JP3418180B2 - リングギアの製造方法 - Google Patents

リングギアの製造方法

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、内周に内歯を有す
る孔を備え且つ外周に腕を備えたリングギアの製造方法
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から自動車のシートベルト機構に用
いるリングギア4として、図11に示すように、内周に
内歯を有する孔を備え且つ外周に腕1を備えたリングギ
ア4が知られている。このリングギア4は自動車のシー
トベルトを自動車が衝突した場合等に巻き上げる駆動す
るために使用されている。すなわち、ぜんまい巻き上げ
機構によりシートベルトを巻き取るドラム31にはピニ
オン32が設けてあり、このピニオン32はリングギア
4の孔2内に配置してある。ドラム31を回転自在に支
持する基台32にリングギア4がピン33により止めて
あり、通常時はリングギア4の内歯3とピニオン32の
外歯35とは噛み合っていない。一方、衝突などの衝撃
を受けると誘導管34の一端部に設けた火薬が爆発し、
鋼球(図示せず)が誘導管34から発射され、鋼球がリ
ングギア4の外周に突設した腕1に衝突し、リングギア
4を止めていたピン33を押し切るとともにリングギア
4を回転させ、リングギア4の内歯3とピニオン32の
外歯35とが噛み合ってシートベルトを巻き上げ駆動す
るようになっている。 【0003】上記のようなリングギア4を製造するに当
たって、従来にあっては、図10のような順序で製造し
ていた。 【0004】まず、図10(a)のように素材30を金
型36内に入れ、素材30に図10(a)の矢印方向に
圧力を加えて、素材30の外周に突部37を有する第1
の中間品38を形成する。この場合、金型36の刃部3
9には成形時に素材30の逃げのための傾斜40が形成
してある。そして、素材30はこの逃げを確保するため
最終製品よりも厚みの厚いものを使用している。次に、
上記のようにして得た第1の中間品を図10(b)のク
ロスハッチングで示すイ部分を切削加工により切削して
第2の中間品38を得る。この切削加工では第1の中間
品38の図10(b)におけるイで示す素材の逃げを吸
収するための部分を切削除去するものである。次に、第
2の中間品38を更に図10(c)のように切削して孔
2を形成すると共に突部37の切削を行って外周部に腕
1を形成して第3の中間品41を得る。次に、第3の中
間品41の孔2の内周にブローチ加工により内歯3を形
成する。最後に、図示を省略しているがピン孔加工を行
ってリングギア4を製造するものである。 【0005】上記のような従来例においては、切削加工
が多いと共にブローチ加工で内歯3を形成しているの
で、製造に時間がかかり、また、素材30として厚みの
厚いものが必要で材料の歩留まりが悪く、これらの理由
により製造コストが高くなるという問題があった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、製造時間が短く、材料の歩留
まりが良く、製造コストを低減できるリングギアの製造
方法を提供することを課題とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るリングギアの製造方法は、内周に内歯3
を設けた孔2を有し且つ外周部に腕1を突設したリング
ギア4を製造するリングギア4の製造方法であって、素
材30を鍛造加工して内周に内歯3を備えた底付き穴2
aを形成する第1中間製品5を得る工程と、第1中間製
品5の底付き穴2aの穴底19をプレスにより打ち抜い
て内周に内歯3を有する孔2を形成して第2中間製品6
を形成する工程と、金型7に上部が第2中間製品6の外
周形状と同じ内周形状をしたセット用溝部8となり且つ
下部が内壁から刃部9を突設した成形用溝部10となっ
たはめ込み溝11を形成し、はめ込み溝11内に成形用
溝部10の内周形状と同じ外周形状をし且つ内周が第2
中間製品6の内歯3を設けた孔2と同じ形状をしたスリ
ーブ13を上下移動自在に内装し、第2中間製品6の内
歯3を設けた孔2と同じ断面形状をし且つ外周部に内歯
3と噛み合うガイド歯14を形成したガイド体16を金
型7のはめ込み溝11内に配設し、ガイド体16のガイ
ド歯14をスリーブ13の内周のスリーブ歯15に噛み
合わせると共にガイド体16の上部をスリーブ13より
も突出させ、上記第2中間製品6をはめ込み溝11のセ
ット用溝部8にはめ込んで第2中間製品6の孔2をガイ
ド体16の上部にはめ込むとともに孔2の周囲の内歯3
をガイド体16の外周のガイド歯14に噛み合わせ、内
壁から刃部9を突設した成形用溝部10の内周形状と同
じ外周形状をし且つ外周に設けた逃げ溝部17が刃部9
と平面視において重なる位置関係となった打ち抜きパン
チ12により第2中間製品6の上部に圧力を加えて刃部
9により第2中間製品6の外周部に凹部18を形成して
凹部18間の部分が腕1となったリングギア4を形成
し、しかる後、スリーブ13によりリングギア4を突き
出して金型7から取り出す工程とからなることを特徴と
するものである。 【0008】このような方法を採用することで、鍛造で
内周に内歯3を備えた底付き穴2aを形成する第1中間
製品5を得て、次に、プレスにより内歯3を備えた底付
き穴2aの穴底19をプレスにより打ち抜いて内周に内
歯3を有する孔2を形成して第2中間製品6を得た後、
第2中間製品6を金型7にセットして打ち抜きパンチ1
2により第2中間製品6の上部に圧力を加えて刃部9に
より第2中間製品6の外周部に凹部18を形成すること
で、凹部18間の部分が腕1となったリングギア4を製
造できるものであって、内歯3を設けた孔2を有し外周
に腕1を形成したリングギア4を製造するに当たって、
仕上げの切削工程以外は鍛造、プレス、打ち抜きでよく
て、従来のように時間のかかるブローチ加工を必要とせ
ず、また、切削は最後の仕上げのための切削だけでよく
て短時間で製造できるものである。 【0009】また、第2製品6の孔2をガイド体16の
上部にはめ込むとともに孔2の周囲の内歯3をガイド体
16の外周のガイド歯14に噛み合わせた状態でパンチ
19により圧力を加えて刃部9による加工して打ち抜き
を行うので、中間製品6ははめ込み溝11の内壁により
外側方への素材の逃げが阻止されると共にガイド体16
により内側方への素材の逃げが阻止され、打ち抜きパン
チ12の外周に設けた逃げ溝部17からのみ打ち抜き屑
が排出され、精度よく成形できるものである。 【0010】また、金型7の刃部9に対してリングギア
4を噛み合わせて位置決めし、リングギア4とガイド体
16を噛み合わせて位置決めし、ガイド体16と中間製
品6の孔2の内周の内歯3とを噛み合わせて位置決めす
ることで、完成する際に必要な孔2に設けた内歯3をそ
のまま利用して中間製品6の内歯3と金型7の刃部9と
が所定の位置関係となるように位置決めすることができ
て、簡単な方法で内歯3と腕1とを正確な位置関係に形
成できるものである。しかも、位置決めするための部材
として素材30の内側への逃げを阻止するための部材で
あるガイド体16及び製品をノックして金型から出すた
めの部材であるスリーブ13を利用してできるものであ
る。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。 【0012】本発明により製造しようとするリングギア
4は自動車のシートベルト機構に用いるものであり、図
2に示すように、内周に内歯3を有し、外周部に複数の
腕1を突設した構造をしている。 【0013】図2に示すような構造のリングギア4を製
造するには以下のようにして行うものである。 【0014】まず、図1(a)のような素材30を鍛造
加工して図1(b)に示すような内周に内歯3を備えた
底付き穴2aを形成する第1中間製品5を得るものであ
る。この第1中間製品5を得る工程は、図3に示すよう
に鍛造用の金型20内に円盤状をした素材30をセット
して外周に歯形成用突部21を設けた成形パンチ22に
より鍛造加工をして図1(b)のような内周に内歯3を
備えた底付き穴2aを形成する第1中間製品5を得るも
のである。この第1製品5を得る工程は鍛造工程であ
る。図3において23はノックアウト用スペーサであっ
て、第1中間製品5の加工後にノックアウトピン24を
移動してノックアウト用スペーサ23により第1中間製
品5を鍛造用の金型20からノックアウトして取り出す
ようになっている。 【0015】次に、第1中間製品5の底付き穴2aの穴
底19をプレスにより打ち抜いて内周に内歯3を有する
孔2を形成して図1(c)のような第2中間製品6を形
成する。この第2中間製品6を得る工程はプレス工程で
ある。 【0016】次に、第2中間製品6を打ち抜き工程で加
工して内周に内歯3を有し、外周部に複数の腕1を突設
した図1(d)のようなリングギア4を製造するもので
ある。 【0017】この打ち抜き工程は図4に示すような打ち
抜き装置により行う。打ち抜き装置は、金型7と、打ち
抜きパンチ12とで構成してある。金型(ダイ)7には
上方に開口したはめ込み溝11が形成してあり、このは
め込み溝11は上部がセット用溝部8となっており、下
部がセット用溝部8に連通連続する成形用溝部10とな
っている。 【0018】はめ込み溝11の上部を構成するセット用
溝部8は上記した第2中間製品6の外周形状と同じ内周
形状をしており、また、セット用溝部8の上下方向の長
さは上記第2中間製品6の上下方向の長さよりも長く設
定してある。はめ込み溝11の下部を構成する成形用溝
部10には内壁から複数の刃部9が突設してある。 【0019】はめ込み用溝部11内にはスリーブ13が
上下移動自在に内装してあり、このスリーブ13は成形
用溝部10の内周形状と同じ外周形状をし且つ内周が内
歯3を設けた孔2と同じ形状をしている。つまり、スリ
ーブ13の外周には刃部9と嵌合する嵌合溝26が形成
してあり、また、スリーブ13の内周にはスリーブ歯1
5が形成してある。スリーブ13はノックアウトピン2
5を駆動することではめ込み用溝部11内を上下するも
のである。 【0020】金型7のはめ込み溝11の中央部にはガイ
ド体16が配設してあって、このガイド体16の下端部
がはめ込み溝11の溝底部分に取付けてある。ガイド体
16は第2中間製品6の孔2と同じ断面形状をしてお
り、ガイド体16の外周部に孔2の内周部に形成した内
歯3と噛み合うガイド歯14が形成してある。 【0021】上記スリーブ13の内周のスリーブ歯15
と噛み合っており、また、スリーブ13の外周の嵌合溝
26が刃部9と嵌合している。したがって、刃部9とス
リーブ13とガイド体16とが平面視において位置決め
された状態となり、スリーブ13は刃部9、ガイド体1
6に対して平面視で位置決めされた状態で上下方向に移
動自在となっている。 【0022】打ち抜きパンチ12は成形用溝部10の内
周形状と同じ外周形状をしており、外周面には成形用溝
部10の内壁から突設した刃部9と同じ外周形状をした
逃げ溝部17が設けてあり、この逃げ溝部17は平面視
において刃部9と重なる位置関係となっている。 【0023】しかして、上記第2中間製品6を金型の7
のはめ込み溝11のセット用溝部8にはめ込んで第2中
間製品6の孔2をガイド体16の上部にはめ込むととも
に孔2の周囲の内歯3をガイド体16の外周のガイド歯
14に噛み合わせる。このようにガイド体16のガイド
歯14に第2中間製品6の内歯3を噛み合わせることで
平面視において金型7の所定位置に第2中間製品6を位
置決めすることができるものである。 【0024】このように金型7に対して第2中間製品6
を平面視で位置決めした状態で、打ち抜きパンチ12に
より第2中間製品6の上部に圧力を加えて刃部9により
第2中間製品6の外周部に凹部18を形成するものであ
る。この場合、打ち抜きパンチ12により上方から圧力
が加えられると、第2中間製品6は内歯3がガイド体1
6のガイド歯14にガイドされて平面視における位置決
めがなされた状態のまま下方に移動しつつ刃部9により
外周部に凹部18が形成され、凹部18間の部分が腕1
となったリングギア4が形成されることになる。したが
って、このようにして形成されるリングギア4は内周に
形成される内歯3と外周に形成される腕1との平面視に
おける位置関係(位相関係)が設計通りの所定の位置関
係となるように形成されるものである。また、上記打ち
抜きにおいて打ち抜き屑27は打ち抜きパンチ12の外
周部に設けた逃げ溝部17から上方に逃げるものであ
る。打ち抜き屑27は図9(e)に示すような形状をし
ている。 【0025】上記のようにして打ち抜いた後、打ち抜き
パンチ12を上方に移動し、次に、ノックアウトピン2
5を駆動してスリーブ13を上方に移動し、スリーブ1
3によりリングギア4を上方に押し上げて金型7から取
り出すものである。 【0026】上記のようにして形成したリングギア4は
図1(e)のように仕上げ切削加工を行い、その後、図
示を省略しているが従来と同様にしてピン孔加工をして
完成品とするものである。 【0027】 【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、素材を鍛造加工して内周に内歯を備えた
底付き穴を形成する第1中間製品を得る工程と、内歯を
備えた底付き穴の穴底をプレスにより打ち抜いて内周に
内歯を有する孔を形成して第2中間製品を形成する工程
と、第2中間製品を金型のはめ込み溝のセット用溝部に
はめ込んで、打ち抜きパンチにより第2中間製品の上部
に圧力を加えて刃部により第2中間製品の外周部に凹部
を形成して凹部間の部分が腕となったリングギアを形成
し、しかる後、スリーブによりリングギアを突き出して
金型から取り出す第3工程とでなるので、内歯を設けた
孔を有し外周に腕を形成したリングギアを製造するに当
たって、仕上げの切削工程以外は鍛造、プレス、打ち抜
きでよくて、従来のように時間のかかるブローチ加工を
必要とせず、また、切削は最後の仕上げのための切削だ
けでよくて製造時間を大幅に短縮できるものであり、ま
た、主に切削加工による従来例に比べて素材の歩留まり
が良く、これらの理由により従来に比べて製造コストを
低減できるものである。また、第2中間製品の孔をガイ
ド体の上部にはめ込むとともに孔の周囲の内歯をガイド
体の外周のガイド歯に噛み合わせた状態でパンチにより
圧力を加えて刃部による加工して打ち抜きを行うので、
中間製品ははめ込み溝の内壁により外側方への素材の逃
げが阻止されると共にガイド体により内側方への素材の
逃げが阻止され、打ち抜きパンチの外周に設けた逃げ溝
部からのみ打ち抜き屑が排出され、精度よく成形できる
ものである。更に、また、金型の刃部に対してリングギ
アを噛み合わせて位置決めし、リングギアとガイド体を
噛み合わせて位置決めし、ガイド体と中間製品の孔の内
周の内歯とを噛み合わせて位置決めすることで、完成す
る際に必要な孔に設けた内歯をそのまま利用して中間製
品の内歯と金型の刃部とが所定の位置関係となるように
位置決めすることができて、簡単な方法で内歯と腕とを
正確な位置関係に形成できて、簡単な方法できわめて精
度のよいリングギアを製造できるものであり、しかも、
位置決めするための部材として素材の内側への逃げを阻
止するための部材であるガイド体及び製品をノックして
金型から出すための部材であるスリーブをそのまま利用
してできるので、製造装置が簡略化されるとともに、簡
単な方法で製造できて、この点でも製造コストの低減が
図れるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の製造順序を示す説明図である。 【図2】同上により製造されたリングギアを示し、
(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 【図3】同上の鍛造加工の装置を示す断面図である。 【図4】同上の打ち抜き加工の装置を示す説明図であ
る。 【図5】同上の図4のA−A線断面図である。 【図6】同上の図4のB−B線断面図である。 【図7】同上の図4のC−C線断面図である。 【図8】同上の図4のD−D線断面図である。 【図9】(a)は刃部の断面図であり、(b)はスリー
ブの断面図であり、(c)はガイド体の断面図であり、
(d)は打ち抜きパンチの断面図であり、(e)は打ち
抜き屑の断面図である。 【図10】従来例の製造順序を示す説明図である。 【図11】リングギアの使用状態を示す説明図である。 【符号の説明】 1 腕 2 孔 2a 底付き穴 3 内歯 4 リングギア 5 第1中間製品 6 第2中間製品 7 金型 8 セット用溝部 9 刃部 10 成形用溝部 11 はめ込み溝 12 打ち抜きパンチ 13 スリーブ 14 ガイド歯 15 スリーブ歯 16 ガイド体 17 逃げ溝部 18 凹部 30 素材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21K 1/30 B21J 5/06 B21J 5/10 B21J 5/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内周に内歯を設けた孔を有し且つ外周部
    に腕を突設したリングギアを製造するリングギアの製造
    方法であって、 素材に鍛造加工して内周に内歯を備えた底付き穴を形成
    する第1中間製品を得る工程と、 第1中間製品の底付き穴の穴底をプレスにより打ち抜い
    て内周に内歯を有する孔を形成して第2中間製品を形成
    する工程と、 金型に上部が第2中間製品の外周形状と同じ内周形状を
    したセット用溝部となり且つ下部が内壁から刃部を突設
    した成形用溝部となったはめ込み溝を形成し、はめ込み
    溝内に成形用溝部の内周形状と同じ外周形状をし且つ内
    周が第2中間製品の内歯を設けた孔と同じ形状をしたス
    リーブを上下移動自在に内装し、第2中間製品の内歯を
    設けた孔と同じ断面形状をし且つ外周部に内歯と噛み合
    うガイド歯を形成したガイド体を金型のはめ込み溝内に
    配設し、ガイド体のガイド歯をスリーブの内周のスリー
    ブ歯に噛み合わせると共にガイド体の上部をスリーブよ
    りも突出させ、上記第2中間製品をはめ込み溝のセット
    用溝部にはめ込んで第2中間製品の孔をガイド体の上部
    にはめ込むとともに孔の周囲の内歯をガイド体の外周の
    ガイド歯に噛み合わせ、内壁から刃部を突設した成形用
    溝部の内周形状と同じ外周形状をし且つ外周に設けた逃
    げ溝部が刃部と平面視において重なる位置関係となった
    打ち抜きパンチにより第2中間製品の上部に圧力を加え
    て刃部により第2中間製品の外周部に凹部を形成して凹
    部間の部分が腕となったリングギアを形成し、しかる
    後、スリーブによりリングギアを突き出して金型から取
    り出す第3工程とからなることを特徴とするリングギア
    の製造方法。
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