため、ここで1マルチフレーム
時間(1マルチフレームが20フレーム構成の場合、
2.5msec(125μsec*20)になる。)の
遅延が発生する。従来のビット・オクテット多重方式の
場合は、スイッチング遅延時間は、1フレーム時間(1
25μsec)になる。本発明によるビット多重方式の
場合は、チャネル速度に応じて、1マルチフレームのフ
レーム数をnフレームとすると、スイッチング遅延時間
は、n*125μsecになる。
【0037】そして、上記(1)、(2)及び速度変換
バッファメモリ部(送信/受信2箇所)での遅延時間の
合計が、それぞれの方式の中継ノードにおける遅延時間
になる。速度変換バッファメモリ部での遅延時間はどの
方式も同じで、2箇所合計で最大250μsec程度)
のため、以下の計算より削除(無視)するものとする。 (20+20)*125μsec≧従来のビット多重方
式の遅延時間≧(1+20)*125μsec (20+1)*125μsec≧従来のビット・オクテ
ッ多重方式の遅延時間≧(1+1)*125μsec (n+n)*125μsec≧本発明のビット多重方式
の遅延時間≧(1+n)*125μsec ただし、nは、チャネル速度に応じて異なり、n=1、
2、4、5、10、20になる。これを、グラフに表わ
したものを、図12に示す。本発明のビット多重方式の
中継ノードにおける遅延時間は、従来のビット多重方式
と従来のビット・オクテット多重方式の中間に位置して
いることがわかる。中継ノードにおける遅延時間のばら
つきは、中継ノード数が多くなると平均化されると考え
られるので、本発明のビット多重方式における中継ノー
ドにおける遅延時間は、チャネル速度に応じて異なる
が、n≦5のとき、従来のビット・オクテット多重方式
より小さくなると評価できる。
【0038】実施例2.本発明の他の実施例である多重
化装置を説明する。図13は本実施例における多重化装
置の構成図である。図において、2bは、端末と接続す
るための端末インタフェース部で、2B、2Cの端末速
度に応じた容量を持つ分散タイムスロット変換メモリ
と、2A、2Dのセレクタをもつ。4b及び8bは、伝
送路と接続するための伝送路インタフェース部で4B、
4C及び8B、8Cの伝送路速度に応じて容量を持つ分
散タイムスロット変換メモリと、4A、4D及び8A、
8Dのセレクタを持つ。9は、各インタフェース部間の
データをやりとりする送受信多重分離バスである。PG
部1aと、タイミングバス7は実施例1と同等のもので
ある。
【0039】図14は、図13に示す各インタフェース
部に搭載する分散タイムスロット変換メモリの構成を示
す図である。図14において、Pは伝送路の1フレーム
当たりのビット数(端末インタフェースのときは、1フ
レーム時間125μsec当たりの端数切上げた端末デ
ータの数)である。タイムスロット変換メモリの容量は
A、Bあわせると2*20*P=40P(アドレス)に
なる。各インタフェース部に搭載する上記メモリの総和
は、Σ40Pi≦40Z(i=1ないしnで、nは最大
実装数)となり、TSI部を設ける場合、常に最大スイ
ッチング容量分のメモリ(2*20*z=40z)を搭
載するのに比べ、特にインタフェースの数が少ないと
き、メモリ容量の総和を小さくできる。
【0040】実施例3.図15は、本発明の請求項1と
請求項2を併用した多重化装置の一例を示す構成図であ
る。即ち、図15は、図13の伝送路インタフェース部
に、書き込みタイミング生成部に、書き込みタイミング
生成部49を搭載して、チャネル速度に応じて異なるマ
ルチフレームでMFA部での伝送路マルチフレーム位相
と、ノード内部マルチフレーム位相さを吸収している。
こうすることで、発生する遅延時間を小さくする効果が
ある。
【0041】
【発明の効果】この発明は以上述べたように可変のフレ
ーム単位で読み出し・書き込みするメモリにより、必要
なフレーム単位でインタフェースまたは伝送路等とデー
タ授受させるようにしたので、多重化効率を落さずに発
着ノード、中継ノードでの中継も含めたデータの、多重
分離の際の時間遅れを少なくする効果がある。
【0042】この発明は、各インタフェース部に設けた
可変のフレーム単位で読み出し・書き込みする分散メモ
リにより、必要なフレーム単位でインタフェースまたは
伝送路等とデータ授受させるようにしたので、多重化効
率を落さずに発着ノード、中継ノードでの中継も含めた
データの多重、分離の際の時間遅れを少なくし、またメ
モリ規模をすくなくできる効果がある。
【0043】この発明は、各インタフェース部に設けた
可変のフレーム単位で読み出し・書き込みする分散メモ
リとマルチフレーム・アライメント・メモリにより、必
要なフレーム単位で端末インタフェースまたは伝送路等
とデータ授受させるようにしたので、多重化効率を落と
さずに発着ノード、中継ノードでの中継も含めたデータ
の多重、分離の際の時間遅れを少なくし、またメモリ規
模を少なくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるビット多重方式の発また
は着ノードにおける多重化装置の回路構成図である。
【図2】本発明の実施例であるビット多重方式の中継ノ
ードにおける多重化装置の回路構成図である。
【図3】本発明の実施例であるビット多重方式の中継ノ
ードにおける動作タイミング図である。
【図4】本発明の実施例であるビット多重方式の中継ノ
ードにおける他の動作タイミング図である。
【図5】本発明の実施例であるTSI部のタイムスロッ
ト変換メモリ構成図である。
【図6】本発明によるビット多重方式の中継ノードにお
けるTSI部の動作説明図である。
【図7】本発明によるビット多重方式の中継ノードにお
けるTSI部の動作説明図である。
【図8】本発明によるビット多重方式の中継ノードにお
けるTSI部の動作説明図である。
【図9】本発明によるビット多重方式の中継ノードにお
けるTSI部の動作説明図である。
【図10】本発明によるビット多重方式の中継ノードに
おけるTSI部の動作説明図である。
【図11】本発明の実施例である伝送路インタフェース
部のマルチフレームアライメントの構成図である。
【図12】各方式の中継ノードにおける遅延時間を比較
した図である。
【図13】本発明の他の実施例である分散タイムスロッ
ト変換メモリを用いた多重化装置の回路構成図である。
【図14】本発明の他の実施例である分散タイムスロッ
ト変換メモリの構成図である。
【図15】実施例3における多重化装置の回路構成図で
ある。
【図16】従来のビット多重方式の発(着)ノードにお
ける多重化装置の回路構成図である。
【図17】従来のビット多重方式の中継ノードにおける
多重化装置の回路構成図である。
【図18】従来のビット多重方式の中継ノードにおける
動作タイミング図である。
【図19】従来のビット多重方式の伝送路インタフェー
ス部の受信側タイミング図である。
【図20】ビット多重方式によるネットワーク・チャネ
ルの構成の例を示す図である。
【図21】従来のTSI部のタイムスロット変換メモリ
の構成図である。
【図22】従来のビット多重方式の中継ノードにおける
TSI部の動作説明図である。
【図23】従来のビット多重方式の中継ノードにおける
TSI部の動作説明図である。
【図24】従来のビット多重方式の中継ノードにおける
TSI部の動作説明図である。
【図25】従来のビット多重方式の中継ノードにおける
TSI部の動作説明図である。
【図26】従来のビット多重方式の中継ノードにおける
TSI部の動作説明図である。
【図27】従来のビット・オクテット多重方式のネット
ワーク・経路・チャネルの構成の例を示す図である。
【図28】従来のビット・オクテット多重方式の中継ノ
ードにおけるTSI部の動作の例を示す図である。
【符号の説明】
1a PG部 2a 端末インタフェース部 3a TSI部 4a,8a 伝送路インタフェース部 4A,4D セレクタ 4B,4C 分散タイムスロット変換メモリ 8A,8D セレクタ 8B,8C 分散タイムスロット変換メモリ 12a 各種タイミング生成部 32a タイムスロット変換メモリA 33a タイムスロット変換メモリB 49 書き込みタイミング生成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規定のフレーム数で構成される時分割多
    重のマルチフレームに対し、可変のフレーム単位で書き
    込み・読み出しが可能な複数のタイムスロット変換メモ
    リと、必要に応じてマルチフレーム・アライメント・メ
    モリに対し可変のフレーム単位で書き込み・読み出しを
    指示できる書き込みタイミング生成回路を備え、 上記各タイムスロット変換メモリと各マルチフレーム・
    アライメント・メモリに対し、必要なフレーム単位で伝
    送路インタフェースまたは端末インタフェースとのデー
    タ授受をさせるようにした多重化装置。
  2. 【請求項2】 規定のフレーム数で構成される時分割多
    重のマルチフレームに対し、各伝送路インタフェースま
    たは端末インタフェースに可変のフレーム単位で書き込
    み・読み出しが可能な複数の分散タイムスロット変換メ
    モリと、上記分散タイムスロット変換メモリのデータ書
    き込み・読み出しを切り替えるセレクタを設け、 上記各分散タイムスロット変換メモリに対し、必要なフ
    レーム単位で伝送路インタフェース、端末インタフェー
    スまたは伝送路、端末とのデータ授受をさせるようにし
    た多重化装置。
  3. 【請求項3】 規定のフレーム数で構成される時分割多
    重のマルチフレームに対し、各伝送路インタフェースま
    たは端末インタフェースに可変のフレーム単位で書き込
    み・読み出しが可能な複数の分散タイムスロット変換メ
    モリと、上記分散タイムスロット変換メモリのデータ書
    き込み・読み出しを切替えるセレクタと、マルチフレー
    ム・アライメント・メモリに対し可変のフレーム単位で
    書き込み・読み出しを指示する書き込みタイミング生成
    回路を設け、 上記各分散タイムスロット変換メモリと各マルチフレー
    ム・アライメント・メモリに対し、必要なフレーム単位
    で伝送路インタフェース、端末インタフェースまたは伝
    送路、端末とのデータ授受をさせるようにした多重化装
    置。
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