JP3427780B2 - 回路板を収容した電気接続箱 - Google Patents

回路板を収容した電気接続箱

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャンクションボ
ックス等の自動車に搭載される回路板を備えた電気接続
箱に関し、特に、電気接続箱の内部回路としてバスバー
を用いるものにおいて、該バスバーを金型により回路形
状に打抜加工せずに、簡単に形成するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用のジャンクションボックス等か
らなる電気接続箱の内部回路を構成する回路板として
は、従来、絶縁板上に回路に沿って単芯線等の電線を布
線し、該電線に圧接端子を打ち込んで圧接接続する圧接
方式を用いる場合や、導電性金属板を金型により回路形
状に打抜加工して形成したバスバーを用いる場合があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内部回路の構成に圧接
方式を用いる場合、近時、電装部品の急増に伴い電気接
続箱の内部に収容する回路も急増しており、電線を布線
する絶縁板の形状が複雑となるため、電線の布線作業お
よび絶縁板の加工に時間がかかり、製造コストが上昇す
る問題がある。
【0004】また、内部回路としてバスバーを用いる場
合は、回路に応じて打抜用金型を作製しなければならな
いため、回路変更に容易に対応できないと共に、金型の
作製等にコストがかかる問題がある。また、打抜加工後
に使われずに残る部分も多く、材料となる導電性金属板
の歩留まりが悪くコスト上昇の一因となる。さらに、電
気接続箱内部に収容する回路の急増により、水平方向の
7〜8枚のバスバーを絶縁板を介在させて多数層で積層
配置しなければならずコストが莫大にかかる傾向になっ
ている。
【0005】上記した問題に対して、特開昭56−13
0989号公報において、図10(A)(B)に示す電
気接続箱の内部に収容する回路板2が提案されている。
導電金属板の打抜部3aを打ち抜いて格子状にした導電
部材3の両面に絶縁シート1a、1bをラミネートする
と共に、回路の不要箇所3bを切断して回路を形成する
と共に、導電部材3の周囲に電線を接続して外部回路と
の接続を行っている。
【0006】上記構成とすると、不要箇所3bを切断し
て回路を形成するため、回路変更には対応しやすくなる
が、打抜加工により格子状の回路を形成し、しかも、打
抜部3aの箇所も多いため、導電金属板の歩留まりが向
上しない問題がある。
【0007】本発明は上記した問題を鑑みてなされたも
のであり、電気接続箱において、第一に内部回路の形成
にかかる費用を低減することを課題としている。また、
第二に回路の変更にも容易に対応できるようにすること
を課題としている。さらに、第三にバスバーの間に介在
させる絶縁材を容易形成できるようにしてコスト低減を
図ることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、第一に、自動車に搭載される電気接続箱
の内部に回路板が収容され、上記回路板は、厚さ0.0
5mm〜0.4mmの絶縁シートの上下面に短冊状のバ
スバーが並列配置され、該短冊状のバスバーは絶縁シー
トの上下いずれか一方にX方向に並設されていると共
に、上下いずれか他面にY方向に並設され、上記絶縁シ
ートを介してクロス配置され、上記X方向およびY方向
に配置する上記バスバーのピッチは、電気接続箱に設け
られるコネクタ、リレーあるいは/およびヒューズの端
子孔ピッチに対応させ、かつ、上記クロス配置する交点
部分で導通される箇所では、絶縁シートに開口が設けら
れていると共に、上記導通されるバスバーの少なくとも
一方に上記絶縁シートの厚さよりも僅かに高い小突起あ
るいは大きな曲率の円弧状膨出部が設けられ、絶縁シー
トの開口を通して他方のバスバーが接触され、これらバ
スバーの接触部が抵抗溶接で導通され、さらに、上記バ
スバーは回路部分を残して切除されていると共に、長さ
方向の端部が折り曲げられて端子部が突設されているこ
とを特徴とする回路板を収容した電気接続箱を提供して
いる。
【0009】上記のように、導電材を短冊状のバスバー
より構成することで、材料の共通化を図ると共に、材料
に無駄が発生せず材料の歩留まりが向上する。さらに、
従来、バスバーの形成に用いられていた金型による打抜
加工が不要になり、回路形成にかかる費用を大幅に削減
することができる。
【0010】また、バスバーの間に介在させる絶縁材と
して、従来は金型で樹脂成形した絶縁いたを用いている
が、本発明では、上記のように、厚さ0.05mm〜
0.4mmの絶縁シートを用いており、このような薄い
絶縁シートを用いることにより、絶縁シートの開口を通
して接続するバスバーには、小突起あるいは円弧部を金
型成形ではなくプレス加工で設けることができ、バスバ
ーの形成コストを低下できる。また、絶縁材も金型成形
する絶縁板ではなく、絶縁シートを用い、開口をパンチ
穴で設ければよくため、絶縁シートの形成コストも安価
とすることができる。
【0011】本発明は、第二に、自動車に搭載される電
気接続箱の内部に回路板が収容され、上記回路板は、厚
さ0.05mm〜0.4mmの絶縁シートの上下面に厚
さ0.05mm〜0.3mmの短冊状のバスバーが並列
配置され、該短冊状バスバーは絶縁シートの上下いずれ
か一方にX方向に並設されていると共に、上下いずれか
他面にY方向に並設され、上記絶縁シートを介してクロ
ス配置され、上記X方向およびY方向に配置する上記バ
スバーのピッチは、電気接続箱に設けられるコネクタ、
リレーあるいは/およびヒューズの端子孔ピッチに対応
させ、かつ、上記クロス配置する交点部分で導通される
箇所では、絶縁シートに開口が設けられ、導通されるバ
スバーは開口の両側に対向させて抵抗溶接され、該抵抗
溶接時の電極の加圧力で上記対向するバスバーを変形接
触されて導通され、さらに、上記バスバーは回路部分を
残して切除されていると共に、長さ方向の端部が折り曲
げられて端子部が突設されていることを特徴とする回路
板を収容した電気接続箱を提供している。
【0012】上記第二の発明では、バスバーとして厚さ
0.05mm〜0,3mmの非常に薄いものを用いてお
り、よって、抵抗溶接時の電極の加圧力で撓んで変形さ
せることができる。そのため、バスバーには第一の発明
のような小突起あるいは円弧状突起をプレス加工で設け
ておらず、抵抗溶接時に上下バスバーを変形させて接触
させて導通を図っている。このように、バスバーとして
変形しやすい薄板のものを用いると、バスバーに溶接用
の小突起等を設けるためのプレス加工を施す必要がな
く、バスバーを簡単に設けることができ、さらにバスバ
ー形成コストを低下することができる。
【0013】上記絶縁シートの開口を通して溶接された
上下のバスバーに短絡防止用の絶縁被膜を設けているこ
とが好ましい。具体的には、上下バスバーを絶縁シート
の開口を通して溶接した後に、バスバーの表面に速乾性
ゲル状絶縁剤を塗布し、あるいは、絶縁フィルムを融着
している。このように、バスバーの表面に絶縁被膜を設
けると、湿気があっても隣接するバスバーに短絡が生じ
ることを防止できる。
【0014】上記第一発明および第二発明とも、絶縁シ
ート上にバスバーを間隔をあけて並設しているだけであ
るが、該絶縁シートの開口を通して溶接する箇所が多数
個であるため、これら溶接により絶縁シート上の所定位
置に位置決め保持することができる。また、電気接続箱
に組み込んだ状態では、バスバーおよび絶縁シートは電
気接続箱側で位置決め保持されるため、バスバーは絶縁
シートの所定位置に確実に固定される。
【0015】上記X方向のバスバーとY方向のバスバー
は、回路上で不要となる箇所を切除して、所要回路を形
成している。該構成とすると、X方向およびY方向のバ
スバーとも定尺の短冊物を用いることができ、バスバー
を共用化できて、コスト低下を図ることができる。
【0016】上記のように、本発明では、上記X方向お
よびY方向に平行配置する短冊状のバスバーは、平行配
置するピッチを、ヒューズ、リレー、コネクタの端子孔
ピッチに対応させている。例えば、縦方向に平行配置す
るバスバーの一部をヒューズのピッチに対応させ、残り
の縦方向のバスバーをリレーのピチに対応させ、横方向
の平行配置するバスバーの一部をコネクタ端子孔の小ピ
ッチに対応させ、さらに、一部を中ピッチに対応させ、
残りを大ピッチに対応させている。このように、X・Y
方向にクロス配置するバスバーのピッチを、ヒューズ、
リレー、コネクタの端子穴のピッチに対応させておく
と、これらバスバーに接続した端子板の他端に設けたタ
ブを、ヒューズ、リレー、コネクタに直接的に接続する
ことができる。
【0017】上記回路板を収容している電気接続箱で
は、上記回路板を単層配置しても良いし、さらに、複数
枚の上記回路板を絶縁板を介して積層配置してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図6は本発明にかかる回路
板10を示し、厚さ0.05mm〜0.4mmの絶縁シ
ート11の上面に短冊状のバスバー14をX方向に間隔
をあけて並設する一方、絶縁シート11の下面に短冊状
のバスバー15をY方向に間隔をあけて並設し、X方向
のバスバー14とY方向のバスバー15とが絶縁シート
11を介して、格子を形成するようにクロス配置してい
る。
【0019】上記X方向に配置する複数のバスバー14
は、図2に示すように、長さ方向の両端をキャリア16
A、16Bで連結した状態で形成し、この状態で絶縁シ
ート11の上面に配置している。バスバー14の幅は2
mm、厚さは0.64mmである。このX方向のバスバ
ー14は4mmピッチで並列している部分と、10mm
ピッチと6.8mmピッチをあけている部分を設け、コ
ネクタ、ヒューズ、リレーの端子ピッチと合わせてい
る。
【0020】Y方向に配置する複数のバスバー15も同
様で、図3に示すように、長さ方向の両端をキャリア1
7A、17Bで連結した状態で形成し、この状態の絶縁
シート10の下面に配置している。バスバー15も2m
m幅で、0.65mmの厚さで、4mmピッチで並列さ
せている。
【0021】上面に配置するX方向のバスバー14に
は、所要箇所に下方側に向けて、絶縁シート11の厚さ
(0.05mm〜0.4mm)よりは高い小突起20を
プレス成形で設けている。なお、小突起20に代えて、
図7に示すように、高さの低い円弧状の膨出部20’を
プレス加工で設けてもよい。上記小突起20は下面に配
置するY方向のバスバー15との交点に位置し、バスバ
ー14と15とを導通させたい部分である。
【0022】また、バスバー14には、図2中において
斜線で示す部分21を切除して、所要回路部分のみを残
しており、さらに、バスバー14の長さ方向の両端部A
で上向きに折り曲げて、バスバー14より突設した端子
部22を形成している。
【0023】一方、絶縁シート11の下面側に配置する
Y方向のバスバー15には小突起は設けていない。該バ
スバー15においても、図3中において斜線で示す部分
23を切除して所要回路のみを残し、さらに、バスバー
15の長さ方向の一端部分Bで下向きに折り曲げて、バ
スバー15より突設した端子部(タブ)24を形成して
いる。
【0024】上記絶縁シート11は、上記のように厚さ
0.05mm〜0.4mmの剛性を有する絶縁製の樹脂
シートより形成している。バスバー14とバスバー15
とが交差する位置で且つ導通を図りたい位置では、上記
のように薄肉であるため、パンチ加工で開口25を形成
している。該開口25を通して、上方のバスバー14の
小突起20の先端を下方のバスバー15の平面に点接触
させている。
【0025】上記のように、絶縁シート11の開口25
を通して面接触させたバスバー14の小突起20とバス
バー15とは、抵抗溶接機を用いて抵抗溶接を行ってい
る。即ち、抵抗溶接器の上部電極を小突起20に接触さ
せ、下部電極をバスバー15に接触させて行っている。
其の際、小突起20でバスバー15に点接触させている
ため、抵抗溶接時に発熱が発生しやすく、溶接性を高め
ることができる。
【0026】上記のように、絶縁シート11の上下面に
配置したバスバー14と15を所要箇所で溶接すること
にり、所要箇所でバスバー14と15の導通を図ること
ができる。かつ、この導通部はバスバー14と15とを
平面的に面接触させて溶接しているため、接続信頼性を
高めることができる。また、絶縁シート11を挟んでバ
スバー14と15を多数箇所で溶接接続しているため、
バスバー14と15とを絶縁シート11の上下面に沿っ
て配置しているだけであるが所定箇所に位置決めされ
る。
【0027】絶縁シート11の上下のバスバー14、1
5の端縁に折り曲げて設けた端子部22、24は絶縁シ
ート10の端縁より突出した位置にあり、夫々上向き、
下向きに突設している。
【0028】上記のように形成した回路板10は、図6
に示すように、電気接続箱のロアケース31内に収容
し、アッパーケース32を被せて組み立てている。な
お、上記回路板10を絶縁シートを介して積層配置して
もよい。
【0029】図8(A)(B)は第2実施形態を示し、
絶縁シート11の上下両面に配置するバスバー14、1
5として、厚さ0.05mm〜0,3mmの極薄のもの
を用いている。このようにバスバー14、15を極薄と
しているため、抵抗溶接時に電極の加圧力で撓ませるこ
とができ、しかも、絶縁シートも0.05mm〜0.4
mmであるため、絶縁シート11の開口25を挟んで対
向させたバスバー14と15を接触させることができ
る。よって、第2実施形態のバスバー14には、第1実
施形態で設けた小突起は設けておらず、小突起を設ける
ためのプレス加工を不要としている。
【0030】即ち、図8(B)に示すように、抵抗溶接
機の上部電極40でバスバー14を、下部電極41でバ
スバー15を加圧すると、バスバー14と15が互いに
近接する方向に撓んで変形し、バスバー14と15とは
開口25内で接触し、抵抗溶接される。他の構成は第1
実施形態と同一であるため説明を省略する。
【0031】上記のように、バスバー14、15として
極薄のものを用いると、溶接のためにプレス加工で予め
小突起を設けておく必要はなく、よって、電流容量が小
さくても良い場合には好適に用いられる。
【0032】図9は第3実施形態を示し、絶縁シート1
1の開口25を通してバスバー14と15とを抵抗溶接
した後に、バスバー14と15の表面に速乾性のゲル状
の絶縁材を塗布して、絶縁被膜50を設けている。な
お、絶縁材としては、絶縁フィルムをバスバー14と1
5の表面に融着させてもよい。このように、バスバー1
4と15の表面を絶縁被膜50で覆うと、絶縁シート1
1の表面に間隔をあけて配置している隣接するバスバー
14同士、あるいはバスバー15同士が湿気がある場合
にも短絡が生じるのを防止できる。
【0033】
【発明の効果】上記の説明より明らかなように、本発明
によれば、電気接続箱の内部回路として、短冊状のバス
バーを薄い絶縁シートの上下両面に格子状に配置し、交
点位置の導通したい部分では、絶縁シートにパンチ加工
した開口を設け、該開口を通して上下のバスバーを抵抗
溶接しているため、上下バスバーの導通を確実かつ簡単
に図ることができる。また、抵抗溶接機を用いて行うた
め、自動溶接が容易に行え、かつ、安定した溶接を行う
ことができ、その結果、電気接続信頼性を高めることが
できる。
【0034】さらに、絶縁材として薄い絶縁シートを用
いているため、該絶縁シートに設ける開口を金型成形で
はなくパンチ加工で形成できるため、絶縁材の製作費を
低減できる。かつ、薄い絶縁シートの開口を通して上下
のバスバーを溶接するため、バスバーに設ける小突起は
プレス加工で形成でき、金型で形成しなくとも良いた
め、この点からもコスト低減を図ることができる。特
に、バスバーも薄肉の変形し易いものを用いると、小突
起さえも設ける必要はなく、さらに、コストダウンを図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の回路板を示す斜視図
である。
【図2】 X方向に配置するバスバーの平面図である。
【図3】 Y方向に配置するバスバーの平面図である。
【図4】 (A)は図1のA−A線断面図、(B)は図
1のB−B線断面図である。
【図5】 要部拡大断面図である。
【図6】 上記回路板を電気接続箱に収容した状態の断
面図である。
【図7】 第1実施形態の変形例を示す要部拡大断面図
である。
【図8】 (A)(B)は第2実施形態の要部断面拡大
図である。
【図9】 第3実施形態の要部断面図である。
【図10】 (A)(B)は従来例を示す図面である。
【符号の説明】
10 回路板 11 絶縁シート 14 X方向のバスバー 15 Y方向のバスバー 20 小突起 25 開口 40 上部電極 41 下部電極 50 絶縁被膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−215650(JP,A) 特開 昭56−130989(JP,A) 特開 平10−190146(JP,A) 特開 平9−29445(JP,A) 特開2000−125447(JP,A) 特開2000−125446(JP,A) 特開2001−16745(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 H01R 9/03 H05K 1/02 H05K 1/11 H05K 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に搭載される電気接続箱の内部に
    回路板が収容され、 上記回路板は、 厚さ0.05mm〜0.4mmの絶縁シ
    ートの上下面に短冊状のバスバーが並列配置され、該短
    冊状のバスバーは絶縁シートの上下いずれか一方にX方
    向に並設されていると共に、上下いずれか他面にY方向
    に並設され、上記絶縁シートを介してクロス配置され、 上記X方向およびY方向に配置する上記バスバーのピッ
    チは、電気接続箱に設けられるコネクタ、リレーあるい
    は/およびヒューズの端子孔ピッチに対応させ、かつ、
    上記クロス配置する交点部分で導通される箇所では、絶
    縁シートに開口が設けられていると共に、上記導通され
    るバスバーの少なくとも一方に上記絶縁シートの厚さよ
    りも僅かに高い小突起あるいは大きな曲率の円弧状膨出
    部が設けられ、絶縁シートの開口を通して他方のバスバ
    ーが接触され、これらバスバーの接触部が抵抗溶接で導
    通され、さらに上記バスバーは回路部分を残して切除されていると共
    に、長さ方向の端部が折り曲げられて端子部が突設され
    ていることを特徴とする回路板を収容した電気接続箱
  2. 【請求項2】 自動車に搭載される電気接続箱の内部に
    回路板が収容され、 上記回路板は、厚さ0.05mm〜0.4mmの絶縁シ
    ートの上下面に厚さ0.05mm〜0.3mmの短冊状
    のバスバーが並列配置され、該短冊状バスバーは絶縁シ
    ートの上下いずれか一方にX方向に並設されていると共
    に、上下いずれか他面にY方向に並設され、上記絶縁シ
    ートを介してクロス配置され、 上記X方向およびY方向に配置する上記バスバーのピッ
    チは、電気接続箱に設けられるコネクタ、リレーあるい
    は/およびヒューズの端子孔ピッチに対応させ、かつ、
    上記クロス配置する交点部分で導通される箇所では、絶
    縁シートに開口が設けられ、導通されるバスバーは開口
    の両側に対向させて抵抗溶接され、該抵抗溶接時の電極
    の加圧力で上記対向するバスバーを変形接触されて導通
    され、さらに、上記バスバーは回路部分を残して切除さ
    れていると共に、長さ方向の端部が折り曲げられて端子
    部が突設されていることを特徴とする回路板を収容した
    電気接続箱。
  3. 【請求項3】 上記絶縁シートの開口を通して溶接され
    た上下のバスバーに短絡防止用の絶縁被膜を設けている
    請求項1または請求項2に記載の回路板を収容した電気
    接続箱。
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