JP3432678B2 - ケース入り開閉器 - Google Patents

ケース入り開閉器

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JP3432678B2 JP14442796A JP14442796A JP3432678B2 JP 3432678 B2 JP3432678 B2 JP 3432678B2 JP 14442796 A JP14442796 A JP 14442796A JP 14442796 A JP14442796 A JP 14442796A JP 3432678 B2 JP3432678 B2 JP 3432678B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/53Cases; Reservoirs, tanks, piping or valves, for arc-extinguishing fluid; Accessories therefor, e.g. safety arrangements, pressure relief devices
    • H01H33/56Gas reservoirs
    • H01H2033/568Gas reservoirs with overpressure release, e.g. rupture membranes

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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ケース入り開閉
器に関し、より詳しくは、ケースの壁面に放圧口を有す
るケース入り開閉器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、ケース入り開閉器においては
ケース壁面に放圧口を設け、相間短絡に伴う異常電圧の
発生によりケース内圧力が上昇した際には、高圧となっ
た内部圧力を前記放圧口から外部へ逃がしてケース自体
の破損防止を図っていた。即ち、通常時は、前記放圧口
を放圧蓋により閉塞しておき、内圧上昇時にはその圧力
で前記放圧蓋を外側へ押しやり、その放圧蓋と放圧口の
縁部との間にできた隙間からケース外へ放圧をし得るよ
うにしていた。そして、かかる放圧口の開口位置につい
ては、当該ケース入り開閉器の外部環境を考慮して、放
圧方向が隣接する他の機器への影響がなるべく及ばない
方向となるように設定していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来のケース入り開閉器では次のような問題があった。即
ち、ケース内で相間短絡が起こると、その短絡に伴い発
生したアークが導体であるケース壁面に移行して同壁面
を焼き切り穴をあけてしまうことがあった。そのため、
その穴からアーク発生に基づき上昇した高圧のケース内
圧力が放圧されることとなり、ケースの外部環境を考慮
して設定した放圧口から放圧できず、場合によっては隣
接する他の機器に悪影響を及ぼすおそれがあった。 【0004】本発明は、かかる問題を解決するためにな
されたものであり、ケース入り開閉器において相間短絡
に伴う内圧上昇時にケース内圧力を予め開口形成した放
圧口から確実に放圧し得ることを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、ケース壁面の所定位置に放圧
口を設け、同放圧口が設けられたケース壁面の内面側
はアーク誘導部材を設けたケース入り開閉器であって、
前記アーク誘導部材は二相間に発生したアークがケース
壁面に移行することがないよう相間に配設され、当該ア
ーク誘導部材はアークをアーク誘導部材に沿って前記放
圧口へ導くために長尺状をなして同相方向に延び、その
一端部が前記放圧口中央部の位置まで延設されているこ
とを要旨としている。 【0006】 【0007】従って、請求項1の発明では、相間短絡に
伴いケース内部で発生したアークはアーク誘導部材に移
行し、アーク移行時に発生したアークエネルギーは放圧
ガスと共にアーク誘導部材近傍の放圧口からケース外部
へ放出される。又、相間短絡に伴い隣接する二相間にア
ークが発生した場合、そのアークは当該短絡事故を起こ
した二相間に位置するアーク誘導部材へ速やかに移行す
る。更に、アーク誘導部材に移行したアークは長尺状の
アーク誘導部材に沿ってケース内の放圧口中央部の位置
まで導かれる。 【0008】 【0009】 【0010】 【発明の実施の形態】次に、本発明をケース入りガス開
閉器に具体化した一実施形態について図面を参照しなが
ら説明する。 【0011】図1,図2に示すように、ケース入りガス
開閉器11の本体ケース12は箱状に形成され、本体ケ
ース12内には6フッ化硫黄等の絶縁性ガスが充填され
ている。本体ケース12の上壁には三つの電源側ブッシ
ング13が並列状に貫通取着され、各ブッシング13の
下端には本体ケース12内へ延びるように電源側導体1
4が設けられている。各電源側導体14には、図示しな
い電源側配電ケーブルが電気的に接続され、本体ケース
12内において各電源側導体14の先端部には固定電極
15が設けられている。 【0012】一方、本体ケース12の下壁には前記電源
側ブッシング13と対応するように三つの負荷側ブッシ
ング16が並列状に貫通取着されている。各負荷側ブッ
シング16の上端には本体ケース12内へ延びるように
負荷側導体17が設けられ、各負荷側導体17にはそれ
ぞれ図示しない負荷側配電ケーブルが電気的に接続され
ている。又、本体ケース12内において各負荷側導体1
7の先端部には接続導体18が固定ボルト19によりそ
れぞれ取付けられ、各接続導体18の先端部には回動ピ
ン20を介して可動電極21の基端部が各相それぞれ回
動可能に支持されている。 【0013】各可動電極21はそれぞれ一対の可動接触
刃22からなり、投入時には両可動接触刃22により前
記固定電極15を挟圧するようになっている。又、各可
動電極21における両可動接触刃22の間には開閉機構
23に連係された駆動レバー24の先端部が連結ピン2
5を介して回動可能に支持されている。即ち、開閉機構
23の駆動に連動する駆動レバー24の開閉動作により
各可動電極21は固定電極15に対し接離動作するよう
になっている。そして、前記電源側導体14、固定電極
15、可動電極21、接続導体18及び負荷側導体17
により開閉部Aが構成されている。 【0014】又、本体ケース12の側壁において、前記
開閉部Aを挟んで開閉機構23とは反対側になる側壁1
2aには、その中央部やや下側寄りの位置に放圧口26
が開口形成されている。この放圧口26には放圧蓋27
が覆蓋されている。そして、相間短絡に伴う異常電圧の
発生により本体ケース12内が高圧となった際には、そ
の内圧により前記放圧蓋27を外側へ押しやることで、
放圧口26と放圧蓋27との間にできた隙間から本体ケ
ース12外部への放圧をなし得るようになっている。 【0015】更に、本体ケース12の前記側壁12a内
面側において前記放圧口26よりも上方位置には、絶縁
性材料からなる支持ブラケット28が相間方向へ延びる
ように取付けられている。この支持ブラケット28には
アーク誘導部材として銅等の導電性材料からなる長尺四
角柱状のアーク電極29a,29bがそれぞれ各相のほ
ぼ中間に位置して同相方向へ延びるように垂下支持され
ている。そして、各アーク電極29の下端部は前記放圧
口26の内側近傍位置まで延設されている。従って、図
1に示すように、アーク電極29は本体ケース12内に
おいて前記開閉部Aと並列状をなし、ケース12の前記
側壁12aと開閉部Aとの間に介在配置されている。 【0016】次に、以上のように構成したケース入り開
閉器11の作用について説明する。さて、図1に示すよ
うに、固定電極15と可動電極21とが接触した投入状
態において、本体ケース12内部の相間に短絡事故が発
生すると、その短絡事故を起こした両相間にアークが発
生する。例えば、図2における最左側の開閉部A1と中
央の開閉部A2の二相間が短絡して、この二相間でアー
クIが発生した場合には、図2において左側のアーク電
極29aにアークIは移行する。即ち、図1からも明ら
かなように、ケース12の側壁12aと開閉部Aとの間
には前述したようにアーク電極29が介在配置されてい
る。そのため、前記両開閉部A1,A2の二相間に発生
したアークIは当該二相間のアーク電極29aを越えて
まで本体ケース12の側壁12aへ移行することがな
く、図1に示すように、距離的に近いこのアーク電極2
9aに移行する。そして、このアーク電極29aに沿っ
て放圧口26の内側近傍位置までアークIが導かれた
後、アーク移行時の発熱等により生じたアークエネルギ
ーは図1に二点鎖線で示すように放圧蓋27を変形させ
る。そして、この変形に基づき放圧蓋27と放圧口26
との間に出来た隙間から図1に矢印Gで示すように開閉
器ケース外へ速やかに放圧ガスと共に放出される。 【0017】本実施形態ではケース入り開閉器11を以
上のように構成したことにより、次のような効果を有す
る。 (1)本体ケース12の内部において放圧口26の近傍
にアーク電極29を配置したことにより、相間短絡に伴
い発生したアークIを本体ケース12の側壁12aに移
行させることがない。そのため、相間短絡に伴い発生し
たアークIにより本体ケース12の側壁12aが焼き切
られ不用な位置に穴があくことを防止できる。従って、
放圧時には周辺機器への影響を考慮して予め開口位置の
設定された放圧口26から放圧できるので、ケース入り
開閉器11の周辺機器に放圧ガスによって悪影響を及ぼ
すおそれもなくなる。 (2)又、各相間にアーク電極29a,29bが配置さ
れているので、相間短絡時には当該相間に発生したアー
クIを各々対応するアーク電極29a,29bへ移行さ
せることができる。従って、相間短絡に伴い発生したア
ークIをいずれかのアーク電極29a,29bへ速やか
に移行させ、高熱の発生を伴うアーク長を短くできるの
で、アークエネルギーの発生を最小限に抑制することが
できる。 (3)更に、各アーク電極29a,29bは下端部が前
記放圧口26の内側近傍位置まで延設されているので、
アーク移行時におけるアークエネルギーの発生箇所を放
圧口26の近傍に設定し得る。従って、アーク移行に伴
い発生したアークエネルギーを本体ケース12の内奥部
に籠もらせることなく外部へ速やかに放出することがで
きる。 (4)又、前記アーク電極29a,29bは相間におい
て同相方向へ延びるように開閉部Aと並列に配設されて
いるので、相間短絡が発生した場合における開閉部Aか
らのアーク移行をより確実かつスムーズに行うことがで
きる。 (5)更に、前記アーク電極29a,29bは長尺四角
柱状をなしているので、支持ブラケット28に対する取
付けが簡単であり、ケース入り開閉器11の組付作業を
容易に行うことができる。 【0018】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されるものではなく、以下のように構成することも可能
である。 (イ)前記実施形態では各アーク電極29a,29bを
相間において同相方向へ延びるように開閉部Aと並列に
配設したが、アーク電極29a,29bは下端部が放圧
口26の内側近傍位置まで延設されていれば、傾斜して
いてもよい。このように構成しても、相間短絡時に本体
ケース12の側壁12aへアークが移行するのを防止し
得ると共に、放圧口26の内側近傍位置までアークIを
導いて放圧口26からアークエネルギーを速やかに放出
できる。 (ロ)前記実施形態ではアーク電極29a,29bを長
尺の四角柱状に形成したが、丸棒状又は帯板状等に形成
してもよい。このように構成しても前記実施形態とほぼ
同様の効果を奏し得る。 (ハ)前記実施形態では各相間にアーク電極29a,2
9bを一つずつ配設したが、アーク電極29は本体ケー
ス12の内部に一つだけ配設する構成であってもよい。
例えば、図2における開閉部A1と開閉部A2の中間位
置から開閉部A2と開閉部A3の中間位置に亘る程度の
大きさの一枚の板状に形成されたアーク電極を前記支持
ブラケット28に垂下支持するようにしてもよい。この
ように構成すれば、支持ブラケット28に対するアーク
電極の取付作業を迅速に行える。 (ニ)前記実施形態ではアーク電極29a,29bの素
材を銅にしたが、導電性を有する素材であれば、銀など
他の導電性材料を使用することも可能である。 (ホ)前記実施形態ではケース入りガス開閉器に具体化
したが、ケース入り気中開閉器に具体化してもよい。 【0019】次に、前記実施形態から把握できる請求項
記載発明以外の技術的思想を効果と共に記載する。請求
に記載のケース入り開閉器において、アーク誘導部
材は同相方向へ延びるように開閉部と並列に延設されて
いるケース入り開閉器。この構成によれば、相間短絡に
伴い開閉部から発生したアークをアーク誘導部材へより
確実かつスムーズに移行させることができる。 【0020】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、相間短絡に伴
う内圧上昇時の放圧を外部環境を考慮して予め開口形成
した放圧口から確実に行うことができ、ケース入り開閉
器に隣接する他の周辺機器に対し放圧ガスにより悪影響
を及ぼすおそれを解消できる。又、アーク移行時におけ
るアーク長を短くできるため、アーク移行に伴い発生す
るアークエネルギーを最小限にしてケース内圧力の上昇
を抑制できる。更に、アーク移行に伴い発生したアーク
エネルギーを本体ケース内に籠もらせることなく、放圧
口からスムーズに外部へ放出できる。 【0021】 【0022】
【図面の簡単な説明】 【図1】 本実施形態のケース入りガス開閉器の概略側
断面図。 【図2】 同じく、その一部破断概略正面図。 【符号の説明】 12…本体ケース、12a…側壁(ケース壁面)、26
…放圧口、29a,29b…アーク電極(アーク誘導部
材)、A…開閉部。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ケース壁面の所定位置に放圧口を設け、
    同放圧口が設けられたケース壁面の内面側にはアーク誘
    導部材を設けたケース入り開閉器であって、 前記アーク誘導部材は二相間に発生したアークがケース
    壁面に移行することがないよう相間に配設され、当該ア
    ーク誘導部材はアークをアーク誘導部材に沿って前記放
    圧口へ導くために長尺状をなして同相方向に延び、その
    一端部が前記放圧口中央部の位置まで延設されているケ
    ース入り開閉器。
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