JP3444853B2 - カード・チケット用差込み式錠前 - Google Patents

カード・チケット用差込み式錠前

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JP3444853B2
JP3444853B2 JP2000340569A JP2000340569A JP3444853B2 JP 3444853 B2 JP3444853 B2 JP 3444853B2 JP 2000340569 A JP2000340569 A JP 2000340569A JP 2000340569 A JP2000340569 A JP 2000340569A JP 3444853 B2 JP3444853 B2 JP 3444853B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、定期券等
のカード、若しくは、入場券等のチケットにより、コイ
ンの替わりに使用してロッカー等の施錠・解錠が可能と
なるカード・チケット用差込み式錠前に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入場券などのチケットを使用し
て、たとえば、施設内のロッカーを施錠可能にするとし
ては、図14に示すように、錠ケース1の前面に、チケ
ット挿入孔11と客用錠9、管理者用錠8を設け、錠ケ
ース1の内部に、客用錠9のロータに固着され、施錠及
び解錠角度に回動したときに施錠板31を出没させる回
動板と、錠ケース1に枢着され、一端のセンサ突起がチ
ケットTの孔Hに係入する方向に付勢され、付勢方向に
回動したときに、他端の回動阻止爪が回動板の施錠方向
回動を許容するチケット孔確認センサーと、錠ケース1
に枢着され、一端のセンサピンがチケットTに押された
とき、他端の阻止片が回動板の施錠方向回動を許容する
ように構成されたものが知られている(特開平9−31
7270号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記チ
ケット挿入孔は一定の大きさで固定されたものであるの
で、例えば、チケット、切符、定期券等の大きさの異な
るものには、それぞれ専用の錠前が必要となって、部品
点数が増加することになる。また、客用錠と管理者用錠
の2種類の錠前があって製造コストが嵩む。更に、シリ
ンダー錠の交換が容易でない、等という課題がある。本
発明に係るカード・チケット用差込み式錠前は、このよ
うな課題を解消するために提案されるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカード・チ
ケット用差込み式錠前の上記課題を解決するための要旨
は、カード・チケット差込み用の挿入部を有し、該挿入
部にカード・チケットが差込まれると施錠及び解錠が可
能になる錠前において、幅方向検知手段と奥行き方向検
知手段とからなり前記カード・チケットの大きさを検知
する形状検知手段と、前記形状検知手段の幅方向検知手
段と奥行き方向検知手段とに各々係合してその両方の係
合が解除されたときのみ錠の施錠及び解錠を可能にする
解止手段と、前記解止手段が前記錠の施錠により前方向
にスライドされたときに前記挿入部の収納空間に爪部が
突出するように回転自在に支持されカード・チケットの
抜き取りを防止する防護ストッパーと、前記解止手段と
係合する錠とからなり、前記形状検知手段が所望方向に
回動するように付勢され上下対称に取り付けて左右開き
の扉のいずれにも対応すること、である。
【0005】前記錠前の本体の側面から突出方向に付勢
されて突出し出没自在にされたラッチが設けられている
こと、を含むものである。
【0006】本発明に係るカード・チケット用差込み式
錠前によれば、幅方向検知手段と奥行き方向検知手段と
からなり前記カード・チケットの大きさを検知する形状
検知手段によって、幅と奧行きの2方向において大きさ
の異なるカード・チケットが適正なものであるか否かが
判別され、不正な施錠・解錠に対する防止機能が高ま
る。また、カード・チケットの外形状を検知するので、
例えば、カードの平面に孔が設けられた孔開きタイプに
も対応することができる。
【0007】前記カード・チケット用差込み式錠前にお
いては、挿入部のケースカバーの交換と、奥行き方向検
知手段の取付位置の変更のみで、カード・チケットの形
状変更に対応できるようにしたので、多くの部品を共通
化させることが出来て、部品点数が増加せず、部品管理
が容易になる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るカード・チケ
ット用差込み式錠前20について図面を参照して説明す
る。
【0009】前記カード・チケット用差込み式錠前20
は、図1に示すように、例えば、施設内の常設ロッカー
21の扉21a,21bに設けられるものである。この
扉21a,21bの裏側にカード・チケット差込み用の
挿入部22が配設され、扉表側に施錠・解錠用のシリン
ダー錠23が配設されている。
【0010】カード・チケット用差込み式錠前20は、
図2乃至図4に示すように、合成樹脂製で全体が凹部と
なっている矩形状の本体20aと、この本体20aの凹
部におけるボス部に表側からネジ24(4本)で固定さ
れる金属製のベースプレート25と、該ベースプレート
25に表側で固定されるフック用カム26及びシリンダ
ー錠23と、該シリンダー錠23のキー溝に差し込まれ
るキー27と、本体20aの側面から突出して出没自在
にされたラッチ28と、が設けられている。
【0011】更に、本体20aの凹部の底面と前記ベー
スプレート25との間には、挿入されるカード・チケッ
トの奥行き方向検知手段である奥行き方向センサー29
と、同じく幅方向検知手段である幅方向センサー30
と、前記フック用カム26によってスライドされる解止
手段であるスライドカム31と、該スライドカム31の
スライドによって挿入されたカード・チケットの抜き取
りを防止する防護ストッパー32とが設けられている。
【0012】前記ベースプレート25において、前記奥
行き方向センサー29用の2カ所の孔25a,25bと
幅方向センサー30用の孔25cとが設けられ、四隅に
はこのカード・チケット用差込み式錠前20を扉21
a,21bに長いボルトで固定する為の挿通孔25dが
設けられている。前記2カ所の孔25a,25bが設け
られているのは、挿入部22に挿入されるカード・チケ
ットの奥行き長さの異なる、例えば、長い定期券のサイ
ズ(孔25aを使用)と短い切符のサイズ(孔25bを
使用)の場合に対応するために設けられているのであ
る。また、前記孔25cは、幅方向センサー30の一部
である係止突起部30a(図6(b)参照)を図におい
て上下方向にガイドするために設けられている。
【0013】本体20aの裏側2は、図3に示すよう
に、カード・チケット用のケースカバー33が、ネジ3
4で着脱自在に固定されている。このケースカバー33
には、挿入部22に挿入されるカード・チケットによっ
て、各々対応する幅・厚みに設定されたカバーが選定さ
れて取り付けられるものである。この実施例では、定期
券、チケット(切符)、JISIIスラスチックカードの
3種類を予定している。
【0014】また、ケースカバー33には、カード・チ
ケットが存在することを確認する穴の開いた窓部33a
と、注意書きラベル等を添付する凹部33bと、挿入部
22においてカード・チケットを押し込む指の当接部分
としての弓状の切欠き部33cとが設けられている。
【0015】更に、前記ケースカバー33を取り払った
場合の構造は、図5に示すように、挿入されたカード・
チケットに当接して一定の摩擦抵抗力を付与するブレー
キ片20b,20c(奧行きの異なるカード等用に2カ
所存在する)が本体20aから一体に空隙部へ延設され
ている。そして、ケースカバー33取付用のネジ孔20
dが本体20aに設けられている。よって、カード・チ
ケットが収納空間から取り出せないときは、このケース
カバー33を外すことで容易に取り出せる。
【0016】このカード・チケット用差込み式錠前20
の前記形状検知手段である幅方向センサー30と奥行き
方向センサー29と、解止手段であるスライドカム31
並びにシリンダー錠23で回動されるフック用カム26
との動作・作用の関係を説明する。
【0017】図6(a)に示すように、奥行き方向セン
サー29が、カード・チケットの側端面に当接されて軸
孔29aを中心に回動する当て板部29bと、図6
(c)に示すように、スライドカム31の係合孔31a
(長いカード用)又は係合孔31b(短いチケット用)
の段部31cに係合する係合片29cと、戻し用のトー
ションバネ35の一端が係合されるバネ係止孔29dと
が設けられて形成されている。
【0018】図6(b)に示すように、幅方向センサー
30は全体がL字型に形成され、係止突起部30aが図
6(c)に示すスライドカム31の切欠き部31dに上
下方向において出没し係合・離隔するように設けられ、
また、下方向に延びる脚部30bは本体20aの溝によ
って上下移動時にガイドされ、上部の端部側に設けられ
る当接用テーパ部30cは、その一部が収納空間内に突
出して配設される。この幅方向センサー30を常に下方
向に付勢するスプリング36が本体20a側に配設され
る。
【0019】こうして、カード・チケットが挿入されて
いない状態では、前記奥行き方向センサー29において
係合片29cがトーションバネ35により係合孔31a
の段部31cに衝突する位置に付勢され、幅方向センサ
ー30の係止突起部30aがスプリング36により切欠
き部31dに係合するように付勢されている。
【0020】よって、スライドカム31は、前方向に移
動することが出来ない。そして、前記奥行き方向センサ
ー29と幅方向センサー30との両方の係合が解除され
たときのみ、スライドカム31が前方向にスライドする
ことができる。
【0021】前記スライドカム31の前部には、貫通し
たカム溝31eが穿設されている。このカム溝31e
に、フック用カム26のスタッド26aの頭部が入り込
んで係合している。このカム26は、シリンダー錠23
と連結部26bで同時回転するように係合されている。
よって、シリンダー錠23が所定の範囲(略90°)で
施錠方向・解錠方向に回動すると、前記スタッド26a
及びカム溝31eのカム作用によってスライドカム31
が前後方向にスライドするものである。
【0022】次に、ストッパー32とスライドカム31
との関係は、図5及び図7に示すように、本体20aの
挿入部22側に防護ストッパー32が配置され、該防護
ストッパー32の爪部32aがカード・チケット用の収
納空間に突出して、該空間に挿入されたカード・チケッ
トが外側へ抜き取るのを防止するものである。
【0023】前記防護ストッパー32は、図7に示すよ
うに、上下に回動軸32bを有しており、本体20aの
軸受け部(図示せず)で回転自在に支持されている。前
記爪部32aの出没作用は、スライドカム31が前方に
スライドした際にその前方端面部31fが防護ストッパ
ー32の当接部32cに当接して回動軸32bを中心に
回転して爪部32aが収納空間に突出する。
【0024】一方、スライドカム31が後方にスライド
した際に、スライドカム31の前方上部に設けられた凸
部31gの後端面部が防護ストッパー32の戻し部32
dに当接して前記爪部32aを収納空間から退避させ
る。
【0025】また、防護ストッパー32には、上下の爪
部32aを連結する支持部32eの略中央部から反力部
32fが突設されている。この反力部32fは、ストッ
パー32の回動軸32b回りの反力を付与してガタ付き
を防止するものである。
【0026】このようにして構成される本発明のカード
・チケット用差込み式錠前20の使用方法は、図1及び
図8に示すように、例えば、施設内のロッカー錠として
使用されている場合に、交付・支給されたカード・チケ
ットが錠前20の収納空間に存在しない状態が基本状態
である。
【0027】この基本状態では、形状検知手段の幅方向
センサー30と奥行き方向センサー29がそれぞれスラ
イドカム31に係合していて前方向にスライド不能とな
っている。よって、シリンダー錠23にキー27を差し
込んで内筒23aを施錠方向に回そうとしても、スタッ
ド26aが動けないので、当該内筒23aを回せないも
のである。
【0028】次に、図9に示すように、挿入途中状態に
おいては、カード・チケット37が挿入部22から収納
空間に挿入されると、このカード・チケット37の上辺
部が収納空間に配設されている当接用テーパ部30cに
衝突してスプリング36の付勢力に抗して、幅方向セン
サー30を押し上げ、係止突起部30aが切欠き部31
dから抜け出す。
【0029】図10に示すように、挿入完了状態におい
ては、カード・チケット37の後端面が奧行きセンサー
29の当て板部29bに衝突して後方に押し込み、係合
片29cがスライドカム31の段部31cより上位置に
回動する。よって、カード・チケット37が、外形状の
奧行きを検知するので、孔開きタイプでも孔無しタイプ
でも、それに制限されることなく不正なカード・チケッ
トを判別できる。
【0030】こうして、奧行き方向センサー30と幅方
向センサー29との係合が解除されたスライドカム31
は前後方向へのスライドが可能な状態となる。また、カ
ード・チケット37は、ブレーキ片20cによって摩擦
抵抗で保持される。防護ストッパー32の爪部32a
は、収納空間内に突出していない。その後、ロッカー内
に荷物等を収納した後に扉21a,21bを閉じる。
【0031】その後、シリンダー錠23のキー27によ
って施錠する。図11に示すように、施錠中状態では、
シリンダー錠23に差し込まれたキー27を施錠方向に
回動させ、フック用カム26を図中の矢印方向に回転さ
せる。該カム26と同時回転するスタッド26a及び該
スタッド26aが係合するカム溝31eのカム作用によ
り、スライドカム31が前方向にスライドされる。
【0032】前記スライドカム31の前進により、前方
端面部31fが防護ストッパー32における下部の当接
部32c(図7(c)を参照)に衝突して回動軸32b
を中心に回転させ、図11(a)に示すように、爪部3
2aを収納空間内に突出させる。該爪部32aにより収
納空間に収納されたカード・チケット37は、不正な抜
き取りが防止されるものである。
【0033】また、フック用カム26は、図12に示す
ように、施錠完了状態において、フック部26cの部分
が当該ロッカーの框体側に設けられる係止部(図示せ
ず)に掛け止めされることになる。この施錠後に、キー
27をシリンダー錠23から引き抜いて、当該ロッカー
の使用者が保管するものである。
【0034】この後、キー27をシリンダー錠23に差
し込んで、内筒23aを解錠方向に回転させると、図1
0に示すように、フック用カム26の回転によりフック
部26cによる係止が解除され、同時にスライドカム3
1が後方にスライドされ、凸部31gの後端面部が防護
ストッパー32の戻し部32dに当接して前記爪部32
aを収納空間から退避させる。こうして、ロッカーの扉
21a,21bを開けて、荷物等を取り出して、収納空
間からカード・チケット37を取り出すものである。
【0035】なお、カード・チケット用差込み式錠前2
0には突出方向にバネ付勢されて出没自在なラッチ28
が設けられているので(図2乃至図3参照)、解錠状態
においても扉21a,21bを閉めることで、勝手に当
該扉が開いたりしないものである。また、シリンダー錠
23は、マスターキーによって非常解錠操作、内筒23
aの脱着操作が可能な錠である。
【0036】上記一実施例では、定期券等の奧行きの長
いカード等の場合で説明したが、奧行きの短いチケット
(切符等)である場合には、図13に示すように、奧行
き方向センサー29の組立位置を前方向に移動させ、孔
25b及び係合孔31bの位置に係合片29cが位置す
るようにして、カード・チケット用差込み式錠前20を
組み立てるのである。なお、幅方向センサー30は、ケ
ースカバー33によってカード・チケット37の下位置
が適宜に変更されるので、位置関係を変える必要はな
い。
【0037】このように、本発明のカード・チケット用
差込み式錠前20は、奧行き長さの異なるカード・チケ
ット37に、容易に対応させることが出来るものであ
り、更に、ケースカバー33をカード・チケット37に
対応する種類を用意するだけで済む。
【0038】また、ケースカバー33は、ネジ34によ
って着脱自在であるので、例えば、カード・チケット3
7が収納空間から取り出せなくなった際に、ネジ34及
び該ケースカバー33を外すことで、カード・チケット
37を収納空間から簡単に取り出せる。
【0039】更に、このカード・チケット用差込み式錠
前20は、図1に示すように、片開きの扉21a,21
bに採用できるのは勿論のこと、検知手段はそれぞれバ
ネ付勢されて所望方向に確実に回動するので、上下対称
にして取り付けることで逆開きの扉にも採用できる。こ
うして、左右開きの扉にも、サイズの異なるカード・チ
ケットにも広く対応できるカード・チケット用差込み式
錠前20となるものである。
【0040】このカード・チケット用差込み式錠前20
は、マスターキーによって、シリンダー錠23の内筒2
3aを、外筒との係合部を回転させて係合解除させて、
外筒23bから脱着させることが出来る、ディスクタン
ブラー式錠前であるので、通常のキーを紛失した際に
は、マスターキーにより、別の内筒に容易に交換するこ
とが出来るものである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカー
ド・チケット用差込み式錠前は、カード・チケット差込
み用の挿入部を有し、該挿入部にカード・チケットが差
込まれると施錠及び解錠が可能になる錠前において、幅
方向検知手段と奥行き方向検知手段とからなり前記カー
ド・チケットの大きさを検知する形状検知手段と、前記
形状検知手段の幅方向検知手段と奥行き方向検知手段と
に各々係合してその両方の係合が解除されたときのみ錠
の施錠及び解錠を可能にする解止手段と、前記解止手段
が前記錠の施錠により前方向にスライドされたときに前
記挿入部の収納空間に爪部が突出するように回転自在に
支持されカード・チケットの抜き取りを防止する防護ス
トッパーと、前記解止手段と係合する錠とからなり、
記形状検知手段が所望方向に回動するように付勢され上
下対称に取り付けて左右開きの扉のいずれにも対応する
ので、カード・チケットの不正使用を確実に排除し、複
数種類のカード・チケットに容易に対応できる錠前とな
るという優れた効果を奏するものである。また、カード
・チケットの外形状を検知する方法なので、孔開きタイ
プのカード等にも対応させることが出来る。
【0042】
【0043】本発明のカード・チケット用差込み式錠前
は、左右の開き扉のいずれにも取付が可能であり、使い
勝手がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード・チケット用差込み式錠前
の使用状態を示す説明図である。
【図2】同本発明に係るカード・チケット用差込み式錠
前の正面図である。
【図3】同本発明に係るカード・チケット用差込み式錠
前の背面図である。
【図4】同カード・チケット用差込み式錠前の平面図
(a)、左側面図(b)、右側面図(c)である。
【図5】同カード・チケット用差込み式錠前において、
ケースカバーを外した状態の正面図(a)、側面図
(b)である。
【図6】同カード・チケット用差込み式錠前における、
奧行き方向センサーの斜視図(a)と、幅方向センサー
の斜視図(b)と、これらとスライドカムとの係合関係
を示す斜視図(c)である。
【図7】同カード・チケット用差込み式錠前における、
防護ストッパーの平面図(a)と、正面図(b)と、側
面図(c)である。
【図8】同カード・チケット用差込み式錠前における解
錠状態にある基本状態を示す概略説明図である。
【図9】同カード・チケット用差込み式錠前にカード等
が差し込まれる状態を示す概略説明図である。
【図10】同カード・チケット用差込み式錠前にカード
等が差し込まれた状態を示す概略説明図(a),(b)
である。
【図11】同カード・チケット用差込み式錠前にカード
等が差し込まれ、施錠する状態を示す概略説明図
(a),(b)である。
【図12】同カード・チケット用差込み式錠前にカード
等が差し込まれ、施錠完了した状態を示す概略説明図で
ある。
【図13】同カード・チケット用差込み式錠前に、奧行
きの短いカード用に設定した状態の正面図である。
【図14】従来例に係るカード・チケット用差込み式錠
前の斜視図である。
【符号の説明】
20 カード・チケット用差込み式錠前、20a 本
体、20b,20c ブレーキ片、20d ネジ孔、2
1 ロッカー、21a,21b 扉、22 挿入部、2
3 シリンダー錠、25 ベースプレート、25a,2
5b 孔、26 フック用カム、26a スタッド、2
6b 連結部、26c フック部、27 キー、28
ラッチ、29 奥行き方向センサー、29a 軸孔、2
9b 当て板部、29c 係合片、29d バネ係止
孔、30 幅方向センサー、30a 係止突起部、30
b 脚部、30c 当接用テーパ部、31 スライドカ
ム、31a,31b 係合孔、31c 段部、31d
切欠き部、31e カム溝、31f 前方端面部、31
g 凸部、32 防護ストッパー、32a 爪部、32
b 回動軸、32c 当接部、32d 戻し部、32e
支持部、32f 反力部、33 ケースカバー、35
トーションバネ、36 スプリング、37 カード・
チケット。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード・チケット差込み用の挿入部を有
    し、該挿入部にカード・チケットが差込まれると施錠及
    び解錠が可能になる錠前において、 幅方向検知手段と奥行き方向検知手段とからなり前記カ
    ード・チケットの大きさを検知する形状検知手段と、 前記形状検知手段の幅方向検知手段と奥行き方向検知手
    段とに各々係合してその両方の係合が解除されたときの
    み錠の施錠及び解錠を可能にする解止手段と、前記解止手段が前記錠の施錠により前方向にスライドさ
    れたときに前記挿入部の収納空間に爪部が突出するよう
    に回転自在に支持されカード・チケットの抜き取りを防
    止する防護ストッパーと、 前記解止手段と係合する錠とからなり、前記形状検知手段が所望方向に回動するように付勢され
    上下対称に取り付けて左右開きの扉のいずれにも対応す
    ること、 を特徴とするカード・チケット用差込み式錠前。
  2. 【請求項2】錠前の本体の側面から突出方向に付勢され
    て突出し出没自在にされたラッチが設けられているこ
    と、 を特徴とする請求項1に記載のカード・チケット用差込
    み式錠前。
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