JP2002510441A - 異質光通信ネットワークの動作、保護、及び回復方法及び装置 - Google Patents

異質光通信ネットワークの動作、保護、及び回復方法及び装置

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JP2002510441A JP54387098A JP54387098A JP2002510441A JP 2002510441 A JP2002510441 A JP 2002510441A JP 54387098 A JP54387098 A JP 54387098A JP 54387098 A JP54387098 A JP 54387098A JP 2002510441 A JP2002510441 A JP 2002510441A
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Abstract

(57)【要約】 単一及び多重波長光波通信システムを含むハイブリッドネットワークのような異質ネットワークにおいて、正常動作、及び端末機器または伝送媒体が故障の場合にサービス回復能力を提供する技術。光スイッチングノード即ちOSN(12、120a−d)がリングネットワーク(110)内の各ノードに配置されていて種々ファイバ(55)と端末機器(50、50a−d)との間に必要接続を提供するが、保護ファイバ上の信号をそのノードの端末機器をバイパスさせることができるようにするスイッチ状態を有している。リングスイッチされた信号は、介入ノードの端末機器に遭遇することなく保護ファイバ(55adp’、55dap’)を通してリングを巡って伝播する。任意対のノード間の保護ファイバリンクが全ての関連通信を支援することができなくなると、これらのリンクはこのような支援を提供するように変更される。

Description

【発明の詳細な説明】 異質光通信ネットワークの動作、保護、及び回復方法及び装置 発明の背景 本発明は一般的にはオプティックス及び通信に関し、より詳しく述べれば、光 ファイバをベースとするネットワーク、ファイバリンクが故障した場合(例えば 、ファイバの破損、ファイバ増幅器のような能動要素の故障)におけるネットワ ークサービスの回復、及びこのような回復を遂行する際の光スイッチングの使用 に関する。 フォトニック伝送、増幅、及びスイッチング技術は近代的な大容量遠隔通信ネ ットワークを提供し、構成し、そして管理する柔軟な手段を提供する。信号輸送 に使用される伝送機器及びファイバ層を含むネットワーク内の物理層は、トラフ ィックの動的な経路指定を支援するために、機能を再構成することができる必要 がある。ネットワークにまたがる要求パターンの変化に応じてトラフィック容量 を再配列するためには、数分もしくはそれ以上の程度の遅い再構成で充分である かも知れないが、伝送機器またはファイバケーブル設備の故障の場合には、サー ビスを回復するために迅速な再構成(多分、50msまたはそれ以下)が要求され る。単一点の故障の効果が段階的に拡大する(影響を受けたサービス(音声及び データ)がサービス中断の直後に再接続を試み、元の故障点に近接している、ま たはそれに接続されている機能をオーバロードさせ得る)のを防ぐために、高速 回復も臨界的である。 高速回復に関する臨界的なニーズに加えて、光伝送のデータ転送速度の不断の 増加及び単一のファイバ内への多重波長チャネルの導入に伴って、経路再指定す べき必要がある容量も急速に増加してきている。例えば、長時間輸送遠隔通信ネ ットワークに要求されるトラフィック容量の急速な成長が、伝送及び多重化に新 しい技術を導入することを加速させた。10Gbpsのビットレートまでの伝送リ ンクが(OC−192)商用サービス中であり、多重波長成分技術の新たな開 発により4、8、16、32、及び40チャネルWDM(波長分割多重化)リンクの高 速化した(2.5Gbps/波長またはそれ以上)商用可用性がもたらされた。 また単一のファイバ上のこのような高いデータ転送速度での伝送は、より大規 模な故障に対してネットワークをより脆弱にする。例えば、単一のファイバリン クの故障は、そのファイバリンクが単一波長で10Gbpsで動作しているか、ま たは4波長のそれぞれのが2.5Gbpsで動作している場合には、約130,000の音 声チャネル(DS0)が破断し得る。従って、サービスを動的に回復するための 冗長設備として、同程度の容量のリンクをバックアップまたは予備リンクとして 使用するために準備し、ネットワークの生き残りを確保する必要もある。 従って、ネットワーク回復のために使用される経路指定技術は、高速スイッチ ング及び大容量の2つの要求と両立可能な解決法を提供しなければならない。 国際及び北米標準の主部は、光波ネットワークの動作のためのいろいろな同期 光ネットワーク(SONET)構成を定義している。「自己回復リング」構成は 、ファイバ伝送媒体の故障の場合にサービスの迅速な回復を可能にする。4ファ イバ自己回復リングネットワークでは、各ノードは2対のファイバ(反対方向へ の信号を輸送する)を通してその隣接するノードに接続されている。これらの各 対内の一方のファイバは「作業」ファイバと呼ばれ、他方のファイバは「保護」 ファイバと名付けられていて作業ファイバ機能が故障した場合に使用することが できる。各ノードは、リング内のいろいろなリンクを通過する信号を発信し、及 び終端するアッド・ドロップマルチプレクサ(ADM)端末設備を含んでいる。 何れか2つのノード間の何れかの作業ファイバが故障した場合、故障の何れか の側のADM端末設備が保護ファイバ上で信号の所要の経路再指定を遂行する。 全てのサービスを回復するためのこのような信号の経路再指定を、サービスの「 回復」と呼ぶ。もし出力作業ファイバリンクは故障したが、対応する保護ファイ バリンクが無傷であれば、故障した作業ファイバを意図した信号は無傷の対応す る保護ファイバへ転流される(これを、スパンスイッチングという)。因みに、 対応する保護ファイバとは、同一の2つのノード間に結合され、同一方向で(他 のノードへ、またはそれから)使用する保護ファイバのことである。 もし作業ファイバ及び保護ファイバの両リンクが故障すれば、故障した作業フ ァイバを使用することを意図していた信号はリングを巡って他の方向の出保護フ ァイバへ向けられ、1つのノードから次のノードへ渡される(これを、リングス イッチングという)。 しかしながら、これらの回復計画(リングスイッチング)の若干は、異質ネッ トワークと呼ばれるものに分割する。異質リングネットワークは、異なるリンク が、信号輸送容量(帯域幅)、波長チャネルの数、変調計画、フォーマット、ま たはプロトコルのような本質面が異なるようなものである。例えば、若干の高ト ラフィックリンクは、所与の波長チャネル上の信号のビットレートを増加させる ことによって、付加的な波長チャネルを支援するために付加的なWDM端末設備 を設けることによって、または両者によって、増加した帯域幅を得るようにアッ プグレードされているかも知れない。 以上のように、いろいろな理由から、ネットワークは各端に端末設備を有する リンクを有することができ、そのリンク上の信号は1つまたはそれ以上の他のリ ンク上で異質であるか、または支援されない。反対方向においては少なくともあ るリンクは通常は故障したリンクを通る信号を支援しないから、リングスイッチ ングは不可能である。特定の型の異質ネットワーク、即ち単一、及び多重波長光 波通信リンクを含む異質ネットワークを、ハイブリッドネットワークと呼ぶこと がある。 発明の概要 本発明は、単一、及び多重波長光波通信システムを含むハイブリッドネットワ ークのような異質ネットワーク内の端末設備または伝送媒体が故障した場合に、 正常動作及びサービスを回復する能力を与える方法及び装置を提供する。 一般的に言えば、これは介入するノードの端末機器に遭遇することなくリング スイッチされた信号をリングを巡って伝播させることを可能にすることによって 達成される。任意対のノード間の保護ファイバリンクが全ての関連通信レジーム を支援できない場合には、このような支援を提供するようにこれらのリンクを変 更する。 特定の実施の形態においては、光スイッチングノード(OSN)がリングネッ トワーク内の各ノードに配置されていて、いろいろなファイバと端末機器との間 の必要接続を提供するようになっているが、保護ファイバ上の信号をそのノード の端末機器をバイパス可能にするスイッチ状態を有している。若干のノードだけ がWDM端末機器を有しているハイブリッドネットワークの場合には、そのリン グの単一波長SONET動作を妨害することなく、多重波長信号の正常動作及び 回復が可能になる。 保護リンクをアップグレードするステップ(もし必要ならば)はネットワーク の異質性の本質に依存するが、一般的には比較的安価である。例えば、多重波長 または高いビットレート動作を支援するために保護リンクをアップグレードする ことは、適切な光増幅器を追加することと同じであることが多い。広帯域幅(例 えば、多重波長)トラフィックを回復するための経路指定または経路再指定は、 OSNを通して行われる。通常は広帯域幅信号の処理を要求されていないノード に、これらの信号を終端することができる特別な端末機器を設ける必要はない。 それは、これらのノードがOSN動作によりバイパスされるからである。 本発明の本質及び長所は、明細書の残余の部分及び図面を参照することによっ ての更に明白になるであろう。 図面の簡単な説明 図1A及び1Bは、典型的な従来技術リング及びメッシュネットワーク技術を 示す図である。 図2Aは、従来技術の4ファイバ双方向ラインスイッチリング(BLSR)を 示す図である。 図2Bは、ノードの1つにおけるアッド・ドロップマルチプレクサ(ADM) の詳細図である。 図3Aは、SONETリングにおけるスパン回復を示す図である。 図3Bは、SONETリングにおけるリング回復を示す図である。 図4は、多重波長リンクを共用する複数の単一波長リングを有する典型的なハ イブリッド構成を示す図である。 図5は、光スイッチを使用する従来技術の回復計画を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態によってアップグレードされた4ファイバハイブ リッドBLSRの概要図である。 図7A及び7Bは、本発明の実施の形態による光スイッチングノード(OSN )の概要図である。 図8A及び8Bは、OSN内の複数の可能スイッチング経路を示す概要図であ る。 図9A−90は、OSNの15のスパンスイッチング状態を示す図である。 図10A−Tは、OSNの20のリングスイッチング状態を示す図である。 図11A−11Rは、OSNの18の保護ファイバ通過(P通過)状態を示す図 である。 図12は、OSN内の光スイッチの特定の実施の形態を示す概要図である。 図13は、回復監視チャネルを実現するための制御ロジック及び付加的な要素 を含むOSNの付加的な詳細図である。 図14は、WDM機器を有する1対のノード間の4つのファイバリンクの全て の故障に応答するOSNによる完全リングスイッチングを示す図である。 図15A−15Cは、一緒になって、特定の実施の形態におけるOSNソフト ウェアの流れ図を形成する。 図16A−16Cは、付加的な機能を達成するためのOSNサブモジュールの 使用を示す。 図17A及び17Bは、双方向監視チャネルの実施の形態を示す図である。 図18は、双方向WDNネットワークデータ伝送の実施の形態を示す図である 。 図19A−19Cは、混合された型の端末機器を有するネットワーク内に分散 したOSNを示す図である。 特定の実施の形態の説明 1.0 技術的概要 1.1 ネットワーク層 ネットワーク通信の説明は、国際標化準機構(ISO)開放型システム相互接 続(OSI)参照モデルのようなネットワーク層モデルを参照してなされること が多い。OSI層は、最高から最低へ、アプリケーション層、プレゼンテーショ ン層、セッション層、トランスポート層、ネットワーク層、データリンク層、及 び物理層を含む。 アプリケーション層は、アプリケーション間の意味交換を支援し、より低い機 能及びサービスへのアクセスを提供する。プレゼンテーション層は、エンドユー ザまたはアプリケーションへのデータの提示を扱う。セッション層は、アプリケ ーションとデバイスとの間のインタラクションを編成し、構成する。トランスポ ート層は、転送媒体の本質及び属性には関係なく透明で、信頼できるデータの転 送に責を負っている。ネットワーク層は、ネットワーク間の通信を確立し、情報 のアドレス指定、経路指定、及び中継に関係している。データリンク層は、ネッ トワーク資源間のデータ転送のための機能及びプロトコルを提供し、物理層内の 誤りを検出する。物理層は、通信媒体の実際の機械的、電気的、または光特性を 定義する他に、通信媒体を通してのデータの物理伝送のための機能及び手順標準 をも定義する。 物理層は、それ自体、トップから底へ、ライン端末(LTE)層、フォトニッ ク接続性層、及びファイバインフラストラクチャを含む複数の副層からなること が多い。 1.2 ファイバ技術 遠隔通信に使用される光ファイバリンクは、単一波長または多重波長の何れか である。光ファイバ通信ネットワークにおいては、典型的には、ファイバに沿っ て伝播させるのに適する波長の光を放出するレーザダイオードを変調することに よって電気信号を光信号に変換する。変調された光はファイバ内に注入され、フ ォトダイオードまたは他の光・電子デバイスを含む光ファイバ受信機によって検 出されて元の電気信号に対応する信号が回復される。波長分割多重化(WDM) として知られる技術を使用して、1つの光ファイバ上で多くの信号を同時に伝送 することができる。波長マルチプレクサを使用して多くの異なる波長の光が単一 のファイバ内に注入され、個々の波長の光は他方の端において波長デマルチプレ クサを使用して分離される。 波長マルチプレクサ及びデマルチプレクサは、WDMカップラと総称されるこ とが多い。単一のファイバ上に双方向動作を確立するために使用することもでき 、このような用途のために最適化されたWDMカップラを双方向WDMカップラ と呼ぶことが多い。漏話、後方反射等を減少させながら単一のファイバ上で双方 向通信を確立するために、アイソレータ及びサーキュレータのような若干の他の 光素子が使用されることが多い。これらの素子は理論的には不可欠ではないが、 これらは実際的に有用である。 所与の波長における伝送を支援する所与の光ファイバは、複数の接近して離間 する波長の伝送を支援しそうに思える。しかしながら、典型的には、例えば30 km置きのような経路内のいろいろな位置に光増幅器が配置されており、典型的 な単一波長ファイバリンクはそのファイバ上で伝送中の単一の波長に対してのみ 正しく動作する増幅器を有していることが多い。多重波長動作を支援するために は、異なる光増幅器が必要である。 エルビウムをドープしたファイバ増幅器が開発されるまでは、信号を維持する ためにリジェネレータ(レピータと呼ばれることもある)を挿入する必要があっ た。リジェネレータは、光信号を電気信号に変換し、電気信号を増幅し、増幅さ れた電気信号を光信号に再変換する。リジェネレータは電気信号を再成形、また はそれ以外に調整し、それを光信号に再変換する前に電気信号をマスタネットワ ーククロック(もし使用可能であれば)に再同期させる。光ファイバ伝送に使用 する一般的な波長は、1310nm及び1550nmの近傍の波長を含む。しかしながら 、エルビウム増幅器は1550nm範囲においてのみ動作し、従って実際的には1550 nmの波長が選択され続けている。典型的な多重波長環境においては、波長は0. 8nm(1550nmにおける100GHzに対応)または1.6nmだけ離間しており、 典型的には1530−1570nmの範囲内にある。多重波長ファイバ用リジェネレータ は各波長を別々に再生する必要があり、従って入力ファイバ上の各波長を別個の リジェネレータへ送るためのWDMデマルチプレクサと、再生された光信号を出 力ファイバ上へ再結合させるためのWDMマルチプレクサとを必要とすることに 注目されたい。 単一モード及び多重モードと呼ばれる2つのクラスの光ファイバが存在してい る。多重モードファイバは比較的安価であるが、典型的には短いデータ通信アプ リケーション(例えば、50mまたはそれ以下)のみに使用される。これは、伝播 モードが異なるとファイバに沿う通過時間が異なり、長距離では分散が重大なフ ァクタになるからである。 1.3 SONET回復 以下の説明では、特定の型のネットワークは同期光ネットワーク(SONET )であり、これは複数のチャネルがあるフレーム内で与えられた異なるタイムス ロットを使用する時分割多重化(TDM)を使用する。各ノードは、ネットワー クを通して互いに通信し合う電子デバイスにファイバをインタフェースするアッ ド・ドロップマルチプレクサ(ADM)を含んでいる。SONETネットワーク は、点から点への信頼できる輸送を提供し、回復を提供する能力を有している。 しかしながら、本発明は、ATM、IP、または他の型のパケットまたは同期デ ータを経路指定するためのデバイスのような他の型の端末機器との適用性を有し ている。 SONET ADMは、2つの主要機能を提供する。第1の機能は、入作業フ ァイバからタイムスロットの1つの中の情報を抽出し、そのタイムスロット内の 情報を(他のタイムスロット内の情報と共に)伝送するために同一方向に続いて いるファイバ上に出力することである。第2の機能は、1つまたはそれ以上のフ ァイバリンクが故障した場合に、保護ファイバ上に情報を経路再指定するために 電気的なスイッチングを遂行することである。本明細書において使用する「リン ク」という用語は、2つのノード間の通信経路のことをいう。同じことをいうの に用語「スパン」を使用する場合がある。 図1Aは、典型的な従来技術のリングネットワーク技術を示している。図1A は、複数のノード20がファイバ25によって相互接続されているリングネット ワークを示している。図1Aは、各ノードがリング上の隣接するノードへ、及び それらから信号を送受信できるような双方向リングを示している。ノードは20 a、20b、20c等と名付けられ、ADMを有するものとして示されている。 ファイバの命名法に関して言えば、あるノードから隣接するノードへ信号を伝播 させるファイバに対して、発信ノード及び受信ノードの文字添字からなる添字を 付してある。例えば、ノード20aはファイバ25abを通してノード20bへ 信号を送り、ノード20bからファイバ25baを通して信号を受信する。 リングの観点からは方向を時計方向及び反時計方向と呼び、ノードの観点から は2つの方向を、任意に、上流及び下流、または西及び東と名付ける。 図1Bは、典型的な従来技術のメッシュネットワークをボしており、複数のノ ード30がネットワーク内の他のノードへ、及びそれらからファイバ35を介し て信号を送受信するようになっている。この場合、少なくとも若干のノードは1 対より多くの隣接するノードへ、及びそれらから信号を直接送受信することがで きる。図示の特定例では、ネットワーク内には4つのノードが存在しており、各 ノードは他の3つのノードへの直接接続を有している。 図2Aは、従来技術の4ファイバ双方向ラインスイッチリング(BLSR)の 概要図である。図2Aが図1Aと異なる点は、図2Aの各ファイバが図1Aの対 応部、即ち作業ファイバ及び保護ファイバと呼ぶ1対のファイバを有しているこ とである。ADMは50a、50b、50c、及び50dと命名されており、隣 接するノード間の4つのファイバリンクは55で示されている。 図2Bは、ADMの1つ、例えばADM 50aの付加的な詳細を示している 。図1Aの命名法の拡張バージョンとして、ネットワーク内の各ファイバにさら なる添字wまたはpを付してそれが作業ファイバであるのか、または保護ファイ バであるのかを識別すると好都合である。ADMは、8つのファイバポートと、 2つの各方向からの2つの入力と、西及び東と名付けたこれらの2つの各方向に 向かう2つの出力とを有している。上述した各ファイバ対は、作業ファイバ及び 保護ファイバを含んでいる。各入力ポートは、変調された光信号を対応する電気 信号に変換する光受信機57と通信する。各出力ポートは、電気信号を対応する 光信号に変換する光送信機58と通信する。 ADM 50aは、西から東へのデマルチプレクサ・マルチプレクサユニット 60、及び東から西へのデマルチプレクサ・マルチプレクサユニット62を含ん でいる。各デマルチプレクサ・マルチプレクサユニットのデマルチプレクサ部分 は、異なるタイムスロット内の入信号を分離してそれらを調整し、各デマルチプ レクサ・マルチプレクサユニットのマルチプレクサ部分は、個々の調整済み信号 をそれぞれのタイムスロット内に配置(結合)して再送信する。作業ファイバポ ートに組合されたデマルチプレクサ・マルチプレクサユニットは、そのノードに 宛てられたデータ(ユニットから下向きの矢印で略記してある)を1つまたはそ れ以上のタイムスロットから取出し、次のノードに宛てられたデータ(下向きに ユニットを指し示す矢印で示す)を今は空のタイムスロット内へ挿入する。保護 ファイバポートに組合されたデマルチプレクサ・マルチプレクサユニットは、こ のアッド・ドロップ機能を提供する必要はないが、典型的な実施の形態では最大 の融通性を提供するために、全てのデマルチプレクサ・マルチプレクサユニット に対してこのアッド・ドロップ機能を与えている。 ADM 50aは、各デマルチプレクサ・マルチプレクサユニットがそのデー タを何れかの受信機から受信し、そのデータを何れかの送信機へ出力することが できるように、電気的なスイッチングのための設備を更に含んでいる。ADM 50aは、保護受信機からの信号を変化させることなく対応する保護送信機へ引 き渡すための設備も含んでいる。 図3Aは、スパン回復(または、スパンスイッチング)と呼ばれるものを示し ている。これは、作業ファイバが破断するか、または作業ライン上の他の機器( 例えば、増幅器)が故障した場合である。特定の例では、ADM 50a及び5 0bは、ADM 50aから50bへの通信のために作業ファイバ及び保護ファ イバ55abw及び55abpによって、更にADM 50bから50aへの通 信のために作業ファイバ及び保護ファイバ55baw及び55bapによって接 続されている。特定の例においては、作業ファイバ55abwによって限定され たリンクが故障し、ADM 50aから50bへの正常通信が不可能になったも のと想定している。ファイバポート送信機及び受信機、及び若干のデマルチプレ クサ・マルチプレクサユニットを図示しないことによって、図を簡略化してある 。 SONET回復は、故障がなければ作業ファイバ55abwのための送信機へ 向かう信号を、保護ファイバ55abpのための送信機へ向かわさせるように電 気的なスイッチングを行う。更に、ADM 50bにおける電気的スイッチング は、故障がなければ作業ファイバ55abwのための受信機から受信されること が予測される信号が、代わりに保護ファイバ55abpのための受信機から入手 されたことを認識し、ADM 50c(図示してない)へ転送される信号が作業 ファイバ55bcwのための送信機へ通信されるように適切な経路指定を遂行す る。 図3Bは、作業ファイバリンク及びその対応する保護ファイバリンクが故障( 図は、両作業ファイバ及び両保護ファイバが故障した、一層極端な場合を示して いる)した時に要求されるリング回復(または、リングスイッチング)と呼ばれ るものを示している。この場合、作業ファイバ55abwを通してADM 50 aから50bへ通信さるべき信号は、反対方向に保護ファイバ55adpへ出力 される。ADM 50bを除くリング内の他のADMは、保護ファイバ上の入デ ータを受信し、それを次の未変化ノードへ転送する。従って、故障がなければ作 業ファイバ55abwを通してADM 50bによって受信される信号は、代わ りに保護ファイバ55cbpを通して受信される。同様に、作業ファイバ55b awを通してADM 50bからADM 50aへ送ることを意図した信号は、 保護ファイバ55bcpへ経路再指定されて反対方向にリングを巡って伝播し、 保護ファイバ55dapを通してADM 50aによって受信される。 以上の説明では、全てのファイバリンクが単一波長であるもとのしている。も し各ノードが個々の波長を多重化及び多重化解除するためのWDM機器を有して おり、またもしSONET電気端末機器(ADM)が各波長毎に設けられていれ ば、全てのファイバリンクを多重波長で実現することができる。 図4は、複数の単一波長4ファイバBLSR 70、72、及び75を有して いるが、1対のノード82aと82bとの間の3つのリングに共通の多重波長リ ンク80を共用しているハイブリッドネットワークと呼ぶネットワークを示して いる。多重波長リンクはノード間の複数の単一波長リンクに等しい伝送容量を提 供できるから、これが実現可能なのである。概念的には、多重波長リンク80は 、各々がその特定リングに専用の3つの単一波長リンクの機能を遂行する(特定 の例において)ものと考えることができる。しかしながら、図示の例の場合、多 重波長構成のリンク80を設けた珍しい理由は、ノード82aと82bとの間の トラフィックが例外的に激しくなり得、多数の波長をそのリンク上で支援できる よ うにすることを望むからである。 多重波長リンク80において故障が発生した場合、もしリング70、72、及 び75のような十分な単一波長リングが存在していれば(それらの保護ファイバ を使用して、分離したリング上の各波長チャネルを上述したように経路再指定す ることができる)、ADM 82aと82bとの間の通信を回復することができ る。リンク80上の異なる波長の数が保護リングの数を越える場合には、ADM 82aと82bとの間のネットワークサービスは厳しく中断される。 用語上では回復と保護とは異なるが、典型的には回復という用語が両方を指す ために総称的に使用される。保護とは、資源がデータを輸送するためにコミット されたこと(例えば、専用の交互対または帯域幅、及びスイッチングのためのメ カニズム)をいう。回復とは、それが特定のセンスで使用された場合には、メッ シュネットワークに関係する故障の場合に容量を能動的に探索する能力のことを いう。特別な経路を見出すためには、他の通信をスローダウンさせるか、または 中断する必要があるかも知れない。 1.4 光スイッチング 図5に、回復のために光スイッチングを使用する従来技術の構成を示す。この 図は、4つのADM 90a−90dと、作業及び保護リングとを示している。 作業リングはファイバリンク92ab、92bc、92cd、及び92daを含 み、保護リングは保護ファイバリンク95ab、95bc、95cd、及び95 daを含んでいる。図には、ネットワークの半分だけしか示されていない。双方 向ネットワークでは、付加的な作業及び保護ファイバリングが存在し、また付加 的なスイッチが設けられていよう。 各ADMは、ADMの制御下にある関連光スイッチを有している。例えば、A DM 90aは1×2スイッチ100a及び102a、及び2×2スイッチ10 5aを有し、ADM 90bは1×2スイッチ100b及び102b、及び2× 2スイッチ105bを有している。1×2光スイッチは、一次及び二次状態と呼 ばれる状態を有している。2×2光スイッチは、クロス及びバー状態と呼ばれる 状態を有している。ネットワークの正常動作モードでは、1×2スイッチはそれ らの一次状態にセットされ、作業リングは通常の手法でADMに結合される。回 復の場合、例えばADM 90aと90bとの間の作業リングの破断に対処する ためにスイッチ102aはその二次状態へスイッチし、故障がなければ作業リン ク92abへ向かう光を2×2スイッチへ、そして保護リング上へ転向させる。 作業リンク92abが故障したものとすれば、1×2スイッチ102はその二 次状態にセットされ、正常ならばリンク92abに送られる光を、クロス状態に セットされている2×2スイッチ105aへ転向させ、その光を保護リンク95 a上に転向させる。残余の2×2スイッチはそれらのバー状態にセットされてお り、光をADM 90bの関連2×2スイッチ105bへ通過させる。2×2ス イッチ105bはそのクロス状態にセットされていて、光を1×2スイッチ10 0b(二次状態にセットされている)を通してADM 90bへ通じさせる。光 が辿るファイバリンクを、黒点でマークしてある。 2.0 ネットワーク改装及び光スイッチングノード(OSN)の概要 2.1 改装 図6は、多重波長回復を支援するためにはハイブリッドリングネットワーク1 10をどのように改装し、アップグレードさせるかを示している。説明を易しく するために、図2A及び2Bに示すネットワーク構成及びファイバ命名法を、同 一参照番号を有する対応要素と共に使用する。プライム付きの参照番号は多重波 長能力を示すために使用されており、多重波長可能なファイバは太線で描かれて いる。この特定の例では、ADM 50a、50b、50c、及び50dを有す る代表的なリングネットワークがアップグレードされ、ADM 50aと50b との間のリンク上で双方向多重波長通信を可能にするように、作業ファイバ55 abw’及び55baw’、及び保護ファイバ55abp’及び55bap’が 多重波長能力を有している。従って、図示のようにこのリングはこのリンクを他 のリングと共用する。 図は、各双方向作業リンク毎に、及び各双方向保護リンク毎に分離した単方向 ファイバを有するように描いてあるが、本発明は、1つまたはそれ以上の双方向 リンクが1方向に1組の波長で信号を輸送し、他の方向に異なる組の波長で信号 を輸送する単一のファイバからなるような環境においても実現することができる 。 このためには、2組の波長のための光経路を分離するために、各端にWDM機器 を必要としよう。作業及び保護能力(分離した作業及び保護ファイバとして示さ れている)が、必要帯域幅を得るために十分な数の波長チャネルを有する単一の ファイバ上で提供されるような環境においても本発明を実現することが可能であ る。 本発明の実施の形態によれば、このような回復性は、ADMとファイバリング との間に光スイッチングノード(OSN)120a、120b、120c、及び 120dを挿入することによって、更に他のリンクが多重波長可能になるように 他のリンク内の保護ファイバを改装することによって与えられる。例えば、OS N 120aと120dとの間のリンク内の保護ファイバ55adp’及び55 dap’は多重波長能力を有している。上述したように、単一波長保護ファイバ は一般的に多重波長動作を支援することができるが、もしそのリンク内に増幅器 が存在していれば、多重波長動作を支援するようにより広い利得帯域を有する増 幅器に変化させる必要がある。 各OSNは、光スイッチ素子、及びこれらの光スイッチ素子を制御するための 制御エレクトロニクスを含む。特定の実施の形態では、制御エレクトロニクスは ネットワークからの何れかの光リンクが故障した時点を決定し、詳細を後述する ように隣接するノード内のOSNへメッセージを通信する責をも負っている。始 めに、光経路を説明するためにOSNを示すことにする。図は、OSNがそれら の省略時(正常)状態にあって、それらがネットワークとADMとの間の直接接 続として働いていることを示している。OSN制御エレクトロニクスの詳細に関 しては後述する。 命名法の問題として、用語「ノード」は2つの意味に使用される。第1は、ネ ットワークトポロジとの関連においてであり、その場合用語ノードはネットワー ク伝送を開始または終了させることができるサイトを表すために使用される。第 2は、光スイッチングノードとの関連においてであり、その場合はノードは端末 機器とネットワークファイバリンクとの間の各ノードに配置される分離したデバ イスである。これは、その用語が使用される文脈から明白になろう。 図6には、WDMカップラ(マルチプレクサ及びデマルチプレクサ)、及び各 OSN 120a及び120bに関連付けられた付加的なADMも示されている 。即ち、ADM 50aと50dとの間の光信号、及びADM 50bと50c との間の光信号はWDM機器に遭遇しないが、ADM 50aと50bとの間の 光信号は他のADMと関連付けて光学的に多重化または多重化解除される。例え ば、ADM 50aから作業及び保護ファイバ55abp’及び55abp’上 へ送られる信号は、作業及び保護波長マルチプレクサ122aw及び122ap によって、1つまたはそれ以上の他のADM 50a’からの信号と光学的に多 重化される(組合される)。同様に、作業及び保護ファイバ55baw’及び5 5bap’から到来するADM 50aのための信号は、作業及び保護波長デマ ルチプレクサ123aw及び123apによって、これらのファイバ上の多重波 長信号から光学的に多重化解除される(スプリットオフされる)。同じようなW DM機器が、ADM 50b及び1つまたはそれ以上の他のADM 50b’に 組合されて示されている。 命名法の問題として、「WDM端末機器」とは一般的にWDMカップラ等のこ とであり、一方「WDM端末」とは特定の組のファイバを多重化及び多重化解除 するためのWDM端末機器の特定の組合せのことである。図6において、作業波 長マルチプレクサ122aw及び作業波長デマルチプレクサ123awがWDM 端末を構成し、一方保護波長マルチプレクサ122ap及び保護波長デマルチプ レクサ123apが別のWDM端末を構成している。WDM端末は、マルチプレ クサ及びデマルチプレクサの他に、典型的には、各波長チャネル毎に光増幅器及 びトランスポンダ(光・電気・光信号変換ユニット)を含んでいる。 図4に関連して前述したように、たとえ多重波長リンクの何れかの端の端末機 器が多重波長可能である(即ち、WDM端末機器、及び適切に設けられたSON ET ADMを有している)としても、多重波長リンク内に故障が発生した場合 には、SONETリングは多重波長動作を回復することはできない。このような 回復能力を与えるのは、本発明の実施の形態により展開され、構成されているO SNである。 本発明が、図6に示すようなハイブリッドリングネットワークに限定されない ことを理解されたい。図6では、少なくとも1つのリンクが多重波長トラフィッ クを輸送し、WDMを装備したノードによって両端を終端され、一方ネットワー ク内の他のリンクは単一波長トラフィックを輸送し、多重波長トラフィックを終 端できないノードによって終端されている。前述したように、このようなハイブ リッドネットワークは、若干のリンク上の通信レジームの信号輸送容量(帯域幅) 、波長チャネルの数、変調方式、フォーマット、またはプロトコルのような本質 の特性が異なっている広いクラスの異質ネットワークの一例である。従って、異 質ネットワークは、各端に端末機器を有するリンクを備え、そのリンク上の信号 は1つまたはそれ以上の他のリンク上へ伝送することができないか、または1つ またはそれ以上の端末機器によって終端することができないか、または両方であ ることを特徴としている。 本発明の技術は、実際に、多くの型の異質リングネットワークに適用可能であ る。例えば、たとえ全てのリンクが単一波長より多くを支援することができると しても、異なるノードのWDM端末機器によって支援される波長の数が異なるた めに異なるリンクの帯域幅は異なり得る。同様に、リンクが異なると、たとえ異 なるリンクが同数の波長チャネルを有しているとしても、特定の波長チャネル上 の信号のビットレートまたは他の電気的特性が異なり得る。 より一般的な場合として、保護リンクのアップグレードについての考察は、多 重波長トラフィックを支援するためにより広い利得帯を有する光増幅器を設ける ことによって単一波長リンクをアップグレードする図6の特定の例の概念に類似 している。例えば、通常はネットワーク内の最高ビットレートよりも低いビット レート/波長チャネルでトラフィックを輸送している保護リンクは、より高い利 得を有する光増幅器を設けることによって、または最高ビットレート/波長チャ ネルでトラフィックを支援するために付加的な光増幅器を設けることによってア ップグレードしなければならないかも知れない。若干の場合には、全ての保護リ ンクが通常は他の全ての作業リンク上で輸送されているトラフィックを輸送でき るように、異なる技法で異なる保護リンクをアップグレードする必要があるかも 知れない。後述するように、本発明は、「外部」トラフィックを受入れるために 端末機器をアップグレードすることを要求していない。それは、OSNが、保護 ファイバ上のトラフィックが関連するノードの端末機器をバイパスできるスイッ チング状態を有しているからである。 2.2 OSNの概要 2.2.1 OSNネットワーク接続及びポート命名法 図7Aは、OSN 120aの付加的な詳細図である。ADM 50a’が、 図2Bに示されているADM 50aと概ね同じ手法で示されている。OSNは 、西及び東ネットワークポートと、西及び東端末機器ポートとを含んでいる。図 は回復に着手していない正常な、または省略時スイッチング構成を示している。 この構成では、OSNは、西ネットワークポートと西端末機器ポートとの間、及 び東ネットワークポートと東端末機器ポートとの間のパススルーとして働く。こ れは、後述するように、OSN 120aの多くのスイッチング構成の一つに過 ぎない。実線は、これらの省略時接続を示している。 この特定のADMの右(東)側は多重波長リンクに接続されており、ADM 5 0aの東側への接続は図6に示すようにWDM機器を通して行われる。明瞭化の ために図6に示したWDM機器は、図7では省略してある。別の見方をすれば、 Rxで示されている右側の各ブロックは、それぞれの関連するSONET AD M回路にそれぞれ結合されているWDMデマルチプレクサ及び複数の光エレクト ロニクス受信機(例えば、フォトダイオード)を含んでいると概念的に考えるこ とができる。同様に、Txで示されている右側の各ブロックは、それぞれの関連 するSONET ADM回路にそれぞれ結合されているWDMマルチプレクサ及 び複数の光エレクトロニクス送信機(例えば、レーザダイオード)を含んでいる と概念的に考えることができる。図示の特定の例では、ADM 50aの左(西) 側は、関連WDM機器を有していない。 後述するように、多重波長リンクの故障に起因する回復中に、リング内の殆ど のOSNは多重波長保護ファイバのための経路のバイパスを与えなければならな い。これは、OSNの一方の側から他方の側へ伸びる直線波線で示されている。 一般的に言えば、OSNを、各保護ファイババイパス経路毎に1つの信号増幅器 (または、リジェネレータ)125a及び125bと共に動作させることが好ま しい。この目的のために、OSNはこれらの接続のための増幅器/リジェネレー タポートを更に含んでいる。もしノードが約600km以上だけ離間していれば、 典型的には再生が必要である。増幅器(または、リジェネレータ)への接続は、 増幅器(または、リジェネレータ)がバイパス経路の一部として含まれている湾 曲波線で示されている。このバイパス経路においては、保護ファイバはADMと 光通信しないことに注目されたい。 図7BはOSN 120aの概要図であって、OSNのネットワークポート、 端末機器ポート、及び増幅器/リジェネレータポートの別の表記法を示すもので ある。ポートは、入力ポートまたは出力ポート(OSNの観点から)を示す短い 矢印として表されている。図7Bは、図7Bのネットワーク及び端末機器と同じ 順序及び関係でポートを示している。 OSNの入力ポートは以下のように命名されている。Tx−W−West及び Tx−W−Eastは西及び東側の送信機に結合されている作業端末ポートを表 し、一方、Tx−P−West及びTx−P−Eastは西及び東側の送信機に 結合されている保護端末ポートを表している。同様に、W−West−(In) 及びW−East−(In)は西及び東側の作業ネットワークポートを表し、一 方、P−West−(In)及びP−East−(In)は西及び東側の保護端 末ポートを表している。同じようにして、Regen−W−E−(In)及びR egen−E−W−(In)は、西から東へ、及び東から西へ走行する信号のた めの再生(または、増幅)機器の出力に結合されている多重波長信号ポートを表 している。 OSNの出力ポートは、同じように表されている。Rx−W−West及びR x−W−Eastは西及び東側の受信機に結合されている作業端末ポートを表し 、一方、Rx−P−West及びRx−P−Eastは西及び東側の受信機に結 合されている保護端末ポートを表している。同様に、W−West−(Out) 及びW−East−(Out)は西及び東側の作業ネットワークポートを表し、 一方、P−West−(Out)及びP−East−(Out)は西及び東側の 保護端末ポートを表している。同じようにして、Regen−W−E−(Out )及びRegen−E−W−(Out)は、西から東へ、及び東から西へ走行す る信号のための再生(または、増幅)機器の入力に結合されている多重波長信号 ポートを表している。 2.2.2 OSNスイッチ接続 図8A及び8Bは、OSN内の複数の可能スイッチング経路を示す概要図であ る。図8Aは、OSNの入力ポートと出力ポートとの間の相互接続マップとして 描いてある。光スイッチングノードの必要動作を得るために、どのような数のこ れらの接続も排他的に、または同時に行うことができる。ポートの命名法は図7 Bに関して上述した通りであるが、ポートは入力及び出力ポートによってグルー プ化されている。 図8Bは、異なるスイッチ位置を必要とし得る環境を示すクロスポイントマト リクス(格子)として描かれている。OSNは、格子位置の一部分だけが占有さ れている(100位置の中の22位置)ことから、疎クロスバーである。 3.0 OSNの詳細及び動作 3.1 OSNスイッチ状態 3.1.1 OSN状態の概要 図9A−9O、図10A−10T、及び図11A−11Rを含む一連の図面は 、さまざまな状態によって要求されるOSNのいろいろな状態を示している。図 面は、図7Bに示したOSNを示しているが、ポートには保護または作業だけが ラベル付けされている。ファイバリンクが故障した各ポートは黒丸印で表されて おり、正常な作業及び保護接続は実線で示してある。回復接続は太い実線で表し てあり、そして元の接続ではあるが最早有効ではない接続は破線で示してある。 状態は、4つのクラスにグループ化されている。即ち、(i)正常、(ii)スパンス イッチング、(iii)リングスイッチング、(iv)保護ファイバ通過(P通過)であ る。後の3つのクラスの状態は、回復のために使用中の保護ファイバまたはファ イバによって番号付けされ、ラベル付けされている。 3.1.2 スパンスイッチング状態 図9A−9Oは、OSNの15のスパンスイッチング状態を示している。理解し 易いように、図9AにOSNをその正常状態で再掲してある。スパンスイッチン グとは、作業ファイバリンクは故障しているが対応する保護ファイバは故障して いない状況をいう。因みに、対応する保護ファイバとは、同一の側(東または 西)にあって同一の方向(OSNにとって入または出)の保護ファイバを意味す る。この場合、故障した作業ファイバのための端末ポート(RxまたはTx)は 、対応する保護ファイバネットワークポート(入または出)に結合される。 図9A−9Dは、単一の故障したファイバのためのスパンスイッチング状態を 示す。これらの状態は、以下のように命名されている。 (ii)1.スパンスイッチ西入、 (ii)2.スパンスイッチ西出、 (ii)3.スパンスイッチ東入、及び (ii)4.スパンスイッチ東出。 図9E−9Jは、2つの故障したファイバのためのスパンスイッチング状態を 示す。これらの状態は、以下のように命名されている。 (ii)5.スパンスイッチ西入、西出、 (ii)6.スパンスイッチ東入、東出、 (ii)7.スパンスイッチ西入、東出、 (ii)8.スパンスイッチ西出、東入、 (ii)9.スパンスイッチ西入、東入、及び (ii)10.スパンスイッチ西出、東出。 図9K−9Nは、3つの故障したファイバのためのスパンスイッチング状態を 示す。これらの状態は、以下のように命名されている。 (ii)11.スパンスイッチ西入、西出、東入、 (ii)12.スパンスイッチ西入、西出、東出、 (ii)13.スパンスイッチ東入、東出、西入、及び (ii)14.スパンスイッチ東入、東出、西出。 図9Oは、4つの故障したファイバのためのスパンスイッチング状態を示す。こ の状態は、以下のように命名されている。 (ii)15.スパンスイッチ西入/出、東入/出。 3.1.3 リングスイッチング状態 図10a−10tは、OSNの20のスパンスイッチング状態を示している。 リングスイッチングとは、作業ファイバリンク及びその対応する保護ファイバが 故障した状況をいう。リングスイッチングは、スパンスイッチングが存在しない でも、または存在しても発生し得る。この場合、故障した作業ファイバのための 端末ポート(RxまたはTx)は、他の側の保護ファイバネットワークポート(入 または出)に結合される。従って、もし西作業及び保護ファイバが故障すれば、 端末ポートは東側の関連保護ネットワークポートに結合される。前述したように 、状態のラベリングは、OSNの側(東または西)、及び生存している保護ファ イバに結合される保護ポートの方向(東または西)になっている。 図10A−10Iは、純粋なリングスイッチング(作業ファイバ及び対応する 保護ファイバ対が共に故障)を示している。図10A−10Dは、1つの故障対 のためのリングスイッチング状態を示している。これらの状態は、以下のように 命名されている。 (iii)1.リングスイッチ西入、 (iii)2.リングスイッチ西出、 (iii)3.リングスイッチ東出、 (iii)4.リングスイッチ東入。 図10E及び10Fは、完全リングスイッチングと呼ばれる状態、即ち一方の 側の両対が故障した環境を示している。これらの状態は、以下のように命名され ている。 (iii)5.完全リングスイッチ西、及び (iii)6.完全リングスイッチ東。 図10G及び10Hは、各側の1つの対が故障した状態を示している。これら の状態は、以下のように命名されている。 (iii)7.リングスイッチ西入、東出、及び (iii)8.リングスイッチ西出、東入。 これら2つの状態は、これらが特定の型の端末機器にとっては有用ではないので 、現在の実施においては実際に使用されていない。 図10I−10Tは、リング及びスパンスイッチングを同時に伴う状態を示し ている。これらの状態は、一方の側の1対、及び1つまたは2つの単一作業ファ イバが故障した時に発生する。これらの状態は、以下のように命名されている。 (iii)9.リングスイッチ西入、スパンスイッチ東出、 (iii)10.リングスイッチ西入、スパンスイッチ西出、 (iii)11.リングスイッチ西入、スパンスイッチ東出、西出、 (iii)12.リングスイッチ西出、スパンスイッチ東入、 (iii)13.リングスイッチ西出、スパンスイッチ西入、 (iii)14.リングスイッチ西出、スパンスイッチ東入、西入、 (iii)15.リングスイッチ東入、スパンスイッチ東出、 (iii)16.リングスイッチ東入、スパンスイッチ西出、 (iii)17.リングスイッチ東入、スパンスイッチ東出、西出、 (iii)18.リングスイッチ東出、スパンスイッチ東入、 (iii)19.リングスイッチ東出、スパンスイッチ西入、及び (iii)20.リングスイッチ東出、スパンスイッチ東入、西入。 3.1.4. 保護ファイバ通過状態 図11A−11Rは、OSNの18の保護ファイバ通過(P通過)状態を示して いる。これらの状態は、リング内の多重波長リンクが故障した場合にリングを巡 る多重波長トラフィックの伝播を支援する。全てのノードがWDM端末機器を有 しているとは限らないから、スイッチされたトラフィックは介入端末機器の何れ をも通過せず、故障した多重波長リンクの何れかの側のWDM端末機器に遭遇す るだけである。 図11A−11Iは、増幅器/リジェネレータポートを使用せず、OSNの一 方の側の入保護ファイバから、OSNの他方の側の出保護ファイバまでの直通経 路を提供する第1の組の通過状態を示している。スパンスイッチングも発生して いる状態を含むこれらの状態は、以下のように命名されている。 (iv)1.P通過西から東へ、 (iv)2.P通過西から東へ、スパンスイッチ西出、 (iv)3.P通過西から東へ、スパンスイッチ東入、 (iv)4.P通過西から東へ、スパンスイッチ西出、東入、 (iv)5.P通過東から西へ、 (iv)6.P通過東から西へ、スパンスイッチ西入、 (iv)7.P通過東から西へ、スパンスイッチ東出、 (iv)8.P通過東から西へ、スパンスイッチ西入、東出、及び (iv)9.P通過西から東へ、及び東から西へ。 図11J−11Rは、増幅器/リジェネレータポートを使用する第2の組の通 過状態を示す。これらの状態は、保護ファイバ上の信号入力が他の側の保護ファ イバ上に向けられる前に、増幅器またはリジェネレータに向けられることを除い て、第1の組の通過状態に対応している。スパンスイッチングも発生している状 態を含むこれらの状態は、以下のように命名されている。 (iv)10.P通過(増幅器/リジェネレータ)西から東へ、 (iv)11.P通過(増幅器/リジェネレータ)西から東へ、スパンスイッチ西 出、 (iv)12.P通過(増幅器/リジェネレータ)西から東へ、スパンスイッチ東 入、 (iv)13.P通過(増幅器/リジェネレータ)西から東へ、スパンスイッチ西 出、東入、 (iv)14.P通過(増幅器/リジェネレータ)東から西へ、 (iv)15.P通過(増幅器/リジェネレータ)東から西へ、スパンスイッチ西 入、 (iv)16.P通過(増幅器/リジェネレータ)東から西へ、スパンスイッチ東 出、 (iv)17.P通過(増幅器/リジェネレータ)東から西へ、スパンスイッチ西 入、東出、及び (iv)18.P通過(増幅器/リジェネレータ)西から東へ、及び東から西へ。 3.2 OSNの実施の形態の詳細 図12は、上述した状態及び機能を有するOSNの光スイッチブロック150 (または、単にスイッチブロック150)と呼ぶ光スイッチング部分の特定の例 の概要を示している。図8Aの相互接続マップ、または図8Bのクロスポイント マトリクスから、OSN内に要求される全ての接続性は1×N及びN×1型の少 数のスイッチによって実現できることが推測できる。即ち、図示の接続は、2つ の1×3スイッチ素子、2つの1×5スイッチ素子、2つの3×1スイッチ素子 、及び2つの5×1スイッチ素子(8スイッチ)を用いて実現することができる 。図12は、スイッチブロック150のスイッチ及び相互接続を明白に示してい る。OSNの特定の状態は、これらのスイッチの状態によって指定することがで きる。 図示のように、第1及び第2の3×1スイッチW−TERM−WEST−OU T−SW及びW−TERM−EAST−OUT−SWの単一の出力端末は、西及 び東作業受信機ポートに結合されており、一方第1及び第2の1×3スイッチW −TERM−WEST−IN−SW及びW−TERM−EAST−IN−SWの 単一の入力端末は、西及び東作業送信機ポートに結合されている。更に、第1及 び第2の5×1スイッチP−F−WEST−OUT−SW及びP−F−EAST −OUT−SWの単一の出力端末は、西及び東ネットワーク保護出力ポートに接 続されており、一方第1及び第2の1×5スイッチP−F−WEST−IN−S W及びP−F−EAST−IN−SWの単一の入力端末は、西及び東ネットワー ク保護入力ポートに接続されている。スイッチの複数の端子は、他のOSNポー トに、または他のスイッチ上の複数の端子に接続され、OSNが上述したスイッ チ状態を取ることができるようになっている。 OSNの必要機能を実現するために一般的なN×Nクロスポイントマトリクス スイッチを使用することはできるが、図12に示すような実施の形態は経済的に 重要である。完全10×10スイッチマトリクスは、10の1×10スイッチ素子と、10 の10×1スイッチ素子とを必要とする。更に、多くのスイッチ技術においては、 1×3及び1×5スイッチ素子は、1×10または10×1よりも遙かに容易、且つ 安価に製造される。従って、OSNの上述した好ましい実施の形態は、スイッチ の数(8対20)及びスイッチ当たりの費用を節約する。たとえ特定のOSNが10 ×10マトリクス(図8B参照)を使用するとしても、いろいろな他のネットワー ク構成のためのOSNを、同一のアプローチ(多分異なる数のポート、または異 なる所望の組の状態)を使用して設計することができる。 OSNは、いろいろなスイッチ技術を使用することができる。これらは、半導 体光増幅器をベースとするスイッチ素子及び光指向性カップラ(1×N及びN× 1)に限定するものではないが、光スイッチングノードを実現するための電気・ 光及びポリマをベースとする光波スイッチ(1×N及びN×1)、光・機械光波 スイッチ(1×N及びN×1)、及び集積光波回路を含む。現在の実施の形態で は、カリフォルニア州サンノゼのE-TEK Dynamics,Inc.製の光・機械スイッチを 使用している。光スイッチは一般的に可逆的であり(少なくとも受動スイッチ技 術)、スイッチが1×Nスイッチであるか、またはN×1であるかはそれを接続 する方法に依存する。 3.3 OSN制御及びソフトウェア 図13は、OSN 120aの実施の形態の光及び電気回路図であり、回復監 視チャネルを実現するための制御ロジック及び付加的な要素を含むOSNの付加 的な詳細を示している。前述したように、OSN制御回路は光スイッチングノー ドを動作させるために使用され、必要メッセージを発生して光回復監視チャネル を通して隣接ノードへ伝送する。光回復監視チャネルを通して送られるこのメッ セージは、パイロットトーンと呼ばれることがある。監視メッセージのための通 信媒体はファイバネットワーク自体であり、後述するようにこれらのメッセージ はWDMカップラを使用してネットワークデータと併合される。 OSN 120a内の要素は、スイッチブロック150の他に、ネットワーク リンク上にメッセージを配置し、リンクからそれらを取出すためのWDMカップ ラを含んでいる。各入力ネットワークポートは組合されたWDMデマルチプレク サ160を有している。このデマルチプレクサは、光ネットワーク信号をスイッ チブロック150上の対応する入力ネットワークポートへ向かわせ、光監視メッ セージを関連光・電気受信機165へ向かわせる。受信機165からの信号は制 御ロジック170へ向けられる。同様に、各出力ネットワークポートは組合され たWDMマルチプレクサ180を有している。このマルチプレクサは、スイッチ ブロック150上の対応する出力ネットワークポートからの光ネットワーク信号 を、関連光・電気送信機185が生成した光監視メッセージと組合せる。送信機 185は、制御ロジック170によって電気的に駆動される。制御ロジック17 0は、スイッチブロック150内の光スイッチを制御して駆動する回路190と 通信する。 ATMまたは他のデータ処理のためのデータ処理回路が、送信機及び受信機に 関連付けられている。概念的には、これらは送信機及び受信機の一部、または制 御ロジックの一部と考えることができる。特定の実施の形態では、PMC 5346 S/UNI Liteチップが使用されている。 監視メッセージは、ネットワークデータメッセージの波長(1530−1570nm) から取出された波長で輸送され、典型的には低めのビットレート(例えば、OC −3または155Mbps)である。従ってネットワーク内のファイバ増幅器は、 主波長帯における信号のための利得程大きい利得は得られないかも知れないが、 受信機165内の検出器は低めのビットレートにおける信号のための利得程大き い利得は必要としない。候補波長は、1310nm、1480nm、1510nm、及び1625 nmを含み、現在では1510nmが好ましい。 埋込み型プロセッサ200のようなコンピュータが制御ロジックに結合されて おり、回復ソフトウェアをオンボードまたはオフチップ不揮発性メモリ(例えば 、PROMまたはフラッシュEPROM)内に格納している。回復ソフトウェア は、(a)到来監視メッセージを処理し、光スイッチの動作のための論理的決定 を行う(即ち、スイッチを適切な状態にセットする)、(b)隣接するノードへ 送られる監視メッセージを生成し、相応してそれらをそれらを関連状態にセット させることができるようにする。 ネットワーク内のOSNの集中制御を実現することは可能であるが、各ノード がその隣接するノードから受信する信号に基づいて自律的に動作することが好ま しい。各OSNは規則的な間隔で「キープアライブ」メッセージをその隣接する ノードへ送り、また各OSNはこれらの到来メッセージを監視して信号の損失を 検出する。どのファイバリンクが故障したのかに依存して、OSNプロセッサ2 00はどの型のスイッチングを遂行する必要があるかを決定し、スイッチを相応 に制御するように動作する。またOSNはその隣接するノードへメッセージを送 って、行った動作をそれらに知らせるので、それらはそれら自体を相応に再構成 することができる。 3.4 OSN動作 図14は、1つの可能シナリオで、即ちOSN 120aと120bとの間の 4つのファイバリンクの全てが完全故障した場合のOSN及びOSNソフトウェ アの動作を示している。図示のように、保護ファイバはWDM信号通過を与える ようにスイッチしており、一方ADM間の作業ファイバは乱されていない。リン グの最終状態は、OSNが以下の状態にある。 OSN 120aは、状態(iii)5.完全リングスイッチ西(図10E)にあ り、 OSN 120bは、状態(iii)6.完全リングスイッチ東(図10F)にあ り、そして OSN 120cは、状態(iv)9.P通過西から東へ、及び東から西へ(図1 1I)にある。 しかしながら、以下に説明するように、何れかのOSNからの1つのメッセージ だけではこのようにはならず、一連のメッセージが必要である。故障時に他の異 常状態が存在しないものとする。 この場合、OSN 120aはその東側からの到来信号の損失を検出し、この ような損失を検出したことのメッセージを両方向へ送る。次いでOSN 120 aは適切なスイッチをセットし、P−West−(In)から到来する信号をR x−W−Eastへ経路指定する。 一方、OSN 120bはその西側からの到来信号の損失を検出し、このよう な損失を検出したことのメッセージを両方向へ送る。次いでOSN 120bは 適切なスイッチをセットし、P−East−(In)から到来する信号をRx− W−Westへ経路指定する。 OSN 120a及び120bからのメッセージに応答してOSN 120c 及び120dは、完全リングスイッチングが発生したことを決定し、それらの適 切なスイッチをセットしてP−West−(In)から到来する信号をP−Ea st−(Out)へ、またP−East−(In)から到来する信号をP−We st−(Out)へ経路指定する。 図14に示す構成では、OSN 120c及び120dは、再生を行わずにそ れらのパススルー通過状態へ移行する。一般的には、全てのOSNにリジェネレ ータが組込まれている必要はない。前述したように、600km間隔で光/電気/ 光再生が必要なだけであり、従ってネットワーク内の若干のOSNだけにリジェ ネレータが組込まれていることがあり得る。あるOSNが組込まれたリジェネレ ータを有していれば、それは状態(iv)18.P通過(増幅器/リジェネレータ) 西から東へ、及び東から西へ(図11R)に入る。 3.5 SONET(ADM)スイッチング及びOSNスイッチング 図14は、OSNを使用するリング110における回復を示しているが、多重 波長リンクを共用していてもOSNを有していないかも知れない他の単一波長リ ング内でどのように回復が発生するかに関しては示されていない。これらの他の リングは、これらのリング上のADMによって制御されてそれらの正常リングス イッチングを行う。上述したようなOSNスイッチングを通して多重波長リンク が回復されると、これらのADMはそれらの元の作業ポート上のトラフィックを 回復し、正常動作に復旧する。 SONETスイッチング及びOSNスイッチングは、互いに干渉することなく 動作させることができる。例えば、リングスイッチングレスポンス時間の相対速 度に制約は存在しない。換言すれば、OSNスイッチング時間がSONETリン グスイッチング時間(5−50ms)よりも高速である必要はない。従って、もし SONETスイッチング(ADMにおける)がOSN回復よりも速く発生すれば 、ADMはOSNスイッチングの後にそれらの元の状態に復帰する。一方、もし SONETスイッチングがOSN回復よりもゆっくり発生すれば、ADMはトラ フィックがOSNを通して回復するまではリンク上の(確認された)中断を見る ことはない。 3.6 回復ソフトウェアの詳細 図15A−15Cは、一緒になって、特定の実施の形態におけるOSNソフト ウェアの流れ図を形成している。前述したように、各OSNは各側(西及び東) 上に2つの入力(作業及び保護)を有している。従って、それはこれら2つの入 力上の信号の存在及び欠如を監視することができる。信号に何等かの中断がある と、OSNに常駐するソフトウェアは、どの信号が故障したのかを決定してスイ ッチの状態を適当な位置へ変化させるので、失われた信号は同じ方向の(スパン スイッチング)、または反対方向の(リングスイッチング)保護ファイバ入力か ら受信することができる。スイッチが新しい状態へ変化中に、もし必要ならば、 OSNはこの状態変化及び何等かの動作要求/命令をその隣接OSNへ通信する ので、隣接OSNは信号を経路指定するための適切な動作を起こす。 各OSNは、OSNを相互接続している4つのファイバの全てを通してその2 つの隣接ノードと通信する。現在の実例では、メッセージを送受するために各通 信チャネル上でATMパケットが使用されている。OSN間のこれらの各チャネ ルを回復監視チャネルと呼ぶ。各OSNによって送られる回復メッセージは、そ のノードに関するローカル情報を含んでおり、このローカル情報は以下のものを 含む。 ノードi.d.(各ノードに割当てられた独特なi.d.)、 そのノードの論理状態、 そのノードのスイッチの物理状態、 そのノードの何等かの機器故障の状態(例えば、レーザまたは他のハードウェ アの故障)。 また各OSNは、他のノードのローカル知識を得てそのノードに命令を送り、若 干の動作を遂行させる。 4.0 付加的な特色及び代替 4.1 OSNサブモジュール 図16Aは、ネットワークノードの保護WDM端末205を、分離したリジェ ネレータの代わりにどのように使用できるかを示している。このノードのADM (このノードの複数のADMの1つ)及びOSNは、前図に対応する参照番号5 0及び120でそれぞれ示されている。分離したリジェネレータの必要性を排除 するこの考え得る手法は、そのノードのOSNがそのバイパス状態の1つにある 場合にはADM保護回路の関連部分が使用されず、ADMの保護ポートがバイパ ス可能であることを認識することに基づいている。図は、WDM及びADMの保 護ポートを、太い実線で示した波長チャネルの1つのためのバイパス経路と共に 示している。作業ファイバ経路は、明瞭化のために省略してある。 OSNサブモジュール210と呼ぶ1組の分離したスイッチングアレイが、W DM端末とADMとの間に配置されている。各サブモジュールは、波長チャネル と同数の1×2スイッチを含んでいる。図16Aは、ADMをノードの西側でリ ンクにインタフェースするWDM端末を使用して、どのようにして、西から東へ の通過を提供できるかを示している。もしノードがADMをノードの東側でリン クにインタフェースするWDM機器を有していれば、付加的なWDM機器とノー ドのADMの東側との間に付加的なサブモジュールを配置することができる。 図16Bは、OSNサブモジュールがそれらの正常状態にある場合を示してお り、それらはあたかもサブモジュールが存在していないかのように、保護ファイ バをADM保護ポートに結合している。図16Cは、OSNサブモジュールがそ れらのADMバイパス状態にある場合を示しており、それらはADMをバイパス してWDM端末をパススルーリジェネレータとして動作させている。OSNから の保護ファイバのためのWDM端末の部分は、光増幅器215、波長デマルチプ レクサ220、及び各波長チャネル毎に分離したトランスポンダ222を含んで いる。同様に、OSNへの保護ファイバのためのWDM端末の部分は、各波長チ ャネル毎に別個のトランスポンダ227、波長マルチプレクサ230、及び光増 幅器235を含んでいる。 再生(信号調整)は、保護WDM端末の一部であるトランスポンダ内で行われ る。即ち、単一ファイバ上の入波長チャネルは、先ず増幅器215によって光学 的に増幅され、デマルチプレクサ220によって分離したファイバ上に光学的に 多重化解除され、次いで個々の波長チャネルが電気信号に変換され、これらの電 気信号はトランスポンダ222によって調整され、光信号に再変換される。AD Mバイパス状態では、OSNサブモジュールはこれらの個々の光信号をWDM端 末の他の部分へ経路指定する。信号はトランスポンダ227によって調整され、 適当な波長上に配置されてマルチプレクサ230によって多重化され、増幅器2 35によって増幅され、そしてファイバを通して伝送される。WDM端末がどの ようにそのノード内に分散しているかに依存して、このバイパス経路が多分分離 したWDM端末を含んでいることを理解されたい。 4.2 双方向監視チャネル及びネットワークチャネル 図13に図示し、それに関して説明したように、監視メッセージは、作業ファ イバ及び保護ファイバ上のネットワークデータトラフィックの方向だけにこれら のファイバを通して送られる。しかしながら、たとえファイバが一方向だけにネ ットワークデータを輸送していても、各ファイバを通して送られる双方向に監視 メッセージを有することができ、またそのようにする潜在的な便益が存在してい る。単方向性監視メッセージを使用するシステムでは、OSNはリンクの他方の 端のOSNがメッセージの受信に失敗し、その事実を残余のOSNに通知した時 に限って、出リンク内の故障を「学習」する。従って、故障に関するメッセージ をリングを巡って伝播させる必要があり、回復スイッチングをスローダウンさせ る恐れがある。 図17A及び17Bは、双方向監視チャネルメッセージ伝送を実現するための 2つの実施オプションを示している。これらは、図13の部分に対応する部分図 である。所与のネットワークファイバ(OSNにとって入または出)の場合、入 ファイバのための単一の受信機(図13の165)、または出ファイバのための 単一の送信機(図13の185)は、受信機165’及び送信機185’によっ て置換される。 図17Aは、入及び出監視メッセージが2つの異なる波長チャネル上にあり、 波長チャネルまたはそのネットワークデータに専用のチャネルから取込まれるよ うな実施の形態を示している。双方向WDMカップラ240は、監視波長チャネ ルのためのマルチプレクサ及びデマルチプレクサの両方として役立つ。図17B は、入及び出監視メッセージが同一波長チャネル上にあるような実施を示してい る。分離は、広帯域光カップラ242及びアイソレータ245を使用して達成さ れる。これらの両図では、ネットワークデータは波長チャネル1乃至n上にある ように示されているが、この説明は単一波長及び多重波長データリンク(即ち、 nは1であることができる)にも等しく適用される。 図18は、ネットワークファイバの1つを通しての双方向WDM伝送を示して いる。前述したように、特定の実施の形態は各方向毎に別個のファイバを使用し ているが、ネットワークトラフィックのための単一ファイバを通して両方向の通 信を提供することは可能である。これは、各方向における単一波長または多重波 長ネットワークデータ伝送の場合にも真である。図17A及び17Bに示した双 方向監視チャネルの場合のように、双方向WDMカップラ250を使用して双方 向WDM伝送を実現することができる。ファイバは、図13に示した監視チャネ ルデバイス、即ちデマルチプレクサ160、受信機165、マルチプレクサ18 0、及び送信機185をも表している。 双方向動作によれば、分離した波長帯を使用して、入及び出作業または保護ト ラフィックを1つのファイバ上に多重化することが可能になる。詳述すれば、W DMカップラ250は、ネットワークファイバ252上の入光信号をファイバ2 55上に向け、一方ファイバ260上の出光信号をネットワークファイバ252 上へ多重化するデマルチプレクサとして動作する。一般的に、ファイバはn出波 長チャネル及びm入波長チャネルを表すが、m及びnの何れか、または両方が1 であることができる。 4.3 他の端末機器 図19A−19Cは、ネットワーク内に展開し、ATM及びIPのような他の 型の端末機器を有するOSN 120を示している。適切な場合には、図16A の参照番号に対応する参照番号を使用している。 図19Aは、保護WDM端末205及び作業WDMスイッチ205”及びOS Nサブモジュール210を通して、ADM 50、ATMスイッチ270、及び IPスイッチまたはルータ275に結合されているOSN 120を示している 。図には、OSNサブモジュール及び保護WDM端末を通してOSNに結合され ている二次データ機器280(典型的にはIP)も示されている。 図示のOSNサブモジュールは、幾つかの機能を遂行する。簡易化のためにバ イパス経路は図示してないが、図16A−16Cに関連して説明したように、保 護経路内のOSNサブモジュールは、保護WDM端末205をOSNの通過状態 のためのリジェネレータとして動作せしめるようにスイッチすることができる。 これらのOSNサブモジュールが図示のように正常状態にある場合には、保護チ ャネルは二次データ機器に結合されているので、それらが回復のために必要とさ れない時間中にはネットワーク上の保護ファイバを使用することができる。作業 経路内のOSNサブモジュールは必要ではないが、付加的な融通性を付与するた めに展開させることができる。二次データ機器は、回復中にネットワークへのア クセスを有していないことを理解されたい。 図19Bは、あるノードにおけるOSNを示しており、SONET ADMは 存在せず、ATM機器270及びIP機器275だけが作業WDM端末205’ 及びOSNを通してネットワーク作業リンクに結合されている。また二次IP機 器282が、保護WDM端末205及びOSNを通してネットワーク保護リンク に結合されているように示されている。 図19Cは、図19Bの構成の変形であり、西側のATM及びIP機器は、図 19Aの二次データ機器及び280、図19Bの二次IP機器282、及び図1 9Cの東側に結合されている二次IP機器のように、保護WDM端末及びOSN を通して西側ネットワークリンクに結合されている二次データポートを有してい る。 5.0 結論 結論として、本発明は光ファイバネットワークにおける強化された回復を提供 するパワフルでエレガントな技術を提供していることが理解されたであろう。ネ ットワーク内の単一波長リンク間のノードにWDM端末機器を設けることなく、 ハイブリッドネットワークにおける多重波長リンクの完全な保護が達成される。 所望のスイッチングは比較的簡単且つ安価な光スイッチングノードを使用して、 典型的には、nをノードの入力及び出力の数より小さい数として、少数のn×1 及び1×nスイッチだけを使用して遂行することができる。 以上は本発明の特定の実施の形態の完全な説明であるが、いろいろな変更、代 替、構造、及び等価を使用することができる。例えば、図13は、隣接するノー ドからのメッセージを生成し、監視することによって監視チャネルを実現するこ とに責を負うものとしてのOSN及びその制御エレクトロニクスを示している。 しかしながら、OSNを制御するための監視チャネルを実現する端末機器を有す ることができる。WDM端末システムはリンク上の信号を監視するから、OSN のWDM端末により制御されるバージョンを実現することもできる。このような OSNはWDM端末によって完全に制御され、WDM端末はWDM監視チャネル 及び他の監視機能を使用してスパンスイッチングまたはリングスイッチングの必 要性を決定する。OSNの物理構成は、上述した特定の実施の形態に類似しよう 。(OSNを回復のために有効状態の1つにセットするための)必要制御信号を 送 るWDM端末制御システム(要素管理者)が必要であろう。このような構成は低 損失であり(監視チャネルのためのWDMが必要ないから)、プロセッサ能力は 低くてよいから複雑さも低くなる。 従って、以上の説明は、請求の範囲に記載した本発明の範囲を制限するもので はないことを理解されたい。
【手続補正書】 【提出日】平成11年8月11日(1999.8.11) 【補正内容】 請求の範囲 1.光ネットワーク内のノードにおいて使用するための光スイッチングノードに おいて、上記ネットワークはネットワークリンクによって接続されている端末 機器を含み、 上記光スイッチングノードは、 第1及び第2の双方向ネットワークリンクにそれぞれ結合される第1及び第 2の組の双方向作業及び保護ネットワークポートと、 上記端末機器の第1及び第2部分に結合され、各々が上記第1及び第2の双 方向ネットワークリンクへ、及びそれらからデータを送信し、受信するための 第1及び第2の組の双方向作業及び保護端末機器ポートと、 上記ネツトワーク及び端末機器ポートの組に接続され、上記ネットワークが 故障の場合にスパン及びリングスイッチングを確立する1組のスイッチ素子と し、 (a)出力するためのメッセージを生成し、(b)入メッセージを処理し、 そして(c)受信したメッセージ及び予測はされるが受信していないメッセー ジに基づいて上記スイッチの組を制御するように動作する制御エレクトロニク スと、 を含んでいることを特徴とする光スイッチングノード。 2.請求の範囲1に記載の光スイッチングノードを組み入れたネットワークにお いて、 上記ネットワークは、 第1の数の波長チャネルを特徴とする第1の型の通信を終端することができ る端末機器を有する1対のノード間の第1のリンクと、 上記第1の数より小さい第2の数の波長チャネルを特徴とする第2の型の通 信を終端することはできるが、上記第1の型の通信は終端することができない 端末機器を有するノードに結合されている第2のリンクと、 を含んでいることを特徴とするネットワーク。 3.請求の範囲1に記載の光スイッチングノードを組み入れたネットワークにお いて、 上記ネットワークは、 第1の帯域幅及び第1のデータフォーマットを特徴とする第1の型の通信を 終端することができる端末機器を有する1対のノード間の第1のリンクと、 上記第1の帯域幅より小さい第2の帯域幅、または上記第1のデータフォー マットとは異なる第2のデータフォーマットを特徴とする第2の型の通信を終 端することはできるが、上記第1の型の通信は終端することができない端末機 器を有するノードに結合されている第2のリンクと、 を含んでいることを特徴とするネットワーク。 4.上記スイッチ素子の組は、 各々が上記第1の組の作業端末機器ポートに結合されている共通端子を有す る第1の1×3及び3×1スイッチと、 各々が上記第2の組の作業端末機器ポートに結合されている共通端子を有す る第2の1×3及び3×1スイッチと、 各々が上記第1の組の保護ネットワークポートに結合されている単一の端子 を有する第1の1×5及び5×1スイッチと、 各々が上記第2の組の保護ネットワークポートに結合されている単一の端子 を有する第2の1×5及び5×1スイッチと、 上記スイッチ間の1組の相互接続と、 を含んでいる請求項1に記載の光スイッチングノード。 5.上記ネットワークポートに結合され、上記制御エレクトロニクスと上記ネッ トワークとの間で上記メッセージの通信を可能にする波長多重化機器 を更に含んでいる請求項1に記載の光スイッチングソード。 6.上記制御エレクトロニクスは、プログラムされたコンピュータを含んでいる 請求項1に記載の光スイッチングノード。 7.外部リジェネレータ/増幅器に結合されるリジェネレータ/増幅器ポートを 更に含み、上記スイッチング素子の組は、関連する保護ネットワークポートか ら到来する光を上記リジェネレータ/増幅器ポートの1つを通して出力し、ま た上記リジェネレータ/増幅器ポートの別の1つから到来する光を別の関連保 護ネットワークポート上に出力する少なくとも1つの状態を含んでいる請求項 1に記載の光スイッチングノード。 8.光ネットワークにおいて、 N>2として複数のNノードを備え、各所与のノードは上記ネットワーク内 の他の2つのノードに結合されている光ネットワークインタフェースと、上記 所与のノードに関連付けられた端末機器に結合されている端末インタフェース とを含み、 リングトポロジ内の複数のNノードを接続して上記ネットワーク上の隣接す るノード対間に双方向通信を提供する複数のN双方向光リンクを更に備え、上 記隣接する各ノード対は上記光リンクの介入する1つによって接続されており 、上記リングは任意に上流及び下流と名付けた2つの反対方向を定義し、従っ て上記各ノードは上流及び下流の隣接するノードを有するものと考えられ、 上記各光リンクは、双方向作業リンク及び双方向保護リンクを有し、 上記各ノードのネットワークインタフェースは、第1の作業ポート、第2の 作業ポート、第1の保護ポート、及び第2の保護ポートを含み、 上記各ノードの第1の作業及び保護ポートは、上記ノードの上流の隣接する ノードの第2の作業及び保護ポートにそれぞれ結合され、 少なくとも上記第1の作業リンクは、多重波長動作をするように構成されて おり、 上記第1及び第2のノードは、上記第1の作業リンク上での多重波長動作を 支援するための波長分割多重化能力を提供する端末インタフェースを有し、 上記保護リンクの全ては、多重波長動作をするように構成されており、 上記各ノードは、上記ノードの第1及び第2の保護ポートを上記ノードの端 末インタフェースをバイパスするバイパス経路に選択的に結合し、それによっ て上記第1の作業及び保護リンクが上記第1及び第2のノード間の上記多重波 長通信を支援することができなくなった場合には上記第1の保護リンク以外の 保護リンクを通して上記第1及び第2のノード間の上記多重波長通信を可能な らしめる少なくとも1つの光スイッチング素子を含み、 上記各ノードは、(a)上記ノードの光ネットワークインタフェース上へ出 力するためのメッセージを生成し、(b)上記ノードの光ネットワークインタ フェースにおいて受信した入メッセージを処理し、そして(c)受信したメッ セージ及び予測はされるが受信していないメッセージに基づいて上記ノードの 少なくとも1つの光スイッチング素子を制御するように動作する制御エレクト ロニクスを含んでいる ことを特徴とする光ネットワーク。 9.上記バイパス経路の少なくとも1つは、リジェネレータを含んでいる請求項 8に記載のネットワーク。 10.上記保護リンクの少なくとも1つは、増幅器を含んでいる請求項8に記載の ネットワーク。 11.少なくとも1つの上記作業リンクは、上記第1の作業リンクよりも少数の波 長で動作するように構成されている請求項8に記載のネットワーク。 12.光作業リンクによってリンクされている隣接するノードを有する異質リング ネットワークにおいて、少なくとも1つの多重波長作業リンクが隣接する第1 及び第2のノード間にあり、上記第1及び第2のノードは上記多重波長作業リ ンク上で多重波長信号を送受信することができ、上記ネットワークは少なくと も1つの付加的なノードを有し、上記ネットワークは多重波長動作することが できない少なくとも1つの作業リンクを有しており、 上記ネットワークは、 上記隣接するノード対間にある多重波長光保護リンクと、 各ノードに設けられ、バイパス経路を提供するための少なくとも1つの光ス イッチング素子を有し、上記ノードの接続された保護リンクの一方に沿って走 行する光を上記ノードに進入させ、上記ノードに関連付けられた端末機器に向 けることなく上記ノードの接続された保護リンクの他方へ通じさせる光スイッ チングアセンブリと、 を備え、 上記スイッチングアセンブリは、上記関連付けられた端末機器が上記ノード の接続された保護リンクの少なくとも一方に結合される状態をも可能にし、 上記多重波長保護リンクは、上記第1及び第2のノード間の上記作業及び保 護リンクが上記第1及び第2のノード間の多重波長通信を支援することができ なくなった場合には、上記ネットワーク内の少なくとも若干のノードがそれら の接続された作業及び保護リンク上で多重波長信号を送受信することができな いという事実には無関係に、上記隣接するノード対間に代替経路を提供する、 ことを特徴とする異質リングネットワーク。 13.上記作業リンクの少なくとも1つは、各々が1方向にのみ信号を輸送する第 1及び第2のファイバを含んでいる請求項12に記載のネットワーク。 14.上記保護リンクの少なくとも1つは、各々が1方向にのみ信号を輸送する第 1及び第2のファイバを含んでいる請求項12に記載のネットワーク。 15.上記多重波長作業リンクは、各々が1方向にのみ多重波長信号を輸送する第 1及び第2のファイバを含んでいる請求項12に記載のネットワーク。 16.上記作業リンクの少なくとも1つは、両方向に信号を輸送する単一のファイ バを含んでいる請求項12に記載のネットワーク。 17.上記多重波長作業リンクは、両方向に多重波長信号を輸送する単一のファイ バを含んでいる請求項12に記載のネットワーク。 18.ネットワーク内のノードにおいて使用するための光スイッチングノードにお いて、上記ネットワークはネットワークリンクによって接続されている端末機 器を含み、上記ネットワークリンクは多重波長通信を終端することができる端 末機器を有する1対のノード間に少なくとも1つの多重波長リンクを含み、 上記光スイッチングノードは、 第1及び第2の双方向ネットワークリンクにそれぞれ結合される第1及び第 2の組の双方向作業及び保護ネットワークポートと、 上記端末機器の第1及び第2部分に結合され、各々が上記第1及び第2の双 方向ネットワークリンクへ、及びそれらからデータを送信し、受信するための 第1及び第2の組の双方向作業及び保護端末機器ポートと、 上記ネットワーク及び端末機器ポートの組に接続され、多重波長リンクが故 障の場合にはスパン及びリングスイッチングを確立する1組のスイッチ素子と 、 (a)上記光スイッチングノードの光ネットワークインタフェース上へ出力 するためのメッセージを生成し、(b)上記光スイッチングノードの光ネット ワークインタフェースにおいて受信した入メッセージを処理し、そして(c) 受信したメッセージ及び予測はされるが受信していないメッセージに基づいて 上記光スイッチングノードの光スイッチング素子の組を制御するように動作す る制御エレクトロニクスと、 を含んでいることを特徴とする光スイッチングノード。 19.外部リジェネレータ/増幅器に結合されるリジェネレータ/増幅器ポートを 更に含み、上記スイッチング素子の組は、関連する保護ネットワークポートか ら到来する光を上記リジェネレータ/増幅器ポートの1つを通して出力し、ま た上記リジェネレータ/増幅器ポートの別の1つから到来する光を別の関連保 護ネットワークポート上に出力する少なくとも1つの状態を含んでいる請求項 18に記載の光スイッチングソード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 マッカダムス ラリー アール アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94002 ベルモント ロビン ウィップル ウェイ 1801

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.光作業リンクによってリンクされている隣接するノードを有する既存異質リ ングネットワークを改装する方法において、少なくとも1つの多重波長作業リ ンクが隣接する第1及び第2のノード間にあり、上記第1及び第2のノードは 上記多重波長作業リンクを通して多重波長信号を送受信することができ、少な くとも1つの付加的なノードを更に有し、少なくとも1つの作業リンクは多重 波長動作することができず、上記方法は、 上記隣接するノード対間に多重波長光保護リンクを設けるステップと、 バイパス経路を提供するための少なくとも1つの光スイッチング素子を有す る光スイッチングアセンブリを各ノードに設け、上記ノードの接続された保護 リンクの一方に沿って走行する光を上記ノードに進入させ、上記ノードに関連 付けられた端末機器に向けることなく上記ノードの接続された保護リンクの他 方へ通じさせるステップと、 を備え、 上記スイッチングアセンブリは、上記関連付けられた端末機器が上記ノード の接続された保護リンクの少なくとも一方に結合される状態をも可能にし、 上記多重波長保護リンクは、上記第1及び第2のノード間の上記作業及び保 護リンクが上記第1及び第2のノード間の多重波長通信を支援することができ なくなった場合には、上記ネットワーク内の少なくとも若干のノードがそれら の接続された作業及び保護リンク上で多重波長信号を送受信することができな いという事実には無関係に、上記隣接するノード対間に代替経路を提供する、 ようになっていることを特徴とする方法。 2.上記作業リンクの少なくとも1つは、各々が1方向にのみ信号を輸送する第 1及び第2のファイバを含んでいる請求項1に記載の方法。 3.上記保護リンクの少なくとも1つは、各々が1方向にのみ信号を輸送する第 1及び第2のファイバを含んでいる請求項1に記載の方法。 4.上記多重波長作業リンクは、各々が1方向にのみ多重波長信号を輸送する第 1及び第2のファイバを含んでいる請求項1に記載の方法。 5.上記作業リンクの少なくとも1つは、両方向に信号を輸送する単一のファイ バを含んでいる請求項1に記載の方法。 6.上記多重波長作業リンクは、両方向に多重波長信号を輸送する単一のファイ バを含んでいる請求項1に記載の方法。 7.光ネットワークにおいて、 少なくとも3つの複数のノードを備え、各所与のノードは、(a)上記ネッ トワーク内の他の2つのノードに結合するための光ネットワークインタフェー スと、(b)上記所与のノードに関連付けられた端末機器に結合するための端 末インタフェースとを含み、 リングトポロジ内の複数のノードを接続して上記ネットワーク上の隣接する ノード対間に双方向通信を提供する対応する複数の双方向光リンクを更に備え 、上記隣接する各ノード対は上記光リンクの介入する1つによって接続されて おり、上記リングは任意に上流及び下流と名付けた2つの反対方向を定義し、 従って上記各ノードは上流及び下流の隣接するノードを有するものと考えられ 、 上記各光リンクは、双方向作業リンク及び双方向保護リンクを有し、 上記各ノードのネットワークインタフェースは、第1及び第2のネットワー ク作業ポート及び第1及び第2のネットワーク保護ポートを含み、 上記各ノードの端末インタフェースは、第1及び第2の端末作業ポート及び 第1及び第2の端末保護ポートを含み、 上記各ノードの第1の作業及び保護ポートは、上記ノードの上流の隣接する ノードの第2の作業及び保護ポートにそれぞれ結合され、 上記各ノードは少なくとも1つの光スイッチング素子を有する光スイッチン グアセンブリを有し、上記光スイッチングアセンブリは上記ノードの関連付け られた端末機器を上記ノードの第1及び第2の端末作業ポートを通して上記ノ ードの第1及び第2のネットワーク作業ポートに結合する少なくとも正常状態 を有し、 上記ネットワークは異質ネットワークであって、 上記複数のノードの第1及び第2のノード間の少なくとも第1の作業リン クは、第1の帯域幅における通信を支援するように構成されており、 上記第1及び第2のノードに関連付けられた端末機器は、上記第1の作業 リンクを通して上記特定の第1の帯域幅において通信を送受信することができ 、 上記ノードの少なくとも1つに関連付けられた端末機器は、上記第1の帯 域幅より小さい第2の帯域幅において通信を送受信することはできるが、上記 第1の帯域幅における通信を送受信することはできず、 上記保護リンクの全ては、上記第1の帯域幅における道信を支援するように 構成されており、 上記第1のノードの光スイッチングアセンブリは、上記第1のノードの関連 付けられた端末機器を上記第1のノードの第2の端末作業ポートを通して上記 第1のノードの第1のネットワーク保護ポートに選択的に結合する第1のスイ ッチング状態を有し、 上記第2のノードの光スイッチングアセンブリは、上記第2のノードの関連 付けられた端末機器を上記第2のノードの第1の端末作業ポートを通して上記 第2のノードの第2のネットワーク保護ポートに選択的に結合する第2のスイ ッチング状態を有し、 少なくとも上記第1及び第2のノード以外の各ノードの光スイッチングアセ ンブリは、上記ノードの第1及び第2の保護ポートを上記ノードの端末インタ フェースをバイパスするバイパス経路に選択的に結合し、それによって上記第 1の作業及び保護リンクが上記第1及び第2のノード間の上記第1の帯域幅に おける通信を支援することができなくなった場合には上記第1の保護リンク以 外の保護リンクを通して上記第1及び第2のノード間の上記第1の帯域幅にお ける通信を可能ならしめるバイパス状態を有している、 ことを特徴とする光ネットワーク。 8.上記第1の作業リンク以外の少なくとも1つの作業リンクは、上記第1の帯 域幅における通信を支援することができない請求項7に記載の光ネットワーク 。 9.上記第1及び第2の各ノードの光スイッチングアセンブリは、上記バイパス 状態を有している請求項7に記載の光ネットワーク。 10.上記各ノードの光スイッチングアセンブリは、上記第1及び第2のスイッチ ング状態を有している請求項7に記載の光ネットワーク。 11.上記第1の帯域幅は、チャネル当たりのビットレート及び複数の波長チャネ ルによって決定され、 上記第1及び第2のノードの端末機器は、関連付けられた波長分割多重化( WDM)能力を有し、 上記第2の帯域幅は、同一のチャネル当たりのビットレート及び単一の波長 チャネルによって決定され、 少なくとも1つのノードに関連付けられた端末機器は、関連付けられたWD M能力を欠いている、 請求項7に記載の光ネットワーク。 12.上記第1の帯域幅は、チャネル当たりのビットレート及び複数の波長チャネ ルによって決定され、 上記第1及び第2のノードの端末機器は、関連付けられた波長分割多重化( WDM)能力を有し、 上記第2の帯域幅は、同一のチャネル当たりのビットレート及び単一の波長 チャネルによって決定される、 請求項7に記載の光ネットワーク。 13.上記第1の帯域幅は、チャネル当たりのビットレート及び複数の波長チャネ ルによって決定され、 上記第2の帯域幅は、より低いチャネル当たりのビットレート及び同一サイ ズの複数の波長チャネルによって決定される、 請求項7に記載の光ネットワーク。 14.光ネットワークにおいて、 N>2として複数のNノードを備え、各所与のノードは上記ネットワーク内 の他の2つのノードに結合されている光ネットワークインタフェースと、上記 所与のノードに関連付けられた端末機器に結合されている端末インタフェース とを含み、 リングトポロジ内の複数のNノードを接続して上記ネットワーク上の隣接す るノード対間に双方向通信を提供する複数のN双方向光リンクを更に備え、上 記隣接する各ノード対は上記光リンクの介入する1つによって接続されており 、 上記リングは任意に上流及び下流と名付けた2つの反対方向を定義し、従って 上記各ノードは上流及び下流の隣接するノードを有するものと考えられ、 上記各光リンクは、双方向作業リンク及び双方向保護リンクを有し、 上記各ノードのネットワークインタフェースは、第1の作業ポート、第2の 作業ポート、第1の保護ポート、及び第2の保護ポートを含み、 上記各ノードの第1の作業及び保護ポートは、上記ノードの上流の隣接する ノードの第2の作業及び保護ポートにそれぞれ結合され、 上記ネットワークは異質ネットワークであって、 上記少なくとも第1の作業リンクは、多重波長動作をするように構成され ており、 上記第1及び第2のノードは、上記第1の作業リンク上での多重波長動作 を支援するための波長分割多重化能力を提供する端末インタフェースを有し、 上記作業リンクの少なくとも1つは、多重波長動作をするように構成され ておらず、 上記ノードの少なくとも1つは、波長分割多重間能力を提供しない端末イ ンタフェースを有しており、 上記保護リンクの全ては、多重波長動作をするように構成されており、 上記各ノードは、上記ノードの第1及び第2の保護ポートを上記ノードの端 末インタフェースをバイパスするバイパス経路に選択的に結合し、それによっ て上記第1の作業及び保護リンクが上記第1及び第2のノード間の上記多重波 長通信を支援することができなくなった場合には上記第1の保護リンク以外の 保護リンクを通して上記第1及び第2のノード間の上記多重波長通信を可能な らしめる少なくとも1つの光スイッチング素子を含んでいる、 ことを特徴とする光ネットワーク。 15.上記バイパス経路の少なくとも1つは、リジェネレータを含んでいる請求項 14に記載のネットワーク。 16.上記保護リンクの少なくとも1つは、増幅器を含んでいる請求項14に記載 のネットワーク。 17.異質ネットワーク内のノードにおいて使用するための光スイッチングノード において、上記ネットワークはネットワークリンクによって接続されている端 末機器を含み、 上記ネットワークリンクは、 第1の型の通信を終端することができる端末機器を有する1対のノード間の 第1のリンクと、 第2の型の通信を終端することはできるが、上記第1の型の通信は終端する ことができない端末機器を有するノードに結合されている第2のリンクと、 を含み、 上記光スイッチングノードは、 第1及び第2の双方向ネットワークリンクにそれぞれ結合される第1及び第 2の組の双方向作業及び保護ネットワークポートと、 上記端末機器の第1及び第2部分に結合され、各々が上記第1及び第2の双 方向ネットワークリンクへ、及びそれらからデータを送信し、受信するための 第1及び第2の組の双方向作業及び保護端末機器ポートと、 上記ネットワーク及び端末機器ポートの組に接続され、上記第1のリンクが 故障の場合にはスパン及びリングスイッチングを確立する1組のスイッチ素子 と、 を含んでいることを特徴とする光スイッチングノード。 18.上記第1の型の通信は、第1の数の波長チャネルを特徴とし、 上記第2の型の通信は、第1の数よりも小さい第2の数の波長チャネルを特 徴とする、 請求項17に記載の光スイッチングノード。 19.上記第1の型の通信は、第1の帯域幅及び第1のデータフォーマットを特徴 とし、 上記第2の型の通信は、第1の帯域幅よりも小さい第2の帯域幅、または上 記第1のデータフォーマットとは異なる第2のデータフォーマットを特徴とす る、 請求項17に記載の光スイッチングノード。 20.上記スイッチ素子の組は、 各々が上記第1の組の作業端末機器ポートに結合されている単一の端子を有 する第1の1×3及び3×1スイッチと、 各々が上記第2の組の作業端末機器ポートに結合されている単一の端子を有 する第2の1×3及び3×1スイッチと、 各々が上記第1の組の保護ネットワークポートに結合されている単一の端子 を有する第1の1×5及び5×1スイッチと、 各々が上記第2の組の保護ネットワークポートに結合されている単一の端子 を有する第2の1×5及び5×1スイッチと、 上記スイッチ間の1組の相互接続と、 を含んでいる請求項17に記載の光スイッチングノード。 21.出力するためのメッセージを生成し、 入メッセージを処理し、 受信したメッセージ及び予測はされるが受信していないメッセージに基づい て上記スイッチの組を制御する ように動作する制御エレクトロニクスと、 上記ネットワークポートに結合され、上記制御エレクトロニクスと上記ネッ トワークとの間で上記メッセージの通信を可能にする波長多重化機器と、 を更に含んでいる請求項17に記載の光スイッチングノード。 22.上記制御エレクトロニクスは、プログラムされたコンピュータを含んでいる 請求項17に記載の光スイッチングノード。 23.異質ネットワーク内のノードにおいて使用するための光スイッチングノード において、上記ネットワークはネットワークリンクによって接続されている端 末機器を含み、 上記ネットワークリンクは、 多重波長通信を終端することができる端末機器を有する1対のノード間の少 なくとも1つの多重波長リンクと、 多重波長通信を終端することができな い端末機器を有するノードに結合され ている少なくとも1つのリンクと、 を含み、 上記光スイッチングノードは、 第1及び第2の双方向ネットワークリンクにそれぞれ結合するための第1及 び第2の組の双方向作業及び保護ネットワークポートと、 上記端末機器の第1及び第2部分に結合され、上記第1及び第2の双方向ネ ットワークリンクへ、及びそれらからデータを送信し、受信するための第1及 び第2の組の双方向作業及び保護端末機器ポートと、 上記ネットワーク及び端末機器ポートの組に接続され、上記多重波長リンク 内が故障の場合にはスパン及びリングスイッチングを確立する1組のスイッチ 素子と、 を含んでいることを特徴とする光スイッチングノード。
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