JP3451507B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP3451507B2 JP15029395A JP15029395A JP3451507B2 JP 3451507 B2 JP3451507 B2 JP 3451507B2 JP 15029395 A JP15029395 A JP 15029395A JP 15029395 A JP15029395 A JP 15029395A JP 3451507 B2 JP3451507 B2 JP 3451507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像形成体の周囲に帯電
手段、像露光手段と現像手段を配置して画像形成を行う
電子写真方式の画像形成装置に関し、特に像形成体の周
囲に複数の帯電手段、像露光手段と現像手段を配置して
像形成体の一回転中にトナー像を重ね合わせてカラー画
像を形成する電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色のカラー画像を形成する方法
の1つとして、1つの像形成体である感光体の一回転以
内に各色毎の帯電、像露光ならびに現像を順次行ってカ
ラー画像を形成するカラー画像形成装置が知られてい
る。
【0003】しかし前記のカラー画像形成装置は、多色
のカラー画像を形成する方法としては、高速の画像形成
を可能とするものの、感光体の一周内に帯電器、像露光
手段と現像器を複数組配設する必要があること、像露光
を行う光学系が近接する現像器から洩れるトナーに汚れ
て画質を損なうおそれがあり、これを避けるため像露光
手段と現像器の間隔を大きくとる必要があることから必
然的に感光体の径が大きくなって装置を大型化すると云
う矛盾がある。この欠点を避ける目的から、像形成体の
基体を透明体の素材によって形成し、その内部に複数の
像露光手段を収容して、画像を前記の基体を通してその
外周に形成した感光層に露光する形態の装置が、例え
ば、特開平5−307307号公報によって提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の提
案によるカラー画像形成装置はその内部に複数の像露光
手段を収容して小型化を図ったものの、外側に複数の帯
電器、現像器や転写器、除電器、クリーニング装置等の
画像形成プロセス手段が数多く配置された構造となり装
置の小型化が難しい。また像形成体である感光体ドラム
の基体が透明の素材によって形成され、透明の基体の外
周面に感光体層が設けられた像形成体を用い、像形成体
に対し外側より複数の現像器を配置し像形成体を押圧す
るため現像器やクリーニング装置のブレードの押圧力の
アンバランスによって、像形成体に歪みが生じ易く、画
像形成装置の駆動中に回転する円筒状の像形成体に対し
て、露光光学系や帯電装置との距離に変動が生じたり、
感光体ドラムの安定した回転が得られず、高画質な画像
が得られないといった欠点があった。本願発明者らが、
このような欠点を改良すべき提案を特願平6−3120
72号にて行った。即ち図6の先願のカラー画像形成装
置に示すように、感光体ドラム410の外周にイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および黒色
(K)の4組の現像器413を対称に配置し像形成体へ
の現像器の押圧力のアンバランスを解消し感光体ドラム
の安定した回転を図るものであるが、給紙カセット41
5よりタイミングローラ416を経て転写器414aに
至る給紙部や転写器414a、除電器414b、更には
搬送ベルト414e等が感光体ドラム410に近接して
配置される必要があるため、感光体ドラム410に対し
て下側に配置されるY及びKの現像器の配置に制限を生
じ、上記の欠点を解決するものとして充分とは言えなか
った。更に、上記の転写領域の制約により転写材の給
紙、搬送、排紙系のジャム処理が難しいといった欠点が
あった。
【0005】本発明はこの点を解決して改良した結果、
像形成体に対し外側に配置された複数の現像器が像形成
体への押圧力をバランス良く配置され、カラー画像形成
装置の駆動中に回転する円筒状の像形成体と、現像器や
露光光学系や帯電装置との間隙に変動が生じること無
く、高画質な画像が得られるカラー画像形成装置の提供
を目的とすると共に、転写材の給紙、搬送、排紙系のジ
ャム処理が容易なカラー画像形成装置の提供を目的とし
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は下記の発明に
より達成される。円筒状の像形成体と、前記像形成体の
外側に帯電手段と現像手段とを、内側に像露光手段をそ
れぞれ4組配設し、前記帯電手段によって前記像形成体
を帯電し、前記像露光手段によって前記像形成体を像露
光し、前記現像手段による現像によって前記像形成体上
にトナー像を形成することを繰り返すことにより、前記
像形成体上に複数のトナー像を重ね合わせて形成するカ
ラー画像形成装置において、前記像形成体の下方に転写
材を収納する転写材収納手段と、前記像形成体に当接
し、前記像形成体上に形成された複数のトナー像を一括
転写する中間転写手段とを設け、また4個の前記現像手
段を押圧部材により前記像形成体に対して上下に対称及
び左右に対称な位置において押圧すべく、且つ、上下に
対称に配置された前記現像手段の現像スリーブの中心と
前記像形成体の中心とを結ぶ直線が挟む角度が、60°
以上、90°以下であるように前記現像手段を配置し
前記現像手段により前記像形成体上に形成された前記ト
ナー像を一旦前記中間転写手段へ転写した後、前記転写
材収納手段より給送される前記転写材に前記トナー像を
前記中間転写手段より再転写することを特徴とするカラ
ー画像形成装置。
【0007】
【実施例】本発明を構成するカラー画像形成装置の一実
施例の画像形成プロセスおよび各機構について、図1〜
図4を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例を示
すカラー画像形成装置の断面構成図であり、図2は、図
1の要部図で現像器の好ましい配置を示す図であり、図
3は、図2のA−O−Aにおける断面図であり、図4
は、感光体ドラムの駆動ギアを示す図である。
【0008】本実施例のカラー画像形成装置は、像形成
体である感光体ドラムの基体が透明の素材によって形成
され、透明の基体の外周面に感光体層が設けられた感光
体ドラムを用い、感光体ドラムに対し内部に像露光手段
が、また外側に帯電器、現像器、中間転写ローラ、クリ
ーニング装置等の画像形成プロセス手段が配置された構
造である。
【0009】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ば、内側に光学ガラスもしくは透明アクリル樹脂等の透
明部材によって形成される円筒状の基体を設け、該基体
の外周に透明導電層,a−Si層あるいは有機感光層
(OPC)等の感光体層をドラム上に形成したものであ
り、接地された状態で時計方向に駆動回転される。
【0010】本実施例では、画像露光用の露光ビームの
結像点である感光体ドラムの光導電体層において、光導
電体層の光減衰特性(光キャリア生成)に対して適性な
コントラストを付与できる波長の露光光量を有していれ
ばよい。従って、本実施例における感光体ドラムの透明
基体の光透過率は、100%である必要はなく、露光ビ
ームの透過時にある程度の光が吸収されるような特性が
あっても構わない。透光性基体の素材としては、ソーダ
ガラス、パイレックスガラス、ホウ珪酸ガラスや一般光
学部材などに使用されるアクリル、フッ素、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、
などの各種透光性樹脂が使用可能である。また、透光性
導電層としては、インジウム・スズ・酸化物(IT
O)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅や、
Au、Ag、Ni、Alなどからなる透光性を維持した
金属薄膜が用いられ、成膜法としては、真空蒸着法、活
性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各種CVD法、
浸漬塗工法、スプレー塗布法などが利用される。また、
光導電体層としては、アモルファスシリコン(a−S
i)合金感光層、アモルファスセレン合金感光層や、各
種有機感光層(OPC)が使用可能である。
【0011】帯電手段であるスコロトロン帯電器11は
イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および
黒色(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、感光
体ドラム10の前述した有機感光体層に対し所定の電位
に保持された制御グリッドと放電ワイヤによるコロナ放
電とによって帯電作用を行い、感光体ドラム10に対し
一様な電位を与える。
【0012】各色毎の像露光手段である露光光学系12
は、感光体ドラム10の軸方向に配列した発光素子をア
レイ状に並べた線状のFL(蛍光体発光),EL(エレ
クトロルミネッセンス),PL(プラズマ放電),LE
D(発光ダイオード)や、光シャッタ機能をもつ素子を
並べた線状のLISA(光磁気効果光シャッタアレ
イ),PLZT(透過性圧電素子シャッタアレイ),L
CS(液晶シャッタ)等の露光素子と、等倍結像素子と
してのセルフォックレンズとによりユニットとして構成
され、感光体ドラム10に内包して設けられた支持部材
20に取り付けられており、別体の画像読み取り装置に
よって読み取られた各色の画像信号がメモリより順次取
り出されて各色毎の露光光学系12にそれぞれ電気信号
として入力される。この実施例で使用される発光素子の
発光波長は600〜900nmの範囲のものである。
【0013】イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)および黒色(K)の一成分あるいは二成分の現像
剤をそれぞれ収容する非接触現像法を用いた各色毎の現
像手段である現像器13は、それぞれ感光体ドラム10
の周面に対し所定の間隙を保って同方向に回転する現像
スリーブ131を備えている。
【0014】前記の各色毎の現像器13は、前述したス
コロトロン帯電器11による帯電,露光光学系12によ
る像露光によって形成される感光体ドラム10上の静電
潜像を現像バイアス電圧の印加により非接触の状態で反
転現像する。
【0015】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよ
びKの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納
される。
【0016】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タが回動して感光体ドラム10を時計方向へと回転し、
同時にYのスコロトロン帯電器11の帯電作用により感
光体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0017】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記のYの露光光学系12において第1の色信号す
なわちYの画像信号に対応する電気信号による露光が開
始されドラムの回転走査によってその表面の感光層に原
稿画像のYの画像に対応する静電潜像を形成する。
【0018】前記の潜像はYの現像器13により現像ス
リーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体
ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形
成される。
【0019】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらにマゼンタ(M)のスコロ
トロン帯電器11の帯電作用により電位を付与され、M
の露光光学系12の第2の色信号すなわちMの画像信号
に対応する電気信号による露光が行われ、Mの現像器1
3による非接触の反転現像によって前記のイエロー
(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順
次重ね合わせて形成される。
【0020】同様のプロセスによりシアン(C)のスコ
ロトロン帯電器11、Cの露光光学系12およびCの現
像器13によってさらに第3の色信号に対応するシアン
(C)のトナー像が、また黒色(K)のスコロトロン帯
電器11、露光光学系12および現像器13によって第
4の色信号に対応する黒色(K)のトナー像が順次重ね
合わせて形成され、感光体ドラム10の一回転以内にそ
の周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0021】これ等Y,M,C及びKの露光光学系12
による感光体ドラム10の有機感光層に対する露光はド
ラムの内部より前述した透明の基体を透して行われる。
従って第2,第3および第4の色信号に対応する画像の
露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く受け
ることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と同等
の静電潜像を形成することが可能となる。なお露光光学
系12の発熱による感光体ドラム10内の温度の安定化
及び温度上昇の防止は、支持部材20に熱伝導性の良好
な材料を用い、低温の場合はヒータを用い、高温の場合
はヒートパイプを介して外部に放熱する等の措置を講ず
ることにより支障のない程度迄抑制することができる。
【0022】また、各色の補給用の現像剤が補給槽21
より対応する色の現像器13に補給され、2本の撹拌ロ
ーラ136,137により撹拌された後トナー供給ロー
ラ135、薄層形成棒133により現像スリーブ131
に供給される。現像スリーブ131の画像領域外の両端
部に突き当てコロ138a,138bが設けられる。
【0023】現像スリーブ131が感光体ドラム10に
当接される突き当てコロ138a,138bにより感光
体ドラム10と非接触に保たれ、各色毎の現像器13に
よる現像作用に際しては、それぞれ内部に固定磁石13
2を配した現像スリーブ131に対し直流あるいはさら
に交流を加えた現像バイアスが印加され、現像器の収容
する一成分或いは二成分現像剤によるジャンピング現像
が行われて、透明電導層を接地する感光体ドラム10に
対してトナーと同極性の直流バイアスを印加して、露光
部にトナーを付着させる非接触の反転現像が行われるよ
うになっている。現像後の現像スリーブ131上の現像
剤のは掻き取り板134により掻き取られる。
【0024】続いて、感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は、中間転写ローラ41の作用
により中間転写ローラ41上に一旦転写される。中間転
写ローラ41の周面上に形成されたカラーのトナー像
は、転写部において、感光体ドラム10の下部に設けら
れた転写材収納手段である給紙カセット15より上方に
送り出され、水平に配置された給紙部の上下ガイド板1
5a,15b間を経てタイミングローラ16へ水平に給
送され、タイミングローラ16の駆動によって、反時計
方向に回転する中間転写ローラ41上のトナー像と同期
して給紙される転写材である転写紙Pに転写器としての
転写ローラ45により再転写される。
【0025】また、転写ローラ45はタイミングローラ
16によって転写部に給送される転写紙Pとの同期がと
られ、中間転写ローラ41の周方向に転写紙Pの長さ分
の転写が行われる間のみ中間転写ローラ41に圧接さ
れ、転写プロセスが行われない状態の時は中間転写ロー
ラ41と離間された状態が取られるように、不図示の画
像形成装置に設けられた制御部と転写ローラの圧接解除
機構とによって作動される。
【0026】トナー像の転写を受けた転写紙Pは、中間
転写ローラ41の曲率により中間転写ローラ周面より分
離された後、搬送手段である搬送ベルト14eを経て定
着装置17へ水平に搬送され、定着装置17において加
熱ローラ17aと圧着ローラ17bとにより加熱・圧着
されトナーが転写紙P上に溶着・定着されたのち、排紙
ローラ18を介してカラー画像形成装置100の側部の
トレイ上にトナー像面を下側にして排出される。
【0027】水平な給紙搬送排紙経路を構成する上下ガ
イド板15a,15bよりレジストローラ16、中間転
写ローラ41、転写ローラ45、搬送ベルト14e、定
着装置17及び排紙ローラ18に至る給紙搬送排紙経路
が水平に形成されていることにより転写紙Pへのトナー
像の良好な転写がなされると共に、転写紙Pのジャムが
少ない。
【0028】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
はクリーニング装置19においてクリーニングブレード
19aによって感光体ドラム10面を摺擦され残留トナ
ーを除去、清掃されて原稿画像のトナー像の形成を続行
するかもしくは一旦停止して新たな原稿画像のトナー像
の形成にかかる。クリーニングブレード19a及びクリ
ーニングローラ19bによって掻き落とされた廃トナー
は、トナー搬送スクリュウ19c及びトナー搬送パイプ
19dを通して、廃トナー容器22へと排出される。ク
リーニング終了後、クリーニングブレード19a及びク
リーニングローラ19bは感光体ドラム10の損傷を防
止するために、感光体ドラム10より離間した状態に保
たれる。
【0029】前記の感光体ドラム10は、露光光学系1
2をその内部に収め、転写領域が改良された結果、ドラ
ムの径が比較的小さくとも、その外周面に、前述した複
数のスコロトロン帯電器11、現像器13及びクリーニ
ング装置19、中間転写ローラ41等を配設することが
出来、外径が60mmないし200mmの小径のドラムの使
用が可能となり装置の容積をコンパクトにすることが出
来る。
【0030】上記のように、感光体ドラム10の下部に
中間転写ローラ41を設けることにより、感光体ドラム
の転写領域を含む下部空間が利用可能となり感光体ドラ
ム10の外周面に配置される4組の現像器13の内、下
側に配置されるY,Kの現像器の配置領域が広くなり、
Y,Kの現像器を感光体ドラムの中心を通る水平線に対
して先願の特願平6−312072号にて提案したより
も下方に配設することが可能となり、上記小径のドラム
に対しても後述する角度αを大きくとることが可能とな
った。
【0031】感光体ドラム10の中心を通り、水平線Q
1−O−Q2により2等分される角度であって、Mの現
像器13とYの現像器13それぞれの現像スリーブ13
1の中心と感光体ドラム10の中心とを結ぶ線が挟む角
度α及びCの現像器13とKの現像器13それぞれの現
像スリーブ131の中心と感光体ドラム10の中心とを
結ぶ線が挟む角度αをなすように対角線上にY,M,C
及びKの現像スリーブ131の中心が配置され、各現像
器に設けた突き当てコロ138a,138bが均等な押
圧力で感光体ドラム10に圧接されるように、感光体ド
ラム10の中心に対して上下に対称、左右に対称で、好
ましくは水平に、Y,M,C及びKの4つの現像器13
が配設される。現像器13は、不図示の押圧部材であ
る、例えば押圧バネにより押圧され、突き当てコロ13
8a,138bが感光体ドラム10を圧接する。前記角
αは、60°以上、90°以下が好ましく、60°よ
り小さい場合、像形成体の回転が不安定となり易く、9
0°より大きい場合、現像器の押圧が安定しない。
【0032】上記の如く、カラー画像形成装置の転写領
域の制約並びに転写材の給紙、搬送、排紙系の改良によ
り、画像形成装置の駆動中に回転する円筒状の像形成体
に対して、像形成体に対し外側に配置された複数の現像
器のバランスの取れた押圧力による感光体ドラムの安定
した回転が得られ、画像形成装置の駆動中に回転する円
筒状の像形成体と、現像器や露光光学系や帯電装置との
間隙に変動が生じること無く、良好な画像が維持される
画像形成装置の提供が可能となり、特に各色毎の均一な
露光を必要とする重ね合わせトナー像の良好なカラー画
像形成が可能となった。
【0033】また、感光体ドラム10に対して力のバラ
ンスが保たれるように、上記水平線に直行する線O−Q
3に対して、右左に角度β、γを成して感光体ドラム1
0と接して中間転写ローラ40及び感光体ドラム10と
接してクリーニングブレード19aが設けられたクリー
ニング装置19を配置する。中間転写ローラの転写領域
が適性となるよう、βは5°以上、45°以下が好まし
く、これに対応してクリーニングブレード19の当接位
置γも、5°以上、45°以下が好ましい。上記の像形
成体に対し外側に配置された複数の現像器のバランスの
取れた押圧力に加え、更にクリーニング装置のブレー
ド、中間転写ローラを含めたバランスの取れた押圧力に
よる感光体ドラムの安定した回転が得られる。
【0034】更に、上下の現像器を共通化して使えるよ
うに像形成体に対する磁極角度の関係を現像スリーブ間
で同一にする条件として、α=60°として現像領域近
傍のN,Sの磁極間角度δが60°,30°、α=90
°として現像領域近傍のN,Sの磁極間角度δが90
°,45°,22.5°等の固定磁極配置とすることが
好ましい。
【0035】感光体ドラム10が前後フランジ111,
112に取り付けられ、プロセスユニット110の後側
板103に設けられた軸受け部材であるベアリング14
1と前フランジ111に嵌め込めれプロセスユニット1
10の前側板102に取り付けられた軸受け部材である
ベアリング143とにより軸支されプロセスユニット1
10に回転可能に取り付けられる。露光光学系12が取
り付けられた支持部材20が感光体ドラム10に内包さ
れた状態で、後側板103に設けられたベアリング14
2と前側板102に設けられたベアリング143とに嵌
め込めれ前側板102にネジ止め固定される。感光体ド
ラム10の外周にクリーニング装置19、各色のスコロ
トロン帯電器11、各色の現像器13及び各色の現像剤
の補給槽21とが取り付けられてプロセスユニット11
0が構成される。
【0036】プロセスユニット110がカラー画像形成
装置100上部に設けられた不図示の開閉蓋を開口して
カラー画像形成装置100より上方に取り出され、プロ
セスユニット110に設けられた、感光体ドラム10、
露光光学系12、クリーニング装置19、スコロトロン
帯電器11、現像器13及び補給槽21等のプロセス部
材がメンテ、交換される。
【0037】Y,M,C及びKの各色に対応する現像器
13と補給槽21とが図2の点線で示すように一体の現
像器ユニット130としてそれぞれ形成され、現像剤の
補給時にはプロセスユニット110の両側部に設けられ
た不図示の開閉扉を開口して現像器ユニット130が左
右に引き出されて補給槽21の交換が行われる。
【0038】プロセスユニット110がカラー画像形成
装置100に装着されると、感光体ドラムの後フランジ
112に設けられた歯車10gと不図示の装置本体に設
けられた感光体ドラムの駆動モータに連なる歯車G1と
が結合され感光体ドラム10が回転可能となる。
【0039】重ね合わせトナー像のレジストを保証する
ため前述のY,M及びC,Kの現像器13のなす角αに
あたる感光体ドラム10の周辺の歯車10gの歯数Z2
と歯車G1の歯数Z1との関係はZ2=nZ1(nは正
の整数)であることが好ましい。
【0040】上記実施例においてプロセスユニット11
0がカラー画像形成装置100に着脱される際には、ト
ナー搬送パイプ19dと廃トナー容器22との不図示の
結合部の解除、結合が行われる。
【0041】図5は、ジャム処理を示す図であり、ジャ
ム時においては、給紙カセット15と、水平な給紙搬送
排紙経路を構成する上下ガイド板15a,15b、レジ
ストローラ16、中間転写ローラ41、転写ローラ4
5、搬送ベルト14e、定着装置17、排紙ローラ18
と、上記給紙搬送排紙経路と給紙カセット15との間に
設けられた廃トナー容器22とを含む給紙搬送ユニット
150がカラー画像形成装置100より引き出されジャ
ム状態の転写紙が取り除かれる。
【0042】また、上ガイド板15aと中間転写ローラ
41とが支軸15cを中心として開口されジャム処理を
容易にする。更に支軸15dを中心にして下ガイド板1
5bが上部に開口され廃トナー容器22の交換がなされ
る。給紙搬送ユニット150がカラー画像形成装置10
0に着脱される際には、トナー搬送パイプ19dと廃ト
ナー容器22との不図示の結合部の解除、結合が行われ
る。
【0043】
【発明の効果】請求項1または2によれば、カラー画像
形成装置の転写領域の制約並びに転写材の給紙、搬送、
排紙系を改良した結果、画像形成装置の駆動中に回転す
る円筒状の像形成体に対して、像形成体に対し外側に配
置された複数の現像器のバランスの取れた押圧力による
感光体ドラムの安定した回転が得られ、画像形成装置の
駆動中に回転する円筒状の像形成体と、現像器や露光光
学系や帯電装置との間隙に変動が生じること無く、良好
な画像が維持される画像形成装置の提供が可能となり、
特に各色毎の均一な露光を必要とする重ね合わせトナー
像の良好なカラー画像形成が可能となった。
【0044】請求項3によれば、像形成体に対し外側に
配置された複数の現像器のバランスの取れた押圧力に加
え、更にクリーニング装置のブレード、中間転写ローラ
を含めたバランスの取れた押圧力による感光体ドラムの
安定した回転が得られ、画像形成装置の駆動中に回転す
る円筒状の像形成体と、現像器や露光光学系や帯電装置
との間隙に変動が生じること無く、良好な画像が維持さ
れる画像形成装置の提供が可能となり、特に各色毎の均
一な露光を必要とする重ね合わせトナー像の良好なカラ
ー画像形成が可能となった。
【0045】請求項4によれば、転写領域の制約並びに
転写材の給紙、搬送、排紙系を改良した結果、中間転写
手段と給紙手段と定着装置とが一体に引き出し可能とな
り転写材の給紙、排紙系のジャム処理が容易なカラー画
像形成装置の提供が可能となった。
【0046】請求項5によれば、カラー画像形成装置の
転写領域を改良した結果、感光体ドラムの小型化が可能
になり、特にカラー画像形成装置の小型化が可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカラー画像形成装置の
断面構成図である。
【図2】図1の要部図で現像器の好ましい配置を示す図
である。
【図3】図2のA−O−Aにおける断面図である。
【図4】感光体ドラムの駆動ギアを示す図である。
【図5】ジャム処理を示す図である。
【図6】先願のカラー画像形成装置を示す図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 13 現像器 15 給紙カセット 20 支持部材 41 中間転写ローラ 45 転写ローラ 100 カラー画像形成装置 110 プロセスユニット 130 現像器ユニット 131 現像スリーブ 138a,138b 突き当てコロ 150 給紙搬送ユニット P 転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲浜▼田 州太 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株 式会社内 (56)参考文献 特開 平4−190373(JP,A) 特開 平4−291383(JP,A) 特開 平1−112265(JP,A) 特開 平6−118749(JP,A) 特開 平5−307307(JP,A) 特開 平6−19254(JP,A) 特開 昭62−247376(JP,A) 特開 昭58−72951(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/04 - 15/04 120

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の像形成体と、前記像形成体の外
    側に帯電手段と現像手段とを、内側に像露光手段をそれ
    ぞれ4組配設し、前記帯電手段によって前記像形成体を
    帯電し、前記像露光手段によって前記像形成体を像露光
    し、前記現像手段による現像によって前記像形成体上に
    トナー像を形成することを繰り返すことにより、前記像
    形成体上に複数のトナー像を重ね合わせて形成するカラ
    ー画像形成装置において、前記像形成体の下方に転写材
    を収納する転写材収納手段と、前記像形成体に当接し、
    前記像形成体上に形成された複数のトナー像を一括転写
    する中間転写手段とを設け、また4個の前記現像手段を
    押圧部材により前記像形成体に対して上下に対称及び左
    右に対称な位置において押圧すべく、且つ、上下に対称
    に配置された前記現像手段の現像スリーブの中心と前記
    像形成体の中心とを結ぶ直線が挟む角度が、60°以
    上、90°以下であるように前記現像手段を配置し、前
    記現像手段により前記像形成体上に形成された前記トナ
    ー像を一旦前記中間転写手段へ転写した後、前記転写材
    収納手段より給送される前記転写材に前記トナー像を前
    記中間転写手段より再転写することを特徴とするカラー
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写手段と前記転写材収納手段
    と前記トナー像を定着する定着装置とを一体的なユニッ
    トとし、前記ユニットが前記カラー画像形成装置に引き
    出し可能に設けられたことを特徴とする請求項1に記載
    のカラー画像形成装置。
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