JP3420389B2 - 画像符号化方法及びその装置 - Google Patents

画像符号化方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可逆符号化により画像
データを符号化する画像符号化方法及びその装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像の可逆符号化方式として、マ
ルコフモデル符号化法、予測符号化法が知られている。
この内、マルコフモデル符号化は、画像を着目画素の周
辺m画素(参照画素)の状態によって、その着目画素の
輝度値が決まるm重マルコフ情報源としてモデル化し、
周辺m画素の状態毎に別々のエントロピー符号化法(ハ
フマン符号、算術符号など)を用いて符号化する方式で
あり、高い符号化効率が期待できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したマルコフモデ
ル符号化では、各状態ごとにシンボルの出現確率を示し
たマルコフテーブルを生成する必要があり、階調数の多
い画像に適用する場合には、このマルコフテーブルの大
きさが問題となる。例えば、256階調の画像データに
ついてn画素参照のマルコフモデル符号化を行う場合に
は、状態数は256のn乗となる。ここでエントロピー
を低くするためには、参照画素の数nを大きくしなけれ
ばならないが、この参照画素数nを大きくすると状態数
は幾何級数的に増大するため、実現困難となる。このた
め、出現数の少ない状態をまとめて1つの状態とした
り、シンボルの出現確率分布の似ている状態を一纏めに
するなどにより状態数を減縮することが一般的である
が、このための煩雑な処理が必要となるといった欠点が
ある。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、符号化に使用するテーブルの容量を少なくし、画像
データを効率良く符号化できる画像符号化方法及びその
装置を提供することを目的とする。
【0005】本発明の他の目的は、画像データの状態数
を減縮するような煩雑な処理を無くして、画像データを
効率良く符号化できる画像符号化方法及びその装置を提
供することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像符号化装置は以下のような構成を備え
る。即ち、画像データを符号化する画像符号化装置であ
って、画像データの着目画素近傍の画素を特定画素と
し、当該着目画素の周辺画素と前記特定画素の濃度値の
差分に応じた状態値を求める演算手段と、前記状態値に
おける前記着目画素と前記特定画素との差分値の出現確
率を記したマルコフテーブルを作成する作成手段と、前
記マルコフテーブルを用いて、前記濃度差分値をエント
ロピー符号化する符号化手段とを有する。
【0006】上記目的を達成するために本発明の画像符
号化方法は以下のような工程を備える。即ち、画像デー
タを符号化する画像符号化方法であって、画像データの
着目画素近傍の画素を特定画素とし、当該着目画素の周
辺画素と前記特定画素の濃度値の濃度差分値に応じた状
態値を求める工程と、前記状態値における前記着目画素
と前記特定画素との差分値の出現確率を記したマルコフ
テーブルを作成する工程と、前記マルコフテーブルを用
いて、前記濃度差分値をエントロピー符号化する符号化
工程とを有する。
【0007】
【作用】以上の構成において、画像データの着目画素近
傍の画素を特定画素とし、当該着目画素の周辺画素と特
定画素の濃度値の差分に応じた状態値を求める。その状
態値における着目画素と特定画素との差分値の出現確率
を記したマルコフテーブルを作成し、そのマルコフテー
ブルを用いて濃度差分値をエントロピー符号化するよう
に動作する。
【0008】又、本発明によれば、画像データの着目画
素近傍の画素を特定画素とし、当該着目画素の周辺画素
と特定画素の濃度値の差分に応じた状態値を求める。こ
の着目画素と特定画素の濃度差分値と、その状態値とに
基づいて、予め作成されている符号化テーブルを参照し
て、濃度差分値を符号化するように動作する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。尚、本実施例では、符号化の対
象画像として16値のモノクロ画像を例に説明する。
【0010】[第1実施例]図1は、本実施例の画像符
号化処理の流れを示すフローチャートである。
【0011】図1において、まずステップS1で、入力
した画像データの着目画素xと、その特定画素a、更に
はその着目画素近傍の参照画素b,cに基づいて、差分
値(x−a)のマルコフテーブルを生成する。次にステ
ップS2に進み、そのマルコフテーブルに基づいてハフ
マンテーブルを生成する。こうしてハフマンテーブルが
生成されるとステップS3以降の処理で、入力した画像
データの着目画素の近傍画素の状態に基づいて、その着
目画素をハフマン符号化して(S4)、その符号化結果
であるハフマン符号を出力する。この処理を、画像デー
タの最終画素データの符号化処理が終了するまで繰り返
し実行する。
【0012】以下、この処理を詳しく説明する。
【0013】図2は、本実施例で参照する画素の位置を
示すものである。同図において、xは着目画素の位置を
示し、a,b,cは3つの参照画素位置を示している。
ここでは画素aを特定画素とし、差分値(b−a)と
(c−a)とによって分別される状態S(b−a,c−
a)ごとに差分値(x−a)の出現確率を示したマルコ
フテーブルを生成する。
【0014】まず、符号化対象画像の全ての画素につい
て、図2の参照画素位置a,b,cの画素値を用いて差
分値(b−a),(c−a)を求めて状態分けし、着目
画素xと特定画素aとの差分値(x−a)の出現回数を
カウントする。これにより、状態S(b−a,c−a)に
おける差分値(x−a)の出現確率P(x−a/S(b
−a,c−a))を求め、図3に示すようなマルコフテ
ーブルを生成する(ステップS1)。
【0015】図4は、本実施例の符号化装置の構成を示
すブロック図である。
【0016】図4において、101は画像データを入力
する画像入力部で、ここから入力された画像データは着
目画素抽出部102、特定画素抽出部103及び参照画
素抽出部104に入力されて、それぞれ着目画素x、特
定画素a及び参照画素b,cが抽出される。105,1
06は減算器で、減算器105は着目画素抽出部102
より入力された着目画素xと、特定画素抽出部103よ
りの入力された画素aとを減算し、その差分値(x−
a)を算出している。又、減算器106は、特定画素抽
出部103よりの入力された画素aと、参照画素抽出部
104より入力された画素b,cとを減算し、(b−
a),(c−a)を算出している。
【0017】107は状態計数部で、減算器106より
入力される(b−a),(c−a)の取り得る各状態S
(b−a.c−a)における、減算器105よりの差分
値(x−a)の出現回数を計数している。出現確率演算
部108は、状態計数部107より入力される各状態毎
の差分値(x−a)の出現確率を求めている。こうして
求めた出現確率に従って、図3に示すようなマルコフテ
ーブル109が作成される。
【0018】110はハフマン符号作成部で、図3に示
すようなマルコフテーブル109を参照し、各状態に対
応する差分値(x−a)の出現確率に基づいて、その出
現確率のそれぞれにハフマン符号を割り当てる。こうし
て作成されたのがハフマン符号テーブル111である。
このハフマン符号テーブル111の一例を図5に示す。
【0019】こうしてハフマン符号テーブル111が作
成されると、画像の左上端の画素から順に走査して入力
する。符号化部112は、減算器106よりの状態値S
(b−a,c−a)と、減算器105よりの差分値(x
−a)とに基づいて、各状態におけるハフマン符号を、
ハフマン符号テーブル111を参照して求め、着目画素
xと特定画素aとの差分値(x−a)を符号化して出力
する(図1のS4)。ステップS5では、符号化処理を
行った画素が画像の最後の画素であるかを調べ、最後の
画素の場合は符号化処理を終了し、最後でない場合に
は、次の画素についてステップS3から行う。このよう
な処理を行うことにより、画像データを符号化すること
ができる。
【0020】尚、本実施例でのマルコフテーブルの規模
は31の3乗(=29,791)であり、従来の3画素参照の場
合のマルコフテーブルの規模、即ち、16の4乗(=65,5
36)の約半分以下となる。
【0021】[第2実施例]図6は、本発明の第2実施
例の処理の流れを示すフローチャートである。そして、
図7は本発明の第2実施例の符号化装置の構成を示すブ
ロック図で、前述の図4と共通する部分は同じ番号で示
し、それらの説明を省略する。
【0022】図6において、まずステップS11で、前
述の図1のステップS1と同様に、差分値のマルコフテ
ーブル109を生成する。次にステップS12に進み、
多値算術符号用のスキュー値テーブル121(後述す
る)を生成する。こうしてスキュー値テーブル121が
作成されるとステップS13以降で、入力される画像デ
ータの各画素を多値算術符号で符号化する。
【0023】なお、第2実施例での参照画素位置は前述
の第1実施例と同じく、図2のa,b,cであり、ま
た、状態の分別も第1実施例と同じく差分値(b−
a),(c−a)に基づいて行う。また、この第2実施
例における符号化対象となる画像データは、モノクロ1
6階調の画像データとする。
【0024】図7において、前述の第1実施例の場合と
同様に、符号化対象画像データの全画素について、減算
器106で、図2の参照画素位置b,cの画素値の画素
aに対する差分値(b−a),(c−a)を求める。
又、減算器105で着目画素と特定画素との差分値(x
−a)を求める。状態計数部107では、減算器106
の出力応じて状態分けし、各状態毎に着目画素xと画素
aの差分値(x−a)の出現回数をカウントする。そし
て出現確率演算部108において、状態S(b−a,c
−a)における差分値(x−a)の出現確率P(x−a
/S(b−a,c−a))を求める。こうして前述の図3
に示すようなマルコフテーブル109を生成する。
【0025】次に、この作成されたマルコフテーブル1
09を基に、スキュー値テーブル作成部120では、多
値算術符号でP(x−a/S(b−a,c−a))を2の
(−q)乗で近似するためのパラメータqを求めて、ス
キュー値テーブル121を作成する。
【0026】こうしてスキュー値テーブル121が作成
されると、画像データの左上端の画素から順に走査した
画素データが入力され、差分値(b−a),(c−a)
を求めて状態S(b−a,c−a)を判別する(図4の
S13)。そして、その状態S(b−a,c−a)で、減
算器105よりの差分値(x−a)が出現した場合のス
キュー値をスキュー値テーブル121を参照して求め、
多値算術符号化する(S14)。この処理は符号化部1
22により実施される。こうして符号化された画素が、
その画像データの最後の画素であるかを調べ、最後の画
素の場合は算術符号の終端処理を行って符号化処理を終
了する。また最後でない場合には、ステップS13に戻
り、次の画素について前述と同様の処理を行う。このよ
うな処理を行うことにより、多値算術符号化されたデー
タを生成することができる。
【0027】[第3実施例]次に本発明の第3実施例を
説明する。この第3実施例では、前述の第1実施例のよ
うに、或は後述するようにして予め作成されているハフ
マン符号テーブル111に基づく画像データの符号化処
理を説明するものである。尚、この第3実施例では、符
号化対象の画像データはモノクロ256階調であるとす
る。
【0028】図8は、本発明の第3実施例における処理
の流れを示すフローチャートである。
【0029】図8において、まずステップS21で、ハ
フマン符号テーブル111を読み込み、ステップS22
で、符号化対象の画像データの画素について状態を判別
する。次にステップS23に進み、ハフマン符号テーブ
ル111を参照して、差分値(x−a)と状態値S(b
−a,c−a)に基づいて、着目画素xに対応するハフ
マン符号化コードを出力する。
【0030】図9は、この実施例における参照画素位置
を示す図である。
【0031】図9において、xは着目画素の位置を示
し、a,bは参照する画素の位置を示す。差分値(b−
a)によって分別される状態S(b−a)毎に、差分値
(x−a)の出現確率を示したマルコフテーブル109
を作成する。
【0032】この実施例では、予め数種類の画像データ
について、図9に示す参照画素a,bの差分値(b−
a)により分別される状態S(b−a)における、着目画
素xと参照画素aとの差分値(x−a)の出現確率を測
定しておく。この測定値に基づいて、種々の画像データ
で利用可能なマルコフテーブル109を作成しておく。
そして、このマルコフテーブル109に基づいて、前述
したような汎用性のあるハフマン符号テーブル111を
予め生成しておく。そして、このハフマン符号テーブル
111を参照して、入力される画像データの各画素を符
号化することができる。これにより、個々の画像データ
を符号化する場合に、その画像データ毎に、一々マルコ
フテーブル及びハフマンテーブルの生成を行わずに済
む。
【0033】画像データを符号化する場合には、まず、
既成のハフマン符号テーブル111を読み出すととも
に、これを符号の一部として出力する(S21)。
【0034】次に、画像データの左端上の画素から順に
走査し、画素a,bの差分値(b−a)を求め、その差
分値に応じて状態を判別する(ステップS22)。そし
てステップS23に進み、その状態S(b−a)に対応す
るハフマン符号テーブル111を参照して、差分値(x
−a)をハフマン符号化し、その結果を出力する。ステ
ップS24では、画像データの最後の画素かどうかを調
べ、最後の画素でない場合にはステップS22に戻り、
次の画素について同様の処理を行う。そして、最後の画
素となると符号化処理を終了する。
【0035】この第3実施例によれば、状態数は511
であり、マルコフテーブルの規模は511の2乗(=261,
121)である。これは、状態数では、従来のマルコフモデ
ルの符号化での2画素参照の場合の状態数256の2乗
(=65,536)の約128分の1であり、マルコフテーブル
の規模としては、従来のマルコフテーブル規模256の
3乗(=16,777,216)の約64分の1である。
【0036】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではない。例えば、上述の実施例では、差分を求め
る際の特定画素(a)を着目画素(x)の直前の画素と
しているが、これは参照可能な画素であればよく、例え
ば着目画素の直上の画素等を用いても良い。
【0037】また、上述実施例では、静的なマルコフモ
デル符号化のみを挙げたが、出現シンボルに応じてマル
コフテーブルを更新するステップを付加し、動的なマル
コフモデル符号化に適用しても良い。
【0038】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。
【0039】以上説明したように本実施例によれば、単
数或は複数の参照画素と特定画素との差分値により着目
画素の周辺画素状態を求め、各画素状態毎に、着目画素
と特定画素との差分値の出現確率を示すマルコフテーブ
ルを生成し、そのマルコフテーブルを用いて各状態毎に
別々のエントロピー符号化を行うことができる。
【0040】これにより、画像データの縮退等の特別な
処理を必要とすることなく、少ない状態数でマルコフモ
デル符号化ができる。このため、テーブル用のメモリを
少なくできるとともに、符号化処理を簡単にできるとい
った効果がある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、符
号化に使用するテーブルの容量を少なくし、画像データ
を効率良く符号化できる。
【0042】また本発明によれば、画像データの状態数
を減縮するような煩雑な処理を無くして、画像データを
効率良く符号化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における処理の流れを示す
フローチャートである。
【図2】本発明の第1実施例及び第2実施例での参照画
素位置を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例及び第2実施例で生成され
るマルコフテーブルの概略を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例の符号化装置の構成を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の第1実施例におけるハフマン符号テー
ブルの一例を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例における処理の流れを示す
フローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例の符号化装置の構成を示す
ブロック図である。
【図8】本発明の第3実施例における処理の流れを示す
フローチャートである。
【図9】本発明の第3実施例における参照画素位置を説
明する図である。
【符号の説明】
101 画像入力部 102 着目画素抽出部 103 特定画素抽出部 104 参照画素抽出部 105,106 減算部 107 状態計数部 108 出現確率演算部 109 マルコフテーブル 110 ハフマン符号テーブル作成部 111 ハフマン符号テーブル 112,122 符号化部 120 スキュー値テーブル作成部 121 スキュー値テーブル

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを符号化する画像符号化方法
    であって、 画像データの着目画素近傍の画素を特定画素とし、当該
    着目画素の周辺画素と前記特定画素の濃度値の濃度差分
    値に応じた状態値を求める工程と、 前記状態値における前記着目画素と前記特定画素との差
    分値の出現確率を記したマルコフテーブルを作成する工
    程と、 前記マルコフテーブルを用いて、前記濃度差分値をエン
    トロピー符号化する符号化工程と、を有することを特徴
    とする画像符号化方法。
  2. 【請求項2】 前記マルコフテーブルからハフマン符号
    テーブルを作成する工程を更に有し、前記符号化工程は
    前記ハフマン符号テーブルを参照して前記濃度差分値を
    ハフマンコードに符号化することを特徴とする請求項1
    に記載の画像符号化方法。
  3. 【請求項3】 前記マルコフテーブルからスキュー値テ
    ーブルを作成する工程を更に有し、前記符号化工程は、
    前記スキュー値テーブルを参照して前記濃度差分値を多
    値算術符号化することを特徴とする請求項1に記載の画
    像符号化方法。
  4. 【請求項4】 画像データを符号化する画像符号化方法
    であって、 画像データの着目画素近傍の画素を特定画素とし、当該
    着目画素の周辺画素と前記特定画素の濃度値の差分に応
    じた状態値を求める工程と、 前記状態値に基づいて符号化テーブルを参照することに
    より、前記着目画素と前記特定画素の濃度差分値をエン
    トロピー符号化する符号化工程と、を有することを特徴
    とする画像符号化方法。
  5. 【請求項5】 前記符号化テーブルは、前記状態値に対
    応した前記濃度差分値の出現確率をハフマン符号化した
    テーブルであることを特徴とする請求項4に記載の画像
    符号化方法。
  6. 【請求項6】 前記符号化テーブルは、前記状態値に対
    応した前記濃度差分値の出現確率を近似したスキュー値
    テーブルであることを特徴とする請求項4に記載の画像
    符号化方法。
  7. 【請求項7】 画像データを符号化する画像符号化装置
    であって、 画像データの着目画素近傍の画素を特定画素とし、当該
    着目画素の周辺画素と前記特定画素の濃度値の差分に応
    じた状態値を求める演算手段と、 前記状態値における前記着目画素と前記特定画素との差
    分値の出現確率を記したマルコフテーブルを作成する作
    成手段と、 前記マルコフテーブルを用いて、前記濃度
    差分値をエントロピー符号化する符号化手段と、を有す
    ることを特徴とする画像符号化装置。
  8. 【請求項8】 前記マルコフテーブルからハフマン符号
    テーブルを作成するハフマンテーブル作成手段を更に有
    し、前記符号化手段は前記ハフマン符号テーブルを参照
    して前記濃度差分値をハフマンコードに符号化すること
    を特徴とする請求項7に記載の画像符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記マルコフテーブルからスキュー値テ
    ーブルを作成するスキュー値テーブル作成手段を更に有
    し、前記符号化手段は、前記スキュー値テーブルを参照
    して前記濃度差分値を多値算術符号化することを特徴と
    する請求項7に記載の画像符号化装置。
  10. 【請求項10】 画像データを符号化する画像符号化装
    置であって、 画像データを入力する入力手段と、 前記画像データの着目画素と、その近傍の画素を参照画
    素として抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された着目画素と前記参照画素
    の濃度値の差分値、及び前記参照画素同士の濃度差分値
    に応じた状態値を求める減算手段と、 前記差分値と前記状態値とに基づいて符号化テーブルを
    参照することにより前記差分値をエントロピー符号化す
    る符号化手段と、を有することを特徴とする画像符号化
    装置。
  11. 【請求項11】 前記符号化テーブルは、前記状態値に
    対応した前記差分値の出現確率をハフマン符号化したテ
    ーブルであることを特徴とする請求項10に記載の画像
    符号化装置。
  12. 【請求項12】 前記符号化テーブルは、前記状態値に
    対応した前記差分値の出現確率を近似したスキュー値テ
    ーブルであることを特徴とする請求項10に記載の画像
    符号化装置。
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