JP3422321B2 - 2人乗りが可能なスクータ型車両 - Google Patents

2人乗りが可能なスクータ型車両

Info

Publication number
JP3422321B2
JP3422321B2 JP2000349606A JP2000349606A JP3422321B2 JP 3422321 B2 JP3422321 B2 JP 3422321B2 JP 2000349606 A JP2000349606 A JP 2000349606A JP 2000349606 A JP2000349606 A JP 2000349606A JP 3422321 B2 JP3422321 B2 JP 3422321B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
vehicle
engine
vehicle body
type vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000349606A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001171589A (ja
Inventor
啓一郎 石井
泉 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2000349606A priority Critical patent/JP3422321B2/ja
Publication of JP2001171589A publication Critical patent/JP2001171589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3422321B2 publication Critical patent/JP3422321B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2人乗りが可能な
スクータ型車両に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、スクータ型車両などにお
いては、エンジンとその駆動力を後輪に伝達する動力伝
達装置などをユニット化し、後輪と共にそのユニットを
揺動自在に支持させるようにした所謂ユニットスイング
式自動二輪車用エンジン(以下、単にユニットスイング
エンジンと称す)が搭載されるが、このユニットスイン
グエンジンは、揺動時の振動やエンジンをはじめとする
各部の振動が搭乗者などに伝達され易く、これを防止す
ることが必要となる。特に、排気量250ccや400
cc等のエンジンを有する大型スクータなどにおいて
は、各部の振動を抑制するため、図8に示すような防振
用のエンジン支持構造が設けられている。
【0003】このエンジン支持構造では、支軸A1にて
軸支された筒状の車体懸架部Aに異なる方向へと2本の
アームB,Cが突設されており、エンジン側に突出する
アーム(エンジン側アーム)Cにはユニットスイングエ
ンジンEが揺動可能に設けられている。そして、前方に
突出するアームBは図外の車体フレームに軸着されてお
り、その軸着部D1はゴムなどの弾性体からなるストッ
パDを介して弾性的に支持されている。また、前記車体
懸架部Aに挿通される支軸A1の外周には、ゴムなどの
弾性体からなるブッシュA2が固定されており、このブ
ッシュA2が支軸A1と車体懸架部Aとに固着されてい
る。このため、前記車体懸架部Aは支軸A1及びブッシ
ュA2によって弾性的にフレームに支持されている。こ
のように、従来のユニットスイング式自動二輪車のエン
ジンの支持構造によれば、前記ブッシュA2とストッパ
Dとの弾性力によってエンジンなどに生じる振動を緩和
し、良好な搭乗性の維持を図るものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のユニットスイング式自動二輪車用エンジンの支持構
造にあっては、高速走行時において、ブッシュA2やス
トッパDが大きく弾性変形して、前後の車輪の整列状態
にねじれが発生することがあり、左右の切り返しなどの
ハンドル操作において、走行安定性に欠けるという問題
があった。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点に着目し
てなされたもので、高速走行におけるハンドルの切返し
操作などにおいても車体に不要なねじれを発生させるこ
とがなく、常に前後輪に適正な整列状態を得ることがで
き、良好な走行安定性を得ることができる2人乗りが可
能なスクータ型車両を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、 フレーム前
端部のヘッドパイプを覆い、車体前部の外殻をなすフロ
ントカウルと、前部シートと後部シートよりなる2人乗
り可能なシートと、該シート前方に形成されて左右に連
通するレッグスペースと、該レッグスペース後方に配設
されてヘルメット等を収容可能な収納ボックスとを、前
記ヘッドパイプおよび複数のチューブ等からなる車体フ
レーム配設し、後輪を回動自在に支持すると共にエン
ジンの駆動力を後輪に伝達する駆動力伝達装置を一体的
に収納するケース体が、リヤクッションユニットにより
弾性的に支持される2人乗りが可能なスクータ型車両に
おいて、前記複数のチューブ等からなる車体フレームの
間かつ前記ケース体の前方にシリンダヘッドを突設し、
前記後輪の上下方向への揺動中心軸にニードルベアリン
グまたはボールベアリングを使用して前記ケース体の上
側突出部との間に弾性体を介在させない支持構造である
一方、前記リヤクッションユニットを、前記2人乗り可
能なシートの前部シート下方であって、前輪と後輪の間
かつ車両前後方向に向けて配設して、前記揺動中心軸に
対する後輪の上下方向への揺動を前記ケース体の下側突
出部から前記リヤクッションユニットに伝達することを
特徴とする2人乗りが可能なスクータ型車両である。
【0007】そして、前記リヤクッションユニットと前
記ケース体とを、ロッドとレバーを介して接続した。
【0008】上記構成を有する本発明によれば、ケース
体の車体への支持部には、弾性体が介在せず、ニードル
ベアリングまたはボールベアリングが介在しているた
め、ステアリングの左右の切り返し操作時などにおい
て、支軸と交差する方向に対する力が加わったとして
も、前記ニードルベアリングあるいはボールベアリング
によって支持部の径方向において常に一定の位置関係に
保たれ、同方向におけるよじれ等が車体に発生するのを
防止することができる。このため、前輪及び後輪には常
に適正な整列状態を得ることができ、良好な走行安定性
を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図7に基づき本
発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実
施形態に適用するスクータ型車両の概略構成を示す側面
図、図2は図1に示したスクータ型車両の車体フレーム
等を示す分解斜視図、図3は図2に示した車体懸架部材
としてのエンジンケースブラケットを示す平面図、図4
は図3に示したものの側面図、図5は図4に示したもの
の背面図、図6は図5に示したものに対し、支軸、ベア
リング及びブッシュを取り付けた状態を示す一部切欠平
面図である。
【0010】図1において、この実施の形態に適用する
スクータ型車両は、シート1とステアリング3との間に
左右に連通する比較的大形のレッグスペースSが形成さ
れると共に、レッグスペースSの前方にはステアリング
ステム4、フロントフォークブラケット5などを覆い、
車体前部の外殻をなすフロントカウル6が取り付けら
れ、かつ後方にはヘルメット等を収納する収納ボックス
7が形成されると共に、後輪9rと共に揺動するユニッ
トスイングエンジン11が設けられたスクータ型車両と
なっている。さらに、このスクータ型車両は、エンジン
が250ccまたは400cc等の排気量を有すると共
に、シート1が前部シート1fと後部シート1rとから
なる2人乗り可能な大型車両となっている。そして、こ
の大型スクータ車両の車体の骨格をなすフレーム10
は、図2に示すようなものとなっている。
【0011】すなわち、フレーム10の前端部にはステ
アリングステム4(図1参照)を回動自在に支持するヘ
ッドパイプ12が設けられ、このヘッドパイプ12の前
部(下部)及び後部(下部)には、それぞれ左右一対の
ダウンチューブ14,16が下方へと延出するよう連結
され、各前側のダウンチューブ14は下方部が後方へと
屈曲し、連結部材によって各後側ダウンチューブ16の
下端部にそれぞれ連結されている。また、各前側ダウン
チューブ14の中間部には連結部材を介してアッパーチ
ューブ18が連結されると共に、ダウンチューブ14の
後端部には、前記連結部材を介してメインフレーム20
が連結され、各メインフレーム20と各アッパーチュー
ブ18の後端部はブリッジ22によって連結されてい
る。この外、前記左右一対のダウンチューブ14、アッ
パーチューブ18、メインフレーム20は、それぞれブ
リッジ24,27,28によって連結されている。ま
た、前記メインフレーム20の後方には、U字状に湾曲
したシートレール23が設けられており、このシートレ
ール23の前端部とメインフレーム20の後端部との間
には、支持板26が固定されている。
【0012】上記のような構造を有するフレーム10に
対し、ユニットスイングエンジンは、次に説明する支持
構造によって揺動可能に支持されるようになっている。
このユニットスイングエンジン11は、後輪9rを回動
自在に支持すると共に、このエンジン11の駆動力を後
輪9rに伝達する駆動力伝達装置をエンジンケース11
aとクラッチカバー11b等からなるケース体11Aに
一体的に収納したものとなっており、そのケース体11
Aの前方には、シリンダヘッド11Bが突設されてい
る。また、前記エンジンケース11aの上面側には、前
方へ向けて斜め上方に突出する上側突出部(前方部)1
1Cが形成されると共に、エンジンケース11aの下面
側には、前方へ向けて斜め下方へと突出する下側突出部
11dが形成されており、両突出部11C,11dには
いずれも車幅方向に沿って軸挿通孔11C1,11d1
が形成されている。そして、前記下側突出部11dは、
ロッド30及びレバー32を介してリヤクッションユニ
ット34に連結されている。すなわち、下側突出部11
dは、その挿通孔11d1に挿通された軸30aによっ
て左右一対のロッド30の一端部が回動自在に連結さ
れ、両ロッド30の他端部は、前記ブリッジ27のブラ
ケット27aに中央部が軸着されたレバー32の一端部
が軸着され、さらにレバー32の他端部には前記ブリッ
ジ24のブラケット24aに一端部が軸着されたリヤク
ッションユニット34が軸着されている。
【0013】一方、前記エンジンケース11aの上面側
に突設された上側突出部11Cは、前記左右の支持板2
6に軸着された車体懸架ブラケット40に回動自在に連
結されている。すなわち、図3ないし図6に示すよう
に、車体懸架ブラケット40は、円筒状車体懸架部42
のブラケット部と、この車体懸架部42の左右2箇所に
相対向して設けた一対の後方アーム(エンジン側アー
ム)44と、同じく車体懸架部42の左右二か所に相対
向して突設した一対の前方アーム(ストッパ側アーム)
46とからなる。そして、前記各後方アーム44には、
円筒部45が溶着されており、この両円筒部45の間に
前記エンジンケース11aの上側突出部11Cを配し、
一方の円筒部45から上側突出部11Cの貫通孔11C
1を経て他方の円筒部45へと軸ねじ48を貫通保持さ
せることにより、エンジンケース11aは軸ねじ(軸
体)48を中心に回動自在に支持される。なお、前記円
筒部45と軸ねじ48との間にはニードルベアリング5
0が介在しており、このニードルベアリング50によっ
て軸ねじ48の回動を円滑なものとしている。
【0014】また、前記エンジン懸架ブラケット40
は、一端部にねじ部を形成してなる支軸52によって前
記支持板26に回動自在に支持されている。すなわち、
前記車体懸架ブラケット40の車体懸架部42は、中央
部42aより左右両側部42bが大となる外径及び内径
を有し、肉厚も左右両側部42bの方が厚く強度を高め
たものとなっている。そして、前記両側部42bには、
ニードルベアリング54とブッシュ56とが共に嵌着さ
れており、ブッシュ56は、ニードルベアリング54よ
り車体外方に嵌着固定されている。ニードルベアリング
54の外輪54bは、両側部42bの内面に嵌着固定さ
れ、ニードルベアリング54の各ニードルローラ54c
は、支軸52の外面に固定されているスペーサ54aに
均一に接触している。
【0015】前記ブッシュ56は、前記車体懸架部42
の両側部42bの内面に嵌着固定される円筒状の外筒部
56bと、前記支軸52に固定される円筒状の内筒部5
6aと、この外筒部56bと内筒部56aとの間に設け
られたゴムなどからなる環状の弾性体56cとから構成
されており、弾性体56cの外周面は前記外筒部56b
の内面に、内周面は内筒部56aにそれぞれ固着されて
いる。そして、このブッシュ56の外筒部56bは前記
車体懸架部42の内周面に嵌着固定されると共に、内筒
部56aは支軸52の外周面に嵌着固定されている。な
お、60,61は前記支軸52におけるベアリング50
及びブッシュ56の車幅方向の位置を規制するスペーサ
である。
【0016】また、前記各前方アーム46は、図5に示
すように、板状部材をU字状に屈曲形成したものとなっ
ており、それぞれボルト46a及びストッパ47によっ
て支持板26に固定されている。すなわち、ストッパ4
7はゴム等の弾性部材によって形成され、前記支持板2
6に形成した開口部26aに圧挿されるものとなってお
り、その中心部に形成された貫通孔及びアームにボルト
を挿入し、各前方アーム46に保持された雌ねじ部46
cを螺合させることにより、締着固定されるようになっ
ている。
【0017】以上のように、この実施形態においては、
ユニットスイングエンジン11の上側突出部11Cが車
体懸架ブラケット40を介して揺動可能に支承されると
共に、下側突出部11dが前方アーム46にクッション
ユニット34等によって弾性的に支持される。そして、
路面の凹凸などに応じて、ユニットスイングエンジン1
1は後輪9rと共に上下方向へと揺動し、車体の上下動
を緩和する。また、上側突出部11Cと軸ねじ48との
間には、弾性体が介在せず、ニードルベアリング50,
54が介在するのみであり、さらに、車体懸架ブラケッ
ト40と支軸52との間にもニードルベアリング54が
介在しているため、ステアリング3の左右の切り返し操
作時などにおいて、軸ねじ48及び支軸52と交差する
方向に対する力が加わったとしても、前記各ニードルベ
アリング50,54によって車体懸架ブラケット40と
支軸52、及び軸ねじ48と後方アーム44とは各軸の
径方向において常に一定の位置関係に保たれ、同方向に
おけるよじれ等が車体に発生するのを防止することがで
きる。このため、前輪9f及び後輪9rには常に適正な
整列状態を得ることができ、良好な走行安定性を得るこ
とができる。
【0018】また、ユニットスイングエンジン11のピ
ストン運動などにより発生する比較的小さな振動は、そ
のままフレームに伝達されれば、搭乗者に対して不快感
を与えることとなるが、この実施形態においては、スト
ッパゴム47だけでなく、車体懸架ブラケット40内に
もブッシュ56が設けられているため、両者の弾性力に
よって確実にその振動を吸収し、減衰させることができ
る。すなわち、図8に示す従来のようにストッパDのみ
が弾性体となっていた場合には、後輪が路面から受ける
力Fの分力fが作用し、これが、支軸A1を中心とした
回転力として作用するため、ストッパDには、略直径方
向に大きな力が加わり、ストッパDが大きく圧縮されて
弾性が低下し、いわば剛性に近い状態となる。このた
め、従来ではユニットスイングエンジンEに発生した振
動が、弾性の低い剛体化したストッパDを介してフレー
ムなどの車体に伝達されてしまい、搭乗者に不快感を与
えるという問題が生じる。ところが、この実施形態によ
れば、図7に示すように、前記分力fによって生じる回
転力がストッパ47と車体懸架部42のブッシュ56と
に分散されるためストッパ47の撓みも緩和され、スト
ッパ47が剛体化することはなくなり十分に弾性を維持
させることができる。従って、ユニットスイングエンジ
ン11に発生する微振動が車体に伝達されるのを大幅に
軽減することができ、良好な搭乗性を得ることができ
る。
【0019】なお、上記実施形態においては、支軸52
と車体懸架部42との間、及び軸ねじ48と後方アーム
44の円筒部50との間にニードルベアリング54,5
0を設けた場合を例に取り説明したが、これらニードル
ベアリングに替えてボールベアリングを設けることも可
能である。この場合、エンジン懸架ブラケットにおける
ボールベアリングとブッシュとの位置関係を、上記実施
形態とは逆に、ブッシュを内側にボールベアリングを外
側に配置することも可能となる。但し、ニードルベアリ
ングを用いた場合に比べ、ボールベアリングを用いた場
合には、ブラケット及び円筒部の内径を増大させる必要
がある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、よじれ等が車体に発生するのを防止することができ
る。このため、前輪及び後輪には常に適正な整列状態を
得ることができ、良好な走行安定性を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に適用するスクータ型車両の
概略構成を示す側面図である。
【図2】図1に示したスクータ型車両の車体フレーム等
を示す分解斜視図である。
【図3】図2に示した車体懸架部材としてのエンジンケ
ースブラケットを示す平面図である。
【図4】図3に示したものの側面図である。
【図5】図4に示したものの背面図である。
【図6】図5に示したものに対しベアリング及びブッシ
ュを取り付けた状態を示す一部切欠平面図である。
【図7】同上実施形態におけるスクータ型車両用エンジ
ンの懸架状態を示す説明側面図である。
【図8】従来の自動二輪車用エンジンの懸架状態を示す
説明側面図である。
【符号の説明】
9r 後輪 10 車体フレーム 11 ユニットスイング式自動二輪車用エンジン 11C 上側突出部(前方部) 40 車体懸架ブラケット 42 車体懸架部 44 後方アーム(エンジン側アーム) 46 前方アーム(ストッパ側アーム) 47 ストッパ 48 軸ねじ(揺動中心軸) 52 支軸 54 ニードルベアリング(ベアリング) 56 ブッシュ 56a 内筒 56b 外筒 56c 弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62K 25/20 B62K 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム前端部のヘッドパイプを覆い、
    車体前部の外殻をなすフロントカウルと、前部シートと
    後部シートよりなる2人乗り可能なシートと、該シート
    前方に形成されて左右に連通するレッグスペースと、該
    レッグスペース後方に配設されてヘルメット等を収容可
    能な収納ボックスとを、前記ヘッドパイプおよび複数の
    チューブ等からなる車体フレーム配設し、後輪を回動
    自在に支持すると共にエンジンの駆動力を後輪に伝達す
    る駆動力伝達装置を一体的に収納するケース体が、リヤ
    クッションユニットにより弾性的に支持される2人乗り
    が可能なスクータ型車両において、 前記複数のチューブ等からなる車体フレームの間かつ前
    ケース体の前方にシリンダヘッドを突設し、前記後輪
    の上下方向への揺動中心軸にニードルベアリングまたは
    ボールベアリングを使用して前記ケース体の上側突出部
    との間に弾性体を介在させない支持構造である一方、前
    記リヤクッションユニットを、前記2人乗り可能なシー
    トの前部シート下方であって、前輪と後輪の間かつ車両
    前後方向に向けて配設して、前記揺動中心軸に対する後
    輪の上下方向への揺動を前記ケース体の下側突出部から
    前記リヤクッションユニットに伝達することを特徴とす
    る2人乗りが可能なスクータ型車両。
  2. 【請求項2】 前記リヤクッションユニットと前記ケー
    ス体とを、ロッドとレバーを介して接続したことを特徴
    とする請求項1に記載の2人乗りが可能なスクータ型車
    両。
JP2000349606A 2000-11-16 2000-11-16 2人乗りが可能なスクータ型車両 Expired - Lifetime JP3422321B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000349606A JP3422321B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 2人乗りが可能なスクータ型車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000349606A JP3422321B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 2人乗りが可能なスクータ型車両

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00458498A Division JP3422244B2 (ja) 1998-01-13 1998-01-13 ユニットスイング式自動二輪車用エンジンの支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001171589A JP2001171589A (ja) 2001-06-26
JP3422321B2 true JP3422321B2 (ja) 2003-06-30

Family

ID=18822979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000349606A Expired - Lifetime JP3422321B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 2人乗りが可能なスクータ型車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3422321B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008260501A (ja) * 2006-06-09 2008-10-30 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
JP5010943B2 (ja) * 2007-02-28 2012-08-29 本田技研工業株式会社 自動二輪車のエンジン懸架装置
ES2562304T3 (es) 2011-10-06 2016-03-03 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehículo de propulsión eléctrica de dos ruedas traseras
CN103832522B (zh) * 2012-11-21 2016-06-08 光阳工业股份有限公司 摩托车引擎吊架结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001171589A (ja) 2001-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007230354A (ja) 自動二輪車
JPH0948377A (ja) 自動二輪車の車体フレーム
JP2008100609A (ja) 電動車両
JPH0971284A (ja) 自動二輪車のリヤサスペンション
JP4400777B2 (ja) スクータ型自動二輪車
JP3908140B2 (ja) 自動二輪車等車両におけるリヤフォークの取付構造
JP4129297B2 (ja) 自転車用後部懸架装置
TW557274B (en) Engine mounting structure of motorcycle
JP3422244B2 (ja) ユニットスイング式自動二輪車用エンジンの支持構造
JP2021054129A (ja) 鞍乗型車両
JPH04169386A (ja) 自動二輪車の前輪懸架装置
JP3422321B2 (ja) 2人乗りが可能なスクータ型車両
JP2015054608A (ja) 鞍乗型車両
JP7013001B2 (ja) 小型車両
JP2016203827A (ja) 車両
JP2007030810A (ja) 低床式車両
JP2001253381A (ja) 揺動式車両
JP3362160B2 (ja) 自動二輪車のリヤアーム
JPS602075Y2 (ja) 自動二輪車等のパワ−ユニット懸架装置
JPS647918B2 (ja)
JPH02175483A (ja) スクータ形車両の前輪懸架装置
JP3898960B2 (ja) スクータ型自動二輪車の動力ユニット支持装置
JP3159534U (ja) 鞍乗型車両
JPH11152071A (ja) 自動二輪車の後輪懸架装置
JPS6328785A (ja) 自動二輪車等のエンジン懸架装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term