JPH11118544A - 気流検出器 - Google Patents

気流検出器

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Publication number
JPH11118544A
JPH11118544A JP28183297A JP28183297A JPH11118544A JP H11118544 A JPH11118544 A JP H11118544A JP 28183297 A JP28183297 A JP 28183297A JP 28183297 A JP28183297 A JP 28183297A JP H11118544 A JPH11118544 A JP H11118544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
float
housing
valve seat
pipeline
Prior art date
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Pending
Application number
JP28183297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masako Nakagawa
中川昌子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAIDENSHI KOGYO KK
Original Assignee
HAIDENSHI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HAIDENSHI KOGYO KK filed Critical HAIDENSHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で信頼性に優れ、安価に製造できる
気流検出器を提供することを目的とする。 【解決手段】気体の流入管接続口(11)と流出管接続
口(12)を具備し、その内部に、使用時に鉛直かつ上
向きに気体の流れる管路部分(13)であって、下流側
(13' )に向かって断面積が階段状に拡大し、その段
差部(14)が弁座を形成する鉛直管路(13)と、そ
の鉛直管路の下流側に連続する付属管路(15)とから
成る流路を有する筐体(1)と; 上記筐体内の鉛直管路
(13)の弁座(14)の上面開口を閉鎖し得る円盤状
のフランジ弁部(21)と、そのフランジ弁部と一体に
その下面に形成される主体部(22)とから成り、内部
に永久磁石(23)を有し、かつ上記鉛直管路内に、そ
のフランジ弁部が上記弁座に接する閉弁位置と、その閉
弁位置より上方の開弁位置との間で移動自在なよう収容
されたフロート(2)と; 上記筐体の外壁面に取り付け
られ、上記フロートの昇降を検出し得る磁気センサー
(3)と; から成ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管内の僅かな気
流の有無を検出できる気流検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス漏れ等に起因する微小な気流
でも検知可能な検知器が各種提供されているが、これら
は何れも構造が複雑で高価であったり、信頼性が劣ると
いう問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、簡単な構造
で信頼性に優れ、安価に製造できる気流検出器を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、気体の流
入管接続口と流出管接続口を具備し、その内部に、使用
時に鉛直かつ上向きに気体の流れる管路部分であって、
下流側に向かって断面積が階段状に拡大し、その段差部
が弁座を形成する鉛直管路と、その鉛直管路の下流側に
連続する付属管路とから成る流路を有する筐体と;上記
筐体内の鉛直管路の弁座の上面開口を閉鎖し得る円盤状
のフランジ弁部と、そのフランジ弁部と一体にその下面
に形成される主体部とから成り、内部に永久磁石を有
し、かつ上記鉛直管路内に、そのフランジ弁部が上記弁
座に接する閉弁位置と、その閉弁位置より上方の開弁位
置との間で移動自在なよう収容されたフロートと;上記
筐体の外壁面に取り付けられ、上記フロートの昇降を検
出し得る磁気センサーと;から成る気流検出器によって
達成できる。
【0005】上記フロートの主体部は円錐形状とするこ
とが推奨され、また、上記磁気センサーとしてはリード
スイッチを好適に用いることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつゝ本発明を
具体的に説明する。図1は、本発明に係る気流検出器の
一実施例を気流の無い状態において示す断面図、図2
は、気流のある状態において示す断面図、図3は筐体の
断面図、図4はフロートの拡大断面図である。図1に示
す如く、本発明に係る気流検出器は、大別して、筐体1
と、フロート2と、リードスイッチ3とから構成されて
いる。
【0007】筐体1は、図3に示すように、気体の流入
管への接続口11と流出管への接続口12を具備してお
り、これらの接続口を連通させるようにその内部に鉛直
管路13と付属管路15とが形成されている。この気流
検出器を用いるときは、上記鉛直管路13が鉛直になる
ように取り付ける。図示した実施例において、鉛直管路
13は嵌込み管10によって形成され、嵌込み管10の
先端よりも下流側13' へ向けてその軸直角断面積が階
段状に拡大するように構成され、その段差部14は、フ
ロート2が着脱する弁座を形成するようになっている。
【0008】フロート2は、図1及び図4に示すよう
に、円盤状のフランジ弁部21と、その下面に一体的に
設けられた主体部22と、内部に収容された永久磁石2
3とから構成されている。フランジ弁部21の外径は、
鉛直管路13の内径より充分大きく、その拡大部13'
の内径より僅かに小さく設定されており、従って、フラ
ンジ弁部21は鉛直管路の拡大部13' 内で上下に移動
可能であり、主体部22は鉛直管路13内へ出入り自在
なように構成されている。そのため、フロート2が図1
に示す如く降下位置(閉弁位置)にあるときは、フラン
ジ弁部21が、鉛直管路13の階段状の段差部によって
形成される弁座14の上面開口を閉鎖し、他方、図2に
示す如く上昇位置(開弁位置)にあるときは、フランジ
弁部21が弁座14から離れるようになっている。主体
部22は、図示する如く、円錐形状に形成する。
【0009】磁気センサー3は、筐体1の外壁面上に取
り付けられ、上記フロート2に収容された永久磁石23
の磁力によりON・OFF作動して、フロート2の昇降
を検出し得るようになっている。
【0010】次に、上記気流検出器の作動について説明
すれば、気体の流入管接続口11からガスが流入してい
ないときは、フロート2が自重により降下してそのフラ
ンジ弁部21が弁座14を塞いだ状態となり、そのとき
フロート内の永久磁石23の磁力作用によりリードスイ
ッチ3がON状態になる。他方、流入管接続口11から
ガスが流入すると、フロート2がガス圧により持ち上げ
られて図2に示すような状態となり、フロートのフラン
ジ弁部21が弁座14から離れ、流入したガスは、矢符
で示すように鉛直管路13からその拡大部13' を通じ
て付属管部15へ流れ、流出管接続口12から流出す
る。このとき、リードスイッチ3は、フロート2が上昇
してその永久磁石23がリードスイッチから遠ざかるた
め、OFF状態に転じる。従って、ガスの消費側におい
てガスを使用していないにも拘わらず、リードスイッチ
3がOFF状態にある場合は、ガス漏れにより配管内に
気流が生じていることを示しているから、このような場
合に警報を発するように構成することにより、ガス漏れ
の有無を容易に検出することができる。
【0011】又、この気流検知器は例えば高齢者の住居
の厨房用ガス器具のモニタに用い、その厨房用ガス器具
が適時適切に使用されているかどうかを監視すれば、居
住者の安否をチェックすることなどが可能となる。フロ
ート2の主体部22を、図示する如く円錐形状とするこ
とにより、フロート2が図2の開弁位置から自重によっ
て図1の閉弁位置へ復帰する際、鉛直管路13の内壁面
と接触することなく無抵抗で復帰できるから、フロート
2の昇降動作が確実に行われ、気流の有無に対する応答
性、信頼性が向上する。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記の如く構成されるから、本
発明によるときは、簡単な構造で信頼性に優れ、安価に
製造できる気流検出器を提供することが可能となる。
【0013】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のでなく、例えば、図示した実施例においては、管路に
気流があるとき、リードスイッチがOFFとなるように
説明したが、これとは逆に、気流があるとき、OFとな
るような位置に取り付けることも可能であり、又、筐体
1に就いてはその流出管接続口12が流入管接続口11
と直交する構成であったが、流出管接続口12が流入管
接続口11の延長線上にあるような構成も可能であり、
また、その用途もガス漏れ検知のためだけでなくさまざ
まな利用方法が可能であり、従って、本発明はその目的
の範囲内において上記の説明から当業者が容易に想到し
得るすべての変更実施例を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る気流検出器の一実施例を気流の無
い状態において示す断面図である。
【図2】気流のある状態において示す断面図である。
【図3】筐体の断面図である。
【図4】フロートの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 13 鉛直管路 14 弁座 2 フロート 21 フランジ弁部 22 主体部 23 永久磁石 3 リードスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気体の流入管接続口(11)と流出管接続
    口(12)を具備し、その内部に、使用時に鉛直かつ上
    向きに気体の流れる管路部分(13)であって、下流側
    (13' )に向かって断面積が階段状に拡大し、その段
    差部(14)が弁座を形成する鉛直管路(13)と、そ
    の鉛直管路の下流側に連続する付属管路(15)とから
    成る流路を有する筐体(1)と;上記筐体内の鉛直管路
    (13)の弁座(14)の上面開口を閉鎖し得る円盤状
    のフランジ弁部(21)と、そのフランジ弁部と一体に
    その下面に形成される主体部(22)とから成り、内部
    に永久磁石(23)を有し、かつ上記鉛直管路内に、そ
    のフランジ弁部が上記弁座に接する閉弁位置と、その閉
    弁位置より上方の開弁位置との間で移動自在なよう収容
    されたフロート(2)と;上記筐体の外壁面に取り付け
    られ、上記フロートの昇降を検出し得る磁気センサー
    (3)と;から成る気流検出器。
  2. 【請求項2】上記フロートの主体部(22)が円錐形状
    である請求項1に記載の気流検出器。
  3. 【請求項3】上記磁気センサー(3)がリードスイッチ
    である請求項1又は2に記載の気流検出器。
JP28183297A 1997-10-15 1997-10-15 気流検出器 Pending JPH11118544A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28183297A JPH11118544A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 気流検出器

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JP28183297A JPH11118544A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 気流検出器

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Publication Number Publication Date
JPH11118544A true JPH11118544A (ja) 1999-04-30

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ID=17644638

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JP28183297A Pending JPH11118544A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 気流検出器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100899688B1 (ko) * 2002-08-29 2009-05-28 주식회사 포스코 오일시스템의 소유량 플로우 검출 스위치
JP2010139266A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Techno Takatsuki Co Ltd 流体の流量異常検出装置
JP2017032435A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置

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KR100899688B1 (ko) * 2002-08-29 2009-05-28 주식회사 포스코 오일시스템의 소유량 플로우 검출 스위치
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