JP3421374B2 - 耐流動舗装用アスファルトバインダー - Google Patents
耐流動舗装用アスファルトバインダーInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、わが国の道路舗装の主
要な舗装方法であるアスファルト舗装に利用されるアス
ファルトバインダーに関する。さらに詳しくは、ストレ
ートアスファルト、ブローンアスファルトおよび石油の
潤滑油留分のエキストラクトの混合物よりなる耐流動性
舗装用アスファルトバインダーに関する。 【０００２】 【従来の技術】アスファルト舗装は、適当な粒度分布を
有する砕石、砂等の混合物に、バインダーとして、一般
的には、針入度６０〜１００のストレートアスファルト
を加熱状態で混合して製造した、いわゆるアスファルト
混合物を敷き均し、ローラーで転圧して施工されてい
る。しかるに、近年、交通量の増加、特に、重量車両の
交通量の増加により、アスファルト舗装道路にとっては
過酷な使用状況となっている。このため、夏期におい
て、アスファルト舗装道路面に混合物の流動によるわだ
ち掘れが発生する現象が頻発している。アスファルト舗
装のわだち掘れは、車の乗り心地を悪くするだけでな
く、ハンドルの操作性を低下させ、また、わだち掘れ部
分における降雨時の滞水がスリップの原因となり、交通
安全上大きな問題となっている。わだち掘れの対策とし
て、道路舗装用のストレートアスファルトにゴムや熱可
塑性樹脂などの改質材を添加したいわゆる改質アスファ
ルトをバインダーとして使用するケースが増加してい
る。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】前述のように、アスフ
ァルト舗装のわだち掘れの対策としては、アスファルト
に改質材を混合した改質アスファルトの使用が一般的に
なりつつあるが、以下に述べるような問題点がある。改
質アスファルトは、その使用方法から、プレミックスタ
イプとプラントミックスタイプに大別される。プレミッ
クスタイプは、その名の通り、アスファルト合材プラン
トにおいて骨材とバインダー（改質アスファルト）を混
合する以前に、ストレートアスファルトと改質材を予め
混合して改質アスファルトを製造しておくものであり、
通常、加熱状態で貯蔵・使用される。このタイプでは、
ストレートアスファルトと改質材を均一に混合すること
が難しく、所期の性能を発揮しにくい。また、貯蔵中に
改質材の変質（熱劣化）が起こりやすいことも欠点であ
る。プラントミックスタイプは、アスファルト合材プラ
ントにおいて、骨材とストレートアスファルトとを混合
するときに、改質材も同時に混合するものである。この
場合は、改質材の均一な混合が難しく、改質アスファル
トとしての性能が発揮されないなどの問題点がある。さ
らに、より大きな問題は、ゴムや熱可塑性樹脂を改質材
として用いると、バインダーとしてのアスファルトのコ
スト上昇をまねくことである。本発明は、前述の改質ア
スファルトの問題点を解決するための耐流動舗装用アス
ファルトバインダーを提供することを目的とするもので
ある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】上記課題は、下記構成に
よって達成される。針入度が４０以上、１００以下であ
るストレートアスファルトと、ストレートアスファルト
を原料として触媒を用いた空気吹き込み処理により製造
された針入度が１０以上、５０以下であるブローンアス
ファルトとの混合物１００重量部に、石油の潤滑油留分
のエキストラクト１．０〜５．０重量部を混合した混合
物よりなる耐流動舗装用アスファルトバインダー。本発
明による耐流動舗装用アスファルトバインダーは、スト
レートアスファルトとブローンアスファルトおよび石油
の潤滑油留分のエキストラクト（以後単にエキストラク
トと言う）を混合して製造される。ブローンアスファル
トは、一般の舗装用ストレートアスファルトに比較し
て、高粘度で低針入度であるので、ブローンアスファル
トを舗装用ストレートアスファルトに混合すれば、一般
的に、アスファルトは高粘度・低針入度化し、耐わだち
掘れ性が改善されることは類推される。 【０００５】ところが、ブローンアスファルトは粘着性
が小さいために、単にストレートアスファルトに混合し
たのでは、骨材に対する接着性が不足し、アスファルト
舗装用のバインダーとしての性能は十分なものとは言え
ない。本発明者らは、特にこの点の改善について鋭意検
討した結果本発明をなすに至った。すなわち、耐わだち
掘れ性を改善する目的で、ストレートアスファルトにブ
ローンアスファルトを混合するに際して、両者の混合物
１００重量部に対してエキストラクト１〜５重量部を混
合することにより骨材に対する接着性を向上させること
ができることを見出し、本発明を完成した。 【０００６】 【発明の実施の形態】以下、本発明について説明する。
本発明に用いられるストレートアスファルトは、針入度
が４０以上、１００以下のものである。これに該当する
ものとしては、日本工業規格（ＪＩＳ規格）Ｋ２２Ｏ７
に規定されている針入度グレード４０〜６０、６０〜８
０、８０〜１００のストレートアスファルトなどがあ
る。ストレートアスファルトの針入度が４０未満である
と得られるアスファルトバインダーの接着性が不足し、
針入度が１００を越えると、耐わだち掘れ性が改善され
ない。 【０００７】本発明に用いられるブローンアスファルト
は、針入度が１０以上、５０以下のものである。ブロー
ンアスファルトとしては、ストレートアスファルトを原
料として、ポリリン酸などの触媒を用いて空気吹き込み
処理により製造されたものは低温における脆性が改良さ
れ、特に好ましい。また、ブローンアスファルトの、針
入度が１０未満であると得られるアスファルトバインダ
ーの接着性が不足し、針入度が５０を越えると、耐わだ
ち掘れ性の改善効果が見られない。 【０００８】本発明に用いられるエキストラクトとは、
潤滑油基油製造を目的として、石油留分を芳香族化合物
に対する選択的溶解性があるフルフラール等の溶剤によ
り抽出処理して得られる抽出成分をいう。本発明のアス
ファルトバインダーは、ストレートアスファルトとブロ
ーンアスファルトの混合物１００重量部に対して、エキ
ストラクト１．０〜５．０重量部添加することにより得
られる。エキストラクト添加量が１．０重量部未満で
は、接着性改善の効果がなく、５．０重量部を越える
と、アスファルトバインダーが軟質化し、耐わだち掘れ
性が小さくなる。 【０００９】 【実施例】 （実施例１）針入度７０（単位：1/10mm、測定方法はＪ
ＩＳ Ｋ２２０７による。以下同じ。）のストレートア
スファルト５０重量部と針入度３５のブローンアスファ
ルト（ポリリン酸を触媒として用いて空気吹き込み処理
を行い製造したもの）５０重量部の混合物１００重量部
に対して、エキストラクト（２５℃における粘度４８ポ
イズ）４．０重量部を加熱溶融状態で、十分混合して均
一な混合物（以下、バインダーＡと言う。）を得た。 【００１０】バインダーＡを用いて、砕石１３mmトップ
の密粒度アスコン（アスファルトコンクリート）混合物
にたいして、耐流動性（耐わだち掘れ性）試験であるホ
イールトラッキング試験を行った。その結果、動的安定
度（ＤＳ）は、３５００回／mmであった。ホイールトラ
ッキング試験による動的安定度とは、アスコン試験片上
を所定の加重条件等の下に試験車輪を往復走行させ、車
輪沈下量の時間変化を測定し、沈下量１mm当たりの車輪
の走行回数で現わされる。したがって、一般にこの値が
大きいほど、耐流動性が大きいと考えられる。 【００１１】またバインダーＡの骨材にたいする接着性
を調べるために、剥離抵抗試験を、石油学会試験法 Ｊ
ＰＩ−５Ｓ−２７「粗骨材の剥離抵抗試験法」にしたが
って実施した。すなわち、規定量のバインダーと十分乾
燥した骨材（粒度9.5 〜13mm) を所定の温度で混合し、
その内の骨材２０粒をガラス板上に採取し、８０℃の高
温水中に３０分間放置後アスファルトの剥離状態を目視
観察した。その結果は、剥離面積率０％（パターン番号
Ｉ）であった。 【００１２】（比較例１）比較のため、前記ストレート
アスファルトをバインダーとして実施例１と同様の条件
で、ホイールトラッキング試験を行った。この場合の動
的安定度は、８００回／mmで、実施例１に比べ、耐流動
性が劣る結果であった。 【００１３】（比較例２）比較例１で用いたストレート
アスファルト５０重量部とブローンアスファルト５０重
量部の混合物に対して、骨材に対する付着性試験を実施
例１と同様に実施した。その結果は、剥離面積率５％
（パターン番号ＩＩ）で、実施例１に比べ、接着性は劣
る結果であった。 【００１４】 【発明の効果】本発明によるアスファルトバインダー
は、耐流動性及び骨材に対する接着性に優れると共に、
熱可塑性樹脂などを改質材として用いる従来の改質アス
ファルトに比べて加熱安定性に優れ、その取扱いも容易
であるという、効果を奏する。
要な舗装方法であるアスファルト舗装に利用されるアス
ファルトバインダーに関する。さらに詳しくは、ストレ
ートアスファルト、ブローンアスファルトおよび石油の
潤滑油留分のエキストラクトの混合物よりなる耐流動性
舗装用アスファルトバインダーに関する。 【０００２】 【従来の技術】アスファルト舗装は、適当な粒度分布を
有する砕石、砂等の混合物に、バインダーとして、一般
的には、針入度６０〜１００のストレートアスファルト
を加熱状態で混合して製造した、いわゆるアスファルト
混合物を敷き均し、ローラーで転圧して施工されてい
る。しかるに、近年、交通量の増加、特に、重量車両の
交通量の増加により、アスファルト舗装道路にとっては
過酷な使用状況となっている。このため、夏期におい
て、アスファルト舗装道路面に混合物の流動によるわだ
ち掘れが発生する現象が頻発している。アスファルト舗
装のわだち掘れは、車の乗り心地を悪くするだけでな
く、ハンドルの操作性を低下させ、また、わだち掘れ部
分における降雨時の滞水がスリップの原因となり、交通
安全上大きな問題となっている。わだち掘れの対策とし
て、道路舗装用のストレートアスファルトにゴムや熱可
塑性樹脂などの改質材を添加したいわゆる改質アスファ
ルトをバインダーとして使用するケースが増加してい
る。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】前述のように、アスフ
ァルト舗装のわだち掘れの対策としては、アスファルト
に改質材を混合した改質アスファルトの使用が一般的に
なりつつあるが、以下に述べるような問題点がある。改
質アスファルトは、その使用方法から、プレミックスタ
イプとプラントミックスタイプに大別される。プレミッ
クスタイプは、その名の通り、アスファルト合材プラン
トにおいて骨材とバインダー（改質アスファルト）を混
合する以前に、ストレートアスファルトと改質材を予め
混合して改質アスファルトを製造しておくものであり、
通常、加熱状態で貯蔵・使用される。このタイプでは、
ストレートアスファルトと改質材を均一に混合すること
が難しく、所期の性能を発揮しにくい。また、貯蔵中に
改質材の変質（熱劣化）が起こりやすいことも欠点であ
る。プラントミックスタイプは、アスファルト合材プラ
ントにおいて、骨材とストレートアスファルトとを混合
するときに、改質材も同時に混合するものである。この
場合は、改質材の均一な混合が難しく、改質アスファル
トとしての性能が発揮されないなどの問題点がある。さ
らに、より大きな問題は、ゴムや熱可塑性樹脂を改質材
として用いると、バインダーとしてのアスファルトのコ
スト上昇をまねくことである。本発明は、前述の改質ア
スファルトの問題点を解決するための耐流動舗装用アス
ファルトバインダーを提供することを目的とするもので
ある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】上記課題は、下記構成に
よって達成される。針入度が４０以上、１００以下であ
るストレートアスファルトと、ストレートアスファルト
を原料として触媒を用いた空気吹き込み処理により製造
された針入度が１０以上、５０以下であるブローンアス
ファルトとの混合物１００重量部に、石油の潤滑油留分
のエキストラクト１．０〜５．０重量部を混合した混合
物よりなる耐流動舗装用アスファルトバインダー。本発
明による耐流動舗装用アスファルトバインダーは、スト
レートアスファルトとブローンアスファルトおよび石油
の潤滑油留分のエキストラクト（以後単にエキストラク
トと言う）を混合して製造される。ブローンアスファル
トは、一般の舗装用ストレートアスファルトに比較し
て、高粘度で低針入度であるので、ブローンアスファル
トを舗装用ストレートアスファルトに混合すれば、一般
的に、アスファルトは高粘度・低針入度化し、耐わだち
掘れ性が改善されることは類推される。 【０００５】ところが、ブローンアスファルトは粘着性
が小さいために、単にストレートアスファルトに混合し
たのでは、骨材に対する接着性が不足し、アスファルト
舗装用のバインダーとしての性能は十分なものとは言え
ない。本発明者らは、特にこの点の改善について鋭意検
討した結果本発明をなすに至った。すなわち、耐わだち
掘れ性を改善する目的で、ストレートアスファルトにブ
ローンアスファルトを混合するに際して、両者の混合物
１００重量部に対してエキストラクト１〜５重量部を混
合することにより骨材に対する接着性を向上させること
ができることを見出し、本発明を完成した。 【０００６】 【発明の実施の形態】以下、本発明について説明する。
本発明に用いられるストレートアスファルトは、針入度
が４０以上、１００以下のものである。これに該当する
ものとしては、日本工業規格（ＪＩＳ規格）Ｋ２２Ｏ７
に規定されている針入度グレード４０〜６０、６０〜８
０、８０〜１００のストレートアスファルトなどがあ
る。ストレートアスファルトの針入度が４０未満である
と得られるアスファルトバインダーの接着性が不足し、
針入度が１００を越えると、耐わだち掘れ性が改善され
ない。 【０００７】本発明に用いられるブローンアスファルト
は、針入度が１０以上、５０以下のものである。ブロー
ンアスファルトとしては、ストレートアスファルトを原
料として、ポリリン酸などの触媒を用いて空気吹き込み
処理により製造されたものは低温における脆性が改良さ
れ、特に好ましい。また、ブローンアスファルトの、針
入度が１０未満であると得られるアスファルトバインダ
ーの接着性が不足し、針入度が５０を越えると、耐わだ
ち掘れ性の改善効果が見られない。 【０００８】本発明に用いられるエキストラクトとは、
潤滑油基油製造を目的として、石油留分を芳香族化合物
に対する選択的溶解性があるフルフラール等の溶剤によ
り抽出処理して得られる抽出成分をいう。本発明のアス
ファルトバインダーは、ストレートアスファルトとブロ
ーンアスファルトの混合物１００重量部に対して、エキ
ストラクト１．０〜５．０重量部添加することにより得
られる。エキストラクト添加量が１．０重量部未満で
は、接着性改善の効果がなく、５．０重量部を越える
と、アスファルトバインダーが軟質化し、耐わだち掘れ
性が小さくなる。 【０００９】 【実施例】 （実施例１）針入度７０（単位：1/10mm、測定方法はＪ
ＩＳ Ｋ２２０７による。以下同じ。）のストレートア
スファルト５０重量部と針入度３５のブローンアスファ
ルト（ポリリン酸を触媒として用いて空気吹き込み処理
を行い製造したもの）５０重量部の混合物１００重量部
に対して、エキストラクト（２５℃における粘度４８ポ
イズ）４．０重量部を加熱溶融状態で、十分混合して均
一な混合物（以下、バインダーＡと言う。）を得た。 【００１０】バインダーＡを用いて、砕石１３mmトップ
の密粒度アスコン（アスファルトコンクリート）混合物
にたいして、耐流動性（耐わだち掘れ性）試験であるホ
イールトラッキング試験を行った。その結果、動的安定
度（ＤＳ）は、３５００回／mmであった。ホイールトラ
ッキング試験による動的安定度とは、アスコン試験片上
を所定の加重条件等の下に試験車輪を往復走行させ、車
輪沈下量の時間変化を測定し、沈下量１mm当たりの車輪
の走行回数で現わされる。したがって、一般にこの値が
大きいほど、耐流動性が大きいと考えられる。 【００１１】またバインダーＡの骨材にたいする接着性
を調べるために、剥離抵抗試験を、石油学会試験法 Ｊ
ＰＩ−５Ｓ−２７「粗骨材の剥離抵抗試験法」にしたが
って実施した。すなわち、規定量のバインダーと十分乾
燥した骨材（粒度9.5 〜13mm) を所定の温度で混合し、
その内の骨材２０粒をガラス板上に採取し、８０℃の高
温水中に３０分間放置後アスファルトの剥離状態を目視
観察した。その結果は、剥離面積率０％（パターン番号
Ｉ）であった。 【００１２】（比較例１）比較のため、前記ストレート
アスファルトをバインダーとして実施例１と同様の条件
で、ホイールトラッキング試験を行った。この場合の動
的安定度は、８００回／mmで、実施例１に比べ、耐流動
性が劣る結果であった。 【００１３】（比較例２）比較例１で用いたストレート
アスファルト５０重量部とブローンアスファルト５０重
量部の混合物に対して、骨材に対する付着性試験を実施
例１と同様に実施した。その結果は、剥離面積率５％
（パターン番号ＩＩ）で、実施例１に比べ、接着性は劣
る結果であった。 【００１４】 【発明の効果】本発明によるアスファルトバインダー
は、耐流動性及び骨材に対する接着性に優れると共に、
熱可塑性樹脂などを改質材として用いる従来の改質アス
ファルトに比べて加熱安定性に優れ、その取扱いも容易
であるという、効果を奏する。
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭60−226593（ＪＰ，Ａ)
特開 平１−126371（ＪＰ，Ａ)
特開 昭52−74616（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−91303（ＪＰ，Ａ)
特開 昭53−81522（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
C08L 95/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】針入度が４０以上、１００以下であるスト
レートアスファルトと、ストレートアスファルトを原料
として触媒を用いた空気吹き込み処理により製造された
針入度が１０以上、５０以下であるブローンアスファル
トとの混合物１００重量部に、石油の潤滑油留分のエキ
ストラクト１．０〜５．０重量部を混合した混合物より
なる耐流動舗装用アスファルトバインダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02851193A JP3421374B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 耐流動舗装用アスファルトバインダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02851193A JP3421374B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 耐流動舗装用アスファルトバインダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06220330A JPH06220330A (ja) | 1994-08-09 |
| JP3421374B2 true JP3421374B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=12250709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02851193A Expired - Fee Related JP3421374B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 耐流動舗装用アスファルトバインダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3421374B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003012931A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-15 | Nippon Oil Corp | アスファルト系舗装用バインダー組成物及びその製造方法 |
| JP6545059B2 (ja) * | 2015-09-29 | 2019-07-17 | 昭和シェル石油株式会社 | ポリマー改質アスファルト組成物 |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP02851193A patent/JP3421374B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06220330A (ja) | 1994-08-09 |
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