JPH11103463A - 画像符号化方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像符号化方法及び記憶媒体

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JPH11103463A
JPH11103463A JP26213697A JP26213697A JPH11103463A JP H11103463 A JPH11103463 A JP H11103463A JP 26213697 A JP26213697 A JP 26213697A JP 26213697 A JP26213697 A JP 26213697A JP H11103463 A JPH11103463 A JP H11103463A
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Application number
JP26213697A
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Shinichi Matsui
紳一 松井
Takeshi Kasahara
毅 笠原
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、予測に用いられるブロック
の画素の中から、符号化しようとするブロックに隣接し
たブロックの縁の画素列を選択し、該画素列の平均値を
利用することにより予測精度を向上し、符号化効率を向
上させることが可能な画像符号化方法及び記憶媒体を提
供することである。 【解決手段】 入力画像をブロックに分割し、各ブロッ
クを2次元DCT変換によりDCT係数に変換して更に
線形量子化し、該量子化したDCT係数をエントロピー
符号化して符号データとするとともに復号化して復号化
された画素値に変換し、ローカルデコードブロックを生
成する。そして、ブロック17を処理する際には、ブロ
ック5,16はすでに完全に再構成されているので、予
測値を計算する際に、図4に斜線で示すようなブロック
5,16の縁の部分の1画素列の平均値を利用すること
ができ、距離的に近い画素の情報を予測値に反映するこ
ととなり、予測精度が向上し、符号化効率を向上するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像符号化方法及
び記憶媒体に係り、詳細には、ブロック単位の符号化に
おける予測符号化の精度を向上させることにより符号化
効率を向上させる画像符号化方法及び記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、マルチメディア関連の画像符号化
の国際標準化が急速に進められている。例えば、静止画
符号化標準であるJPEG(Joint Photographic Exper
ts Group)、動画の通信メディア用符号化標準である
H.263、動画の蓄積メディア用符号化標準であるM
PEG(Moving Picture Experts Group)等が挙げられ
る。これら各符号化方式には、それぞれの目的に合わせ
たビットレート(伝送速度)を実現する符号化アルゴリ
ズムが採用されている。
【0003】例えば、JPEGは、大きな分類として2
つの圧縮方式に分けられる。第1の方式はDCT(Disc
rete Cosine Transform :離散コサイン変換)を基本と
した方式であり、第2の方式は2次元空間でDPCM
(Differential Pulse Code Modulation)を行うSpa
tial方式である。DCT方式は量子化を含むため一
般には完全に元の画像は再現されない非可逆符号化であ
るが、少ないビット数においても十分な復号画像品質を
得ることができる。一方Spatial方式は、圧縮率
は小さいが元の画像を完全に再現することが可能な可逆
符号化である。
【0004】DCT方式では、入力画像はエンコーダ
(符号器)においてDCT変換、量子化、エントロピー
符号化が行われ符号データに変換される。まず、エンコ
ーダでは入力画像が8×8画素のブロックに分割され、
各ブロックが次式(1)の計算式にしたがって2次元D
CT変換される。
【0005】
【数1】
【0006】このDCT変換により8×8(64個)の
画素データは8×8(64個)のDCT係数に変換され
る。このDCT係数の行列の中の左上隅の係数はDC成
分と呼ばれ、ブロックデータの平均値である。また、残
りの63個の係数はAC成分と呼ばれる。64個のDC
T係数は各係数毎の量子化ステップサイズを定めた量子
化テーブルを用いて、係数位置毎に異なるステップサイ
ズで線形量子化される。
【0007】量子化されたDCT係数はエントロピー符
号化され符号データとなる。エントロピー符号化の方式
としてはハフマン符号化と算術符号化とがあり、それぞ
れDC成分とAC成分とで手順が異なる。ここでは、D
C成分の符号化についてDPCMを用いたエントロピー
符号化を行う場合について説明する。
【0008】図10は、前述したような8×8画素のブ
ロックAijが複数並んでいる様子を示している。例え
ば、左上に位置するブロックA00から順にA01,A02,
A10,A11,・・・・と符号化されていくものとすれば、ブ
ロックA11を符号化する際には、すでにブロックA00,
A01,A02,A10は符号化されている状態である。この
とき、1次元のDPCMを行う場合にはブロックA11の
予測としてブロックA10の値を用い、2次元のDPCM
を行う場合にはブロックA11の予測として、例えば(A
10+A01+A00)/3等の値を用いていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、ブロック毎の平均値(DC成分)を用いて、D
PCMを行う平均値符号化方法では、ブロックサイズが
大きくなると、例えば、図10においてブロックA00と
ブロックA11の距離が大きくなり、予測が十分に行われ
ないという課題があった。
【0010】そこで、本発明の課題は、予測に用いられ
るブロックの画素の中から、符号化しようとするブロッ
クに隣接したブロックの縁の画素列を選択し、該画素列
の平均値を利用することにより予測精度を向上し、符号
化効率を向上させることが可能な画像符号化方法及び記
憶媒体を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
画像を複数の画素によって構成される複数のブロックに
分割し、該ブロック単位で順次符号化処理を行う画像符
号化方法において、前記ブロックを符号化する際に、当
該符号化処理を行うブロックの近傍に位置し、既に符号
化処理されたブロック内の一部の画素の情報を予測値と
して用い、予測符号化を行うことを特徴としている。
【0012】請求項1記載の発明の画像符号化方法によ
れば、画像を複数の画素によって構成される複数のブロ
ックに分割し、該ブロック単位で順次符号化処理を行う
画像符号化方法において、前記ブロックを符号化する際
に、当該符号化処理を行うブロックの近傍に位置し、既
に符号化処理されたブロック内の一部の画素の情報を予
測値として用い、予測符号化を行う。
【0013】請求項5記載の発明は、コンピュータが実
行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、画像
を複数の画素によって構成される複数のブロックに分割
するコンピュータが実行可能なプログラムコードと、前
記ブロックを符号化する際に、当該符号化処理を行うブ
ロックの近傍に位置し、既に符号化処理されたブロック
内の一部の画素の情報を予測値として用い、予測符号化
を行うコンピュータが実行可能なプログラムコードと、
を含むプログラムを格納したことを特徴としている。
【0014】また、請求項2記載の発明のように、請求
項1記載の画像符号化方法において、前記予測値を得る
ための前記ブロック内の一部の画素は、該ブロック内に
おいて、当該符号化処理を行うブロックに隣接する一列
以上の画素列であることとしてもよい。
【0015】請求項1、2、及び5に記載の発明によれ
ば、予測に用いられるブロックの画素の中から、例え
ば、隣接するブロックの縁の一列の画素列等の、符号化
しようとするブロックの近傍に位置する一部の画素を選
択し、該画素の情報を予測値として利用することによ
り、距離的に近い画素の情報を予測値として採用するこ
ととなり、符号化の予測精度を向上し、符号化効率を向
上させることができる。
【0016】請求項3記載の発明は、画像を複数の画素
によって構成される複数のブロックに分割し、該ブロッ
ク単位で順次符号化処理を行う画像符号化方法におい
て、前記ブロックを符号化する際に、当該符号化処理を
行うブロックの近傍に位置し、既に符号化処理された各
ブロックにより構成される画像領域内において各方向へ
の画素値の変化度合いを比較して、この変化度合いの小
さい方向を算出し、前記画像領域内から前記算出した方
向に応じたブロックを選択して、このブロック内の一部
の画素の情報を予測値として用い、予測符号化を行うこ
とを特徴としている。
【0017】請求項3記載の発明の画像符号化方法によ
れば、画像を複数の画素によって構成される複数のブロ
ックに分割し、該ブロック単位で順次符号化処理を行う
画像符号化方法において、前記ブロックを符号化する際
に、当該符号化処理を行うブロックの近傍に位置し、既
に符号化処理された各ブロックにより構成される画像領
域内において各方向への画素値の変化度合いを比較し
て、この変化度合いの小さい方向を算出し、前記画像領
域内から前記算出した方向に応じたブロックを選択し
て、このブロック内の一部の画素の情報を予測値として
用い、予測符号化を行う。
【0018】請求項6記載の発明は、コンピュータが実
行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、画像
を複数の画素によって構成される複数のブロックに分割
するコンピュータが実行可能なプログラムコードと、前
記ブロックを符号化する際に、当該符号化処理を行うブ
ロックの近傍に位置し、既に符号化処理された各ブロッ
クにより構成される画像領域内において各方向への画素
値の変化度合いを比較して、この変化度合いの小さい方
向を算出するコンピュータが実行可能なプログラムコー
ドと、前記画像領域内から前記算出した方向に応じたブ
ロックを選択して、このブロック内の一部の画素の情報
を予測値として用い、予測符号化を行うコンピュータが
実行可能なプログラムコードと、を含むプログラムを格
納したことを特徴としている。
【0019】また、請求項4記載の発明のように、請求
項3記載の画像符号化方法において、前記変化度合いの
比較を垂直方向と水平方向について行い、前記予測値を
得るための前記ブロック内の一部の画素は、該ブロック
内において、当該符号化処理を行うブロックに隣接する
一列以上の画素列であることとしてもよい。
【0020】請求項3、4、及び6に記載の発明によれ
ば、予測に用いられるブロックの画素の中から、例え
ば、隣接するブロックの縁の一列の画素列等の、符号化
しようとするブロックの近傍に位置し、最も予測誤差の
小さい方向の一部の画素を選択して、該画素の情報を予
測値として利用することにより、距離的に近く、予測誤
差のより小さい画素の情報を予測値として採用すること
となり、符号化の予測精度を向上し、符号化効率を向上
させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照して本発
明に係る画像符号化方法の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0022】(第1の実施の形態)以下、図1〜図7を
参照して、本発明に係る画像符号化方法を適用した画像
符号化装置1について詳細に説明する。
【0023】まず構成を説明する。図1は、本実施の形
態における画像符号化装置1の構成を示すブロック図で
ある。図1において、画像符号化装置1は、制御部2、
入力装置3、RAM4、表示装置5、記憶装置6、及び
記憶媒体7によって構成され、各部はバス8により接続
されている。
【0024】制御部2は、記憶装置6に記憶されている
当該画像符号化装置1に対応する各種アプリケーション
プログラムの中から指定されたアプリケーションプログ
ラム、入力装置3から入力される各種指示あるいはデー
タをRAM4内のワークメモリ4aに格納し、この入力
指示及び入力データに応じてRAM4内に格納したアプ
リケーションプログラムに従って各種処理を実行し、そ
の処理結果をRAM4内のワークメモリ4aに格納する
とともに、表示装置5に表示する。そして、ワークメモ
リ4aに格納した処理結果を入力装置3から入力指示さ
れる記憶装置6内の保存先に保存する。
【0025】また、制御部2は、記憶装置6から、ある
いは、図示外の外部機器から通信回線を介して入力され
る画像データを符号化する処理を実行する。図2は、制
御部2によって実行される符号化処理の機能を示すブロ
ック図である。
【0026】図2において、制御部2は、入力画像を例
えば8×8画素のブロックに分割し、各ブロックを前記
式(1)の計算式に従って2次元DCT変換して、8×
8(64個)の画素データを8×8(64個)のDCT
係数に変換する。そして、制御部2は、64個のDCT
係数を各係数毎の量子化ステップサイズを定めた量子化
テーブルを用いて、係数位置毎に異なるステップサイズ
で線形量子化する。なお、ここでは、入力画像を8×8
画素のブロックに分割する場合を例としたが、ブロック
のサイズは任意である。
【0027】次いで、制御部2は、量子化したDCT係
数をエントロピー符号化して符号データとするととも
に、該量子化したDCT係数をローカルデコーダによっ
て復号化し、復号化された画素値に変換し、ローカルデ
コードブロックを生成する。そして、制御部2は、該ロ
ーカルデコードブロックの中から時間的に後に入力され
る画像データの予測値を計算する上で必要な、ブロック
の縁の画素列の平均値(DCT係数のDC成分)を求
め、RAM4内の予測値メモリ4bに格納する。
【0028】そして、時間的に後に入力される画像デー
タを符号化する際には、前記予測値メモリ4bに格納さ
れた平均値の中から、隣接するブロックの縁の画素列の
平均値を選択して、該平均値が複数存在する場合(左隣
と上隣等)には、更に所定の重みづけをするなどの演算
を行って予測値とし、該予測値と前記時間的に後に入力
される画像データのDCT係数との差分をとり、該差分
データを量子化して、以後同様の処理を繰り返す。
【0029】入力装置3は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインテ
ィングデバイスであるマウスと、を備え、キーボードで
押下されたキーの押下信号を制御部2に出力するととも
に、マウスによる操作信号を制御部2に出力する。
【0030】RAM(Random Access Memory)4は、指
定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入力
データ及び処理結果等を格納するワークメモリ4a、及
び時間的に後のブロックを予測するための、時間的に前
のブロックの縁の画素列の平均値を格納する予測値メモ
リ4bを有する。
【0031】表示装置5は、CRT(Cathode Ray Tub
e)、液晶表示装置等により構成され、制御部2から入
力される表示制御信号にしたがって、表示データを表示
する。
【0032】記憶装置6は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体7を有しており、この記憶媒
体7は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体7は記憶装置6に固定
的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、この記憶媒体7には当該画像符号化装置1に対応す
る各種アプリケーションプログラム、メニュー表示プロ
グラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を
記憶する。
【0033】また、この記憶媒体7に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体7
を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体7に記憶されて
いるプログラム、データ等を通信回線を介して使用する
構成にしてもよい。
【0034】次に動作を説明する。図3は、表示装置5
の表示画面全体のイメージを示しており、分割したブロ
ックを左上から右下へ、図中に示す順序で順次符号化し
ていく様子を示した図である。当然ながら、符号化デー
タを復号化する際にも、同様の順序で左上のブロックか
ら完全に画像が再現されていくものとする。
【0035】このような処理の流れの中にあって、図3
のブロック17を処理する際には、ブロック5,16は
すでにローカルデコーダによって完全に再構成されてい
るので、予測値を計算する際に、図4に斜線で示すよう
なブロック5,16の縁の部分の1画素列の平均値を利
用することができる。
【0036】このような隣接するブロックの縁の1画素
列の平均値を利用することにより、距離的に近い画素の
情報を予測値に反映することができ、予測精度が向上
し、符号化効率を向上することができる。
【0037】以下に、上述した隣接するブロックの縁の
1画素列の平均値を利用した、平均値符号化について図
5、及び図6を参照して説明するが、ここでは、本発明
の原理を簡単に説明するため、図5に示すように、1つ
前(左隣)のブロックの縁の1画素列の平均値のみを利
用する場合について説明する。
【0038】図6は、本発明の画像符号化方法を適用し
た画像符号化装置1による平均値符号化について説明す
るフローチャートである。なお、図6において、pre
_aveは予測値を表し、DCT(DCi )はブロック
iのDC成分を表し、DCT(ACi )はブロックiの
AC成分を表し、Q(X)はXの量子化データを表して
いる。
【0039】まず、制御部2は、pre_ave=P0
(予測値の初期値)、i=1として平均値符号化の初期
化を行った後(ステップS1)、ブロックi(i=1)
に対応するブロック1に対してDCT演算を行う(ステ
ップS2)。
【0040】次いで、制御部2は、Δ=DCT(DC1
)−P0 の計算により、DC成分の差分データを求め
(ステップS3)、この差分データΔ、及び他のDCT
係数(複数のDCT(AC1 ))を量子化して符号化す
る(ステップS4)。該符号化されたデータは、記憶装
置6の記憶媒体7に記憶されるとともに制御部2のロー
カルデコーダ機能によって復号化されてローカルデコー
ドブロックを構成する。
【0041】すなわち、制御部2は、量子化されたそれ
ぞれのデータQ(DCT(AC1 ))とQ(DCT(D
C1 ))(=Q(Δ)+Q(pre_ave))を逆量
子化し、更にDCTの逆変換であるIDCT演算を行っ
て、ローカルデコードブロックを生成する(ステップS
5)。
【0042】従来は、該ローカルデコードブロックを構
成する全ての画素値の平均値(DC成分)をpre_a
veとして採用していたが、本実施の形態では、図5の
ブロック16において斜線で示す部分のような、次のブ
ロックと隣接する縁の画素列の平均値(DC成分)をp
re_aveとして採用し、iの値をインクリメントし
て(ステップS6)、該インクリメントされたiの値が
ブロック内の画素数よりも大きければブロック内の処理
を終えたとして当該ブロック内の符号化処理を終了し、
そうでなければ、次のブロックの符号化(ステップS2
〜ステップS6)へと移行する。
【0043】この図6のフローチャートの手順を基本と
し、適宜必要な演算を行うことによって図4のように2
つのブロックを参照することも可能である。また、本実
施の形態では、ブロック単位の符号化方法としてDCT
による場合を示したが、例えば、平均値分離型VQ(Ve
ctor Quantization :ベクトル量子化)等のその他の符
号化方法であってもよい。またその際、ブロックサイズ
として8×8,4×4,2×2等が混在する場合も考え
られるが、処理の順序を適切に決定すれば本発明の画像
符号化方法によって処理可能である。例えば、図7のよ
うな様々なブロックサイズが混在する場合にも、同図中
に示した番号順に処理することとすれば処理可能であ
る。
【0044】以上説明したように、本発明の画像符号化
方法を適用した第1の実施の形態の画像符号化装置によ
れば、制御部2は、入力画像を例えば8×8画素のブロ
ックに分割し、各ブロックを前記式(1)の計算式にし
たがって2次元DCT変換して、8×8(64個)の画
素データを8×8(64個)のDCT係数に変換する。
そして、制御部2は、64個のDCT係数を各係数毎の
量子化ステップサイズを定めた量子化テーブルを用い
て、係数位置毎に異なるステップサイズで線形量子化す
る。
【0045】次いで、制御部2は、量子化したDCT係
数をエントロピー符号化して符号データとするととも
に、該量子化したDCT係数をローカルデコーダによっ
て復号化し、復号化された画素値に変換し、ローカルデ
コードブロックを生成する。そして、制御部2は、該ロ
ーカルデコードブロックの中から時間的に後に入力され
る画像データの予測値を計算する上で必要な、ブロック
の縁の画素列の平均値(DCT係数のDC成分)を求
め、RAM4内の予測値メモリ4bに格納する。
【0046】そして、時間的に後に入力される画像デー
タを符号化する際には、前記予測値メモリ4bに格納さ
れた平均値の中から、隣接するブロックの縁の画素列の
平均値を選択して、該平均値が複数存在する場合(左隣
と上隣等)には、更に所定の重みづけをするなどの演算
を行って予測値とし、該予測値と前記時間的に後に入力
される画像データのDCT係数との差分をとり、該差分
データを量子化して、以後同様の処理を繰り返す。
【0047】したがって、予測に用いられるブロックの
画素の中から、符号化しようとするブロックに隣接した
ブロックの縁の画素列を選択し、該画素列の平均値を利
用することにより、距離的に近い画素の平均値を予測値
として採用することとなり、平均値符号化の予測精度を
向上し、符号化効率を向上させることが可能な画像符号
化方法を実現することができる。
【0048】(第2の実施の形態)前述の第1の実施の
形態では、隣接するブロックの縁の画素列の平均値を利
用して予測値とする場合について説明したが、隣接する
ブロックの中で最も予測値として適したブロックを選択
して該選択されたブロックの縁の画素列の平均値を利用
することもできる。
【0049】そこで、本第2の実施の形態では、符号化
するブロックの左隣のブロックの縁の画素列の平均値を
予測値として採用するか、上隣のブロックの縁の画素列
を採用するかを所定の計算により判別して予測値を計算
する場合について説明する。
【0050】以下に、本発明に係る画像符号化方法を適
用した第2の実施の形態の画像符号化装置について詳細
に説明する。なお、本第2の実施の形態における画像符
号化装置は、前記第1の実施の形態における画像符号化
装置1と基本的に略同様の構成をなすので、構成の図
示、並びに同一構成要素の説明を省略し、第1の実施の
形態と異なる部分のみ、図1、図8、及び図9を参照し
て以下に説明を行うものとする。
【0051】制御部2は、時間的に後に入力される画像
データを符号化する際には、前記予測値メモリ4bに格
納された平均値の中から、隣接するブロックの縁の画素
列の平均値を選択して、該平均値が複数存在する場合
(左隣と上隣等)には、更に、すでにローカルデコード
ブロックが生成されているブロックの平均値を利用し
て、例えば横方向と縦方向の誤差を比較してより誤差の
小さい方向のブロックの縁の画素列の平均値を選択する
等して予測値とし、該予測値と前記時間的に後に入力さ
れる画像データのDCT係数との差分をとり、該差分デ
ータを量子化して、以後同様の処理を繰り返す。
【0052】次に動作を説明する。本第2の実施の形態
においても、図3は、表示装置5の表示画面全体のイメ
ージを示しており、分割したブロックを左上から右下
へ、図中に示す順序で順次符号化していく様子を示した
図である。当然ながら、符号化データを復号化する際に
も、同様の順序で左上のブロックから完全に画像が再現
されていくものとする。
【0053】このような処理の流れの中にあって、図3
のブロック17を処理する際にブロック4,5,16は
すでにローカルデコーダによって完全に再構成されてい
るので、予測値を計算する際に、図8に斜線で示すよう
なブロック4の下側の縁の画素列Aとブロック16の上
側の縁の画素列Bの誤差と、ブロック4の右側の縁の画
素列Cとブロック5の左側の縁の画素列Dの誤差とを比
較して、誤差の小さい方向(縦・横)に隣接するブロッ
クの縁の画素列の平均値を利用することができる。
【0054】例えば、|C−D|≒0かつ|A−B|>
>0ならば、画像は縦方向に大きく変化していると予測
されるため、ブロック17の平均値の予測値としてブロ
ック5の下側の縁の画素列Fを用いることは望ましくな
い。そこで、誤差の小さい方向に隣接するブロック16
の右側の縁の画素列Eの平均値を利用することにより、
距離的に近く、予測誤差のより小さい画素の情報を予測
値に反映することができ、予測精度が更に向上し、符号
化効率を更に向上することができる。
【0055】図9は、本発明の画像符号化方法を適用し
た画像符号化装置による平均値符号化について説明する
フローチャートである。なお、図9は、前記第1の実施
の形態について説明した図6のフローチャートにおける
ステップS1〜ステップS5と同様の処理を行った後、
ステップS6の代わりに行う処理を示している。また、
図9において、pre_aveは予測値を表し、Th1
は誤差が0に等しいと認められる所定の閾値を表し、T
h2は予測値として用いるには誤差が大きすぎると判別
する際の所定の閾値を表している。
【0056】制御部2は、前記図6に示したステップS
1〜ステップS5の処理を実行後、図8に示す画素列A
の平均値(DCT係数のDC成分)と画素列Bの平均値
の誤差|A−B|、及び画素列Cの平均値と画素列Dの
平均値の誤差|C−D|を計算して、|C−D|<Th
1かつ|A−B|>Th2であるか否かを判別する(ス
テップS11)。そして、ステップS11において判別
する条件を満たしている、すなわち、画像が横方向には
大きな変化をせずに、縦方向に大きな変化をしている場
合には、pre_ave=E(画素列Eの平均値)とし
て(ステップS12)、続いてiの値をインクリメント
し(ステップS18)、図6のフローチャートに示すス
テップS7に移行する。
【0057】ステップS11において判別する条件を満
たさないときは、制御部2は、|A−B|<Th1かつ
|C−D|>Th2であるか否かを判別する(ステップ
S13)。そして、ステップS13において判別する条
件を満たしている、すなわち、画像が縦方向には大きな
変化をせずに、横方向に大きな変化をしている場合に
は、pre_ave=F(画素列Fの平均値)として
(ステップS14)、続いてiの値をインクリメントし
(ステップS18)、図6のフローチャートに示すステ
ップS7に移行する。
【0058】更に、ステップS13において判別する条
件を満たさないときは、制御部2は、|A−B|<Th
1かつ|C−D|<Th1であるか否かを判別する(ス
テップS15)。そして、ステップS15において判別
する条件を満たしている、すなわち、画像が縦方向、横
方向のいずれにも大きな変化をしていない場合には、p
re_ave=(E+F)/2(画素列EとFの平均
値)として(ステップS16)、続いてiの値をインク
リメントし(ステップS18)、図6のフローチャート
に示すステップS7に移行する。
【0059】更に、ステップS15において判別する条
件を満たさないときは、制御部2は、予め自由に設定さ
れた条件にしたがってpre_aveを計算して(ステ
ップS17)、続いてiの値をインクリメントし(ステ
ップS18)、図6のフローチャートに示すステップS
7に移行する。ステップS17において設定する条件
は、例えば、従来のように隣接するブロック全体の平均
値を用いる方法や、隣接する画素列の誤差の大きさに応
じた重み付けを行って予測値を計算する方法等、様々な
方法が考えられる。
【0060】また、本実施の形態では、前記第1の実施
の形態と同様に、ブロック単位の符号化方法としてDC
Tによる場合を示したが、例えば、平均値分離型VQ
(Vector Quantization :ベクトル量子化)等のその他
の符号化方法であってもよい。またその際、ブロックサ
イズとして8×8,4×4,2×2等が混在する場合も
考えられるが、処理の順序を適切に決定すれば本発明の
画像符号化方法によって処理可能である。
【0061】以上説明したように、本発明の画像符号化
方法を適用した第2の実施の形態の画像符号化装置によ
れば、制御部2は、時間的に後に入力される画像データ
を符号化する際には、前記予測値メモリ4bに格納され
た平均値の中から、隣接するブロックの縁の画素列の平
均値を選択して、該平均値が複数存在する場合(左隣と
上隣等)には、更に、すでにローカルデコードブロック
が生成されているブロックの平均値を利用して、例えば
横方向と縦方向の誤差を比較してより誤差の小さい方向
のブロックの縁の画素列の平均値を選択する等して予測
値とし、該予測値と前記時間的に後に入力される画像デ
ータのDCT係数との差分をとり、該差分データを量子
化して、以後同様の処理を繰り返す。
【0062】したがって、予測に用いられるブロックの
画素の中から、符号化しようとするブロックに隣接した
ブロックの縁の画素列を選択し、更に、複数の画素列の
中から最も予測誤差の小さい画素列を選択して、該画素
列の平均値を利用することにより、距離的に近く、予測
誤差のより小さい画素列の平均値を予測値として採用す
ることとなり、予測精度を向上し、符号化効率を向上さ
せることが可能な画像符号化方法を実現することができ
る。
【0063】なお、上記第1、第2の実施の形態では、
符号化しようとするブロックに隣接したブロックの縁の
1画素列の平均値を予測値として採用したが、予測値と
して採用する画素の選択の仕方は任意であり、例えば、
符号化しようとするブロックに隣接したブロックの縁の
複数画素列を採用することとしてもよいし、列単位では
なく、例えば、矩形範囲などの領域を採用することとし
てもよい。
【0064】
【発明の効果】請求項1、2、及び5に記載の発明によ
れば、予測に用いられるブロックの画素の中から、符号
化しようとするブロックの近傍に位置する一部の画素を
選択し、該画素の情報を予測値として利用することによ
り、距離的に近い画素の情報を予測値として採用するこ
ととなり、符号化の予測精度を向上し、符号化効率を向
上させることができる。
【0065】請求項3、4、及び6に記載の発明によれ
ば、予測に用いられるブロックの画素の中から、符号化
しようとするブロックの近傍に位置し、最も予測誤差の
小さい方向の一部の画素を選択して、該画素の情報を予
測値として利用することにより、距離的に近く、予測誤
差のより小さい画素の情報を予測値として採用すること
となり、符号化の予測精度を向上し、符号化効率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の画像符号化装置1の構
成を示すブロック図。
【図2】図1に示す制御部2によって実行される符号化
処理の機能を示すブロック図。
【図3】図1に示す表示装置5の表示画面全体のイメー
ジを示しており、分割したブロックを左上から右下へ、
図中に示す順序で順次符号化していく様子を示した図。
【図4】図3のブロック17の周辺のブロックを拡大し
た図であり、ブロック5,16の縁の部分の1画素列の
平均値を利用してブロック17を符号化する方法(第1
の実施の形態)を説明するための図。
【図5】図4と同様の図であるが、1つ前(左隣)のブ
ロックの縁の1画素列の平均値のみを利用する場合につ
いて説明する図。
【図6】図5を参照して本発明の第1の実施の形態の画
像符号化方法を適用した画像符号化装置1による平均値
符号化について説明するフローチャート。
【図7】ブロックサイズとして8×8,4×4,2×2
等が混在する場合に本発明の画像符号化方法を適用する
際の適切な処理順序を示した図。
【図8】図4と同様の図であり、画素列Aと画素列Bの
誤差と画素列Cと画素列Dの誤差とを比較して、誤差の
小さい方向(縦・横)に隣接するブロックの縁の画素列
の平均値を利用してブロック17を符号化する方法(第
2の実施の形態)を説明するための図。
【図9】図8を参照して本発明の第2の実施の形態の画
像符号化方法を適用した画像符号化装置による平均値符
号化について説明するフローチャート。
【図10】従来の画像符号化方法を説明するための図。
【符号の説明】
1 画像符号化装置 2 制御部 3 入力装置 4 RAM 4a ワークメモリ 4b 予測値メモリ 5 表示装置 6 記憶装置 7 記憶媒体 8 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を複数の画素によって構成される複数
    のブロックに分割し、該ブロック単位で順次符号化処理
    を行う画像符号化方法において、 前記ブロックを符号化する際に、当該符号化処理を行う
    ブロックの近傍に位置し、既に符号化処理されたブロッ
    ク内の一部の画素の情報を予測値として用い、予測符号
    化を行うことを特徴とする画像符号化方法。
  2. 【請求項2】前記予測値を得るための前記ブロック内の
    一部の画素は、該ブロック内において、当該符号化処理
    を行うブロックに隣接する一列以上の画素列であること
    を特徴とする請求項1記載の画像符号化方法。
  3. 【請求項3】画像を複数の画素によって構成される複数
    のブロックに分割し、該ブロック単位で順次符号化処理
    を行う画像符号化方法において、 前記ブロックを符号化する際に、当該符号化処理を行う
    ブロックの近傍に位置し、既に符号化処理された各ブロ
    ックにより構成される画像領域内において各方向への画
    素値の変化度合いを比較して、この変化度合いの小さい
    方向を算出し、前記画像領域内から前記算出した方向に
    応じたブロックを選択して、このブロック内の一部の画
    素の情報を予測値として用い、予測符号化を行うことを
    特徴とする画像符号化方法。
  4. 【請求項4】前記変化度合いの比較を垂直方向と水平方
    向について行い、 前記予測値を得るための前記ブロック内の一部の画素
    は、該ブロック内において、当該符号化処理を行うブロ
    ックに隣接する一列以上の画素列であることを特徴とす
    る請求項3記載の画像符号化方法。
  5. 【請求項5】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 画像を複数の画素によって構成される複数のブロックに
    分割するコンピュータが実行可能なプログラムコード
    と、 前記ブロックを符号化する際に、当該符号化処理を行う
    ブロックの近傍に位置し、既に符号化処理されたブロッ
    ク内の一部の画素の情報を予測値として用い、予測符号
    化を行うコンピュータが実行可能なプログラムコード
    と、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  6. 【請求項6】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 画像を複数の画素によって構成される複数のブロックに
    分割するコンピュータが実行可能なプログラムコード
    と、 前記ブロックを符号化する際に、当該符号化処理を行う
    ブロックの近傍に位置し、既に符号化処理された各ブロ
    ックにより構成される画像領域内において各方向への画
    素値の変化度合いを比較して、この変化度合いの小さい
    方向を算出するコンピュータが実行可能なプログラムコ
    ードと、 前記画像領域内から前記算出した方向に応じたブロック
    を選択して、このブロック内の一部の画素の情報を予測
    値として用い、予測符号化を行うコンピュータが実行可
    能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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