JP3438765B2 - 光伝送システム及び光分岐ユニット - Google Patents

光伝送システム及び光分岐ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送システム
び光分岐ユニットに関し、より具体的には、主光伝送路
に1以上の分岐局が接続する光伝送システム及び光分岐
ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】光海底ケーブル・システムでは、トラン
ク線路に分岐局を接続する方法として、主局及び分岐局
を順次的に接続する単純二重陸揚げ方式と、1分岐局に
つき1つの分岐装置をトランク線路に設ける単純海中分
岐方式とがある。
【0003】図33は、単純二重陸揚げ方式の概略構成
ブロック図を示す。トランク局10a,10bと2つの
分岐局10c,10dがあり、トランク局10aと分岐
局10cを1対の光ファイバ線路(以下、簡単に光ファ
イバと略す。)を有する光ファイバ・ケーブル12で接
続し、分岐局10cと分岐局10dを1対の光ファイバ
を有する光ファイバ・ケーブル14で接続し、分岐局1
0dとトランク局10bを1対の光ファイバを有する光
ファイバ・ケーブル16で接続する。光ファイバ・ケー
ブル12の一方の光ファイバが上り用、他方の光ファイ
バが下り用である。
【0004】図34は、単純海中分岐方式の概略構成ブ
ロック図を示す。この方式では、2つのトランク局20
a,20b間に2対の光ファイバを有するトランク・ケ
ーブル22を敷設し、分岐局20c,20dに対して
は、それぞれ2対の光ファイバを有する分岐ケーブル2
4,26を介して、分岐ユニット28,30によりトラ
ンク・ケーブル22の一方の光ファイバ対に接続する。
トランク・ケーブル22の、分岐ユニット28,30に
接続しない光ファイバ対は、トランク局20a,20b
間の通信用であり、分岐ユニット28,30(従って、
分岐ケーブル24、26)に接続する光ファイバ対は分
岐局20c,20dの送受信用である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の単純二重陸揚げ
方式では、局間を接続する光ファイバ・ケーブル12,
14,16の何れかで障害、例えば破断及び光中継器の
故障等が発生すると、その障害点の両側の局間の通信は
完全に不可能になる。また、この単純二重陸揚げ方式で
は、トランク局10a,10b間の通信に使用される光
信号が分岐局10c,10dを経由することになるの
で、トランク局間通信の遅延が問題になる。
【0006】従来の単純海中分岐方式では、トランク局
20a,20b間の光通信路が直結状態になっているの
で、伝送遅延も少なくトランク局間通信の遅延は問題
にならないが、分岐ケーブル24,26の障害により、
対応する分岐局20c,20dの送受信のみが不可能に
なる。勿論、トランク・ケーブル22に問題が無い限
り、トランク局20a,20b間の通信に支障は生じな
い。
【0007】分岐局20c,20dへの通信量がトラン
ク局20a,20b間の通信量より少なく、且つ重要度
が低い場合には、図34に示すような構成でもよいかも
知れないが、分岐局20c,20dの重要度が上がって
くると、従来の構成では、不十分である。
【0008】即ち、昨今では、分岐局との通信路を確保
することも重要になってきており、光通信路及び給電路
の障害に対する対策が望まれている。
【0009】本発明は、このような要望を満たし、分岐
局の信号伝送路を障害に強くした光伝送システム及び光
分岐ユニットを提示することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、主伝送路上
に複数の分岐ユニットを配置し、分岐局と各分岐ユニッ
トを個別の分岐ケーブルで接続すると共に、分岐ユニッ
ト間を分岐ユニット間接続ケーブルで接続する。各分岐
ユニットは、他局からの信号を分岐ケーブルを介して分
岐局に、又は分岐ユニット間接続ケーブルを介して隣の
分岐ユニットに転送する手段を有し、かつまた、分岐局
からの信号を他局に、又は分岐ユニット間接続ケーブル
を介して隣の分岐ユニットに転送する手段を有する。
【0011】これにより、分岐局の通信路を二重化で
き、分岐局との通信路の信頼性を高められる。
【0012】各分岐ケーブルに個々に給電線を対応させ
ることで、余分なノイズ光の発生及び混入を防止でき
る。
【0013】分岐ユニット内に、分波手段、合波手段、
結合器及び光サーキュレータなど可動部を有しない光素
子を使用することで、故障が少なく信頼性の高い分岐ユ
ニットを構築でき、信頼性の高い光伝送システムを実現
できる。
【0014】他方、選択スイッチ手段を用いることで、
伝送ロスを低減できる。
【0015】分岐ユニット間接続ケーブルの各光伝送路
を単方向に使用することで、分岐ユニット間を離すこと
ができ、これにより、複数の分岐ケーブルが同時に損傷
される確率を下げることができる。
【0016】分岐ユニット内に、光検出・スイッチ制御
手段を設けて、内部の光スイッチを切り換え制御するよ
うにすることで、各分岐ユニット内の光信号の流れが自
律的に切り換えられるようになり、分岐局又はトランク
局などの関与が不要になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施例の概略構成
ブロック図を示す。トランク局40a,40b間に2つ
の光ファイバ対を有するトランク・ケーブル42を敷設
し、一方の光ファイバ対をトランク局40a,40b間
の通信用とする。他方の光ファイバ対は分岐局40c,
40dとの通信用とし、1つの分岐局40c,40dに
対し2つの分岐ユニット44L,44R;46L,46
Rを設け、それぞれ分岐ケーブル48L,48R,50
L,50Rを介して対応する分岐局40c,40dと接
続する。
【0019】即ち、分岐局40cは、2対の光ファイバ
を有する分岐ケーブル48Lを介して分岐ユニット44
Lに接続すると共に、2対の光ファイバを有する分岐ケ
ーブル48Rを介して分岐ユニット44Rに接続する。
分岐ユニット44L,44R間には2対の光ファイバを
接続する場合と3対(以上)の光ファイバを必要とする
場合があるが、その詳細は後述する。
【0020】分岐局40d、分岐ユニット46L,46
R及び分岐ケーブル50L,50Rの関係も、基本的
に、分岐局40c、分岐ユニット44L,44R及び分
岐ケーブル48L,48Rと同じである。
【0021】光ファイバ対は、一方の光ファイバを上り
用、他方の光ファイバを下り用として使用する。分岐局
40cにとって、トランク局40aとの通信用に1光フ
ァイバ対、分岐局40d(又はトランク局40b)との
通信用に1光ファイバ対あればよい。分岐ケーブル48
L,48Rの4光ファイバ対が分岐局40cに接続して
いるので、2光ファイバ対を現用に、残りの2光ファイ
バ対を予備とすることができる。現用と予備の組合せに
より、2つのタイプを設定できる。一方を図2(a)に
示し、他方を図3(a)に示す。何れも、実線が現用の
光ファイバ対であり、破線が予備の光ファイバ対を示
す。
【0022】図2(a)では、分岐ケーブル48Lの一
方の光ファイバ対と分岐ケーブル48Rの一方の光ファ
イバ対を現用とし、残りを予備とする。分岐ユニット4
4L,44R間を接続する光ファイバ線路も予備とな
る。この方式では、予備光ファイバ対を用い、C−OT
DR(Coherent Optical TimeD
omain Reflectmetry)による回線
監視技術により、両方の分岐ケーブル48L,48Rの
破断を常時監視できるという利点がある。
【0023】図2(b)は、左側の分岐ケーブル48L
に障害が発生した場合の使用線路を示す。この場合に
は、分岐ケーブル48Rの2光ファイバ対と分岐ユニッ
ト44L,44R間の光ファイバ線路を現用線路とし、
分岐ケーブル48Rの一方の光ファイバ対をトランク局
40aとの通信用、残りの光ファイバ対を分岐局40d
(又はトランク局40b)との通信用とする。
【0024】図2(c)は、逆に、右側の分岐ケーブル
48Rに障害が発生した場合の使用線路を示す。この場
合には、分岐ケーブル48Lの2光ファイバ対と分岐ユ
ニット44L,44R間の光ファイバ線路を現用線路と
し、分岐ケーブル48Lの一方の光ファイバ対をトラン
ク局40aとの通信用、残りの光ファイバ対を分岐局4
0d(又はトランク局40b)との通信用とする。
【0025】また、図3(a)では、分岐ケーブル48
L(の2つの光ファイバ対)を現用とし、分岐ケーブル
48R(の2つの光ファイバ対)を予備する。分岐ユ
ニット44L,44R間を接続する光ファイバ線路は常
時、使用される。
【0026】分岐ケーブル48Lに障害が発生した場
合、図3(b)に示すように、分岐ケーブル48Rを現
用線路とする。
【0027】次に、分岐ユニット44L,44R;46
L,46R及びその間の接続の構成を詳細に説明する。
【0028】図4は、図2(a)に対応する分岐ユニッ
ト44L,44Rの概略構成ブロック図を示す。理解を
容易にするため、分岐ユニット46L,46R及び分岐
局40dは省略してある。なお、以下の説明では、トラ
ンク局40aからトランク局40bに向かう方向を上
り、その逆を下りと表現する。矢印は、主たる光信号の
進行方向を示す。
【0029】トランク局40aと分岐ユニット44Lと
を接続する光ファイバ・ケーブル52は4本の光ファイ
バ52a,52b,52c,52dからなり、光ファイ
バ52a,52bが対をなし、光ファイバ52c,52
dが対をなしている。トランク局40bと分岐ユニット
44Rとを接続する光ファイバ・ケーブル54及び分岐
ユニット44L,44R間を接続する光ファイバ・ケー
ブル(分岐ユニット間接続ケーブル)56も、それぞ
れ、4本の光ファイバ54a,54b,54c,54
d;56a,56b,56c,56dからなる。分岐ユ
ニット44Lは、光ファイバ52a,52bと光ファイ
バ56a,56bをそれぞれ直結し、分岐ユニット44
Rは光ファイバ54a,54bと光ファイバ56a,5
6bをそれぞれ直結する。即ち、光ファイバ52a,5
4a,56aは、トランク局40aからトランク局40
bへの光信号の伝送用、光ファイバ52b,54b,5
6bはトランク局40bからトランク局40aへの光信
号の伝送用である。
【0030】光ファイバ・ケーブル52,54の各光フ
ァイバ52a,52b,52c,52d;54a,54
b,54c,54dには、適宜の箇所に光増幅中継器を
挿入してあるが、光ファイバ・ケーブル56、特にその
光ファイバ56c,56dは双方向に光信号が伝送する
ので、ここには、方向性を有する光増幅中継器を挿入し
ない。双方向性の光増幅中継器であれば、挿入できる。
【0031】分岐ユニット44L,44Rの内部構造は
ほぼ回転対称になっており、それぞれ、1入力ポートX
0及び2出力Y0,Y1を具備する光カップラ(又は分
波器)58L,58R、2入力ポートX0,X1及び1
出力ポートY0を具備する光カップラ(又は合波器)6
0L,60R、3ポートA,B,Cを具備する2つの光
サーキュレータ62L,64L;62R,64R、光ス
イッチ66L,66R、並びに、光キャリアを分岐検出
し、その検出結果によりそれぞれ光スイッチ66L,6
6Rを開閉制御する光検出・スイッチ制御回路68L,
68Rからなる。光カップラ58L,58Rは、入力ポ
ートX0の入力光を2分割して出力ポートY0,Y1か
ら出力し、光カップラ60R,60Lは、入力ポートX
0及び入力ポートX1の入力光を合波して出力ポートY
0から出力する光素子である。光サーキュレータ62
L,64L;62R,64Rは、ポートAの入力光をポ
ートBから出力し、ポートBの入力光をポートCから出
力する光素子である。
【0032】分岐局40cは2つの光送受信装置70,
72を具備し、各光送受信装置70,72は、2つの光
入力IN(A),IN(B)と2つの光出力OUT
(A),OUT(B)を具備する。即ち、各光送受信装
置70,72は、2系統A,Bの光入力と光出力を具備
する。
【0033】分岐ケーブル48Lは4本の光ファイバ7
4a,74b,74c,74dからなり、分岐ケーブル
48Rも、4本の光ファイバ76a,76b,76c,
76dからなる。光ファイバ74aと同74bが対とな
り、光ファイバ74cと同74dが対になる。同様に、
分岐ケーブル48Rの光ファイバ76aと同76bが対
となり、光ファイバ76cと同76dが対になる。分岐
ケーブル48R,48Lの光ファイバ74a〜74d,
76a〜76dには、一般的に、適宜の箇所に光増幅中
継器を挿入されている。
【0034】分岐ユニット44L内の各素子の接続を説
明する。光ファイバ・ケーブル52の上り光ファイバ5
2cは光カップラ58Lの入力ポートX0に接続し、光
カップラ58Lの出力ポートY0は光サーキュレータ6
2LのポートAに接続し、光カップラ58Lの出力ポー
トY1は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74bを介
して分岐局40cの光送受信装置70の光入力IN
(A)に接続する。光サーキュレータ62LのポートB
は光スイッチ66Lを介して光ファイバ・ケーブル56
の光ファイバ56dの一端に接続し、光サーキュレータ
62LのポートCは光カップラ60Lの入力ポートX0
に接続する。
【0035】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(A)は分岐ケーブル48Lの光ファイバ74a
を介して光検出・スイッチ制御回路68Lに入力し、光
検出・スイッチ制御回路68Lの出力光は光カップラ6
0Lの入力ポートX1に接続する。光検出・スイッチ制
御回路68Lは、入力光の一部を取り出して光信号の有
無を検出して光スイッチ66Lの開閉を制御すると共
に、入力光の残りをそのまま出力する。光カップラ60
Lの出力ポートY0は、光ファイバ・ケーブル52の下
り光ファイバ52dを介してトランク局40aに接続す
る。
【0036】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(B)は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74
cを介して光サーキュレータ64LのポートAに接続す
る。光サーキュレータ64LのポートBは光ファイバ・
ケーブル56の光ファイバ56cの一端に接続し、光サ
ーキュレータ64LのポートCは分岐ケーブル48Lの
光ファイバ74dを介して分岐局40cの光送受信装置
72の光入力IN(B)に接続する。
【0037】次に、分岐ユニット44R内の各素子の接
続を説明する。光ファイバ・ケーブル54の下り光ファ
イバ54dは光カップラ58Rの入力ポートX0に接続
し、光カップラ58Rの出力ポートY0は光サーキュレ
ータ62RのポートAに接続し、光カップラ58Rの出
力ポートY1は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76
bを介して分岐局40cの光送受信装置72の光入力I
N(A)に接続する。光サーキュレータ62Rのポート
Bは光スイッチ66Rを介して光ファイバ・ケーブル5
6の光ファイバ56cの他端に接続し、光サーキュレー
タ62RのポートCは光カップラ60Rの入力ポートX
0に接続する。
【0038】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(A)は分岐ケーブル48Rの光ファイバ76a
を介して光検出・スイッチ制御回路68Rに入力し、光
検出・スイッチ制御回路68Rの出力光は光カップラ6
0Rの入力ポートX1に接続する。光検出・スイッチ制
御回路68Rは、光検出・スイッチ制御回路68Lと同
様に、入力光の一部を取り出して光信号の有無を検出し
て光スイッチ66Lの開閉を制御すると共に、入力光の
残りをそのまま出力する。光カップラ60Rの出力ポー
トY0は、光ファイバ・ケーブル54の上り光ファイバ
54cを介してトランク局40bに接続する。
【0039】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(B)は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76
cを介して光サーキュレータ64RのポートAに接続す
る。光サーキュレータ64RのポートBは光ファイバ・
ケーブル56の光ファイバ56dの他端に接続し、光サ
ーキュレータ64RのポートCは分岐ケーブル48Rの
光ファイバ76dを介して分岐局40cの光送受信装置
70の光入力IN(B)に接続する。
【0040】図5は、光検出・スイッチ制御回路68
L,68Rの概略構成ブロック図を示す。光入力端子2
10に入力した光は、そのほとんどが光出力端子212
から出力されるが、一部がカップラ214により分波さ
れて、受光素子216に入力する。受光素子216は入
力光の強度を示す電気信号を出力する。アンプ218は
受光素子216の出力を増幅又は電流/電圧変換し、比
較回路220の一方の入力端子に印加する。比較回路2
20の他方の入力端子には一定の基準電圧Vrefが印
加されており、比較回路220は両入力を比較する。比
較回路220の出力は、アンプ218の出力電圧がVr
ef以上の場合には、高(H)になり、アンプ218の
出力電圧がVref未満の場合には、低(L)になる。
比較回路220の出力は、出力端子222を介して光ス
イッチ66L,66Rの切り換え制御端子に印加され
る。即ち、比較回路220の出力が高(H)の場合、光
スイッチ66L,66Rは開放され、比較回路220の
出力が低(L)の場合、光スイッチ66L,66Rは閉
成される。
【0041】図6は、図4に示す実施例で通常に使用す
る回線を示す。分岐ケーブル48Lの光ファイバ74
a,74bと分岐ケーブル48Rの光ファイバ76a,
76bを使用する。このとき、分岐局40cは、トラン
ク局40aに対しては光送受信装置70の光入力IN
(A)及び光出力OUT(A)を使用し、トランク局4
0bに対しては送受信装置72の光入力IN(A)及び
光出力OUT(A)を使用する。光信号が伝搬する線路
を実線で示し、予備となっている線路を含めて光信号の
伝搬に寄与しない線路を破線で示してある。混乱を避け
ると共に理解を容易にするために、光検出・スイッチ制
御回路68L,68Rから光スイッチ66L,66Rへ
の切り換え制御信号線は、図示を省略してある。
【0042】トランク局40aから光ファイバ52cに
出力された光信号は光カップラ58Lの入力ポートX0
に入力し、2つに分波されて出力ポートY0,Y1から
出力される。光カップラ58Lの出力ポートY1から出
力される光は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74b
を介して分岐局40cの光送受信装置70の光入力IN
(A)に入力する。分岐局40cの光送受信装置70の
光出力OUT(A)から出力される光信号は光ファイバ
74aを介して光検出・スイッチ制御回路68Lに入射
し、そのほとんどが通過して光カップラ60Lの入力ポ
ートX1に入力する。光カップラ60LはポートX1の
入力光を出力ポートY0からトランク局40aに向けて
出力する。このようにして、トランク局40aと分岐局
40c(の光送受信装置70)との間で双方向に光信号
を通信できる。
【0043】なお、光検出・スイッチ制御回路68L
は、光ファイバ74aからの光信号の存在を検出して、
光スイッチ66Lを開放状態に維持する。これにより、
光サーキュレータ62LのポートB、ひいては光カップ
ラ60Lの入力ポートX0に雑音光が入力するのを防止
する。
【0044】光カップラ58Lの出力ポートY0から出
力される光は、光サーキュレータ62LのポートAに入
力してポートBから出力し、光スイッチ66Lに入射す
る。しかし、上述したように、光スイッチ66Lは光検
出・スイッチ制御回路68Lにより開放されているの
で、光サーキュレータ62LのポートBからの入射光は
吸収されてしまう。
【0045】トランク局40bから光ファイバ54dに
出力された光信号は光カップラ58Rの入力ポートX0
に入力し、2つに分波されて出力ポートY0,Y1から
出力される。光カップラ58Rの出力ポートY1から出
力される光は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76b
を介して分岐局40cの光送受信装置72の光入力IN
(A)に入力する。分岐局40cの光送受信装置72の
光出力OUT(A)から出力される光信号は分岐ケーブ
ル48Rの光ファイバ76aを介して光検出・スイッチ
制御回路68Rに入射し、そのほとんどが通過して光カ
ップラ60Rの入力ポートX1に入力する。光カップラ
60Rは入力ポートX1の入力光を出力ポートY0から
トランク局40bに向けて出力する。このようにして、
トランク局40bと分岐局40c(の光送受信装置7
2)との間で双方向に光信号を通信できる。なお、光検
出・スイッチ制御回路68Rは、光ファイバ76aから
の光信号の存在を検出して、光スイッチ66Rを開放状
態に維持する。
【0046】光カップラ58Rの出力ポートY0から出
力される光は、光サーキュレータ62RのポートAに入
力してポートBから出力し、光スイッチ66Rに入射す
る。しかし、上述したように、光スイッチ66Rは光検
出・スイッチ制御回路68Rにより開放されているの
で、光サーキュレータ62RのポートBからの入射光は
吸収されてしまう。
【0047】図7は、分岐ケーブル48Lに障害、例え
ば、破断が発生し、光ファイバ74a〜74dを使用し
得なくなった場合の、使用回線を示す。光ファイバ74
a,74bの代替として、分岐ケーブル48Rの光ファ
イバ76c,76dを使用する。分岐局40cは、トラ
ンク局40aに対しては光送受信装置70の光入力IN
(B)及び光出力OUT(B)を使用し、トランク局4
0bに対しては、正常時(図6)と同様に、送受信装置
72の光入力IN(A)及び光出力OUT(A)を使用
する。光信号が伝搬する線路を実線で示し、予備となっ
ている線路を含めて、光信号が伝搬しない線路を破線で
示してある。図6と同様に、混乱を避けると共に理解を
容易にするために、光検出・スイッチ制御回路68L,
68Rから光スイッチ66L,66Rへの切り換え制御
信号線は、図示を省略してある。
【0048】トランク局40bと分岐局40cとの間の
通信は、図6の場合と同じなので、トランク局40aと
分岐局40cとの間の光信号の経路のみを詳細に説明す
る。
【0049】トランク局40aから光ファイバ52cに
出力された光信号は光カップラ58Lの入力ポートX0
に入力し、2つに分波されて出力ポートY0,Y1から
出力される。光カップラ58Lの出力ポートY0から出
力される光は、光サーキュレータ62LのポートAに入
力し、そのポートBから出力されて光スイッチ66Lに
入射する。光ファイバ74a上に光信号が存在しないの
で、光検出・スイッチ制御回路68Lは光スイッチ66
Lを閉成している。従って、光サーキュレータ62Lの
ポートBから出力された光は、光スイッチ66L及び光
ファイバ56dを介して光サーキュレータ64Rのポー
トBに入射する。光サーキュレータ64RのポートBの
入力光はポートCから出力され、分岐ケーブル48Rの
光ファイバ76dを介して光送受信装置70の光入力I
N(B)に入力する。このようにして、トランク局40
aから光ファイバ52cに出力された光信号が分岐局4
0cの光送受信装置70の光入力IN(B)に到達でき
る。
【0050】分岐局40cはトランク局40aに向ける
光信号を光送受信装置70の光出力OUT(B)から出
力する。光送受信装置70の光出力OUT(B)から出
力された光は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76c
を介して光サーキュレータ64RのポートAに入力し
て、そのポートBから出力される。光サーキュレータ6
4RのポートBの出力光は、光ファイバ56d及び光ス
イッチ66Lを介して光サーキュレータ62Lのポート
Bに入力し、そのポートCから出力される。光サーキュ
レータ62LのポートCの出力光は光カップラ60Lの
入力ポートX0に入力し、その出力ポートY0から出力
され、光ファイバ52dを介してトランク局40aに入
力する。このようにして、分岐局40c(の光送受信装
置70の光出力OUT(B))から出力された光が、ト
ランク局40aに到達できる。
【0051】図7の場合、光スイッチ66L及び光ファ
イバ56dを光信号が双方向に伝搬する。従って、光サ
ーキュレータ62LのポートBと光サーキュレータ64
RのポートBとの間には、方向性のある光素子、例えば
中継増幅器を接続できない。双方向性光増幅中継器を用
いることにより、光分岐ユニット44L,44Rを離す
ことができる。
【0052】逆に、分岐ケーブル48Rに障害が発生し
た場合、分岐局40cは、分岐ケーブル48Lを使って
トランク局40a,40bと通信する。このときは、光
スイッチ66Rが閉成され、光スイッチ66Lは開放さ
れている。
【0053】図4に示す実施例では、カップラ58L,
60Lを、光検出・スイッチ制御回路68Lの検出結果
に従い、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74a上に光
信号が存在する場合(図6)には、それぞれポートY
1,X1に接続し、分岐ケーブル48Lの光ファイバ7
4a上に光信号が存在しない場合(図7)には、それぞ
れポートY0,X0に接続する選択光スイッチに置換し
ても良い。カップラ58R、60Rについても同様であ
る。光スイッチは、カップラ58L,60L;58R,
60Rより構造が複雑になるという欠点があるが、伝送
損失が少なくなり、雑音を抑圧できる。
【0054】また、光スイッチ66L,66Rは、図6
に示す状態で、予備の光ファイバ74c,76cからの
雑音光がそれぞれ光カップラ60L,60RのポートX
0に入力するのを防止する。これらの雑音光を無視でき
る場合、又は、光カップラ60L,60Rを上述のよう
に選択光スイッチに置換した場合には、光スイッチ66
L,66Rは省略できる。
【0055】図4乃至図7に図示した実施例では、光カ
ップラ58L,58R;60L,60Rは、光検出・ス
イッチ制御回路68L,68Rにより切り換え制御され
る光スイッチに置換することができる。その場合、構造
が複雑になる可能性があるものの、伝送ロスが低減す
る。
【0056】図8は、図2(a)に対応する分岐ユニッ
ト44L,44Rの別の概略構成ブロック図を示す。図
4と同じ構成要素には同じ符号を付してある。図4に示
す実施例では、障害発生時に、分岐ユニット44L,4
間を接続する光ファイバ56c,56dを双方向で
使うことになるが、図8に示す実施例では、これを避
け、各光ファイバを指定の一方向のみに使用するように
した。即ち、分岐ユニット44L,44R間を接続する
光ファイバ・ケーブル(分岐ユニット間接続ケーブル)
78は、6本の光ファイバ78a,78b,78c,7
8d,78e,78fからなり、そのうちの、2本の光
ファイバ78a,78bがトランク局40a,40b間
の通信用に使用され、残り4本の光ファイバ78c〜7
8fが分岐局40cが関係する通信に使用される。この
ようにすることで、分岐ユニット間接続ケーブル78の
各光ファイバ78a〜78fに光増幅器を挿入すること
が可能になり、分岐ユニット44L,44R間の距離を
光増幅中継器を必要とする程に長くすることが可能にな
る。分岐ユニット44L,44R間の距離を長くする
程、分岐ケーブル48L,48Rが同時に損傷する確率
を下げることができ、分岐局40cとの通信が不通にな
るリスクを低減できる。
【0057】図8における分岐ユニット44L,44R
の構成を説明する。図8に示す実施例でも、分岐ユニッ
ト44L,44Rの内部構造はほぼ回転対称になってお
り、分岐ユニット44L,44Rはそれぞれ、1入力ポ
ートX0及び2出力Y0,Y1を具備する光カップラ
(又は分波器)80L,80R、2入力ポートX0,X
1及び1出力ポートY0を具備する光カップラ(又は合
波器)82L,82R、光スイッチ84L,84R、並
びに、光検出・スイッチ制御回路68L,68Rと同様
に、光キャリアを分岐検出し、その検出結果により光ス
イッチ84L,84Rを開閉制御する光検出・スイッチ
制御回路86L,86Rからなる。光カップラ80L,
80Rは、光カップラ58L,58Rと同様に、入力ポ
ートX0の入力光を2分割して出力ポートY0,Y1か
ら出力する分波器であり、光カップラ82L,82R
は、光カップラ60,60と同様に、入力ポートX
0及び入力ポートX1の入力光を合波して出力ポートY
0から出力する合波器である。
【0058】図8における分岐ユニット44L,44R
内の各素子の接続を説明する。光ファイバ・ケーブル5
2の上り光ファイバ52cは光カップラ80Lの入力ポ
ートX0に接続し、光カップラ80Lの出力ポートY0
は、分岐ユニット間接続ケーブル78の光ファイバ78
f及び分岐ケーブル48Rの光ファイバ76dを介して
分岐局40cの光送受信装置70の光入力IN(B)に
接続する。光カップラ80Lの出力ポートY1は、分岐
ケーブル48Lの光ファイバ74bを介して分岐局40
cの光送受信装置70の光入力IN(A)に接続する。
【0059】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(A)は分岐ケーブル48Lの光ファイバ74a
を介して、光検出・スイッチ制御回路68Lと同様の機
能の光検出・スイッチ制御回路86Lに入力し、光検出
・スイッチ制御回路86Lの出力光は光カップラ82L
の入力ポートX1に接続する。光検出・スイッチ制御回
路86Lは、入力光の一部を取り出して光信号の有無を
検出して光スイッチ84Lの開閉を制御すると共に、入
力光の残りをそのまま出力する。光カップラ82Lの出
力ポートY0は、光ファイバ・ケーブル52の下り光フ
ァイバ52dを介してトランク局40aに接続する。
【0060】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(B)は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74
c、分岐ユニット間接続ケーブル78の光ファイバ78
c、及び光スイッチ84Lを介して光カップラ82Rの
入力ポートX0に接続する。
【0061】光ファイバ・ケーブル54の下り光ファイ
バ54dは光カップラ80Rの入力ポートX0に接続
し、光カップラ80Rの出力ポートY0は、分岐ユニッ
ト間接続ケーブル78の光ファイバ78d及び分岐ケー
ブル48Lの光ファイバ74dを介して分岐局40cの
光送受信装置72の光入力IN(B)に接続する。光カ
ップラ80Rの出力ポートY1は、分岐ケーブル48R
の光ファイバ76bを介して分岐局40cの光送受信装
置72の光入力IN(A)に接続する。
【0062】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(A)は分岐ケーブル48Rの光ファイバ76a
を介して光検出・スイッチ制御回路68Rと同様の機能
の光検出・スイッチ制御回路86Rに入力し、光検出・
スイッチ制御回路86Rの出力光は光カップラ82Rの
入力ポートX1に接続する。光検出・スイッチ制御回路
86Rは、入力光の一部を取り出して光信号の有無を検
出して光スイッチ84Lの開閉を制御すると共に、入力
光の残りをそのまま出力する。光カップラ82Rの出力
ポートY0は、光ファイバ・ケーブル54の上り光ファ
イバ54cを介してトランク局40bに接続する。
【0063】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(B)は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76
c、分岐ユニット間接続ケーブル78の光ファイバ78
e及び光スイッチ84Lを介して光カップラ82Lの入
力ポートX0に接続する。
【0064】図9は、図8に示す実施例で通常に使用す
る回線を示す。分岐ケーブル48Lの光ファイバ74
a,74bと分岐ケーブル48Rの光ファイバ76a,
76bを使用する。このとき、分岐局40cは、トラン
ク局40aに対しては光送受信装置70の光入力IN
(A)及び光出力OUT(A)を使用し、トランク局4
0bに対しては送受信装置72の光入力IN(A)及び
光出力OUT(A)を使用する。光信号が伝搬する線路
を実線で示し、予備となっている線路を含めて光信号の
伝搬に寄与しない線路を破線で示してある。混乱を避け
ると共に理解を容易にするために、光検出・スイッチ制
御回路86L,86Rから光スイッチ84L,84Rへ
の切り換え制御信号線は、図示を省略してある。
【0065】トランク局40aから光ファイバ52cに
出力された光信号は光カップラ80Lの入力ポートX0
に入力し、2つに分波されて出力ポートY0,Y1から
出力される。光カップラ80Lの出力ポートY1から出
力される光は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74b
を介して分岐局40cの光送受信装置70の光入力IN
(A)に入力する。分岐局40cの光送受信装置70の
光出力OUT(A)から出力される光信号は光ファイバ
74aを介して光検出・スイッチ制御回路86Lに入射
し、そのほとんどが通過して光カップラ82Lの入力ポ
ートX1に入力する。光カップラ82Lは入力ポートX
1の入力光を出力ポートY0からトランク局40aに向
けて出力する。このようにして、トランク局40aと分
岐局40c(の光送受信装置70)との間で双方向に光
信号を通信できる。
【0066】なお、光検出・スイッチ制御回路86L
は、光ファイバ74aからの光信号の存在を検出して、
光スイッチ84Lを開放状態に維持する。これにより、
光カップラ82Lの入力ポートX0に雑音光が入力する
のを防止する。
【0067】光カップラ80Lの出力ポートY0から出
力される光は、分岐ユニット間接続ケーブル78の光フ
ァイバ78f及び分岐ケーブル48Rの光ファイバ76
dを介して分岐局40cの光送受信装置70の入力IN
(B)に入力する。これにより、光送受信装置70の光
入力IN(A),IN(B)の両方に同じ光信号が入力
することになるが、正常状態では、光送受信装置70は
光入力IN(A)の入力光を優先する。但し、光送受信
装置70の入力IN(B)への入力光は、その有無によ
り分岐ケーブル48Rの障害の発生を検出できるので、
予備回線の障害監視に利用できる。
【0068】トランク局40bから光ファイバ54dに
出力された光信号は光カップラ80Rの入力ポートX0
に入力し、2つに分波されて出力ポートY0,Y1から
出力される。光カップラ80Rの出力ポートY1から出
力される光は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76b
を介して分岐局40cの光送受信装置72の光入力IN
(A)に入力する。分岐局40cの光送受信装置72の
光出力OUT(A)から出力される光信号は分岐ケーブ
ル48Rの光ファイバ76aを介して光検出・スイッチ
制御回路86Rに入射し、そのほとんどが通過して光カ
ップラ82Rの入力ポートX1に入力する。光カップラ
82Rは入力ポートX1の入力光を出力ポートY0から
トランク局40bに向けて出力する。このようにして、
トランク局40bと分岐局40c(の光送受信装置7
2)との間で双方向に光信号を通信できる。
【0069】なお、光検出・スイッチ制御回路86R
は、光ファイバ76aからの光信号の存在を検出して、
光スイッチ66Rを開放状態に維持する。これにより、
光カップラ82Rの入力ポートX0に雑音光が入力する
のを防止する。
【0070】光カップラ80Rの出力ポートY0から出
力される光は、分岐ユニット間接続ケーブル78の光フ
ァイバ78d及び分岐ケーブル48Lの光ファイバ74
dを介して分岐局40cの光送受信装置72の入力IN
(B)に入力する。これにより、光送受信装置72の光
入力IN(A),IN(B)の両方に同じ光信号が入力
することになるが、正常状態では、光送受信装置72は
光入力IN(A)の入力光を優先させれば済む。但し、
光送受信装置72の入力IN(B)への入力光は、その
有無により分岐ケーブル48Rの障害の発生を検出でき
るので、予備回線の障害監視に利用できる。
【0071】図10は、分岐ケーブル48Lに障害、例
えば破断が発生し、光ファイバ74a〜74dを使用し
得なくなった場合の、使用回線を示す。光ファイバ74
a,74bの代替として、分岐ケーブル48Rの光ファ
イバ76c,76dを使用する。これは、図4の実施例
の場合(即ち、図7)と同じである。分岐局40cは、
トランク局40aに対しては光送受信装置70の光入力
IN(B)及び光出力OUT(B)を使用し、トランク
局40bに対しては、正常時(図9)と同様に、送受信
装置72の光入力IN(A)及び光出力OUT(A)を
使用する。光信号が伝搬する線路を実線で示し、予備と
なっている線路を含めて光信号の伝搬に寄与しない線路
を破線で示してある。図9と同様に、混乱を避けると共
に理解を容易にするために、光検出・スイッチ制御回路
86L,86Rから光スイッチ84L,84Rへの切り
換え制御信号線は、図示を省略してある。
【0072】トランク局40bと分岐局40cとの間の
通信は、図9の場合と同じなので、トランク局40aと
分岐局40cとの間の光信号の経路のみを詳細に説明す
る。
【0073】トランク局40aから光ファイバ52cに
出力された光信号は光カップラ80Lの入力ポートX0
に入力し、2つに分波されて出力ポートY0,Y1から
出力される。光カップラ80Lの出力ポートY0から出
力される光は、分岐ユニット間接続ケーブル78の光フ
ァイバ78f及び分岐ケーブル48Rの光ファイバ76
dを介して分岐局40cの光送受信装置70の光入力I
N(B)に入力する。
【0074】分岐局40cはトランク局40aに向ける
光信号を光送受信装置70の光出力OUT(B)から出
力する。光送受信装置70の光出力OUT(B)から出
力された光は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76c
及び分岐ユニット間接続ケーブル78の光ファイバ78
eを介して光スイッチ84Lに入力する。光ファイバ7
4a上に光信号が存在しないので、光検出・スイッチ制
御回路86Lは光スイッチ84Lを閉成している。従っ
て、光送受信装置70の光出力OUT(B)から出力さ
れた光は、光スイッチ84Lを通過して光カップラ82
Lの入力ポートX0に入力する。光カップラ82Lの入
力ポートX1には光信号が入力していない。従って、光
カップラ82Lは入力ポートX0の入力光のみを出力ポ
ートY0から出力する。光カップラ82Lの出力ポート
Y0からの出力は光ファイバ・ケーブル52の光ファイ
バ52dを介してトランク局40aに入力する。
【0075】逆に、分岐ケーブル48Rに障害が発生し
た場合、分岐局40cは、分岐ケーブル48Lを使って
トランク局40a,40bと通信する。このときは、光
スイッチ84Rが閉成され、光スイッチ84Lは開放さ
れている。
【0076】次に、図3(a)に対応する分岐ユニット
44L,44Rの実施例を説明する。図11は、その概
略構成ブロック図を示す。図4以降と同様に、理解を容
易にするため、分岐ユニット46L,46R及び分岐局
40dは省略してあり、図4と同じ構成要素には同じ符
号を付してある。分岐ユニット間接続ケーブル56の光
ファイバ56c,56dには、正常時(通常回線使用
時)と障害発生時(予備回線使用時)とで光信号が同一
方向に伝搬するので、中間に光増幅中継を挿入できる。
【0077】分岐ユニット44L,44Rはそれぞれ、
1入力ポートX0及び2出力Y0,Y1を具備し、入力
ポートX0の入力光を2分割して出力ポートY0,Y1
から出力する光カップラ(又は分波器)90L,90
R、3つのポートX0,Y0,Y1を具備し、ポートX
0の入力光を2分割してポートY0,Y1から出力する
と共に、ポートY0及びポートY1の入力光を合波して
ポートX0から出力する光カップラ(又は合分波器)9
2L,92R、2つの選択接点a,bを具備する光スイ
ッチ94L,96L;94R,96R、並びに、光キャ
リアを分岐検出し、その検出結果によりそれぞれ光スイ
ッチ94L,96L;94R,96Rを切り換え制御す
る光検出・スイッチ制御回路98L,100L;98
R,100Rからなる。光スイッチ94L,96L;9
4R,96Rは、常時、即ち、外部から切り換え制御信
号が印加されていないときには、b接点に接続してい
る。
【0078】分岐ユニット44L,44R内の各素子の
接続を説明する。光ファイバ・ケーブル52の上り光フ
ァイバ52cは光カップラ90Lの入力ポートX0に接
続し、光カップラ90Lの出力ポートY0は光スイッチ
94Lのb接点に接続する。光カップラ90Lの出力ポ
ートY1は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74bを
介して分岐局40cの光送受信装置70の光入力IN
(A)に接続する。光スイッチ94Lの共通端子は、分
岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイバ56cを介
して分岐ユニット44Rの光カップラ92RのポートX
0に接続する。
【0079】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(B)は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74
cを介して光検出・スイッチ制御回路98Lに入力し、
光検出・スイッチ制御回路98Lの出力光は光スイッチ
94Lのa接点に接続する。光検出・スイッチ制御回路
98Lは、入力光の一部を取り出して光信号の有無を検
出し、光信号が存在するときには光スイッチ94Lをa
接点に切り換える。
【0080】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(A)は分岐ケーブル48Lの光ファイバ74a
を介して光検出・スイッチ制御回路100Lに入力し、
光検出・スイッチ制御回路100Lの出力光は光スイッ
チ96Lのa接点に接続する。光検出・スイッチ制御回
路100Lは、入力光の一部を取り出して光信号の有無
を検出し、光信号が存在するときには光スイッチ96L
をa接点に切り換える。光スイッチ96Lの共通端子
は、光ファイバ・ケーブル52の下り光ファイバ52d
を介してトランク局40aに接続する。
【0081】光カップラ92LのポートY0は光スイッ
チ96Lのb接点に接続し、ポートY1は、分岐ケーブ
ル48Lの光ファイバ74dを介して分岐局40cの光
送受信装置72の光入力IN(B)に接続する。
【0082】光ファイバ・ケーブル54の下り光ファイ
バ54dは光カップラ90Rの入力ポートX0に接続
し、光カップラ90Rの出力ポートY0は光スイッチ9
4Rのb接点に接続する。光カップラ90Rの出力ポー
トY1は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76bを介
して分岐局40cの光送受信装置72の光入力IN
(A)に接続する。光スイッチ94Rの共通端子は、分
岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイバ56dを介
して分岐ユニット44Lの光カップラ92LのポートX
0に接続する。
【0083】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(B)は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76
cを介して光検出・スイッチ制御回路98Rに入力し、
光検出・スイッチ制御回路98Rの出力光は光スイッチ
94Rのa接点に接続する。光検出・スイッチ制御回路
98Rは、入力光の一部を取り出して光信号の有無を検
出し、光信号が存在するときには光スイッチ94Rをa
接点に切り換える。
【0084】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(A)は分岐ケーブル48Rの光ファイバ76a
を介して光検出・スイッチ制御回路100Rに入力し、
光検出・スイッチ制御回路100Rの出力光は光スイッ
チ96Rのa接点に接続する。光検出・スイッチ制御回
路100Rは、入力光の一部を取り出して光信号の有無
を検出し、光信号が存在するときには光スイッチ96R
をa接点に切り換える。光スイッチ96Lの共通端子
は、光ファイバ・ケーブル54の上り光ファイバ54c
を介してトランク局40bに接続する。
【0085】光カップラ92RのポートY0は光スイッ
チ96Rのb接点に接続し、ポートY1は、分岐ケーブ
ル48Rの光ファイバ76dを介して分岐局40cの光
送受信装置70の光入力IN(B)に接続する。
【0086】光カップラ90L,90Rを、光スイッチ
96L,96Rと同様に光検出・スイッチ制御回路10
0L,100Rにより切り換え制御される光スイッチに
置換してもよく、また、光スイッチ94L,94Rを双
方向の光カップラで置換してもよい。
【0087】図12は、図11に示す実施例で通常に使
用する回線を示す。分岐ケーブル48Lの光ファイバ7
4a,74bをトランク局40aとの通信に使用し、分
岐ケーブル48Lの光ファイバ74c,74dをトラン
ク局40bとの通信に使用する。即ち、分岐局40c
は、トランク局40aに対しては光送受信装置70の光
入力IN(A)及び光出力OUT(A)を使用し、トラ
ンク局40bに対しては送受信装置72の光入力IN
(B)及び光出力OUT(B)を使用する。光信号が伝
搬する線路を実線で示し、予備となっている線路を含め
て光信号の伝搬に寄与しない線路を破線で示してある。
混乱を避けると共に理解を容易にするために、光検出・
スイッチ制御回路98L,100L;98R,100R
から対応する光スイッチ94L,96L;94R,96
Rへの切り換え制御信号線は、図示を省略してある。
【0088】図12に示す状態では、光ファイバ74
a,74c上に光信号が存在するので、光検出・スイッ
チ制御回路98L,100Lはそれぞれ、光スイッチ9
4L,96Lをa接点に切り換え、光ファイバ76a,
76c上に光信号が存在しないので、光検出・スイッチ
制御回路98R,100Rはそれぞれ、光スイッチ94
R,96Rをb接点に接続したままとする。
【0089】トランク局40aと分岐局40cとの間の
通信の動作又は光信号の経路を説明する。トランク局4
0aから光ファイバ52cに出力された光信号は光カッ
プラ90Lの入力ポートX0に入力し、2つに分波され
て出力ポートY0,Y1から出力される。光カップラ9
0Lの出力ポートY1から出力される光は、分岐ケーブ
ル48Lの光ファイバ74bを介して分岐局40cの光
送受信装置70の光入力IN(A)に入力する。分岐局
40cの光送受信装置70の光出力OUT(A)から出
力される光信号は分岐ケーブル48Lの光ファイバ74
aを介して光検出・スイッチ制御回路100Lに入射
し、そのほとんどが通過して光スイッチ96Lの接点a
に入力する。光検出・スイッチ制御回路100Lは光フ
ァイバ74a上の光信号を検出して、光スイッチ96L
をa接点側に切り換えるので、結局、光検出・スイッチ
制御回路100Lの出力光は光スイッチ96L及び光フ
ァイバ・ケーブル52の光ファイバ52dを介してトラ
ンク局40aに入力する。このようにして、トランク局
40aと分岐局40c(の光送受信装置70)との間で
双方向に光信号を通信できる。
【0090】光カップラ90Lの出力ポートY0から出
力される光は、光スイッチ94Lのb接点に印加される
が、上述のように、光スイッチ94Lはa接点に接続し
ているので、光スイッチ94Lで消失する。
【0091】次に、トランク局40bと分岐局40cと
の間の通信の動作又は光信号の経路を説明する。トラン
ク局40bから光ファイバ54dに出力された光信号は
光カップラ90Rの入力ポートX0に入力し、2つに分
波されて出力ポートY0,Y1から出力される。光カッ
プラ90RのポートY0から出力される光は光スイッチ
94Rのb接点に入力する。分岐局40cの光送受信装
置70は光出力OUT(B)から光信号を出力せず、従
って光検出・スイッチ制御回路98Rに光信号が入力し
ないので、光スイッチ94Rはb接点に接続したままで
ある。従って、光カップラ90RのポートY0の出力光
は光スイッチ94R及び分岐ユニット間接続ケーブル5
6の光ファイバ56dを介して光カップラ92Lのポー
トX0に入射する。光カップラ92LはポートX0の入
力光を2分割し、一方をポートY0から、他方をポート
Y1から出力する。光カップラ92LのポートY1の出
力光は分岐ケーブル48Lの光ファイバ74dを介して
分岐局40cの光送受信装置72の光入力IN(B)に
入力する。このようにして、トランク局40bから出力
された光信号が分岐局40c(の光送受信装置72)に
到達する。
【0092】光カップラ90Rの出力ポートY1から出
力される光は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76b
を介して分岐局40cの光送受信装置72の光入力IN
(A)に入力する。これにより、光送受信装置72の光
入力IN(A),IN(B)の両方に同じ光信号が入力
することになるが、正常状態では、光送受信装置72は
光入力IN(B)の入力光を優先させれば済む。但し、
光送受信装置72の入力IN(A)への入力光は、その
有無により分岐ケーブル48Rの障害の発生を検出でき
るので、予備回線の障害監視に利用できる。
【0093】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(B)から出力される光信号は分岐ケーブル48
Lの光ファイバ74cを介して光検出・スイッチ制御回
路98Lに入射し、そのほとんどが通過して光スイッチ
94Lのa接点に入力する。光検出・スイッチ制御回路
98Lは光ファイバ74c上の光信号を検出して、光ス
イッチ94Lをa接点側に切り換えるので、結局、光検
出・スイッチ制御回路98Lの出力光は光スイッチ94
L及び分岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイバ5
6cを介して分岐ユニット44Rの光カップラ92Rの
ポートX0に入力する。光カップラ92RはポートX0
の入力光を2分割し、一方をポートY0から出力し、他
方をポートY1から出力する。光カップラ92Rのポー
トY0の出力光は、光スイッチ96Rのb接点に入力す
る。分岐ケーブル48Rを使用しないので、光ファイバ
76a上に光信号が存在せず、従って、光検出・スイッ
チ制御回路100Rは光スイッチ96Rをb接点に接続
したままとする。この結果、光カップラ92Rのポート
Y0の出力光は光スイッチ96R及び光ファイバ・ケー
ブル54の光ファイバ54cを介してトランク局40b
に入力する。このようにして、分岐局40cからトラン
ク局40bに光信号が到達する。
【0094】光カップラ92RのポートY1の出力光
は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76dを介して分
岐局40cの光送受信装置70の光入力IN(B)に入
力する。即ち、分岐局40c(の光送受信装置72の光
出力OUT(B))から出力された光信号が、分岐ケー
ブル48L、分岐ユニット44L、分岐ユニット間接続
ケーブル56、分岐ユニット44R及び分岐ケーブル4
8Rを介して分岐局40c(の光送受信装置70の光入
力IN(B))に戻ってきたことになる。これにより、
分岐ケーブル48Rの障害発生を監視できるのみなら
ず、これらの光信号路の状態、特に伝送エラー率を継続
的に算定及び監視することができる。
【0095】図13は、図11に示す実施例において、
分岐ケーブル48Lに障害、例えば、破断が発生し、光
ファイバ74a〜74dを使用し得なくなった場合の、
使用回線を示す。この場合、光検出・スイッチ制御回路
98L,100Lはそれぞれ、光スイッチ94L,96
Lをb接点に接続したままとし、光検出・スイッチ制御
回路98R,100Rはそれぞれ、光スイッチ94R,
96Rをa接点に切り換える。分岐局40cは、トラン
ク局40aに対しては光送受信装置72の光入力IN
(A)及び光出力OUT(A)を使用し、トランク局4
0bに対しては、送受信装置70の光入力IN(B)及
び光出力OUT(B)を使用する。光信号が伝搬する線
路を実線で示し、予備となっている線路を含めて、光信
号が伝搬しない線路を破線で示してある。混乱を避ける
と共に理解を容易にするために、図12と同様に、光検
出・スイッチ制御回路98L,100L;98R,10
0Rから対応する光スイッチ94L,96L;94R,
96Rへの切り換え制御信号線は、図示を省略してあ
る。
【0096】トランク局40aと分岐局40cとの間の
通信の動作又は光信号の経路を説明する。トランク局4
0aから光ファイバ52bに出力された光信号は光カッ
プラ90Lの入力ポートX0に入力し、2つに分波され
て出力ポートY0,Y1から出力される。光カップラ9
0LのポートY0から出力される光は光スイッチ94L
のb接点に入力する。分岐局40cの光送受信装置72
は光出力OUT(B)から光信号を出力せず、従って光
検出・スイッチ制御回路98Lに光信号が入力しないの
で、光スイッチ94Lはb接点に接続したままである。
従って、光カップラ90LのポートY0の出力光は光ス
イッチ94L及び分岐ユニット間接続ケーブル56の光
ファイバ56cを介して光カップラ92RのポートX0
に入射する。光カップラ92RはポートX0の入力光を
2分割し、一方をポートY0から、他方をポートY1か
ら出力する。光カップラ92RのポートY1の出力光は
分岐ケーブル48Rの光ファイバ76dを介して分岐局
40cの光送受信装置70の光入力IN(B)に入力す
る。このようにして、トランク局40aから出力された
光信号が分岐局40c(の光送受信装置70)に到達す
る。
【0097】光カップラ90Rの出力ポートY1から出
力される光は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76b
に入力するが、分岐ケーブル48Lが全体的に破断して
いれば、その光は分岐局40cに到達しないし、少なく
とも光ファイバ74bが利用可能であれば、分岐局40
cに到達する。これにより、分岐ケーブル48Lの全体
的な破断かどうかも判断できる。
【0098】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(B)から出力される光信号は分岐ケーブル48
Rの光ファイバ76cを介して光検出・スイッチ制御回
路98Rに入射し、そのほとんどが通過して光スイッチ
94Rのa接点に入力する。光検出・スイッチ制御回路
98Rは光ファイバ76c上の光信号を検出して、光ス
イッチ94Rをa接点側に切り換えるので、結局、光検
出・スイッチ制御回路98Rの出力光は光スイッチ94
R及び分岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイバ5
6dを介して分岐ユニット44Lの光カップラ92Lの
ポートX0に入力する。光カップラ92LはポートX0
の入力光を2分割し、一方をポートY0から出力し、他
方をポートY1から出力する。光カップラ92Lのポー
トY0の出力光は、光スイッチ96Lのb接点に入力す
る。分岐ケーブル48Lを使用しないので、光ファイバ
74a上に光信号が存在せず、従って、光検出・スイッ
チ制御回路100Lは光スイッチ96Lをb接点に接続
したままとする。この結果、光カップラ92Lのポート
Y0の出力光は光スイッチ96L及び光ファイバ・ケー
ブル52の光ファイバ52dを介してトランク局40a
に入力する。このようにして、分岐局40cからトラン
ク局40aに光信号が到達する。
【0099】光カップラ92LのポートY1の出力光
は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76dに入力する
が、分岐ケーブル48Lが全体的に破断していれば、そ
の光は分岐局40cに到達しないし、少なくとも光ファ
イバ74dが利用可能であれば、分岐局40cに到達す
る。これにより、分岐ケーブル48Lの全体的な破断か
どうかを、専用の監視装置を設けなくても判断できる。
光ファイバ74bを経由するトランク局40aからの光
信号の有無と相まって、分岐ケーブル48Lの障害の内
容を、より細かく診断できる。
【0100】次に、トランク局40bと分岐局40cと
の間の通信の動作又は光信号の経路を説明する。トラン
ク局40bから光ファイバ54dに出力された光信号は
光カップラ90Rの入力ポートX0に入力し、2つに分
波されて出力ポートY0,Y1から出力される。光カッ
プラ90Rの出力ポートY1から出力される光は、分岐
ケーブル48Rの光ファイバ76bを介して分岐局40
cの光送受信装置72の光入力IN(A)に入力する。
分岐局40cの光送受信装置72の光出力OUT(A)
から出力される光信号は分岐ケーブル48Rの光ファイ
バ76aを介して光検出・スイッチ制御回路100Rに
入射し、そのほとんどが通過して光スイッチ96Rのa
接点に入力する。光検出・スイッチ制御回路100Rは
光ファイバ76a上の光信号を検出して、光スイッチ9
6Rをa接点側に切り換えるので、結局、光検出・スイ
ッチ制御回路100Rの出力光は光スイッチ96R及び
光ファイバ・ケーブル54の光ファイバ54cを介して
トランク局40bに入力する。このようにして、トラン
ク局40bと分岐局40c(の光送受信装置72)との
間で双方向に光信号を通信できる。
【0101】図3(a)に対応する分岐ユニット44
L,44Rの第2の実施例を説明する。図14は、その
概略構成ブロック図を示す。図4以降と同様に、理解を
容易にするため、分岐ユニット46L,46R及び分岐
局40dは省略してあり、図4と同じ構成要素には同じ
符号を付してある。図11〜図13で説明した実施例と
同様に、分岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイバ
56c,56dには、正常時(通常回線使用時)と障害
発生時(予備回線使用時)とで光信号が逆方向に伝搬す
る場合がありうるので、中間に通常の光増幅中継器を挿
入できない。もちろん、双方向性の光増幅中継器を挿入
することは可能である。
【0102】分岐ユニット44L,44Rはそれぞれ、
1入力ポートX0及び2出力Y0,Y1を具備し、入力
ポートX0の入力光を2分割して出力ポートY0,Y1
から出力する光カップラ(又は分波器)102L,10
2R、2入力ポートX0,X1及び1出力Y0を具備
し、入力ポートX0,X1の入力光を合波して出力ポー
トY0から出力する光カップラ(又は合波器)104
L,104R、並びに、3つのポートX0,Y0,Y1
を具備し、ポートX0の入力光を2分割してポートY
0,Y1から出力すると共に、ポートY0及びポートY
1の入力光を合波してポートX0から出力する2つの光
カップラ(又は合分波器)106L,108L;106
R,108Rからなる。光サーキュレータ、光スイッチ
及び光検出・スイッチ制御回路を使用しないので、安価
で信頼性の高い分岐ユニット44L,44Rを構成でき
る。
【0103】分岐ユニット44L,44R内の各素子の
接続を説明する。光ファイバ・ケーブル52の上り光フ
ァイバ52cは光カップラ102Lの入力ポートX0に
接続し、光カップラ102Lの出力ポートY0は光カッ
プラ106LのポートY0に接続する。光カップラ10
2Lの出力ポートY1は、分岐ケーブル48Lの光ファ
イバ74bを介して分岐局40cの光送受信装置70の
光入力IN(A)に接続する。
【0104】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(A)は分岐ケーブル48Lの光ファイバ74a
を介して光カップラ104Lの入力ポートX1に接続す
る。光カップラ104Lの入力ポートX0は、光カップ
ラ108LのポートY0に接続する。光カップラ104
Lの出力ポートY0は、光ファイバ・ケーブル52の下
り光ファイバ52dを介してトランク局40aに接続す
る。
【0105】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(B)は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74
cを介して光カップラ108LのポートY1に接続し、
光カップラ106LのポートY1は、光送受信装置72
の光入力IN(B)に接続する。
【0106】光ファイバ・ケーブル54の下り光ファイ
バ54dは光カップラ102Rの入力ポートX0に接続
し、光カップラ102Rの出力ポートY0は光カップラ
106RのポートY0に接続する。光カップラ102R
の出力ポートY1は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ
76bを介して分岐局40cの光送受信装置72の光入
力IN(A)に接続する。
【0107】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(A)は分岐ケーブル48Rの光ファイバ76a
を介して光カップラ104Rの入力ポートX1に接続す
る。光カップラ104Rの入力ポートX0は、光カップ
ラ108RのポートY0に接続する。光カップラ104
Rの出力ポートY0は、光ファイバ・ケーブル54の上
り光ファイバ54cを介してトランク局40bに接続す
る。
【0108】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(B)は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76
cを介して光カップラ108RのポートY1に接続し、
光カップラ106RのポートY1は、光送受信装置70
の光入力IN(B)に接続する。
【0109】分岐ユニット44Lの光カップラ106L
のポートX0は、分岐ユニット間接続ケーブル56の光
ファイバ56cを介して分岐ユニット44Rの光カップ
ラ106RのポートX0に接続し、分岐ユニット44L
の光カップラ108LのポートX0は、分岐ユニット間
接続ケーブル56の光ファイバ56dを介して分岐ユニ
ット44Rの光カップラ108RのポートX0に接続す
る。
【0110】図15は、図14に示す実施例で通常に使
用する回線を示す。分岐ケーブル48Lの光ファイバ7
4a,74bをトランク局40aとの通信に使用し、分
岐ケーブル48Lの光ファイバ74c,74dをトラン
ク局40bとの通信に使用する。即ち、分岐局40c
は、トランク局40aに対しては光送受信装置70の光
入力IN(A)及び光出力OUT(A)を使用し、トラ
ンク局40bに対しては送受信装置72の光入力IN
(B)及び光出力OUT(B)を使用する。光信号が伝
搬する線路を実線で示し、予備となっている線路を含め
て光信号の伝搬に寄与しない線路を破線で示してある。
【0111】トランク局40aと分岐局40cとの間の
通信の動作又は光信号の経路を説明する。トランク局4
0aから光ファイバ52cに出力された光信号は光カッ
プラ102Lの入力ポートX0に入力し、2つに分波さ
れて出力ポートY0,Y1から出力される。光カップラ
102Lの出力ポートY1から出力される光は、分岐ケ
ーブル48Lの光ファイバ74bを介して分岐局40c
の光送受信装置70の光入力IN(A)に入力する。
【0112】光カップラ102Lの出力ポートY0から
出力される光は、光カップラ106L及び分岐ユニット
間接続ケーブル56の光ファイバ56cを介して光カッ
プラ106Rに入力し、ここで2分割され、一方は光カ
ップラ102R及び光ファイバ・ケーブル54の光ファ
イバ54dを介してトランク局40bに、他方は、分岐
ケーブル48Rの光ファイバ76dを介して分岐局40
cの光送受信装置70の光入力IN(B)に入力する。
しかし、トランク局40bでは、光出力側に入力するの
で問題はなく、また、分岐局40cの光送受信装置70
では、光入力IN(B)の入力光を使用しないので、こ
れも問題ない。先の実施例と同様に、光送受信装置70
の光入力IN(A)と光入力IN(B)には、伝搬遅延
を除いて同じ光信号が入力するので、光入力IN(B)
の入力光の有無により予備回線、具体的には分岐ケーブ
ル48Rの障害の有無を検出でき、両入力の比較により
現用回線及び予備回線の伝送エラー率を算出できる。
【0113】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(A)から出力される光信号は、分岐ケーブル4
8Lの光ファイバ74aを介して光カップラ104Lの
入力ポートX1に入力し、光カップラ104Lは入力ポ
ートX1の入力光を出力ポートY0から出力する。光カ
ップラ104Lの出力ポートY0の出力光は光ファイバ
・ケーブル52の光ファイバ52dを介してトランク局
40aに入力する。
【0114】このようにして、トランク局40aと分岐
局40c(の光送受信装置70)との間で双方向に光信
号を通信できる。
【0115】次に、トランク局40bと分岐局40cと
の間の通信の動作又は光信号の経路を説明する。トラン
ク局40bから光ファイバ54dに出力された光信号は
光カップラ102Rの入力ポートX0に入力し、2つに
分波されて出力ポートY0,Y1から出力される。光カ
ップラ102RのポートY0から出力される光は光カッ
プラ106RのポートY0に入力し、ポートX0から出
力される。光カップラ106RのポートX0の出力光
は、分岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイバ56
cを介して光カップラ106LのポートX0に入射す
る。光カップラ106LはポートX0の入力光を2分割
し、一方をポートY0から、他方をポートY1から出力
する。光カップラ106LのポートY1の出力光は分岐
ケーブル48Lの光ファイバ74dを介して分岐局40
cの光送受信装置72の光入力IN(B)に入力する。
このようにして、トランク局40bから出力された光信
号が分岐局40c(の光送受信装置72)に到達する。
【0116】光カップラ102Rの出力ポートY1から
出力される光は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76
bを介して分岐局40cの光送受信装置72の光入力I
N(A)に入力する。これにより、光送受信装置72の
光入力IN(A),IN(B)の両方に、伝搬遅延はあ
るものの同じ光信号が入力することになるが、正常状態
では、光送受信装置72は光入力IN(B)の入力光を
優先させれば済む。但し、光送受信装置72の入力IN
(A)への入力光は、その有無により分岐ケーブル48
Rの障害の発生を検出でき、光入力IN(B)の入力光
との比較により伝送エラー率を算定できる。即ち、予備
回線からの入力光により、現用回線及び予備回線を継続
的に監視できる。
【0117】また、光カップラ106LのポートY0か
らの出力光は、光カップラ102L及び光ファイバ・ケ
ーブル52の上り光ファイバ52bを介してトランク局
40aに到達するが、トランク局40aの光出力に入力
することになるので、問題ない。
【0118】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(B)から出力される光信号は分岐ケーブル48
Lの光ファイバ74cを介して光カップラ108Lのポ
Y1に入力し、ポートX0から出力される。光カッ
プラ108LのポートX0の出力光は、分岐ユニット間
接続ケーブル56の光ファイバ56dを介して分岐ユニ
ット44Rの光カップラ108RのポートX0に入力す
る。光カップラ108RはポートX0の入力光を2分割
し、一方をポートY0から出力し、他方をポートY1か
ら出力する。光カップラ108RのポートY0の出力光
は、光カップラ104RのポートX0に入力し、ポート
Y0から出力される。光カップラ104RのポートY0
の出力光は、光ファイバ・ケーブル54の光ファイバ5
4cを介してトランク局40bに入力する。このように
して、分岐局40cからトランク局40bに光信号が到
達する。
【0119】光カップラ108RのポートY1の出力光
は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76cを介して分
岐局40cの光送受信装置70の光出力OUT(B)に
到達するが、光送受信装置70の光出力OUT(B)が
使用されていないとも、光入力でないことから、問題
は生じない。
【0120】図16は、図14に示す実施例において、
分岐ケーブル48Lに障害、例えば、破断が発生し、光
ファイバ74a〜74dを使用し得なくなった場合の、
使用回線を示す。この場合、分岐局40cは、トランク
局40aに対しては光送受信装置70の光入力IN
(B)及び光出力OUT(B)を使用し、トランク局4
0bに対しては、送受信装置72の光入力IN(A)及
び光出力OUT(A)を使用する。光信号が伝搬する線
路を実線で示し、予備となっている線路を含めて、光信
号が伝搬しない線路を破線で示してある。
【0121】図16の場合、光信号の流れは、図15の
場合と比較して、基本的に、トランク局40aとトラン
ク局40bの立場が互いに入れ代わるだけである。即
ち、分岐局40cとトランク局40aとの間の信号光
は、光カップラ102L,104L,106L,106
R,108L,108R及び分岐ユニット間接続ケーブ
ル56の光ファイバ56c,56dを通過し、分岐局4
0cとトランク局40bとの間の信号光は、光カップラ
102R,104Rを通過する。従って、詳細な説明は
省略する。
【0122】図3(a)に対応する分岐ユニット44
L,44Rの第3の実施例を説明する。図17は、その
概略構成ブロック図を示す。図17から分かるように、
図14に示す実施例の光カップラ106L,106R,
108L,108Rの代わりに3ポートA,B,Cの光
サーキュレータ110L,110R,112L,112
Rを用いた構成になっている。光サーキュレータ110
L,110R,112L,112Rは、ポートAの入力
光をポートBから出力し、ポートBの入力光をポートC
から出力する光素子である。
【0123】図17において、図14に示す実施例と同
じ構成要素には同じ符号を付してある。図14に示す実
施例と同様に、分岐ユニット間接続ケーブル56の光フ
ァイバ56c,56dには、正常時(通常回線使用時)
と障害発生時(予備回線使用時)とで光信号が逆方向に
伝搬する場合がありうるので、中間に光増幅中継を挿入
できない。この実施例では、光スイッチという可動部分
を具備する光素子並びに、電子素子及び電子回路を有す
る光検出・スイッチ制御回路を使用しないので、安価で
信頼性の高い分岐ユニット44L,44Rを構成でき
る。
【0124】図14に示す実施例に対する変更部分、具
体的には、分岐ユニット44L,44R内の光サーキュ
レータ110L,110R,112L,112Rに関す
る接続を説明する。光サーキューレータ110Lのポー
トAは光カップラ102Lの出力ポートY0に接続し、
ポートBは分岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイ
バ56cを介して分岐ユニット44Rの光サーキュレー
タ110RのポートBに接続し、ポートCは、分岐ケー
ブル48Lの光ファイバ74dを介して分岐局40cの
光送受信装置72の光入力IN(B)に接続する。
【0125】光サーキュレータ112LのポートAは、
分岐ケーブル48Lの光ファイバ74cを介して分岐局
40cの光送受信装置72の光出力OUT(B)に接続
し、ポートBは分岐ユニット間接続ケーブル56の光フ
ァイバ56dを介して光サーキュレータ112Rのポー
トBに接続し、ポートCは、光カップラ104Lのポー
トX0に接続する。
【0126】光サーキュレータ110RのポートAは、
光カップラ102Rの出力ポートY0に接続し、ポート
Cは分岐ケーブル48Rの光ファイバ76dを介して分
岐局40cの光送受信装置70の光入力IN(B)に接
続する。
【0127】光サーキュレータ112RのポートAは、
分岐ケーブル48Rの光ファイバ76cを介して分岐局
40cの光送受信装置70の光出力OUT(B)に接続
し、ポートCは光カップラ104Rの入力ポートX0に
接続する。
【0128】図18は、図17に示す実施例で通常に使
用する回線を示す。分岐ケーブル48Lの光ファイバ7
4a,74bをトランク局40aとの通信に使用し、分
岐ケーブル48Lの光ファイバ74c,74dをトラン
ク局40bとの通信に使用する。即ち、分岐局40c
は、トランク局40aに対しては光送受信装置70の光
入力IN(A)及び光出力OUT(A)を使用し、トラ
ンク局40bに対しては送受信装置72の光入力IN
(B)及び光出力OUT(B)を使用する。光信号が伝
搬する線路を実線で示し、予備となっている線路を含め
て光信号の伝搬に寄与しない線路を破線で示してある。
【0129】トランク局40aと分岐局40cとの間の
通信の動作又は光信号の経路を説明する。トランク局4
0aから光ファイバ52cに出力された光信号は光カッ
プラ102Lの入力ポートX0に入力し、2つに分波さ
れて出力ポートY0,Y1から出力される。光カップラ
102Lの出力ポートY1から出力される光は、分岐ケ
ーブル48Lの光ファイバ74bを介して分岐局40c
の光送受信装置70の光入力IN(A)に入力する。
【0130】光カップラ102Lの出力ポートY0から
出力される光は、光サーキュレータ110LのポートA
に入力してポートBから出力し、分岐ユニット間接続ケ
ーブル56の光ファイバ56cを介して光サーキューレ
ータ110RのポートBに入力し、ポートCから出力す
る。光サーキュレータ110RのポートCの出力光は、
分岐ケーブル48Rの光ファイバ76dを介して分岐局
40cの光送受信装置70の光入力IN(B)に入力す
る。しかし、分岐局40cの光送受信装置70では、光
入力IN(B)の入力光を光信号受信に使用しないの
で、問題ない。先の実施例と同様に、光送受信装置70
の光入力IN(A)と光入力IN(B)には、伝搬遅延
を除いて同じ光信号が入力するので、光入力IN(B)
の入力光の有無により予備回線、具体的には分岐ケーブ
ル48Rの障害の有無を検出でき、両入力の比較により
現用回線及び予備回線の伝送エラー率を算出できる。
【0131】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(A)から出力される光信号は、分岐ケーブル4
8Lの光ファイバ74aを介して光カップラ104Lの
入力ポートX1に入力し、光カップラ104Lは入力ポ
ートX1の入力光を出力ポートY0から出力する。光カ
ップラ104Lの出力ポートY0の出力光は光ファイバ
・ケーブル52の光ファイバ52dを介してトランク局
40aに入力する。
【0132】このようにして、トランク局40aと分岐
局40c(の光送受信装置70)との間で双方向に光信
号を通信できる。
【0133】次に、トランク局40bと分岐局40cと
の間の通信の動作又は光信号の経路を説明する。トラン
ク局40bから光ファイバ54dに出力された光信号は
光カップラ102Rの入力ポートX0に入力し、2つに
分波されて出力ポートY0,Y1から出力される。光カ
ップラ102RのポートY0から出力される光は光サー
キュレータ110RのポートAに入力してポートBから
出力し、分岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイバ
56cを介して光サーキュレータ110LのポートBに
入力し、ポートCから出力する。光サーキュレータ11
0LのポートCの出力光は、分岐ケーブル48Lの光フ
ァイバ74dを介して分岐局40cの光送受信装置72
の光入力IN(B)に入力する。このようにして、トラ
ンク局40bから出力された光信号が分岐局40c(の
光送受信装置72)に到達する。
【0134】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(B)から出力される光信号は分岐ケーブル48
Lの光ファイバ74cを介して光サーキュレータ112
LのポートAに入力し、ポートBから出力される。光サ
ーキュレータ112LのポートBの出力光は、分岐ユニ
ット間接続ケーブル56の光ファイバ56dを介して分
岐ユニット44Rの光サーキュレータ112Rのポート
Bに入力し、ポートCから出力する。光サーキュレータ
112RのポートCの出力光は、光カップラ104Rは
ポートX0に入力し、ポートY0から出力される。光カ
ップラ104RのポートY0の出力光は、光ファイバ・
ケーブル54の光ファイバ54cを介してトランク局4
0bに入力する。このようにして、分岐局40cからト
ランク局40bに光信号が到達する。
【0135】図19は、図17に示す実施例において、
分岐ケーブル48Lに障害、例えば、破断が発生し、光
ファイバ74a〜74dを使用し得なくなった場合の、
使用回線を示す。この場合、分岐局40cは、トランク
局40aに対しては光送受信装置70の光入力IN
(B)及び光出力OUT(B)を使用し、トランク局4
0bに対しては、送受信装置72の光入力IN(A)及
び光出力OUT(A)を使用する。光信号が伝搬する線
路を実線で示し、予備となっている線路を含めて、光信
号が伝搬しない線路を破線で示してある。
【0136】図19の場合、光信号の流れは、図18の
場合と比較して、基本的に、トランク局40aとトラン
ク局40bの立場が互いに入れ代わるだけである。即
ち、分岐局40cとトランク局40aとの間の信号光
は、光カップラ102L,104L、光サーキュレータ
110L,110R,112L,112R及び分岐ユニ
ット間接続ケーブル56の光ファイバ56c,56dを
通過し、分岐局40cとトランク局40bとの間の信号
光は、光カップラ102R,104Rを通過する。従っ
て、詳細な説明は省略する。
【0137】図20は、図17に示す実施例の光カップ
ラ102L,102R,104L,104Rを選択光ス
イッチ114L,114R,116L,116Rに変更
し、これらの選択光スイッチ114L,114R,11
6L,116Rを制御する光検出・スイッチ制御回路1
18L,118Rを設けた実施例の概略構成ブロック図
を示す。光検出・スイッチ制御回路118L,118R
の機能は、基本的に、上述の実施例の光検出・スイッチ
制御回路68L,68R,86L,86R,98L,9
8R,100L,100Rと同じであり、光信号を検出
したときに、選択光スイッチ114L,114R,11
6L,116Rをa接点に接続させ、光信号を検出しな
いときにはb接点に接続させる。図17と同じ構成要素
には同じ符号を付してある。
【0138】図17に対する変更部分の接続を説明す
る。光ファイバ・ケーブル52の上り光ファイバ52c
は光スイッチ114Lの共通端子に接続し、光スイッチ
114Lのa接点は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ
74bを介して分岐局40cの光送受信装置70の光入
力IN(A)に接続し、光スイッチ114Lのb接点
は、光サーキュレータ110LのポートAに接続する。
【0139】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(A)は分岐ケーブル48Lの光ファイバ74a
を介して光検出・スイッチ制御回路118Lの光入力に
接続し、光検出・スイッチ制御回路118Lの光出力は
光スイッチ116Lのa接点に接続する。光サーキュレ
ータ112LのポートCは光スイッチ116Lのポート
bに接続し、光スイッチ116Lの共通端子は、光ファ
イバ・ケーブル52の下り光ファイバ52dを介してト
ランク局40aに接続する。
【0140】光ファイバ・ケーブル54の下り光ファイ
バ54dは光スイッチ114Rの共通端子に接続し、光
スイッチ114Rのa接点は、分岐ケーブル48Rの光
ファイバ76bを介して分岐局40cの光送受信装置7
2の光入力IN(A)に接続し、光スイッチ114Rの
b接点は、光サーキュレータ110RのポートAに接続
する。
【0141】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(A)は分岐ケーブル48Lの光ファイバ76a
を介して光検出・スイッチ制御回路118Rの光入力に
接続し、光検出・スイッチ制御回路118Rの光出力は
光スイッチ116Rのa接点に接続する。光サーキュレ
ータ112RのポートCは光スイッチ116Rのb接点
に接続し、光スイッチ116Rの共通端子は、光ファイ
バ・ケーブル54の上り光ファイバ54cを介してトラ
ンク局40bに接続する。
【0142】図21は、図20に示す実施例で通常に使
用する回線を示す。分岐ケーブル48Lの光ファイバ7
4a,74bをトランク局40aとの通信に使用し、分
岐ケーブル48Lの光ファイバ74c,74dをトラン
ク局40bとの通信に使用する。即ち、分岐局40c
は、トランク局40aに対しては光送受信装置70の光
入力IN(A)及び光出力OUT(A)を使用し、トラ
ンク局40bに対しては送受信装置72の光入力IN
(B)及び光出力OUT(B)を使用する。光信号が伝
搬する線路を実線で示し、予備となっている線路を含め
て光信号の伝搬に寄与しない線路を破線で示してある。
【0143】分岐ケーブル48Lの光ファイバ74a上
を光信号が伝搬するので、光検出・スイッチ制御回路1
18Lは光スイッチ114L,116Lをそれぞれa接
点に接続させる。また、分岐ケーブル48Rの光ファイ
バ76a上を光信号が伝搬しないので、光検出・スイッ
チ制御回路118Rは光スイッチ114R,116Rを
それぞれb接点に接続させる。
【0144】トランク局40aと分岐局40cとの間の
通信の動作又は光信号の経路を説明する。トランク局4
0aから光ファイバ52cに出力された光信号は光スイ
ッチ114Lに入力してそのa接点から出力され、分岐
ケーブル48Lの光ファイバ74bを介して分岐局40
cの光送受信装置70の光入力IN(A)に入力する。
【0145】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(A)から出力される光信号は、分岐ケーブル4
8Lの光ファイバ74aを介して光検出・スイッチ制御
回路118Lに入力する。光検出・スイッチ制御回路1
18Lは入力光のほとんどを光スイッチ116Lのa接
点に供給し、光スイッチ116Lは、a接点の入力光を
共通端子から出力する。光スイッチ116Lの共通端子
からの出力光は、光ファイバ・ケーブル52の下り光フ
ァイバ52dを介してトランク局40aに入力する。
【0146】このようにして、トランク局40aと分岐
局40c(の光送受信装置70)との間で双方向に光信
号を通信できる。
【0147】次に、トランク局40bと分岐局40cと
の間の通信の動作又は光信号の経路を説明する。トラン
ク局40bから光ファイバ54dに出力された光信号は
光スイッチ114Rの共通端子に入力する。光スイッチ
114Rがb接点に接続するので、光ファイバ54dか
らの光信号は、光スイッチ114Rを介して光サーキュ
レータ110RのポートAに入力してポートBから出力
し、分岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイバ56
cを介して光サーキュレータ110LのポートBに入力
し、ポートCから出力する。光サーキュレータ110L
のポートCの出力光は、分岐ケーブル48Lの光ファイ
バ74dを介して分岐局40cの光送受信装置72の光
入力IN(B)に入力する。このようにして、トランク
局40bから出力された光信号が分岐局40c(の光送
受信装置72)に到達する。
【0148】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(B)から出力される光信号は分岐ケーブル48
Lの光ファイバ74cを介して光サーキュレータ112
LのポートAに入力し、ポートBから出力される。光サ
ーキュレータ112LのポートBの出力光は、分岐ユニ
ット間接続ケーブル56の光ファイバ56dを介して分
岐ユニット44Rの光サーキュレータ112Rのポート
Bに入力し、ポートCから出力する。光サーキュレータ
112RのポートCの出力光は、光スイッチ116Rは
b接点に接続する。光スイッチ116Rがb接点に接続
するので、結局、光サーキュレータ112RのポートC
の出力光は、光スイッチ116R及び光ファイバ・ケー
ブル54の光ファイバ54cを介してトランク局40b
に入力する。このようにして、分岐局40cからトラン
ク局40bに光信号が到達する。
【0149】図22は、図20に示す実施例において、
分岐ケーブル48Lに障害、例えば、破断が発生し、光
ファイバ74a〜74dを使用し得なくなった場合の、
使用回線を示す。この場合、分岐局40cは、トランク
局40aに対しては光送受信装置70の光入力IN
(B)及び光出力OUT(B)を使用し、トランク局4
0bに対しては、送受信装置72の光入力IN(A)及
び光出力OUT(A)を使用する。光信号が伝搬する線
路を実線で示し、予備となっている線路を含めて、光信
号が伝搬しない線路を破線で示してある。
【0150】図22の場合、光信号の流れは、図21の
場合と比較して、基本的に、トランク局40aとトラン
ク局40bの立場が互いに入れ代わるだけである。即
ち、分岐局40cとトランク局40aとの間の信号光
光スイッチ114L,116L、光サーキュレータ
110L,110R,112L,112R及び分岐ユニ
ット間接続ケーブル56の光ファイバ56c,56dを
通過し、分岐局40cとトランク局40bとの間の信号
光は、光スイッチ114R,116Rを通過する。従っ
て、詳細な説明は省略する。
【0151】図20に示す実施例で光スイッチ114
L,114R;116L,116Rを光検出・スイッチ
制御回路118L,118Rにより切り換え制御する構
成は、図4以降に図示した光カップラ58L,58R,
60L,60R,80L,80R,82L,82R
0L,90R,102L,102R,104L,104
R,106L,106R,108L,108Rを置換す
るものとして使用できることは明らかである。
【0152】図23は、分岐局40cにおいて図2
(a)及び図3(a)の両方に自在に対応できる分岐ユ
ニット44L,44Rの実施例の概略構成ブロック図を
示す。図4以降と同様に、理解を容易にするため、分岐
ユニット46L,46R及び分岐局40dは省略してあ
り、図4と同じ構成要素には同じ符号を付してある。分
岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイバ56c,5
6dには、正常時(通常回線使用時)と障害発生時(予
備回線使用時)で、光信号が逆方向に伝搬するので、中
間に光増幅中継を挿入できない。
【0153】分岐ユニット44L,44Rはそれぞれ、
2×2の2つの方向性光カップラ120L,122L;
120R,122Rからなる。光カップラ120L,1
22L;120R,122Rは、ポートX0又はX1へ
の入力光を2分波してそれぞれをポートY0及びポート
Y1から出力すると共に、逆に、ポートY0又はY1へ
の入力光を2分波してそれぞれをポートX0及びポート
X1から出力する光素子である。
【0154】方向性光カップラ120L,122L;1
20R,122Rの接続を説明する。光ファイバ・ケー
ブル52の上り光ファイバ52cは光カップラ120L
のポートX0に接続する。光カップラ120Lのポート
Y0は、分岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイバ
56cを介して分岐ユニット44Rの光カップラ120
RのポートY0に接続し、光カップラ120Lのポート
Y1は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74bを介し
て分岐局40cの光送受信装置70の光入力IN(A)
に接続する。光カップラ120LのポートX1は、分岐
ケーブル48Lの光ファイバ74dを介して分岐局40
cの光送受信装置72の光入力IN(B)に接続する。
【0155】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(A)は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74
aを介して光カップラ122LのポートX1に接続し、
分岐局40cの光送受信装置72の光出力OUT(B)
は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74cを介して光
カップラ122LのポートY1に接続する。光カップラ
122LのポートY0は光ファイバ・ケーブル52の下
り光ファイバ52dを介してトランク局40aに接続す
る。
【0156】光ファイバ・ケーブル54の下り光ファイ
バ54dは光カップラ120RのポートX0に接続し、
光カップラ120RのポートX1は、分岐ケーブル48
Rの光ファイバ76dを介して分岐局40cの光受信装
置70の光入力IN(B)に接続し、光カップラ120
RのポートY1は、分岐局40cの光送受信装置72の
光入力IN(A)に接続する。
【0157】光送受信装置70の光出力OUT(B)
は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76cを介して光
カップラ122RのポートY1に接続し、光送受信装置
72の光出力OUT(A)は、分岐ケーブル48Rの光
ファイバ76aを介して光カップラ122RのポートX
1に接続する。光カップラ122RのポートY0は、光
ファイバ・ケーブル54の上り光ファイバ54cに接続
し、光カップラ122RのポートX0は分岐ユニット間
接続ケーブル56の光ファイバ56dを介して分岐ユニ
ット44Lの光カップラ122LのポートX0に接続す
る。
【0158】図24は、図23に示す実施例で図3
(a)に対応した形態での通常使用回線を示す。分岐ケ
ーブル48Lの光ファイバ74a,74bをトランク局
40aとの通信に使用し、分岐ケーブル48Lの光ファ
イバ74c,74dをトランク局40bとの通信に使用
する。即ち、分岐局40cは、トランク局40aに対し
ては光送受信装置70の光入力IN(A)及び光出力O
UT(A)を使用し、トランク局40bに対しては送受
信装置72の光入力IN(B)及び光出力OUT(B)
を使用する。光信号が伝搬する線路を実線で示し、予備
となっている線路を含めて光信号の伝搬に寄与しない線
路を破線で示してある。
【0159】トランク局40aと分岐局40cとの間の
通信の動作又は光信号の経路を説明する。トランク局4
0aから光ファイバ52cに出力された光信号は光カッ
プラ120LのポートX0に入力し、2つに分波されて
出力ポートY0,Y1から出力される。光カップラ12
0Lの出力ポートY1から出力される光は、分岐ケーブ
ル48Lの光ファイバ74bを介して分岐局40cの光
送受信装置70の光入力IN(A)に入力する。このよ
うにして、トランク局40aから分岐局40cに光信号
が到達する。
【0160】光カップラ120LのポートY0の出力光
は、分岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイバ56
cを介して分岐ユニット44Rの光カップラ120Rの
ポートY0に入力する。光カップラ120RはポートY
0の入力光を2分割し、ポートX0,X1から出力す
る。光カップラ120RのポートX0の出力光は下り光
ファイバ54dを逆方向に伝搬するが、下り光ファイバ
54dが途中に逆方向伝搬を阻止する素子を具備しない
場合にはトランク局40bに到達し、下り光ファイバ5
4dが途中に逆方向伝搬を阻止する素子を具備すればト
ランク局40bに到達しない。前者の場合でも、トラン
ク局40bでは、光出力部に光信号が入力することにな
るので、トランク局40bの光送信装置に悪影響を与え
ないように予め対処しておけばすむ。また、光カップラ
120RのポートX1の出力光は、分岐ケーブル48R
の光ファイバ76dを介して光送受信装置70の光入力
IN(B)に入力する。光送受信装置70の光入力IN
(A)とIN(B)には、伝搬遅延はあるものの同じ光
信号が入力するが、光入力IN(A)を優先するように
光送受信装置70を設定しておけば、問題ない。先の実
施例と同様に、光入力IN(B)の入力光は、使用回線
の伝送エラーの測定及び予備回線の監視に利用できる。
【0161】分岐局40cの光送受信装置70の光出力
OUT(A)から出力される光信号は分岐ケーブル48
Lの光ファイバ74aを介して光カップラ122Lのポ
ートX1に入力し、2分割されてポートY0,Y1から
出力される。光カップラ122LのポートY0の出力光
は、光ファイバ・ケーブル52の光ファイバ52dを介
してトランク局40aに入力する。このようにして、分
岐局40cからトランク局40aに光信号が伝送され
る。
【0162】光カップラ122LのポートY1の出力光
は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74cを本来とは
逆方向に伝搬するが、光ファイバ74cが途中に逆方向
伝搬を阻止する素子を具備しなければ分岐局40cに到
達し、光ファイバ74cが途中に逆方向伝搬を阻止する
素子を具備すれば分岐局40cに到達しない。前者の場
合でも、光送受信装置72の光出力OUT(B)に光信
号が入力することになるので、光送受信装置72に悪影
響を与えないように予め対処しておけばすむ。
【0163】次に、トランク局40bと分岐局40cと
の間の通信の動作又は光信号の経路を説明する。トラン
ク局40bから光ファイバ54dに出力された光信号は
光カップラ120RのポートX0に入力し、2つに分波
されて出力ポートY0,Y1から出力される。光カップ
ラ120RのポートY0の出力光は、分岐ユニット間接
続ケーブル56の光ファイバ56cを介して分岐ユニッ
ト44Lの光カップラ120LのポートY0に入力す
る。光カップラ120LはポートY0の入力光を2分割
し、ポートX0,X1から出力する。光カップラ120
Lの出力ポートX1から出力される光は、分岐ケーブル
48Lの光ファイバ74dを介して分岐局40cの光送
受信装置72の光入力IN(B)に入力する。このよう
にして、トランク局40bから分岐局40cに光信号が
到達する。
【0164】光カップラ120RのポートY1の出力光
は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76bを介して光
送受信装置72の光入力IN(A)に入力する。光送受
信装置72の光入力IN(A)とIN(B)には、伝搬
遅延はあるものの同じ光信号が入力するが、光入力IN
(B)を優先するように光送受信装置72を設定してお
けば、問題ない。先の実施例と同様に、光入力IN
(A)の入力光は、使用回線の伝送エラー及び予備回線
の監視に利用できる。
【0165】また、光カップラ120LのポートX0の
出力光は、光ファイバ・ケーブル52の上り光ファイバ
52cを逆方向に伝搬するが、上り光ファイバ52cが
途中に逆方向伝搬を阻止する素子を具備しない場合には
トランク局40aに到達し、上り光ファイバ52cが途
中に逆方向伝搬を阻止する素子を具備すればトランク局
40aに到達しない。前者の場合でも、トランク局40
aでは、光出力部に光信号が入力することになるので、
トランク局40aの光送信装置に悪影響を与えないよう
に予め対処しておけばすむ。
【0166】分岐局40cの光送受信装置72の光出力
OUT(B)から出力される光信号は分岐ケーブル48
Lの光ファイバ74cを介して光カップラ122Lのポ
ートY1に入力し、2分割されてポートX0,X1から
出力される。光カップラ122LのポートX0の出力光
は、分岐ユニット間接続ケーブル56の光ファイバ56
dを介して分岐ユニット44Rの光カップラ122Rの
ポートX0に入力する。光カップラ122RはポートX
0の入力光を2分割し、ポートY0,Y1から出力す
る。光カップラ122RのポートY0から出力される光
は、光ファイバ・ケーブル54の上り光ファイバ54c
を伝搬してトランク局40bに入力する。このようにし
て、分岐局40cからトランク局40bに光信号が到達
する。
【0167】光カップラ122LのポートX1の出力光
は、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74aを本来とは
逆方向に伝搬するが、光ファイバ74aが途中に逆方向
伝搬を阻止する素子を具備しなければ分岐局40cの光
送受信装置70の光出力OUT(A)に到達し、光ファ
イバ74aが途中に逆方向伝搬を阻止する素子を具備す
れば光送受信装置70に到達しない。前者の場合でも、
光送受信装置70の光出力OUT(B)に光信号が入力
することになるので、光送受信装置70に悪影響を与え
ないように予め対処しておけばすむ。
【0168】また、光カップラ122RのポートY1の
出力光は、分岐ケーブル48Rの光ファイバ76cを本
来とは逆方向に伝搬し、光ファイバ74aが途中に逆方
向伝搬を阻止する素子を具備しない場合に分岐局40c
の光送受信装置70の光出力OUT(B)に到達する。
従って、このような場合には、光カップラ122Lのポ
ートX1の出力光に対するのと同様に、予め、光送受信
装置70に悪影響を与えないように光出力OUT(B)
に対処しておけばすむ。
【0169】図25は、図23に示す実施例において、
分岐ケーブル48Lに障害、例えば、破断が発生し、光
ファイバ74a〜74dを使用し得なくなった場合の、
使用回線を示す。この場合、分岐局40cは、トランク
局40aに対しては光送受信装置70の光入力IN
(B)及び光出力OUT(B)を使用し、トランク局4
0bに対しては、送受信装置72の光入力IN(A)及
び光出力OUT(A)を使用する。光信号が伝搬する線
路を実線で示し、予備となっている線路を含めて、光信
号が伝搬しない線路を破線で示してある。
【0170】図25の場合、光信号の流れは、図24の
場合と比較して、基本的に、トランク局40aとトラン
ク局40bの立場が互いに入れ代わるだけである。換言
すると、光送受信装置70,72の通信データの入出力
用に使用する光入力及び光出力の設定を、図24の場合
と逆にするだけでよい。従って、詳細な説明は省略す
る。
【0171】信号の経路の説明及び図24と図25の対
比から容易に理解できるように、図23に示す実施例で
は、図2(a)に示すような利用配分で分岐ユニット4
4L,44R及び分岐ケーブル48L,48Rを使用で
きる。即ち、正常時には、トランク局40aとの通信に
分岐ケーブル48Lの光ファイバ74a,74bを使用
すると共に、トランク局40bとの通信には分岐ケーブ
ル48Rの光ファイバ76a,76bを使用し、光ファ
イバ74c,74dをトランク局40bとの通信用の予
備、光ファイバ76c,76dをトランク局40aとの
通信用の予備としても良い。正常時には、分岐ユニット
間接続光ファイバ56を通過しない分、伝搬遅延を少な
くできる。
【0172】図23に示す実施例では、光信号が最大で
2つの光の光カップラを通過することになるので、伝送
ロスが増大するという欠点があるものの、各分岐ユニッ
ト44L,44Rが可動部分を持たない2つの光カップ
ラ120L,122L;120R,122Rのみからな
り、非常に簡単な構造で実現できるので、安価に高い信
頼性を獲得できる。
【0173】図26は、分岐ユニット間接続ケーブルの
光ファイバを単方向にでき、従って、分岐ユニット44
L,44R間の距離を拡大できるように、図23の実施
例を変更した実施例の概略構成ブロック図を示す。図2
6に示す実施例では、分岐ユニット44L,44R間を
接続する分岐ユニット間接続ケーブル124を6本の光
ファイバ124a,124b,124c,124d,1
24e,124fからなる構成とし、その光ファイバ1
24c〜124fを3ポートA,B,Cの光サーキュレ
ータ126L,128L;126R,128Rで光信号
が単方向に流れるようにした。光サーキュレータ126
L,128L;126R,128Rの入出力特性は、光
サーキュレータ62L,62R,64L,64R,11
0L,110R,112L,112Rのそれと同じであ
る。
【0174】分岐ユニット間接続ケーブル124の光フ
ァイバ124cは、光サーキュレータ126Lのポート
Cと光サーキュレータ126RのポートA間を接続し、
光ファイバ124dは、光サーキュレータ126Lのポ
ートAと光サーキュレータ126RのポートC間を接続
し、光ファイバ124eは光サーキュレータ128Lの
ポートAと光サーキュレータ128RのポートC間を接
続し、光ファイバ124fは光サーキュレータ128L
のポートCと光サーキュレータ128RのポートA間を
接続する。光ファイバ124a,124bはトランク局
40a,40b間を直結するのに使用され、それぞれ光
ファイバ52a,52bと光ファイバ54a,54bを
接続する。
【0175】分岐ユニット間接続ケーブル124の各光
ファイバ124a〜124fには、所定の一方向にしか
光信号が伝搬しないので、中間に光増幅器を配置でき、
これにより、分岐ユニット44L,44R間の距離を長
くできる。
【0176】光カップラ120LのポートY0が光サー
キュレータ126LのポートBに接続し、光カップラ1
22LのポートX0が光サーキュレータ128Lのポー
トBに接続する。光カップラ120RのポートY0が光
サーキュレータ126RのポートBに接続し、光カップ
ラ122RのポートX0が光サーキュレータ128Rの
ポートBに接続する。
【0177】図27は、図26に示す実施例で図3
(a)に対応した形態での通常使用回線を示す。図24
と同様に、分岐ケーブル48Lの光ファイバ74a,7
4bをトランク局40aとの通信に使用し、分岐ケーブ
ル48Lの光ファイバ74c,74dをトランク局40
bとの通信に使用する。即ち、分岐局40cは、トラン
ク局40aに対しては光送受信装置70の光入力IN
(A)及び光出力OUT(A)を使用し、トランク局4
0bに対しては送受信装置72の光入力IN(B)及び
光出力OUT(B)を使用する。光信号が伝搬する線路
を実線で示し、予備となっている線路を含めて光信号の
伝搬に寄与しない線路を破線で示してある。
【0178】トランク局40aと分岐局40cとの間の
通信の動作又は光信号の経路、及びトランク局40bと
分岐局40cとの間の通信の動作又は光信号の経路は、
光サーキュレータ126L,128L、分岐ユニット間
接続ケーブル124及び光サーキュレータ126R,1
Rの間に経路選択が行われることを除いて、基本的
に、図24の場合と同じである。従って、光サーキュレ
ータ126L,128L、分岐ユニット間接続ケーブル
124及び光サーキュレータ126R,12Rに関係
する光信号の流れを主に説明する。
【0179】トランク局40aから分岐局40cに向け
て送信される光信号の流れについては、以下のようにな
る。即ち、トランク局40aから光ファイバ52c上に
出力されて光カップラ120LのポートX0に入力した
光信号は、光カップラ120LのポートY0からも出力
する。光カップラ120LのポートY0の出力光は、光
サーキュレータ126LのポートBに入力してそのポー
トCから出力する。光サーキュレータ126Lのポート
Cの出力光は分岐ユニット間接続ケーブル124の光フ
ァイバ124cを上り方向に伝搬して光サーキュレータ
126RのポートAに入力し、そのポートBから出力し
て光カップラ120RのポートY0に入力する。光カッ
プラ120R以後は、図24で説明したのと同じであ
る。
【0180】トランク局40bから分岐局40cに向け
て送信される光信号の流れについては、以下のようにな
る。即ち、トランク局40bから光ファイバ54d上に
出力されて光カップラ120RのポートX0に入力した
光信号は、光カップラ120RのポートY0から出力さ
れて光サーキュレータ126RのポートBに入力する。
光サーキュレータ126RはポートBの入力光をポート
Cか出力するので、結局、トランク局40bから出力
された光信号は、分岐ユニット間接続ケーブル124の
光ファイバ124dを下り方向に伝搬して光サーキュレ
ータ126LのポートAに入力し、そのポートBから出
力して光カップラ120LのポートY0に入力する。光
カップラ120L以後は、図24で説明したのと同じで
ある。
【0181】分岐局40cからトランク局40bに向け
て送信される光信号の流れについては、以下のようにな
る。即ち、分岐局40cの光送受信装置72の光出力O
UT(B)から出力される光信号は分岐ケーブル48L
の光ファイバ74cを介して光カップラ122Lのポー
トY1に入力し、2分割されてポートX0,X1から出
力される。光カップラ122LのポートX0の出力光
は、光サーキュレー128LのポートBに入力してそ
のポートCから出力し、分岐ユニット間接続ケーブル1
24の光ファイバ124fを上り方向に伝搬して、光サ
ーキュレータ128RのポートAに入力する。光サーキ
ュレータ128RはポートAの入力光をポートBから光
カップラ122RのポートX0に向けて出力する。光カ
ップラ122R以降は、図24の場合と全く同じであ
り、光カップラ122RポートX0の入力光は、ポー
トY0から光ファイバ・ケーブル54の上り光ファイバ
54cを伝搬してトランク局40bに入力する。
【0182】図28は、図26に示す実施例において、
分岐ケーブル48Lに障害、例えば、破断が発生し、光
ファイバ74a〜74dを使用し得なくなった場合の、
使用回線を示す。この場合、図25の場合と同様に、分
岐局40cは、トランク局40aに対しては光送受信装
置70の光入力IN(B)及び光出力OUT(B)を使
用し、トランク局40bに対しては、送受信装置72の
光入力IN(A)及び光出力OUT(A)を使用する。
光信号が伝搬する線路を実線で示し、予備となっている
線路を含めて、光信号が伝搬しない線路を破線で示して
ある。
【0183】図28の場合、光信号の流れは、図27の
場合と比較して、基本的に、トランク局40aとトラン
ク局40bの立場が互いに入れ代わるだけである。図2
6では、トランク局40bと分岐局40cとの間の通信
に、分岐ユニット間接続ケーブル124の光ファイバ1
24d,124fを使用したが、図28の場合には、ト
ランク局40aと分岐局40cとの間の通信に分岐ユニ
ット間接続ケーブル124の光ファイバ124c,12
4eを使用する点が異なる。勿論、分岐局40cの光送
受信装置70,72の通信データの入出力用に使用する
光入力及び光出力の設定を、図24の場合と逆にするだ
けでよい。従って、詳細な説明は省略する。
【0184】図26に示す実施例でも、図23に示す実
施例と同様に、図2(a)に示すような利用配分で分岐
ユニット44L,44R及び分岐ケーブル48L,48
Rを使用できる。即ち、正常時には、トランク局40a
との通信に分岐ケーブル48Lの光ファイバ74a,7
4bを使用すると共に、トランク局40bとの通信には
分岐ケーブル48Rの光ファイバ76a,76bを使用
し、光ファイバ74c,74dをトランク局40bとの
通信用の予備、光ファイバ76c,76dをトランク局
40aとの通信用の予備としても良い。正常時には、分
岐ユニット間接続光ファイバ56を通過しない分、伝搬
遅延を少なくできる。
【0185】図26に示す実施例では、図23に示す実
施例の作用効果を享受できるだけでなく、分岐ユニット
間接続ケーブル124の光ファイバ124a〜124f
を光信号が単方向に伝搬するので、分岐ユニット44
L,44R間の距離を拡大できるという利点がある。分
岐ユニット44L,44R間の距離を拡大できることに
より、分岐ケーブル448L,48Rが同時に使用し得
なくなる確率が低下し、信頼性が高まる。
【0186】上述のように、二重化した分岐ユニット4
4L,44R;46L,46R及び分岐ケーブル48
L,48R50L,50Rにより、分岐局40c,4
0dの通信回線を障害に強いものにできるが、光回線の
みではなく、給電系についても同様な配慮をする必要が
ある。例えば、図29に示すように、隣接する局間を単
純に、順次、接続していく給電系を採用すると、いずれ
かの箇所で破断すると、分岐局の光回線の二重化に関わ
らず、通信不可能になる局が発生する。
【0187】本発明の上記各実施例では、給電系とし
て、図30に示すような構成を採用した。上記各実施例
と同じ構成要素には同じ符号を付してある。トランク局
40aと同40bの間に、トランク局40a,40b間
を接続するトランク・ケーブル42の電源を必要とする
素子に給電する給電線130を設け、分岐局40cを分
岐局44L,44Rに接続する分岐ケーブル48L,4
8R上の電源を必要とする素子に給電する給電線132
L、132Rを設け、分岐局40dを分岐ユニット46
L,46Rに接続する分岐ケーブル50L,50R上の
電源を必要とする素子に給電する給電線134L,13
4Rを設ける。即ち、分岐ケーブル48L上の電源を必
要とする素子には、分岐局40cから給電線132Lに
より給電し、分岐ケーブル48R上の電源を必要とする
素子には、分岐局40cから給電線132Rにより給電
する。分岐ケーブル50L,50Rについても同様に、
分岐局40dが、それぞれ給電線134L,134Rを
介して給電する。
【0188】分岐ユニット44L,44R;46L,4
6Rの電源を必要とする素子については、分岐局40
c,40dから給電線132L,132R,134L,
134Rにより給電しても、トランク・ケーブル用の給
電線130により給電しても、どちらでもよいが通常
時又は障害時に使用しない光素子については、給電しな
いのが好ましいことがありうることを考慮すると、分岐
局40c,40dからの給電線132L,132R,1
34L,134Rにより給電する方が好ましい。また、
光回線の二重化によりノイズ光が現用回線に混入する可
能性が高まるが、分岐局40c,40dからの給電線1
32L,132R,134L,134Rにより分岐ユニ
ット44L,44R,46L,46Rに給電するように
すると、分岐局40c,40dは、関連する分岐ユニッ
ト44L,44R,46L,46Rの不要な光素子への
給電を他の分岐ユニットとは無関係に制御でき、これに
より、余分なノイズ光の発生又は混入を防止できる。ど
うしても、使用する回線の選択又は切り換えのみでは、
現用回線に不使用回線又は素子からノイズ光が混入して
しまうような場合、そのようなノイズ光の混入を確実に
遮断できる位置に光スイッチを設け、使用する回線の選
択又は切り換えに応じて当該光スイッチをオープンする
ようにすればよい。
【0189】例えば、図3(a)に示すように一方の分
岐ケーブル48L,50Lのみを使用する場合、図31
に示すように、使用しない分岐ケーブル48R,50に
対する給電線132R,134Rへの給電を遮断すれば
よい。図3(b)に示すように、分岐ケーブル48Lに
障害が発生し、予備の分岐ケーブル48Rを使用すると
きには、図32に示すように、給電線132Rに電源を
供給する。図31及び図32では、電源を供給する給電
線を実線で図示し、電源を遮断されている給電線を破線
で図示してある。
【0190】また、図2に示すように、各分岐ケーブル
48L,48R;50L,50Rの両方を使用している
状態では、給電線132l,132R;134L,13
4Rへの給電を遮断する訳にはいかない。この場合に
は、使用している光回線に使用していない光回線からノ
イズ光が混入する可能性があり、これを防ぎたければ、
上述の光スイッチをノイズ光の混入を防止できる適切な
箇所に設けることになる。
【0191】トランク線路42の両端にトランク局40
a,40bが存在する場合の実施例を説明したが、本発
明が、トランク線路の両端が1つのトランク局で終端す
る場合、及び、トランク線路がリング状になっている場
合の何れにも適用することができることは明かである。
リング状の場合、光信号の伝搬方向は、上り・下りでな
く、右回り(時計方向)・左回り(反時計方向)と表現
されるが、実質的に異なることはない。
【0192】2つの分岐ユニットを設ける実施例を説明
したが、3つ以上の分岐ユニットをシリアル接続する構
成でも、実質的に同じ作用効果を得る事ができることは
明かである。
【0193】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、分岐局から/への信号線路に障害
があっても即座に予備回線に切り換えることができ、簡
単な構造で分岐局の通信回線の信頼性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の概略構成ブロック図
である。
【図2】 本実施例の現用と予備の第1の組合せを示す
図である。
【図3】 本実施例の現用と予備の第2の組合せを示す
図である。
【図4】 図2(a)に対応する分岐ユニット44L,
44Rの概略構成ブロック図である。
【図5】 光検出・スイッチ制御回路68L,68Rの
概略構成ブロック図である。
【図6】 図4に示す実施例での通常使用回線を示す図
である。
【図7】 図4に示す実施例で分岐ケーブル48Lに障
害が発生した場合の使用回線を示す図である。
【図8】 図2(a)に対応する分岐ユニット44L,
44Rの別の概略構成ブロック図である。
【図9】 図8に示す実施例での通常使用回線を示す図
である。
【図10】 図8に示す実施例で、分岐ケーブル48L
に障害が発生した場合の使用回線を示す図である。
【図11】 図3(a)に対応する分岐ユニット44
L,44Rの第1実施例の概略構成ブロック図である。
【図12】 図11に示す実施例での通常使用回線を示
す図である。
【図13】 図11に示す実施例において、分岐ケーブ
ル48Lに障害が発生した場合の使用回線を示す図であ
る。
【図14】 図3(a)に対応する分岐ユニット44
L,44Rの第2の実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図15】 図14に示す実施例での通常使用回線を示
す図である。
【図16】 図14に示す実施例において、分岐ケーブ
ル48Lに障害が発生した場合の使用回線を示す図であ
る。
【図17】 図3(a)に対応する分岐ユニット44
L,44Rの第3の実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図18】 図17に示す実施例での通常使用回線を示
す図である。
【図19】 図17に示す実施例において、分岐ケーブ
ル48Lに障害が発生した場合の使用回線を示す図であ
る。
【図20】 図17に示す実施例の変更実施例の概略構
成ブロック図である。
【図21】 図20に示す実施例での通常使用回線を示
す図である。
【図22】 図20に示す実施例において、分岐ケーブ
ル48Lに障害が発生した場合の使用回線を示す図であ
る。
【図23】 分岐局40cにおいて図2(a)及び図3
(a)の両方に自在に対応できる分岐ユニット44L,
44Rの実施例の概略構成ブロック図である。
【図24】 図23に示す実施例で図3(a)に対応し
た形態での通常使用回線を示す図である。
【図25】 図23に示す実施例において、分岐ケーブ
ル48Lに障害が発生した場合の使用回線を示す図であ
る。
【図26】 図23の実施例の変更実施例の概略構成ブ
ロック図である。
【図27】 図26に示す実施例で図3(a)に対応し
た形態での通常使用回線を示す図である。
【図28】 図26に示す実施例において、分岐ケーブ
ル48Lに障害が発生した場合の使用回線を示す図であ
る。
【図29】 給電系の一般的な構成である。
【図30】 本実施例の給電系の構成図である。
【図31】 図3(a)に対応する給電状態を示す図で
ある。
【図32】 図3(b)に対応する給電状態を示す図で
ある。
【図33】 従来の単純二重陸揚げ方式の概略構成ブロ
ック図である。
【図34】 従来の単純海中分岐方式の概略構成ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10a,10b:トランク局 10c,10d:分岐局 12:光ファイバ・ケーブル 14:光ファイバ・ケーブル 16:光ファイバ・ケーブル 20a,20b:トランク局 22:トランク・ケーブル 20c,20d:分岐局 24,26:分岐ケーブル 28,30:分岐ユニット28,30 40a,40b:トランク局 40c,40d:分岐局 42:トランク・ケーブル 44L,44R,46L,46R:分岐ユニット 48L,48R,50L,50R:分岐ケーブル 52:光ファイバ・ケーブル 52a,52b,52c,52d:光ファイバ 54:光ファイバ・ケーブル 54a,54b,54c,54d:光ファイバ 56:光ファイバ・ケーブル(分岐ユニット間接続ケー
ブル) 56a,56b,56c,56d:光ファイバ 58L,58R:光カップラ(又は分波器) 60L,60R:光カップラ(又は合波器) 62L,64L,62R,64R:光サーキュレータ 66L,66R:光スイッチ 68L,68R:光検出・スイッチ制御回路 70,72:光送受信装置 74a,74b,74c,74d:分岐ケーブル48L
の光ファイバ 76a,76b,76c,76d:分岐ケーブル48R
の光ファイバ 78:光ファイバ・ケーブル(分岐ユニット間接続ケー
ブル) 78a,78b,78c,78d,78e,78f:光
ファイバ 80L,80R:光カップラ(又は分波器) 82L,82R:光カップラ(又は合波器) 84L,84R:光スイッチ 86L,86R:光検出・スイッチ制御回路 90L,90R:光カップラ(又は分波器) 92L,92R:光カップラ(又は合分波器) 94L,96L,94R,96R:光スイッチ 98L,98R,100L,100R:光検出・スイッ
チ制御回路 102L,102R:光カップラ(又は分波器) 104L,104R:光カップラ(又は合波器) 106L,106R,108L,108R:光カップラ
(又は合分波器) 110L,110R,112L,112R:光サーキュ
レータ 114L,114R,116L,116R:選択光スイ
ッチ 118L,118R:光検出・スイッチ制御回路 120L,120R,122L,122R:方向性光カ
ップラ 124:分岐ユニット間接続ケーブル 124a,124b,124c,124d,124e,
124f:光ファイバ 126L,126R,128L,128R:光サーキュ
レータ 130:給電線 132L,132R:給電線 134L,134R:給電線 210:光入力端子 212:光出力端子 214:カップラ 216:受光素子 218:アンプ 220:比較回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/28 (56)参考文献 特開 昭63−253926(JP,A) 特開 昭63−136837(JP,A) 特開 平9−113940(JP,A) 特開 平7−87013(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の主光ケーブル(52,5
    4)と、 当該第1及び第2の主光ケーブル(52,54)にそれ
    ぞれ接続する第1及び第2の分岐ユニット(44L,4
    4R)と、 当該第1及び第2の分岐ユニット(44L,44R)を
    接続する分岐ユニット間接続ケーブル(56;78;1
    24)と、 分岐局(40c)と、 当該第1の分岐ユニット(44L)と当該分岐局(40
    c)を接続する第1の分岐ケーブル(48L)と、 当該第2の分岐ユニット(44R)と当該分岐局(40
    c)を接続する第2の分岐ケーブル(48R)とからな
    り、当該第1の分岐ケーブル(48L)及び当該第2の
    分岐ケーブル(48R)がそれぞれ2対の光伝送線路
    (74a,74b,74c,74d;76a,76b,
    76c,76d)を具備し、当該第1の分岐ケーブル
    (48L)及び当該第2の分岐ケーブル(48R)の合
    計4対の光伝送線路の内の選択された2対の光伝送線路
    を当該第1及び第2の主光ケーブル(52,54)を介
    した他の局との通信に使用し、残り2対の光伝送線路を
    予備とすることを特徴とする光伝送システム。
  2. 【請求項2】 当該第1の分岐ケーブル(48L)に当
    該分岐局(40c)から給電する第1の給電系(132
    L)と、当該第2の分岐ケーブル(48R)に当該分岐
    局(40c)から給電する第2の給電系(132R)を
    具備する請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 【請求項3】 当該分岐局(40c)が、それぞれ2系
    統の光入力IN(A),IN(B)及び光出力OUT
    (A),OUT(B)を具備する第1及び第2の光送受
    信装置(70,72)を具備する請求項1に記載の光伝
    送システム。
  4. 【請求項4】 当該第1及び第2の分岐ユニット(44
    L,44R)がそれぞれ、 1入力・2出力を具備し、それぞれ当該第1及び第2の
    主光ケーブル(52,54)の第1の光伝送線路(52
    c,54d)からの入力光を2つの出力(Y0,Y1)
    から出力する第1の光接続手段(58L,58R)と、 2入力・1出力を具備し、2つの入力(X0,X1)へ
    の入力光をそれぞれ当該第1及び第2の主光ケーブル
    52,54)の第2の光伝送線路(52d,54c)
    に出力する第2の光接続手段(60L,60R)と、 当該第1の光接続手段(58L,58R)の第1の出力
    (Y0)からの出力光を当該分岐ユニット間接続ケーブ
    ル(56)を介して他方の分岐ユニット(44R,44
    L)に向け出力すると共に、他方の分岐ユニット(44
    R,44L)から当該分岐ユニット間接続ケーブル(5
    6)を介して入力する光信号を当該第2の光接続手段
    (60L,60R)の一方の入力(X0)に転送する第
    1の光転送手段(62L,62R,66L,66R)
    と、 当該分岐局(40c)の当該第1及び第2の光送受信装
    置(70,72)の光出力OUT(B)から出力され、
    それぞれ第1及び第2の分岐ケーブル(48L,48
    R)の第3の光伝送線路(74c,76c)を介して入
    力する光信号を当該分岐ユニット間接続ケーブル(5
    6)を介して他方の分岐ユニット(44R,44L)の
    当該第1の光転送手段(62L,62R,66L,66
    R)に向け出力すると共に、他方の分岐ユニット(44
    R,44L)の当該第1の光転送手段(62R,62
    L,66R,66L)から当該分岐ユニット間接続ケー
    ブル(56)を介して入力する光信号を、当該分岐局
    (40c)の光送受信装置(72,70)の光入力IN
    (B)に接続する、当該第1及び第2の分岐ケーブル
    (48L,48R)の第4の光伝送線路(74d,76
    d)に出力する第2の光転送手段(64L,64R)と
    からなり、当該第1の光接続手段(58L,58R)の
    第2の出力(Y1)が当該第1及び第2の分岐ケーブル
    (48L,48R)の第2の光伝送線路(74b,76
    b)を介して当該分岐局(40c)の当該第1及び第2
    の光送受信装置(70,72)の光入力IN(A)に接
    続し、当該第1及び第2の光送受信装置(70,72)
    の光出力OUT(A)が、当該第1及び第2の分岐ケー
    ブル(48L,48R)の第1の光伝送線路(74a,
    76a)を介して当該第2の光接続手段(60L,60
    R)の入力(X1)に接続する請求項3に記載の光伝送
    システム。
  5. 【請求項5】 当該第1及び第2の分岐ユニット(44
    L,44R)のそれぞれの当該第1の光転送手段(62
    L,62R,6L,66R)が、当該第1の光接続手
    段(58L,58R)の第1の出力(Y0)からの出力
    光がポートAに入力し、他方の分岐ユニット(44R,
    44L)から当該分岐ユニット間接続ケーブル(56)
    を介して入力する光信号がポートBに入力し、ポートC
    が当該第2の光接続手段(60L,60R)の一方の入
    力(X0)に接続し、ポートAの入力光をポートBから
    出力すると共にポートBの入力光をポートCから出力す
    る光サーキュレータ(62L,62R)を具備する請求
    項4に記載の光伝送システム。
  6. 【請求項6】 当該第1及び第2の分岐ユニット(44
    L,44R)のそれぞれの当該第1の光転送手段(62
    L,62R,66L,66R)が更に、他方の分岐ユニ
    ット(44R,44L)からの入力光の、当該第2の光
    接続手段(60L,60R)の一方の入力(X0)への
    入力を遮断自在な光スイッチ手段(66L,66R)を
    具備し、 当該第1及び第2の分岐ユニット(44L,44R)の
    それぞれが更に、当該第1及び第2の分岐ケーブル(4
    8L,48R)の第1の光伝送線路(74a,76a)
    上の光信号の有無を検出し、当該光信号が存在するとき
    に当該光スイッチ手段(66L,66R)を開放し、当
    該光信号が存在しないときに当該光スイッチ手段(66
    L,66R)を閉成する光検出・スイッチ制御手段(6
    8L,68R)を具備する請求項4に記載の光伝送シス
    テム。
  7. 【請求項7】 当該分岐ユニット間接続ケーブル(5
    6)が、1対の光伝送線路伝送線路(56c,56d)
    からなる請求項4乃至6の何れか1項に記載の光伝送シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 当該第1及び第2の分岐ユニット(44
    L,44R)がそれぞれ、1入力・2出力を具備し、そ
    れぞれ当該第1及び第2の主光ケーブル(52,54)
    の第1の光伝送線路(52c,54d)からの入力光を
    2つの出力(Y0,Y1)から出力する第1の光接続手
    段(80L,80R)と、2入力・1出力を具備し、2
    つの入力(X0,X1)への入力光をそれぞれ当該第1
    及び第2の主光ケーブル(52,54)の第2の光伝送
    線路(52d,54c)に出力する第2の光接続手段
    (82L,82R)とからなり、且つ、 当該分岐ユニット間接続ケーブル(78)が4本の光伝
    送線路(78c〜78f)からなり、 当該分岐ユニット間接続ケーブル(78)の第1の光伝
    送線路(78c)が、当該分岐局(40c)の当該第2
    の光送受信装置(72)の光出力(OUT(B))に接
    続する当該第1の分岐ケーブル(48L)の第3の光伝
    送線路(74c)に当該第1の分岐ユニット(44L)
    で接続すると共に、当該第2の分岐ユニット(44R)
    で当該第2の光接続手段(82R)の第1の入力(X
    0)に接続し、 当該分岐ユニット間接続ケーブル(78)の第2の光伝
    送線路(78d)が、当該分岐局(40c)の当該第2
    の光送受信装置(72)の光入力(IN(B))に接続
    する当該第1の分岐ケーブル(48L)の第4の光伝送
    線路(74d)に当該第1の分岐ユニット(44L)で
    接続すると共に、当該第2の分岐ユニット(44R)で
    当該第1の光接続手段(80R)の第1の出力(Y0)
    に接続し、 当該分岐ユニット間接続ケーブル(78)の第3の光伝
    送線路(78e)が、当該分岐局(40c)の当該第1
    の光送受信装置(70)の光出力OUT(B)に接続す
    る当該第2の分岐ケーブル(48R)の第3の光伝送線
    路(76c)に当該第2の分岐ユニット(44R)で接
    続すると共に、当該第1の分岐ユニット(44L)で当
    該第2の光接続手段(82L)の第1の入力(X0)に
    接続し、 当該分岐ユニット間接続ケーブル(78)の第4の光伝
    送線路(78f)が、当該分岐局(40c)の当該第1
    の光送受信装置(70)の光入力IN(B)に接続する
    当該第2の分岐ケーブル(48R)の第4の光伝送線路
    (76d)に当該第2の分岐ユニット(44R)で接続
    すると共に、当該第1の分岐ユニット(44L)で当該
    第1の光接続手段(80L)の第1の出力(Y0)に接
    し、 当該第1の分岐ユニット(44L)の第1の光接続手段
    (80L)の第2 出力(Y1)は、当該分岐局(40
    c)の当該第1の光送受信装置(70)の光入力IN
    (A)に接続する当該第1の分岐ケーブル(48L)の
    第2の光伝送線路(74b)に接続し、 当該第2の分岐ユニット(44R)の第1の光接続手段
    (80R)の第2出力(Y1)は、当該分岐局(40
    c)の当該第2の光送受信装置(72)の光入力IN
    (A)に接続する当該第2の分岐ケーブル(48R)の
    第2の光伝送線路(74b)に接続し、 当該第1の分岐ユニット(44L)の第2の光接続手段
    (82L)の第2入力(X1)には、当該分岐局(40
    c)の当該第1の光送受信装置(70)の光出力OUT
    (A)に接続する当該第1の分岐ケーブル(48L)の
    第1の光伝送線路(74a)からの信号光が入力し、 当該第2の分岐ユニット(44R)の第2の光接続手段
    (82R)の第2入力(X1)には、当該分岐局(40
    c)の当該第2の光送受信装置(72)の光出力OUT
    (A)に接続する当該第2の分岐ケーブル(48R)の
    第1の光伝送線路(76a)からの信号光が入力する
    とを特徴とする請求項3に記載の光伝送システム。
  9. 【請求項9】 当該第1及び第2の分岐ユニット(44
    L,44R)のそれぞれが更に、 当該第2の光接続手段(82L,82R)の第1の入力
    (X0)と、当該分岐ユニット間接続ケーブル(78)
    のそれぞれ当該第2及び第1の光伝送線路(78d,7
    8c)との間の光学的接続を遮断自在な光スイッチ手段
    (84L,84R)と、 当該第1及び第2の分岐ケーブル(48L,48R)の
    第1の光伝送線路(74a,76a)上の光信号の有無
    を検出し、当該光信号が存在するときに当該光スイッチ
    手段(84L,84R)を開放し、当該光信号が存在し
    ないときに当該光スイッチ手段(84L,84R)を閉
    成する光検出・スイッチ制御手段(86L,86R)と
    を具備する請求項に記載の光伝送システム。
  10. 【請求項10】 当該第1及び第2の分岐ユニット(4
    4L,44R)がそれぞれ、 1入力・2出力を具備し、それぞれ当該第1及び第2の
    主光ケーブル(52,54)の第1の光伝送線路(52
    c,54d)からの入力光を2つの出力(Y0,Y1)
    から出力する第1の光接続手段(90L,90R)と、 2入力・1出力を具備し、2つの入力(a,b)入力
    の一方をそれぞれ当該第1及び第2の主光ケーブル
    (52,54)の第2の光伝送線路(52d,54c)
    に出力する第2の光接続手段(96L,96R)と、 他方の分岐ユニット(44R,44L)から当該分岐ユ
    ニット間接続ケーブル(56)のそれぞれ第2及び第1
    の光伝送線路(56d,56c)を介して伝送されて入
    力する光信号を、当該第2の光接続手段(96L,96
    R)の第1の入力(b)と、当該分岐局(40c)の当
    該第2の光送受信装置(72)の光入力(IN(B))
    に接続する当該第1の分岐ケーブル(48L)の光伝送
    線路(74d)とに転送する第1の光転送手段(92
    L,92R)と、 当該第1の光接続手段(90L,90R)の第1の出力
    (Y0)からの光信号が入力する第1の入力(b)と、
    当該分岐局(40c)の当該第2の光送受信装置72の
    光出力(OUT(B))から出力され当該第1の分岐ケ
    ーブル(48L)の第3の光伝送線路(74c)を介し
    て供給される光信号の入力する第2の入力(a)を具備
    し、当該第1及び第2の入力(b,a)に入力する光信
    の一方を、当該分岐ユニット間接続ケーブル(56)
    の第1及び第2の光伝送線路(56c,56d)を介し
    て当該他方の分岐ユニット(44R,44L)に転送す
    る第2の光転送手段(94L,94R)と、 とからなり、当該第1の光接続手段(90L,90R)
    の第2の出力(Y1)が当該第1及び第2の分岐ケーブ
    ル(48L,48R)の第2の光伝送線路(74b,7
    6b)を介して当該分岐局(40c)のそれぞれ当該第
    1及び第2の光送受信装置(70,72)の光入力(I
    N(A))に接続し、当該第1及び第2の光送受信装置
    (70,72)の光出力(OUT(A))が、当該第1
    及び第2の分岐ケーブル(48L,48R)の当該第1
    の光伝送線路(74a,76a)を介して当該第2の光
    接続手段(96L,96R)の第2の入力(a)に接続
    する請求項3に記載の光伝送システム。
  11. 【請求項11】 当該第1及び第2の分岐ユニット(4
    4L,44R)の当該第2の光接続手段(96L,96
    R)が、第1の入力(b)及び第2の入力(a)の何れ
    か一方を出力に接続する選択光スイッチ手段であり、 当該1及び第2の分岐ユニット(44L,44R)のそ
    れぞれが更に、当該第1及び第2の分岐ケーブル(48
    L,48R)の第1の光伝送線路(74a,76a)上
    の光信号の有無を検出し、当該光信号が存在するときに
    それぞれの当該第2の光接続手段(96L,96R)を
    第2の入力(a)側に接続し、当該光信号が存在しない
    ときに当該選第2の光接続手段(96L,96R)を当
    該第1の入力(b)側に接続する第1の光検出・スイッ
    チ制御手段(100L,100R)を具備する請求項
    に記載の光伝送システム。
  12. 【請求項12】 当該第1及び第2の分岐ユニット(4
    4L,44R)の当該第2の光転送手段(94L,94
    R)が、第1の入力(b)及び第2の入力(a)の何れ
    か一方を出力に接続する選択光スイッチ手段であり、 当該1及び第2の分岐ユニット(44L,44R)のそ
    れぞれが更に、当該第1及び第2の分岐ケーブル(48
    L,48R)の第3の光伝送線路(74c,76c)上
    の光信号の有無を検出し、当該光信号が存在するときに
    それぞれの当該第2の光転送手段(94L,94R)を
    第2の入力(a)側に接続し、当該光信号が存在しない
    ときに当該第2の光転送手段(94L,94R)を第1
    の入力(b)側に接続する第2の光検出・スイッチ制御
    手段(98L,98R)を具備する請求項10又は11
    に記載の光伝送システム。
  13. 【請求項13】 当該第1及び第2の分岐ユニット(4
    4L,44R)がそれぞれ、 1入力・2出力を具備し、それぞれ当該第1及び第2の
    主光ケーブル(52,54)の第1の光伝送線路(52
    c,54d)からの入力光を2つの出力(Y0,Y1
    から出力する第1の光接続手段(102L,102R
    と、 2入力・1出力を具備し、2つの入力(X0,X1))
    への入力光をそれぞれ当該第1及び第2の主光ケーブル
    (52,54)の第2の光伝送線路(52 d,54c)
    に出力する第2の光接続手段(104L,104R
    と、入力ポート(X0)並びに第1及び第2の出力ポート
    (Y0,Y1)を具備する光接続手段(106L,10
    6R)であって、 当該第1出力ポート(Y0)が当該第
    1の光接続手段(102L,102Rの第1の出力
    (Y0に接続し、当該入力ポート(X0)が当該分岐
    ユニット間接続ケーブル(56)の第1の光伝送線路
    (56c)の一端に接続し、当該第2出力ポート(Y
    1)が当該第1及び第2の分岐ケーブル(48L,48
    R)の第4の光伝送線路(74d,76d)を介して当
    該分岐局(40c)の当該第2及び第1の光送受信装置
    (72,70)の光入力(IN(B))に接続する第
    の光接続手段(106L,106Rと、入力ポート(X0)並びに第1及び第2の出力ポート
    (Y0,Y1)を具備する光接続手段(108L,10
    8R)であって、 当該2出力ポート(Y1)が、当該第
    1及び第2の分岐ケーブル(48L,48R)の当該第
    3の光伝送線路(74c,76c)を介して当該分岐局
    (40c)の第2及び第1の光送受信装置(72,7
    0)の光出力(OUT(B))に接続し、当該入力ポー
    (X0)が、当該分岐ユニット間接続ケーブル(5
    6)の第2の光伝送線路(56d)の一端に接続し、当
    第1出力ポート(Y0)が当該第2の光接続手段(1
    04L,104Rの第1の入力(X0に接続する第
    4の光接続手段(108L,108Rとからなり、当
    該第1の光接続手段(102L,102Rの第2の出
    力(Y1が当該第1及び第2の分岐ケーブル(48
    L,48R)の第2の光伝送線路(74b,76b)を
    介して当該分岐局(40c)のそれぞれ当該第1及び第
    2の光送受信装置(70,72)の光入力(IN
    (A))に接続し、当該第1及び第2の光送受信装置
    (70,72)の光出力OUT(A)が、それぞれ、当
    該第1及び第2の分岐ケーブル(48L,48R)の当
    該第1の光伝送線路(74a,76a)を介して当該第
    2の光接続手段(104L,104Rの入力(X1
    に接続する請求項3に記載の光伝送システム。
  14. 【請求項14】 当該第1及び第2の分岐ユニット(4
    4L,44R)がそれぞれ、 1入力・2出力を具備し、それぞれ当該第1及び第2の
    主光ケーブル(52,54)の第1の光伝送線路(52
    c,54d)からの入力光を2つの出力(Y0,Y1)
    から出力する第1の光接続手段(102L,102R)
    と、 2入力・1出力を具備し、2つの入力(X0,X1)へ
    の入力光をそれぞれ当該第1及び第2の主光ケーブル
    (52,54)の第2の光伝送線路(52d,54c)
    に出力する第2の光接続手段(104L,104R)
    と、 第1ポートの入力光を第2ポートから出力し、当該第2
    ポートの入力光を第3ポートから出力する光転送手段で
    あって、当該第1ポートが当該第1の光接続手段(10
    2L,102R)の第1の出力(Y0)に接続し、当該
    第2ポートが当該分岐ユニット間接続ケーブル(56)
    の第1の光伝送線路(56c)の一端に接続し、当該第
    3ポートが当該第1及び第2の分岐ケーブル(48L,
    48R)の第4の光伝送線路(74d,76d)を介し
    て当該分岐局(40c)の当該第2及び第1の光送受信
    装置(72,70)の光入力(IN(B))に接続する
    第1の光転送手段(110L,110R)と、 第1ポートの入力光を第2ポートから出力し、当該第2
    ポートの入力光を第3ポートから出力する光転送手段で
    あって、当該第1ポートが、当該第1及び第2の分岐ケ
    ーブル(48L,48R)の当該第3の光伝送線路(7
    4c,76c)を介して当該分岐局(40c)の第2及
    び第1の光送受信装置(72,70)の光出力(OUT
    (B))に接続し、当該第2ポートが、当該分岐ユニッ
    ト間接続ケーブル(56)の第2の光伝送線路(56
    d)の一端に接続し、当該第3ポートが当該第2の光接
    続手段(104L,104R)の第1の入力(X0)に
    接続する第2の光転送手段(112L,112R)とか
    らなり、当該第1の光接続手段(102L,102R)
    の第2の出力(Y1)が当該第1及び第2の分岐ケーブ
    ル(48L,48R)の第2の光伝送線路(74b,7
    6b)を介して当該分岐局(40c)のそれぞれ当該第
    1及び第2の光送受信装置(70,72)の光入力(I
    N(A))に接続し、当該第1及び第2の光送受信装置
    (70,72)の光出力OUT(A)が、それぞれ、当
    該第1及び第2の分岐ケーブル(48L,48R)の当
    該第1の光伝送線路(74a,76a)を介して当該第
    2の光接続手段(104L,104R)の入力(X1)
    に接続する請求項3に記載の光伝送システム。
  15. 【請求項15】 当該第1及び第2の分岐ユニット(4
    4L,44R)がそれぞれ、 1入力・2出力を具備し、それぞれ当該第1及び第2の
    主光ケーブル(52,54)の第1の光伝送線路(52
    c,54d)からの入力光を2つの出力(b,a)の一
    方から出力する第1の光接続手段(114L,114
    R)と、 2入力・1出力を具備し、2つの入力(b,a)への入
    力光をそれぞれ当該第1及び第2の主光ケーブル(5
    2,54)の第2の光伝送線路(52d,54c)に出
    力する第2の光接続手段(116L,116R)と、 第1ポートの入力光を第2ポートから出力し、当該第2
    ポートの入力光を第3ポートから出力する光転送手段で
    あって、当該第1ポートが当該第1の光接続手段(11
    4L,114R)の第1の出力(b)に接続し、当該第
    2ポートが当該分岐ユニット間接続ケーブル(56)の
    第1の光伝送線路(56c)の一端に接続し、当該第3
    ポートが当該第1及び第2の分岐ケーブル(48L,4
    8R)の第4の光伝送線路(74d,76d)を介して
    当該分岐局(40c)の当該第2及び第1の光送受信装
    置(72,70)の光入力(IN(B))に接続する第
    1の光転送手段(110L,110R)と、 第1ポートの入力光を第2ポートから出力し、当該第2
    ポートの入力光を第3ポートから出力する光転送手段で
    あって、当該第1ポートが、当該第1及び第2の分岐ケ
    ーブル(48L,48R)の当該第3の光伝送線路(7
    4c,76c)を介して当該分岐局(40c)の第2及
    び第1の光送受信装置(72,70)の光出力(OUT
    (B))に接続し、当該第2ポートが、当該分岐ユニッ
    ト間接続ケーブル(56)の第2の光伝送線路(56
    d)の一端に接続し、当該第3ポートが当該第2の光接
    続手段(116L,116R)の第1の入力(b)に接
    続する第2の光転送手段(112L,112R)とから
    なり、当該第1の光接続手段(114L,114R)の
    第2の出力(a)が当該第1及び第2の分岐ケーブル
    (48L,48R)の第2の光伝送線路(74b,76
    b)を介して当該分岐局(40c)のそれぞれ当該第1
    及び第2の光送受信装置(70,72)の光入力(IN
    (A))に接続し、当該第1及び第2 の光送受信装置
    (70,72)の光出力OUT(A)が、それぞれ、当
    該第1及び第2の分岐ケーブル(48L,48R)の当
    該第1の光伝送線路(74a,76a)を介して当該第
    2の光接続手段(116L,116R)の第2の入力
    (a)に接続する請求項3に記載の光伝送システム。
  16. 【請求項16】 当該第1及び第2の分岐ユニット(4
    4L,44R)のそれぞれが更に当該第1及び第2の
    分岐ケーブル(48L,48R)の当該第1の光伝送線
    路(74a,76a)上の光信号の有無を検出し、当該
    光信号が存在するときに当該第の1光接続手段(114
    L,114R)をその第2の出力(a)に接続すると共
    に、当該第2の光接続手段(116L,116R)をそ
    の第2の入力(a)に接続し、当該光信号が存在しない
    ときに当該第1の光接続手段(114L,114R)を
    その第1の出力(b)に接続すると共に、当該第2の光
    接続手段(116L,116R)をその第1の入力
    (b)に接続する光検出・スイッチ制御手段(118
    L,118R)を具備する請求項15に記載の光伝送シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 当該第1及び第2の分岐ユニット(4
    4L,44R)がそれぞれ、 第1ポート対(X0,X1)及び第2ポート対(Y0,
    Y1)を具備し、当該第1ポート対の第1ポート(X
    0)の入力光を当該第2ポート対の第1ポート(Y0)
    及び第2ポート(Y1)から出力し、当該第2ポート対
    の第1ポート(Y0)の入力光を当該第1ポート対の少
    なくとも第2ポート(X1)から出力する結合手段であ
    って、当該第1ポート対の第1ポート(X0)には、そ
    れぞれ当該第1及び第2の主光ケーブル(52,54)
    の第1の光伝送線路(52c,54d)からの入力光が
    入力し、当該第1ポート対の第2ポート(X1)は、そ
    れぞれ当該第1及び第2の分岐ケーブル(48L,48
    R)の第4の光伝送線路(74d,76d)を介して当
    該分岐局(40c)の当該第2及び第1の光送受信装置
    (72,70)の光入力(IN(B))に接続し、当該
    第2ポート対の第2ポート(Y1)は、それぞれ当該第
    1及び第2の分岐ケーブル(48L,48R)の第2の
    光伝送線路(74b,76b)を介して当該分岐局(4
    0c)の当該第1及び第2の光送受信装置(70,7
    2)の光入力(IN(A))に接続する第1の結合手段
    (120L,120R)と、 第1ポート対(X0,X1)及び第2ポート対(Y0,
    Y1)を具備し、当該第1ポート対の第1ポート(X
    0)及び第2ポート(X1)の入力光を当該第2ポート
    対の少なくとも第1ポート(Y0)から出力し、当該第
    2ポート対の第2ポート(Y1)の入力光を当該第1ポ
    ート対の少なくとも第1ポート(X0)から出力する結
    合手段であって、当該第1ポート対の第2ポート(X
    1)は、それぞれ当該第1及び第2の分岐ケーブル(4
    8L,48R)の第1の光伝送線路(74a,76a)
    を介して当該分岐局(40c)の当該第1及び第2の光
    送受信装置(70,72)の光出力(OUT(A))に
    接続し、当該第2ポート対の第1ポート(Y0)は、そ
    れぞれ当該第1及び第2の主光ケーブル(52,54)
    の第2の光伝送線路(52d,54c)に光信号を出力
    し、当該第2ポート対の第2ポート(Y1)は、それぞ
    れ当該第1及び第2の分岐ケーブル(48L,48R)
    の第3の光伝送線路(74c,76c)を介して当該分
    岐局(40c)の当該第1及び第2の光送受信装置(7
    0,72)の光出力(OUT(B))に接続する第2の
    結合手段(122L,122R)とからなり、 当該第1の分岐ユニット(44L)の当該第1の結合手
    段(120L)の第2ポート対の第1ポート(Y0)
    は、当該分岐ユニット間接続ケーブル(56)の第1の
    光伝送線路(56c)を介して当該第2の分岐ユニット
    (44R)の当該第1の結合手段(120R)の当該第
    2ポート対の第1ポート(Y0)に接続し、 当該第1の分岐ユニット(44L)の当該第2の結合手
    段(122L)の第1ポート対の第1ポート(X0)
    は、当該分岐ユニット間接続ケーブル(56)の第2の
    光伝送線路(56d)を介して当該第2の分岐ユニット
    (44R)の当該第2の結合手段(122R)の当該第
    1ポート対の第1ポート(X0)に接続する請求項3に
    記載の光伝送システム。
  18. 【請求項18】 当該第1及び第2の分岐ユニット(4
    4L,44R)の当該第1の結合手段(120L,12
    0R)及び当該第2の結合手段(122L,122R)
    が、2×2の方向性結合手段である請求項17に記載の
    光伝送システム。
  19. 【請求項19】 当該第1及び第2の分岐ユニット(4
    4L,44R)がそれぞれ、 第1ポート対(X0,X1)及び第2ポート対(Y0,
    Y1)を具備し、当該第1ポート対の第1ポート(X
    0)の入力光を当該第2ポート対の第1ポート(Y0)
    及び第2ポート(Y1)から出力し、当該第2ポート対
    の第1ポート(Y0)の入力光を当該第1ポート対の少
    なくとも第2ポート(X1)から出力する結合手段であ
    って、当該第1ポート対の第1ポート(X0)には、そ
    れぞれ当該第1及び第2の主光ケーブル(52,54)
    第1の光伝送線路(52c,54d)の一方からの入
    力光が入力し、当該第1ポート対の第2ポート(X1)
    は、それぞれ当該第1及び第2の分岐ケーブル(48
    L,48R)の一方の第4の光伝送線路(74d,76
    d)を介して当該分岐局(40c)の当該第2及び第1
    の光送受信装置(72,70)の一方の光入力(IN
    (B))に接続し、当該第2ポート対の第2ポート(Y
    1)は、それぞれ当該第1及び第2の分岐ケーブル(4
    8L,48R)の一方の第2の光伝送線路(74b,7
    6b)を介して当該分岐局(40c)の当該第1及び第
    2の光送受信装置(70,72)の一方の光入力(IN
    (A))に接続する第1の結合手段(120L,120
    R)と、 第1ポート対(X0,X1)及び第2ポート対(Y0,
    Y1)を具備し、当該第1ポート対の第1ポート(X
    0)及び第2ポート(X1)の入力光を当該第2ポート
    対の少なくとも第1ポート(Y0)から出力し、当該第
    2ポート対の第2ポート(Y1)の入力光を当該第1ポ
    ート対の少なくとも第1ポート(X0)から出力する結
    合手段であって、当該第1ポート対の第2ポート(X
    1)は、それぞれ当該第1及び第2の分岐ケーブル(4
    8L,48R)の第1の光伝送線路(74a,76a)
    を介して当該分岐局(40c)の当該第1及び第2の光
    送受信装置(70,72)の光出力(OUT(A))に
    接続し、当該第2ポート対の第1ポート(Y0)は、当
    該第1及び第2の主光ケーブル(52,54)の第2の
    光伝送線路(52d,54c)の一方に光信号を出力
    し、当該第2ポート対の第2ポート(Y1)は、当該第
    1及び第2の分岐ケーブル(48L,48R)の一方の
    第3の光伝送線路(74c,76c)を介して当該分岐
    局(40c)の当該第1及び第2の光送受信装置(7
    0,72)の一方の光出力(OUT(B))に接続する
    第2の結合手段(122L,122R)と、 3ポートA,B,Cを具備し、ポートAの入力光をポー
    トBから出力し、ポートBの入力光をポートCから出力
    する光転送手段であって、そのポートBが当該第1の結
    合手段(120L,120R)の第2ポート対の第1ポ
    ート(Y0)に接続する第1の光転送手段(126L,
    126R)と、 3ポートA,B,Cを具備し、ポートAの入力光をポー
    トBから出力し、ポートBの入力光をポートCから出力
    する光転送手段であって、そのポートBが当該第2の結
    合手段(122L,122R)の第1ポート対の第1ポ
    ート(X0)に接続する第2の光転送手段(126L,
    126R)とからなり、 当該第1の分岐ユニット(44L)の当該第1の光転送
    手段(126L)のポートCは、当該分岐ユニット間接
    続ケーブル(124)の第1の光伝送線路(124c)
    を介して当該第2の分岐ユニット(44R)の当該第1
    の光転送手段(126R)のポートAに接続すると共
    に、当該第1の分岐ユニット(44L)の当該第1の光
    転送手段(126L)のポートAは、当該分岐ユニット
    間接続ケーブル(124)の第2の光伝送線路(124
    d)を介して当該第2の分岐ユニット(44R)の当該
    第1の光転送手段(126R)のポートCに接続し、 当該第1の分岐ユニット(44L)の当該第2の光転送
    手段(128L)のポートAは、当該分岐ユニット間接
    続ケーブル(124)の第3の光伝送線路(124e)
    を介して当該第2の分岐ユニット(44R)の当該第2
    の光転送手段(128R)のポートCに接続すると共
    に、当該第1の分岐ユニット(44L)の当該第2の光
    転送手段(128L)のポートCは、当該分岐ユニット
    間接続ケーブル(124)の第4の光伝送線路(124
    f)を介して当該第2の分岐ユニット(44R)の当該
    第2の光転送手段(128R)のポートAに接続するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の光伝送システム。
  20. 【請求項20】 当該第1及び第2の分岐ユニット(4
    4L,44R)の当該第1の結合手段(120L,12
    0R)及び当該第2の結合手段(122L,122R)
    が、それぞれ、2×2の方向性結合手段である請求項
    に記載の光伝送システム。
  21. 【請求項21】 主光伝送媒体(52,54)上の分岐
    装置を介して分岐局(40c)が当該主光伝送媒体(5
    2,54)に接続する光伝送システムであって、 当該分岐装置が、少なくとも2つの分岐ユニット(44
    L,44R)と、当該少なくとも2つの分岐ユニット
    (44L,44R)間を接続する分岐ユニット間接続ケ
    ーブル(56;78;124)とからなり、 当該分岐局(40c)が、当該複数の分岐ユニット(4
    4L,44R)それぞれに対応する分岐ケーブル(4
    8L,48R)を介して接続し、各分岐ケーブル(48L,48R)が、個別に当該分岐
    局(40c)から給電する給電系を具備する ことを特徴
    とする光伝送システム。
  22. 【請求項22】 第1及び第2の主光伝送線路(52
    c、52d)を具備する主光伝送媒体(52)、第1及
    び第2の接続光伝送線路(56c、56d)を具備する
    ユニット間接続光伝送媒体(56)、並びに、第1、第
    2、第3及び第4の分岐光伝送線路(74a,74b,
    74c,74d)を具備する分岐光伝送媒体(48L)
    との間で光信号を転送する光分岐ユニットであって、 1入力・2出力を具備し、当該第1の主光伝送線路(5
    2c)からの入力光を2つの出力(Y0,Y1)から出
    力する第1の光接続手段であって、第2出力(Y1)が
    当該第2の分岐光伝送線路(74b)に接続する第1の
    光接続手段(58L)と、 2入力・1出力を具備し、2つの入力(X0,X1)へ
    の入力光を当該第2の主光伝送線路(52d)に出力す
    る光接続手段であって、第2の入力(X1)に、当該第
    1の分岐光伝送線路(74a)から入力する信号光が入
    力する第2の光接続手段(60L)と、 当該第1の光接続手段(58L)の第1の出力(Y0)
    からの出力光を当該第2の接続光伝送線路(56d)に
    出力すると共に、当該2の接続光伝送線路(56d)か
    ら入力する光信号を当該第2の光接続手段(60L)の
    一方の入力(X0)に転送する第1の光転送手段(62
    L)と、 当該第3の分岐光伝送線路(74c)から入力する光信
    号を当該第2の接続光 伝送線路(56c)に出力すると
    共に、当該第2の接続光伝送線路(56c)から入力す
    る光信号を当該第4の分岐光伝送線路(74d)に出力
    する第2の光転送手段(64L)とからなることを特徴
    とする光分岐ユニット。
  23. 【請求項23】 更に、 当該第2の接続光伝送線路(56d)から入力する光信
    号の当該第1の光転送手段(62L)への入力を選択的
    に禁止する光スイッチ(66L)と、 当該第1の分岐光伝送線路(74a)上の光信号の有無
    を検出し、当該光信号が存在するときに当該光スイッチ
    (66L)を開放し、当該光信号が存在しないときに当
    該光スイッチ手段(66L)を閉成する光検出・スイッ
    チ制御手段(68L,68R)とを具備する請求項22
    に記載の光分岐ユニット。
  24. 【請求項24】 第1及び第2の主光伝送線路(52
    c、52d)を具備する主光伝送媒体(52)、第1、
    第2、第3及び第4の接続光伝送線路(78c,78
    d,78e,78f)を具備するユニット間接続光伝送
    媒体(78)、並びに、第1、第2、第3及び第4の分
    岐光伝送線路(74a,74b,74c,74d)を具
    備する分岐光伝送媒体(48L)との間で光信号を転送
    する分岐ユニットであって、 当該第1の主光伝送線路(52c)からの入力光を2つ
    の出力(Y0,Y1)から出力する接続手段であって、
    第1出力(Y0)が当該第4の接続光伝送線路(78
    f)に接続し、第2出力(Y1)が当該第2の分岐光伝
    送線路(74b)に接続する第1の光接続手段(80
    L)と、 2入力・1出力を具備し、2つの入力(X0,X1)へ
    の入力光をそれぞれ当該第2の主光伝送線路(52d)
    に出力する光接続手段であって、当該第1の分岐光伝送
    線路(74a)からの入力信号光が第2の入力(X1)
    に入力する第2の光接続手段(82L)と、 当該第1の分岐光伝送線路(78c)と当該第3の分岐
    光伝送線路(74c)を光学接続する第3の光学接続手
    段と、 当該第2の分岐光伝送線路(78d)と当該第4の分岐
    光伝送線路(74d) を光学接続する第4の光学接続手
    段と、 当該第3の接続光伝送線路(78d)から入力する光信
    号の当該第2の光接続手段(82L)の第1入力(X
    0)への入力を選択的に禁止する光スイッチ(84L)
    と、 当該第1の分岐光伝送線路(74a)上の光信号の有無
    を検出し、当該光信号が存在するときに当該光スイッチ
    (84L)を開放し、当該光信号が存在しないときに当
    該光スイッチ手段(84L)を閉成する光検出・スイッ
    チ制御手段(86L)とを具備することを特徴とする光
    分岐ユニット。
  25. 【請求項25】 第1及び第2の主光伝送線路(52
    c,52d)を具備する主光伝送媒体(52)、第1及
    び第2の接続光伝送線路(56c、56d)を具備する
    ユニット間接続光伝送媒体(56)、並びに、第1、第
    2、第3及び第4の分岐光伝送線路(74a,74b,
    74c,74d)を具備する分岐光伝送媒体(48L)
    との間で光信号を転送する分岐ユニットであって、 1入力・2出力を具備し、当該第1の主光伝送線路(5
    2c)からの入力光を2つの出力(Y0,Y1)から出
    力する第1の光接続手段であって、第2出力(Y1)が
    当該第2の分岐光伝送線路(74b)に接続する第1の
    光接続手段(90L)と、 2入力・1出力を具備する光スイッチからなり、2つの
    入力(a,b)の入力光の一方を第2の主光伝送線路
    (52d)に出力し、第2の入力(a)に当該第1の分
    岐光伝送線路(74a)からの信号光が入力する第2の
    光接続手段(96L)と、 当該第2の分岐光伝送線路(56d)から入力する光信
    号を、当該第2の光接続手段(96L)の第1の入力
    (b)と当該第4の分岐光伝送線路(74d)とに転送
    する第1の光転送手段(92L)と、 当該第1の光接続手段(90L)の第1の出力(Y0)
    からの光信号が入力する第1の入力(b)と、当該第3
    の分岐光伝送線路(74c)から入力する光信号が入力
    する第2の入力(a)を具備し、当該第1及び第2の入
    力(b,a)に入力する光信号の一方を当該第1の分岐
    光伝送線路に転送する第2の光転送手段 (94L)とか
    らなることを特徴とする光分岐ユニット。
  26. 【請求項26】 更に、当該第1の分岐光伝送線路(7
    4a)上の光信号の有無を検出し、当該光信号が存在す
    るときに当該第2の光接続手段(96L)を第2の入力
    (a)側に接続し、当該光信号が存在しないときに当該
    選第2の光接続手段(96L)を当該第1の入力(b)
    側に接続する第1の光検出・スイッチ制御手段(100
    L)を具備する請求項25に記載の光分岐ユニット。
  27. 【請求項27】 更に、当該第3の分岐光伝送線路(7
    4c)上の光信号の有無を検出し、当該光信号が存在す
    るときに当該第2の光転送手段(94L)を第2の入力
    (a)側に接続し、当該光信号が存在しないときに当該
    第2の光転送手段(94L)を第1の入力(b)側に接
    続する第2の光検出・スイッチ制御手段(98L,98
    R)を具備する請求項25又は26に記載の光分岐ユニ
    ット。
  28. 【請求項28】 第1及び第2の主光伝送線路(52
    c,52d)を具備する主光伝送媒体(52)、第1及
    び第2の接続光伝送線路(56c、56d)を具備する
    ユニット間接続光伝送媒体(56)、並びに、第1、第
    2、第3及び第4の分岐光伝送線路(74a,74b,
    74c,74d)を具備する分岐光伝送媒体(48L)
    との間で光信号を転送する光分岐ユニットであって、 1入力・2出力を具備し、当該第1の主光伝送線路(5
    2c)からの入力光を2つの出力(Y0,Y1)から出
    力し、2の出力(Y1)が当該第2の分岐光伝送線路
    (74b)に接続する第1の光接続手段(102L)
    と、 2入力・1出力を具備し、2つの入力(X0,X1)へ
    の入力光をそれぞれ当該第1及び第2の主光伝送媒体
    (52,54)に出力し、当該第1の分岐光伝送線路
    (74a)から入力する信号光が第2の入力(X1)に
    入力する第2の光接続手段(104L)と、 入力ポート(X0)並びに第1及び第2の出力ポート
    (Y0,Y1)を具備する光接続手段(106L)であ
    って、当該第1出力ポート(Y0)が当該第1の光接続
    手段(102L,102R)の第1の出力(Y0)に接
    続し、当該入力ポート(X0)が当該第1の分岐光伝送
    線路(56c)の一端に接続し、当該第2出力ポート
    (Y1)が当該第4の分岐光伝送線路(74d)に接続
    する第3の光 接続手段(106L)と、 入力ポート(X0)並びに第1及び第2の出力ポート
    (Y0,Y1)を具備する光接続手段(108L)であ
    って、当該2出力ポート(Y1)が当該第3の分岐光伝
    送線路(74c)に接続し、当該入力ポート(X0)
    が、当該第2の接続光伝送線路(56d)の一端に接続
    し、当該第1出力ポート(Y0)が当該第2の光接続手
    段(104L)の第1の入力(X0)に接続する第4の
    光接続手段(108L)とからなることを特徴とする光
    分岐ユニット。
  29. 【請求項29】 第1及び第2の主光伝送線路(52
    c,52d)を具備する主光伝送媒体(52)、第1及
    び第2の接続光伝送線路(56c、56d)を具備する
    ユニット間接続光伝送媒体(56)、並びに、第1、第
    2、第3及び第4の分岐光伝送線路(74a,74b,
    74c,74d)を具備する分岐光伝送媒体(48L)
    との間で光信号を転送する光分岐ユニットであって、 1入力・2出力を具備し、当該第1の主光伝送線路(5
    2c)からの入力光を2つの出力(Y0,Y1)から出
    力し、第2の出力(Y1)が当該第2の分岐光伝送線路
    (74b)に接続する第1の光接続手段(102L)
    と、 2入力・1出力を具備し、2つの入力(X0,X1)へ
    の入力光をそれぞれ当該第2の主光伝送線路(52d)
    に出力し、第2入力(X1)に当該第1の分岐光伝送線
    路(74a)からの信号光が入力する第2の光接続手段
    (104L)と、 第1ポートの入力光を第2ポートから出力し、当該第2
    ポートの入力光を第3ポートから出力する光転送手段で
    あって、当該第1ポートが当該第1の光接続手段(10
    2L)の第1の出力(Y0)に接続し、当該第2ポート
    が第1の接続光伝送線路(56c)の一端に接続し、当
    該第3ポートが当該第4の分岐光伝送線路(74d)に
    接続する第1の光転送手段(110L)と、 第1ポートの入力光を第2ポートから出力し、当該第2
    ポートの入力光を第3ポートから出力する光転送手段で
    あって、当該第1ポートが当該第3の分岐光伝送線路
    (74c)に接続し、当該第2ポートが当該第2の接続
    光伝送線路(56d)の一端に接続し、当該第3ポート
    が当該第2の光接続手段(104L)の第 1の入力(X
    0)に接続する第2の光転送手段(112L)とからな
    ることを特徴とする光分岐ユニット。
  30. 【請求項30】 第1及び第2の主光伝送線路(52
    c,52d)を具備する主光伝送媒体(52)、第1及
    び第2の接続光伝送線路(56c、56d)を具備する
    ユニット間接続光伝送媒体(56)、並びに、第1、第
    2、第3及び第4の分岐光伝送線路(74a,74b,
    74c,74d)を具備する分岐光伝送媒体(48L)
    との間で光信号を転送する光分岐ユニットであって、 1入力・2出力を具備し、当該第1主光伝送線路(52
    c,54)からの入力光を2つの出力(b,a)の一方
    から出力し、第2の出力(a)が当該第2の分岐光伝送
    線路(74b)に接続する第1の光接続手段(114
    L)と、 2入力・1出力を具備し、2つの入力(b,a)への入
    力光を当該第2の主光伝送線路(52d)に出力し、当
    該第1の分岐光伝送線路(74a)からの信号光が第2
    の入力(a)に入力する第2の光接続手段(116L)
    と、 第1ポートの入力光を第2ポートから出力し、当該第2
    ポートの入力光を第3ポートから出力する光転送手段で
    あって、当該第1ポートが当該第1の光接続手段(11
    4L)の第1の出力(b)に接続し、当該第2ポートが
    当該第1の接続光伝送線路(56c)の一端に接続し、
    当該第3ポートが当該第4の分岐光伝送線路(74d)
    に接続する第1の光転送手段(110L)と、 第1ポートの入力光を第2ポートから出力し、当該第2
    ポートの入力光を第3ポートから出力する光転送手段で
    あって、当該第1ポートが当該第3の分岐光伝送線路
    (74c)に接続し、当該第2ポートが当該第2の接続
    光伝送線路(56d)に接続し、当該第3ポートが当該
    第2の光接続手段(116L)の第1の入力(b)に接
    続する第2の光転送手段(112L)とからなることを
    特徴とする光分岐ユニット。
  31. 【請求項31】 更に、当該第1の分岐光伝送線路(7
    4a)上の光信号の有無を検出し、当該光信号が存在す
    るときに当該第1の光接続手段(114L)をその第2
    の出力(a)に接続すると共に、当該第2の光接続手段
    (116L)をその第2の入力(a)に接続し、当該光
    信号が存在しないときに当該第1の光接続手段(114
    L)をその第1の出力(b)に接続すると共に、当該第
    2の光接続 手段(116L)をその第1の入力(b)に
    接続する光検出・スイッチ制御手段(118L)を具備
    する請求項30に記載の光分岐ユニット。
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