JP3423809B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JP3423809B2 JP04522095A JP4522095A JP3423809B2 JP 3423809 B2 JP3423809 B2 JP 3423809B2 JP 04522095 A JP04522095 A JP 04522095A JP 4522095 A JP4522095 A JP 4522095A JP 3423809 B2 JP3423809 B2 JP 3423809B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚に対して低刺激性
であり、洗浄性及び起泡性にも優れた洗浄剤組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】非イオン性界面活性剤は、皮膚に対して
低刺激のものが多い。これらのうち、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル型のものは洗浄性に優れ、アニオン
性界面活性剤に比べ低刺激であり、更にアルキルサッカ
ライド系非イオン性界面活性剤に比べて一般に安価なも
のが多いことなどから、非常に魅力的な活性剤である。
【0003】しかしながら、このポリオキシエチレンア
ルキルエーテル型非イオン性界面活性剤は、起泡性が乏
しいという欠点を有するため、洗浄剤の主基剤としては
用いられていないのが現状である。例えば、特開昭55
−25436号公報には、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル型界面活性剤、アミドアミン型両性界面活性剤
及びアルキロールアミン型非イオン性界面活性剤を組み
合せた洗浄剤組成物が開示されているが、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル型非イオン性界面活性剤は主基
剤としては用いられておらず、このため起泡性は改善さ
れているものの、洗浄性は必ずしも満足できるものでは
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン性
界面活性剤を主基剤とし、洗浄性及び低刺激性という長
所を生かしつつ、起泡性の低さが改善された洗浄剤組成
物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる実状に鑑み本発明
者らは鋭意研究を行った結果、下記一般式(1)で表わ
される特定のポリオキシエチレンアルキルエーテル型非
イオン性界面活性剤下記一般式(2)で表わされる特
定のアミドエーテル型カルボン酸、ベタイン型界面活性
剤、及び下記一般式(5)〜(8)のいずれかで表わさ
れる特定の非イオン型界面活性剤を組み合せて用いるこ
とにより、洗浄性及び起泡性に優れ、しかも皮膚に対し
て低刺激である洗浄剤組成物が得られることを見出し、
本発明を完成した。
【0006】すなわち本発明は、次の成分(A)
(B)、(C)及び(D): (A)一般式(1)
【0007】
【化7】
【0008】〔式中、R1 は炭素数11〜15の直鎖又
は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、mは11
〜30の数を示す〕で表わされる非イオン性界面活性
剤、(B)一般式(2)
【0009】
【化8】
【0010】〔式中、R2 は炭素数5〜23の直鎖若し
くは分岐鎖のアルキル若しくはアルケニル基又は炭素数
5〜23の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基で置換され
たフェニル基を示し、R3 は水素原子、炭素数1〜3の
アルキル基、−(CH2CH2O)n−CH2COOM又は
−(CH2CH2O)nHを示し、Mは水素原子、アルカ
リ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノー
ルアミン又は塩基性アミノ酸残基を示し、nは1〜20
の数を示す〕で表わされるアミドエーテルカルボン酸又
はその塩、
【0011】(C)ベタイン型界面活性剤、 (D)次の一般式(5)〜(8)
【0012】
【化9】
【0013】(式中、R7 は炭素数8〜18の直鎖又は
分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示す)
【0014】
【化10】
【0015】(式中、R8 は炭素数6〜18の直鎖又は
分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、R9 は炭素
数2〜4のアルキレン基を示し、Gは炭素数5又は6の
還元糖に由来する残基を示し、sは0〜10の整数、t
は1〜10の数を示す)
【0016】
【化11】
【0017】(式中、R10、R11及びR12のいずれか一
つのみはO=CR13(R13は炭素数8〜12の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す)を示し、
残りの二つは水素原子を示す)
【0018】
【化12】
【0019】(式中、R14は炭素数8〜16の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、u及びv
はそれぞれ0〜10の整数を示し、u及びvの少なくと
も一方は1以上である)で表わされる非イオン型界面活
性剤から選ばれる1種又は2種以上を含有する洗浄剤組
成物を提供するものである。
【0020】本発明で用いる(A)成分のポリオキシエ
チレンアルキルエーテル型非イオン性界面活性剤(1)
は、単独で用いても洗浄力が高く、しかも(B)成分と
組み合せることによって高い起泡力が得られるものであ
る。このためには、前記一般式(1)で表わされるもの
であることが必要であり、R1 の基の炭素数は11〜1
5であり、エチレンオキシドのモル数mは11〜30の
ものを用いる。R1 で示される炭素数11〜15のアル
キル基としては、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシ
ル基、テトラデシル基、ペンタデシル基が挙げられ、ア
ルケニル基としては、ウンデセニル基、ドデセニル基、
トリデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基
が挙げられる。これらアルキル基又はアルケニル基は直
鎖のものでも分岐鎖を有するものであってもよい。R1
の炭素数は11〜15であり、mは11〜30である
が、特にR1 の炭素数が12〜14で、mが15〜25
のものが、より高い洗浄性及び起泡性が得られるので好
ましい。(A)成分の好ましい具体例としてはR1 がド
デシルで、エチレンオキシドのモル数が15〜20のも
のが挙げられる。
【0021】本発明においては、(A)成分を主基剤と
して配合するため、全組成物中に5〜50重量%(以
下、単に「%」という)配合するのが好ましく、特に5
〜30%、更に5〜20%配合するのが、刺激性などの
点で好ましい。
【0022】本発明で用いられる(B)成分のアミドエ
ーテルカルボン酸又はその塩は、前記一般式(2)で表
わされるものである。この式(2)中、R2 で示される
炭素数5〜23のアルキル基としては、例えばペンチル
基、ヘキシル基、ペプチル基、オクチル基、ノニル基、
デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、
テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘ
プタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、エイコ
シル基、ヘニコシル基、ドコシル基、トリコシル基が挙
げられる。また、炭素数5〜23のアルケニル基として
は、例えばペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル
基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ウンデセ
ニル基、ドデセニル基、トリデセニル基、テトラデセニ
ル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基、ヘプタデ
セニル基、オクタデセニル基、ノナデセニル基、エイコ
セニル基、ヘニコセニル基、ドコセニル基、トリコセニ
ル基が挙げられる。これらアルキル基又はアルケニル基
は直鎖のものでも分岐鎖を有するものであってもよい。
これらの基のうち、炭素数が7〜17のもの、特に10
〜15のものが、起泡性の点で好ましい。また、R3
しては、水素原子が好ましく、nは1〜20の数を示す
が、1〜10、特に1〜7のものが、起泡性等の点で好
ましい。
【0023】Mとしては、水素原子;ナトリウム、カリ
ウム等のアルカリ金属塩;カルシウム、マグネシウム等
のアルカリ土類金属塩;アンモニウム塩;トリエタノー
ルアミン等のアルカノールアミン塩;リジン、アルギニ
ン、グルタミン、アスパラギン等の塩基性アミノ酸塩な
どが挙げられ、特にナトリウム、マグネシウム、トリエ
タノールアミンが好ましい。
【0024】(B)成分のアミドエーテルカルボン酸又
はその塩としては、R2 がC1123、R3 がH、nが2
〜3でMがNa又はMgのものが好ましい。
【0025】(B)成分のアミドエーテルカルボン酸
は、1種又は2種以上を組み合せて用いることができ、
全組成物中に0.1〜30%配合するのが好ましく、特
に1〜20%、更に5〜15%配合すると、ぬるつき感
がなく起泡力も高いので好ましい。
【0026】本発明の洗浄剤組成物には、更に次の
(C)成分及び(D)成分を配合することができ、これ
により洗浄力と起泡力を更に高めることができる。
【0027】(C)成分のベタイン型界面活性剤として
は、カルボベタイン型、スルホベタイン型、イミダゾリ
ウムベタイン型等のいずれでもよく、これらのうち、次
の一般式(3)又は(4)
【0028】
【化13】
【0029】〔式中、R4 は水酸基で置換されていても
よい炭素数8〜20の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル若
しくはアルケニル基又はR5CONH(CH2z−(こ
こでR5 は、水酸基で置換されていてもよい炭素数8〜
20の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示
し、zは1〜5の整数を示す)を示し、R5 は水酸基で
置換されていてもよい炭素数1〜5のアルキレン基を示
し、yは1〜5の整数を示し、Mは水素原子、アルカリ
金属又はトリエタノールアミンを示す〕で表わされるも
のが好ましい。更に、一般式(3)で表わされるカルボ
ベタイン型界面活性剤としては、脂肪酸アミドプロピル
ベタインが好ましく、特に式(3)中のR4 が炭素数9
〜15のアルキル基であるものが、起泡力が高いので好
ましい。また、一般式(4)で表わされるスルホベタイ
ン型界面活性剤としては、アルキルジメチルアミノヒド
ロキシスルホベタインが好ましく、特に式(4)中のR
4 が炭素数9〜15のアルキル基で、かつR5 が2−ヒ
ドロキシプロピレン基であるものが好ましい。
【0030】(C)成分のベタイン型界面活性剤は、1
種又は2種以上を組み合せて用いることができ、全組成
物中に1〜10%配合するのが好ましく、特に1〜5
%、更に1〜3%配合すると、刺激性をより低くするこ
とができ、好ましい。
【0031】(D)成分は、次の一般式(5)〜(8)
【0032】
【化14】
【0033】(式中、R7 は炭素数8〜18の直鎖又は
分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示す)
【0034】
【化15】
【0035】(式中、R8 は炭素数6〜18の直鎖又は
分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、R9 は炭素
数2〜4のアルキレン基を示し、Gは炭素数5又は6の
還元糖に由来する残基を示し、sは0〜10の整数、t
は1〜10の数を示す)
【0036】
【化16】
【0037】(式中、R10、R11及びR12のいずれか一
つのみはO=CR13(R13は炭素数8〜12の直鎖又は
分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示す)を示し、残
りの二つは水素原子を示す)
【0038】
【化17】
【0039】(式中、R14は炭素数8〜16の直鎖又は
分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、u及びvは
それぞれ0〜10の整数を示し、u及びvの少なくとも
一方は1以上である)で表わされる非イオン型界面活性
剤から選ばれる1種又は2種以上である。
【0040】一般式(5)で表わされるアルキルジメチ
ルアミンオキシドとしては、式中、R7 が炭素数10〜
16のアルキル基であるのが好ましく、特にデシル基、
ラウリル基、ミリスチル基が好ましい。一般式(6)で
表わされるアルキルサッカライドにおいては、式中、R
8 としては炭素数10〜14のアルキル基が好ましく、
特にデシル基、ドデシル基、テトラデシル基が好まし
く、R9 としては、エチレン基、プロピレン基が好まし
い。Gは、原料として使用される単糖又は2糖以上の糖
によってその構造が決定され、特にグルコース、ガラク
トース、フラクトースが好ましい。sは0〜2が好まし
く、tは1〜2が好ましい。アルキルサッカライド
(6)としては、特にs=0でGがグルコースに由来す
る残基であるアルキルポリグルコシドが好ましい。ま
た、一般式(7)で表わされる脂肪酸モノグリセリドと
しては、式中のR10が炭素数8〜12であるのが好まし
い。一般式(8)で表わされるアルカノールアミドとし
ては、式中、R14が炭素数10〜14のものが好まし
く、u及びvは0〜3が好ましい。
【0041】これらのうち、一般式(5)で表わされる
アルキルジメチルアミンオキシド及び一般式(7)で表
わされる脂肪酸モノグリセリドが、起泡性をより高める
ことができるので好ましく、更に、一般式(7)で表わ
される脂肪酸モノグリセリドのうち、デカン酸モノグリ
セリド、ラウリン酸モノグリセリドが好ましい。
【0042】成分(D)のノニオン型界面活性剤は1種
又は2種以上を組み合せて用いることができ、特に2種
以上組み合せて用いると、より起泡性を高めることがで
きるので好ましい。成分(D)のノニオン型界面活性剤
は、全組成中に1〜10%配合するのが好ましく、特に
1〜5%、更に1〜3%配合すると、十分な洗浄性及び
起泡性が得られ、しかも洗浄性能を損ねることもないの
で好ましい。
【0043】また、本発明の洗浄剤組成物においては、
成分(A)の配合量は、成分(C)及び(D)の配合量
の合計に対する重量比(A)/〔(C)+(D)〕で、
1/1〜10/1の範囲にあることが好ましく、特にこ
の重量比を3/2〜3/1とすると起泡性がより高まり
好ましい。
【0044】また、本発明の洗浄剤組成物には、通常洗
浄剤等に用いられるアニオン性界面活性剤を、本発明の
効果を損なわない範囲で配合することができる。かかる
アニオン性界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸
塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、
スルホコハク酸エステル、α−スルホ脂肪酸エステル
塩、α−オレフィンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪
酸塩、リン酸モノエステル型界面活性剤、アシル化アミ
ノ酸、アシル化コラーゲン、アシル化ケラチン等が挙げ
られる。
【0045】更に、本発明の洗浄剤組成物には、シリコ
ーン誘導体を、本発明の効果を損なわない範囲で配合す
ることができ、良好なすべり感やさらさら感を得ること
ができる。かかるシリコーン誘導体としては、通常洗浄
剤等に配合されるものであれば何ら制限されず、例えば
ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサ
ン、ポリエーテル変性シリコーン、エポキシ変性シリコ
ーン、アルコキシ変性シリコーン、アミノ変性シリコー
ン等が挙げられる。
【0046】本発明の洗浄剤組成物には、前記成分の他
に、必要に応じて、通常化粧料、医薬品、食品等に配合
される成分、例えば抗フケ剤、殺菌剤、抗炎症剤、薬効
剤、防腐剤;プロピレングリコール、グリセリン、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、ソルビトール、
パンテノール等の保湿剤;染料、顔料などの着色剤;パ
ーフルオロポリエーテルなどのコンディショニング剤;
パール化剤、ヒドロキシプロピルキトサン等のキトサン
誘導体;各種調合香料;その他エンサイクロペディア・
オブ・シャンプー・イングリーディエンツ〔ENCYC
LOPEDIAOF SHAMPOO INGREDI
ENTS(MICELLE PRESS 1985
年)〕に記載されている成分等を、本発明の効果を損な
わない範囲において適宜配合することができる。
【0047】本発明の洗浄剤組成物は、通常の方法に従
って製造することができ、ペースト状、ゲル状、液状等
の剤型とすることができる。また、毛髪用、身体用洗浄
剤として適しており、特にシャンプー、ボディシャンプ
ー、洗顔料などとして好適なものである。
【0048】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、洗浄性及び起
泡性に優れ、しかも低刺激性であり、毛髪用洗浄剤、身
体用洗浄剤などとして有用ものである。
【0049】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例によって限定される
ものではない。
【0050】実施例1 表1に示す組成からなる本発明品1〜4及び比較品1〜
4のシャンプーを常法により製造し、下記の評価基準に
よってその性能を評価した。
【0051】(評価基準) 洗浄性:健康な日本人女性の毛髪20g(15cm)にシ
ャンプー液1gを塗布し、1分間洗浄して濯いだ後の感
触を専門パネラー20名により以下の基準で評価した。
【0052】 ◎:極めて良好。(90%以上の人が良好と感じた) ○:良好。(80〜90%未満の人が良好と感じた) △:若干不良。(70〜80%未満の人が良好と感じ
た) ×:不良。(良好と感じた人が70%未満であった)
【0053】起泡性:シャンプー液の20倍希釈水溶液
800ml(液温20℃)をシリンダーに注入し、水溶液
中に攪拌羽根を設置して5分間回転させた後30秒間静
置し、泡立ちを以下の基準で評価した。尚、羽根の回転
数は1000rpm であり、5秒毎に反転させた。
【0054】◎:極めて良好な泡立ち。 ○:良好な泡立ち。 △:泡立つが、不足と感じる。 ×:殆ど泡立たない。
【0055】皮膚刺激性:専門パネラー20名により、
各シャンプー液に手を5分間浸した後乾燥するという操
作を10回繰り返し、以下の基準によって評価した。
【0056】◎:90%以上の人が低刺激と感じた。 ○:80〜90%未満の人が低刺激と感じた。 △:70〜80%未満の人が低刺激と感じた。 ×:70%未満の人が低刺激と感じた。
【0057】
【表1】
【0058】実施例2(シャンプー) 以下に示す組成のシャンプーを常法により製造した。
【0059】
【表2】 ポリオキシエチレン(20)ラウリルエーテル 15(%) アミドエーテルカルボン酸塩*1 3 ラウリルヒドロキシスルホベタイン 2 デカン酸モノグリセライド 2 ヒドロキシエチルセルロース(HEC-SE850 、信越化学社製) 0.1 カチオン化セルロース(JR 400、UCC社製) 0.3 シリコーン (SM-8702C、東レ・ダウコーニング社製) 1.0 クエン酸 適量 水 バランス 計 100
【0060】
【化18】
【0061】実施例3(リンスインシャンプー) 以下に示す組成のリンスインシャンプーを常法により製
造した。
【0062】
【表3】 ポリオキシエチレン(18)ラウリルエーテル 10(%) アミドエーテルカルボン酸塩*2 2 ラウリン酸アミドプロピルベタイン 3 アルキルグリコシド ((6)式においてR8=C1021, s=0,t=1.2) 1 シリコーンエマルジョン (BY22-029、東レ・ダウコーニング社製) 3 ジステアリン酸エチレングリコール 1 クエン酸 適量 色素 適量 香料 適量 水 バランス 計 100
【0063】
【化19】
【0064】実施例2及び3で得られたシャンプーは、
いずれも洗浄性、起泡性に優れ、皮膚刺激の少ないもの
であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 1/72 C11D 1/72 1/90 1/90 (56)参考文献 特開 平6−73394(JP,A) 特開 平8−53696(JP,A) 特開 平8−239689(JP,A) 特開 昭60−71031(JP,A) 特開 平6−116123(JP,A) 特開 昭61−272294(JP,A) 特開 平2−16199(JP,A) 特開 平6−17095(JP,A) 特開 昭61−272295(JP,A) 特開 昭63−291996(JP,A) 特開 平6−16534(JP,A) 特開 平2−84496(JP,A) 特開 昭55−25436(JP,A) 特開 平3−174496(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 1/00 - 17/08 A61K 7/075 A61K 7/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)、(B)、(C)及び
    (D): (A)一般式(1) 【化1】 〔式中、R1 は炭素数11〜15の直鎖又は分岐鎖のア
    ルキル又はアルケニル基を示し、mは11〜30の数を
    示す〕 で表わされる非イオン性界面活性剤、 (B)一般式(2) 【化2】 〔式中、R2 は炭素数5〜23の直鎖若しくは分岐鎖の
    アルキル若しくはアルケニル基又は炭素数5〜23の直
    鎖若しくは分岐鎖のアルキル基で置換されたフェニル基
    を示し、R3 は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、
    −(CH2CH2O)n−CH2COOM又は−(CH2
    2O)nHを示し、Mは水素原子、アルカリ金属、アル
    カリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアミン又は
    塩基性アミノ酸残基を示し、nは1〜20の数を示す〕 で表わされるアミドエーテルカルボン酸又はその塩(C)ベタイン型界面活性剤、 (D)次の一般式(5)〜(8) 【化3】 (式中、R 7 は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアル
    キル又はアルケニル基を 示す) 【化4】 (式中、R 8 は炭素数6〜18の直鎖又は分岐鎖のアル
    キル又はアルケニル基を示し、R 9 は炭素数2〜4のア
    ルキレン基を示し、Gは炭素数5又は6の還元糖に由来
    する残基を示し、sは0〜10の整数、tは1〜10の
    数を示す) 【化5】 (式中、R 10 、R 11 及びR 12 のいずれか一つのみはO=
    CR 13 (R 13 は炭素数8〜12の直鎖又は分岐鎖のアル
    キル又はアルケニル基を示す)を示し、残りの二つは水
    素原子を示す) 【化6】 (式中、R 14 は炭素数8〜16の直鎖又は分岐鎖のアル
    キル又はアルケニル基を示し、u及びvはそれぞれ0〜
    10の整数を示し、u及びvの少なくとも一方は1以上
    である) で表わされる非イオン型界面活性剤から選ばれる1種又
    は2種以上 を含有する洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分を5〜50重量%、(B)成
    分を0.1〜30重量%、(C)成分を1〜10重量%
    及び(D)成分を1〜10重量%含有し、(A)/
    〔(C)+(D)〕の重量比が1/1〜10/1の範囲
    である請求項記載の洗浄剤組成物。
JP04522095A 1995-03-06 1995-03-06 洗浄剤組成物 Expired - Fee Related JP3423809B2 (ja)

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