JP3453133B2 - Ic試験装置のタイミング校正方法及びその校正方法を用いた校正機能を有するic試験装置 - Google Patents

Ic試験装置のタイミング校正方法及びその校正方法を用いた校正機能を有するic試験装置

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JP3453133B2
JP3453133B2 JP2001517186A JP2001517186A JP3453133B2 JP 3453133 B2 JP3453133 B2 JP 3453133B2 JP 2001517186 A JP2001517186 A JP 2001517186A JP 2001517186 A JP2001517186 A JP 2001517186A JP 3453133 B2 JP3453133 B2 JP 3453133B2
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pulse
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俊幸 岡安
信介 関
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    • GPHYSICS
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はメモリ等のICを試験するIC試験装置の
タイミング校正方法及びその方法を使用した校正機能を
有するIC試験装置に関する。
従来の技術 図11に一般に知られているIC試験装置の概略構成
を示す。図中TESはIC試験装置の全体を示す。IC
試験装置TESは主制御器111と、パターン発生器1
12,タイミング発生器113,波形フォーマッタ11
4,論理比較器115,ドライバ群116,コンパレー
タ群117,不良解析メモリ118,論理振幅基準電圧
源121,比較基準電圧源122,デバイス電源123
等により構成される。
主制御器111は一般にコンピュータシステムによっ
て構成され、利用者が作製した試験プログラムに従って
主にパターン発生器112とタイミング発生器113を
制御し、パターン発生器112から試験パターンデータ
を発生させ、この試験パターンデータを波形フォーマッ
タ114で実波形を持つ試験パターン信号に変換し、こ
の試験パターン信号を論理振幅基準電圧源121で設定
した振幅値を持った波形に電圧増幅するドライバ群11
6を通じて被試験IC119に印加し記憶させる。
被試験IC119が例えばICメモりの場合、被試験
IC119から読み出した応答信号はコンパレータ群1
17で比較基準電圧源122から与えられる基準電圧と
比較し、論理レベル(H論理の電圧、L論理の電圧)が
判定される。判定された論理レベルは論理比較器115
でパターン発生器112から出力される期待値と比較さ
れ、期待値と不一致が発生した場合は、その読み出した
アドレスのメモリセルに不良があるものと判定し、不良
発生毎に不良解析メモリ118に不良アドレスを記憶
し、試験終了時点で例えば不良セルの救済が可能か否か
を判定する。
ここで、タイミング発生器113は被試験IC119
に与える試験パターン信号の波形の立上りのタイミング
及び立下りのタイミングを規定するタイミングと、論理
比較器115で論理比較のタイミングを規定するストロ
ーブパルスのタイミングを発生する。
これらの各タイミングは利用者が作製した試験プログ
ラムに記述され、利用者が意図したタイミングで被試験
IC119を動作させ、またその動作が正常か否かを試
験できるように構成されている。
図12を用いてタイミング発生器113と波形フォー
マッタ114の概要を説明する。図12は1チャンネル
の試験パターン信号を発生させる波形フォーマッタとタ
イミング発生器の概略の構成を示す。波形フォーマッタ
114はS−Rフリップフロップによって構成すること
ができ、そのセット端子Sと、リセット端子Rにセット
パルスPS とリセットパルスPR とを与えて所定のタイ
ミングT1で立上り、所定のタイミングT2で立下る試
験パターン信号TPを作成する。ここでは簡単のため
に、クロック発生器113A,113Bの出力を直接S
−Rフリップフロップに入力しているが、実際には波形
モード、パターンデータに応じて、複数のクロック発生
器の出力をS−Rフリップフロップに接続する割り付け
をリアルタイムで制御している。
セットパルスPS とリセットパルスPR は一対のクロ
ック発生器113Aと113Bによって発生する。クロ
ック発生器113Aと113Bは遅延データメモリ11
3Cから読出させる遅延データDYS 、DYR によって
セットパルスPS とリセットパルスPR の発生タイミン
グが規定される。
遅延データメモリ113Cはアドレスカウンタ113
Dから与えられるアドレス信号によってアクセスされ
る。アドレスカウンタ113Dは試験開始から1テスト
周期TSRAT 毎に+1ずつアドレスが歩進されるアドレ
ス信号を発生し、テスト期間中の各テスト周期TSRAT
毎にアドレスを割り当て、各テスト周期TSRAT 毎に設
定した遅延データを読み出し、その遅延データをクロッ
ク発生器113A,113Bに設定し、遅延データに従
ってセットパルスPS とリセットパルスPR を発生す
る。
図13にその様子を示す。テスト周期TSRAT を規定
するレートクロックRATの例えば立上りのタイミング
から与えられた遅延データDYS1だけ遅延したタイミン
グでセットパルスPS を発生し、レートクロックRAT
の立上りのタイミングから遅延データDYR1だけ遅延し
たタイミングでリセットパルスPR を発生し、セットパ
ルスPS からリセットパルスPR の発生タイミングの時
間差TPWに対応したパルス幅の試験パターン信号TP
(図13E参照)を発生させる。セットパルスPS 、リ
セットパルスPR の設定分解能は図13Bに示すクロッ
クCKの周期で規定される。
以上により試験パターン信号TPがテスト周期TS
RAT 内において任意のタイミングで立上り、立下るよう
に設定できることが理解されよう。
次にコンパレータ群117の動作について説明する。
コンパレータ群117の動作としては、 (a) 被試験IC119が出力した応答信号が予定したタ
イミングで、予め決めた基準レベルと比較して論理判定
し、判定された論理値を取り込む動作と、 (b) 応答出力信号TXの立上り、または立下りのタイミ
ングを計測する動作と がある。
図14は(a) の動作状況を示す。(a) の場合は応答出
力信号TXが到来するはずのタイミングにストローブパ
ルスSTBのタイミングを設定し、ストローブパルスS
TBを設定したタイミングの応答出力信号TXの論理値
を取り込む。図14の例では応答出力信号TXがH論理
の部分にストローブパルスSTBが設定されているから
コンパレータは図14Dに示すように論理判定結果のH
論理を取り込む。従って、このテスト周期の期待値が図
14Fに示すようにHであれば論理比較器115での論
理比較結果は図14Fに示すようにOK(良)と判定さ
れる。
図15は(b) の動作状況を示す。応答出力信号TXの
立上りのタイミング及び立下りのタイミングを測定する
場合にはコンパレータ117に与えるストローブパルス
STBをテスト周期TSRAT の範囲内或いは、テスト周
期の数倍の範囲内で各テスト周期毎にストローブパルス
STBの位相を順次ずらし、ストローブパルスSTBで
打ち抜かれるコンパレータの出力の論理値が変化し、図
14Dに示すように論理判定出力の状態が反転したとき
のストローブパルスのタイミングによって応答出力信号
の立上りのタイミング及び立下りのタイミングを判定す
る。
上述の図11〜15を参照した説明から、従来の一般
的なIC試験装置が試験パターン信号の発生タイミング
を任意のタイミングに設定できる機能を具備している点
と、被試験ICの応答出力信号TXの立上りのタイミン
グ及び立下りのタイミングを測定できる機能を具備して
いる点が理解できよう。
従来よりIC試験装置では、被試験ICの各ピンに与
える試験パターン信号の位相を揃えるためのタイミング
校正と、被試験ICが出力した応答出力信号がIC試験
装置に取り込まれる位相を揃えるためのタイミング校正
とを実施している。
タイミングの校正方法としては、各ピンの信号経路に
予め挿入してある可変遅延回路の遅延時間を調整し、こ
の遅延時間の調整によって各信号経路の遅延時間を揃え
る方法が採られている。
信号経路の遅延時間を測定する方法としては以下に説
明する2つの方法が採られている。
(1) 信号経路を伝搬する信号の反射時間を、IC試験装
置が持つタイミング測定機能を利用して測定し、この反
射時間から信号経路の伝搬遅延時間を計測する方法。
(2) 被試験ICを装着するICソケットの各ピンにプロ
ーブを接触させ、ICソケットの各ピンに印加した校正
パルスをプローブを通じてオシロスコープに供給し、オ
シロスコープにより基準位相を持つ信号との位相差を測
定し、この位相差から信号経路の伝搬遅延時間を計測す
る方法。
とが実用されている。
上記(1) の計測方法によれば校正パルスの反射は波形
品質が悪い。このため反射波の到来を検出する検出精度
が低いために、これに伴ってタイミングの校正精度が悪
い欠点がある。
上記(2) の計測方法によればオシロスコープによって
被測定信号と基準信号との位相差を計測するから、その
測定精度は高い。従って、精度よくタイミング校正を行
うことができる利点が得られる。
然し乍ら、(2) の計測方法では校正が可能な信号経路
は、ICソケットに信号を送り込むことができるドライ
バを具備した信号経路に限られ、コンパレータのみの信
号経路は測定の対象外となる。従って、コンパレータの
みの信号経路は上記(1) の反射波を利用して信号経路の
伝搬遅延時間を計測しなければならない。従って、計測
方法の(2) ではドライバ系のタイミング校正精度はよい
ものの、コンパレータ系の校正精度は悪いため、全体と
してタイミングの校正精度が悪くなってしまう欠点があ
る。
更に、上記(2) の方法によればICの試験には全く必
要のないオシロスコープを用意しなければならない。オ
シロスコープの中でも2入力型で2つの信号の位相差に
相当するデータを出力し、このデータをIC試験装置に
送り込み、可変遅延回路の遅延時間を調整させる構成の
オシロスコープは高価である。従って、タイミング校正
のためだけに高価なオシロスコープを用意しなければな
らないため、経済的な負担が大きい欠点もある。
この発明の目的はタイミング校正に要するコストを低
減させ、更にドライバ系及びコンパレータ系の別を問わ
ずに精度よくタイミング校正を行うことができるIC試
験装置のタイミング校正方法と、このタイミング校正方
法を実行する機能を有するIC試験装置を提供すること
である。
発明の開示 この発明では前述の一般的なIC試験装置が本来具備
しているタイミング発生機能及びタイミング計測機能を
利用して、自己のタイミング校正を実行する。
この発明の第1の観点によれば、基準コンパレータを
有するプローブを使ったIC試験装置のタイミング校正
方法は、以下のステップを含む: (a) 上記プローブによりICソケットの各ピンに外部か
ら順次選択的に接触し、 (b) 上記IC試験装置のドライバから上記ICソケット
の各ピンに校正パルスを印加し、 (c) 上記プローブの上記基準コンパレータにより上記ド
ライバから各ピンに印加された上記校正パルスを上記基
準コンパレータに与えられる基準ストローブパルスのタ
イミングで取り込み、 (d) 上記校正パルスのタイミングと上記基準ストローブ
パルスのタイミングとの偏差を求め、 (e) 上記偏差が予め予定した値になるように上記ドライ
バの各信号経路に設けた可変遅延回路の遅延時間を調整
する。
この発明の第2の観点によれば、基準ドライバを有す
るプローブを使ったIC試験装置のタイミング校正方法
は、以下のステップを含む: (a) 上記プローブによりICソケットの各ピンに外部か
ら順次選択的に接触し、 (b) 上記プローブの上記基準ドライバから上記ICソケ
ットの各ピンに基準校正パルスを印加し、 (c) 上記IC試験装置の各コンパレータにより、上記基
準ドライバから各ピンに印加された上記基準校正パルス
を上記コンパレータに与えられるストローブパルスのタ
イミングで取り込み、 (d) 上記基準校正パルスのタイミングと上記ストローブ
パルスのタイミングとの偏差を求め、 (e) 上記偏差が予め予定した値になるように上記ストロ
ーブパルスの信号経路に挿入したタイミング校正用可変
遅延回路の遅延時間を調整する。
この発明の第3の観点によれば、被試験ICが装着さ
れるICソケットの各ピンに対応して設けられ、被試験
ICの入力端子に試験パターン信号を印加するドライバ
と、各上記ピンに対応して設けられ、上記被試験ICの
出力端子に出力される応答出力信号の論理値をストロー
ブパルスの印加タイミングにおいて取り込むコンパレー
タとを有し、上記コンパレータが取り込んだ応答信号が
予定した期待値と一致するか否かを判定して上記被試験
ICが正常に動作しているか否かを試験するIC試験装
置であり、 上記ICソケットの各ピンに順次選択的に接触するプ
ローブと、 上記プローブに搭載され、上記プローブが接触した上
記ICソケットのピンに印加される信号を基準ストロー
ブパルスのタイミングで取り込む基準コンパレータと、 各上記ドライバの信号経路に設けられ、上記ICソケ
ットのピンに与える信号の遅延時間を調整するドライバ
可変遅延回路と、 各上記コンパレータに与えるストローブパルスの信号
経路に設けられ、上記ストローブパルスの遅延時間を調
整するストローブ可変遅延回路と、 上記基準コンパレータで取り込んだ信号の論理値を期
待値と比較し、上記ドライバから上記ICソケットのピ
ンに印加された校正パルスの位相が上記基準ストローブ
パルスの基準タイミングに一致するように上記ドライバ
可変遅延回路を制御する校正制御手段、 とを含むように構成される。
この発明によればICソケットからプローブに取り込
んだ校正パルスのタイミングを本来のIC試験装置が具
備しているタイミング測定機能によって基準タイミング
に合致しているか否かを判定するから、外部には特別に
高価な例えばオシロスコープのような治具を必要としな
い。よって安価にタイミング校正を実行することができ
る。
また、この発明ではプローブ側に基準ドライバを搭載
し、この基準ドライバからプローブが接触したICソケ
ットのピンに基準位相を持つ校正パルスを印加する。こ
の校正パルスはICソケットのピンからケーブル等を通
じてIC試験装置のコンパレータに取り込まれる。
IC試験装置のコンパレータではストローブパルスの
位相を順次シフトさせ校正パルスのタイミングを計測す
る。このタイミングの計測結果に従って校正パルスの例
えば立上りのタイミングが基準タイミングに合致するよ
うに、ストローブパルスの信号経路に挿入した可変遅延
回路の遅延時間を設定し、コンパレータのタイミング校
正を完了する。
このように、この発明ではIC試験装置が具備してい
るタイミング計測機能を利用してタイミング校正を実行
するから特別な治具を必要としない。よってタイミング
校正に要する費用はわずかで済む利点が得られる。
また、この発明では信号経路の伝搬遅延時間を測定す
る信号として直接波を利用するから、その計測結果は精
度が高い。よって精度の高いタイミング校正を行うこと
ができる利点も得られる。
更にこの発明ではプローブを自動位置決装置(ロボッ
ト)に搭載し、この自動位置決装置によってプローブを
ICソケットの各ピンに自動的に接触させる。この結
果、タイミング校正を自動化することができる利点も得
られる。
更にこの発明では複数のプローブを設けて複数のIC
ソケットに接続されたドライバ系及びコンパレータ等の
タイミング校正を同時に平行して実行するタイミング校
正装置を提供するから、校正に要する時間を大幅に短縮
できる効果も得られる。
図面の簡単な説明 図1はこの発明によるIC試験装置の一実施例を説明
するためのブロック図。
図2は図1に示したプローブの内部構造の一例を説明
するためのブロック図。
図3はこの発明の校正方法を説明するための波形図。
図4はこの発明の他の校正方法を説明するためのブロ
ック図。
図5は図2に示したプローブの内部構造の他の例を示
すブロック図。
図6は図5に示した実施例の変形実施例を説明するた
めのブロック図。
図7は図6に示した実施例に適用して好適な校正用の
ショートパッドを説明するための斜視図。
図8は図4に示したキャリブレーションコントローラ
の内部構成の一例を説明するためのブロック図。
図9は図8に示したキャリブレーションコントローラ
に用いた可変遅延回路の動作を説明するためのタイミン
グチャート。
図10は図8に示した可変遅延回路を構成する端数遅
延時間発生部の一例を説明するためのブロック図。
図11はIC試験回路装置の全体の構成を説明するた
めのブロック図。
図12は図11に示したIC試験回路装置に用いられ
ているタイミング発生器の概略を説明するためのブロッ
ク図。
図13は図12に示したタイミング発生器の動作を説
明するための波形図。
図14は図11に示したIC試験回路装置に用いられ
ているコンパレータの機能の一例を説明するための波形
図。
図15はコンパレータの機能の他の機能を説明するた
めの波形図。
発明を実施するための最良の形態 図1にこの発明によるタイミング校正機能を有するI
C試験装置の一実施例を示す。このIC試験装置の実施
例と共に、この発明によるタイミング校正方法について
順次説明する。
図1において、100はIC試験回路装置、200は
テストヘッド、300はこの発明で提案するプローブ、
400はこのプローブ300を支持して自動位置決動作
する自動位置決装置をそれぞれ示す。
IC試験回路装置100はタイミング/パターン発生
器110と、タイミング校正用遅延時間設定部120
と、ピンエレクトロニクス130と校正制御部140と
によって構成される。校正制御部140はタイミング判
定器150と可変遅延回路DY1,DY2とから構成さ
れている。この発明で特別に設けるタイミング判定器を
示す。
テストヘッド200はマザーボード201と、このマ
ザーボード201の上部に設けたソケットボード202
と、このソケットボード202に装着したICソケット
203とによって構成される。ピンエレクトロニクス1
30はマザーボード201上に構成してもよい。校正時
にはICソケット203の表面に被試験IC(特に図示
しない)の代わりにコンタクトボード204を装着し、
ICソケット203の各ピンをコンタクトボード204
の表面に配列形成されたコンタクトパッド(図示せず)
の対応するものに電気的に接続し、コンタクトボード2
04を介してICソケット203の各ピンをプローブ3
00に接触させる構造とした場合を示す。従って図1は
タイミング校正中の状態を示している。
従来はプローブ300は単なる接触子だけから構成さ
れており、プローブ300に接続されたケーブル301
をオシロスコープ(図示しない)に接続し、ピンエレク
トロニクス130に設けられたドライバDRから出力し
た校正パルスをプローブ300で取り出し、ケーブル3
01を通じてオシロスコープに入力して校正パルスの位
相を測定している。
この発明で特徴的なことは、オシロスコープを使用す
ることなく、図2を参照して後述するようにプローブ3
00内に基準ドライバと基準コンパレータを設け、ピン
エレクトロニクス130の各ドライバDRから出力され
た校正パルスの位相を基準コンパレータで取り出し、タ
イミング判定器140でそのタイミングの遅れ、進みを
判定し、それに基づいてタイミングが一致するよう可変
遅延回路DYの遅延量を制御する構成を採るものであ
る。
またタイミング/パターン発生器110からプローブ
300に基準タイミングを持つ基準校正パルスを供給
し、この基準校正パルスをプローブ300の基準ドライ
バを通じてピンエレクトロニクス130に設けたコンパ
レータCPに入力し、この基準校正パルスの立上りのタ
イミング(一般的には立上りの50%の位置)にコンパ
レータCPに印加するストローブパルスの印加タイミン
グを合致させることによりコンパレータCPのタイミン
グ校正が完了する。
尚、図1ではICソケット203を1個だけ示してい
るが、ソケットボード202には例えば12個、24個
或いは48個程度のICソケットが装着され、これらの
各ICソケット203に被試験ICが一度に装着されて
同時に複数のICが試験される。
図2はこの発明で提案するプローブ300の内部構成
の一例を示す。プローブ300は自動位置決装置400
に搭載され、ソケットボード202の板面に沿ってX−
Y方向に移動し、目的のピンの位置(コンタクトボード
204の表面に形成した電気パッドの位置)でプローブ
300をZ方向(コンタクトボード204の板面に対し
て垂直方向)に移動させ、プローブ300に弾性的に突
出して設けたスプリングコンタクト302,303を目
的とする電気パッドに接触させる。スプリングコンタク
ト302は図の例ではグランド電位と接触するコンタク
ト、303は信号ラインと接触するスプリングコンタク
トである。
信号ラインと接触するコンタクト303はプローブ3
00の内部に設けた基準ドライバDR−RFの出力端子
と、基準コンパレータCP−RFの入力端子とに接続さ
れる。基準ドライバDR−RFの入力端子には基準校正
パルス供給線304を接続する。基準コンパレータCP
−RFの出力端子には基準コンパレータ出力線305を
接続する。更に基準コンパレータCP−RFのストロー
ブパルス供給端子には基準ストローブパルス供給線30
6を接続する。
これら基準校正パルス供給線304と、基準コンパレ
ータ出力線305と、基準ストローブパルス供給線30
6はケーブル301として束ねられてIC試験回路装置
100に接続され、基準校正パルス供給線304と基準
ストローブパルス供給線306は図1に示すように校正
制御部140のタイミング校正用可変遅延回路DY1,
DY2を通じてタイミング/パターン発生器110に接
続される。
基準コンパレータ出力線305はタイミング判定器1
50の一方の入力端子に接続し、このタイミング判定器
150に基準コンパレータCP−RFが取り込んだ論理
値を入力する。タイミング判定器150の他方の入力端
子にはタイミング/パターン発生器110から期待値が
入力され、この期待値と基準コンパレータ出力とが論理
比較されて、ピンエレクトロニクス130から出力され
るドライバDRの出力のタイミングが基準タイミングに
合致しているか否かを判定する。
具体的には、期待値として例えばH論理値が与えら
れ、タイミング判定器150は基準ストローブパルスの
タイミングでのプローブ300の基準コンパレータCP
−RFの論理判定結果が期待値Hと一致していなければ
DY2の遅延量を一定値だけ増加させ、再び基準ストロ
ーブパルスでの論理判定結果を期待値Hと比較すること
を繰り返す。期待値Hの初めて一致すると、基準校正パ
ルスのタイミングが検出されたことに成り、そのときの
基準ストローブパルスのタイミングを与えた可変遅延回
路DY2の遅延量を固定する。例えば図8を参照して後
述するように、可変遅延回路DY2の遅延量をディジタ
ル値により制御する場合は、その位相(遅延量)のディ
ジタル値を遅延回路DY2の設定用メモリ(図示せず)
に書き込み、遅延回路DY2にはそのメモリに書き込ま
れた値に設定される。
以下にピンエレクトロニクス130のドライバDRの
経路のタイミング校正方法とコンパレータCPの経路の
タイミング校正方法とを説明する。これから説明する校
正作業に先だって、プローブ300に搭載した基準ドラ
イバDR−RFの出力タイミングと基準コンパレータC
P−RFの取り込みタイミングとを校正しておく必要が
ある。そのためには何れか一方を基準と定めて、他方を
その基準に合致するように校正すればよい。
例えば基準ドライバDR−RF側を基準に採る場合は
基準ドライバDR−RFから校正パルスを出力させ、こ
の校正パルスを図2の例では直接基準コンパレータCP
−RFに印加し、校正パルスの立上りのエッジ(立上り
の50%の位置)にストローブパルスの印加タイミング
が合致するようにストローブパルスの遅延時間を決める
可変遅延回路DY2(図1参照)を調整すればよい。
逆に基準コンパレータCP−RF側を基準に採る場合
は基準ドライバDR−RFから校正パルスを出力させ、
この校正パルスの立上りのエッジ(立上りの50%の位
置)がストローブパルスの印加タイミングに合致するよ
うに、校正パルスの遅延時間を決める可逆遅延回路DY
1(図1参照)を調整すればよい。
何れを基準に採ったとしても、校正後は両者は出力の
タイミングと取り込みのタイミングが合致した関係とさ
れ、このタイミングに以下で説明するピンエレクトロニ
クス130に搭載されているドライバDR及びコンパレ
ータCPのタイミングが校正されることになる。
先ず、ピンエレクトロニクス130に搭載されている
コンパレータCPの校正方法を説明する。この場合はタ
イミング/パターン発生器110は基準校正パルス供給
線304に図3Bに示す基準校正パルスPAを図3Aに
示すテストサイクルの周期TSRAT で繰返し出力する。
この基準校正パルスPA(図3B)はケーブル301を
通じてプローブ300に送り込まれ、プローブ300に
搭載した基準ドライバDR−RFと、スプリングコンタ
クト303を通じてテストヘッド200に供給され、テ
ストヘッド200からピンエレクトロニクス130の選
択されたコンパレータCPに入力される。
コンパレータCPでは可変遅延回路DY4(DY6)
を一定量ずつ増加(又は減少)させることにより、可変
遅延回路DY4、DY6を一定遅延量ずつ増加(又は減
少)させることによりストローブパルスSTBの位相を
各テストサイクル毎に順次ずらして基準電圧VREFとの比
較を実行し(図3C)、比較結果の論理値が反転するス
トローブSTR-Jの位相(遅延量)を決める。これにより
各コンパレータCPで計測された校正パルスPAのタイ
ミングJ(コンパレータCPに与える基準電圧VREF
の値を振幅の50%に設定し、振幅の50%の位置でコ
ンパレータCPの比較出力(図3D)が反転するタイミ
ングJが基準校正パルスPAのタイミングtに一致(t
=J)するように、そのコンパレータCPに与えるスト
ローブパルスSTBの遅延時間J(即ち、コンパレータ
CPの比較タイミング)は正しく校正されていることに
なる。これにより、コンパレータCPの校正が完了す
る。このとき、50%であることの判定は、一定期間内
での繰り返し判定結果、H,Lの確率がそれぞれ50%
になることによってなされてもよい。
次にピンエレクトロニクス130に搭載されているド
ライバDRの校正方法について説明する。この場合には
タイミング/パターン発生器110は各ドライバDRに
対して同一位相に設定された校正パルスをテスト周期毎
に可変遅延回路DY3、DY5を通して繰返し供給す
る。各ドライバDRはこの校正パルスをテストヘッド2
00に送り込む。
テストヘッド200ではコンタクトボード204の面
上に形成した電気パッドを通じて校正しようとするドラ
イバDRから送られてくる校正パルスをプローブ300
によって選択して送り込む。プローブ300によって取
り込まれた校正パルスはプローブ300に搭載されてい
る構成済みの基準コンパレータCP−RFで基準位相に
設定された基準ストローブパルスで打ち抜く、基準スト
ローブパルスの印加タイミングと校正パルスの、例えば
立上りの50%の位置でタイミング判定器140の論理
判定結果が反転するように可変遅延回路DY3又はDY
5の遅延時間を設定すればドライバDRの経路のタイミ
ング校正が完了する。同様に、立上りの50%の位置で
あることの判定は、HとLの確率が50%になっている
ことによってなされてもよい。
図4は他の校正方法を説明する実施例であり、ブロッ
ク110、120、130、140の構成は図1におけ
る対応するブロックの構成と同様である。図4に示すタ
イミング校正方法は各ICソケット203毎に基準タイ
ミングを与える基準ピンP−RFを決め(ICソケット
の何れか1つのピンを基準ピンと決めればよい)、この
基準ピンP−RFに対応するコンタクトボード204上
のコンタクトパッド(図では基準ピンと同じP−RFで
示してある)にプローブ300を接触させて、ピンエレ
クトロニクス130の対応するドライバDRから基準ピ
ンP−RFを通して校正パルスをプローブ300に供給
して、プローブ300の基準コンパレータCP−RFに
よって校正パルスのタイミングを測定し、このタイミン
グを基準タイミングと決める(即ち、遅延回路DY2を
制御して基準ストローブパルスのタイミングを決め
る)。次に、各ピンについてドライバDRからプローブ
300に与えた校正パルスのタイミングが基準コンパレ
ータCP−RFの取り込みタイミングと一致するように
そのドライバに対応する可変遅延回路の遅延量を制御す
る。基準ドライバDR−RFに与える基準校正パルスの
タイミングは、前述の基準コンパレータCP−RFの取
り込みタイミングに対し、予め測定した基準コンパレー
タと基準ドライバ間の位相差を加算して決めればよい。
そのタイミングを基準タイミングと決め、次に他の各ピ
ンに対しプローブ300から基準校正パルスを与えて対
応するコンパレータCPの取込タイミングを可変遅延回
路DY4、6により合わせ込んで校正を行う。
この校正方法を採る場合、基準ピンP−RFと定めた
ピンの例えばドライバ系を基準とすれば、この基準と定
めたピンのドライバDRの系の初期遅延時間に他のピン
のドライバの遅延時間が校正されることになる。また、
初めに基準と定めたピンのドライバDRの遅延時間に各
ピンのコンパレータCPの取り込みのタイミングも校正
されることになり、そのICソケット内の各ピンのドラ
イバ系及びコンパレータ系の双方の遅延時間が一定条件
に揃えられることになる。
ICソケット毎に基準ピンと定めたドライバ系の遅延
時間に誤差が有ったとしても、その誤差はICの試験に
は全く影響を与えない。つまり、被試験ICのピンの相
互に位相差が無ければ試験には全く影響を与えないので
ある。必要なことは、被試験ICのピン位置でのドライ
バからの印加試験パターンのタイミングがそろっている
ことと、応答信号に対するピン位置でのコンパレータの
取り込みタイミングがそろっていることであり、それら
の位相(遅延)の大きさは問題でない。従って、特定な
基準ピンを決めず、ドライバのタイミングを任意の固定
した基準タイミングに対し相対的に決め、同様にコンパ
レータのタイミングも任意の固定した基準タイミングに
対して相対的に決めてもよい。
例えば、基準校正パルスのタイミングと基準ストロー
ブパルスのタイミングをDY1,DY2により任意の値
に固定しておき、ピンエレクトロニクス130の各ドラ
イバからの校正パルスのタイミングを基準コンパレータ
CP−RFのタイミングにあわせるよう、遅延回路DY
3,DY5を調整する。コンパレータについては、基準
ドライバDR−RFから各ピンに基準構成パルスを与
え、その基準校正パルスのタイミングにピンエレクトロ
ニクス130の各コンパレータおん取り込みタイミング
(ストローブパルスタイミング)を一致させるよう可変
遅延回路DY4,DY6の遅延量を調整すればよい。
尚、図4の実施例では同一の自動位置決装置400に
2個のプローブ300Aと300Bを搭載し、2個のプ
ローブ300Aと300Bを同時に駆動して2個のIC
ソケット203のタイミング校正を平行して実行できる
ように構成した場合を示す。また150はキャリブレー
ションコントローラを示す。
図5は前述した各実施例のプローブ300の他の構成
例を示す。プローブ300に対する基準ストローブパル
ス供給線306と基準校正パルス供給線304を兼用
し、ストローブパルス印加時と校正パルス印加時はリレ
ースイッチRL2,RL3を切り換える。また、図1に
おける校正制御部140内の可変遅延回路DY1,DY
2をプローブ300内に移し、プローブ300内の温度
を一定に保つ場合である。即ち、この例では基準ドライ
バDR−RFに基準校正パルスを与える可変遅延回路D
Y1と、基準コンパレータCP−RFの比較判定結果の
取り込み用D型フリップフロップDFFに基準ストロー
ブパルスを与える可変遅延回路DY2と、これらの双方
の信号に共通の遅延時間を与える可変遅延回路DYOを
プローブ300に搭載し、これら各可変遅延回路DY
O,DY1,DY2と、基準ドライバDR−RFと基準
コンパレータCP−RFと、D型フリップフロップDF
Fとを恒温槽160に格納し、これらを一定温度の環境
下に置き、温度変化による遅延時間の変動を抑える校正
とした場合を示す。161は恒温槽160の温度を一定
温度にコントロールする温度コントローラ、162は恒
温槽160の内部を加熱するための例えば発熱体、16
3は恒温槽160内の温度を検出する温度センサを示
す。
164はDA変換器を示す。このDA変換器164は
IC試験回路装置100から送られてくるデジタル設定
値が与えられて基準ドライバDR−RFが出力するパル
スの振幅値を設定する電圧VIH,VILと、基準コン
パレータCP−RFが出力する検出パルスの立上り、立
下りの遅延時間差を調整する調整回路165に与える制
御信号を出力する。つまり、この調整回路165は正相
側と逆相側に設けた定電流回路の電流値を設定すること
により検出パルスの立上り時にターンオンとなる回路側
と、検出パルスの立下り時にターンオンとなる回路側の
各アイドリング電流を調整することにより検出パルスの
立上り側と立下り側の遅延時間を調整し、その遅延時間
を同一値に合わせ込むために設けられる。
166はリレーRL1,RL2,RL3を制御するリ
レー制御回路である。167はスプリングコンタクト3
03に印加される信号の波形をモニタする場合の信号取
出し端子を示す。この信号出力端子にオシロスコープを
接続することにより波形をモニタすることができる。
尚、図5までの実施例ではプローブ300に搭載した
基準ドライバDR−RFの出力端子と、基準コンパレー
タCP−RFの入力端子をプローブ300の内部で直接
接続して校正を行う場合の実施例を示したが、この構造
にした場合は共通のスプリングコンタクト303から入
力された信号が分岐点で分岐してドライバ側とコンパレ
ータ側に供給されるから、分岐点で反射が発生し、反射
のために波形劣化を起すおそれがある。
また基準ドライバDR−RFから基準コンパレータC
P−RFに校正パルスを供給して基準ドライバDR−R
Fと基準コンパレータDR−RFのタイミングを校正す
る場合にスプリングコンタクト303の先端までの信号
伝搬時間が含まれない状態で校正されるから、この分の
誤差が発生するおそれがある。
このため図6に示すプローブ300の実施例では、基
準ドライバDR−RFの出力端子と、基準コンパレータ
CP−RFの入力端子を別々に設けたスプリングコンタ
クト303Aと303Bに接続し、この別々に設けたス
プリングコンタクト303Aと303Bをコンタクトボ
ード204に接触させて校正を行うように構成した場合
を示す。
従ってこの場合には例えば図7に示すようにコンタク
トボード204上の任意の位置にショートパッド205
を設け、このコンタクトボード204にスプリングコン
タクト303Aと303Bを接触させてスプリングコン
タクト303Aと303Bの先端をショートさせ、この
状態でプローブ300に搭載した基準ドライバDR−R
Fと基準コンパレータCP−RFの校正を行えばよい。
従って、この図6に示した実施例によれば基準ドライ
バDR−RFの出力側及び基準コンパレータCP−RF
の入力側には分岐点が存在しないので反射の発生がな
く、波形の劣化を防ぐことができる。
更に、基準ドライバDR−RFと基準コンパレータC
P−RFの校正はスプリングコンタクト303Aと30
3Bの先端までを含めて校正するから、コンタクトボー
ド204にスプリングコンタクト303A,303Bの
先端を接触させて校正を行うピンエレクトロニクス13
0上のドライバDR及びコンパレータCPの校正条件と
合致し、この点でも校正精度を向上することができる。
また、図5と図6に示した実施例では温度コントロー
ラ161,DA変換器164,リレー制御回路166等
をプローブ300に搭載した例を示したが、これは必ず
しもプローブ300に搭載する理由はなく、図4に示し
たキャリブレーションコントローラ150に格納して構
成することができることは容易に理解できよう。
図8は図4に示した校正制御部140の具体的構成例
を示す。校正制御部140はこの例ではキャリブレーシ
ョン・サイクル・コントローラCALCONと、可変遅
延回路DY1,DY2と基準コンパレータCP−RFに
入力される信号のタイミングとストローブパルスSTB
のタイミングが一致したか否かを判定するタイミング判
定器150とによって構成した場合を示す。
キャリブレーション・サイクル・コントローラCAL
CONはどのテスト周期でタイミング校正を実行するか
を制御する制御信号を生成する。可変遅延回路DY1と
DY2は整数遅延時間発生部Mの端数遅延時間発生部P
Sと、ゲートGとによって構成される。
整数遅延発生部Mは例えばシフトレジスタと、このシ
フトレジスタの各段の出力を選択して取り出すセレクタ
とによって構成することができる。シフトレジスタによ
ってテスト周期TSを規定するレートクロックRATを
基準クロックRFLの周期に同期させて遅延させ、設定
された遅延データDAT1又はDAT2の中の基準クロ
ックRFLの周期の整数倍の時間に対応した時間後にレ
ートクロックRATを出力する段からセレクタによって
取り出し、この遅延したレートクロックRATをゲート
信号としてゲートGの一つの入力端子に入力する。
端数遅延時間発生部PSは基準クロックRFLの位相
を高分解能で位相シフトさせる回路によって構成され、
遅延データDAT1とDAT2の中の基準クロックRF
Lの1周期より小さい値の端数値に対応した遅延時間
(位相シフト量)を持つパルス列を生成する。
ゲートGは整数遅延時間発生部Mで生成したゲート信
号で端数遅延時間発生部PSで生成したパルス列の中の
対応するパルスを抽出し、遅延データDAT1とDAT
2に対応した遅延時間が与えられた校正パルスCALP
とストローブパルスSTBとを出力する。
図9にその様子を示す。図9Aは基準クロックRF
L、図9BはレートクロックRATを示す。整数遅延時
間発生部MはレートクロックRATを基準クロックRF
Lの1周期Tの整数倍の時間(図の例では3T)遅延し
た整数遅延パルス(図9C)を生成する。
この整数遅延パルスと端数遅延パルス(図9E)をゲ
ートG1又はG2に入力し、整数遅延パルスによって端
数遅延パルスを抽出することにより、整数遅延時間3T
に端数遅延量φとを加算した遅延時間3T+φを持つパ
ルス(図9F)を得る。このパルスを校正パルスCAL
P又はストローブパルスSTBとしてプローブ300に
搭載した基準ドライバDR−RF又は基準コンパレータ
CP−RFに入力する。
尚、図9の例では図9Cに示す整数遅延パルスを端数
遅延パルスに同期化し、ゲートG1,G2で整数遅延パ
ルスの中央部分で端数遅延パルスをゲートするように位
相合せ(図9D)を行った場合を示す。
図10に端数遅延時間発生部PSの実施例を示す。こ
の実施例では電圧制御発振器VCOと、一対の分周器D
VD1及びDVD2と、位相比較器PHDと、アナログ
加算器ADDと、低域通過フィルタFILと、アナログ
加算器ADDに位相シフト電圧VSを与えるDA変換器
DACとによって構成した場合を示す。
この回路は一般によく知られているフェイズロックル
ープ(PLL)を構成している。入力端子Tinに基準ク
ロックRFLを入力し、必要に応じて分周器DVD1で
分周し、その分周出力を位相比較器PHDの一方の入力
端子に入力する。
位相比較器PHDの他方の入力端子には電圧制御発振
器VCOの発振信号を分周器DVD2で分周し、その分
周出力を入力する。分周器DVD1とDVD2の分周比
は等しい分周比とされる。従って位相比較器PHDに入
力される信号の周波数は同一周波数に設定され、その同
一周波数の信号の位相差を位相比較器PHDで比較し、
その位相比較出力がアナログ加算器ADDの一方の入力
端子に供給される。
アナログ加算器ADDの他方の入力端子にはDA変換
器DACから端数遅延時間を設定するための制御電圧V
Sを供給する。アナログ加算器ADDの出力側に低域通
路フィルタFILが接続され、低域通過フィルタFIL
で平滑化された電圧信号CVを取り出し、その電圧信号
CVを電圧制御発振器VCOの電圧制御端子に入力し、
電圧制御発振器VCOの発振位相を制御する。
このフェイズロックループPLLはアナログ加算器A
DDの出力がゼロになるように閉帰還ループが構成され
る。従って位相比較器PHDの出力と、DA変換器DA
Cの出力とが互いに逆極性の関係を保って同一値を維持
するように動作する。
つまり、DA変換器DACの出力が0Vであった場合
は電圧制御発振器VCOは基準クロックRFLと同一位
相のパルス列を出力し、位相比較器PHDの出力もOV
となる。DA変換器DACの出力に例えば1mVを発生
させると、位相比較器PHDは−1mVを発生し、電圧
制御発振器VCOは基準クロックRFLから−1mVの
位相比較出力を発生させる位相(遅れ位相)にシフトさ
れる。
従って、DA変換器DACから+1mVずつ変化する
電圧信号を入力することにより電圧制御発振器VCOが
発振するパルス列は−1mVの分解能に対応する量ずつ
位相がシフトされる。位相比較器PHDの変換係数が例
えば1PS/1mVであったとすると、DA変換器DA
Cから+1mVずつ増加する信号を入力することによ
り、電圧制御発振器VCOが発振するパルス列の位相は
1PSずつ遅延方向に位相がシフトされることになる。
DA変換器DACが例えば12ビットのDA変換器で
最下位ビットの出力分解能が1mVであるものとする
と、1mV〜4096mVの電圧を出力する。従って、
電圧制御発振器VCOが発振するパルス列の位相は基準
クロックRFLと同一位相の状態から4096PS遅延
した位相差まで遅延させることができる。
フェイズロックループを用いることにより広い範囲に
わたって電圧制御発振器VCOが発振するパルス列の位
相を遅延させることができ、このパルス列の中の整数遅
延時間で発生する整数遅延時間で特定したパルスを校正
パルスCALP或はストローブパルスSTBとして抽出
するから、高分解能を保持したまま校正パルスCALP
或いはストローブパルスSTBとして利用することにな
り、タイミングの精度が高い校正パルスCALP及びス
トローブパルスSTBを得ることができる。
発明の効果 以上説明したように、この発明によればIC試験回路
装置100が元々装備している信号の発生タイミングを
規定のタイミングに設定することができる機能及び入力
される信号のタイミングを測定できる機能を利用するか
ら、タイミング校正装置を安価に作ることができる。然
もドライバ系、コンパレータ系の何れの校正も直接波を
利用して校正するから校正精度は高い。従って、安価で
精度の高いIC試験装置の構成装置を提案することがで
きる利点が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/28 G01R 31/319 G01R 35/00

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準コンパレータを有するプローブを使っ
    たIC試験装置のタイミング校正方法であり、以下のス
    テップを含む: (a) 上記プローブによりICソケットの各ピンに外部か
    ら順次選択的に接触し、 (b) 上記IC試験装置のドライバから上記ICソケット
    の各ピンに校正パルスを印加し、 (c) 上記プローブの上記基準コンパレータにより上記ド
    ライバから各ピンに印加された上記校正パルスを上記基
    準コンパレータに与えられる基準ストローブパルスのタ
    イミングで取り込み、 (d) 上記校正パルスのタイミングと上記基準ストローブ
    パルスのタイミングとの偏差を求め、 (e) 上記偏差が予め予定した値になるように上記ドライ
    バの各信号経路に設けた可変遅延回路の遅延時間を調整
    する。
  2. 【請求項2】請求項1記載のタイミング校正方法におい
    て、上記プローブは更に基準ドライバを有しており、上
    記方法は更に以下のステップを含む: (f) 上記プローブによりICソケットの各ピンに外部か
    ら順次選択的に接触し、 (g) 上記プローブの上記基準ドライバから上記ICソケ
    ットの各ピンに基準校正パルスを印加し、 (h) 上記IC試験装置の各コンパレータにより、上記基
    準ドライバから各ピンに印加された上記基準校正パルス
    を上記コンパレータに与えられるストローブパルスのタ
    イミングで取り込み、 (i) 上記基準校正パルスのタイミングと上記ストローブ
    パルスのタイミングとの偏差を求め、 (j) 上記偏差が予め予定した値になるように上記ストロ
    ーブパルスの信号経路に挿入したタイミング校正用可変
    遅延回路の遅延時間を調整する。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のタイミング校正方法
    において、上記ステップ(a) に先だって上記基準ストロ
    ーブパルスのタイミングが上記ICソケットの予め決め
    た基準ピンから与えられた校正パルスのタイミングと合
    致するように上記基準ストローブパルスの信号経路に挿
    入したタイミング校正用可変遅延回路の遅延時間を予め
    調整するステップを含む。
  4. 【請求項4】請求項2記載のタイミング校正方法におい
    て、上記ステップ(f) に先だって上記基準ドライバから
    の基準校正パルスのタイミングが上記ICソケットの予
    め決めた基準ピンに対応するコンパレータに与えるスト
    ローブパルスのタイミングと合致するように上記基準校
    正パルスの信号経路に挿入したタイミング校正用可変遅
    延回路の遅延時間を予め調整するステップを含む。
  5. 【請求項5】請求項2記載のタイミング校正方法におい
    て、上記ステップ(a) に先だって上記基準ドライバから
    出力する基準校正パルスのタイミングと上記基準コンパ
    レータに与える基準ストローブパルスのタイミングが合
    致するように上記基準校正パルスの信号経路に挿入され
    たタイミング校正用可変遅延回路の遅延時間と上記基準
    ストローブパルスの信号経路に挿入したタイミング校正
    用可変遅延回路の遅延時間のいずれか一方を調整するス
    テップを含む。
  6. 【請求項6】基準ドライバを有するプローブを使ったI
    C試験装置のタイミング校正方法であり、以下のステッ
    プを含む: (a) 上記プローブによりICソケットの各ピンに外部か
    ら順次選択的に接触し、 (b) 上記プローブの上記基準ドライバから上記ICソケ
    ットの各ピンに基準校正パルスを印加し、 (c) 上記IC試験装置の各コンパレータにより、上記基
    準ドライバから各ピンに印加された上記基準校正パルス
    を上記コンパレータに与えられるストローブパルスのタ
    イミングで取り込み、 (d) 上記基準校正パルスのタイミングと上記ストローブ
    パルスのタイミングとの偏差を求め、 (e) 上記偏差が予め予定した値になるように上記ストロ
    ーブパルスの信号経路に挿入したタイミング校正用可変
    遅延回路の遅延時間を調整する。
  7. 【請求項7】請求項6記載のタイミング校正方法におい
    て、上記ステップ(a) に先だって上記基準ドライバから
    の基準校正パルスのタイミングが上記ICソケットの予
    め決めた基準ピンに対応するコンパレータに与えるスト
    ローブパルスのタイミングと合致するように上記基準校
    正パルスの信号経路に挿入したタイミング校正用可変遅
    延回路の遅延時間を予め調整するステップを含む。
  8. 【請求項8】被試験ICが装着されるICソケットの各
    ピンに対応して設けられ、被試験ICの入力端子に試験
    パターン信号を印加するドライバと、各上記ピンに対応
    して設けられ、上記被試験ICの出力端子に出力される
    応答出力信号の論理値をストローブパルスの印加タイミ
    ングにおいて取り込むコンパレータとを有し、上記コン
    パレータが取り込んだ応答信号が予定した期待値と一致
    するか否かを判定して上記被試験ICが正常に動作して
    いるか否かを試験する、校正機能を有するIC試験装置
    であり、 上記ICソケットの各ピンに順次選択的に接触するプロ
    ーブと、 上記プローブに搭載され、上記プローブが接触した上記
    ICソケットのピンに印加される信号を基準ストローブ
    パルスのタイミングで取り込む基準コンパレータと、 各上記ドライバの信号経路に設けられ、上記ICソケッ
    トのピンに与える信号の遅延時間を調整するドライバ可
    変遅延回路と、 各上記コンパレータに与えるストローブパルスの信号経
    路に設けられ、上記ストローブパルスの遅延時間を調整
    するストローブ可変遅延回路と、 上記基準コンパレータで取り込んだ信号の論理値を期待
    値と比較し、上記ドライバから上記ICソケットのピン
    に印加された校正パルスの位相が上記基準ストローブパ
    ルスの基準タイミングに一致するように上記ドライバ可
    変遅延回路を制御する校正制御手段、 とを含む。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のIC試験装置において、
    上記プローブは上記ICソケットのピンに基準校正パル
    スを印加する基準ドライバを更に含み、上記校正制御手
    段は上記ICソケットの各ピンに与える上記基準校正パ
    ルスのタイミングとそのピンに対応する上記コンパレー
    タに与えるストローブパルスのタイミングとが一致する
    ように上記ストローブ可変遅延回路を制御する。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のIC試験装置におい
    て、上記基準ドライバの信号経路に設けられ、上記基準
    校正パルスのタイミングを調整する基準校正パルス可変
    遅延回路と、上記基準ストローブパルスの信号経路に設
    けられ、上記基準コンパレータに与える上記基準ストロ
    ーブパルスのタイミングを調整する基準ストローブパル
    ス可変遅延回路とを含む。
  11. 【請求項11】請求項10に記載のIC試験装置におい
    て、上記プローブは上記ICソケットが装着されたテス
    トヘッド上をX,Y,Z方向に移動する自動位置決装置
    に支持されて移動し、上記ICソケットの各ピンに自動
    的に接触して上記IC試験装置のドライバ系及びコンパ
    レータ系の各タイミング校正を実行する。
  12. 【請求項12】請求項11に記載のIC試験装置におい
    て、上記プローブを複数設け、これら複数のプローブの
    それぞれを複数のICソケットに自動的に接触させ、各
    ICソケットに接続されたドライバ系及びコンパレータ
    系の各タイミング校正を同時に平行して実行する。
  13. 【請求項13】請求項11に記載のIC試験装置におい
    て、上記プローブに搭載した基準ドライバの出力端子及
    び基準コンパレータの入力端子を別々に設けたコンタク
    トに接続し、基準ドライバの出力と基準コンパレータの
    入力を独立したコンタクトを通じて上記ICソケットの
    各ピンに接触させてタイミング校正を行う構成とされて
    いる。
  14. 【請求項14】請求項13に記載のIC試験装置におい
    て、上記コンタクトの移動面上にショートパッドを設
    け、このショートパッドに上記基準ドライバの出力端子
    に接続したコンタクト及び基準コンパレータの入力端子
    に接続したコンタクトを接触させてショートさせ、基準
    ドライバから出力した基準校正パルスをショートパッド
    を通じて基準コンパレータに入力し、基準ドライバ又は
    基準コンパレータの何れか一方のタイミングを校正する
    構成とされている。
  15. 【請求項15】請求項8乃至14のいずれかに記載のI
    C試験装置において、上記プローブに搭載されるコンパ
    レータの後段に上記コンパレータが出力する検出パルス
    の立上り、立下りの遅延時間差を調整する調整回路が設
    けられている。
  16. 【請求項16】請求項14に記載のIC試験装置におい
    て、上記タイミング校正用の可変遅延回路はフェイズロ
    ックループと、このフェイズロックループを構成する電
    圧制御発振器の発振位相を微細に変移させる加算手段を
    具備して構成した端数遅延時間発生部と、上記フェイズ
    ロックループに与えられる基準周波数を持つパルス列の
    パルスの周期の整数倍の遅延時間を発生する整数遅延時
    間発生部とによって構成されている。
  17. 【請求項17】請求項10乃至14のいずれかに記載の
    IC試験装置において、上記プローブに恒温槽を搭載
    し、この恒温槽内に上記基準ドライバ、上記基準コンパ
    レータ、上記基準校正パルス可変遅延回路、及び上記基
    準ストローブパルス可変遅延回路を格納し、温度を一定
    値に維持する構成とされている。
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