JP3420265B2 - 直流モータ駆動装置 - Google Patents

直流モータ駆動装置

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JP3420265B2
JP3420265B2 JP26806792A JP26806792A JP3420265B2 JP 3420265 B2 JP3420265 B2 JP 3420265B2 JP 26806792 A JP26806792 A JP 26806792A JP 26806792 A JP26806792 A JP 26806792A JP 3420265 B2 JP3420265 B2 JP 3420265B2
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誠治 武井
幸治 小原
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
    • H02K41/031Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors of the permanent magnet type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L13/00Electric propulsion for monorail vehicles, suspension vehicles or rack railways; Magnetic suspension or levitation for vehicles
    • B60L13/03Electric propulsion by linear motors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
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  • Linear Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は直流モータ駆動装
置,例えば直流リニアモータの駆動装置に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】直流リニアモータは,例えば工作機械
や産業用ロボットなどの直線運動機構部において,移動
させるべき物体を高精度に移動させるために多用されて
いる。そしてこの種の直流リニアモータは,一次側及
び二次側から成り,例えば一次側を給電側にしてしか
も固定側とし,二次側を可動側に成されている。 【0003】一次側を構成する給電側には,励磁コイル
及び励磁コイルに対して駆動電流を供給するための駆
動回路等が具備され,また二次側を構成する可動側に
は,界磁マグネットが装着され,前記励磁コイルに電流
を供給することによって,一次側及び二次側の両者間に
生ずるフレミングの左手の法則に基づく推力により一次
側に対して二次側である可動側を移動させるようにす
る。 【0004】図7は前記した励磁コイルに対して駆動電
流を供給するための駆動回路の構成を示したものであ
る。図7において,符号51は±VT のトルク指令信号
が供給される入力端子であり,±VT のトルク指令信号
は入力端子51より絶対値回路52に供給される。絶対
値回路52によって生成されたトルク指令信号の絶対値
出力は,パルス幅変調器53に印加され,ここでパルス
幅変調信号に変換される。そしてパルス幅変調器53
からのパルス幅変調信号は方向切換器54に供給され
る。 【0005】方向切換器54は極性判別回路55からの
信号によってパルス幅変調器53よりもたらされるパル
ス幅変調信号の出力極性を切り換えるものであり,極
判別回路55には入力端子51に加えられる±VT のト
ルク指令信号が供給されるように成されている。従っ
て,方向切換器54よりもたらされる出力信号は,入力
端子51に加えられるトルク指令信号の極性によって,
パルス幅変調信号の出力極性が切り換えられたものにな
る。 【0006】方向切換器54からのパルス幅変調信号
は,各ホール効果素子56a〜56cの被制御入力端子
にそれぞれ供給される。そして各ホール効果素子56
a〜56cのホール効果出力端子は各電力増幅器57a
〜57cに接続されており,各ホール効果素子56a〜
56cの出力は電力増幅器57a〜57cによってそ
れぞれ電力増幅され,それぞれの電力増幅器57a〜5
7cの出力端に接続された各励磁コイル58a〜58c
に供給される。 【0007】ここで,各ホール効果素子56a〜56c
は,可動側を構成する界磁マグネット(図示ぜず)に対
応するように配置されており,従って可動側の各界磁
マグネットが接近したときのみトルク指令信号に対応し
たパルス幅変調信号を各電力増幅器57a〜57cに対
して出力する。従って各励磁コイル58a〜58cに
は,順に各電力増幅器57a〜57cからの出力が供給
され,フレミングの左手の法則に基づいて界磁マグネッ
トに対して推力が与えられ,固定の一次側に対して二次
側である可動側がトルク指令信号に応じたトルクをもっ
て移動されるよう作用する。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】ところで,前記した従
来の駆動装置によると,各電力増幅器57a〜57cに
よって増幅される電流はパルス幅に応じた間欠的なもの
になる。しかしながら各電力増幅器57a〜57cに
供給されるパルス幅変調信号は,各ホール効果素子56
a〜56cよりもたらされるものであり,各ホール効果
素子56a〜56cは可動側を構成する界磁マグネット
による磁力線の量によってその出力が制御される。 【0009】そして各ホール効果素子56a〜56c
に対して作用する磁力線の量は界磁マグネットとホール
効果素子との距離の2乗に反比例する。従って各ホー
ル効果素子56a〜56cによる出力は,図8に示した
ように時点(イ)より時点(ロ)の間でリニアに立上
がり,時点(ロ)より時点(ハ)に至る所定時間tにお
いて波高値hを継続し,時点(ハ)より時点(ニ)の間
でリニアに立ち下がるという出力特性が生ずる。 【0010】このために各電力増幅器57a〜57cの
動作は,時点(ロ)より時点(ハ)に至る所定時間tに
おいては,略完全なスイッチング動作領域となり,電力
増幅器57a〜57cを構成するパワートランジスタの
コレクタ損失はそれ程生じない。しかしながら時点
(イ)より時点(ロ)の間のリニア領域(ホ)び時点
(ハ)より時点(ニ)の間のリニア領域(ヘ)において
は,各電力増幅器57a〜57cは完全なスイッチング
動作領域とはならず,電力増幅器57a〜57cを構成
するパワートランジスタのコレクタ損失が増大する。 【0011】従って,上記コレクタ損失が各電力増幅器
57a〜57cの発熱となり,駆動回路の信頼性が低下
するという問題点が生ずる。 【0012】そこで,この発明の目的は,上記のような
従来技術の欠点に鑑みて開発されたものであり,駆動回
路における各電力増幅器からの発熱を抑さえ,信頼性の
高い直流モータ駆動装置を提供することである。 【0013】 【課題を解決するための手段】この発明は,一次側の給
電側に励磁コイルを有し,前記励磁コイルに対向する二
次側に界磁マグネットを有する直流モータ駆動装置にお
いて,トルク指令信号をこれに応じたパルスに変調する
パルス変調手段と,前記パルス変調手段からのパルス信
号が被制御入力端子に加えられて対向する前記界磁マグ
ネットの磁力線び量により出力を制御する磁電変換手段
と,前記磁電変換手段からの出力信号を波形整形する比
較手段と,前記比較手段の出力を増幅してその増幅出力
前記励磁コイルに供給するための電力増幅手段とを
備し, 前記パルス変調手段がトルク指令信号をパルス幅
に変調するパルス幅変調器でなり,前記磁電変換手段が
前記励磁コイルに対応して配設されたホール効果素子で
なり,前記比較手段が基準正電位に比較して前記基準正
電位を越える正電位が印加されたときに出力を発生する
第1コンパレータと基準負電位に比較して前記基準負電
位未満の負電位が印加されたときに出力を発生する第2
コンパレータとでなり,前記電力増幅手段が前記第1コ
ンパレータの出力を受ける第1電力増幅器と前記第2コ
ンパレータの出力を受ける第2電力増幅器とでなり,前
記第1電力増幅器の出力端と前記第2電力増幅器の出力
端との間に前記励磁コイルの各端部が接続されて前記励
磁コイルが駆動制御されることを特徴とする直流モータ
動装置に関する。 【0014】 【発明の実施の形態】以下,この発明にる直流モータ
駆動装置を図に示す実施例に基づいて説明するが,これ
に先立ちこの直流モータ駆動装置によって駆動される直
流リニアモータの一例について図1乃至図4を参照し
説明する。 【0015】図1乃至図4に示す直流リニアモータは,
一次側及び二次側から成り,この実施例においては一次
側を給電側にしてしかも固定側とし,二次側を可動側
して構成されている。先ずこれら一次側及び二次側の
相互の案内をなす案内手段から説明する。 【0016】図1乃至図3に示すように,この案内手段
は,その伸長方向に対して垂直な断面の形状が上方に解
放した略コの字状であるように形成された軌道台1と,
転動体循環路2(参照符号は図2及び図3に示す:詳細
は後述する)を有し,軌道台1に対して相対運動可能な
摺動台としてのスライドユニット3とを有している。軌
道台1の左右の外側部には,断面が略円弧状の軌道とし
ての軌道溝1aが1条ずつ,軸方向に沿って形成されて
いる。転動体循環路2はこれら軌道溝1aの各々に対応
すべく,2条設けられている。そして,転動体循環路2
内には,スライドユニット3の移動に伴って軌道溝1a
上を転動しつつ循環して軌道台1及びスライドユニット
3の間で荷重を負荷する転動体としての多数のボール4
が配列収容されている。 【0017】スライドユニット3は,軌道台1上に跨架
したケーシング6と,ケーシング6の両端部に結合され
た一対のエンドキャップ7a及び7bと,エンドキャッ
プ7a及び7b各々の外面に取り付けられた2枚のシ
ール8a及び8bとを有している。また,エンドキャッ
プ7aには,前記したボール4にグリースを供給するた
めのグリースニップル9が取り付けられている。図2及
び図3に示すように,各転動体循環路2は,ケーシング
6の左右両側部に夫々直線的にかつ互いに平行に形成さ
れた負荷軌道溝2a及びリターン路2bと,両エンドキ
ャップ7a,7bに形成されて負荷軌道溝2a及びリタ
ーン路2bをこれらの両端部にて連通させる一対の略半
円状の方向転換路2c及び2dとから構成されている。
また,負荷軌道溝2aが軌道台1の軌道溝1aと対向し
ている。 【0018】前記構成よりなる案内手段は,例えば,図
2及び図3に示す工作機械(全体としては図示しない)
が装備する平坦なベッド12上に配置され,軌道台1
ッド12に対して複数本のボルト(六角穴つき)13
によって締結される。このため,軌道台1は,これをベ
ッド12に固定するための平坦な取付面1bを底部に有
している。また,図2及び図3に示すように,軌道台1
の底部には,ボルト13の頭部よりも大きな径の座ぐり
部1cと,ボルト13のねじ部よりも僅かに大径の挿通
孔1dとが同心的に形成されており,ボルト13は,座
ぐり部1c及び挿通孔1dにその全体が埋没するように
挿入されてベッド12に螺合されている。また,図1に
示すように,スライドユニット3のケーシング6の上面
側には,複数のねじ孔6aが形成されており,被加工物
等を担持するテーブル(図示ぜず)が,これらのねじ孔
6aに螺合するボルト(六角穴付き:図示せず)によっ
てケーシング6に締結される。 【0019】次,上述した構成の案内手段によって相
互の案内がなされる直流リニアモータの一次側及び二次
側について詳述する。 【0020】図1及び図3に示すように,一次側は,軌
道台1上に該軌道台の略全長に亘って延在するように設
けられた矩形板状のコイルヨーク15と,コイルヨーク
15上に一列に並べて配設された多数の励磁コイル16
とを有している。また,コイルヨーク15は断面形状が
上方が開放するコの字状に形成された軌道台1の底部近
傍に配置されている。詳しくは,軌道台1にはその底部
近傍に2条の支持段部1eが形成されており,コイルヨ
ーク15はこれら支持段部1eにより支持され,且つ,
該各支持段部に対して接着剤若しくは小ねじ等を以て固
定されている。また,図示のように,各励磁コイル16
は夫々,略矩形状に巻回されている。 【0021】図3に示すように,コイルヨーク15の下
面側には,制御駆動回路を構成するIC及びトランジス
の電子部品群18が設けられている。コイルヨーク
15の表面には,これらの電子部品相互を電気的に接続
するための配線がエッチング等により施されている。但
し,該配線とコイルヨーク15とは,互いに電気的に絶
縁されている。ち,コイルヨーク15が回路基板とし
て作用するように構成されている。 【0022】また,各励磁コイル16の上面側には該各
励磁コイルを固定するための樹脂等からなる薄い基板1
9が固設されており,基板19の下面に,コイルヨーク
15及び励磁コイル16等を有する一次側と後述の二次
側との相対的位置を検知するためのホール素子等から成
る磁電変換素子20が取り付けられている。磁電変換素
子20は,前記した励磁コイル16の各々の内側に位置
するようにして,一次側及び二次側の相対移動方向にお
いて所定ピッチを隔てて多数並設されている。また,こ
れら磁電変換素子20は,電子部品群18を含む制御
駆動回路と結線されている。 【0023】一方,二次側に関しては,下記のように構
成されている。 【0024】図3に示すように,二次側は,スライドユ
ニット3の構成部材であるケーシング6の下面側に固着
されたマグネットヨーク22と,上記一次側の励磁コイ
ル16の各々と対向すべくマグネットヨーク22の下
面に固設された界磁マグネット23とを有している。図
4から明らかなように,界磁マグネット23は,全体と
して略矩形板状に形成され,一次側及び二次側の相対的
移動がなされる方向A,ち軌道台1の長さ方向に沿っ
て,N及びSの磁極が複数,この場合5極が交互に並ぶ
ように着磁されている。 【0025】上述した直流リニアモータを含む直動ユニ
ットは例えば,スライドユニット3がテーブル(図示
せず)を担持するようにして使用される。この構成にお
いて,該テーブル上に被加工物(図示せず)が載置され
て固定され,その状態で励磁コイル16に所定の電流を
供給することにより,一次側及び二次側の両者間にフレ
ミングの左手の法則による推力が生じ,固定側である一
次側に対して二次側が移動する。これにより,該被加工
物の搬送が行われる。 【0026】図5は以上のように成された直流リニアモ
ータを駆動するためのこの発明に係る駆動装置をブロッ
ク図で示したものである。また,図5は複数存在する励
磁コイルのうち,1つの励磁コイルに対して励磁電流を
供給する回路部分を示しており,他の励磁コイルに対す
る駆動回路も同一の構成であるので,その説明は省略す
る。 【0027】図5において,符号31は±VT のトルク
指令信号が供給される入力端子であり,±VT のトルク
指令信号は入力端子31より,パルス変調手段としての
パルス幅変調器32に印加される。そしてパルス幅変
調器32の出力端は磁電変換素子としてのホール効果素
子20の被制御入力端子に接続されている。ホール効果
素子20のホール効果出力端子は,入力抵抗R1および
R2をそれぞれ介してオペレーショナルアンプ(以下
オペアンプと称する)33の反転入力端び非反転入力
端に接続されている。オペアンプ33の出力端と,前記
反転入力端との間には帰還抵抗R3が接続され,また
オペアンプ33の非反転入力端と基準電位点との間には
接地抵抗R4が接続されている。 【0028】ペアンプ33の出力端には,出力抵抗R
5の一端が接続され,出力抵抗R5の他端は比較手段と
しての第1コンパレータ34と第2コンパレータ35の
入力端にそれぞれ接続されている。第1コンパレータ3
4のリファレンス電圧入力端は,抵抗R6を介して所定
の基準正電位+VRefに接続されており,また第2
コンパレータ35のリファレンス電圧入力端は,抵抗R
7を介して所定の基準負電位−VRefに接続されてい
る。 【0029】1コンパレータ34の出力端は,抵抗R
8を介して電力増幅手段を構成する第1電力増幅器36
の入力端に接続されており,且つ第1電力増幅器36の
入力端にはプルアップ抵抗R9を介して所定のバイアス
電圧が印加される。また第2コンパレータ35の出力
端は,抵抗R10を介して電力増幅手段を構成する第2
電力増幅器37の入力端に接続されており,且つ第2電
力増幅器37の入力端にはプルアップ抵抗R11を介し
て所定のバイアス電圧が印加される。 【0030】そして第1電力増幅器36の出力端38
と,第2電力増幅器37の出力端39との間には励磁コ
イル16の各端部が接続されている。 【0031】以上の構成において,入力端子31に図6
(a)に示したような±VT のトルク指令信号が印加さ
れると,パルス幅変調器32はトルク指令信号の電圧値
に応じて図6(b)に示したようなパルス幅変調信号を
発生する。このパルス幅変調信号はホール効果素子20
の被制御入力端子に印加され,ホール効果素子20は
この時に可動側の界磁マグネット23が接近したとき,
界磁マグネット23から発生する磁力線の量に応じて図
6(c)に示すようなパルス幅変調信号を発生する。 【0032】図6(c)に示したパルス幅変調信号は
オペアンプ33によって増幅され,比較手段としての第
コンパレータ34,及び第2コンパレータ35のそれ
ぞれの入力端に供給される。第1コンパレータ34は,
所定の基準正電位+VRefに対してこれを越える正電
位の波高値のパルス幅変調信号が供給されたときに出力
を発生する。また同様に第2コンパレータ35は,所
定の基準負電位−VRefに対してこれ未満の負方向
に越える負電位の波高値のパルス幅変調信号が供給され
たときに出力を発生する。ち,第1コンパレータ34
の出力端には,図6(d)に示すようにホール効果素
子20によって発生するリニア領域(ト)部分を除いた
正方向のパルス幅変調信号が発生し,また第2コンパ
レータ35の出力端には,図6(e)に示すように
ール効果素子20によって発生するリニア領域(ト)部
分を除いた負方向のパルス幅変調信号が発生する。 【0033】そして図6(d)および図6(e)に示
したパルス幅変調信号は,第1電力増幅器36び第2
電力増幅器37にそれぞれ供給される。第1電力増幅器
36び第2電力増幅器37の入力端にはそれぞれプ
ルアップ抵抗R9びR11を介して所定のバイアス電
圧が印加されており,従って第1電力増幅器36は図
6(d)に示したパルス幅信号が到来したときにこれを
電力増幅して励磁コイル16に励磁電流を流し,また
第2電力増幅器37は図6(e)に示したパルス幅信号
が到来したときにこれを電力増幅して励磁コイル16に
励磁電流を流す。 【0034】図6(d)及び図6(e)の信号波形で理
解できるように,第1電力増幅器36及び第2電力増幅
37に供給される信号は,ホール効果素子20によっ
て発生するリニア領域(ト)部分のパルス幅変調信号が
除かれており,従って各電力増幅器36,37は共に
略完全なスイッチング動作領域で増幅動作が成される。
このため,電力増幅器を構成するパワートランジスタの
コレクタ損失はそれ程生ずることなく,電力増幅器から
の発熱が抑えられる。 【0035】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように,この発明
る直流モータ駆動装置によれば,ホール効果素子に
よって得られるパルス幅変調された駆動信号を比較手段
に与え,この比較手段によってパルス幅変調された駆動
信号における前記したリニア領域の信号を削除するよう
に波形整形するため,これを受ける電力増幅器は略完全
なスイッチング領域で動作することになる。従って,電
力増幅器を構成するパワートランジスタのコレクタ損失
を少なく,ち各電力増幅器からの発熱を抑制させるこ
とが可能となり,信頼性の高い直流モータ駆動装置を提
供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明による直流モータ駆動装置が実施され
る直流リニアモータの構成を一部を破断して示した斜視
図である。 【図2】図1に示した直流リニアモータを工作機械のベ
ッド上に取り付けた状態を一部破断して示した側面図で
ある。 【図3】図2におけるB−B線における断面を矢印方向
に見た断面図である。 【図4】図1乃至図3に示した直流リニアモータが具備
する界磁マグネットの斜視図である。 【図5】この発明による直流モータ駆動装置の一実施例
を示した回路ブロック図である。 【図6】図5に示した回路ブロック図における各部の信
号波形を示した信号波形図である。 【図7】来の直流モータ駆動装置の一例を示した回路
ブロック図である。 【図8】図7に示した回路ブロック図における一部の信
号波形を示した信号波形図である。 【符号の説明】 16 励磁コイル 20 ホール効果素 23 界磁マグネット 31 入力端子 32 パルス幅変調 33 オペアンプ 34 第1コンパレー 35 第2コンパレー 36 第1電力増幅 37 第2電力増幅 38,39 出力端 +VRef 基準正電位 −VRef 基準負電位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−142985(JP,A) 特開 昭62−85689(JP,A) 実開 昭61−22197(JP,U) 実開 昭63−120598(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 7/00 F16C 29/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一次側の給電側に励磁コイルを有し,前
    記励磁コイルに対向する二次側に界磁マグネットを有す
    る直流モータ駆動装置において, トルク指令信号をこれに応じたパルスに変調するパルス
    変調手段と,前記パルス変調手段からのパルス信号が
    制御入力端子に加えられて対向する前記界磁マグネット
    の磁力線び量により出力を制御する磁電変換手段と,
    磁電変換手段からの出力信号を波形整形する比較手段
    と,前記比較手段の出力を増幅してその増幅出力を前記
    励磁コイルに供給するための電力増幅手段とを具備し 前記パルス変調手段がトルク指令信号をパルス幅に変調
    するパルス幅変調器でなり,前記磁電変換手段が前記励
    磁コイルに対応して配設されたホール効果素子でなり,
    前記比較手段が基準正電位に比較して前記基準正電位を
    越える正電位が印加されたときに出力を発生する第1コ
    ンパレータと基準負電位に比較して前記基準負電位未満
    の負電位が印加されたときに出力を発生する第2コンパ
    レータとでなり,前記電力増幅手段が前記第1コンパレ
    ータの出力を受ける第1電力増幅器と前記第2コンパレ
    ータの出力を受ける第2電力増幅器とでなり,前記第1
    電力増幅器の出力端と前記第2電力増幅器の出力端との
    間に前記励磁コイルの各端部が接続されて前記励磁コイ
    ルが駆動制御される ことを特徴とする直流モータ駆動装
    置。
JP26806792A 1992-09-10 1992-09-10 直流モータ駆動装置 Expired - Fee Related JP3420265B2 (ja)

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