JP3437237B2 - 増幅装置 - Google Patents

増幅装置

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JP3437237B2
JP3437237B2 JP00521894A JP521894A JP3437237B2 JP 3437237 B2 JP3437237 B2 JP 3437237B2 JP 00521894 A JP00521894 A JP 00521894A JP 521894 A JP521894 A JP 521894A JP 3437237 B2 JP3437237 B2 JP 3437237B2
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    • H03F3/181Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers
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    • H03F3/185Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers with semiconductor devices only with field-effect devices
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサマイクに用
いられる増幅装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンデンサマイク(以下、単にマ
イクという。)に用いる代表的な増幅装置を大別する
と、図4および図5のような回路構成になっている。両
者の主な違いは、緩衝増幅回路にあり、図4はFETソ
ース接地型、図5はFETソースフォロア型の緩衝増幅
回路を用いている。緩衝増幅回路は、一般に、マイクカ
プセルと一体になったマイクユニットになっている。以
下、それぞれの従来例の構成について順に説明する。
【0003】図4において、1はマイクカプセル、11
はソース接地型の緩衝増幅回路で、ダイオード2、FE
T3で構成されている。FET3のドレインが接続され
ている装置出力端子15は、増幅装置401の出力端子
であり、負荷抵抗43を介してリップルフィルタ402
に接続されている。リップルフィルタ402は、電源5
に重畳するリップルなど雑音を除去する。110は拡声
アンプで、電力増幅回路6、スピーカ7からなり、装置
出力端子15と接地端子14を経由して、緩衝増幅回路
11の出力信号を増幅して、スピーカ7から拡声された
音声を出力する。
【0004】次に、上記従来例の動作について説明す
る。マイクカプセル1によって音響圧力信号は電圧信号
に変換され、ダイオード2によりバイアスされたFET
3のゲートに加えられる。そして、FET3の相互コン
ダクタンスによって電圧信号が電流信号に変換される。
FET3のドレインは、負荷抵抗43を介してリップル
フィルタ402でリップルが除去された電源に接続され
ているので、電流信号は負荷抵抗43によって再び電圧
信号に変換される。FET3のドレイン電流は、素子特
性上、ドレイン・ソース間電圧が変動しても、あまり変
化しないため、ドレイン出力端は近似的に電流源と見な
せる。最終的に、マイクカプセル1に加わる音響圧力信
号は、その大きさに比例した電圧信号として、負荷抵抗
43の両端に現れる。
【0005】負荷抵抗43の両端に得られた音声電圧信
号は、電力増幅回路6の入力に加えられ、スピーカを駆
動するのに必要なだけ増幅される。電力増幅回路6は、
構成を簡単にするため、単一電源で動作するように構成
されている。そのため、電力増幅回路6の入力電圧信号
の一端は、電源5のマイナス側である接地端子14を用
いている。したがって、負荷抵抗43の両端に現れた緩
衝増幅回路11の出力信号も、装置出力端子15と接地
端子14の間に発生させるようにする必要がある。
【0006】上記の条件は、負荷抵抗43が接続される
電源を、交流的に接地と等価にすることにより、満足さ
せることができる。そのために、リップルフィルタ40
2が設けられ、電源5に重畳する交流成分を十分小さく
している。もし、負荷抵抗43の電源にリップルがある
と、電力増幅回路6の入力端子には、負荷抵抗43で得
た音声信号とリップル電圧の和が入力されることにな
り、不要な雑音の増加を招くことになる。
【0007】このように、図4のソース接地型の緩衝増
幅回路11を用いた増幅装置401では、マイクカプセ
ル1に加わる音響圧力信号が、一端が電源に接続されて
いる負荷抵抗43の両端に現れるため、電源に重畳する
交流雑音を十分小さくするように構成されている。
【0008】一方、図5のFETソースフォロア型の緩
衝増幅回路31を用いた増幅装置501では、マイクカ
プセル1に加わる音響圧力信号は、負荷抵抗33の両端
に現れ、その一端が接地になっているため、電源の交流
雑音の影響はほとんどなく、リップルフィルタ402を
設ける必要がない。しかし、電圧信号の取り出し方法
が、ソース接地とソースフォロア型で異なるため、互い
に位相が逆になる。これは、マイクカプセル1に加わる
音響圧力信号が同じ位相であっても、出力端子15から
出力される電圧信号の位相が反転することである。な
お、緩衝増幅回路31は、ソースフォロア構成のため、
出力インピーダンスが小さく、ドレイン出力端は近似的
に電圧源と見なせる。
【0009】この逆位相は、拡声アンプに複数のマイク
を接続して、それらの信号を混合させて運用するときに
問題になる。位相の異なるマイクどおしを近接して使用
すると、各々のマイクに同じ音源からの音響圧力信号が
加わるため、各々のマイクの増幅装置の出力からは、位
相が逆の信号が出力される。そのような信号を混合する
ため、特に、低い周波数成分が互いに打ち消し合い、出
てきた信号の音色が変化してしまう。このような問題を
避けるため、一般に増幅装置に入力するマイクの位相
は、同一になるよう配慮されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示した従来のFETソース接地型の緩衝増幅回路を持つ
増幅装置においては、緩衝増幅回路の出力端子が、負荷
抵抗を介して電源に接続されているため、電源リップル
の影響を受けやすく、リップルフィルタなどを用いて、
交流成分を除去した電源を供給する必要があり、装置の
構成が複雑となる問題があった。
【0011】また、図4に示すソース接地型の緩衝増幅
回路と、図5に示すFETソースフォロア型の緩衝増幅
回路の増幅装置は、それぞれの位相を揃える必要があ
り、従来の小型のマイクの中には、このような位相を揃
える手段が装備できず、これが接続される可能性がある
機器の方で、位相切り替え手段を別に設ける必要があっ
た。ところが、どのマイクが位相を反転させなければい
けないのかが、マイク外観からは区別ができないため、
マイクの種類を調べ、適切な位相に合わせる繁雑な作業
をしなければならなかった。
【0012】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、FETソース接地型の緩衝増幅回路でも電源リップ
ルの影響を受け難く、位相反転機能を有し、FETソー
ス接地型の緩衝増幅回路でも、FETソースフォロア型
の緩衝増幅回路でも、接続作業を簡単に行なえる増幅装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の増幅装置は、第1に、コンデンサマイクに
用いられる増幅装置であって、入力端の抵抗が大きく
力端が近似的に電流源と見なせる緩衝増幅手段と、前記
緩衝増幅手段の出力電流の向きを変えて出力端が近似的
に電流源と見なせるカレントミラー手段と、前記カレン
トミラー手段の出力端と接地端との間に接続された負荷
抵抗とを備え、前記負荷抵抗の両端を装置出力端とした
ものである。
【0014】本発明の増幅装置は、第2に、前記緩衝増
幅手段と前記カレントミラー手段とを分離して第1およ
び第2の脱着接続端子により接続した増幅装置であっ
て、前記第1の脱着接続端子を前記緩衝増幅手段からの
出力を受ける端子と前記増幅装置の電源に接続された端
子とで構成し、前記第2の脱着接続端子を前記カレント
ミラー手段の出力端と接地端とで構成し、前記出力端と
接地端との間に前記負荷抵抗を接続したことを特徴とす
ものである。
【0015】
【作用】本発明は、上記の第1の構成により、出力端が
近似的に電流源と見なせる緩衝増幅手段の出力端子に得
られた音声電流信号を、カレントミラー手段で向きを変
えてから負荷抵抗に流し込んで音声電圧信号を取り出す
ようにしたので、電源リップルの影響が少なく、かつ、
位相を反転することができる。
【0016】本発明は、上記の第2の構成により、緩衝
増幅手段が着脱可能に接続される機器側に、カレントミ
ラー手段と、カレントミラー手段の入出力端子部分をイ
ンタフェースする脱着接続手段とを設け、出力端が近似
的に電流源と見なせる緩衝増幅手段と、出力端が近似的
に電圧源と見なせる緩衝増幅手段のどちらを接続して
も、接続作業上、特に意識することなく、自動的に位相
を揃えることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1を
参照して説明する。図4と同様な構成要素には同様な符
号を付してある。したがって、マイクカプセル1、ダイ
オード2、FET3、ソース接地型の緩衝増幅回路1
1、装置の出力端子15、接地端子14、電源5、電力
増幅回路6、スピーカ7、拡声アンプ110は、図4と
同一である。緩衝増幅回路11の出力であるFET3の
ドレインは、カレントミラー12の入力端に接続され、
その出力端は、一端が接地された負荷抵抗13に接続さ
れている。カレントミラー12の出力端が、増幅装置1
01の装置出力端子15となり、拡声アンプ110の入
力に接続されている。また、カレントミラー12は、ト
ランジスタ121、123、そして抵抗122、124
から構成されている。
【0018】次に上記第1の実施例の動作について説明
する。マイクカプセル1に入力された音響圧力信号は、
図4の従来例と同様に、FET3により電流信号に変換
されてドレイン電流となる。このドレイン電流がカレン
トミラー12の入力電流になる。もし、トランジスタ1
21、123が同一の特性を持ち、かつ、抵抗122、
124も同じ値であれば、FET3のドレイン電流と同
じ大きさの電流がトランジスタ123のコレクタ電流I
cとなって流れる。コレクタ電流Icは負荷抵抗13に
より電圧信号に変換され、マイクカプセル1に加わる音
響圧力信号は、最終的にその大きさに比例した電圧信号
として、負荷抵抗13の両端に現れる。
【0019】いま、電源5にリップルが重畳すると、F
ET3のソース・ドレイン間電圧が変動する。しかし、
FET3のドレイン電流として現れる音響圧力信号の大
きさに比例した電流は、この電圧変動の影響をあまり受
けない。それは公知のように、FET3のドレインの等
価交流抵抗が極めて大きく、ほぼ電流源と見なせるから
である。すなわち、電源5にリップルが重畳していて
も、音響圧力信号の大きさに比例したFET3のドレイ
ン電流は、リップルの影響をほとんど受けることなく、
カレントミラー12の入力端に流れ込む。
【0020】カレントミラー12の出力端はトランジス
タ123のコレクタなので、電流源と見なせるほど等価
交流抵抗が大きい。トランジスタ123のコレクタ電流
Icは、そのベース・エミッタ間電圧で決まるが、この
電圧はFET3のドレイン電流で決まっているため、コ
レクタ・エミッタ間電圧の変動では影響されない。した
がって、カレントミラー12の出力電流も、電源5のリ
ップルの影響をほとんど受ず、最終的に、負荷抵抗13
の両端に現れるマイクカプセル1に加わる音響圧力信号
の大きさに比例した電圧信号も、電源5のリップルの影
響をほとんど受けない。
【0021】また回路構成上、FET3のドレイン電流
が増加したときに得られる出力端子15の接地端子14
に対する電圧は、図4の従来例では減少するが、図1の
本実施例では増加する。すなわち、図4のFETソース
接地型の緩衝増幅回路11を用いた従来例と、図1の本
実施例では位相が反転する。したがって、図1の本実施
例の増幅装置101と、図5のFETソースフォロア型
の緩衝増幅回路31を用いた従来例の増幅装置501
は、同じ位相になる。
【0022】このように、上記第1の実施例によれば、
駆動する電源のリップルなどの雑音に影響を受け難く、
かつ、位相を反転する機能を同時に得られる増幅装置を
構成することができる。
【0023】なお、本実施例では、カレントミラー12
は、トランジスタ121、123のエミッタと電源との
間に抵抗122、124を挿入しているが、これは、二
つのトランジスタの特性にばらつきがあるディスクリー
ト・トランジスタを用いる場合に有利である。すなわ
ち、この抵抗値122、124を大きくすることで、ト
ランジスタ121、123の同じコレクタ電流を得るた
めのベース・エミッタ間電圧や、電流増幅率HFEの違
いを緩和させることができ、また、カレントミラー12
の出力端の等価交流抵抗を大きくすることができる。し
かしながら、この抵抗により電圧降下が増加するので、
電源電圧が低い用途には適さない。もし、半導体集積回
路で同一のシリコンチップ上に形成するなどして、トラ
ンジスタの同一性を高められるのであれば、この抵抗値
は小さくでき、場合によっては省略することもできる。
【0024】また、上記実施例では、カレントミラー1
2を、入力電流と出力電流を同一になるように構成して
いるが、これは同一でなくとも良い。
【0025】また、上記実施例では、カレントミラー1
2は、バイポーラ・トランジスタで構成しているが、こ
れは出力端の等価交流抵抗が大きく、電流源と見なせる
ものであれば、どのような構成要素であっても良い。
【0026】また、上記実施例では、カレントミラー1
2は、入力電流と出力電流は、線形性を期待している
が、これは入力電流と出力電流の間に歪が生じないよう
に配慮したものである。しかし、FET3のゲートに加
わる電圧の交流分が大きくなると、ゲート電圧の変化量
に対するドレイン電流の変化量の非直線性が増大し、変
換に歪みを生じるようになる。この歪みを逆特性で緩和
させることを目的に、カレントミラーの入出力特性に非
直線性を持たせても良い。これは、カレントミラー12
を構成する抵抗122、124を異なる値にすることで
容易に達成することができる。
【0027】次に、本発明の第2の実施例について図2
および図3を参照して説明する。図2において、図1に
示した第1の実施例と同様な構成要素には同様な符号を
付してある。マイク装置200は、マイクカプセル1、
ソース接地型の緩衝増幅回路11、負荷抵抗13からな
り、拡声アンプ210は、カレントミラー12、電源
5、電力増幅回路6、スピーカ7からなっている。接続
端子24、25、26、27は、マイク装置200と、
拡声アンプ210を接続する脱着可能な接続手段であ
る。
【0028】本実施例が上記第1の実施例と異なるの
は、増幅装置がマイク装置200として構成され、カレ
ントミラー12が拡声アンプ210内に組み込まれ、出
力電圧を得るための負荷抵抗13がマイク装置200内
に組み込まれて、マイク装置200と拡声アンプ210
とが脱着可能な接続手段24、25、26、27により
接続されていることである。このような構成上の相違は
あるものの、電気的な接続は上記第1の実施例と同じな
ので、本実施例の動作は上記第1の実施例と同じにな
る。
【0029】一方、図3に示す構成においては、拡声ア
ンプ210は図2と同一であるが、マイク装置300
は、図5に示した従来例と同様のFETソースフォロア
型の緩衝増幅回路31、マイクカプセル1、脱着可能な
接続手段24、25、26、27から構成されている。
したがって、図2に示す構成と図3に示す構成とでは、
拡声アンプ210と接続端子24、25、26、27が
共通なので、マイク装置200と300とを交換して接
続することができる。
【0030】図3に示す構成は、上記従来例の図5に対
して、カレントミラー12を除いては同じ構成である。
回路構成上、カレントミラー12の入力端は電源に接続
され、電流が流れないようになっているため、出力電流
も流れず、脱着可能な接続手段25のノードには全く影
響を与えない。すなわち、カレントミラー12は、接続
こそされているが、電流が流れないので無いに等しい。
したがって、電気的接続は、実質的に上記従来例の図5
と同じになるため、得られる動作も同じである。
【0031】このように、図2および図3に示す本実施
例において、緩衝増幅回路11、31が着脱可能に接続
される拡声アンプ210の入力部に、カレントミラー1
2と、脱着可能な接続手段24、25、26、27を設
けることにより、FETソース接地型の緩衝増幅回路1
1を有するマイクや、FETソースフォロア型の緩衝増
幅回路31を有するマイクであっても、電気的に位相が
揃った接続をすることができる。
【0032】なお、本実施例におけるの図2の負荷抵抗
13および図3の負荷抵抗33は、マイク装置200お
よびマイク装置300側に設けているが、これは、その
抵抗値をFET3のドレイン電流や相互コンダクタンス
に合わせて設定するのに有利であるからである。しか
し、そのような配慮が不要な場合には、これは拡声アン
プ210側に設けても良い。
【0033】また、本実施例の図3のカレントミラー1
2の入力端を電源に接続しているが、これは何も接続し
ない状態であってもよい。結果的に、出力端につながる
拡声アンプ210の入力端に交流信号を供給しなければ
良い。すなわち、問題にならない程度の少ない変動分で
あれば、直流電流をカレントミラー12の入力端に流し
ても良い。例えば、マイクが接続されている機器の入力
部のバイアスに用いたり、どのような型のマイクが接続
されているかを識別するための情報を与えるようにして
も良い。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、以下に示す効果が得られるものである。 (a)電源電圧が変動しても、緩衝増幅手段の出力電流
やカレントミラー手段の出力電流が変動しないので、そ
の音響圧力信号に比例した信号電流も変動しない。その
結果、出力に設けた負荷抵抗で電圧に変換されて音響圧
力信号に比例した装置出力電圧も変動しない。 (b)緩衝増幅手段からの信号電流を、カレントミラー
手段で向きを変えるため、音響圧力信号に比例した装置
出力電圧の位相は反転する。 (c)緩衝増幅手段が着脱可能に接続される機器側に、
カレントミラー手段と、カレントミラー手段の入出力端
子部分をインタフェースする脱着接続手段とを設けたの
で、出力端が近似的に電流源と見なせる緩衝増幅手段を
持つマイクの時には、その出力をカレントミラーの入力
端に接続されるように、また、出力端が近似的に電圧源
と見なせる緩衝増幅手段を持つマイクの時には、カレン
トミラーの入力に信号を加えないようにした上で、その
出力をカレントミラーの出力端に接続することができ、
異なる位相の緩衝増幅回路であっても、接続作業上の注
意を払うことなく、自動的に位相を揃えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における増幅装置の回路
図。
【図2】本発明の第2の実施例におけるFETソース接
地型の緩衝増幅装置を接続した増幅装置の回路図。
【図3】本発明の第2の実施例におけるFETソースフ
ォロア型の緩衝増幅装置を接続した増幅装置の回路図。
【図4】従来例におけるFETソース接地型の緩衝増幅
回路を用いた増幅装置の回路図。
【図5】従来例におけるFETソースフォロワ型の緩衝
増幅回路を用いた増幅装置の回路図。
【符号の説明】
1 マイクカプセル 2 ダイオード 3 FET 5 電源 6 電力増幅回路 7 スピーカ 11 ソース接地型の緩衝増幅回路 12 カレントミラー 13、33、43 負荷抵抗 14 接地端子 15 装置出力端子 24、25、26、27 脱着可能な接続端子 31 ソースフォロア型の緩衝増幅回路 101、401、501 増幅装置 110、210 拡声アンプ 121、124 トランジスタ 122、124 抵抗 200、300 マイク装置 402 リップルフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 1/00 - 3/72 H04R 3/00 320

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサマイクに用いられる増幅装置
    であって、入力端の抵抗が大きく出力端が近似的に電流
    源と見なせる緩衝増幅手段と、前記緩衝増幅手段の出力
    電流の向きを変えて出力端が近似的に電流源と見なせる
    カレントミラー手段と、前記カレントミラー手段の出力
    と接地端との間に接続された負荷抵抗とを備え、前記
    負荷抵抗の両端を装置出力とした増幅装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝増幅手段と前記カレントミラー
    手段とを分離して第1および第2の脱着接続端子により
    接続した増幅装置であって、前記第1の脱着接続端子を
    前記緩衝増幅手段からの出力を受ける端子と前記増幅装
    置の電源に接続された端子とで構成し、前記第2の脱着
    接続端子を前記カレントミラー手段の出力端と接地端と
    で構成し、前記出力端と接地端との間に前記負荷抵抗を
    接続したことを特徴とする請求項1記載の増幅装置。
  3. 【請求項3】 カレントミラー手段の入出力伝達特性
    を、非直線にして緩衝増幅手段で生じる非直線性を緩和
    させるようにしたことを特徴とする請求項1または2記
    載の増幅装置。
  4. 【請求項4】 カレントミラー手段を、バイポーラトラ
    ンジスタで構成したことを特徴とする請求項1または2
    または3記載の増幅装置。
  5. 【請求項5】 緩衝増幅回路を、コンデンサマイクとと
    もにユニット化したことを特徴とする請求項1から4の
    いずれかに記載の増幅装置。
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