JP3404770B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサ等に
用いられる文書処理装置に係り、詳細には、アウトライ
ン文字列処理機能を備えた文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にワードプロセッサ等においては、
文書の書式は一行当りの桁数を設定することにより規定
される。そして、この書式に従って文書が作成され、作
成された文書はプリンタで印刷される。この場合、文字
の表現は、表示あるいは印刷において、ハードウェア
(記憶容量、プリンタ、内蔵フォント、画面解像度等)
に依存する部分が多く、各ワードプロセッサの特徴が出
るところであるが、一般的には文字として、全角、半
角、1/4倍角、横倍角、縦倍角、4倍角が使え、文字
単位あるいは行単位にピッチ指定ができ、下線、文字飾
り、罫線機能を備えたものが多い。また、文章を作成す
る場合、多くの文書処理装置では特定の文字または行に
対して、アンダーラインを引いたり、文字サイズを拡大
することで、その文字または行を強調することができ
る。これらの操作は文字修飾と呼ばれている。
【0003】また、文書処理装置においては、作成した
文書を印字出力する際に、所望の書式に設定して出力で
きるようになっている。このような書式の設定には、桁
間のピッチ、行間のピッチ、1ページの桁数、1ページ
の行数、文字ポイント等の設定項目にそれぞれ所望の値
を入力するあるいは選択することにより行われている。
こうして設定された書式に基づいて、プリンタ等の印字
装置により文書が出力されるものであるが、この出力に
先立って、その設定された書式でどのような印字出力が
得られるかを表示装置の表示画面上に表示する印刷イメ
ージ表示機能を備えた日本語ワードプロセッサも知られ
ている。
【0004】また、イメージデータや辞書から呼出した
データにアウトラインフォント編集を施し、よりなめら
かな線を印字するものもある。ここで、アウトラインフ
ォントとは、文字フォントを、座標で示すいくつかの点
とそれを結ぶ輪郭線(アウトライン)で表現したもので
あり、起点となるいくつかのドットの座標位置の情報を
データとして保持し、表示や印刷のときはその起点を通
って文字をかたどる線を算出して、中をスムーズにつな
ぐという手順を踏む。起点からの座標データだけでよい
ので、きめの細かいフォントを記憶する場合にはドット
フォントに比べてメモリが少なく済み、また文字の拡
大、縮小、変形が容易にできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のアウトライン処理を行なう文書処理装置にあっ
ては、アウトラインフォントはイメージデータとして印
刷処理されていたため、テキストデータとして表わされ
た文書上でアウトラインフォントのイメージデータを取
込んで表示することはできなかった。すなわち、文書上
の文字、図形と、イメージデータとを合成して印刷する
ことはできても表示はできず、イメージデータであるア
ウトラインフォントを表示するためには文書上にアウト
ラインフォント用の枠などの領域を設定したり、文書と
は異なるモードで作成しなければならない。そのため、
文書上の文字列や図形罫線などと混在する重ね処理がで
きず操作が面倒であるという欠点があった。
【0006】また、文書データのレイアウト上で自由か
つ滑らかに変形/配置されたアウトライン文字列を文書
データと共に保存するための記憶容量が大きく、編集お
よびレイアウト確認を行うための処理時間も多く必要で
あった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。
【0008】アウトライン文字列を配置する領域の基本
形状を指定するパターンコードと、該基本形状に対応す
る変形点の行桁書式による座標データと、行桁書式によ
ってレイアウトされた文書データとを関連付けて記憶す
る文書記憶手段と、前記文書記憶手段に記憶されている
前記文書データのレイアウト上における前記変形点の配
置位置を該変形点の行桁書式による座標データに基づい
て特定する配置位置特定手段と、前記配置位置特定手段
によって特定された前記変形点の配置位置に従って前記
パターンコードで指定される基本形状を変形させる基本
形状変形手段と、前記基本形状変形手段によって変形さ
れた基本形状に基づいて前記アウトライン文字列の配置
領域を前記文書データとともにレイアウトして表示する
レイアウト表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】以下、図1〜図13を参照して実施例を説明
する。
【0017】図1〜図13は文書処理装置10の一実施
例を示す図であり、ワードプロセッサに適用した例であ
る。
【0018】先ず、構成を説明する。図1は文書処理装
置のブロック図である。この図において、11は装置全
体の制御、並びに後述するアウトライン文字列処理を行
なうCPUであり、CPU11は後述するROM12に
格納されているマイクロプログラムに従って文書処理装
置の各種の動作を制御する。CPU11には、所定のプ
ログラム及び文字フォントデータ等の固定データを記憶
するROM12、演算に使用するデータや演算結果など
を一時的に記憶するRAM13、CRT15(後述)に
表示される画像データを記憶するビデオRAM(V−R
AM)14、入力された画像データを画面表示するCR
T15を制御する表示制御部16、キーボード等の入力
装置17を制御する入力装置制御部18、文書ファイル
や自動編集プログラムを記憶するフロッピディスク(F
D)等からなる外部記憶装置19に対してデータの書き
込み/読み出しを制御する外部記憶制御部20、文書を
印刷出力するプリンタ21を制御するプリンタ制御部2
2がそれぞれ接続されている。
【0019】ROM12は、システム立ち上げ時のOS
(Operating System)となるIPLプログラム、CRT
15、キーボード17、フロッピディスク19等の入出
力制御を行なうためのIOCS(Input Output Control
System)プログラム、及び、文字フォントデータなど
を記憶する固定メモリである。
【0020】また、RAM13の記憶領域は所定用途毎
に分割して使用され、具体的には、ユーザが登録した文
書データ、アウトライン文字列データの設定内容(行・
桁等)を含む文書情報を記憶する文書メモリ31、現在
使用されている画面状態データ(表示行・桁等)を記憶
する画面情報エリア32、アウトライン文字列機能にお
ける座標データを格納する指定座標データメモリ33、
演算処理中のデータを一時的に格納するワークメモリ
(不図示)を備えている。
【0021】入力装置17は、英数字、平仮名等を入力
するキーや、カーソル移動キー、実行キー、中止キー等
のファンクションキーが配設されたキーボードである。
また、入力装置制御部18は、入力装置(キーボード)
17上のいずれかのキーが操作された場合、そのキーに
対応する所定のキーコードに変換し、CPU11に出力
する。また、プリンタ21は予め作成者が設定しておい
た書式情報に従ってRAM13に記憶された文書を印刷
出力するためのものである。
【0022】図2はRAM13に格納されるアウトライ
ンフォントのデータ構造を示す図であり、1要素データ
単位のフォーマットを示している。
【0023】この図において、アウトラインフォントデ
ータとして1要素毎に、全体のデータ量を示すデータバ
イト数[1Byte]と、文字が配置するエリアのパターン
を示すパターンコード[1Byte],縦書き横書き(0:
横書き、1〜:縦書き)の印字方向を示す印刷方向[1
Byte],文字の書体・太さ・色などの修飾情報[20By
te],及びそれらの情報データバイト数[1Word]と、
上記パターンによる座標点を示す座標データ[18〜4
8Byte](図3,図4)及びその座標データバイト数
[1Word]と、1文字2バイトで表したときの文字コー
ド[2〜512Byte]及びその文字列データバイト数
[1Word]が記憶される。
【0024】上記パターンコードは、アウトラインフォ
ントを配置するエリアのパターンを格納しておくもので
あり、例えばアウトラインフォントを直線で囲まれた領
域に作成するときのパターンやベジェ曲線で挟まれた領
域に作成するときのパターン、片側が直線で片側がベジ
ェ曲線で挟まれた領域に作成するときのパターン等を選
択したコードデータが格納される。この場合、上記パタ
ーンはパターンの基本形サンプルから選択するようにし
てもよい。
【0025】上記座標データは、アウトラインフォント
の行桁書式情報を保持するための座標データであり、桁
位置を表わすX座標[3Byte]と行位置を表わすY座標
[3Byte]からなる。X座標及びY座標の個数は上記パ
ターンに応じて異なり、3個〜8個の値をとる。例え
ば、図10に示すような文字列のアウトラインフォント
を描くためのベジェ曲線の座標データは8個であり、同
じ文字列が直線で囲まれたときの座標データは4個(図
示せず)となる。このようにパターン形状に応じて[1
8〜48Byte](3Byte×2[X,Y座標]×[3個〜
8個])となる。
【0026】図3及び図4はこの座標データのフォーマ
ットを示す図であり、図3はX座標[3Byte]、Y座標
[3Byte]を示している。図3において、アウトライン
フォントのX座標データフォーマットは、文書上の文字
桁位置に対応する2Byteの桁位置[桁]情報と、桁間を
1ドット単位で指定する1Byteの桁間位置[1/桁ドッ
ト]情報からなる。同様に、図4において、アウトライ
ンフォントのY座標データフォーマットは、文書上の文
字行位置に対応する2Byteの行位置[行]情報と、行間
を1ドット単位で指定する1Byteの行間位置[1/行ド
ット]情報からなる。
【0027】このようにアウトラインフォントの行桁情
報を文書の書式(行桁)情報に基づく座標データとして
保持しているので、通常のテキストと同じように行桁の
管理ができる。
【0028】次に、本実施例の動作を説明する。
【0029】図5は文字列、図形及びアウトラインをテ
キストデータと同様に表示するテキスト表示処理のプロ
グラムを示すフローチャートであり、同図中、符号のS
n(n=1,2,…)はフローの各ステップを示してい
る。
【0030】本フローは文字列を表示する処理を行なう
ステップS1〜S7と、図形を表示する処理を行なうス
テップS8〜S13と、アウトラインを表示する処理を
行なうステップS14〜S19からなり、文字、図形、
アウトラインの表示状態は図6〜図8で示される。
【0031】プログラムを起動すると、ステップS1で
文字データ(テキストデータ)の先頭をサーチし、文字
データがなければステップS8に進み、文字データがあ
ればステップS2で行情報をサーチする。本実施例で
は、行の桁数等のデータ管理を行単位で行なっているの
で、まず、ヘッダ部分に設けられた行情報をサーチす
る。行情報がないときはステップS8に進み、行情報が
あればその行情報に従ってステップS3で桁位置を計算
し、ステップS4で行桁情報による行桁位置に文字を表
示する。次いで、ステップS5で表示桁範囲をチェック
し、文字表示が表示可能な表示桁範囲にあればステップ
S6に進み、表示桁範囲にないときは表示できる範囲を
超えているときであるからステップS2に戻って次の行
情報をサーチする。表示桁範囲にあるときはステップS
6でその頁に表示する行があるかないかをチェックする
行内データチェックを行ない、行内データがないときは
ステップS2に戻って次の行情報をサーチする。行内デ
ータがあるときはステップS7で表示行範囲をチェック
し、表示行範囲にあるときはステップS3に戻って上記
処理を繰り返し、表示行範囲にないときは文字表示処理
を終えてステップS8の図形表示処理に移行する。これ
により、図6に示す文字データ「ABCD」が表示され
る。
【0032】ステップS8では、図形書式情報(何頁目
の行桁位置にどのような図形があるかを示す情報)をサ
ーチし、図形書式情報があるときはステップS9でペー
ジサーチを行なう。ここで、前述したテキストデータで
は全頁に文書データが入ることを想定しているのでペー
ジ情報は持っていないが、図形の場合は図形が存在する
頁が限られているのでサーチするようにしている。ペー
ジ情報をサーチして図形が存在するページ情報をサーチ
したときはステップS10で実際に表示する図形要素デ
ータをサーチする。図形要素データをサーチしたときは
そのサーチした図形データに基づいてステップS11で
行位置データを変換し、ステップS12で桁位置を変換
する。ここで、行桁位置データ変換は図形をXY座標上
に表示するための座標変換を行なう処理であり、例え
ば、行位置データ変換では文書行位置を表示用Y座標ド
ット位置に変換し、桁位置データ変換では文書桁位置を
表示用Xドット位置に変換する。次いで、ステップS1
3でXYドット座標に変換した図形を表示する。
【0033】上記ステップS8〜S10で図形書式情
報、ページあるいは、図形要素データの何れかがサーチ
できなかったときは表示すべき図形データがないと判断
してステップS14のハイパーアウトライン処理に移行
する。これにより、図7に示すように文字データ「AB
CD」に加えて上記ステップS8〜S13で処理された
図形(本実施例では、円)が表示される。
【0034】ステップS14〜S19はハイパーアウト
ライン処理であり、一般的なアウトライン処理ではなく
本実施例で新たに付加された処理であるため、このよう
な名称を用いている。なお、従来はかかるアウトライン
処理はなく、イメージデータとして表示されていた。
【0035】ステップS14ではハイパーアウトライン
書式情報をサーチし、ハイパーアウトライン書式情報が
あるときはステップS15でページサーチを行なう。ペ
ージ情報をサーチしたときはステップS16で実際に表
示するハイパーアウトライン要素データ(図2、図3、
図4参照)をサーチする。ハイパーアウトライン要素デ
ータをサーチしたときはそのサーチしたハイパーアウト
ライン要素データに基づいてステップS17で行位置デ
ータを変換し、ステップS18で桁位置データを変換す
る。ここで、行桁位置データ変換はハイパーアウトライ
ンをXY座標上に表示するための座標変換を行なう処理
であり、例えば行位置データ変換では文書行位置を表示
用Y座標ドット位置に変換し、桁位置データ変換では文
書桁位置を表示用X座標ドット位置に変換する。次い
で、ステップS19でXYドット座標に変換したハイパ
ーアウトラインを表示して本フローの処理を終える。
【0036】上記ステップS14〜16でハイパーアウ
トライン書式情報ページあるいはハイパーアウトライン
要素データの何れかがサーチできなかったときは表示す
べきハイパーアウトラインデータがないと判断して本フ
ローの処理を終了する。これにより、図8に示すように
文字データ「ABCD」、図形(円)に加えて上記ステ
ップS14〜S19でデータ処理されたハイパーアウト
ライン(本実施例では、8個の座標データに基づくベジ
ェ曲線で挟まれた枠)が表示される。
【0037】次に具体的な機能操作例について説明す
る。
【0038】新規作成時: (1)先ずキーボード17に設けられた“ハイパーアウ
トライン”をファンクションキーで指定すると、各機能
指定のキー待ちになる。
【0039】(2)“新規作成”をファンクションキー
で指定すると、文字列データ、印字方向の入力待ちにな
る。
【0040】(3)文字列を「サンプル」と入力し、印
字方向を「横書き」を設定する。
【0041】(4)実行すると文字列の基本形サンプル
が表示される。
【0042】(5)カーソルによって指定したい基本形
に合わせ実行すると、文字列の輪郭線が文書上に表示さ
れる。このとき、文書に入力されていた図形(円)デー
タも重ね表示されている。
【0043】(6)カーソルによって指定したい位置に
合わせ実行すると、文字列の輪郭線が文書上に表示さ
れ、各機能指定のキー待ちになる(図8参照)。
【0044】(7)その他、例えば解除キー2回で、通
常のワープロ編集画面に戻る。
【0045】図9は上記新規作成操作による印刷例を示
す図である。
【0046】修正時: (1)“ハイパーアウトライン”をファンクションキー
で指定すると、各機能指定のキー待ちになる。
【0047】(2)“修正”をファンクションキーで指
定すると、修正するハイパーアウトラインを選択するよ
うにガイダンスされる(図10参照)。
【0048】(3)修正するハイパーアウトラインを選
択すると、各機能指定のキー待ちになる。
【0049】(4)“変形”をファンクションキーで指
定すると、変形する点を指定するようにガイダンスされ
る。
【0050】(5)変形する点をカーソルキー等で指定
すると、変形点を目的の位置に移動するようにガイダン
スされる。例えば、図10に示すハイパーアウトライン
の8個の座標データのうち図11aに示す点を変形する
点として指定する。
【0051】(6)この状態で図12に示すように変形
する点を目的の位置に移動し指定すると、各機能指定の
キー待ちになる。
【0052】(7)その他、例えば解除キー3回で、ワ
ープロ編集画面に戻る。
【0053】図13は上記修正操作による印刷例を示す
図である。
【0054】以上説明したように、本実施例の文書処理
装置10は、RAM13にはユーザが登録した文書デー
タ、アウトライン文字列データの設定内容(行、桁等)
を含む文書情報を記憶する文書メモリ31,現在使用さ
れている画面状態データ(表示行、桁等)を記憶する画
面情報エリア32,アウトライン文字列機能における座
標データを格納する指定座標データメモリ33,演算処
理中のデータを一時的に格納するワークメモリを設け、
アウトラインフォント文字列の領域を行桁書式情報に基
づく座標データとして記憶し、この座標データに基づい
てアウトラインフォントを設定できるようにしているの
で、アウトラインフォントを文書上の文字列、図形、罫
線データと重ねながら編集操作することができ、試し印
字を行なうことなくリアルタイムで加工することによっ
て作業性と使い勝手を大幅に向上させることができる。
また、図10〜図13で示したように一度確定したデー
タを表示画面上で容易に修正、移動、複写、削除できる
ので、修正時のアウトライン加工操作を格段に向上させ
ることができる。
【0055】なお、本実施例では、編集操作時にはアウ
トラインフォントの枠を表示し、印刷時にその枠内に対
応したアウトラインフォントを印刷する例を示したが、
これに限らず編集画面上でアウトラインフォントを表示
するものであってもよいことは勿論である。
【0056】また、本実施例では、文書処理装置10を
日本語ワードプロセッサに適用した例であるが、アウト
ラインフォントを出力する機能を持つ装置であれば他の
全ての装置、例えばパーソナルコンピュータにも適用で
きることはいうまでもない。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、アウトライン文字列を
配置する領域の基本形状を指定するパターンコードとそ
の変形点の行桁書式による座標データとを、行桁書式に
よってレイアウトされた文書データと関連付けて記憶
し、文書レイアウト上における変形点の配置位置を行桁
書式による座標データに基づいて特定し、その特定され
た配置位置に従って基本形状を変形し、その変形された
基本形状に基づいてアウトライン文字列の配置領域を文
書データとともにレイアウトして表示するようにしたの
で、文書データのレイアウト上で自由かつ滑らかに変形
/配置されたアウトライン文字列をイメージ化すること
なく少ないデータ量で文書データと共に保存しておくこ
とができ、編集時等にレイアウトを確認する場合にもイ
メージ化を行うことなく変形/配置状態を示す領域枠だ
けを文書データと共に素早く表示させてレイアウトを確
認することができ、実際に印刷が必要となるまではイメ
ージ化せずに修正、確認および保存を繰り返して所望の
結果が得られるまで効率良くアウトライン文字列を編集
することが可能となる。また、文書データと混在させた
編集操作が可能となり、作業性を大幅に向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】文書処理装置のブロック構成図である。
【図2】文書処理装置のアウトラインフォント文字列の
データ構造を示す図である
【図3】文書処理装置のX座標データフォーマットを示
す図である。
【図4】文書処理装置のY座標データフォーマットを示
す図である。
【図5】文書処理装置のテキスト表示処理のプログラム
を示すフローチャートである。
【図6】文書処理装置の文字データの表示例を示す図で
ある。
【図7】文書処理装置の文字データ及び図形の表示例を
示す図である。
【図8】文書処理装置の文字データ、図形及びハイパー
アウトラインの表示例を示す図である。
【図9】文書処理装置の印字例を示す図である。
【図10】文書処理装置の修正時の文字データ、図形及
びハイパーアウトラインの表示例を示す図である。
【図11】文書処理装置の修正時の文字データ、図形及
びハイパーアウトラインの表示例を示す図である。
【図12】文書処理装置の修正時の文字データ、図形及
びハイパーアウトラインの表示例を示す図である。
【図13】文書処理装置の修正時の印字例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 文書処理装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 VRAM 15 CRT 16 CRT制御部 17 入力装置 18 キーボード制御部 19 外部記憶装置 20 外部記憶制御部 21 プリンタ 22 プリンタ制御部 31 文書メモリ 32 画面情報メモリ 33 指定座標データメモリ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウトライン文字列を配置する領域の基
    本形状を指定するパターンコードと、該基本形状に対応
    する変形点の行桁書式による座標データと、行桁書式に
    よってレイアウトされた文書データとを関連付けて記憶
    する文書記憶手段と、 前記文書記憶手段に記憶されている前記文書データのレ
    イアウト上における前記変形点の配置位置を該変形点の
    行桁書式による座標データに基づいて特定する配置位置
    特定手段と、 前記配置位置特定手段によって特定された前記変形点の
    配置位置に従って前記パターンコードで指定される基本
    形状を変形させる基本形状変形手段と、 前記基本形状変形手段によって変形された基本形状に基
    づいて前記アウトライン文字列の配置領域を前記文書デ
    ータとともにレイアウトして表示するレイアウト表示手
    段と、 を具備したことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記レイアウト表示手段によって前記ア
    ウトラインフォント文字列の配置領域が表示されている
    状態で前記変形点の表示用XYドット座標指定による移
    動指示を受け、その移動指示に基づいて前記文書記憶手
    段に記憶されている該変形点の行桁書式による座標デー
    タを修正する座標修正手段を更に具備したことを特徴と
    する請求項1に記載の文書処理装置。
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