JP3446872B2 - 容器ホルダ - Google Patents

容器ホルダ

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JP3446872B2 JP18560697A JP18560697A JP3446872B2 JP 3446872 B2 JP3446872 B2 JP 3446872B2 JP 18560697 A JP18560697 A JP 18560697A JP 18560697 A JP18560697 A JP 18560697A JP 3446872 B2 JP3446872 B2 JP 3446872B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室に設置された
インストルメントパネルやコンソールボックス等の内装
部材内に引出し可能に収納される容器ホルダに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の容器ホルダとして、図7
及び図8に示すように、インストルメントパネル内に引
出し可能に収納されたホルダ本体4に一対の凹部4a,
4bが形成され、ホルダ本体4に枢着された一対のアー
ム6,7が上記一対の凹部4a,4bとともに一対の容
器収容孔8,9を形成するように湾曲して形成され、更
にホルダ本体4に鉛直面内で回動可能に容器受け具3が
枢着されたものが知られている。この容器ホルダ2で
は、一対のアーム6,7が一対の第1ピン5a,5a
(図7)を中心に水平面内で回動可能に構成され、ホル
ダ本体4の収納時に容器収容孔8,9を狭める方向に回
転し(図7(a))かつホルダ本体4の引出し時に容器
収容孔8,9を広げる方向に回転する(図7(b)及び
図8)。また容器受け具3は基端がホルダ本体4に第2
ピン5b(図7)を介して枢着されホルダ本体4の長手
方向に延びる支持部3aと、この支持部3aの先端にホ
ルダ本体4の幅方向に延びて設けられた一対の受け部3
b,3cとを有する(図7及び図8)。容器受け具3は
ホルダ本体4の収納時にホルダ本体4の下面に沿うよう
に折畳まれかつホルダ本体4の引出し時に自重によりホ
ルダ本体4の下方に回転して一対の受け部3b,3cが
一対の容器収容孔8,9の下方にそれぞれ位置するよう
に構成される。
【0003】このように構成された容器ホルダを使用す
るときには、先ずホルダ本体4をインストルメントパネ
ルから引出す。このとき容器受け具3がその自重により
下方に回転して、一対の受け部3b,3cが一対の容器
収容孔8,9の下方にそれぞれ位置する。次に一対のア
ーム6,7を一対の容器収容孔8,9を広げる方向にそ
れぞれ回転させる(図7(b)及び図8)。この状態で
容器5c,5dを容器収容孔8,9に挿入して容器5
c,5dの底面を受け部3b,3cに載せれば、容器5
c,5dは容器ホルダ2により保持される。一方、ホル
ダ本体4をインストルメントパネルに収納するときに
は、容器5c,5dを容器収容孔8,9から取出し、一
対のアーム6,7を一対の容器収容孔8,9を狭める方
向にそれぞれ回転させて、一対のアーム6,7をホルダ
本体4の幅内に収容する(図7(a))。この状態でホ
ルダ本体4をインストルメントパネル内に押込むと、容
器受け具3がホルダ本体4の下面に沿うように折畳まれ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の容
器ホルダでは、ホルダ本体の収納時にアームを容器収容
孔を狭める方向に回転させるが、このとき受け部がアー
ムに干渉するのを防止するために、受け部の長さは比較
的短く形成される。この結果、ホルダ本体を引出しアー
ムを回転させて容器収容孔を最大に広げた状態で、図8
に示すように外径が容器収容孔9の孔径よりかなり小さ
い容器5dを容器収容孔9に挿入してこの容器5dの底
面を受け部3cに載せると、容器5dの重心が受け部3
cの端部近傍に位置するため、自動車の振動等により、
容器5dの重心が受け部3cから外れて容器5dがアー
ム7に倒れかかって図8の一点鎖線で示すように傾いて
安定せず、容器5d内の飲料水がこぼれる恐れがあっ
た。本発明の目的は、ホルダ本体の収納時にアーム及び
受け部の干渉を防止でき、ホルダ本体の引出し時に容器
収容孔の孔径よりかなり小さい容器を受け部に載せても
受け部が常に容器を水平に安定して保持できる容器ホル
ダを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1〜図4に示すように、車室の内装部材11内に引出
し可能に収納されかつ引出し時に容器20a,20bの
外周面の一部を保持可能な凹部14a,14bを有する
ホルダ本体14と、基端がホルダ本体14に枢着され凹
部14a,14bとともに容器収容孔18,19を形成
するように湾曲して形成されホルダ本体4の収納時に容
器収容孔18,19を狭める方向に回転しかつホルダ本
体14の引出し時に容器収容孔18,19を広げる方向
に回転するアーム16,17と、基端がホルダ本体14
に鉛直面内で回動可能に枢着された支持部23aとこの
支持部23aの先端に水平方向に延びて設けられた受け
部23b,23cとを有しホルダ本体14の収納時にホ
ルダ本体14の下面に沿うように折畳まれかつホルダ本
体14の引出し時に自重によりホルダ本体14の下方に
回転して受け部23b,23cが容器収容孔18,19
の下方に位置する容器受け具23とを備えた容器ホルダ
の改良である。その特徴ある構成は、受け部23b,2
3cにホルダ本体14の幅方向に延びる延長部23d,
23eが突設され、ホルダ本体14の収納時に延長部2
3d,23eが干渉するアーム16,17に第1切欠き
部16c,17cが形成されたところにある。
【0006】この請求項1に記載された容器ホルダで
は、容器ホルダ12を使用するために、ホルダ本体14
を内装部材11内から引出すと、容器受け具23がその
自重により下方に回転して、受け部23b,23cが容
器収容孔18,19の下方に位置する。この状態でアー
ム16,17を回転させて容器収容孔18,19を広
げ、容器収容孔19に外径が容器収容孔19の孔径より
かなり小さい容器20bを挿入してこの容器20bを受
け部23cに載せる。このとき容器20bに振動等が作
用すると、容器20bは容器収容孔19の孔径の範囲内
で平行移動しても、容器20bの重心が延長部23eを
含む受け部23cから外れることはないので、この容器
20bが傾くことはなく、水平に安定して保たれる。一
方、ホルダ本体14を引出した状態にある容器ホルダ1
2の容器収容孔18,19から容器20a,20bを取
出し、アーム16,17を回転させてホルダ本体14の
幅内に収容し、この状態でホルダ本体14を内装部材1
1内に押込むと、容器受け具23がホルダ本体14の下
面に沿うように折畳まれる。このとき延長部23d,2
3eがアーム16,17の第1切欠き部16c,17c
に遊挿されるので、受け部23b,23c及び延長部2
3d,23eを含む容器受け具23はホルダ本体14の
厚さの範囲内に収まる。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、更に図1〜図4に示すように、ホルダ本体
14の収納時にアーム16,17が干渉する延長部23
d,23eに第2切欠き部23f,23gが形成された
ことを特徴とする。この請求項2に記載された容器ホル
ダでは、受け部23b,23cの延長部23d,23e
に第2切欠き部23f,23gを形成したので、アーム
16,17に形成された第1切欠き部16c,17cを
小さくでき、アーム16,17の強度を増大できる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1〜図4に示すように、自
動車の車室の運転席及び助手席の前方にはインストルメ
ントパネル11が設けられ、このパネル11内に容器ホ
ルダ12が収納される。パネル11の表面には略矩形の
開口部11aが形成され、この開口部11aにはケース
13がパネル11と一体的に又は別体で設けられる(図
1及び図4)。容器ホルダ12はこのケース13に摺動
可能に挿通される。また容器ホルダ12はインストルメ
ントパネル11内に引出し可能に収納され引出し端近傍
の両側に一対の凹部14a,14bが形成されたホルダ
本体14と、基端がホルダ本体14に枢着され上記一対
の凹部14a,14bとともに一対の容器収容孔18,
19を形成する一対のアーム16,17と、基端がホル
ダ本体14に鉛直面内で回動可能に枢着された支持部2
3aとこの支持部23aの先端に水平方向に延びて設け
られた一対の受け部23b,23cとを有する容器受け
具23とを備える(図1〜図4)。
【0009】ケース13は開口部11aからインストル
メントパネル11の奥に向って水平方向に延びて設けら
れ、ホルダ本体14はケース13に摺動可能に扁平に形
成される(図1及び図4)。ホルダ本体14に形成され
た一対の凹部14a,14bはホルダ本体14の引出し
時に容器20a,20bの外周面の一部を保持可能な所
定の曲率半径を有する略半月状に形成される(図2及び
図4)。一対のアーム16,17の基端は一対の第1ピ
ン16a,17aを中心に略水平面内で回動可能に構成
される(図1及び図2)。また一対のアーム16,17
はそれぞれ上記一対の凹部14a,14bの曲率半径と
略同一の曲率半径を有するように湾曲して形成され(図
2及び図4)、ホルダ本体14の収納時に容器収容孔1
8,19を狭める方向に回転し(図2(a))かつホル
ダ本体14の引出し時に容器収容孔18,19を広げる
方向に回転するように構成される(図2(b)、図3及
び図4)。
【0010】一対のアーム16,17の第1ピン16
a,17a近傍には一対のスライドピン16b,17b
がそれぞれ突設され、ホルダ本体14には上記一対のス
ライドピン16b,17bを挿入可能な一対の円弧状の
長孔14c,14dが形成される(図1及び図2)。こ
れらの長孔14c,14dの一方の側縁は湾曲した弾性
変形可能な一対の弾性片14e,14fの一方の側縁に
より形成される。またこれらの長孔14c,14dには
アーム16,17をそれぞれ所定の開度で一時的に固定
可能な複数の凸部14i,14j(図2)が設けられ
る。スライドピン16b,17bはアーム16,17に
所定値以上の力を加えたときに弾性片14e,14fが
弾性変形することにより上記凸部14i,14jを乗り
越えて長孔14c,14d内を摺動できるようになって
いる。またホルダ本体14の引出し端にはホルダ本体1
4と一体的に取っ手14gが設けられる(図1〜図
4)。
【0011】容器受け具23の支持部23aの基端は第
2ピン23h(図1及び図2)を介してホルダ本体14
に枢着され、この支持部23aはホルダ本体14の引出
し方向に延びて設けられる(図1〜図4)。一対の受け
部23b,23cは支持部23aの先端にホルダ本体1
4の幅方向に延びてそれぞれ設けられる。この容器受け
具23はホルダ本体14の収納時にホルダ本体14の下
面に沿うように折畳まれ(図1(a)及び図2(a))
かつホルダ本体14の引出し時にその自重によりホルダ
本体14の下方に回転して受け部23b,23cが容器
収容孔18,19の下方に位置するように構成される
(図1(b)、図2(b)、図3及び図4)。またホル
ダ本体14の収納端には一対のストッパ14h,14h
が突設され、これらのストッパ14h,14hはホルダ
本体14の引出し時にケース13の収納端に当接するよ
うに構成される(図1及び図2)。
【0012】本実施の形態の特徴ある構成は、一対の受
け部23b,23cにホルダ本体14の幅方向に延びる
一対の延長部23d,23eがそれぞれ突設され、ホル
ダ本体14の収納時に一対の延長部23d,23eが干
渉する一対のアーム16,17に一対の第1切欠き部1
6c,17cがそれぞれ形成されたところにある(図1
〜図4)。また一対の延長部23d,23eにはホルダ
本体14の収納時に一対のアーム16,17が干渉する
部分に一対の第2切欠き部23f,23gがそれぞれ形
成される。一対の延長部23d,23eを含む受け部2
3b,23cの長さはホルダ本体14の幅以内であり、
かつホルダ本体14収納時の一対のアーム16,17に
干渉する長さである(図2及び図3)。一対のアーム1
6,17のうち第1切欠き部16c,17cが形成され
た部分はホルダ本体14の厚さと略同一に高く形成され
る(図1、図3及び図4)。これによりアーム16,1
7の強度が確保される。
【0013】このように構成された容器ホルダの使用方
法を説明する。容器ホルダ12を使用するときには、先
ず取っ手14gを持ってホルダ本体14をインストルメ
ントパネル11内から引出す(図1(b)、図2
(b)、図3及び図4)。このとき容器受け具23がそ
の自重により第2ピン23hを中心に下方に回転して、
一対の受け部23b,23cが一対の容器収容孔18,
19の下方にそれぞれ位置する。次に一対のアーム1
6,17を回転させて一対の容器収容孔18,19をそ
れぞれ最大に広げる。この状態で外径の大きい容器20
a、即ち外径が容器収容孔18の孔径より僅かに小さい
容器20aを一方の容器収容孔18に挿入してこの容器
20aの底面を受け部23bに載せる(図3)。このと
き自動車の走行により容器20aに振動等が作用して
も、容器20aの重心は受け部23bの中央寄りに位置
し、また容器20aの外周面近傍にアーム16が位置す
るので、この容器20aが傾くことはなく、水平に安定
して保たれる。
【0014】また外径の小さい容器20b、即ち外径が
容器収容孔19の孔径よりかなり小さい容器20bを他
方の容器収容孔19に挿入してこの容器20bの底面を
受け部23cに載せると、容器20bの重心が延長部2
3eの基端近傍、即ち延長部23eの端部から離れた延
長部23e上に位置する。この状態で容器20bに振動
等が作用すると、容器20bは容器収容孔19の孔径の
範囲内で平行移動するけれども、容器20bの重心が延
長部23eを含む受け部23cから外れることはないの
で、この容器20bが傾くことはない。この結果、容器
20bは常に水平に保持され、容器20bが安定し、容
器20b内の飲料水等がこぼれることはない。
【0015】一方、ホルダ本体14をインストルメント
パネル11内に収納するときには、容器20a,20b
を容器収容孔18,19から取出して一対のアーム1
6,17を一対の容器収容孔18,19を狭める方向に
それぞれ回転させて、一対のアーム16,17をホルダ
本体14の幅内に収容する(図2(a))。この状態で
ホルダ本体14をインストルメントパネル11に押込む
と、容器受け具23の支持部23aがケース13の下縁
に押されてホルダ本体14の下面に沿うように折畳まれ
る(図1(a)及び図2(a))。このとき受け部23
b,23cのうち第2切欠き部23f,23gを有する
延長部23d,23eがアーム16,17の第1切欠き
部16c,17cに遊挿されるので、受け部23b,2
3c及び延長部23d,23eを含む容器受け具23は
ホルダ本体14の厚さの範囲内に収まる。
【0016】図5及び図6は本発明の第2の実施の形態
を示す。この実施の形態では、容器ホルダ52は運転席
と助手席との間に設けられたコンソールボックス51内
に収納される。ケース53はコンソールボックス51背
面の開口部51aから下方に所定の曲率半径で湾曲して
設けられ、ホルダ本体54はケース53に摺動可能に湾
曲して形成される。またアーム56も同様に湾曲して形
成され、容器受け具63の支持部63aも湾曲して形成
される。容器受け具63の受け部63bにはホルダ本体
54の幅方向に延びる延長部63dが突設され、ホルダ
本体54の収納時に延長部63dが干渉するアーム56
には第1切欠き部56cが形成される。また延長部63
dにはホルダ本体54の収納時にアーム56が干渉する
部分に第2切欠き部63fが形成される。符号54aは
ホルダ本体54に形成された凹部であり、符号56aは
アーム56の基端をホルダ本体54に枢着する第1ピン
であり、符号63hは支持部63aの基端をホルダ本体
54に枢着する第2ピンである。また符号54gはホル
ダ本体54の引出し端に設けられた取っ手であり、図5
の符号60aは容器である。上記以外は第1の実施の形
態と略同様に構成される。
【0017】このように構成された容器ホルダでは、ホ
ルダ本体54が水平面内ではなく所定の曲率半径を有す
る円筒面内で引出し又は収納されることにより、ホルダ
本体54をコンソールボックス51に収納したときの容
器ホルダ52の占有する部分がコンソールボックス51
の奥ではなく、下方に延びるので、コンソールボックス
51の内容積を殆ど狭めない。この容器ホルダ52の使
用方法は上記第1の実施の形態の容器ホルダと略同様で
あるので、繰返しの説明を省略する。
【0018】なお、上記第1及び第2の実施の形態で
は、一対の凹部及び一対のアームにより一対の容器収容
孔を形成したが、これは一例であって単一の凹部及び単
一のアームにより単一の容器収容孔を形成してもよい。
また、上記第1及び第2実施例では、容器ホルダをイン
ストルメントパネル及びコンソールボックスにそれぞれ
収納したが、サイドドアのトリム又はその他の内装部材
の内部に取付けてもよい。更に、上記第1及び第2の実
施の形態では、アームに第1切欠き部を形成し、受け部
の延長部に第2切欠き部を形成したが、アームに形成さ
れた第1切欠き部のみで第2切欠き部のない延長部を遊
挿でき、かつアームとしての所定の強度を確保できれ
ば、延長部に第2切欠き部を形成しなくてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、容
器受け具の受け部にホルダ本体の幅方向に延びる延長部
を突設し、ホルダ本体の収納時に延長部が干渉するアー
ムに第1切欠き部を形成したので、ホルダ本体の引出し
時に外径が容器収容孔の孔径よりかなり小さい容器を容
器収容孔に挿入して受け部に載せた状態で、この容器に
振動等が作用すると、容器は容器収容孔の孔径の範囲内
で平行移動するけれども、容器の重心が延長部を含む受
け部から外れることはない。この結果、容器が傾かず水
平に保たれるので、容器が安定し、容器内の飲料水等が
こぼれるのを防止できる。
【0020】一方、ホルダ本体の引出し状態にある容器
ホルダのアームを回転させてホルダ本体の幅内に収容
し、この状態でホルダ本体を内装部材内に押込むと、容
器受け具がホルダ本体の下面に沿うように折畳まれる。
このとき延長部がアームの第1切欠き部に遊挿されるの
で、容器受け具はホルダ本体の厚さの範囲内に収まる。
この結果、アーム及び受け部の干渉を防止できる。また
上記第1切欠き部に加えて、ホルダ本体の収納時にアー
ムが干渉する延長部に第2切欠き部を形成すれば、アー
ムに形成された第1切欠き部を小さくできるので、アー
ムの強度を増大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1実施形態の容器ホルダを示
す図2(a)のA−A線断面図。 (b)図2(b)のB−B線断面図。
【図2】(a)図1(a)のC矢視図。 (b)図1(b)のD矢視図。
【図3】図2のE矢視図。
【図4】ホルダ本体を引出した状態を示す容器ホルダの
要部斜視図。
【図5】本発明の第2実施形態の容器ホルダを示す図1
(b)に対応する断面図。
【図6】その容器ホルダの図1(a)に対応する断面
図。
【図7】(a)従来例を示す図2(a)に対応する平面
図。 (b)従来例を示す図2(b)に対応する平面図。
【図8】図7のF矢視図。
【符号の説明】
11 インストルメントパネル(内装部材) 12,52 容器ホルダ 14,54 ホルダ本体 14a,14b,54a 凹部 16,17,56 アーム 16c,17c,56c 第1切欠き部 18,19 容器収容孔 20a,20b,60a 容器 23,63 容器受け具 23a,63a 支持部 23b,23c,63b 受け部 23d,23e,63d 延長部 23f,23g,63f 第2切欠き部 51 コンソールボックス(内装部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 3/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室の内装部材(11,51)内に引出し可能
    に収納されかつ引出し時に容器(20a,20b,60a)の外周面
    の一部を保持可能な凹部(14a,14b,54a)を有するホルダ
    本体(14,54)と、基端が前記ホルダ本体(14,54)に枢着さ
    れ前記凹部(14a,14b,54a)とともに容器収容孔(18,19)を
    形成するように湾曲して形成され前記ホルダ本体(14,5
    4)の収納時に前記容器収容孔(18,19)を狭める方向に回
    転しかつ前記ホルダ本体(14,54)の引出し時に前記容器
    収容孔(18,19)を広げる方向に回転するアーム(16,17,5
    6)と、基端が前記ホルダ本体(14,54)に鉛直面内で回動
    可能に枢着された支持部(23a,63a)とこの支持部(23a,63
    a)の先端に水平方向に延びて設けられた受け部(23b,23
    c,63b)とを有し前記ホルダ本体(14,54)の収納時に前記
    ホルダ本体(14,54)の下面に沿うように折畳まれかつ前
    記ホルダ本体(14,54)の引出し時に自重により前記ホル
    ダ本体(14,54)の下方に回転して前記受け部(23b,23c,63
    b)が前記容器収容孔(18,19)の下方に位置する容器受け
    具(23,63)とを備えた容器ホルダにおいて、 前記受け部(23b,23c,63b)に前記ホルダ本体(14,54)の幅
    方向に延びる延長部(23d,23e,63d)が突設され、 前記ホルダ本体(14,54)の収納時に前記延長部(23d,23e,
    63d)が干渉する前記アーム(16,17,56)に第1切欠き部(1
    6c,17c,56c)が形成されたことを特徴とする容器ホル
    ダ。
  2. 【請求項2】 ホルダ本体(14,54)の収納時にアーム(1
    6,17,56)が干渉する延長部(23d,23e,63d)に第2切欠き
    部(23f,23g,63f)が形成された請求項1記載の容器ホル
    ダ。
JP18560697A 1997-07-11 1997-07-11 容器ホルダ Expired - Fee Related JP3446872B2 (ja)

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