JP3455097B2 - ダイナミック型半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

ダイナミック型半導体記憶装置及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トレンチキャパ
シタ構造のメモりセルを持つダイナミック型半導体記憶
装置(DRAM)とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMのメモりセルは、1個のMOS
トランジスタと1個のキャパシタにより構成される。こ
の様なDRAMのよく知られたメモりセル構造として、
トレンチキャパシタ構造がある。
【0003】図32は、従来の基板プレート型トレンチ
キャバシタ構造のメモリセルをビット線方向に切断した
断面図であり、図33は同じくワード線方向に切断した
断面図である。このメモリセルは、1つのMOSトラン
ジスタ200と1つのキャバシタ300とにより構成さ
れる。半導体基板100のn型ウエル101上に形成さ
れたp型ウエル102は、素子分離絶縁膜103により
分離された複数の島状の素子領域に区画されている。M
OSトランジスタ200は各素子領域のp型ウェル10
2にゲート絶縁膜201を介して形成されたゲート電極
202と、ゲート電極202に自己整合されて形成され
たn+型ソース,ドレイン拡散層203,204により
構成されている。ゲート電極202は例えば、ポリシリ
コン膜202aとWSi2 膜202bの積層膜により構
成され、これが一方向に連続的に配設されてワード線と
なる。
【0004】キャバシタ300は、基板100に形成さ
れた溝301を用いて、溝301の内壁にキャパシタ絶
縁膜302を形成し、内部に蓄積電極303を埋め込ん
で形成されている。n型ウェル101がキャパシタのプ
レート電極として用いられている。溝301の上部内壁
面には素子分離用の絶縁膜304が形成されている。
【0005】溝301の内部に埋め込まれた蓄積電極3
03は、この蓄積電極303に重なるように拡散形成さ
れるMOSトランジスタ200のソース拡散層203と
接続される。ビット線400は、ドレイン拡散層204
と接続されてワード線と直交する方向に配設される。こ
のメモリセル構造において、あるメモリセルのゲート電
極として機能するワード線は、ワード線方向に隣接する
メモりセルのキャパシタ領域上をゲート電極としては機
能しない通過ワード線として通過する。
【0006】このように、 従来の基板プレート型トレン
チキャパシタ構造のメモリセルにおいては、 キャパシタ
用溝301の内部に蓄積電極303を埋め込むため、 蓄
積電極303とn型ウエル101の間で構成されるキャ
バシタ300の面積を大きいものとすることができ、メ
モりセルの微細化と高集積化が可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のトレンチキャパ
シタ構造のメモりセルでは、メモリセル面積の縮小に伴
い、キャパシタ用溝の開口部の面積も縮小するため、キ
ャバシタ容量を確保するにはキャパシタ用溝の深さをよ
り深くする必要がある。しかし―般的に、 アスペクト比
の大きい溝を形成するのは困難である。アスペクト比の
増大を抑制し、かつキャパシタ容量を確保するために
は、比誘電率が大きい絶縁膜、例えば強誘電体膜をキャ
バシタ絶縁膜として用いる方法が考えられる。しかし、
従来のメモりセル構造では、以下の理由により、強誘電
体膜をキャパシタ絶縁膜として用いることが困難であっ
た。
【0008】従来のトレンチキャパシタ構造では、キャ
パシタを埋め込み形成した後に、MOSトランジスタの
ソース,ドレイン拡散層が形成される。一般に強誘電体
は、800℃程度の熱エ程を経ると膜の組成等が変化
し、誘電率が低下してリーク電流が増大する。従って、
強誘電体膜を用いたキャパシタを形成した後にソース,
ドレイン拡散層の不純物活性化等の熱工程が入ると、キ
ャパシタの性能劣化が大きい。また熱工程により例えば
強誘電体膜の酸素が離脱するといった組成変化や、強誘
電体膜と半導体基板あるいは蓄積電極との反応が生じる
可能性もある。
【0009】更に、従来のトレンチキャパシタ構造で
は、MOSトランジスタのゲート電極202がそのまま
ワード線として連続的に配設される。従って、図33の
断面図に示すように、ゲート電極202が素子領域上か
らそのまま素子領域外まで延びるから、MOSトランジ
スタのバルク領域との間に大きな浮遊キャパシタンスが
入る。これは、メモりセルの高速性能を損なう原因とな
る。
【0010】この発明は、ゲート電極を素子領域のみに
局在させることより、浮遊キャパシタンスを低減して高
速性能を実現したトレンチキャパシタ構造を有するDR
AMとその製造方法を提供することを目的とする。
【0011】この発明はまた、キャパシタ絶縁膜として
強誘電体膜を使用して、高集積化することを可能とした
トレンチキヤパシタ構造を有するDRAMとその製造方
法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るDRAM
は、半導体基板と、この半導体基板に、素子分離溝に絶
縁膜を埋め込んで形成された素子分離領域により互いに
島状に分離されて配列形成された複数の素子領域と、各
素子領域に前記素子分離溝と同時に加工されて素子領域
の幅と概略同じ幅を持って素子領域上に局在させたゲー
ト電極が形成され、このゲート電極と整合されてソー
ス,ドレイン拡散層が形成された複数のMOSトランジ
スタと、前記各素子領域の端部に位置するように前記
導体基板に形成された複数のキャパシタ用溝と、各キャ
パシタ用溝の内壁に形成されたキャパシタ絶縁膜及び各
キャパシタ用溝内部に形成された電極を有する複数のキ
ャパシタと、各キャパシタの電極とそれぞれ対応する前
記MOSトランジスタのソース,ドレイン拡散層の一方
との間を接続する複数の接続導体と、前記複数のMOS
トランジスタのうち第1の方向に並ぶもののゲート電極
を連結するように配設されたワード線と、前記複数のM
OSトランジスタのうち第1の方向と交差する第2の方
向に並ぶもののソース,ドレイン拡散層の他方を連結す
るように配設されたビット線とを備えたことを特徴とし
ている。
【0013】この発明に係るDRAMはまた、半導体基
板と、この基板に互いに島状に分離されて配列形成され
た複数の素子領域と、各素子領域にゲート電極が形成さ
れ、このゲート電極と整合されてソース,ドレイン拡散
層が形成された複数のMOSトランジスタと、前記各素
子領域の端部に位置するように前記基板に形成された複
数のキャパシタ用溝と、各キャパシタ用溝の内壁に形成
された強誘電体からなるキャパシタ絶縁膜及び各キャパ
シタ用溝内部に形成された電極を有する複数のキャパシ
タと、各キャパシタの電極とそれぞれ対応する前記MO
Sトランジスタのソース,ドレイン拡散層の一方との間
を接続する複数の接続導体と、前記複数のMOSトラン
ジスタのうち第1の方向に並ぶもののゲート電極を連結
するように配設されたワード線と、前記複数のMOSト
ランジスタのうち第1の方向と交差する第2の方向に並
ぶもののソース,ドレイン拡散層の他方を連結するよう
に配設されたビット線とを備えたことを特徴としてい
る。
【0014】この発明において好ましくは、キャパシタ
は、キャパシタ用溝の内壁に形成されたストロンチウム
・ルテニウム酸化物を含むプレート電極と、このプレー
ト電極表面に形成されたチタン酸バリウムストロンチウ
ムからなるキャパシタ絶縁膜と、このキャパシタ絶縁膜
が形成された前記キャパシタ用溝に埋め込まれたストロ
ンチウム・ルテニウム酸化物からなる電極とを有するも
のとする。
【0015】またこの発明において好ましくは、各ビッ
ト線のソース,ドレイン拡散層とのコンタクト部は、隣
接する2本のワード線の間に、2層の絶縁膜により隔て
られて自己整合されて形成されているものとする。
【0016】更にこの発明において好ましくは、各ワー
ド線が、キャパシタの領域上方を通過するように配設さ
れ、接続導体はワード線の下部でキャパシタの電極に接
続される。
【0017】この発明によるDRAMの製造方法は、半
導体基板にゲート絶縁膜を介してゲート電極材料膜を形
成する工程と、前記ゲート電極材料膜及びゲート絶縁膜
を島状に分離された複数の素子領域に残すようにエッチ
ングし、引き続き素子領域周囲の半導体基板を所定深さ
エッチして素子分離用溝を形成する工程と、前記素子分
離用溝に素子分離用絶縁膜を埋め込み形成する工程と、
前記各素子領域に残された前記ゲート電極材料膜をパタ
ーニングして素子領域の幅と同じ幅を持つゲート電極を
形成し、形成されたゲート電極をマスクとして不純物を
ドープしてソース,ドレイン拡散層を形成して複数のM
OSトランジスタを形成する工程と、前記各ゲート電極
の側壁に側壁絶縁膜を形成する工程と、前記各素子領域
の端部に位置する複数の開口を有するマスク用絶縁膜を
形成する工程と、前記マスク用絶縁膜の開口を介して前
記半導体基板を所定深さエッチングして複数のキャパシ
タ用溝を形成する工程と、前記各キャパシタ用溝の内壁
にキャパシタ絶縁膜を形成した後、各キャパシタ用溝内
に電極を埋め込んで複数のキャパシタを形成する工程
と、前記複数のキャパシタの電極を対応する前記MOS
トランジスタのソース,ドレイン拡散層の一方に接続す
る接続導体を形成する工程と、前記複数のMOSトラン
ジスタのうち第1の方向に並ぶもののゲート電極を接続
するワード線を形成する工程と、前記複数のMOSトラ
ンジスタのうち前記第1の方向と交差する第2の方向に
並ぶもののソース,ドレイン拡散層の他方を接続するビ
ット線を形成する工程とを有することを特徴としてい
る。
【0018】この発明によると、メモりセルのMOSト
ランジスタのゲート電極が、島状に区画された素子領域
に、素子領域の幅と概略同じ幅をもって局在した状態に
形成される。具体的には、半導体基板上にゲート絶縁膜
を介してゲート電極材料膜を形成した状態で、そのゲー
ト電極材料膜を含んで基板の素子分離用溝の加工を行う
ことにより、素子領域に整合されたゲート電極幅が得ら
れる。この様に各素子領域に局在させたゲート電極は、
ワード線により一方向に共通接続される。従って、ゲー
ト電極をそのままワード線として連続させた従来のDR
AM構造と比べて、ワード線の浮遊キャパシタンスが小
さくなり、DRAMの高速性能が実現できる。
【0019】またこの発明では、キャパシタ絶縁膜とし
て強誘電体膜を用いている。これは、MOSトランジス
タ形成後にトレンチキャパシタを形成するという工程を
採用することにより、初めて実現できたものである。即
ち、ソース,ドレイン拡散層形成には、不純物活性化の
ための高温熱工程が必要であるが、キャパシタ絶縁膜と
しての強誘電体膜をその高温熱工程の後に形成すること
により、熱に弱い強誘電体膜の特性劣化が防止される。
そして、強誘電体膜をキャパシタ絶縁膜として用いるこ
とにより、小さい占有面積で大きな蓄積容量を得ること
が可能となる。
【0020】特にトレンチキャパシタを、ストロンチウ
ム・ルテニウム酸化物を含むプレート電極と、このプレ
ート電極表面に形成されたチタン酸バリウムストロンチ
ウムからなるキャパシタ絶縁膜と、このキャパシタ絶縁
膜が形成されたキャパシタ用溝に埋め込まれたストロン
チウム・ルテニウム酸化物からなる電極とから構成する
ことにより、大きな蓄積容量を持ち、且つ電流リークの
ない信頼性の高いキャパシタが得られる。
【0021】更にこの発明において、ビット線のソー
ス,ドレイン拡散層とのコンタクト部を隣接する2本の
ワード線の間に、2層の絶縁膜により隔てられて自己整
合された状態で形成することにより、ビット線とワード
線の短絡を確実に防止しながら、狭いワード線の間でビ
ット線をコンタクトさせることができ、これによりDR
AMの高集積化を図ることができる。
【0022】更にまたこの発明において、ワード線がキ
ャパシタの領域上方を通過するように配設すると共に、
キャパシタとMOSトランジスタを接続する接続導体を
ワード線の下部でキャパシタの蓄積電極に接続されるよ
うにすることにより、ワード線ピッチが微細化された場
合にも、このワード線ピッチに制限されることなく、接
続導体を大きな面積でキャパシタの蓄積電極に接続する
ことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施例によ
るDRAMのメモりセルアレイ構造を示すレイアウトで
あり、図2は図1のA−A′断面図、図3は同じくB−
B′断面図である。半導体基板1はこの実施例の場合、
p+型シリコン基板11を出発基板としている。p+型
シリコン基板11の表面にはエピタキシャル層が形成さ
れ、このエピタキシャル層のメモりセルアレイ領域にp
型ウェル12が形成されている。p型ウェル12は、浅
く形成された素子分離用溝14とこれに埋め込まれた素
子分離用絶縁膜15によって、複数の島状の素子領域1
3に区画されている。各素子領域13は、細長い矩形パ
ターンに加工されている。
【0024】この様に区画された各素子領域13にMO
Sトランジスタ2が形成され、また素子領域13の端部
に形成されたキャパシタ用溝31を利用してキャパシタ
3が埋め込み形成されている。
【0025】MOSトランジスタ2は、素子領域13の
p型ウェル12の表面にゲート絶縁膜21を介して形成
されたゲート電極22と、このゲート電極22に自己整
合されたドレイン,ソース拡散層23,24とを有す
る。ゲート電極22は、後に説明する製造工程で明らか
にするように、矩形の素子領域13の加工と同時に幅が
決定される。即ち図3に示すように、ゲート電極22
は、素子領域13の幅と同じ幅をもって、各MOSトラ
ンジスタ2毎に分離されて形成されている。この実施例
の場合、ゲート電極22の幅と素子領域13の幅は等し
いが、厳密に等しいことは必ずしも必要ではなく、概略
同じであればよい。
【0026】キャパシタ3は、後に詳細に説明するよう
に、MOSトランジスタ2を形成した後に形成されるも
ので、キャパシタ用溝31の内壁に形成されたプレート
電極32、この上に形成されたキャパシタ絶縁膜33、
及び埋め込まれた蓄積電極34を有する。この実施例の
場合、キャパシタ絶縁膜33は強誘電体であるチタン酸
バリウムストロンチウム(BSTO)膜であり、蓄積電
極34はストロンチウム・ルテニウム酸化物(SRO)
膜である。プレート電極32には、少なくともSROを
含む導体膜が用いられるが、この実施例では、チタン・
シリサイド(TiSi2/チタン・ナイトライド(Ti
N)/SROの積層膜が用いられている。
【0027】各キャパシタ3の蓄積電極34と対応する
MOSトランジスタ2のソース拡散層24の間は接続導
体4により接続される。各素子領域13に局在させたM
OSトランジスタ2のゲート電極22は、図1のY方向
に並ぶものが共通にワード線5に接続される。また各M
OSトランジスタ2のドレイン拡散層23は、ワード線
5上を交差して図1のX方向に走るビット線6に共通接
続される。
【0028】図2に示すように、各ゲート電極22の側
壁には、シリコン窒化膜からなる側壁絶縁膜26が形成
され、更に各ゲート電極22を連結するワード線5の側
壁にもシリコン窒化膜からなる側壁絶縁膜46が形成さ
れている。そして、ビット線6のドレイン拡散層23と
のコンタクト部51は、後に詳細に説明するように、隣
接する2本のワード線5の間に、2層の絶縁膜26,4
6により隔てられて自己整合的に形成されている。
【0029】また、図1及び図2に示すように、ワード
線5はそれぞれ、キャパシタ3の領域上方を通過するよ
うに配設されるが、キャパシタ3の蓄積電極34とソー
ス拡散層24を接続する接続導体4は、ワード線5とオ
ーバーラップしており、ワード線5の下で蓄積電極34
に接続されている。
【0030】この実施例のDRAMの製造工程を、図4
以下を参照して説明する。図4及び図5は、基板1に島
状の素子領域13を加工した状態のレイアウトとそのA
−A断面図である。基板1のp型ウェル12上に、ゲー
ト絶縁膜21を介して、ゲート電極材料膜として約10
0nmの多結晶シリコン膜22aを形成し、更にこの上
に約100nmのシリコン窒化膜25を形成する。その
後、通常のリソグラフィ技術により、細長い矩形の素子
領域13となる部分にエッチングマスク(図示せず)を
形成し、素子分離領域のシリコン窒化膜25、多結晶シ
リコン膜22a及びゲート絶縁膜21をエッチングし、
引き続き基板1を反応性イオンエッチング(RIE)法
により、例えば200nmの深さエッチングすることに
より、素子分離用溝14を形成する。これにより、素子
分離用溝14に囲まれる形で細長い矩形パターンの素子
領域13が、それらの上にゲート電極材料膜22aが残
された状態で配列形成されることになる。
【0031】その後、基板全面に約400nmのシリコ
ン酸化膜をCVD法により堆積し、RIE等の異方性エ
ッチングを行って、図6に示すように素子分離用溝14
に素子分離用絶縁膜15として残置する。
【0032】次に、図7のレイアウト及び図8の断面図
に示すように、通常のリソグラフィ法とエッチング技術
を用いて、シリコン窒化膜25と多結晶シリコン膜22
aを加工して、各素子領域13にゲート電極22を形成
する。図1に示すワード線5の方向(Y方向)に関して
は、素子領域13の加工時にゲート電極材料膜22aも
同時にパターン加工されているため、このエッチング工
程ではワード線5と直交するX方向にゲート電極材料膜
を加工することにより、図7に示すように、素子領域1
3と同じ幅を持つゲート電極22を各素子領域13上に
局在させて形成することが可能である。
【0033】次に、図9に示すように、不純物のイオン
注入により、n+型ドレイン,ソース拡散層23,24
を形成する。具体的には例えば、As(砒素) を加速電
圧15KeV、ドーズ量2E14/cm2イオン注入
し、活性化のための熱処理を窒素雰囲気中で800℃,
10分間行うことにより、ドレイン,ソース拡散層2
3,24が形成される。以上により、MOSトランジス
タ2が完成する。
【0034】次に、図9に示すように、ゲート電極22
及びこの上のシリコン窒化膜25の側壁に側壁絶縁膜2
6を形成する。この側壁絶縁膜26は例えば、シリコン
室化膜をCVD法を用いて全面に堆積した後、 RIE等
の異方性エッチング技術を用いてエッチングすることに
より形成することができる。
【0035】次に、図10のレイアウト及びそのA−
A′断面図である図11に示すように、例えば膜厚20
nmのシリコン窒化膜27と膜厚300nmのポロン添
加シリコン酸化膜(BSG膜)28を全面に堆積し、こ
れを通常のリソグラフィとエッチングによりパターン形
成して、各素子領域13の端部に開口29を開けた、キ
ャパシタ用溝を形成するためのマスクを作る。シリコン
室化膜27はBSG膜28からシリコン基板1ヘボロン
等の不純物の拡散を防止する役割、 およびBSG膜28
を除去する時にエッチングストッパの役割を果たす。更
に、素子分離領域に埋め込まれた絶縁膜14を除去する
(図示せず) 。
【0036】次に、図12のレイアウト及びそのA−
A′断面である図13に示すように、基板1を例えば5
00nmの深さエッチングして、p型ウェル12より僅
かに深いキャパシタ用溝31aを形成する。この後、 キ
ャパシタ用溝31aの側壁に絶縁膜35を形成する。こ
の絶縁膜35は例えば、CVD法により膜厚25nmの
シリコン酸化膜の全面に堆積し、これにRIE等の異方
性エッチングを行うことにより、形成される。キャパシ
タ用溝31aの底面は露出させる。
【0037】そして、露出したキャパシタ用溝31aの
底面を、BSG膜28および側壁絶縁膜35をマスクと
してRIE等の異方性エッチングにより更にエッチング
して、図14に示すようにキャパシタ用溝31bを形成
する。以上の2段階の溝31a,31bの加工により得
られる最終的なキャパシタ用溝31の深さは、約800
nmとする。
【0038】次に、図15に示すように、プレート電極
32、キャパシタ絶縁膜33及び蓄積電極34を順次堆
積形成する。プレート電極32は例えば、膜厚20nm
のチタン(Ti)膜をCVD法により堆積し、続いて膜
厚20nmのチタン・ナイトライド(TiN)膜をCV
D法により堆積した後、窒素雰囲気中で600℃,30
分の熱処理を行うことにより形成される。これにより、
溝31の基板1が露出した内壁に接するTi膜部分は、
シリコンとの反応により、チタン・シリサイド(TiS
i2 )膜となる。プレート電極32の表面には更に、膜
厚20nmのストロンチウム・ルテニウム酸化物(SR
O)膜をCVD法により形成する。キャパシタ絶縁膜3
3としては、膜厚20nmのチタン酸バリウムストロン
チウム(BSTO)膜を例えばCVD法により形成す
る。蓄積電極34としては、膜厚200nmのSRO膜
をCVD法により堆積して、溝31を完全に埋め込む。
【0039】次に、BSG膜28の上部に堆積した蓄積
電極34をCMP技術を用いて除去した後、更にRIE
法により蓄積電極34を半導体基板1の表面高さ位置ま
でエッチバックして、キャパシタ用溝31内に埋め込
む。更に露出したキャパシタ絶縁膜33及びプレート電
極32をCDE(Chemical Dry Etching)技術を用いて
除去して、図16の構造を得る。
【0040】次に、図17に示すように、例えば弗化ア
ンモニウム溶液によリBSG膜28及びキャパシタ用溝
31の側壁絶縁膜35の基板上の部分をエッチング除去
する。このとき、シリコン窒化膜27がエッチングスト
ッパとして働く。その後加熱した燐酸によリシリコン室
化膜27をエッチング除去する。以上により、図17に
示すようにトレンチ構造のキャバシタ3が完成する。
【0041】次に、基板全面に、突出するゲート電極部
分が埋め込まれるようにシリコン酸化膜41を堆積し、
これをCMP技術によりゲート電極22上のシリコン窒
化膜25が露出するまで除去することにより、ゲート電
極22の間の空間にシリコン酸化膜41が平坦に埋め込
まれた状態とする。更に、通常のリソグラフィとエッチ
ングにより、シリコン酸化膜41の各メモりセルの蓄積
電極34からソース拡散層24にまたがる領域に開口4
2を開ける。図18はこの状態のレイアウトを示し、図
19はそのA−A′断面を示している。
【0042】次に、図20に示すように、各開口42内
に、蓄積電極34とソース拡散層24とを連結する接続
導体4を埋め込み形成する。この工程は例えば、全面に
200nm程度の多結晶シリコン膜をCVD法により堆
積し、CMP又はエッチバック等を用いてゲート電極2
2上のシリコン窒化膜25が露出するまで多結晶シリコ
ン膜を除去し、更にエッチバックして、開口42内に5
0nm程度の多結晶シリコン膜を接続導体4として残置
する。接続導体4上には膜厚100nm程度のシリコン
室化膜43を埋め込む。更に図21に示すように、接続
導体4が埋め込まれた開口42に、シリコン酸化膜44
を表面が平坦になるように埋め込む。
【0043】次に、図22のレイアウト及びそのA−A
断面である図23に示すように、シリコン酸化膜41及
び44に、通常のリソグラフィ法とエッチング技術を用
いて、ワード線埋め込み用の溝45を深さ200nm程
度加工する。このとき溝25は、ゲート電極22の上部
ではシリコン窒化膜25により分断された状態になる。
そこで、ゲート電極22上のシリコン窒化膜25をCD
E法により除去して、溝45内にゲート電極22を露出
させる。このシリコン窒化膜25の除去にRIE等の異
方性エッチングを用いれば、側壁絶縁膜26を残してゲ
ート電極22上のシリコン窒化膜25のみを除去するこ
とができる。続いて、膜厚50nm程度のシリコン窒化
膜46を全面に堆積した後、これをRIEによりエッチ
バックして、図24示すように溝45の側壁にシリコン
窒化膜46を残置する。
【0044】次に、図25に示すように、溝45にワー
ド線5を埋め込み形成する。このワード線5は例えば、
膜厚200nmのタングステン(W)膜をCVD法によ
り堆積し、これをCMP又はRIEによりエッチングし
て溝45内にのみ残置することにより形成される。W膜
からなるワード線5上には更にシリコン窒化膜47を埋
め込む。以上により、MOSトランジスタ2のゲート電
極22は、Y方向に並ぶもの同士がワード線5に共通接
続されたことになる。ワード線5はその側面及び上面を
シリコン酸化膜で覆われた状態で埋め込まれる。またワ
ード線5は、図25に示すようにキャパシタ3の領域の
上方を通過し、このワード線5とキャパシタ3の間に接
続導体4が埋設された状態になる。
【0045】その後、図2に示すように、層間絶縁膜と
して例えば膜厚200nmのシリコン酸化膜50を形成
した後、通常のリソグラフィとエッチングにより、MO
Sトランジスタ2のドレイン拡散層23上にビット線コ
ンタクト51のパターニングを行なう。層間絶縁膜とし
てのシリコン酸化膜50及びその下地のコンタクト51
部のシリコン酸化膜41のエッチングには、シリコン窒
化膜に対するエッチング速度比の十分大きい方法を用い
る。これにより、ゲート電極22及びその上のワード線
5の側壁はシリコン窒化膜26及び46により保護され
た状態で、コンタクト51が自己整合的に2本のワード
線5の間に形成される。最後に、X方向に並ぶMOSト
ランジスタ2のドレイン拡散層23を連結するビット線
6を例えばW膜により形成して、DRAMメモりセルア
レイが完成する。
【0046】以上のようにこの実施例によれば、MOS
トランジスタ2のゲート電極22は、島状の素子領域1
3と概略同じ幅をもって素子領域13上に局在し、ワー
ド線5はゲート電極22とは別の導体層により形成され
る。ゲート電極がそのままワード線として用いられる従
来の構造では、図33に示したように、ゲート電極20
2の素子領域の外に延びる部分からの結合によるバルク
領域への浮遊キャパシタンスが大きい。これに対して、
図33の断面に対応するこの実施例の図3の断面を見れ
ば明らかなように、この実施例ではゲート電極22が素
子領域13のみに局在しており、ワード線5は、素子領
域13の外ではゲート電極22の厚み分の絶縁膜を介し
て配設されているから、ワード線5の浮遊キャパシタン
スは従来構造に比べて遥かに小さいものとなる。これに
より、DRAMの高速性能が得られる。
【0047】またこの実施例の製造工程では、MOSト
ランジスタ2が完全に形成された後に、トレンチ構造の
キャパシタ3が形成される。従って、キャパシタ絶縁膜
33として強誘電体であるBSTO膜を用いても、その
後高温熱工程がないため、キャパシタ絶縁膜33の特性
が劣化することはない。これにより、比誘電率が大きく
かつ電流リーク等のない安定なキャパシタ絶縁膜が得ら
れる。この結果、極端に深いキャパシタ用溝の加工等を
要せず、小さい占有面積で大きな容量が得られる。
【0048】この実施例によると、キャパシタ絶縁膜3
3として、単結晶の強誘電体膜を形成することも可能
で、これによりキャパシタ用溝を更に浅いものとして、
充分な蓄積容量を実現することが可能となる。即ち、T
iNは、シリコン基板上または結晶化したTiSi2 上
にエピタキシャル成長することが知られている。このエ
ピタキシャル成長したTiN上にはSRO膜が同様にエ
ピタキシャル成長する。このエビタキシャル成長したS
RO膜上にはBSTO膜をエピタキシャル戌長させるこ
とができる。従って実施例で説明したように、TiSi
2TiN/SRO/BSTOなるキャパシタ構造を用い
るとこれらを単結晶とすることができ、これにより大き
な蓄積容量が得られる。このとき、シリコン酸化膜換算
で実効的なキャパシタ絶縁膜の膜厚0.1nmの実現が
可能である。 更にこの実施例では、p+型シリコン基板11がプレー
ト配線として用いられている。そしてこのp+型シリコ
ン基板11に対して、TiSi2とTiN膜を介してS
RO膜をオーミック接触させて、SRO膜をプレート電
極主要部としている。この構造においては、別にプレー
ト配線を形成する工程が不要であり、製造プロセスの簡
略化と製造歩留まりの向上が期待される。
【0049】またこの実施例では、MOSトランジスタ
2のソース拡散層24とキャパシタ3の蓄積電極34を
接続する接続導体4を形成した後に、ワード線5を形成
している。このため、接続導体4の上方を通過するよう
にワード線5を形成することができる。ゲート電極とワ
ード線とを同―の導電層により形成する従来の方法で
は、接続導体は隣り合った二つのワード線の間の狭い領
域に形成することが必要である。従って、高集積化によ
リワード線の間隔が小さくなると、蓄積電極と接続導体
の間の接触面横が低減し、接続抵抗が増大するという問
題があった。これに対してこの実施例では、ワード線5
の間隔に制限されることなく、ワード線5と一部オーバ
ーラップする形で、ワード5の下に接続導体4を配置す
ることができる。これにより、接続導体4と蓄積電極3
4との接触面積を十分大きく確保することができ、拡散
層と蓄積電極の間の接続抵抗を低減することができる。
【0050】更にこの実施例の製造方法においては、ゲ
ート電極22を島状に加工した後に、ソース,ドレイン
拡散層の形成を行っている。この時、同時にメモリセル
アレイ以外の周辺回路部のMOSトランジスタの拡散層
及びゲート電極へのイオン注入を行なうことにより、表
面チャネル型のNMOSトランジスタ及びPMOSトラ
ンジスタを形成することが可能である。具体的には、N
MOSトランジスタの拡散層及びゲート電極には砒素
を、PMOSトランジスタの拡散層およびゲート電極に
はボロンをイオン注入する。従来のMOSトランジスタ
製造プロセスにおいては、多結晶シリコン膜が全面に堆
積された状態でゲート電極へのイオン注入が行われてい
た。このプロセスの場合、その後の熱工程で多結晶シリ
コン中を砒素及びボロンが相互拡散する効果により、し
きい値等の電気的特性が悪影響を受ける可能性があっ
た。これに対してこの実施例の製造方法では、ゲート電
極が島状に加工された後に不純物のイオン注入が行われ
るため、この様な問題は生じない。従って、不純物の相
互拡散を考慮しなくてもよい分だけ、周辺回路の面積を
小さくすることが可能である。 またこの実施例の製造方法においては、ゲート電極22
をパターニングする前にゲート電極材料膜22aにはシ
リコン窒化膜25を積層して、この積層膜を同時に島状
に加工している。そして、MOSトランジスタ2、キャ
パシタ3及びMOSトランジスタ2とキャパシタ3間の
接続導体4を形成し、シリコン酸化膜により表面を平坦
化した後、ワード線埋め込み用の溝加工を行って、その
溝に露出するゲート電極22上のシリコン窒化膜25を
除去している。この様な製造方法を採用することによ
り、ゲート電極22に対するワード線コンタクトを自己
整合させるが可能となる。更にビット線コンタクト51
も、シリコン窒化膜とシリコン酸化膜のエッチングレー
トの差を利用することにより、2本のワード線の間に自
己整合的に形成することができる。ビット線コンタクト
51とゲート電極22の間はシリコン窒化膜からなる側
壁絶縁膜26により、またビット線コンタクト51とワ
ード線5の間は側壁絶縁膜26とワード線5の側壁に埋
め込み形成されたシリコン窒化膜46の2層の絶縁膜に
より隔てられている。従って、ワード線ピッチが小さい
ものであっても、ワード線とビット線の短絡を確実に防
止して、ワード線の間にビット線コンタクトを配置する
ことができる。
【0051】上記実施例では、ワード線5としてW膜を
用いたが、Al等の他の金属、TiSi2WSi2の金属
シリサイド膜を用いることも可能である。ビット線6と
しても、Al等の他の導電膜を用い得る。
【0052】また実施例では、接続導体4として多結晶
シリコンを用いたが、W,WSi2,TiN,非晶質シ
リコン等の他の導電膜を用いることができる。接続導体
4の製造法として、実施例で説明したエッチバックを利
用した埋め込み法の他、選択成長を用いてもよい。選択
成長を利用する場合、材料としてはW,Si等を用いる
ことができる。
【0053】更に実施例では、キャパシタ3のプレート
電極32として、TiSi2TiNの積層膜に更にSR
O膜を重ねたものを用いたが、TiSi2を形成せず、
あるいはTiSi2びTiNを形成せずSRO膜を直接
p+型シリコン基板11に接触させてもよい。更に、S
RO膜に代わって、ルテニウム酸化物( RuO2),ル
テニウム(Ru),白金(Pt),タングステン室化物
(WN),タングステン(W),チタン窒化物(Ti
N)等をプレート電極として用いることができる。蓄積
電極34についてもこれらの材料を用いることができ
る。
【0054】更に、キャパシタ絶縁膜33として、BS
TO膜の他、Ta25TiN,TaO2,SiN等を用
いることができる。次にこの発明の別の実施例の製造方
法を説明する。図26及び図27は、ワード線の埋め込
み溝の形成工程を、図23及び図24に対応させて示
す。先の実施例では、図23に示すように、ワード線の
埋め込み溝45を加工した後に、ゲート電極22上のシ
リコン窒化膜25を除去した。この実施例では、図26
に示すように、ゲート電極22上のシリコン窒化膜25
を除去した後に、図27に示すようにワード線の埋め込
み溝45をRIE等により加工する。
【0055】この実施例によれば、ワード線の埋め込み
溝45のリソグラフィにおいて合わせズレが発生した場
合にも、レジスト現像の工程で図28に示すように、ゲ
ート電極22上のシリコン窒化膜25を除去した穴には
レジスト60が残るため、ゲート電極22がエッチング
されるという事態を防止することができる。
【0056】図29は更に、図26〜図28で説明した
ワード線埋め込み溝形成工程を変形した実施例である。
図26〜図28で説明した実施例では、ゲート電極22
上のシリコン窒化膜25を除去した後に、ワード線の埋
め込み溝45を加工した。この実施例の方法では、図2
9に示すように、ゲート電極22上のシリコン窒化膜2
5を先に除去した後に、ゲート電極22上の形成された
穴に第1のレジスト61をを埋め込む。続いて、リソグ
ラフィ工程により、ワード線埋め込み溝を加工するため
の第2のレジスト62をパターン形成する。この実施例
によると、ワード線の埋め込み溝加工のためのリソグラ
フィにおいて、下地が平垣化されているため、フォーカ
スマージンを上げることができる。
【0057】但し、第1及び第2のレジスト61及び6
2を分けることなく、1回のリソグラフィ工程で、ゲー
ト電極22上の穴をも覆うレジスタパターンを形成する
ようにしても良い。
【0058】図30は、更に別の実施例の図2に対応す
る断面図である。先の実施例ではp+型シリコン基板1
1を出発基板として用いたのに対し、この実施例ではn
+型シリコン基板11aを用いている。キャパシタ3の
プレート電極32はこのn+型シリコン基板11aにオ
ーミック接触させる。その他、先の実施例と同様であ
る。
【0059】p+型シリコン基板11を用いた先の実施
例では、p型ウェル12と独立のプレート電位を設定す
ることができない。通常、p型ウェル12は内部のNM
OSトランジスタのカットオフ特性等を最適にするた
め、負バイアスが与えられるから、キャパシタ3のプレ
ート電位も負にバイアスされることになる。
【0060】これに対してこの実施例の場合、キャパシ
タ3のプレート電極32に、p型ウェル12とは別の電
位を設定すること、従って例えばキャパシタ絶縁膜33
に印加される電圧を最小にするように電位設定すること
が可能となる。これにより、キャパシタ絶縁膜33の信
頼性を向上させることができる。
【0061】図31は更に別の実施例のメモりセル構造
を、図2に対応させて示している。この実施例では、p
型シリコン基板11bを用いて、この上にn型ウェル
(又はn型エピタキシャル層)が形成され、このn型ウ
ェル11c内にp型ウェル12が形成されている。キャ
パシタ用溝31の側壁のうち絶縁膜35で覆われていな
い下部には、n+型拡散層70が形成され、プレート電
極32はこのn+型拡散層70に接続されている。n+
型拡散層70は、p型ウェル12の下部にあるn型ウェ
ル11cに接続されており、p型ウェル12と独立した
電位に設定することが可能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、MOSトランジスタのゲート電極を互いに素子分離
された素子領域のみに局在させ、ワード線をゲート電極
とは別の導体により配設することより、ワード線の浮遊
キャパシタンスを低減して高速性能を実現したトレンチ
キャパシタ構造のDRAMを得ることができる。
【0063】またこの発明によれば、MOSトランジス
タの形成工程をトレンチキャパシタの形成工程に先行さ
せることにより、トレンチキャパシタのキャパシタ絶縁
膜としてBSTO等の強誘電体膜を使用することを可能
とし、もって小さい占有面積に大きな蓄積容量を実現し
て高集積化することを可能としたトレンチキヤパシタ構
造のDRAMを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるDRAMのメモり
セルアレイの平面図である。
【図2】 図1のA−A′断面図である。
【図3】 図1のB−B′断面図である。
【図4】 同実施例の素子領域形成工程を説明するため
の平面図である。
【図5】 図4のA−A′断面図である。
【図6】 同実施例の素子分離絶縁膜埋め込み工程を説
明するための断面図である。
【図7】 同実施例のゲート電極パターニング工程を説
明するための平面図である。
【図8】 図7のA−A′断面図である。
【図9】 同実施例のMOSトランジスタ製造工程を説
明するための断面図である。
【図10】 同実施例のキャパシタ用溝加工のマスク工
程を説明するための平面図である。
【図11】 図10のA−A′断面図である。
【図12】 同実施例のキャパシタ用溝の第1段階の加
工工程を説明するための平面図である。
【図13】 図12のA−A′断面図である。
【図14】 同実施例のキャパシタ用溝の第2段階の加
工工程を説明するための断面図である。
【図15】 同実施例のキャパシタの製造工程を説明す
るための断面図である。
【図16】 同実施例のキャパシタの製造工程を説明す
るための断面図である。
【図17】 同実施例のキャパシタ製造後の不要絶縁膜
除去工程を説明するための断面図である。
【図18】 同実施例の接続導体形成用のマスク工程を
説明するための平面図である。
【図19】 図18のA−A′断面図である。
【図20】 同実施例の接続導体埋め込み工程を説明す
るための断面図である。
【図21】 同実施例の接続導体埋め込み後の平坦化工
程を示す断面図である。
【図22】 同実施例のワード線埋め込み用溝の形成工
程を説明するための平面図である。
【図23】 図22のA−A′断面図である。
【図24】 同実施例のワード線埋め込み溝にゲート電
極を露出させる工程を説明するための断面図である。
【図25】 同実施例のワード線埋め込み工程を説明す
るための断面図である。
【図26】 別の実施例におけるワード線埋め込み用溝
の形成工程を説明するための断面図である。
【図27】 同実施例のワード線埋め込み用溝の形成工
程を説明するための断面図である。
【図28】 同実施例のワード線埋め込み用溝の形成工
程を説明するための断面図である。
【図29】 別の実施例におけるワード線埋め込み用溝
の形成工程を説明するための断面図である。
【図30】 別の実施例のメモりセル構造を図2に対応
させて示す断面図である。
【図31】 別の実施例のメモりセル構造を図2に対応
させて示す断面図である。
【図32】 従来のトレンチキャパシタ構造のDRAM
メモりセルアレイのビット線方向の断面図である。
【図33】 同DRAMメモりセルアレイのワード線方
向の断面図である。
【符号の説明】
1…半導体基板、11…p+型シリコン基板、12…p
型ウェル、13…素子領域、14…素子分離用溝、15
…素子分離絶縁膜、2…MOSトランジスタ、21…ゲ
ート絶縁膜、22…ゲート電極、23,24…ドレイ
ン,ソース拡散層、26…側壁絶縁膜、3…キャパシ
タ、31…キャパシタ用溝、32…プレート電極、33
…キャパシタ絶縁膜、34…蓄積電極、4…接続導体、
5…ワード線、6…ビット線。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 この半導体基板に、素子分離溝に絶縁膜を埋め込んで形
    成された素子分離領域により互いに島状に分離されて配
    列形成された複数の素子領域と、 各素子領域に前記素子分離溝と同時に加工されて素子領
    域の幅と概略同じ幅を持って素子領域上に局在させたゲ
    ート電極が形成され、このゲート電極と整合されてソー
    ス,ドレイン拡散層が形成された複数のMOSトランジ
    スタと、 前記各素子領域の端部に位置するように前記半導体基板
    に形成された複数のキャパシタ用溝と、 各キャパシタ用溝の内壁に形成されたキャパシタ絶縁膜
    及び各キャパシタ用溝内部に形成された電極を有する複
    数のキャパシタと、 各キャパシタの電極とそれぞれ対応する前記MOSトラ
    ンジスタのソース,ドレイン拡散層の一方との間を接続
    する複数の接続導体と、 前記複数のMOSトランジスタのうち第1の方向に並ぶ
    もののゲート電極を連結するように配設されたワード線
    と、 前記複数のMOSトランジスタのうち第1の方向と交差
    する第2の方向に並ぶもののソース,ドレイン拡散層の
    他方を連結するように配設されたビット線とを備えたこ
    とを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記各キャパシタは、前記キャパシタ用
    溝の内壁に形成されたストロンチウム・ルテニウム酸化
    物を含むプレート電極と、このプレート電極表面に形成
    されたチタン酸バリウムストロンチウムからなるキャパ
    シタ絶縁膜と、このキャパシタ絶縁膜が形成された前記
    キャパシタ用溝に埋め込まれたストロンチウム・ルテニ
    ウム酸化物からなる電極とを有することを特徴とする請
    求項1記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記各ビット線の前記ソース,ドレイン
    拡散層の他方とのコンタクト部は、隣接する2本のワー
    ド線の間に、2層の絶縁膜により隔てられて自己整合さ
    れて形成されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載のダイナミック型半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記各ワード線は、前記キャパシタの領
    域上方を通過するように配設され、前記接続導体は前記
    ワード線の下部で前記キャパシタの蓄積電極に接続され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載のダイナミ
    ック型半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板にゲート絶縁膜を介してゲー
    ト電極材料膜を形成する工程と、 前記ゲート電極材料膜及びゲート絶縁膜を島状に分離さ
    れた複数の素子領域に残すようにエッチングし、引き続
    き素子領域周囲の半導体基板を所定深さエッチして素子
    分離用溝を形成する工程と、 前記素子分離用溝に素子分離用絶縁膜を埋め込み形成す
    る工程と、 前記各素子領域に残された前記ゲート電極材料膜をパタ
    ーニングして素子領域の幅と同じ幅を持つゲート電極を
    形成し、形成されたゲート電極をマスクとして不純物を
    ドープしてソース,ドレイン拡散層を形成して複数のM
    OSトランジスタを形成する工程と、 前記各ゲート電極の側壁に側壁絶縁膜を形成する工程
    と、 前記各素子領域の端部に位置する複数の開口を有するマ
    スク用絶縁膜を形成する工程と、 前記マスク用絶縁膜の開口を介して前記半導体基板を所
    定深さエッチングして複数のキャパシタ用溝を形成する
    工程と、 前記各キャパシタ用溝の内壁にキャパシタ絶縁膜を形成
    した後、各キャパシタ用溝内に電極を埋め込んで複数の
    キャパシタを形成する工程と、 前記複数のキャパシタの電極を対応する前記MOSトラ
    ンジスタのソース,ドレイン拡散層の一方に接続する接
    続導体を形成する工程と、 前記複数のMOSトランジスタのうち第1の方向に並ぶ
    もののゲート電極を接続するワード線を形成する工程
    と、 前記複数のMOSトランジスタのうち前記第1の方向と
    交差する第2の方向に並ぶもののソース,ドレイン拡散
    層の他方を接続するビット線を形成する工程とを有する
    ことを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記キャパシタ絶縁膜として、強誘電体
    膜を用いることを特徴とする請求項5記載のダイナミッ
    ク型半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記キャパシタの形成工程は、 前記キャパシタ用溝の内壁にストロンチウム・ルテニウ
    ム酸化物を含むプレート電極を形成する工程と、 形成されたプレート電極表面にチタン酸バリウムストロ
    ンチウムからなるキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、 ストロンチウム・ルテニウム酸化物からなる電極を埋め
    込む工程とを有することを特徴とする請求項5記載のダ
    イナミック型半導体記憶装置の製造方法。
JP33380697A 1997-12-04 1997-12-04 ダイナミック型半導体記憶装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3455097B2 (ja)

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