JP3441429B2 - 圧電体アクチュエータ、その製造方法、および圧電体アクチュエータの駆動方法 - Google Patents

圧電体アクチュエータ、その製造方法、および圧電体アクチュエータの駆動方法

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JP3441429B2
JP3441429B2 JP2000322020A JP2000322020A JP3441429B2 JP 3441429 B2 JP3441429 B2 JP 3441429B2 JP 2000322020 A JP2000322020 A JP 2000322020A JP 2000322020 A JP2000322020 A JP 2000322020A JP 3441429 B2 JP3441429 B2 JP 3441429B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピューターの
記憶装置等として用いられる磁気ディスク装置等に設け
られるヘッド支持機構に関し、特に、磁気ディスク装置
において、データを高記録密度化するために最適なヘッ
ド支持機構およびヘッド支持機構に好適に用いられるア
クチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置に設けられた磁
気ディスクの記録密度は、日を追う毎に高密度化が進で
いる。磁気ディスクに対するデータの記録および再生に
使用される磁気ヘッドは、通常スライダに搭載されてお
り、磁気ヘッドが搭載されたスライダは、磁気ディスク
装置内に設けられたヘッド支持機構によって支持されて
いる。ヘッド支持機構は、スライダが取り付けられたヘ
ッドアクチュエーターアームを有しており、このヘッド
アクチュエータアームが、ボイスコイルモータ(VC
M)によって回動されるようになっている。そして、ボ
イスコイルモーターを制御することにより、スライダに
搭載されたヘッドが、磁気ディスク上の任意の位置に位
置決めされる。
【0003】磁気ディスクに対してデータをさらに高密
度で記録するためには、磁気ディスクに対して磁気ヘッ
ドをさらに高密度に位置決めする必要がある。しかしな
がら、このように、VCMにてヘッドアクチュエータア
ームを回動させて磁気ヘッドを位置決めする構成では、
磁気ヘッドを、より高精度に位置決めできないという問
題がある。このために、磁気ヘッドを高精度に位置決め
するヘッド支持機構が既に提案されている。
【0004】以下、従来の磁気ディスク装置について説
明する。図18は、磁気ディスク装置における従来のヘ
ッド支持機構200を示す平面囲である。回転駆動され
る図示しない磁気ディスクに対するデータの記録/再生
を行うヘッドを搭載したスライダ102は、サスペンシ
ョンアーム104の一端に支持される。サスペンション
アーム104の他方の端部は、キヤリッジ106の突起
108を中心に微小角範囲内で回動可能に支持されてい
る。キャリッジ106は磁気ディスク装置のハウジング
に対して固定される軸部材110に対して回動可能に支
持されている。
【0005】キヤリッジ106には、永久磁石(図示せ
ず)が固定されており、ハウジング側に固定された磁気
回路112の一部である駆動コイル114に流す励磁電
流を制御することによって、この永久磁石に対して、キ
ヤリッジ106が軸部材110に対して回動するように
なっている。これによりヘッドを搭載したスライダ10
2を磁気ディスクの実質的な半径方向に沿って移動され
る。
【0006】キャリッジ106には、永久磁石(図示せ
ず)が固定されており、ハウジング側に固定された磁気
回路112の一部である駆動コイル114に流す励磁電
流を制御することによって、この永久磁石に対して、キ
ャリッジ106が、軸部材110に対して回動するよう
になっている。これにより、スライダ102が、磁気デ
ィスクにおける実質的な半径方向に沿って移動される。
【0007】キャリッジ106とサスペンションアーム
104との間には、一対の圧電素子116が設けられて
いる。各圧電素子は、図18に示すようにキャリッジ1
06の長手方向に対して、それぞれの長手方向が相反す
る方向に若干傾斜した状態で取り付けられている。そし
て、各圧電素子116を、それぞれ、図18に矢印A1
4で示す方向に伸縮させることによって、サスペンショ
ンアーム104の先端部に取り付けられたスライダ10
2は、磁気ディスク表面に沿って、微小な範囲で変位さ
れ、磁気ディスク上の任意の位置にて高精度で位置決め
することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図18に示す従来のヘ
ッド支持機構200では、各圧電素子116が、サスペ
ンションアーム104およびキャリッジ106にそれぞ
れ設けられた部材の間にそれぞれ挟まれた状態になって
いる。各圧電素子116の側部が、サスペンションアー
ム104とキャリッジ106の各部材に当接されてい
る。そして、各圧電素子116のバルク変形によって、
サスペンションアーム104を回動させてヘッド102
を微小に変位させるようになっている。このように、各
圧電素子116への印加電圧に対して、サスペンション
アーム104を回動させ、ヘッド102を微小に変位さ
せている。
【0009】しかしながら各圧電素子116にそれぞれ
印加される電圧にヘッドを搭載したスライダ102が必
ずしも高精度に追従するものではなく、ヘッドを高精度
で位置決めすることができないおそれがある。
【0010】また、必要とする変位を得るためには、圧
電素子に印加する電圧を数十ボルト必要とするため新た
に圧電素子駆動用の電源を必要とする。
【0011】本発明の目的は、低い印加電圧によって効
率的にヘッドを微小変位させることが可能な薄膜圧電体
素子、その製造方法およびこれを用いたヘッド支持機構
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薄膜圧電体
素子の製造方法は、第1基板に第1電極金属膜と第1薄
膜圧電体と第2電極金属膜とをこの順番に成膜する第1
工程と、第2基板に第3電極金属膜と第2薄膜圧電体と
第4電極金属膜とをこの順番に成膜する第2工程と、該
第2電極金属膜と該第4電極金属膜とを接着する第3工
程と、該第1基板をエッチングで除去する第4工程と、
該第1電極金属膜と該第1薄膜圧電体と該第2電極金属
膜とと該第4電極金属膜と該第2薄膜圧電体と該第3電
極金属膜とを、所定の形状に加工する第5工程と、該第
1電極金属膜と該第1薄膜圧電体と該第2電極金属膜と
該第4電極金属膜と該第2薄膜圧電体と該第3電極金属
膜とを、コーティング樹脂で覆う第6工程と、該第2基
板をエッチングで除去する第7工程とを包含し、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0013】前記第1基板と前記第2基板とは、単結晶
基板を含んでもよい。
【0014】前記第1基板の線膨張係数は、前記第1薄
膜圧電体の線膨張係数よりも高く、前記第2基板の線膨
張係数は、前記第2薄膜圧電体の線膨張係数よりも高く
てもよい。
【0015】前記第3工程は、導電性接着剤を用いて前
記第2電極金属膜と前記第4電極金属膜とを接着する工
程を包含してもよい。
【0016】前記第3工程は、超音波振動を用いた熱溶
着により前記第2電極金属膜と前記第4電極金属膜とを
接着する工程を包含してもよい。
【0017】前記第1工程は、前記第1薄膜圧電体の分
極方向が前記第1薄膜圧電体の表面に実質的に垂直な方
向と一致するように該第1薄膜圧電体を成膜する工程を
包含し、前記第2工程は、前記第2薄膜圧電体の分極方
向が前記第2薄膜圧電体の表面に実質的に垂直な方向と
一致するように該第2薄膜圧電体を成膜する工程を包含
してもよい。
【0018】本発明に係る薄膜圧電体素子は、第1電極
金属膜と、該第1電極金属膜上に形成される第1薄膜圧
電体と、該第1薄膜圧電体上に形成される第2電極金属
膜と、第3電極金属膜と、該第3電極金属膜上に形成さ
れる第2薄膜圧電体と、該第2薄膜圧電体上に形成され
る第4電極金属膜と、該第2電極金属膜と該第4電極金
属膜とを接着する接着手段とを備え、そのことにより上
記目的が達成される。
【0019】前記薄膜圧電体素子に電圧を印加する電圧
印加手段をさらに備え、該電圧印加手段は、前記第1電
極金属膜と前記第3電極金属膜とに駆動電圧を印加する
ための第1端子と、前記第2電極金属膜と前記第4電極
金属膜とにグランド電圧を印加するための第2端子とを
含んでもよい。
【0020】本発明に係るヘッド支持機構は、ヘッドを
搭載するスライダと、該スライダを保持するフレクシャ
と、該フレクシャが設けられるロードビームとを備える
ヘッド支持機構であって、該フレクシャは、該スライダ
が配置されるスライダ保持部と、第1薄膜圧電体素子を
保持する第1保持部と、第2薄膜圧電体素子を保持する
第2保持部と、該スライダ保持部と該第1保持部との間
に設けられる第1ヒンジと、該スライダ保持部と該第2
保持部との間に設けられる第2ヒンジと、該第1保持部
と該第2保持部とに接続されるベース部とを含み、該第
1および第2薄膜圧電体素子は、本発明に係る薄膜圧電
体素子を含み、そのことにより上記目的が達成される。
【0021】本発明のある局面によれば、数ボルトの低
い電圧でディスク装置におけるヘッド微小位置決め機構
を駆動し、ヘッドの変位として約1μを得るという作用
を有する。
【0022】本発明の他の局面によれば、前記第2の電
極金属膜と前記第4の電極金属膜とを電気的に導通状態
で接着された粘弾性体による接着層を有することを特徴
とし、数ボルトの低い電圧でディスク装置におけるヘッ
ド微小位置決め機構を駆動し、ヘッドの変位として約1
μを得るとともに駆動に適度のダンピング効果を与える
という作用を有する。
【0023】本発明のさらに他の局面によれば、第2の
金属膜と第4の金属膜との導通性と接着の信頼性を高め
るという作用を有する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図17を用いて説明する。
【0025】図1は本発明のディスク装置におけるヘッ
ド支持機構の実施形態の一例を示すディスク側からの斜
視図である。図2は、そのヘッド支持機構を分解して示
す斜視図である。
【0026】ヘッド支持機構100は、ヘッド1が取り
付けられたスライダ2を先端部に支持するロードビーム
4を有している。ロードビーム4は、ヘッドアクチュエ
ータアーム(図示しない)に取り付けられる正方形状を
した基端部4Aを有し、基端部4Aは、ビーム溶接等に
よってベースプレート5に固定されている。ベースプレ
ート5は、図示しないヘッドアクチュエーターアームに
取り付けられている。ロードビーム4には、基端部4A
から先細状に延出するネック部4Bに連続して、ビーム
部4Cが直線状に延出するように設けられている。ネッ
ク部4Bの中央部には、開口部4Dが設けられており、
ネック部4Bにおける開口部4Dの両側部分が、それぞ
れ、板バネ部4Eになっている。
【0027】図3に示すようにスライダ2は、MR素子
を含むヘッド1が設けられている。また、ヘッド1が設
けられた端面の下部には、4つの端子2A〜2Dが横方
向に並んだ状態で設けられている。さらに、スライダ2
の上面には、回転駆動される磁気ディスクによって生じ
る空気流がスライダ2のピッチ方向(磁気ディスクの接
線方向)に沿って通流することによって磁気ディスクと
の間にエア潤滑膜を形成するエア−ベアリング面2Eが
設けられている。
【0028】図2に示すようにロードビーム4のビーム
部4C上には、ヘッド配線パターン6を有するフレクシ
ャ7が設けられている。フレクシャ7は、ステンレス材
をベースとしている。フレクシャ7のスライダ取付部7
X上には、ヘッド1が搭載されたスライダ2が配置され
る。
【0029】図4に示すようにフレクシャ7にはステン
レス等のフレクシャー基板3にパターン化した配線6
A,6B,6C,6Dが形成されている。スライダ取付
部7Xのスライダ取り付け側の反対面にはスライダー保
持基板3Aが貼り付けられている。このスライダ保持基
板3Aの外形形状は、フレクシャー基板3と同時にエッ
チング加工により形成される。またスライダ保持基板3
Aには突起部3Bが形成され、この突起部3Bは図2に
示すロードビーム4の先端付近に形成されたディンプル
4Gに当接している。この突起部3Bがディンプル4G
によって押圧されていることにより、ディンプル4Gを
中心として全方位にわたってスライダ保持板3Aは回動
可能に保持されている。
【0030】図3に示すスライダ2は、エアーベアリン
グ面2Eの中心位置が、図2に示すロードビーム4のデ
インプル4Gに一致するようにスライダ保持板3A上に
接着される。フレクシャ7の他方の端部には、図2に示
すように外部接続用端子保持部7Yが形成される。端子
保持部7Yは、ロードビーム4の基端部4Aにおける一
方の側縁部に配置されている。
【0031】図2に示すようにビーム部4Cの先端部に
おける各側縁部には、スライダ保持板3Aの回動を若干
の隙間をもって規制する規制部4Fがそれぞれ設けられ
ている。なお各規制部4Fは、ビーム部4Cの先端から
基端部4A側に向かって直線状に延出している。
【0032】実施の形態に係る薄膜圧電体素子10は、
図2および図4に示すフレクシャ7の薄膜圧電体保持部
8A,8Bに接着して取り付けられる。図5は薄膜圧電
体素子10の平面図である。薄膜圧電体素子10は、左
右それぞれ別の素子10Aおよび10Bがペアーになっ
て構成されておりその断面を図6に示す。薄膜圧電体素
子10は2層構造となっており、上部に位置する第一の
薄膜圧電体11Aの上側と下側には第1の電極金属膜1
2Aと第2の電極金属膜12Bが形成されている。また
第2の薄膜圧電体素子11Bは、第1の薄膜圧電体素子
11Aの下側に配置されその両面には同様に第3の電極
金属膜12C、第4の電極金属膜12Dが設けられてい
る。第2の電極金属膜12Bと第4の電極金属膜12D
とは導電性接着剤13で電気的に短絡されている。また
薄膜圧電体素子10の全体は、柔軟性のあるコーティン
グ樹脂14でカバーされる。コーティング樹脂14は、
左右の薄膜圧電素子10Aおよび10Bを一体化してい
る。
【0033】図7は、フレクシャ7をスライダ2の貼り
付け側から見た平面図であり、図8は、図7に示すX1
−X2の断面図である。図8はフレクシャ7の薄膜圧電
体保持部8A,8Bの断面を示した図である。薄膜圧電
体保持部8A、8Bにおける基板15A,15Bは、配
線6をエッチング加工等でパターン形成するときに同時
に形成するため、材質および厚みは配線6と同一でかつ
同一平面に形成される。基板15A,15Bは、配線6
とともにポリイミド樹脂等の絶縁材料16でコーティン
グされている。なお基板15Aおよび15Bにおいて薄
膜圧電体10を接着する面には、絶縁材料16はなく基
板15Aおよび15Bが露出し、薄膜圧電体10と基板
15Aおよび15Bとの間の接着強度を確保している。
図9は、フレクシャ7を図7とは逆にスライダ保持板3
A側から見た図である。
【0034】図10はフレクシャ7の薄膜圧電体保持部
8Aおよび8Bに薄膜圧電体10を接着剤17で接着し
た状態を示す断面図である。薄膜圧電体素子10につい
て説明する。図10に示すように薄膜圧電体素子10A
および10Bのそれぞれは、第1の薄膜圧電体11Aお
よび第2の薄膜圧電体11Bの2層構造を有する。
【0035】図11(a)に示すように格子定数が薄膜
圧電体のそれと近い値の単結晶基板18上に先ず電極金
属膜12A(12C)が成膜で成膜される。図11
(b)に示すように電極金属膜12A(12C)の上に
PZT等の第1の薄膜圧電体11A(11B)が成膜さ
れる。これにより薄膜圧電体11A(11B)は電極金
属膜12A上で単結晶成長する。図11(c)に示すよ
うに、さらに薄膜圧電体11A(11B)の上面に電極
金属膜12B(12D)が成膜される。このときの薄膜
圧電体11A(11B)の分極方向は成膜時点で図11
(c)に示した矢印A方向にすべて一致している。な
お、単結晶基板18の線膨張係数は薄膜圧電体11A
(11B)の線膨張係数よりも高い値を持っている。
【0036】図12(a)〜(g)および図13を参照
して2層構成を形成する工程を説明する。図12(a)
〜(g)は、単結晶基板上に成膜した薄膜圧電体を2層
構成化する手順を示した図である。図13は、実施の形
態に係る薄膜圧電体の製造方法を示すフローチャートで
ある。図12(a)に示すように第1単結晶基板18A
上に第1電極金属膜12A、薄膜圧電体11Aおよび第
2電極金属膜12Bを形成し(図13:S1301)、
図12(b)に示すように単結晶基板18B上に第3電
極金属膜12C、第2薄膜圧電体11Bおよび第4電極
金属膜12Dを形成する(図13:S1302)。
【0037】図12(c)に示すように、図12(a)
に示す第2の電極金属膜12Bと図12(b)に示す第
4の電極金属膜12Dとを導電性接着剤13で接着する
(図13:S1303)。図12(d)に示すように、
単結晶基板18の内一方の第1単結晶基板18Aをエッ
チングで除去する(図13:S1304)。図12
(e)に示すように、2層構造の薄膜圧電体11Aおよ
び11Bを薄膜圧電体素子10の形状になるようにドラ
イエッチングで成形加工する(図13:S1305)。
図12(f)に示すように、単結晶基板18B上で薄膜
圧電体素子が形成された表面をコーティング樹脂14で
覆い薄膜圧電体素子の腐食を回避する(図13:S13
06)。図12(g)に示すように、最後に残っていた
第2単結晶基板18Bをエッチング除去することにより
薄膜圧電体素子10A(10B)を得る(図13:S1
307)。なお、第1の電極金属膜12Bと第4の電極
金属膜12Dとの接着は超音波振動を用いた熱溶着で接
着してもよい。
【0038】本発明の形状加工方法としては、ドライエ
ッチングの他、ウエットエッチングその他の工法におい
ても可能である。
【0039】図2を参照して、フレクシャ7の中程に位
置された薄膜圧電体用端子9A,9B.9C.9Dは、
外部接続用端子保持部7Yに一方の端部が設けられてお
り外部の駆動回路に接続されている。図4を参照して、
フレクシャ7における薄膜圧電体保持部8A,8Bのス
ライダ取りつけ部7Xとのつなぎ部19A,19Bは局
部的に狭い幅で形成された弾性ヒンジ部である。
【0040】図13を参照して、薄膜圧電体素子10
(10A、10B)の電極の取り方について説明する。
金属電極膜12A、12Cにはプラス電圧が印加され
る。金属電極膜12B、12Dはグランドになるように
設定されている。図14は図5および図7におけるY−
Y'断面に相当する位置における薄膜圧電体素子10
(10A、10B)と薄膜圧電体用端子9との接合を示
す図である。薄膜圧電体素子10A、10Bのグランド
取り出し部20の加工方法を説明する。図14に示すよ
うに、第1の電極金属膜12Aおよび第1の薄膜圧電体
11Aを第1のエッチング加工で第2の電極金属膜12
Bの上面まで加工する。その後、第1のエッチング加工
範囲の内側で第2の電極金属膜12Bを残した状態で第
2の電極金属膜12Bおよび導電性接着剤13を第2の
エッチング加工で取り除く。その後、コーティング樹脂
14でグランド取り出し部20における第1の電極金属
膜12Aをカバーする。最後に第2の電極金属膜12B
と第4の電極金属膜12Dとを短絡するグランド金属端
子膜21を形成してグランド電極を構成する。
【0041】グランド金属端子膜21のそれぞれは、ボ
ンディングワイヤ24で図7に示す薄膜圧電体用端子9
B、9Cにつながれている。図5,図14に示す第1の
電極取り出し部22では、コーティング樹脂14が一部
取り除かれており、第1の電極金属膜12Aが露出して
いる。また第4の電極取り出し部23では、コーティン
グ樹脂14が第1の電極取り出し部22と同様に一部取
り除かれている。図14に示すように電極取り出し部2
2における第1の電極金属膜12Aおよび電極取り出し
部23における金属電極膜12Cは、ボンディングワイ
ヤー24により薄膜圧電体用端子9A,9Dにそれぞれ
接続される。
【0042】このような構成の薄膜圧電体素子を有する
ヘッド支持機構100の動作について、図15〜図17
を用いて説明する。図15はヘッド支持機構100を横
方向から見た図である。図15中の薄膜圧電体素子10
A(10B)の拡大した断面構成を図15に示した。図
7に示す薄膜圧電体用端子9B、9Cはグランドレベル
に設定されている。薄膜圧電体用端子9A,9Dには図
16(b)、(c)に示すように薄膜圧電体素子10A
および10Bをそれぞれ駆動する駆動電圧が印加され
る。薄膜圧電体端子9Aと薄膜圧電体端子9Dとにはバ
イアス電圧V0を中心として互いに逆位相の駆動電圧が
印加される。薄膜圧電体11A,11Bには常にプラス
の駆動電圧が印加される。駆動電圧が印加されると、図
16(a)に示すように薄膜圧電体11Aおよび11B
は矢印Bの方向に縮むが基板15B(15A)があるた
めに、薄膜圧電体素子10A(10B)は、反りを持っ
た状態になる。
【0043】この伸縮により薄膜圧電体保持部8A(8
B)は伸縮しフレクシャ基板3の薄膜圧電体保持部8と
の境界部3X(図9)とフレクシャ7の弾性ヒンジ部1
9との平面距離Lが変化する(図9)。またこれと同時
に薄膜圧電体保持部15の反り状態も変化する。この反
りに起因して薄膜圧電体保持部8の曲率が変化する。こ
の曲率変化により弾性ヒンジ部15とフレクシャ基板3
の薄膜圧電体保持部8A(8B)との境界部との距離は
変化する。したがって、平面距離の変化と反りによる曲
率変化による効果が加算されることになる。なお、薄膜
圧電体11A,11Bには図11(c)に示す分極方向
Aに駆動電圧が印加されるため、薄膜圧電体の分極が反
転しその特性を損なうことはない。
【0044】図17(a)は薄膜圧電体素子10Aが伸
び、薄膜圧電体素子10Bが収縮したときのスライダ2
の回動動作について描いた図である。図17(b)は、
図17(a)の構成の模式図を示したものである。薄膜
圧電体素子10Aが矢印E方向に伸び、薄膜圧電体素子
10Bが矢印D方向に収縮すると、スライダ2およびス
ライダ保持基板3Aは、突起部3Bに当接するディンプ
ル4Gを中心に矢印C方向に回動する。従って、スライ
ダ2上に設けられたヘッド1は、磁気ディスク(図示せ
ず)に同心状態で設けられた各トラックの幅方向に沿っ
て移動することになる。これによりヘッド1をトラック
に追従させるオントラック性を高精度で実施することが
できる。
【0045】弾性ヒンジ部19A,19Bの幅寸法は、
図4に示すヘッド信号配線6A、6B、6Cおよび6D
がそれぞれ配置されるために必要な最小限の幅寸法であ
るため、スライダ保持基板3Aの回動時における負荷が
低減されて、スライダ保持基板3Aが確実に回動する。
【0046】スライダー2には、図2に示すロードビー
ム4の板バネ部4Eによりロード荷重(20〜30m
N)が加えられており、スライダ保持基板3Aが回動す
る場合には、このロード荷重が、ディンプル4Gとスラ
イダ保持基板3Aとに作用する。従って、スライダ保持
基板3Aには、スライダ保持基板3Aとデインプル4G
との摩擦係数にて決定される摩擦力が作用する。この摩
擦力によりスライダ保持基板3Aの突出部3Bとディン
プル4Gとの間に位置ズレは生じない。
【0047】図17(b)を参照して、薄膜圧電体保持
部8Aと薄膜圧電体素子10Aとからなる第一のビーム
161と薄膜圧電体保持部8Bおよび薄膜圧電体素子1
0Bとからなる第二のビーム162とは、ディンプル4
Gで回動自在に拘束されたスライダ保持基板3Aに回動
自在に連結される。ヘッド1はディンプル4Gから距離
Dを置いてスライダ2上に設けられている。
【0048】弾性ヒンジ部19A,19Bは、スライダ
2のロール方向およびピッチ方向に柔軟な構成となって
いるため、ディスクに対するスライダ2の良好な浮上特
性を与える。
【0049】以上のように本実施の形態によれば、単結
晶圧電体が2層構成を有しているので、小さい印加電圧
により大きな変位を得る事ができる薄膜圧電体アクチュ
エータ実現することができる。
【0050】また、薄膜圧電体素子を2層化することで
その剛性が高められるので、アクチュエータとしての共
振周波数を高くすることができる。これにより駆動周波
数を高めることができ、追従性の高い良好な特性を得る
ことが可能となる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、低い印加
電圧によって効率的にヘッドを微小変位させることが可
能な薄膜圧電体素子、その製造方法およびこれを用いた
ヘッド支持機構を得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施に形態に係るヘッド支持機構の実施の形態
の一例を示す斜視図である。
【図2】そのヘッド支持機構を分解して示す斜視図であ
る。
【図3】そのヘッド支持機構に使用されるスライダの斜
視図である。
【図4】そのヘッド支持機構に使用されるフレクシャの
構成図である。
【図5】その薄膜圧電体素子の平面図である。
【図6】図5のX−X線における断面図である。
【図7】そのヘッド支持機構に使用されるフレクシャの
平面図である。
【図8】図7のX−X線における断面図である。
【図9】そのヘッド支持機構に使用されるフレクシャの
底面図である。
【図10】そのヘッド支持機構に使用されるフレクシャ
に薄膜圧電体素子を接着したときの図7のX−X線にお
ける断面図である。
【図11】薄膜圧電体およびその電極を単結晶基板上で
成膜する手順を示した図である。
【図12】単結晶基板上に成膜した薄膜圧電体を2層構
成化する手順を示した図である。
【図13】実施の形態に係る薄膜圧電体の製造方法を示
すフローチャートである。
【図14】薄膜圧電体素子の電極取り出し部の断面図で
ある。
【図15】本発明のヘッド支持機構の側面図である。
【図16】実施形態におけるヘッド支持機構の動作を説
明するための薄膜圧電体素子の断面および電圧印加仕様
を説明する図である。
【図17】実施形態におけるヘッド支持機構の構動作を
説明するための概略構成の平面図である。
【図18】従来のディスク装置のヘッド支持機構の一例
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 スライダ 3A スライダ保持基板 4 ロードビーム 7 フレクシャ 8 薄膜圧電体保持部 10 薄膜圧電体素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 21/21 G11B 21/21 101Z 101 H01L 41/22 Z H01L 41/083 41/08 S P (56)参考文献 特開 平5−325274(JP,A) 特開 平7−300397(JP,A) 特開 平6−187624(JP,A) 特開 平11−31368(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 41/22 G11B 5/596 G11B 5/60 G11B 21/02 601 G11B 21/10 G11B 21/21 G11B 21/21 101 H01L 41/083 H01L 41/09

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともデータの再生を行うヘッドが
    設けられたスライダと、前記スライダをロール方向、ピ
    ッチ方向およびヨー方向の全方位に微小回動可能に保持
    するスライダ保持板と、前記スライダ保持板をピボット
    支持するディンプルと、前記スライダ保持板の端部に設
    けられた一対の弾性ヒンジ部と、前記一対の弾性ヒンジ
    部によって前記スライダ保持板と連結される一対の基板
    と、前記一対の基板にそれぞれ取り付けられた薄膜圧電
    体素子とを有し、前記薄膜圧電体素子の伸縮により、前
    記スライダが前記ディンプルを中心として前記ヨー方向
    に微小回動運動する構成を有する圧電体アクチュエータ
    の製造方法であって、 前記薄膜圧電体素子の製造工程においては、 第1基板に第1電極金属膜と第1薄膜圧電体と第2電極
    金属膜とをこの順番に成膜する第1工程と、 第2基板に第3電極金属膜と第2薄膜圧電体と第4電極
    金属膜とをこの順番に成膜する第2工程と、 前記第2電極金属膜と前記第4電極金属膜とを相対面す
    るように接着する第3工程とを包含することを特徴とす
    る圧電体アクチュエータの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第3工程の後に、前記第1基板をエ
    ッチングで除去する第4工程と、 前記第1電極金属膜と前記第1薄膜圧電体と前記第2電
    極金属膜と前記第4電極金属膜と前記第2薄膜圧電体と
    前記第3電極金属膜とを、所定の形状に加工する第5工
    程とを包含する請求項1に記載の圧電体アクチュエータ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第5工程の後に、さらに前記第2基
    板をエッチングで除去する第6工程とを包含することを
    特徴とする請求項2に記載の圧電体アクチュエータの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1基板と前記第2基板とは、単結
    晶基板を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    記載の圧電体アクチュエータの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1基板の線膨張係数は、前記第1
    薄膜圧電体の線膨張係数よりも高く、 前記第2基板の線膨張係数は、前記第2薄膜圧電体の線
    膨張係数よりも高いことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の圧電体アクチュエータの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第3工程は、導電性接着剤を用いて
    前記第2電極金属膜と前記第4電極金属膜とを接着する
    工程を包含することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の圧電体アクチュエータの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第3工程は、超音波振動を用いた熱
    溶着により前記第2電極金属膜と前記第4電極金属膜と
    を接着する工程を包含することを特徴とする請求項1〜
    のいずれかに記載の圧電体アクチュエータの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 少なくともデータの再生を行うヘッドが
    設けられたスライダと、前記スライダをロール方向、ピ
    ッチ方向およびヨー方向の全方位に微小回動可能に保持
    するスライダ保持板と、前記スライダ保持板をピボット
    支持するディンプルと、前記スライダ保持板の端部に設
    けられた一対の弾性ヒンジ部と、前記一対の弾性ヒンジ
    部によって前記スライダ保持板と連結される一対の基板
    と、前記一対の基板にそれぞれ取り付けられた薄膜圧電
    体素子とを有し、前記薄膜圧電体素子の伸縮により、前
    記スライダが前記ディンプルを中心として前記ヨー方向
    に微小回動運動する構成を有する圧電体アクチュエータ
    であって、 前記薄膜圧電体素子は、 第1電極金属膜と、 前記第1電極金属膜上に形成される第1薄膜圧電体と、
    前記第1薄膜圧電体上に形成される第2電極金属膜とを
    有する第1の素子、及び第3電極金属膜と、 前記第3電極金属膜上に形成される第2薄膜圧電体と、
    前記第2薄膜圧電体上に形成される第4電極金属膜とを
    有する第2の素子、を有し、前記第1の素子と前記第2
    の素子とが、前記第2電極金属膜と前記第4電極金属膜
    との間に接着剤を介して積層されることを特徴とする
    電体アクチュエータ。
  9. 【請求項9】 前記第1電極金属膜と前記第3電極金属
    膜には第1端子を、 前記第2電極金属膜と前記第4電極金属膜には第2端子
    を有することを特徴とする請求項8記載の圧電体アクチ
    ュエータ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の圧電体アクチュエー
    に対し、前記第1端子には駆動電圧を、前記第2端子
    にはグランド電圧を印加することを特徴とする圧電体ア
    クチュエータの駆動方法。
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