JP3451054B2 - 巻線装置 - Google Patents

巻線装置

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JP3451054B2
JP3451054B2 JP2000120399A JP2000120399A JP3451054B2 JP 3451054 B2 JP3451054 B2 JP 3451054B2 JP 2000120399 A JP2000120399 A JP 2000120399A JP 2000120399 A JP2000120399 A JP 2000120399A JP 3451054 B2 JP3451054 B2 JP 3451054B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの電機子等
に巻線を行うためのフライヤ型の巻線装置に関し、特に
線材を電機子のスロットに案内するセンターフォーマを
固定する構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】モータの電機子等に巻線を行うためのフ
ライヤ型の巻線装置においては、線材を電機子のスロッ
トに案内するためにセンターフォーマが使用されること
がある。このセンターフォーマは電機子に対して静止状
態で保持される必要があるが、巻線装置においてセンタ
ーフォーマを固定するための構造としては、例えば特公
昭58−55745号公報等に提案がなされている。
【0003】図7には、この特公昭58−55745号
公報に提案された巻線装置を示す。
【0004】図示されるように、巻線装置は、同軸上に
配設された第1の回転軸101と第2の回転軸102を
備える。第1の回転軸101は、巻線装置本体に対して
不動のボックス110に対してベアリングを介して回転
自在に支持される。また、第2の回転軸102は第1の
回転軸101に固定され、一体に回転するようになって
いる。
【0005】第2の回転軸102のアーム取付部102
Aには、フライヤアーム103が取り付けられる。線材
106は、第1の回転軸101の軸上の中空部からフラ
イヤアーム103のノズル104、105に導かれ、第
1、第2の回転軸101、102の回転に伴ってフライ
ヤアーム103が電機子107の回りを公転することに
より、電機子107のスロットに巻回される。
【0006】第2の回転軸102には、同軸上にフォー
マ支持軸108がベアリングを介して回転自在に取り付
けられる。このフォーマ支持軸108にはセンターフォ
ーマ109が支持される。センターフォーマ109は電
機子107に沿った位置に配設され、線材106はセン
ターフォーマ109の傾斜面に沿って案内され、電機子
107のスロットへ滑り込むようになっている。
【0007】このフォーマ支持軸108の外周には、第
1の固定ギヤ111が固定される。また、ボックス11
0には、第1の回転軸101と同軸上に配置された第2
の固定ギヤ112が固定される。さらに第2の回転軸1
02のギヤ支持部102Bに回転自在に支持された支持
軸113の両端には、第1、第2の連結ギヤ114、1
15が固定される。これら第1、第2の連結ギヤ11
4、115は、それぞれ第1、第2の固定ギヤ111、
112に噛合する。
【0008】このような構成により、この巻線装置で
は、連結ギヤ114、115と固定ギヤ111、112
との噛み合いによる差動歯車機構の原理で、第1、第2
の回転軸101、102が回転しても、フォーマー支持
軸108およびこれに固定されたセンターフォーマー1
09は静止状態を維持するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この巻
線装置のようにセンターフォーマの固定を歯車を用いた
機械的構成で行うと、上記のような複雑な構造を備えね
ばならず、これは巻線装置の製造コストを高める原因と
なっていた。
【0010】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、センターフォーマの固定を簡素な構成で
実現し得る巻線装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、回転駆
動されるスピンドルと、このスピンドルに備えられスピ
ンドルの回転に伴って線材繰り出し部を巻芯の回りで公
転させるフライヤ機構と、前記スピンドルに備えられ線
材源からの線材を前記線材繰り出し部に案内する線材ガ
イド部材と、前記スピンドルの先端側に支持され前記線
材繰り出し部からの線材を前記巻芯に案内するセンター
フォーマとを備えた巻線装置において、前記スピンドル
を支持穴の同軸上に回転自在に支持するスピンドル支持
部を基台に対して不動に設け、先端側に前記センターフ
ォーマを支持するフォーマ支持部材を前記スピンドルの
中空部の同軸上に回転自在に支持するとともに、前記ス
ピンドル支持部の支持穴内周に固定された第1の磁石
と、この第1の磁石と前記スピンドルの軸方向の略同位
置に配設されるように前記フォーマ支持部材外周に固定
された第2の磁石とを備え、前記センターフォーマは前
記第1と第2の磁石の間に作用する磁力により静止状態
に保持され、前記スピンドルは軸受を介して前記スピン
ドル支持部の支持穴内に支持され、前記フォーマ支持部
材は軸受を介して前記スピンドルの中空部内に支持され
るとともに、前記第1の磁石は前記スピンドルと前記ス
ピンドル支持部間に設けられた軸受の間または側方に配
置され、前記第2の磁石は前記フォーマ支持部材と前記
スピンドル間に設けられた軸受の間または側方に配置さ
れるようにした。
【0012】第2の発明では、前記スピンドルは軸受を
介して前記スピンドル支持部の支持穴内に支持され、前
記フォーマ支持部材は軸受を介して前記スピンドルの中
空部内に支持されるとともに、前記第1の磁石は前記ス
ピンドルと前記スピンドル支持部間に設けられた軸受の
間または側方に形成された隙間に配設され、前記第2の
磁石は前記フォーマ支持部材と前記スピンドル間に設け
られた軸受の間または側方に形成された隙間に配設され
る。
【0013】第3の発明では、前記スピンドルの少なく
とも前記第1の磁石および第2の磁石と対向し得る部分
を非磁性体で構成した。
【0014】第4の発明では、前記スピンドル外周面に
凹部を形成し、前記第1の磁石をこのスピンドル外周面
の凹部内に張り出させた。
【0015】第5の発明では、前記スピンドルの中空部
内周面に凹部を形成し、前記第2の磁石をこのスピンド
ルの中空部内周面の凹部に張り出させた。
【0016】第6の発明では、前記第1の磁石の一対の
磁極は前記スピンドル支持部の支持穴内周の略180度
隔たった位置に配置され、前記第2の磁石の一対の磁極
は前記フォーマ支持部材外周の略180度隔たった位置
に配置される。
【0017】第7の発明では、前記第1、第2の磁石を
それぞれ複数の磁石から構成し、この複数の第1の磁石
の磁極を前記スピンドル支持部の支持穴内周方向に沿っ
て配設するとともに、前記複数の第2の磁石の磁極を前
記フォーマ支持部材外周方向に沿って配設し、対向する
第1と第2の磁石の磁極が反対極となるようにした。
【0018】第8の発明では、前記第1、第2の磁石を
それぞれ同数の複数の磁石から構成し、この複数の第1
の磁石の磁極を前記スピンドル支持部の支持穴内周方向
に沿って反対極が交互に並ぶように配設するとともに、
前記複数の第2の磁石の磁極を前記フォーマ支持部材外
周方向に沿って反対極が交互に並ぶように配設した。
【0019】第9の発明では、回転駆動されるスピンド
ルと、このスピンドルに備えられスピンドルの回転に伴
って線材繰り出し部を巻芯の回りで公転させるフライヤ
機構と、前記スピンドルに備えられ線材源からの線材を
前記線材繰り出し部に案内する線材ガイド部材と、前記
スピンドルの先端側に支持され前記線材繰り出し部から
の線材を前記巻芯に案内するセンターフォーマとを備え
た巻線装置において、前記スピンドルを支持穴の同軸上
に回転自在に支持するスピンドル支持部を基台に対して
不動に設け、先端側に前記センターフォーマを支持する
フォーマ支持部材を前記スピンドルの中空部の同軸上に
回転自在に支持するとともに、前記スピンドル支持部の
支持穴内周または前記フォーマ支持部材外周のいずれか
一方に磁石を固定し、この磁石と前記スピンドルの軸方
向の略同位置に配設されるように前記スピンドル支持部
の支持穴内周または前記フォーマ支持部材外周のいずれ
か他方に径方向に突起した磁力作用部を設け、前記磁石
と前記磁力作用部が正面に対向する位置で前記フォーマ
支持部材が静止状態に保持されることにより、前記セン
ターフォーマが静止状態に保持され、前記スピンドルは
軸受を介して前記スピンドル支持部の支持穴内に支持さ
れ、前記フォーマ支持部材は軸受を介して前記スピンド
ルの中空部内に支持されるとともに、前記磁石と前記磁
力作用部のいずれか一方は前記スピンドルと前記スピン
ドル支持部間に設けられた軸受の間または側方に配置さ
れ、前記磁石と前記磁力作用部のいずれか他方は前記フ
ォーマ支持部材と前記スピンドル間に設けられた軸受の
間または側方に配置される。
【0020】第10の発明では、前記スピンドルは軸受
を介して前記スピンドル支持部の支持穴内に支持され、
前記フォーマ支持部材は軸受を介して前記スピンドルの
中空部内に支持されるとともに、前記磁石と前記磁力作
用部のいずれか一方は前記スピンドルと前記スピンドル
支持部間に設けられた軸受の間または側方に形成された
隙間に配設され、前記磁石と前記磁力作用部のいずれか
他方は前記フォーマ支持部材と前記スピンドル間に設け
られた軸受の間または側方に形成された隙間に配設され
る。
【0021】第11の発明では、前記スピンドルの少な
くとも前記磁石と対向し得る部分を非磁性体で構成し
た。
【0022】第12の発明では、前記スピンドル外周面
に凹部を形成し、前記磁石または前記磁力作用部をこの
スピンドル外周面の凹部内に張り出させた。
【0023】第13の発明では、前記スピンドルの中空
部内周面に凹部を形成し、前記磁石または前記磁力作用
部をこのスピンドルの中空部内周面の凹部に張り出させ
た。
【0024】
【発明の作用および効果】第1の発明では、巻線装置に
よる巻線時には、スピンドルの回転によりフライヤ機構
の線材繰り出し部を巻芯(例えば電機子のロータ)の回
りで公転させ、線材繰り出し部から繰り出された線材を
巻芯外周に巻線を行うが、この場合、スピンドル支持部
の支持穴内周に固定された第1の磁石とフォーマ支持部
材外周に固定された第2の磁石が軸方向に略同位置に配
設され、互いに引きつけ合う結果、センターフォーマ支
持部材はスピンドル支持部に対して静止状態に保たれ
る。したがって、センターフォーマ支持部材に支持され
たセンターフォーマは巻線時においても静止状態となる
ので、センターフォーマはその斜面に沿って線材繰り出
し部からの線材を巻芯に案内する案内手段として正しく
作用する。このように本発明によれば、スピンドルの回
転に対するセンターフォーマの固定は第1、第2の磁石
の磁力により行われ、歯車等を用いた複雑な機構が必要
となく、センターフォーマ固定機構の簡素化、部品点数
削減、コスト削減をすることができるとともに、第1と
第2の磁石はそれぞれスピンドル支持部の支持穴内周と
フォーマ支持部材外周に固定され、センターフォーマの
固定機構はスピンドル機構内に組み込まれた形となるの
で、巻線装置を全体としてコンパクトに構成できる。
【0025】第2の発明では、第1と第2の磁石は、ス
ピンドルとスピンドル支持部間に設けられた軸受の間ま
たは側方に形成された隙間(複数の軸受の間にある隙
間、または軸受の外側にある隙間)と、フォーマ支持部
材とスピンドル間に設けられた軸受の間または側方に形
成された隙間(複数の軸受の間にある隙間、または軸受
の外側にある隙間)に、それぞれ配設されるので、第
1、第2の磁石をスピンドル機構に元々あったスペース
に嵌め込むことができ、スピンドル機構内部に合理的に
組み込むことができる。
【0026】第3の発明では、スピンドルの少なくとも
第1の磁石および第2の磁石に対向し得る部分を非磁性
体で構成するので、第1、第2の磁石の磁力の作用によ
ってスピンドルの回転が阻害されることはない。
【0027】第4の発明では、スピンドル外周面に形成
した凹部内に第1の磁石を張り出させるので、第1の磁
石と第2の磁石間の距離を狭めることができ、第1と第
2の磁石間に働く力を強めることができるので、センタ
ーフォーマの固定を安定的に行い得る。
【0028】第5の発明では、スピンドルの中空部内周
面に形成した凹部内に第2の磁石を張り出させるので、
第1の磁石と第2の磁石間の距離を狭めることができ、
第1と第2の磁石間に働く力を強めることができるの
で、センターフォーマの固定を安定的に行い得る。
【0029】第6の発明では、第1の磁石の磁極はスピ
ンドル支持部の支持穴内周で略180度隔てられ、第2
の磁石の磁極はフォーマ支持部材外周で略180度隔て
られているので、フォーマ支持部材は回転方向に180
度隔たった両側から支持されることになり、第1と第2
の磁極間の吸引によるセンターフォーマの固定は安定的
に行われる。
【0030】第7、第8の発明では、スピンドル支持部
の支持穴内周とフォーマ支持部材外周には、それぞれ複
数の第1の磁石と複数の第2の磁石が、反対極を対向さ
せながら配置されており、特に第8の発明では複数の第
1と第2の磁石の磁極がそれぞれスピンドル支持部の支
持穴内周方向とフォーマ支持部材外周方向に沿って交互
に並ぶようになっているので、フォーマ支持部材を固定
する磁力として強い磁力を得ることができ、センターフ
ォーマの固定は極めて安定的に行われる。
【0031】第9の発明では、スピンドルの回転に対す
るセンターフォーマの固定は、スピンドル支持部の支持
穴内周とフォーマ支持部材外周に設けられた磁石と磁力
作用部間に作用する磁力により行われるので、歯車等を
用いた複雑な機構が必要となることはなく、センターフ
ォーマ固定機構は簡略化され、部品点数が削減でき、巻
線装置製造のコストを削減することができるとともに、
センターフォーマの固定機構をスピンドル機構内に組み
込むことができ、巻線装置をコンパクト化することがで
きる。
【0032】第10の発明では、磁石と磁力作用部のい
ずれか一方はスピンドルとスピンドル支持部間の軸受の
間または側方に形成された隙間(複数の軸受の間にある
隙間、または軸受の外側にある隙間)に配設され、磁石
と磁力作用部のいずれか他方はフォーマ支持部材とスピ
ンドル間の軸受の間または側方に形成された隙間(複数
の軸受の間にある隙間、または軸受の外側にある隙間)
に配設されるので、磁石および磁力作用部をスピンドル
機構に元々あったスペースに嵌め込むことができ、スピ
ンドル機構内部に合理的に組み込むことができる。
【0033】第11の発明では、スピンドルの少なくと
も磁石に対向し得る部分を非磁性体で構成するので、磁
石の磁力の作用によってスピンドルの回転が阻害される
ことはない。
【0034】第12の発明では、スピンドル外周面に形
成した凹部内に磁石または磁力作用部を張り出させるの
で、磁石と磁力作用部間の距離を狭めることができ、磁
石と磁力作用部間に働く力を強めることができるので、
センターフォーマの固定を安定的に行い得る。
【0035】第13の発明では、スピンドルの中空部内
周面に形成した凹部内に磁石または磁力作用部を張り出
させるので、磁石と磁力作用部間の距離を狭めることが
でき、磁石と磁力作用部間に働く力を強めることができ
るので、センターフォーマの固定を安定的に行い得る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0037】図1は、本発明の実施の形態の巻線装置を
示す側断面である。また、図2は、図1のA−A断面図
である。
【0038】図示されるように、巻線装置の基台1には
スピンドル支持部2が一体に設けられる。このスピンド
ル支持部2の支持穴3には、スピンドル10が貫通し、
ベアリング4、5を介して支持穴3と同軸上に回転自在
に支持されている。
【0039】スピンドル10の基端側(図2の右側)に
固定されたプーリ11は、基台1上に固設されたスピン
ドル駆動モータ12の回転軸に固定のプーリ13と、ベ
ルト14を介して連係している。これにより、スピンド
ル10はスピンドル駆動モータ12により軸回りで回転
駆動される。
【0040】またスピンドル10の基端側には延設部1
5が設けられ、この延設部15の基端のスピンドル10
と同軸上に設けられた線材導入部16には、図示されな
い線材源からの線材6が導入されるようになっている。
【0041】スピンドル10の先端側(図の左側)に
は、その中心軸から偏心した位置から延び出すフライヤ
アーム20が設けられる。このフライヤアーム20先端
付近には、ノズル21が固定される。線材導入部16か
ら導入された線材6は、延設部15に取り付けられたプ
ーリ22、23を経て、スピンドル10を軸方向に貫通
する線材ガイド筒24を通り、フライヤアーム20に取
り付けられたプーリ25、26に案内されて、ノズル2
1に導かれる。
【0042】スピンドル10は筒状の部材であり、その
中空部17の同軸上には、ベアリング34、35を介し
てフォーマ支持軸(フォーマ支持部材)30が回転自在
に支持される。このフォーマ支持軸20の先端側には、
センターフォーマ31が固定される。
【0043】ノズル21から繰り出された線材6は、セ
ンターフォーマ31の傾斜面に案内されて、電機子のロ
ータ32のスロットルに滑り込み、スピンドル10の回
転とともに、巻芯であるロータ32に巻回されて行く。
【0044】なお、ロータ32は、図示されない把持手
段により把持されるとともに、同じく図示されないイン
デックス装置により上下方向の回転軸の回りで回転させ
られることにより、センターフォーマ31に正対する位
置が順次変更され、ロータ10の各スロットルに順次巻
線がなされるようになっている。
【0045】このような巻線作業においては、センター
フォーマ31は静止状態(基台1に対して不動)に保持
される必要があるが、このセンターフォーマ31の固定
機構として、第1の磁石41と第2の磁石42が備えら
れる。
【0046】第1の磁石41(例えば永久磁石)は、ス
ピンドル支持部2の支持穴3内周面に、ベアリング4、
5間に形成された隙間に位置して固定されるもので、そ
のN極41AとS極41Bは、支持穴3の内周方向に略
180度離れて配置される(N極41Aは支持穴3の上
側に、S極41Bは支持穴3の下側にそれぞれ配置され
る)。
【0047】一方、第2の磁石42(例えば永久磁石)
は、フォーマ支持軸30外周面に、ベアリング34、3
5間に形成された隙間に位置して固定されるもので、そ
のN極42AとS極42Bは、フォーマ支持軸30の外
周方向に略180度離れて配置される。また、第2の磁
石42の固定位置は、スピンドル10およびフォーマ支
持軸30をスピンドル支持部2の支持穴3に設置したと
きに、第1の磁石41と軸方向の位置が一致するように
設定される。
【0048】このように支持穴3内周面とフォーマ支持
軸30外周面にそれぞれ第1の磁石41と第2の磁石4
2を固設することにより、第1の磁石と第2の磁石間に
作用する磁力で、フォーマ支持軸30の回転位置は、第
2の磁石42のS極42Bがスピンドル10を挟んで第
1の磁石41のN極41Aに正対し、第2の磁石42の
N極42Aがスピンドル10を挟んで第1の磁石41の
S極41Bに正対する位置で固定される。したがって、
フォーマ支持軸30の前端側に固定されたセンターフォ
ーマ31は、静止状態に保たれる。
【0049】この場合、スピンドル10の外周面には、
環状の凹部18が形成されており、第1の磁石41のN
極41AとS極41Bは、いずれもこの凹部18内にま
で延び出している。これにより、第1の磁石41のN極
41Aと第2の磁石42のS極42B間の距離、第1の
磁石41のS極41Bと第2の磁石42のN極42A間
の距離を小さくすることができ、第1、第2の磁石間に
作用する磁力を強めることができる。したがって、セン
ターフォーマ30は強い力で支持されることになり、安
定的に静止状態に固定される。
【0050】なお、図3に示すように、スピンドル10
の中空部17内周面に環状の凹部19を形成し、この凹
部19内まで第2の磁石42のN極42AとS極42B
を張り出させるようにしても、同様の効果が得られる。
【0051】また、スピンドル10の少なくとも第1、
第2の磁石41、42と対向し得る部分(第1、第2の
磁石と軸方向に略同位置となる部分)は(線材ガイド筒
24を含めて)、非磁性体(例えばアルミニウム)で構
成することが望ましい。これにより、スピンドル10の
回転動作に対して、第1、第2の磁石41、42の磁力
の作用が及ばないようにできる。
【0052】つぎに作用を説明する。
【0053】巻線装置による巻線時には、スピンドル駆
動モータ12によりスピンドル10を回転駆動すると、
フライヤアーム20先端のノズル21は電機子のロータ
32の回りで公転する。これにより、ノズル21から繰
り出された線材6は、センターフォーマ31の斜面上を
滑るように案内されてロータ32のスロットルに達し、
ノズル21の公転とともにロータ32の回りに巻回され
る。この場合、センターフォーマ31を支持するフォー
マ支持軸30は、第1、第2の磁石が引きつけ合う力に
より、スピンドル10が回転した場合でも、所定の回転
角度で静止状態に保たれる。したがって、センターフォ
ーマ31による線材6の案内は、適切に安定して行われ
る。
【0054】このように本発明によれば、スピンドル1
0の回転に対するセンターフォーマ31の固定を、第
1、第2の磁石41、42の磁力により行うので、セン
ターフォーマ31の固定のために歯車等の機構が必要と
なることはない。したがって、センターフォーマ31を
固定するための合理的な機構が、少ない部品点数で極め
て簡素に構成でき、巻線装置製造のコストを削減するこ
とができる。そして、この場合に、第1の磁石41は支
持穴3内周面のベアリング4と5の間にある隙間に配設
され、また第2の磁石42はフォーマ支持軸30外周面
のベアリング34と35の間にある隙間に配設されるの
で、第1、第2の磁石41、42は、元々スピンドル機
構に存在していたスペースに嵌め込まれることになり、
スピンドル機構の内側に合理的に設置される。センター
フォーマ30の固定機構を備えることによって装置が大
型化してしまうことがなく、巻線装置をコンパクト化で
きる。
【0055】なお、本実施の形態では、第1、第2の磁
石41、42はそれぞれベアリング4と5の間、ベアリ
ング34と35の間に設けたが、本発明はこのような形
態に限られるものではなく、例えば第1、第2の磁石4
1、42を、それぞれベアリング4と5、ベアリング3
4と35よりも軸方向に側方(ベアリング4、34より
も前端側(図の左側)、あるいはベアリング5、35よ
りも後端側(図の右側))に形成された隙間に配設して
もよい。
【0056】また、スピンドル10外周面に形成した凹
部18に第1の磁石41を張り出させた(あるいはスピ
ンドル10の中空部17内周面に形成した凹部19に第
2の磁石42を張り出させた)ので、第1、第2の磁石
間の距離を狭めて、これらの間に作用する磁力を強める
ことができ、センターフォーマ31の固定の安定度を高
めることができる。
【0057】また、スピンドル10の少なくとも第1、
第2の磁石41、42と対向し得る部分は非磁性体で構
成されるので、スピンドル10の回転動作が第1、第2
の磁石41、42の磁力で阻害されることはない。
【0058】図4には、本発明の他の実施の形態を示
す。この実施の形態は、上記図1、第2の実施の形態の
基本構成に対して、第1と第2の磁石の構成を変えたも
のである。
【0059】図示されるように、本実施の形態では、支
持穴3の内周面には、第1の磁石として、複数の磁石5
1が放射状に設けられる。この場合、各磁石51の磁極
は、支持穴3の内周方向に沿って所定の間隔をもって配
置され、かつ隣り合う磁石51同士でスピンドル10の
中心軸から見て内側を向く磁極がN極とS極で交互とな
るようにされる。
【0060】また、フォーマ支持軸30外周に沿って
は、第2の磁石として、上記の磁石51と同数の磁石5
2が放射状に設けられる。この場合、各磁石52の磁極
は、フォーマ支持軸30外周に沿って所定の間隔で、隣
り合う磁石52同士でスピンドル10の中心軸から見て
外側を向く磁極がN極とS極で交互となるように配置さ
れ、スピンドル10を挟んでちょうど磁石51の磁極と
対向するようにされる。
【0061】これにより、フォーマ支持軸30は、対向
した磁石51、52の磁極がちょうど反対極となる回転
角度で固定される。この場合、第1、第2の磁石51、
52は、支持穴3内周(フォーマ支持軸30外周)の全
域にわたって設けられることになるので、複数の磁石5
1、52によりフォーマ支持軸30を固定する磁力とし
て大きな磁力を得ることができ、センターフォーマ31
固定の安定性を高めることができる。
【0062】このように本発明では、第1、第2の磁石
は複数の磁石から構成することもできる。また、本発明
は第1、第2磁石の配置についても特に限定されず、第
1と第2の磁石を様々な形態で配置することができる。
【0063】図5には、本発明のさらに他の実施の形態
を示す。
【0064】図示されるように、この実施の形態では、
支持穴3の内周面には、複数の磁石61の磁極が、隣り
合う磁石61同士でスピンドル10の中心軸から見て内
側を向く磁極がN極とS極が交互となるように、所定の
間隔で配設される。一方、フォーマ支持軸30の外周に
沿っては、磁石が備えられない代わりに、上記各磁石6
1と対向する磁性体(例えば鉄)からなる、上記磁石6
1と同数の突起部(磁力作用部)62が備えられる。こ
れにより、フォーマ支持軸30は、フォーマ支持軸30
の突起部32が磁石31の正面に対向する位置で回転が
固定される。
【0065】図6には、本発明のさらに他の実施の形態
を示す。
【0066】図示されるように、この実施の形態では、
上記図5の実施の形態とは反対に、フォーマ支持軸30
の外周に沿って、複数の磁石72の磁極が、隣り合う磁
石72同士でスピンドル10の中心軸から見て外側を向
く磁極がN極とS極が交互となるように所定の間隔で配
設される。一方、支持穴3の内周には、磁石が備えられ
ない代わりに、上記各磁石72と対向する磁性体(例え
ば鉄)からなる、上記磁石72と同数の突起部(磁力作
用部)71が備えられる。これにより、フォーマ支持軸
30は、フォーマ支持軸30外周の磁石72が突起部7
1の正面に対向する位置で回転が固定される。
【0067】このように本発明では、支持穴3内周面ま
たはフォーマ支持軸30外周面のいずれか一方にのみ磁
石61または72を備え、他方には磁石61または72
の磁力が作用する磁力作用部62または71を備えるよ
うな形態も採り得る。
【0068】なお、上記の各実施の形態では、磁石4
1、42、51、52、61、72は永久磁石により構
成されるが、本発明はこのような形態に限られず、例え
ばこれらの磁石41、42、51、52、61、72を
電磁石により構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す巻線装置の断面図で
ある。
【図2】同じく図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す巻線装置の断面
図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す巻線装置の断面
図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態を示す巻線装置
の断面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態を示す巻線装置
の断面図である。
【図7】従来の巻線装置をを示す断面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 スピンドル支持部 3 支持穴 4 ベアリング 5 ベアリング 6 線材 10 スピンドル 17 中空部 18 凹部 19 凹部 20 フライヤアーム 21 ノズル 30 フォーマ支持軸 31 センターフォーマ 32 電機子のロータ 34 ベアリング 35 ベアリング 41 第1の磁石 41A 第1の磁石のN極 41B 第1の磁石のS極 42 第2の磁石 42A 第2の磁石のN極 42B 第2の磁石のS極 51 第1の磁石 52 第2の磁石 61 磁石 62 突起部(磁力作用部) 71 突起部(磁力作用部) 72 磁石

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動されるスピンドルと、このスピン
    ドルに備えられスピンドルの回転に伴って線材繰り出し
    部を巻芯の回りで公転させるフライヤ機構と、前記スピ
    ンドルに備えられ線材源からの線材を前記線材繰り出し
    部に案内する線材ガイド部材と、前記スピンドルの先端
    側に支持され前記線材繰り出し部からの線材を前記巻芯
    に案内するセンターフォーマと、を備えた巻線装置にお
    いて、前記スピンドルを支持穴の同軸上に回転自在に支
    持するスピンドル支持部を基台に対して不動に設け、先
    端側に前記センターフォーマを支持するフォーマ支持部
    材を前記スピンドルの中空部の同軸上に回転自在に支持
    するとともに、前記スピンドル支持部の支持穴内周に固
    定された第1の磁石と、この第1の磁石と前記スピンド
    ルの軸方向の略同位置に配設されるように前記フォーマ
    支持部材外周に固定された第2の磁石とを備え、前記セ
    ンターフォーマは前記第1と第2の磁石の間に作用する
    磁力により静止状態に保持され、前記スピンドルは軸受
    を介して前記スピンドル支持部の支持穴内に支持され、
    前記フォーマ支持部材は軸受を介して前記スピンドルの
    中空部内に支持されるとともに、前記第1の磁石は前記
    スピンドルと前記スピンドル支持部間に設けられた軸受
    の間または側方に配置され、前記第2の磁石は前記フォ
    ーマ支持部材と前記スピンドル間に設けられた軸受の間
    または側方に配置されることを特徴とする巻線装置。
  2. 【請求項2】前記スピンドルは軸受を介して前記スピン
    ドル支持部の支持穴内に支持され、前記フォーマ支持部
    材は軸受を介して前記スピンドルの中空部内に支持され
    るとともに、前記第1の磁石は前記スピンドルと前記ス
    ピンドル支持部間に設けられた軸受の間または側方に形
    成された隙間に配設され、前記第2の磁石は前記フォー
    マ支持部材と前記スピンドル間に設けられた軸受の間ま
    たは側方に形成された隙間に配設されることを特徴とす
    る請求項1に記載の巻線装置。
  3. 【請求項3】前記スピンドルの少なくとも前記第1の磁
    石および第2の磁石と対向し得る部分を非磁性体で構成
    したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    巻線装置。
  4. 【請求項4】前記スピンドル外周面に凹部を形成し、前
    記第1の磁石をこのスピンドル外周面の凹部内に張り出
    させたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    か一つに記載の巻線装置。
  5. 【請求項5】前記スピンドルの中空部内周面に凹部を形
    成し、前記第2の磁石をこのスピンドルの中空部内周面
    の凹部に張り出させたことを特徴とする請求項1から請
    求項4のいずれか一つに記載の巻線装置。
  6. 【請求項6】前記第1の磁石の一対の磁極は前記スピン
    ドル支持部の支持穴内周の略180度隔たった位置に配
    置され、前記第2の磁石の一対の磁極は前記フォーマ支
    持部材外周の略180度隔たった位置に配置されること
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記
    載の巻線装置。
  7. 【請求項7】前記第1、第2の磁石をそれぞれ複数の磁
    石から構成し、この複数の第1の磁石の磁極を前記スピ
    ンドル支持部の支持穴内周方向に沿って配設するととも
    に、前記複数の第2の磁石の磁極を前記フォーマ支持部
    材外周方向に沿って配設し、対向する第1と第2の磁石
    の磁極が反対極となるようにしたことを特徴とする請求
    項1から請求項5のいずれか一つに記載の巻線装置。
  8. 【請求項8】前記第1、第2の磁石をそれぞれ同数の複
    数の磁石から構成し、この複数の第1の磁石の磁極を前
    記スピンドル支持部の支持穴内周方向に沿って反対極が
    交互に並ぶように配設するとともに、前記複数の第2の
    磁石の磁極を前記フォーマ支持部材外周方向に沿って反
    対極が交互に並ぶように配設したことを特徴とする請求
    項7に記載の巻線装置。
  9. 【請求項9】回転駆動されるスピンドルと、このスピン
    ドルに備えられスピンドルの回転に伴って線材繰り出し
    部を巻芯の回りで公転させるフライヤ機構と、前記スピ
    ンドルに備えられ線材源からの線材を前記線材繰り出し
    部に案内する線材ガイド部材と、前記スピンドルの先端
    側に支持され前記線材繰り出し部からの線材を前記巻芯
    に案内するセンターフォーマと、を備えた巻線装置にお
    いて、前記スピンドルを支持穴の同軸上に回転自在に支
    持するスピンドル支持部を基台に対して不動に設け、先
    端側に前記センターフォーマを支持するフォーマ支持部
    材を前記スピンドルの中空部の同軸上に回転自在に支持
    するとともに、前記スピンドル支持部の支持穴内周また
    は前記フォーマ支持部材外周のいずれか一方に磁石を固
    定し、この磁石と前記スピンドルの軸方向の略同位置に
    配設されるように前記スピンドル支持部の支持穴内周ま
    たは前記フォーマ支持部材外周のいずれか他方に径方向
    に突起した磁力作用部を設け、前記磁石と前記磁力作用
    部が正面に対向する位置で前記フォーマ支持部材が静止
    状態に保持されることにより、前記センターフォーマが
    静止状態に保持され、前記スピンドルは軸受を介して前
    記スピンドル支持部の支持穴内に支持され、前記フォー
    マ支持部材は軸受を介して前記スピンドルの中空部内に
    支持されるとともに、前記磁石と前記磁力作用部のいず
    れか一方は前記スピンドルと前記スピンドル支持部間に
    設けられた軸受の間または側方に配置され、前記磁石と
    前記磁力作用部のいずれか他方は前記フォーマ支持部材
    と前記スピンドル間に設けられた軸受の間または側方に
    配置されることを特徴とする巻線装置。
  10. 【請求項10】前記スピンドルは軸受を介して前記スピ
    ンドル支持部の支持穴内に支持され、前記フォーマ支持
    部材は軸受を介して前記スピンドルの中空部内に支持さ
    れるとともに、前記磁石と前記磁力作用部のいずれか一
    方は前記スピンドルと前記スピンドル支持部間に設けら
    れた軸受の間または側方に形成された隙間に配設され、
    前記磁石と前記磁力作用部のいずれか他方は前記フォー
    マ支持部材と前記スピンドル間に設けられた軸受の間ま
    たは側方に形成された隙間に配設されることを特徴とす
    る請求項9に記載の巻線装置。
  11. 【請求項11】前記スピンドルの少なくとも前記磁石と
    対向し得る部分を非磁性体で構成したことを特徴とする
    請求項9または請求項10に記載の巻線装置。
  12. 【請求項12】前記スピンドル外周面に凹部を形成し、
    前記磁石または前記磁力作用部をこのスピンドル外周面
    の凹部内に張り出させたことを特徴とする請求項9から
    請求項11のいずれか一つに記載の巻線装置。
  13. 【請求項13】前記スピンドルの中空部内周面に凹部を
    形成し、前記磁石または前記磁力作用部をこのスピンド
    ルの中空部内周面の凹部に張り出させたことを特徴とす
    る請求項9から請求項12のいずれか一つに記載の巻線
    装置。
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