JP3430859B2 - 貯水槽用ボールタップ - Google Patents
貯水槽用ボールタップInfo
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Description
ボールタップに関するものである。さらに詳しくは、こ
の出願の発明は、トイレ、手洗い等の各種の貯水槽にお
いて有用な、給水、止水を確実に、安定した動作として
行うことのできる、改善された貯水槽用ボールタップに
関するものである。
水槽においては、浮子を利用した各種構造の貯水槽用ボ
ールタップが知られており、このようなボールタップと
して、この出願の発明者らによってダイヤフラム方式に
よる貯水槽用ボールタップも提案されている(特開平6
−49877号公報)。
たとえば添付の図7の構造として例示することができる
ものであって、中心部の副流水路(12)とその外側に
同心円環状に配置された主流水路(11)とが弁座(1
3)により区画され、この弁座(13)への円盤状弁体
としてのダイヤフラム(21)の当接とその離脱とによ
り、水道給水管に連結された主流水路(11)からの水
が副流水路(12)へと供給される際の止水と吐水とが
切替えられるようになっている。そして、ダイヤフラム
(21)に設けられているダイヤフラム孔(22)から
の通水により圧力室(31)内の水圧が、外部へと連通
するパイロット孔(32)の開閉によりコントロールさ
れ、圧力室(31)内の水圧が高くなることでダイヤフ
ラム(21)は前記の弁座(13)に押圧当接されて止
水状態になり、逆に、水圧が低い場合には、ダイヤフラ
ム(21)は弁座(13)から離脱して吐水状態にな
る。
動作を示したものであって、図8のように、圧力室(3
1)のパイロット孔(32)が開いている時は、主流水
路(11)の水圧にダイヤフラム(21)が押され、弁
座(13)と間の隙間(4)が確保される。このため、
主流水路(11)から副流水路(12)に水が流入して
吐水が行われることになる。主流水路(11)からは、
ダイヤフラム(21)のダイヤフラム孔(22)を通じ
て圧力室(31)内に水が流入する。
図9のように閉じると、圧力室(31)内の水圧が高ま
り、ダイヤフラム(21)は弁座(13)に押圧され
て、主流水路(11)と副流水路(12)とは遮断され
ることになる。このような動作を可能とするダイヤフラ
ム(21)の動きは、前記パイロット孔(32)の開閉
を貯水槽中の浮子やその水位レベルを伝えるアーム手段
等によって実行することで可能になる。
の水の流れとダイヤフラム(21)とを図10に例示し
ているが、前記の主流水路(11)における水の流れに
は、図10に示したように、副流水路(12)へと流入
する主流路(11A)と、主流水路(11)を周方向に
沿って流れる副流路(11B)とがある。なお、図11
は、ダイヤフラム(21)の弁座(13)対向面側を示
したものである。
用ボールタップは、貯水槽への給水と止水とを確実に行
うものとして提案されている。
ダイヤフラム方式による貯水槽用ボールタップについて
は、止水、吐水の切替えの確実性と作動の安定性等の点
においてさらに改善すべき課題が残されてもいた。すな
わち、ダイヤフラム方式によるボールタップにおいて
は、図10からもわかるように、水の流れは、主流水路
(11)の周方向への流れである副流路(11B)と、
これに直交するようにして副流水路(12)へと流れ込
む主流路(11A)とにより形成されているため、どう
しても主流水路(11)内には圧力分布が生じてしまう
ことになる。そして主流水路(11)への水道水の供給
圧力の変動とともに、この圧力分布も変化することにな
る。
もなって、図10や図11に示したダイヤフラム(2
1)のダイヤフラム孔(22)の配置位置によっては水
圧変動により止水不良が生じるという問題が避けられな
かった。このように、止水、吐水の切替えは、必ずしも
円滑、確実でなく、安定性を欠いていた。また、寒冷地
対応のためには、圧力室(31)内の水抜きを容易とす
るためにダイヤフラム孔(22)を、図7のように最下
位部に設けることが考慮されるが、このように配置する
と、ダイヤフラム孔(22)からの通水にともなって水
圧の上昇が充分でなく、タイムラグが長くなってなかな
か止水しないという問題も避けられなかった。つまり、
従来では、以上のような理由からダイヤフラム孔(2
2)における水圧変化の検知が必ずしも良好でなかった
ことにより、止水と吐水の切替が必ずしも円滑、確実
に、しかも安定して行なわれなかったと言える。
ボールタップにおいては、前述の図7〜図9、さらには
図12にも示したように、圧力室(31)の略中央にボ
ス(33)を設け、このボス(33)によってダイヤフ
ラム(21)の移動ストロークを制限していた。ダイヤ
フラム(21)は可動性とするために通常はゴムにより
作成されているが、弁座(13)に当接させて止水する
際にはゴムだけだとシール部分が変形してしまうので、
円盤状のセンタープレートを沿わせて変形を防止するよ
うにしている。しかし、ダイヤフラムの移動ストローク
が長いとこのセンタープレートからダイヤフラムがはず
れてしまうので、移動ストロークの制限が必要とされて
いるからである。
室(31)の空間を狭くすることが考えられるが、この
ようにすると、止水と吐水との切替えのための所望の適
切なタイムラグが取れなくなってしまうため、空間を狭
くすることよりも、前記のボス(33)によって移動ス
トロークを制限しているのである。だが、このようなボ
ス(33)の存在は、図13のように、パイロット孔
(32)を閉じて、圧力室(31)内の水圧を高めて止
水動作に移行する際にダイヤフラム(21)が傾く原因
になるという問題があった。このことは、主流水路(1
1)における圧力分布に帰因するものでもあった。
は、ダイヤフラム孔(22)部分の流路が拡大して圧力
が低下し、圧力室(31)内への水の流入速度が遅くな
り、ダイヤフラム(21)が閉まる時間が長くなった
り、場合によっては圧力室(31)内へ水が流入してい
かなくなり、ダイヤフラム(21)が閉まらないという
事態も生じかねなかった。
方式の貯水槽用ボールタップの特徴を生かしつつ、懸念
される以上の問題点を解消して、さらにその性能を向上
させて、不必要なタイムラグを解消し、止水も適切に行
われるように、止水と吐水の切替えを確実に、しかも安
定した動作として可能とする、新しいボールタップを提
供することを目的としている。
の課題を解決するものとして、まず第1には、中心部の
副流水路、副流水路の外側に同心円環状に配置された主
流水路、副流水路と主流水路とを区画する弁座、弁座へ
の当接と弁座からの離脱とにより主流水路と副流水路と
を遮断もしくは連通させて、水道給水管に連結された主
流水路からの水が副流水路を通って貯水槽へ供給される
際の止水と吐水とを切替えるダイヤフラム、ダイヤフラ
ムの弁座への当接と弁座からの離脱とをその水圧により
切替える圧力室、圧力室内へ主流水路からの水を通水す
る、ダイヤフラムに設けられたダイヤフラム孔、および
圧力室内の水圧をその開閉によりコントロールする、圧
力室に設けられ外部へと連通したパイロット孔、を備え
ており、パイロット孔が開いて圧力室内の水圧が低くな
ることで、ダイヤフラムが弁座から離脱し主流水路と副
流水路とが連通されて吐水状態になり、パイロット孔が
閉じて圧力室内の水圧が高くなることで、ダイヤフラム
が弁座へ当接し主流水路と副流水路とが遮断されて止水
状態になる、ダイヤフラム方式の貯水槽用ボールタップ
において、主流水路における水道給水管からの水の供給
水口としての主水路の上端部近傍には、主流水路におけ
る副流水路へ流入する水の流れである主流路に直交する
主流水路の周方向に沿った水の流れである副流路の流れ
を一方向とする壁部が設けられている、ことを特徴とす
る貯水槽用ボールタップを提供する。
水路の外側に同心円環状に配置された主流水路、副流水
路と主流水路とを区画する弁座、弁座への当接と弁座か
らの離脱とにより主流水路と副流水路とを遮断もしくは
連通させて、水道給水管に連結された主流水路からの水
が副流水路を通って貯水槽へ供給される際の止水と吐水
とを切替えるダイヤフラム、ダイヤフラムの弁座への当
接と弁座からの離脱とをその水圧により切替える圧力
室、圧力室内へ主流水路からの水を通水する、ダイヤフ
ラムに設けられたダイヤフラム孔、および圧力室内の水
圧をその開閉によりコントロールする、圧力室に設けら
れ外部へと連通したパイロット孔、を備えており、パイ
ロット孔が開いて圧力室内の水圧が低くなることで、ダ
イヤフラムが弁座から離脱し主流水路と副流水路とが連
通されて吐水状態になり、パイロット孔が閉じて圧力室
内の水圧が高くなることで、ダイヤフラムが弁座へ当接
し主流水路と副流水路とが遮断されて止水状態になる、
ダイヤフラム方式の貯水槽用ボールタップにおいて、ダ
イヤフラム孔の水路側上端部には、主流水路における副
流水路へ流入する水の流れである主流路に直交する主流
水路の周方向に沿った水の流れである副流路に対向して
その下流側に壁部が立設され、ダイヤフラム孔による水
圧検知の感度を向上させている、ことを特徴とする貯水
槽用ボールタップを、そして第3には、中心部の副流水
路、副流水路の外側に同心円環状に配置された主流水
路、副流水路と主流水路とを区画する弁座、弁座への当
接と弁座からの離脱とにより主流水路と副流水路とを遮
断もしくは連通させて、水道給水管に連結された主流水
路からの水が副流水路を通って貯水槽へ供給される際の
止水と吐水とを切替えるダイヤフラム、ダイヤフラムの
弁座への当接と弁座からの離脱とをその水圧により切替
える圧力室、圧力室内へ主流水路からの水を通水する、
ダイヤフラムに設けられたダイヤフラム孔、圧力室内の
水圧をその開閉によりコントロールする、圧力室に設け
られ外部へと連通したパイロット孔、およびダイヤフラ
ムの移動ストロークを制限する、圧力室のダイヤフラム
対向面の略中央に設けられたボス、を備えており、パイ
ロット孔が開いて圧力室内の水圧が低くなることで、ダ
イヤフラムが弁座から離脱し主流水路と副流水路とが連
通されて吐水状態になり、パイロット孔が閉じて圧力室
内の水圧が高くなることで、 ダイヤフラムが弁座へ当接
し主流水路と副流水路とが遮断されて止水状態になる、
ダイヤフラム方式の貯水槽用ボールタップにおいて、圧
力室のダイヤフラム対向面には、上記ボスとは別に、主
流水路における水道給水管からの水の供給水口としての
主水路に対向する当てボスが設けられている、ことを特
徴とする貯水槽用ボールタップを提供する。
の特徴を持つものであるが、ボールタップの基本的構成
については前記のとおりのものと同様であってよく、そ
の動作も同様である。ただ、この発明は、この基本構成
の改良によって、止水、吐水の切替えの確実性と安定性
を顕著に高めているのである。
し、さらに詳しくこの発明の実施の形態について説明す
る。
明の一例を示した要部斜視断面図である。たとえば、こ
の図1に示したように、ダイヤフラム孔(22)を持つ
ダイヤフラム(21)の弁座(13)への当接とそれか
らの離脱が、主流水路(11)と副流水路(12)とを
遮断もしくは連通させて、貯水槽への止水と吐水とを切
替えるボールタップにおいて、主流水路(11)の主水
路(14)の上端部近傍には壁部(15)が設けられて
いる。
比からも明らかなように、主流路(11A)と周方向へ
の流れである副流路(11B)とにより形成される主流
水路(11)における水の流れについて、副流路(11
B)の流れを略一方向とする役割を果たしている。つま
り、壁部(15)は、わずかの攪乱要因があったとして
も、実質的に副流路(11B)の流れを一方向にしてい
る。
主流水路(11)における圧力分布の変化を最小限に抑
え、ダイヤフラム孔(22)を利用しての水圧の検知と
止水と吐水との切替えを確実に、かつ安定した動作とし
て可能にする。図2および図3は、壁部(15)を設け
た場合と、これを設けない場合とについて、主水路(1
4)からの給水圧を0.5〜7.5kgf/cm2 で変
化させた場合の、主流水路(11)における圧力分布を
例示したものである。最外側の折線が7.5kgf/c
m2 の給水圧の場合を示し、給水圧の低い場合ほど中心
側に折線が示されている。そして、位置「0」の対向側
「8」の位置にダイヤフラム孔(22)の穴があるよう
に示している。
に、前記壁部(15)を設けて副流路(11B)の流れ
を一方向に制御したこの発明の場合には、圧力分布がよ
り安定していることと、ダイヤフラム孔(22)が位置
している所が常に圧力が高くなり、水圧変化に敏感に反
応して、ダイヤフラム(21)による止水と吐水の切替
を確実に行い、しかもその動作が安定したものとするこ
とを可能としている。このため止水不良を起こすことも
ない。
様とする場合にも顕著である。 (実施例2)図4は、ダイヤフラム(21)のダイヤフ
ラム孔(22)の主流水路(11)側端部に、前記の副
流路(11B)に対向してその下流側に壁部(23)が
立設されている例を示している。この壁部(23)は、
副流路(11B)の流れを受けとめてダイヤフラム孔
(22)における水圧の検知をより敏感なものとする。
ては、ボールタップの性能、用途との関係において決め
ればよい。このような壁部(23)の立設は、ボールタ
ップの安定したタイムラグを得ることを可能としてい
る。このことは、壁部(23)を持たない場合と比較し
てタイムラグを評価した表1の結果によっても明らかで
ある。
(31)において、供給水口としての前記主流水路(1
1)の図1に示した主水路(14)に対向して当てボス
(34)を設けた例を示している。この当てボス(3
4)は、パイロット孔(32)を閉じた時のダイヤフラ
ム(21)の傾きによる不都合を解消するものである。
つまり、傾きそのものを阻止する役割をこの当てボス
(34)は果たしている。
するために、パイロット孔(32)を閉じるまでの止水
時間を計測してみると、次の表2の結果が得られる。ま
た、圧力分布を意図的に乱すために主水路(14)の流
路を大きく拡大した場合についても計測した。この結果
を表3に示した。
(34)を設けた発明品においては、流路通常モデルで
1〜1.5秒の止水時間短縮が可能になり、また、流路
拡大モデルでは、従来品では25秒でもダイヤフラムは
閉じなかったが、この発明品では2秒程度でダイヤフラ
ムが閉じて止水されることが確認された。極めて顕著な
効果が得られた。
発明によって、止水、吐水の切替えが、適切なダイヤフ
ラムのもとに円滑に、確実に、しかも安定した動作とし
て可能な、貯水槽用ボールタップが提供される。そして
寒冷地仕様においても不都合は生じない。
部斜視断面図である。
ある。
例示した図である。
視図である。
ある。
造を示した断面図である。
斜視断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 中心部の副流水路、 副流水路の外側に同心円環状に配置された主流水路、 副流水路と主流水路とを区画する弁座、 弁座への当接と弁座からの離脱とにより主流水路と副流
水路とを遮断もしくは連通させて、水道給水管に連結さ
れた主流水路からの水が副流水路を通って貯水槽へ供給
される際の止水と吐水とを切替えるダイヤフラム、 ダイヤフラムの弁座への当接と弁座からの離脱とをその
水圧により切替える圧力室、 圧力室内へ主流水路からの水を通水する、ダイヤフラム
に設けられたダイヤフラム孔、および 圧力室内の水圧をその開閉によりコントロールする、圧
力室に設けられ外部へと連通したパイロット孔、を備え
ており、 パイロット孔が開いて圧力室内の水圧が低くなること
で、ダイヤフラムが弁座から離脱し主流水路と副流水路
とが連通されて吐水状態になり、パイロット孔が閉じて
圧力室内の水圧が高くなることで、ダイヤフラムが弁座
へ当接し主流水路と副流水路とが遮断されて止水状態に
なる、 ダイヤフラム方式の貯水槽用ボールタップにおい
て、 主流水路における水道給水管からの水の供給水口として
の主水路の上端部近傍には、主流水路における副流水路
へ流入する水の流れである主流路に直交する主流水路の
周方向に沿った水の流れである副流路の流れを一方向と
する壁部が設けられている、ことを特徴とする貯水槽用
ボールタップ。 - 【請求項2】 中心部の副流水路、 副流水路の外側に同心円環状に配置された主流水路、 副流水路と主流水路とを区画する弁座、 弁座への当接と弁座からの離脱とにより主流水路と副流
水路とを遮断もしくは連通させて、水道給水管に連結さ
れた主流水路からの水が副流水路を通って貯水槽へ供給
される際の止水と吐水とを切替えるダイヤフラム、 ダイヤフラムの弁座への当接と弁座からの離脱とをその
水圧により切替える圧力室、 圧力室内へ主流水路からの水を通水する、ダイヤフラム
に設けられたダイヤフラム孔、および 圧力室内の水圧をその開閉によりコントロールする、圧
力室に設けられ外部へと連通したパイロット孔、を備え
ており、 パイロット孔が開いて圧力室内の水圧が低くなること
で、ダイヤフラムが弁座から離脱し主流水路と副流水路
とが連通されて吐水状態になり、パイロット孔が閉じて
圧力室内の水圧が高くなることで、ダイヤフラムが弁座
へ当接し主流水路と副流水路とが遮断されて止水状態に
なる、 ダイヤフラム方式の貯水槽用ボールタップにおい
て、 ダイヤフラム孔の水路側上端部には、主流水路における
副流水路へ流入する水の流れである主流路に直交する主
流水路の周方向に沿った水の流れである副流路に対向し
てその下流側に壁部が立設され、ダイヤフラム孔による
水圧検知の感度を向上させている、ことを特徴とする貯
水槽用ボールタップ。 - 【請求項3】 中心部の副流水路、 副流水路の外側に同心円環状に配置された主流水路、 副流水路と主流水路とを区画する弁座、 弁座への当接と弁座からの離脱とにより主流水路と副流
水路とを遮断もしくは連通させて、水道給水管に連結さ
れた主流水路からの水が副流水路を通って貯水槽へ供給
される際の止水と吐水とを切替えるダイヤフラム、 ダイヤフラムの弁座への当接と弁座からの離脱とをその
水圧により切替える圧力室、 圧力室内へ主流水路からの水を通水する、ダイヤフラム
に設けられたダイヤフラム孔、 圧力室内の水圧をその開閉によりコントロールする、圧
力室に設けられ外部へと連通したパイロット孔、および ダイヤフラムの移動ストロークを制限する、圧力室のダ
イヤフラム対向面の略 中央に設けられたボス、を備えて
おり、 パイロット孔が開いて圧力室内の水圧が低くなること
で、ダイヤフラムが弁座から離脱し主流水路と副流水路
とが連通されて吐水状態になり、パイロット孔が閉じて
圧力室内の水圧が高くなることで、ダイヤフラムが弁座
へ当接し主流水路と副流水路とが遮断されて止水状態に
なる、 ダイヤフラム方式の貯水槽用ボールタップにおい
て、 圧力室のダイヤフラム対向面には、上記ボスとは別に、
主流水路における水道給水管からの水の供給水口として
の主水路に対向する当てボスが設けられている、ことを
特徴とする貯水槽用ボールタップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13559197A JP3430859B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 貯水槽用ボールタップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13559197A JP3430859B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 貯水槽用ボールタップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10325486A JPH10325486A (ja) | 1998-12-08 |
JP3430859B2 true JP3430859B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=15155410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13559197A Expired - Fee Related JP3430859B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 貯水槽用ボールタップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3430859B2 (ja) |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS59140986A (ja) * | 1984-01-25 | 1984-08-13 | Toto Ltd | 貯水槽用ボ−ルタップ |
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JPH0811987B2 (ja) * | 1987-11-18 | 1996-02-07 | 株式会社日立製作所 | 給水弁 |
JPH028574A (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-12 | Hitachi Ltd | 給水弁 |
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JPH02144076U (ja) * | 1989-05-08 | 1990-12-06 | ||
JP2801976B2 (ja) * | 1991-08-14 | 1998-09-21 | 松下電工株式会社 | 貯水槽用ボールタップ |
JPH05187575A (ja) * | 1992-06-22 | 1993-07-27 | Kanbayashi Seisakusho:Kk | パイロット弁 |
JPH0649877A (ja) * | 1992-07-28 | 1994-02-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 貯水槽用ボールタップ |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP13559197A patent/JP3430859B2/ja not_active Expired - Fee Related
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