JP3430764B2 - 過給機の過給圧制御装置 - Google Patents

過給機の過給圧制御装置

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過給機の過給圧制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、過給機付内燃機関では、過給機
コンプレッサ入口空気条件の変化による過給圧の低下を
防止し、機関の性能を最大限に利用可能とするための過
給圧制御が行われる。この種の過給圧制御を行う装置の
例としては、例えば特開昭60−40729号公報に記
載されたものがある。
【0003】同公報の装置は、排気ターボチャージャを
備えた内燃機関を高地で運転する場合に大気圧の低下に
よる機関過給圧低下を防止することを目的として、過給
圧の絶対圧力を検出する検出手段を設け、過給圧が一定
になるように、ウエィストゲート弁開度を制御するよう
にしている。すなわち、同公報の過給圧制御装置は、ウ
エィストゲート弁開度を変化させることにより、ターボ
チャージャに流入する排気流量を変化させ、これにより
高度による大気圧の変化にかかわらず過給圧を一定値に
維持するものである。上記の過給圧制御を行うことによ
り、高地での運転時にも過給圧は一定値に維持されるた
め、高地運転時の過給圧低下による機関性能の低下が防
止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開昭
60−40729号公報の装置のように大気圧の変化に
かかわらずコンプレッサ出口空気圧力(過給圧)を一定
値に維持していると問題が生じる場合がある。一般に、
ターボチャージャコンプレッサの出口空気圧力と入口空
気圧力との比を増大させるためには、ターボチャージャ
の回転数を増加させる必要がある。このため、上記公報
の装置のようにコンプレッサ出口空気圧力を一定値に維
持する制御を行う場合には、コンプレッサ入口圧力(大
気圧)が低下するほどターボチャージャの回転数を上昇
させてコンプレッサ出口空気と入口空気との圧力比を増
大させる必要がある。すなわち、上記公報の過給圧制御
装置では、機関が高地で運転されるほどターボチャージ
ャ回転数が上昇することになる。このため、例えば航空
機用の過給機関等のように、極めて広い高度範囲で機関
が運転されるような場合には過給圧を一定に維持してい
ると、高度によっては過給機の回転数が最大許容回転数
を越えて上昇してしまい、過給機の耐久性が低下する場
合が生じる問題がある。
【0005】一方、過給圧の制御目標値を、機関が運転
される最大高度においても過給機の回転数が最大許容回
転数を越えないような圧力に設定すれば、上記問題は解
決可能であるが、このように過給圧を低く設定したので
は、本来もっと高い過給圧で機関を運転することができ
る高度では機関性能を最大限に利用できなくなる問題が
生じる。
【0006】本発明は上記問題に鑑み、過給機の過回転
が生じることを防止しながら常に可能な限り高い過給圧
で内燃機関を運転し、機関性能を最大限に利用すること
を可能とする過給機の過給圧制御装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、空気を昇圧するコンプレッサを有する過給機
と、前記コンプレッサの出口空気圧力を検出する過給圧
検出手段と、前記過給機の回転数を検出する回転数検出
手段と、前記過給圧検出手段により検出された出口空気
圧力が、予め定めた設定圧力になるようにコンプレッサ
出口空気圧力を制御する第1の制御手段と、前記回転数
検出手段により検出された過給機回転数が、予め定めた
設定回転数になるように過給機回転数を制御する第2の
制御手段と、前記検出されたコンプレッサ出口空気圧力
と過給機回転数とに基づいて、前記第1と第2の制御手
段の一方を選択的に作動させる選択手段と、を備えた過
給機の過給圧制御装置において、前記選択手段は更に、
第1の制御手段の作動中に前記過給機回転数が所定の判
定値以上になったときに、前記第1の制御手段の作動を
停止して前記第2の制御手段を作動させる第1の切換手
段と、第2の制御手段の作動中に前記コンプレッサ出口
空気圧力が所定の判定値以上になったときに、前記第2
の制御手段の作動を停止して前記第1の制御手段を作動
させる第2の切換手段と、を備えた過給圧制御装置が提
供される。
【0008】
【0009】請求項に記載の発明によれば、前記過給
機は内燃機関を過給する排気ターボチャージャであり、
前記過給圧制御装置は、機関回転数を含む前記内燃機関
の運転状態を表す運転状態パラメータを検出する運転状
態検出手段と、排気ターボチャージャに流入する排気流
量を変化させるウエィストゲート弁と、前記第1と第2
の制御手段により設定される開度指令値に応じて前記ウ
エィストゲート弁の開度を変更する駆動手段とを備え、
前記第1の制御手段は、前記機関運転状態パラメータの
値と前記予め定めた設定圧力とから予め定めた関係に基
づいてウエィストゲート弁の基本開度値を算出する第1
のフィードフォワード手段と、前記予め定めた設定圧力
と前記過給圧検出手段により検出されたコンプレッサ出
口空気圧力との差に応じて前記ウエィストゲート弁の開
度補正値を算出する第1のフィードバック手段と、第1
のフィードフォワード手段により算出された基本開度値
と第1のフィードバック手段により算出された開度補正
値との和を開度指令値として設定する開度設定手段を備
え、前記第2の制御手段は、前記機関運転状態パラメー
タの値と前記予め定めた設定回転数とから予め定めた関
係に基づいてウエィストゲート弁の基本開度値を算出す
る第2のフィードフォワード手段と、前記予め定めた設
定回転数と前記回転数検出手段により検出された過給機
回転数との差に応じて前記ウエィストゲート弁の開度補
正値を算出する第2のフィードバック手段と、第2のフ
ィードフォワード手段により算出された基本開度値と第
2のフィードバック手段により算出された開度補正値と
の和を開度指令値として設定する開度決定手段を備え
た、請求項1に記載の過給圧制御装置が提供される。
【0010】次に、各請求項に記載の発明の作用につい
て説明する。請求項1に記載の発明では、コンプレッサ
出口圧力を予め定めた設定圧に制御する第1の制御手段
と、過給機回転数を予め定めた設定回転数に制御する第
2の制御手段とが設けられており、選択手段によりコン
プレッサ出口圧力と過給機回転数とに基づいて第1と第
2の制御手段の一方を作動させるようにしている。すな
わち、請求項1の発明によれば、過給機回転数が最大許
容回転数を越えない場合にはコンプレッサ出口圧力を所
定の設定圧に維持し、過給機回転数が設定回転数を越え
る場合には過給機回転数を設定回転数に維持する制御を
行うことが可能となる。
【0011】詳細には請求項1に記載の発明では、第1
の制御手段によりコンプレッサ出口圧力が設定圧力に制
御されているときに過給機回転数が所定の判定値以上に
なった場合には、第1の切換手段により第2の制御手段
による過給機の回転数制御が開始され、過給機回転数は
設定回転数に制御されるようになる。また、第2の制御
手段により過給機回転数が設定回転数に制御されている
ときにコンプレッサ出口圧力が所定の判定値以上になっ
た場合には第2の切換手段により第1の制御手段による
コンプレッサの出口圧力制御が開始される。このため、
過給機回転数が設定回転数より低く、設定回転数に到達
するまでに余裕がある運転領域ではコンプレッサ出口圧
力が設定値に維持され、過給機回転数が設定回転数に到
達して回転数に余裕がなくなった領域では過給機回転数
は設定回転数に維持される。
【0012】請求項に記載の発明では、第1の制御手
段と、第2の制御手段とは、ターボチャージャのウエィ
ストゲート弁開度を制御することにより、それぞれコン
プレッサ出口空気圧力とターボチャージャ回転数とを制
御する。また、第1と第2の制御手段による上記ウエィ
ストゲート弁開度制御は、それぞれフィードフォワード
制御とフィードバック制御とを組み合わせた制御とされ
る。すなわち、第1と第2の制御手段は、それぞれ内燃
機関の運転状態パラメータと設定圧力(第1の制御手
段)または設定回転数(第2の制御手段)とからウエィ
ストゲートの基本開度値を、また、設定圧力と実際の過
給圧との差(第1の制御手段)、または設定回転数と実
際のターボチャージャ回転数との差(第2の制御手段)
に応じて開度補正値を算出する。開度指令値は、上記基
本開度値と開度補正値との和として与えられる。これに
より、まずウエィストゲート弁開度は最終到達開度近傍
の開度(基本開度)にオープンループ制御され、次いで
最終到達開度まで制御目標値と実際の値との差に応じて
フィードバック制御されるため、運転状態の変化に対す
る過給圧制御と回転数制御の応答性と精度との両方が向
上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施形態について説明する。図1は本発明の過給圧制御
装置を航空機用内燃機関に適用した場合の実施形態の概
略構成を示す図である。図1において、1は内燃機関本
体、2は機関1により駆動されるプロペラを示す。本実
施形態では機関1として多気筒(図1ではV型8気筒)
の4サイクルレシプロ機関が使用されている。また、図
1において5は機関1の各気筒の吸気ポートを共通の吸
気ダクト6に接続する吸気マニホルドである。吸気マニ
ホルド5の各気筒の吸気ポート接続部近傍には、それぞ
れ各気筒の吸気ポートに加圧燃料を噴射する燃料噴射弁
7が配置されている。
【0014】図1において、11で示したのは、インタ
クーラ8下流の吸気ダクト6内に配置されたスロットル
弁である。スロットル弁11は、制御ケーブルを用いて
操縦席に設けられたパワーレバー12に接続され、パワ
ーレバー12の操作量に応じた開度をとる。また、8は
吸気ダクト6上に設けられたインタクーラ、10は排気
ターボチャージャ、9はターボチャージャ10のコンプ
レッサ16の吐出口15とインタクーラ8とを接続する
吸気ダクトを示している。
【0015】また、図1において21、22で示したの
は、機関1の両側のバンクの各気筒の排気ポートを共通
の排気管23に接続する排気マニホルドである。共通排
気管23はターボチャージャ10の排気タービン20の
排気入口17に接続されている。ターボチャージャ10
は遠心型コンプレッサ16と、コンプレッサ16を駆動
する遠心型の排気タービン20とからなる。機関1の吸
入空気は、エアクリーナ(図示せず)から吸気入口管1
3を経てコンプレッサ16に流入し、昇圧された過給空
気となって吸気ダクト9からインタクーラ8に供給さ
れ、インタクーラ8で冷却された後、吸気ダクト6、ス
ロットル弁11、吸気マニホルド5を通って機関1の各
気筒に供給される。
【0016】また、機関1の排気は、排気マニホルド2
1、22から排気管23を通り、排気入口17からター
ビン20に流入し、タービン及びそれに接続されたコン
プレッサ16を回転駆動した後、排気出口管19から排
出される。本実施形態では、排気管23とタービンの排
気出口管19とを接続する排気バイパス通路24が設け
られている。この排気バイパス通路24には、バイパス
通路24から排気タービン20をバイパスして排気出口
管19に流れる排気の流量を制御するウエィストゲート
弁26が設けられている。ウエィストゲート弁(以下
「WGV」と呼ぶ)26が全閉状態では、機関1からの
排気の略全量がタービン20に流入するためターボチャ
ージャ10の回転数が上昇し、コンプレッサ16の出口
圧力(デッキ圧)が上昇する。一方、WGV26が開弁
すると機関1の排気の一部はタービン20をバイパスし
て排気出口管19に流出するためタービン20を通過す
る排気流量が低下する。これにより、ターボチャージャ
10の回転は低下し、WGV26の開度に応じてデッキ
圧が低下する。すなわち、WGV26の開度を調節する
ことにより、機関1のデッキ圧とターボチャージャ10
の回転数とを所望のレベルまで低下させることができ
る。
【0017】図1において、25で示したのはWGV2
6を開閉駆動するアクチュエータである。アクチュエー
タ25は、後述するエンジン制御装置(EEC)30
(図2)からの開度指令信号に応じて作動し、WGV2
6をEEC30からの指令信号に応じた開度に制御す
る。なおアクチュエータ25としては、EEC30から
の指令信号に応じた開度にWGV26を駆動できるもの
であれば使用可能であり、例えば、公知のサーボ機構付
DCモータ、ステッパモータ、電気/油圧式のアクチュ
エータ等を使用することもできる。
【0018】本実施形態では、機関1により駆動される
プロペラ2は可変ピッチプロペラとされており、プロペ
ラ2のプロペラピッチを制御するプロペラガバナー31
を備えている。本実施形態では、プロペラガバナー31
は遠心型ガバナーとされ、図示しない回転伝達軸を介し
てプロペラの駆動軸に接続されている。プロペラガバナ
ー31は機関回転数(プロペラ回転数)が設定回転数に
一致するようにプロペラピッチを調節する作用を行う。
すなわち、プロペラ回転数が設定回転数より高くなった
場合にはガバナー31はプロペラピッチを増加させ、プ
ロペラの吸収馬力を増大することにより機関回転数を低
下させる。また、プロペラ回転数が設定回転数より低く
なった場合にはガバナー31はプロペラピッチを低減
し、プロペラの吸収馬力を低下させることにより機関回
転数を増大させる。これにより、プロペラ回転数(機関
回転数)はプロペラガバナー31の設定回転数に一致す
るように制御される。本実施形態では、プロペラガバナ
ー31はスロットル弁11とともに共通のパワーレバー
12に接続され、単一のパワーレバー12を操作するこ
とによりスロットル弁11開度(機関出力)と機関回転
数(プロペラ2のピッチ)との両方を同時に制御するこ
とができるようにされている。このため、スロットル弁
11とガバナー31の制御用ケーブルを、それぞれ機体
特性に応じた形状のカムを介してパワーレバーに連結
し、パワーレバー12の操作量に対するスロットル弁1
1とガバナー31との動作量変化特性をそれぞれ適宜な
特性に設定することにより、機体特性に応じた最適な機
関出力/回転数特性を予め設定できるようになってい
る。
【0019】図2は、機関1の制御を行う制御装置(E
EC:エレクトリカルエンジンコントローラー)30の
構成を示す図である。図2に示すように、EEC30は
本実施形態では、RAM、ROM、CPU、及び入力ポ
ート、出力ポートを相互に双方向性バスで接続した公知
の構成のマイクロコンピュータとされている。本実施形
態では、EEC30は機関1の燃料噴射制御、点火時期
制御等の基本制御を行う他、後述するターボチャージャ
10の過給圧制御を行っている。これらの制御のため、
EEC30の入力ポートには、機関1のクランク軸(図
示せず)に設けられた機関回転数センサ(NEセンサ)
32と、ターボチャージャ10のタービン20とコンプ
レッサ16とを接続する駆動軸18近傍に配置されたタ
ーボチャージャ回転数センサ(NTセンサ)38とか
ら、それぞれ機関1の回転数NEに応じたパルス信号と
ターボチャージャ10の回転数NTに応じたパルス信号
とが入力されている。EEC30のCPUは、このパル
ス信号に基づいて機関回転数NEとターボチャージャ回
転数NTとを算出し、後述する種々の制御に使用する。
【0020】また、EEC30の入力ポートには、スロ
ットル弁11下流の吸気ダクト6に設けられた吸気圧力
センサ(PMセンサ)33、及びスロットル弁11上流
の吸気ダクト6に設けられたデッキ圧センサ(PDセン
サ)34から、吸気ダクト6内の絶対圧力PMに応じた
電圧信号と、ターボチャージャ10の過給圧(デッキ
圧)PD(絶対圧力)に応じた電圧信号とが、それぞれ
AD変換器67を介して入力されている。更に、EEC
30の入力ポートにはスロットル弁11近傍に設けられ
たスロットル弁開度センサ(THセンサ)35からスロ
ットル弁11開度THに応じた電圧信号がAD変換器6
7を介して入力されている他、ターボチャージャコンプ
レッサ16の吸気入口管13に配置された大気温度セン
サ(TAセンサ)37と大気圧センサ(PAセンサ)3
6とから、それぞれ大気温度TAと大気圧PAとに応じ
た電圧信号がAD変換器67を介して入力されている。
【0021】また、EEC30の出力ポートは、機関1
の各気筒の点火プラグ4と燃料噴射弁7とにそれぞれ点
火回路68、駆動回路69を介して接続され、機関1の
燃料噴射量及び時期、点火時期を制御している。本実施
形態では、EEC30はPMセンサ33とNEセンサ3
2とによりそれぞれ検出した吸気圧力PMと機関回転数
NEとに基づいて、予めROMに格納した数値テーブル
から最適な燃料噴射量、噴射時期、点火時期を決定し、
これらに基づいて燃料噴射及び点火を行う。
【0022】また、EEC30の出力ポートは、更に駆
動回路69を介してWGV26のアクチュエータ25に
接続されており、WGV26開度を制御することによ
り、以下に説明する過給圧制御を行っている。次に、図
1の構成における過給圧制御の一実施形態について説明
するが、まず、本実施形態の具体的な過給圧制御につい
て説明する前に、図3を用いて本実施形態の過給圧制御
の目的について説明する。
【0023】図3は、前述の従来技術のようにデッキ圧
を常に一定に制御した場合の高度によるターボチャージ
ャ運転状態の変化を示す図であり、図3(A) 、(B) 、
(C) は、それぞれデッキ圧PD、ターボチャージャコン
プレッサの出口空気圧と入口空気圧との圧力比PR(P
R=PD/PA)、ターボチャージャ回転数NTの変化
を示している。図3(A) にで示すように、PDを高度
にかかわらず一定値PD MAX に制御した場合には、高度
が増大すると大気圧PAの低下によりコンプレッサの圧
力比PRは一様に上昇する(図3(B) 、)。この場
合、図3(C) にで示すように、圧力比PRに応じてタ
ーボチャージャ回転数NTも略一様に上昇し、ある一定
高度以上では、ターボチャージャの最大許容回転数NT
MAX を越えてしまう。
【0024】通常、図3(A) のデッキ圧設定値PDMAX
は機関1の耐久性等から定まる最大許容デッキ圧とさ
れ、機関1の最大出力はデッキ圧PDがPDMAX に制御
されている条件下で得ることができる。ところが、図3
(C) に示したようにデッキ圧PDをPDMAX に固定して
いると、或る高度(図3では20000フィート≒60
00m)以上では、ターボチャージャ10の回転数NT
が最大許容回転数NTMA X を越えてしまうため、ターボ
チャージャ保護のために回転数を低下させる必要が生じ
る。つまり、ある一定高度以上ではデッキ圧PDを最大
許容デッキ圧PD MAX まで上昇させることはできない。
このため、この高度以上では機関1の最大出力を得るこ
とができなくなる。このように、航空機用過給機関に
は、最大出力を発生させることのできる高度の上限値が
存在する。この高度上限値は臨界高度と呼ばれ、ターボ
チャージャ10の最大許容回転数NTMAX により定まる
高度となる(例えば、図3(C) の例では臨界高度は20
000フィートとなる)。
【0025】このため、航空機の飛行高度が臨界高度以
上になった場合には、デッキ圧を一定値に固定した制御
を行うことはできず、他の制御が必要となる。図3(A)
から(C) にそれぞれで示したのは、上記問題を解決す
るために、例えば、臨界高度以下の高度ではデッキ圧を
一定値PDMAX に制御し、臨界高度以上の高度ではコン
プレッサの圧力比PRが一定になるように制御した場合
を示している。この場合は、図3(B) にで示すように
臨界高度以上では圧力比PR=PD/PAは一定値PR
SET に固定されるため、高度が上昇して大気圧PAが低
下すると、それに応じてデッキ圧PDも低下する(図3
(A) 、)。また、このように圧力比を一定値に固定す
る制御を行うと、図3(C) にで示すようにターボチャ
ージャ回転数も高度とともに低下するようになる。
【0026】このように、圧力比PRを一定に制御した
場合に高度とともにターボチャージャ回転数が低下する
のは以下の理由による。図4は、ターボチャージャコン
プレッサの一般的な性能曲線を示しており、図の縦軸は
コンプレッサの圧力比PR(PR=PD/PA)を、横
軸はコンプレッサ吸入空気の重量流量(グラム/秒)を
表している。また、図中の各カーブはターボチャージャ
の回転数が異なる場合の性能曲線であり、図中、NT
MAX で示したカーブはターボチャージャの最大許容回転
数、NT1 、NT2 、NT3 …は回転数が最大許容回転
数から順次低下した場合の性能曲線を示す。図4に示す
ようにコンプレッサの圧力比PRは回転数NTが同一で
あれば吸入空気の重量流量が低下するほど増大する。
【0027】一方、コンプレッサ入口空気圧が低下する
と、コンプレッサ入口条件における体積流量が一定であ
っても、入口空気圧の低下のためにコンプレッサの吸入
空気の重量流量は減少する。このため、重量流量は入口
空気圧の低下のため減少することになる。従って、機関
1の入口空気条件(吸気管圧力、温度)が一定に維持さ
れていると仮定すると、コンプレッサが図4の性能曲線
上のA点(回転数NTMAX 、流量Ga)で運転されてい
たときに、圧力比一定のまま入口空気圧が低下し、この
ためコンプレッサ重量流量がGbに減少したとすると、
コンプレッサ重量流量の低下に伴って運転点は圧力比一
定の線上を図の左方向に移動し、例えば図4のB点(回
転数NT1 、流量Gb)に移動する。このため、ターボ
チャージャの運転回転数はNTMAX からNT1 に低下す
るようになる。すなわち、機関入口空気条件が一定の場
合には、圧力比一定の運転を行うと、高度とともに(大
気圧PAの低下とともに)ターボチャージャ回転数は低
下することになるのである。
【0028】また、コンプレッサの圧力比と回転数の関
係は、大気圧以外にも大気温度、機関の吸入空気量等に
影響を受け、圧力比が同一であってもターボチャージャ
回転数が変化する場合がある。このため、臨界高度以上
の領域でコンプレッサ圧力比を一定に制御する場合に
は、回転数に影響を与える条件が最も厳しい場合(回転
数が最も上昇する条件の場合)にもターボチャージャ回
転数が最大許容回転数を越えないように、余裕を持って
圧力比の設定値PRSET を定める必要がある。つまり、
通常の条件では臨界高度到達時にターボチャージャ回転
数は最大許容回転数NTMAX より上記余裕ΔN(図3
(C) )だけ低くなるようにする必要がある。このため、
臨界高度以上の高度では、圧力比PR一定の制御を行う
とターボチャージャの最大許容回転数と実際のターボチ
ャージャ回転数との差はΔNよりさらに大きくなり、高
度が増大するにつれて差が開いて行くことになる。
【0029】このことは、臨界高度以上では実際にはも
っとターボチャージャ回転数を上げて高いデッキ圧で機
関を運転できるにもかかわらず、実際には不必要に低い
回転数でターボチャージャを運転していることになり、
十分に機関性能とターボチャージャの性能を利用してい
ないことになる。本実施形態では、以下に説明する過給
圧制御を行うことにより、図3(C) にで示すように、
臨界高度以上の領域では常にターボチャージャを最大許
容回転数NTMAX 近傍で運転する。これにより、過給圧
も図3(A) にで示すように変化し、圧力比一定の制御
を行う場合()に較べて臨界高度が上昇するととも
に、臨界高度以上の高度で過給圧を過給機の過回転が生
じない範囲で最大に維持することが可能となる。
【0030】図5は、本実施形態の過給圧制御動作を説
明するフローチャートである。本ルーチンは、図1のE
EC30により一定時間間隔で実行される。図5のルー
チンでは、デッキ圧を一定値に維持する制御(以下「P
D制御」という)とターボチャージャ回転数を一定値に
維持する制御(以下「NT制御」という)とのうち一方
を選択する操作が行われる。本実施形態では、PD制御
とNT制御との選択は、実際に計測したデッキ圧PDと
ターボチャージャ回転数NTとに基づいて行われる。す
なわち、臨界高度より低い領域でターボチャージャ回転
数NTが比較的低い状態でもデッキ圧PDが上昇する領
域では、PD制御が行われデッキ圧は最大許容圧力近傍
の値に維持される。この場合、航空機の飛行高度が増大
すると、大気圧が低下するためPD制御を行っていると
ターボチャージャ回転数NTは増大するようになる。本
実施形態では、PD制御実施中にターボチャージャ回転
数NTが上昇して所定の判定値NT1 に到達した場合に
はPD制御が停止され、NT制御が開始される。これに
より、ターボチャージャ回転数NTは最大許容回転数近
傍の値に制御されるようになる。
【0031】一方、上記によりNT制御が行われている
時に航空機の飛行高度が低下すると、大気圧の増大によ
りデッキ圧PDは増大する。本実施形態では、NT制御
実施中にデッキ圧PDが所定の判定値PD0 を越えた場
合には、NT制御が停止され、PD制御が開始される。
これにより、高度の低い領域では再びデッキ圧PDが最
大許容圧力近傍の値に維持されるようになる。
【0032】図5においてルーチンがスタートすると、
ステップ501では、図1のPDセンサ34とNTセン
サ38とで検出されたデッキ圧PDとターボチャージャ
回転数NTとがそれぞれ読み込まれる。次いで、ステッ
プ503では、フラグXPDの値が1にセットされてい
るか否かが判定される。XPDは、現在PD制御とNT
制御のうちどちらが実施されているかを表すフラグであ
り、XPD=1はPD制御実行中を、XPD=0はNT
制御を実行中であることを意味している。なお、XPD
の値は、本ルーチンの後述するステップで設定される。
【0033】ステップ503でXPD=1、すなわち現
在PD制御実行中であった場合にはステップ505に進
み、ステップ501で読み込んだ現在のターボチャージ
ャ回転数NTが所定の判定値NT2 に以上になっている
か否かが判定される。ステップ505でNT≧NT2
すなわち、PD制御実施中にターボチャージャ回転数が
所定の判定値以上になった場合には、ステップ511で
フラグXPDの値は0にリセットされ、ステップ513
のNT制御が実行される。このNT制御の内容について
は後に詳述する。また、ステップ505でNT<N
2 、すなわちPD制御中のターボチャージャ回転数N
Tが所定の判定値より低い場合にはステップ509が実
行され、フラグXPDの値は変更せずに(XPD=1)
PD制御が継続して実行される。PD制御の内容につい
ては後に詳述する。
【0034】一方、ステップ503でXPD=0、すな
わち、現在NT制御を実行中であった場合には、ステッ
プ515で現在のターボチャージャ回転数NTがNT2
とは別の判定値NT1 以下か否かを判定し、NT≦NT
1 の場合には、ステップ517に進み、ステップ501
で読み込んだ現在のデッキ圧PDが所定の判定値PD 0
以上になっているか否かが判定される。また、ステップ
517でPD≧PD0であった場合には、ステップ51
9でフラグXPDの値を1にセットして、ステップ52
1でPD制御が実行される。また、ステップ515と5
17のいずれかの条件が成立しない場合には、XPDの
値は変更せずに(XPD=0)NT制御が継続して実行
される。ここで、判定値NT1 はNT2 より小さい値で
ある。上記のように、NT制御実行中にNT≦NT
1 (ステップ515)とPD≧PD0の両方の条件が成
立した場合にのみNT制御からPD制御への切換を行う
のは、ターボチャージャ回転数NTが、NT1 <NT<
NT2 の領域でPD≧PD0 の条件が成立したときに、
直ちにNT制御からPD制御への切換を行うと(ステッ
プ521)、回転数NTが上昇してステップ505で判
定値NT2 に到達してしまい、ステップ513で再度N
T制御への切換が生じる場合が生じ、ハンチングが生じ
るおそれがあるためである。
【0035】次に、図6を用いて、図5のステップ50
9及び521で実行されるPD制御の詳細について説明
する。図6は、本実施形態のPD制御動作を説明するフ
ローチャートである。本サブルーチンは、EEC30に
より図5のステップ509と521で実行される。図6
でサブルーチンがスタートすると、ステップ601で
は、NEセンサ32、PAセンサ36、PDセンサ34
でそれぞれ検出した、機関1の回転数NE、大気圧PA
及びデッキ圧PDが読み込まれ、ステップ603ではフ
ラグXAFの値が判定される。
【0036】ここで、フラグXAFは現在機関1がリー
ン空燃比運転されているかリッチ空燃比運転されている
かを判定するためのフラグである。フラグXAFの値は
別途EEC30により実行される図示しない燃料噴射量
演算ルーチンにおいて設定され、XAF=1はリッチ空
燃比運転を、XAF=0はリーン空燃比運転をそれぞれ
表している。通常、航空機用機関は、航空機離着陸時な
どの機関最大出力を必要とするような場合には機関の運
転空燃比(機関燃焼室内の混合気の空燃比)を理論空燃
比よりリッチ(過濃)側に設定して、燃料を増量するこ
とにより燃焼室や排気系の要素を燃料で冷却し、これら
の要素の過熱を防止する。また、航空機が定常運転され
る場合には、機関の空燃比は理論空燃比よりリーン(希
薄)側に設定され、燃費低減及び航続距離の増大を図る
ようにしている。本実施形態では、デッキ圧PDの制御
目標値TPDは、現在リーン空燃比運転中かリッチ空燃
比運転中かに応じて設定される。
【0037】すなわち、ステップ603でXAF=0
(リーン)の場合には、ステップ605でデッキ圧の制
御目標値TPDがリーン運転用の値TPDLに設定さ
れ、XAF=1(リッチ)の場合にはステップ611で
TPDがリッチ運転用の値TPDRに設定される。ここ
で、TPDLとTPDRは、それぞれ予め定めた一定値
であり、最大許容デッキ圧力近傍の値とされる。
【0038】また、ステップ607、609では、ステ
ップ601で読み込んだ機関回転数NEと大気圧PAと
からウエィストゲート弁(WGV)26の基本開度値T
DBS(フィードフォワード値)が設定される。ここ
で、TDBSは過給圧PDを制御目標圧力TPDに維持
するのに必要なWGV26の開度値であり、予め大気圧
PAと機関回転数NEとを用いた3次元マップとしてE
EC30のROMに格納されている。図4で説明したよ
うに、ターボチャージャ10の回転数が同一であればデ
ッキ圧PDは大気圧PAが高い程大きくなる。また、機
関回転数NEはコンプレッサ16の空気重量流量にほぼ
対応するため、他の条件が同一であればデッキ圧PDは
機関回転数NE(空気重量流量)が高いほど低下する。
そこで、本実施形態では予め、コンプレッサ入口大気温
度一定の状態で機関回転数NEとコンプレッサ入口圧力
PAとを変えて機関1を運転し、デッキ圧PDを設定値
TPDに維持するために必要なWGV26の基本開度値
TDBSをNE、PAの各値について実測し、NE、P
Aをパラメータとして用いた数値マップの形でEEC3
0のROMに格納してあり、このマップに基づいて基本
開度値TDBSが決定される。
【0039】なお、本実施形態では、機関1はリッチ運
転される場合とリーン運転される場合があり、さらにT
PDの設定値もリーン運転時とリッチ運転時とでは異な
るため、上記TDBSのマップもリッチ運転時のものと
リーン運転時のものと2種類が準備されている。そし
て、現在リーン運転中の場合には、リーン運転用のマッ
プからNE、PAの値を用いてリーン運転用の基本開度
値TDBSLが決定され、(ステップ607)基本開度
値TDBSの値がTDBSLに設定される(ステップ6
09)。同様に、現在リッチ運転の場合には、リッチ運
転用のマップからリッチ運転用の基本開度値TDBSR
が決定され(ステップ613)、TDBSの値がTDB
SRに設定される(ステップ615)。
【0040】上記により、デッキ圧PDを制御目標値T
PDに維持するためのWGV26基本開度値TDBS
が、機関1の運転状態(NE、PA)から決定される。
また、上記によりTDBSを設定後、ステップ617で
は、図5ステップ517のデッキ圧判定値PD0 が、P
0 =TPD+DPD0 として設定される。ここで、D
PD0 は一定値であり、例えばDPD0 =100mmH
g(約1.3×104 Pa)程度の値とされる。
【0041】ステップ619と621は実際のデッキ圧
PDと制御目標値TPDとの偏差に基づくフィードバッ
ク量の算出を示す。本実施形態では、WGV26の開度
値はステップ607、609及びステップ613、61
5で設定されるフィードフォワード量TDBSとステッ
プ619、621で算出されるフィードバック量とによ
り決定される。上記フィードフォワード量(基本開度
値)TDBSは、機関1が標準状態で運転されていると
きにデッキ圧PDを制御目標値TPDに維持するための
WGV26の開度値であり、機関運転状態が標準状態か
ら外れた場合、或いは機関性能に経年変化を生じた場合
には必要とされる開度値は基本開度値TDBSから僅か
に変化する。そこで、本実施形態では、基本開度値TD
BSをフィードバック量を用いて補正することにより、
デッキ圧PDが制御目標値TPDに精度良く収束するよ
うにしている。
【0042】すなわち、ステップ619では制御目標デ
ッキ圧TPDと現在のデッキ圧PDとの差ΔPDが、Δ
PD=TPD−PDとして算出され、ステップ621で
は、ΔPDの積分値PIが、PI=PI+ΔPDとして
算出される。また、ステップ623では、WGV26の
開度指令値TLSが、上記フィードフォワード量とフィ
ードバック量との和として、 TLS=TDBS+α×PI+β×ΔPD、 として算出される。ここで、α、βは一定値の係数であ
る。
【0043】ステップ625では、上記により算出され
たWGV26の開度指令値TLSが、WGV26のアク
チュエータ25の駆動回路に出力され本サブルーチンは
終了する。これにより、アクチュエータ25はWGV2
6を開度指令値TLSに応じた開度に開弁するため、デ
ッキ圧PDが制御目標値TPDに調節される。上述のル
ーチンによれば、WGV26の開度指令値は機関運転状
態により定まるフィードフォワード量と、制御目標値と
実際の検出値との差に基づくフィードバック量の和とし
て設定されるため、フィードフォワード制御(オープン
ループ制御)による応答性の向上と、フィードバック制
御(本実施形態では比例積分制御)による制御精度の向
上とを同時に達成することができる。
【0044】次に、図7を用いて、図5のステップ51
3と525で実行されるNT制御について説明する。図
7は、本実施形態のNT制御を説明するフローチャート
である。図5のサブルーチンは、図5のルーチンのステ
ップ513、525において実行される。図7のサブル
ーチンでは、図6のルーチンと同様な方法で、フィード
フォワード量とフィードバック量との和としてWGV2
6の開度指令値TLSが設定される。
【0045】すなわち、ステップ701から715で
は、それぞれNEセンサ32、PAセンサ36及びNT
センサ38で検出した、機関回転数NE、大気圧PA、
ターボチャージャ回転数NTが読み込まれ、ステップ7
03から715では現在の機関運転空燃比に応じて、タ
ーボチャージャ10の制御目標回転数TNTとWGV2
6の基本開度(フィードフォワード量)TNBSが設定
される。ここで、図7のTNTL、TNBSLはリーン
運転時の制御目標回転数と基本開度を、TNTR、TN
BSRはリッチ運転時の制御目標回転数と基本開度とを
それぞれ表している。TNTLとTNTRとは、ターボ
チャージャ10の最大許容回転数近傍の値に設定され
る。
【0046】また、本サブルーチンにおいては基本開度
TNBSは、NEとPAとを用いた、図6のものとは異
なるマップから決定される。本実施形態では、図6の場
合と同様に、ターボチャージャ回転数NTを制御目標値
TNTに維持するためのWGV開度を予め実験等により
NEとPAを変化させて求めリッチ運転時とリーン運転
時のマップを作成しておき、このマップに基づいて機関
運転空燃比に応じて基本開度TNBSが決定される。
【0047】また、ステップ717では、図5ステップ
505と515のターボチャージャ回転数の判定値NT
1 とNT2 とが、上記により設定された制御目標値TN
Tを用いて、NT1 =TNT+DNT1 (例えば、DN
1 ≒1000rpm)、及びNT2 =TNT+DNT
2 (例えばDNT2 ≒2000rpm)として算出され
る(DNT1 、DNT2 は、それぞれターボチャージャ
10の最大許容回転数の1〜2パーセント程度の値に設
定される)。
【0048】また、ステップ719、721ではフィー
ドバック量として制御目標値TNTと実際のターボチャ
ージャ回転数NTとの差ΔNTとその積分値NIが算出
される。 更にステップ723では、WGV26の開度
指令値TLSが、フィードフォワード量とフィードバッ
ク量とを用いて、 TLS=TNBS+γ×NI+δ×ΔNT (γ、δは
一定値の係数) として算出され、ステップ725では開度指令値TLS
が駆動回路に出力される。これにより、本NT制御の場
合も、フィードフォワード制御による良好な応答性と、
フィードバック制御による高い制御精度との両方を達成
することが可能となっている。
【0049】図8は、図5から図7で説明した本実施形
態の過給圧制御をおこなった場合の実際の運転における
デッキ圧(過給圧)PDとターボチャージャ回転数NT
の高度による変化を示す図である。図8は、航空機が上
昇して再度下降する場合についてPDとNTの変化を示
しいる。例えば、航空機の上昇中、臨界高度(図8にH
CRで示す)到達前ではPD制御が実行され、過給圧P
Dは最大許容デッキ圧近傍の制御目標値TPDに一定に
維持される(図8、区間1)。また、この区間では、タ
ーボチャージャ回転数NTは高度とともに上昇し、臨界
高度に到達するとNTも判定値NTに到達する。これ
により、PD制御は停止され、NT制御が実施されるよ
うになる(図8、区間2、3)。この区間では、ターボ
チャージャ回転数NTはNTより低い一定回転数TN
Tに維持される。このため、航空機が上昇を続けるとデ
ッキ圧PDは徐々に低下する(図8、区間2)。また、
この状態で航空機が降下すると(図8、区間3)、デッ
キ圧PDは徐々に上昇し、臨界高度HCR近傍でPDが
判定値PDに到達する。これにより、NT制御は停止
され、PD制御が再開され(図8、区間4)デッキ圧P
Dは最大許容デッキ圧付近の制御目標値TPDに一定に
制御されるようになる。
【0050】次に、本実施形態の過給圧制御の効果につ
いて、再度図3を参照して説明する。本実施形態では、
臨界高度以上の領域ではターボチャージャ回転数NTを
検出してこの回転数NTを直接制御するため、図3(C)
に示したように最大許容圧力に対するマージン(ΔN)
を大きく設定する必要がない。このため、臨界高度付近
(図3にΔHCRで示す領域)で、従来(図3(C) )
よりターボチャージャ回転数を上昇させることができる
(図3(C) )。これにより、本実施形態の制御では、
従来(図3(A) )より大きい高度まで(図3にHC
R′で示す高度まで)最大許容デッキ圧を維持すること
が可能となり、実質的に従来より臨界高度が増大するこ
とになる。さらに、臨界高度以上の領域では、従来の場
合(図3(C) )より常にターボチャージャ回転数が高
く維持されるため(図3(C) )、デッキ圧(図3(A)
)も従来(図3(A) )より高い値となる。このた
め、従来利用することができなかった高度で、機関の性
能を最大限に利用することが可能となる。
【0051】
【発明の効果】各請求項に記載の発明によれば、過給機
コンプレッサ出口空気圧力制御と過給機回転数制御と
を、出口空気圧力と回転数の判定値を用いて切り換える
ようにしたことにより、大気圧の変化による過給機回転
数の低下を防止し、常に運転状態に応じて最大限の過給
圧を得ることが可能となるという効果が得られる。
【0052】また、請求項3に記載の発明によれば、コ
ンプレッサ出口空気圧力と過給機回転数とは、それぞれ
がフィードフォワード制御とフィードバック制御とによ
り制御されるため、上記共通の効果に加えて、出口空気
圧力と過給機回転数とが運転状態の変化に対して応答性
良く正確に制御目標値に収束する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の過給圧制御装置を航空機用内燃機関に
適用した場合の実施形態の概略構成を示す図である。
【図2】図1の実施形態の制御装置の概略構成を示す図
である。
【図3】圧力比を一定に制御した場合のターボチャージ
ャ回転数と過給圧の飛行高度による変化を説明する図で
ある。
【図4】ターボチャージャコンプレッサの一般的な性能
曲線を示す図である。
【図5】図2の制御装置による過給圧制御動作を説明す
るフローチャートである。
【図6】図2の制御装置による過給圧制御動作を説明す
るフローチャートである。
【図7】図2の制御装置による過給圧制御動作を説明す
るフローチャートである。
【図8】図5から図の過給圧制御を行った場合のター
ボチャージャ回転数と過給圧の飛行高度による変化を説
明する図である。
【符号の説明】
1…内燃機関本体 2…プロペラ 10…ターボチャージャ 26…ウエィストゲート弁 30…制御装置 38…ターボチャージャ回転数センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を昇圧するコンプレッサを有する過
    給機と、 前記コンプレッサの出口空気圧力を検出する過給圧検出
    手段と、 前記過給機の回転数を検出する回転数検出手段と、 前記過給圧検出手段により検出された出口空気圧力が、
    予め定めた設定圧力になるようにコンプレッサ出口空気
    圧力を制御する第1の制御手段と、 前記回転数検出手段により検出された過給機回転数が、
    予め定めた設定回転数になるように過給機回転数を制御
    する第2の制御手段と、 前記検出されたコンプレッサ出口空気圧力と過給機回転
    数とに基づいて、前記第1と第2の制御手段の一方を選
    択的に作動させる選択手段と、 を備えた過給機の過給圧制御装置において、 前記選択手段は更に、 第1の制御手段の作動中に前記過給機回転数が所定の判
    定値以上になったときに、前記第1の制御手段の作動を
    停止して前記第2の制御手段を作動させる第1の切換手
    段と、 第2の制御手段の作動中に前記コンプレッサ出口空気圧
    力が所定の判定値以上になったときに、前記第2の制御
    手段の作動を停止して前記第1の制御手段を作動させる
    第2の切換手段と、 を備えた過給機の過給圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記過給機は内燃機関を過給する排気タ
    ーボチャージャであり、前記過給圧制御装置は、前記内
    燃機関の運転状態を表す機関運転状態パラメータを検出
    する運転状態検出手段と、排気ターボチャージャに流入
    する排気流量を変化させるウエィストゲート弁と、前記
    第1と第2の制御手段により設定される開度指令値に応
    じて前記ウエィストゲート弁の開度を変更する駆動手段
    とを備え、 前記第1の制御手段は、前記機関運転状態パラメータの
    値と前記予め定めた設定圧力とから予め定めた関係に基
    づいてウエィストゲート弁の基本開度値を算出する第1
    のフィードフォワード手段と、前記予め定めた設定圧力
    と前記過給圧検出手段により検出されたコンプレッサ出
    口空気圧力との差に応じて前記ウエィストゲート弁の開
    度補正値を算出する第1のフィードバック手段と、第1
    のフィードフォワード手段により算出された基本開度値
    と第1のフィードバック手段により算出された開度補正
    値との和を開度指令値として設定する開度設定手段を備
    え、 前記第2の制御手段は、前記機関運転状態パラメータの
    値と前記予め定めた設定回転数とから予め定めた関係に
    基づいてウエィストゲート弁の基本開度値を算出する第
    2のフィードフォワード手段と、前記予め定めた設定回
    転数と前記回転数検出手段により検出された過給機回転
    数との差に応じて前記ウエィストゲート弁の開度補正値
    を算出する第2のフィードバック手段と、第2のフィー
    ドフォワード手段により算出された基本開度値と第2の
    フィードバック手段により算出された開度補正値との和
    を開度指令値として設定する開度決定手段を備えた、請
    求項1に記載の過給圧制御装置。
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