JP3402139B2 - 超音波プローブ - Google Patents

超音波プローブ

Info

Publication number
JP3402139B2
JP3402139B2 JP21546597A JP21546597A JP3402139B2 JP 3402139 B2 JP3402139 B2 JP 3402139B2 JP 21546597 A JP21546597 A JP 21546597A JP 21546597 A JP21546597 A JP 21546597A JP 3402139 B2 JP3402139 B2 JP 3402139B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
ultrasonic
rotating
flexible
ultrasonic probe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21546597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1142229A (ja
Inventor
利男 坂本
俊積 田中
啓友 糸井
正敏 吉原
Original Assignee
富士写真光機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士写真光機株式会社 filed Critical 富士写真光機株式会社
Priority to JP21546597A priority Critical patent/JP3402139B2/ja
Publication of JPH1142229A publication Critical patent/JPH1142229A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3402139B2 publication Critical patent/JP3402139B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体腔内等に挿入さ
れて超音波検査を行う超音波プローブに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】超音波プローブは体腔内に挿入されて体
腔内壁から超音波の送受信を行うために用いられるが、
この超音波プローブは直接体腔内に挿入されるものと、
所定のガイド手段を介して体腔内に挿入されるものとが
ある。ここで、超音波プローブの体腔内への挿入をガイ
ドする手段の代表的なものとしては内視鏡がある。内視
鏡には、鉗子等の処置具を挿通するための処置具挿通チ
ャンネルが設けられているから、この処置具挿通チャン
ネルを超音波プローブの挿入経路として用いることは可
能である。
【0003】特に、内視鏡の処置具挿通チャンネルをガ
イドとして挿入される超音波プローブにあっては、細径
化を図るために単板の超音波振動子を用いる。そして、
この超音波振動子でラジアル走査等を行うには、超音波
振動子の駆動手段が必要となる。この駆動手段は挿入部
の先端に設けると太径化するので、超音波観測装置に駆
動手段を設けるか、または超音波観測装置に接続される
超音波操作部を設けて、この超音波操作部に駆動手段を
設けるようにする。そして、超音波プローブと超音波操
作部とは一体化しても良いが、使用上の便宜性等から、
超音波プローブを超音波操作部に着脱可能に接続する構
成とするのが一般的である。また、超音波振動子から超
音波パルスを送信して、その反射エコー信号が受信され
るが、この超音波パルスの送信制御を行うため、及び受
信反射エコー信号を処理するために超音波観測装置が設
けられるが、この超音波操作部はこの送受信信号の中継
手段としても機能する。
【0004】超音波プローブは体腔内の曲がった経路に
沿って挿入される関係から、可撓性コードから構成さ
れ、この可撓性コードの先端に超音波振動子を有する超
音波走査部を設けると共に、基端部には超音波操作部に
接続するコネクタ部が設けられる。超音波プローブを体
腔内に挿入して、超音波走査部を所定の超音波検査を行
うべき位置まで挿入して、超音波振動子から超音波パル
スを体内に向けて送信すると、体内組織の断層部分から
反射エコーが得られ、この反射エコーを超音波振動子に
より電気信号に変換してこの信号が取り出される。そし
て、この反射エコー信号を所定の処理を行うことによっ
て、超音波画像が得られる。
【0005】ラジアル超音波走査を行う場合には、超音
波操作部に回転駆動手段及び回転角の検出手段が設けら
れる。遠隔操作により超音波振動子にまで回転を伝達す
るために、超音波プローブには超音波振動子に回転を伝
達する必要があり、このために可撓性のあるチューブ内
にフレキシブルシャフトを挿通させる。このフレキシブ
ルシャフトの基端部を軸回りに回転させると、チューブ
内でフレキシブルシャフトが軸周りに回転することにな
る。フレキシブルシャフトとしては、密着コイル等で形
成される中空のシャフトから構成するのが一般的であ
り、さらにこのフレキシブルシャフト内に超音波振動子
に接続した同軸ケーブルが挿通される。
【0006】可撓性コードの先端に設けられる超音波走
査部としては、チューブの先端に連結した先端キャップ
内に超音波振動子を設けてなるものである。この超音波
振動子は回転部材に装着され、この回転部材にはフレキ
シブルシャフトの先端が接続される。また、先端キャッ
プは音響特性に優れた樹脂材から構成し、かつ少なくと
もこの先端キャップ内には超音波伝達媒体を充満させて
おく。
【0007】可撓性コードの基端部には超音波操作部に
着脱可能に接続されるコネクタ部が設けられるが、この
コネクタ部は、チューブに連結したリング状の固定部
と、この固定部内に設けられ、フレキシブルシャフトに
連結した回転部とから構成される。固定部は超音波操作
部に固定的に保持され、また回転部は超音波操作部の回
転駆動手段に接続される。また、フレキシブルシャフト
内にはケーブルが挿通されるが、このケーブルを超音波
操作部に電気的に接続するために、回転部には電極が設
けられており、これらの電極が超音波操作部側の電極に
接続されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、超音
波プローブのコネクタ部は、超音波操作部に対して、回
転部が回転駆動手段と接続されて回転駆動されるが、固
定部は固定的に保持される。ここで、これら回転部及び
固定部と、超音波操作部側におけるこれらの接続部の全
ての軸線が正確に一致しておれば、回転部の回転が円滑
に行われるが、いずれかの軸線にずれがあると、回転部
の回転にむらが生じたり、この回転部に無理な力が加わ
ったりすることがある。この結果、回転部に損傷が生じ
るおそれがある。特に、細径化が要求される内視鏡の処
置具挿通チャンネルに挿通される超音波プローブにあっ
ては、僅かでも軸線のずれがあると、回転部に破損を来
すおそれがさらに高くなる。
【0009】ここで、処置具挿通チャンネルに挿通され
る超音波プローブにおいて、超音波振動子における送受
信面を大きくして、低周波でパワーを大きくする場合に
は、超音波走査部は処置具挿通チャンネル内に挿通させ
ることができない。このために、処置具挿通チャンネル
内にはコネクタ部側から挿入しなければならないことか
ら、コネクタ部は極めて細径のものとなる。従って、こ
のタイプの超音波プローブにあっては、回転部と固定部
との間で極僅かでも位置ずれが生じていると、極めて容
易に回転部に折損等が生じることになる。
【0010】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、コネクタ部の回転部
への回転伝達を確実に、しかも円滑に行うことができ、
この回転部等に無理な力がかからないようにして、その
損傷等の発生を防止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、可撓性のあるチューブ内に、駆動側
手段により回転駆動されるフレキシブルシャフトを挿通
させた可撓性コードと、この可撓性コードのチューブに
連結した先端キャップ及びこの先端キャップ内に配置さ
れ、前記フレキシブルシャフトにより回転駆動される超
音波振動子とを含む超音波走査部と、前記可撓性コード
の基端部に前記チューブに連結した固定部及び前記フレ
キシブルシャフトに接続した回転部とを備えたコネクタ
部とからなる超音波プローブにおいて、前記コネクタ部
の固定部は前記チューブに連結され、かつ前記駆動側手
段に設けた固定手段と係合して、その回転を規制する回
転規制部と、この回転規制部に連結した可撓筒部と、こ
の可撓筒部に連結された硬質パイプとを有し、また回転
部は、前記フレキシブルシャフトに連結した回転筒部
と、この回転筒部に連結した可撓性回転伝達部材と、こ
の可撓性回転伝達部材に連結した回転力伝達部とから構
成し、前記回転筒部及び前記回転伝達部は、それぞれ前
記固定部の回転規制部と硬質パイプの内面に摺接回転す
るようになし、かつ前記回転伝達部は前記駆動側手段の
回転駆動軸に着脱可能に連結する構成としたことをその
特徴とするものである。
【0012】ここで、超音波プローブのコネクタ部は、
超音波観測装置または超音波操作部に着脱可能に接続す
ることができる。これら超音波観測装置または超音波操
作部には回転駆動手段と回転角検出手段とを設け、固定
部の回転規制部と係合して、この固定部を非回転状態に
保持する固定手段と、回転部の回転伝達部に連結される
回転部材とを設ける構成とすることができる。さらに、
超音波観測装置や超音波操作部に直接的に接続するので
はなく、接続アダプタを用いて超音波観測装置や超音波
操作部に接続することができる。この場合には、可撓性
コード及びコネクタ部としては、内視鏡の処置具挿通チ
ャンネルの内径より細く、また超音波走査部はこの処置
具挿通チャンネルより太い外径とすることができて、広
い送受信面を持った大型の超音波振動子を用いることが
できる。接続アダプタとしては、コネクタ部は固定部の
回転規制部と係合して、この固定部を非回転状態に保持
する固定手段と、回転部の回転伝達部に連結される回転
体とを有する構成とする。この接続アダプタは、回転軸
に着脱可能に接続される回転駆動手段とその回転角検出
手段とを設けた超音波操作部に着脱可能に連結される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。ここで、超音波
プローブは直接体腔内に挿入されるタイプのものもある
が、内視鏡に設けた処置具挿通チャンネルを介して体腔
内に挿入するタイプのものとすることもできる。いずれ
のタイプにしろ、超音波プローブは、超音波振動子を回
転駆動する機構に接続するが、直接超音波観測装置に接
続することもでき、また超音波操作部を介して超音波観
測装置に接続することもできる。処置具挿通チャンネル
を介して超音波プローブを体腔内に挿入するものにおい
て、超音波振動子の送受信面を大きくするために、超音
波走査部を大型化して、処置具挿通チャンネルの先端側
から超音波プローブを挿入するようにすることができ、
この場合には、接続アダプタを介して超音波操作部に接
続するように構成する。以下に示す実施の形態では、超
音波走査部として大型のものを用い、接続アダプタを介
して超音波プローブを超音波操作部に接続する構成とし
たものを示すが、本発明の超音波プローブはこのタイプ
のものに限定されず、前述した各種の超音波プローブと
して構成することも可能である。
【0014】まず、図1に超音波検査装置の全体構成を
示す。この超音波検査装置は、超音波プローブ1と、超
音波操作部2及び超音波観測装置3とそのモニタ4とか
ら構成される。超音波プローブ1は内視鏡5を介して体
腔内に挿入されるものであり、具体的には、内視鏡5の
本体操作部5aに設けられ、鉗子その他の処置具を挿通
させるための処置具導入部6aから挿入されて、この本
体操作部5aから挿入部5bを貫通するように形成した
処置具挿通チャンネル6を介して体腔内に導かれる。ま
た、本体操作部5aには図示しない光源装置やプロセッ
サ等に接続するためのユニバーサルコード5cが延在さ
れている。ここで、超音波観測装置3及びそのモニタ4
はラック7に装架されており、超音波操作部2はこのラ
ック7に連結した支持アーム8の先端に方向調整可能に
取り付けられている。そして、超音波操作部2からのコ
ード9が引き出されて、このコード9は超音波観測装置
3に接続される。
【0015】超音波プローブ1は、図2乃至図5に示し
た構成となっている。まず、図2に示したように、超音
波プローブ1は、先端側から、超音波走査部1a,可撓
性コード1b及びコネクタ部1cから構成される。そし
て、超音波走査部1aの外径が最も太く、可撓性コード
1b及びコネクタ部1cはそれより細くなっており、こ
れら可撓性コード1b及びコネクタ部1cの外径寸法は
処置具挿通チャンネル6の内径より小さくなっている。
そして、図3及び図4から明らかなように、超音波走査
部1aは先端キャップ10を有し、この先端キャップ1
0は連結部材11に螺合することにより連結される。
【0016】先端キャップ10内には超音波振動子13
が回転部材14に装着され、回転部材14は先端キャッ
プ10の内面側に設けた軸受15により回転自在に支持
されており、超音波振動子13がラジアル走査を行える
ようになっている。ここで、先端キャップ10は処置具
挿通チャンネル6の内径より太径のものであり、この先
端キャップ10内に設けた超音波振動子13は大型で、
広い送受信面を有し、低周波でパワーの大きい超音波パ
ルスを送信できるものとなっている。
【0017】可撓性コード1bは、軟性樹脂等のように
可撓性を有するチューブ16内にフレキシブルシャフト
17を挿通させたものである。フレキシブルシャフト1
7は金属線材を密着螺旋状に巻回した密着コイル等から
構成され、回転伝達をより正確かつ効率的に行うため
に、2重の密着コイルから構成するのが好ましい。可撓
性チューブ16の先端は先端キャップ10に固着され、
またフレキシブルシャフト17の先端は回転部材14に
連結して設けた回転筒体18に固着される。さらに、超
音波振動子13には一対からなる電極19a,19bが
設けられ、これら両電極19a,19bには信号線20
a,20bが接続されており、これら信号線20a,2
0bは回転筒体18内で同軸ケーブル20となり、同軸
ケーブル20はフレキシブルシャフト17の内部に挿通
されて、コネクタ部1cまで延在されている。
【0018】図5に可撓性コード1bとコネクタ部1c
との接続部を拡大して示す。可撓性チューブ16の基端
部は金属材からなる回転規制部を構成する規制筒21に
嵌合固定されている。また、フレキシブルシャフト17
の基端部は回転部材22に連結され、回転部材22は規
制筒21内に摺動回転するようになっている。規制筒2
1には可撓性のあるチューブからなる可撓筒部23が連
設されており、さらにこの可撓筒部23には硬質パイプ
24が連結されている。一方、回転部材22には可撓性
回転伝達部材としての第2のフレキシブルシャフト25
が連結されており、また第2のフレキシブルシャフト2
5には回転伝達部26が連設されている。この回転伝達
部26は第1のリング26aと、第2のリング26b
と、第3のリング26cとから構成され、これらは順次
螺合等の手段で連結されている。第1,第3のリング2
6a,26cは絶縁部材で構成し、第2のリング26b
は導電性金属で形成されている。
【0019】回転部材22と規制筒21との間にはシー
ル部材27が介装されており、同軸ケーブル20は回転
部材22から回転伝達部26内に延在されている。そし
て、この同軸ケーブル20の芯線20cは絶縁部材から
なる第3のリング26cに挿通させた電極ピン28に接
続されており、シールド線20dは第2のリング26b
に接続されている。また、回転伝達部26における第1
のリング26aは硬質パイプ24に摺動回転するように
なっている。
【0020】さらに、第2のリング26bには回転伝達
ピン29が植設されており、この回転伝達ピン29は、
後述するように、回転部材22に回転を伝達するための
ものであり、この第2のリング26bの周胴部に螺挿さ
れて、所定の長さ突出している。そして、回転伝達ピン
29の位置と硬質パイプ24との間にはスペーサリング
30が遊嵌されて、このスペーサリング30の端面は回
転伝達ピン29の側部と規制筒21の端面とに当接可能
となっている。これによって、フレキシブルシャフト1
7と、このフレキシブルシャフト17に連結した回転部
材22、第2のフレキシブルシャフト25及び回転伝達
部26からなる回転部は、可撓性コード1bの可撓チュ
ーブ16及び規制筒21、可撓筒部23及び硬質パイプ
24からなる固定部側と分離されないように保持され
る。また、このスペーサリング30はプラスチック等の
絶縁部材から構成され、これによって共に金属材で形成
した第2のリング26b及び回転伝達ピン29と、規制
筒21との間を絶縁している。
【0021】さらに、超音波操作部2は、図6に示した
ように、プラスチック等の絶縁部材から構成されるケー
シング31を有し、このケーシング31内には、回転軸
32が設けられており、この回転軸32は軸受33によ
りケーシング31に回転自在に支承して設けられて、こ
のケーシング31に設けた開口部31aに臨んでいる。
また、回転軸32には一対からなるギア34,35が取
り付けられている。一方のギア34には電動モータ36
の出力軸に設けた駆動ギア37が噛合して設けられて、
また他方のギア35はエンコーダ38の入力軸に設けた
従動ギア39と噛合している。そして、この回転軸32
のケーシング31から突出した部位は大径化されてお
り、この大径化された部分の内部には電極部材40が配
置されている。この電極部材40は内筒41と外筒42
とを有し、これら内筒41と外筒42は導電性部材で形
成され、かつこれら内筒41,外筒42間には絶縁筒4
3が介装されている。さらに、外筒42は絶縁リング4
4に挿嵌されており、この絶縁リング44が回転軸32
に挿嵌されて、固着されている。従って、同軸ケーブル
20は、後述する接続アダプタ50を介して、その芯線
20cが内筒41に、またシールド線20dが外筒42
にそれぞれ電気的に接続されることになる。
【0022】回転軸32の一端は、前述したように、ケ
ーシング31の開口部31aに臨んでいるが、その他端
はケーシング31内に設けたロータリコネクタ45の回
転側部材45aに連結されている。また、このロータリ
コネクタ45の固定側部材45bにはコード9内のケー
ブル9aが接続されている。さらに、ロータリコネクタ
45の固定側部材45bは回転規制部材46に嵌合され
ており、これによってこの固定側部材45bが共回りす
るのを規制し、かつ振れを吸収するように構成してい
る。そして、この開口部31aの周囲には連結筒部47
が立設されており、この連結筒部47は回転軸32を囲
繞している。
【0023】超音波プローブ1のコネクタ部1cは直接
超音波操作部2に接続されるのではなく、接続アダプタ
50を介して接続される。即ち、接続アダプタ50は、
その一方側にコネクタ部1cへの接続機構が、また他方
側には超音波操作部2への接続機構が設けられている。
接続アダプタ50は、図7に示したように、最外周側に
略円筒状に形成したハウジング51と、このハウジング
51の先端側に螺挿された保持筒52とから構成した固
定側部材を有し、この固定側部材は超音波操作部2に固
定的に保持される。このために、ハウジング51の一端
側は超音波操作部2のケーシング31に設けた連結筒部
47に着脱可能に連結され、かつ連結した状態で相対回
動しないように、連結筒部47の突起47aに係合する
係合溝51aが設けられている。また、保持筒52に
は、超音波プローブ1のコネクタ部1cが挿通可能な孔
径を有する挿通孔52aが形成されている。
【0024】そして、保持筒52にはその端部側の外周
面から挿通孔52aに臨む貫通孔52bが複数箇所穿設
されており、これら貫通孔52bには固定用ビス53が
出没可能に挿通されており、この固定用ビス53とばね
受け54との間には、固定用ビス53を突出する方向に
付勢するばね55が弾装されている。固定用ビス53は
先端が尖った係止部53aとなっており、コネクタ部1
cの規制筒21の外周面には軸線方向に向けての係止溝
(図示せず)が形成されている。コネクタ部1cを規制
筒21が挿通孔52a内に位置するまで挿入されると、
固定用ビス53の係止部53aが規制筒21の係止溝に
係合して、フレキシブルシャフト17を回転させて行う
超音波振動子13によるラジアル超音波走査時に、規制
筒21及びこの規制筒21に連結した可撓性チューブ1
6が回転するのを防止する機能を発揮する保持部を構成
する。
【0025】接続アダプタ50におけるハウジング51
及び保持筒52からなる固定側部材の内部には回転側の
部材が設けられており、回転側の部材は回転筒部材56
と中空回転体57とから構成され、この中空回転体57
は保持筒52における固定用ビス53の配設位置から、
ほぼ可撓筒部23から硬質パイプ24までの長さに相当
する距離だけ離れた位置に設けられている。中空回転体
57には超音波プローブ1のコネクタ部1cが挿入され
るソケット58が固定的に取り付けられており、またこ
の中空回転体57は保持リング59に連結され、さらに
保持リング59は袋ナット60で回転筒部材56に連結
保持されている。中空回転体57は絶縁部材から構成さ
れ、その内部には第1の筒状電極61が螺挿されてお
り、この第1の筒状電極61の内側に絶縁部材62が螺
挿されている。さらに、絶縁筒62の内部に第2の筒状
電極63を装着する構成としたものである。ここで、こ
れら第1,第2の筒状電極61,63はそれぞれ軸線方
向に割りを入れたばね性を有するものである。さらに、
中空回転体57の周胴部には駆動ピン64が設けられて
おり、この駆動ピン64は超音波プローブ1のコネクタ
部1cが接続された時に、その回転伝達ピン29と当接
可能となっている。これら駆動ピン64と回転伝達ピン
29間の係合によって、接続アダプタ50の回転側部材
からの回転力がコネクタ部1cの回転伝達部26に伝達
される。そして、この回転伝達部26には、第2のフレ
キシブルシャフト25及び回転部材22が順次連結され
ており、この回転部材22にはフレキシブルシャフト1
7が連結されているから、回転伝達部26を回転させる
と、フレキシブルシャフト17が軸回りに回転すること
になる。
【0026】一方、回転筒部材56の先端側の部位に
は、超音波操作部2における回転軸32の大径化された
部位の内面に形成した円環状凹部32aに係合して、接
続アダプタ50が超音波操作部2から逸脱しないように
保持するためのCリング65が嵌合されている。また、
このCリング65の嵌合部より先端側の部位にはスプラ
インが形成されており、回転筒部材56の内部にはコネ
クタ部材67が固定的に設けられている。コネクタ部材
67は、それぞれ導電部材からなる外套管68と電極棒
69とを有し、これら外套管68,電極棒69間には絶
縁リング70が介装されている。そして、第1の筒状電
極61との間は配線71により、また第2の筒状電極6
3と電極棒69との間は配線72によりそれぞれ接続さ
れている。また、外套管68及び電極棒69はそれぞれ
割りが入ったものから構成される。ここで、固定側部材
と回転側部材とは、軸受を介して連結するように構成す
ることもできるが、ハウジング51と回転筒部材56と
を僅かな隙間を持たせて遊嵌させるように構成すること
もできる。
【0027】以上のように構成することによって、超音
波プローブ1は、その先端部の超音波走査部1aにおい
て、超音波振動子13を装着した先端キャップ10を内
視鏡5に設けた処置具挿通チャンネル6の内径より大径
に形成することができ、超音波振動子13としては、低
い周波数で、パワーの大きな大型のものを用いることが
できる。ただし、超音波走査部1aを太くすると、可撓
性コード1bはもとより、コネクタ部1cも処置具挿通
チャンネル6の内径より細いものとなる。従って、超音
波プローブ1は内視鏡5の挿入部5bを体腔内に挿入す
る前の段階で、予め挿入部5bの先端側から処置具挿通
チャンネル6内に挿通させて、そのコネクタ部1cを本
体操作部5aに設けた処置具導入部6aから導出させ
る。そして、コネクタ部1cを処置具導入部6aから導
出させた後に、直ちにコネクタ部1cを接続アダプタ5
0に連結する。これによって、細いコネクタ部1cの保
護が図られる。
【0028】この連結は、コネクタ部1cの最先端を構
成する電極ピン28を保持筒52の挿通孔52aに挿嵌
させることにより行える。この結果、電極ピン28が接
続アダプタ50のソケット58における第2の筒状電極
63と電気的に接続されるとと共に、第1の筒状電極6
1がコネクタ部1cにおける他方の電極を構成する第2
のリング26bと当接して、両者が電気的に接続され
る。また、この第2のリング26bに設けた回転伝達ピ
ン29が接続アダプタ50側の駆動ピン64に接合され
て、回転力が接続アダプタ50側からコネクタ部1c側
に伝達可能な状態になる。一方、コネクタ部1cにおけ
る固定部を構成する規制筒21は、保持筒52に設けた
固定用ビス53と係合して、コネクタ部1cにおける固
定部が回転しない状態に保持される。また、規制筒21
には可撓筒部23及び硬質パイプ24が連設されてお
り、これらは固定用ビス53の装着部から接続アダプタ
50の内部側に位置しているが、保持筒52の貫通孔5
2a内に位置して、回転しないように保持される。
【0029】以上のようにして、超音波プローブ1は接
続アダプタ50を介して超音波操作部2に接続されて、
超音波操作部2における電動モータを駆動して、回転軸
32を回転駆動すると、この回転が接続アダプタ50の
回転筒部材56及び中空回転体57からなる回転部材を
介して超音波プローブ1のコネクタ部1cにおける回転
伝達部26に伝達される。この超音波プローブ1側への
回転の伝達は駆動ピン64と回転伝達ピン29との係合
により行われる。そして、回転伝達部26が回転する
と、第2のフレキシブルシャフト25及び回転部材22
を介して、フレキシブルシャフト17に順次この回転力
が伝達される。一方、このフレキシブルシャフト17を
挿通しているチューブ16には、接続アダプタ50の保
持筒52に設けた固定用ビス53と係合している規制筒
21に連結されているから、チューブ16がフレキシブ
ルシャフト17に追従して回転する、所謂共回りが生じ
るようなことはない。
【0030】フレキシブルシャフト17の先端には回転
筒体18が連結されており、この回転筒体18は超音波
振動子13を装着した回転部材14と一体物となってい
るから、超音波振動子13が回転駆動されることにな
る。しかも、フレキシブルシャフト17は、その基端側
を回転させた時に、回転当初はともかくとして、定常回
転状態になると、先端側にまで正確に回転が伝達され
て、回転むら等が生じることがないので、基端側でエン
コーダ38により回転角を検出することによって、正確
かつ確実に超音波振動子13の回転角の検出が行われ
る。従って、このエンコーダ38からの信号に基づい
て、超音波振動子13からの超音波パルスの送信を行う
ことによって、この超音波振動子13によるラジアル走
査が行われる。
【0031】ここで、超音波操作部2からの回転の伝達
は、電動モータ36及びエンコーダ38が連結されてい
る回転軸32と、接続アダプタ50における回転筒部材
56及び中空回転体57とを介して行われ、しかも駆動
ピン64と回転伝達ピン29との係合により回転伝達部
26に回転が及ぶようになっているから、回転伝達部2
6に回転が伝達された時には、その回転軸線が振れる方
向の力が作用する等、回転軸芯が正確に直進性を保たな
くなる可能性が高い。回転伝達部26は細いものである
だけでなく、第1〜第3のリング26a〜26cを順次
連結していることから、これらの連結部は極めて脆弱な
ものとなる。この結果、回転伝達部26の回転軸線の振
れが許容され、かつこの振れの吸収が行われないように
なっていると、回転伝達部26の折損等が生じるおそれ
が高くなる。
【0032】コネクタ部1cは、その規制筒21が接続
アダプタ50における保持筒52に固定的に保持されて
おり、規制筒21内で回転部材22が摺動回転すること
から、この部位では回転部の回転軸線の振れは許容され
ない。しかしながら、この規制筒21内に位置する回転
部材22からは、第2のフレキシブルシャフト25を介
して回転伝達部26に連結されているから、この回転伝
達部26に振れが生じた場合には、第2のフレキシブル
シャフト25で吸収される。また、回転伝達部26は固
定部側を構成する硬質パイプ24内で摺動回転するが、
この硬質パイプ24は可撓筒部23を介して規制筒21
に連結されており、この可撓筒部23は曲げ方向に可撓
性を有しているから、回転伝達部26に回転軸芯の振れ
等が生じて硬質パイプ24に伝達されても、可撓筒部2
3によりこの回転軸芯の振れが吸収されて、規制筒21
に伝わることはない。これによって、コネクタ部1cの
損傷等の発生を抑制できる。しかも、第2のフレキシブ
ルシャフト25は回転の伝達を極めて効率良く行うこと
ができるので、超音波操作部2から接続アダプタ50を
介して、超音波プローブ1への回転の伝達が極めて円滑
に行われることになる。
【0033】なお、コネクタ部1c内での回転軸芯の振
れを吸収した上で、回転伝達部26から回転部材22に
伝達させるための可撓性回転伝達部材としては、第2の
フレキシブルシャフト25に代えて、可撓チューブで構
成することもできる。ただし、可撓チューブを設ける場
合には、正確な回転の伝達を行うために、回転伝達部2
6と回転部材22との間の間隔をできるだけ短くするの
が好ましい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、コネク
タ部を構成する固定部は、その回転を規制する回転規制
部と、この回転規制部に連結した可撓筒部と、この可撓
筒部に連結された硬質パイプとから構成し、また回転部
は、フレキシブルシャフトに連結した回転筒部と、この
回転筒部に連結した可撓性回転伝達部材と、この可撓性
回転伝達部材に連結した回転力伝達部とから構成したの
で、回転部を駆動側手段により回転駆動する際に、たと
え回転軸芯が振れる等、回転軸芯に直線性が失われたと
しても、コネクタ部における回転部の回転を円滑に行う
ことができ、この回転部に損傷等を来さない等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す超音波診断装置の
全体構成図である。
【図2】超音波プローブと接続アダプタとを示す外観図
である。
【図3】超音波プローブの先端部分の断面図である。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】超音波プローブの基端側の部分の断面図であ
る。
【図6】超音波操作部の断面図である。
【図7】接続アダプタの断面図である。
【図8】超音波操作部に接続アダプタ及び超音波プロー
ブを接続した状態の接続部分の断面図である。
【符号の説明】
1 超音波プローブ 1a 超音波走
査部 1b 可撓性コード 1c コネクタ
部 2 超音波操作部 5 内視鏡 6 処置具挿通チャンネル 10 先端キャ
ップ 13 超音波振動子 16 可撓性チ
ューブ 17 フレキシブルシャフト 21 規制筒 22 回転部材 23 可撓筒部 24 硬質パイプ 25 第2のフ
レキシブルシャフト 29 回転伝達ピン 32 回転軸 36 電動モータ 38 エンコー
ダ 40 電極部材 41 内筒 42 外筒 50 接続アダ
プタ 51 ハウジング 52 保持筒 53 固定用ビス 56 回転筒部
材 57 中空回転体 58 ソケット 61 第1の筒状電極 63 第2の筒
状電極 64 駆動ピン 67 コネクタ
部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉原 正敏 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富 士写真光機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−275243(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性のあるチューブ内に、駆動側手段
    により回転駆動されるフレキシブルシャフトを挿通させ
    た可撓性コードと、この可撓性コードのチューブに連結
    した先端キャップ及びこの先端キャップ内に配置され、
    前記フレキシブルシャフトにより回転駆動される超音波
    振動子とを含む超音波走査部と、前記可撓性コードの基
    端部に前記チューブに連結した固定部及び前記フレキシ
    ブルシャフトに接続した回転部とを備えたコネクタ部と
    からなる超音波プローブにおいて、前記コネクタ部の固
    定部は前記チューブに連結され、かつ前記駆動側手段に
    設けた固定手段と係合して、その回転を規制する回転規
    制部と、この回転規制部に連結した可撓筒部と、この可
    撓筒部に連結された硬質パイプとを有し、また回転部
    は、前記フレキシブルシャフトに連結した回転筒部と、
    この回転筒部に連結した可撓性回転伝達部材と、この可
    撓性回転伝達部材に連結した回転力伝達部とから構成
    し、前記回転筒部及び前記回転伝達部は、それぞれ前記
    固定部の回転規制部と硬質パイプの内面に摺接回転する
    ようになし、かつ前記回転伝達部は前記駆動側手段の回
    転駆動軸に着脱可能に連結する構成としたことを特徴と
    する超音波プローブ。
  2. 【請求項2】 前記超音波プローブのコネクタ部は、回
    転駆動手段と回転角検出手段とを設けた超音波観測装置
    に着脱可能に連結されるものであり、この超音波操作部
    には、前記固定部の回転規制部と係合して、この固定部
    を非回転状態に保持する固定手段と、前記回転部の回転
    伝達部に連結され、前記回転駆動手段で回転駆動される
    回転部材とを設ける構成としたことを特徴とする請求項
    1記載の超音波プローブ。
  3. 【請求項3】 前記超音波プローブのコネクタ部は、回
    転駆動手段と回転角検出手段とを設けた超音波操作部に
    着脱可能に連結されるようになし、この超音波操作部に
    は、前記固定部の回転規制部と係合して、この固定部を
    非回転状態に保持する固定手段と、前記回転部の回転伝
    達部に連結され、前記回転駆動手段で回転駆動される回
    転軸とを設ける構成としたことを特徴とする請求項1記
    載の超音波プローブ。
  4. 【請求項4】 前記可撓性コード及び前記コネクタ部
    は、内視鏡の処置具挿通チャンネルの内径より細く、ま
    た前記超音波走査部はこの処置具挿通チャンネルより太
    い外径となし、前記コネクタ部は前記固定部の回転規制
    部と係合して、この固定部を非回転状態に保持する固定
    手段と、前記回転部の回転伝達部に連結される回転体と
    を有する接続アダプタに着脱可能に接続する構成とな
    し、この接続アダプタは、前記回転体に着脱可能に接続
    される回転駆動手段とその回転角検出手段とを設けた超
    音波操作部に着脱可能に連結される構成としたことを特
    徴とする請求項1記載の超音波プローブ。
  5. 【請求項5】 前記可撓性回転伝達部材は密着コイルか
    ら構成したことを特徴とする請求項1記載の超音波プロ
    ーブ。
JP21546597A 1997-07-28 1997-07-28 超音波プローブ Expired - Fee Related JP3402139B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21546597A JP3402139B2 (ja) 1997-07-28 1997-07-28 超音波プローブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21546597A JP3402139B2 (ja) 1997-07-28 1997-07-28 超音波プローブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1142229A JPH1142229A (ja) 1999-02-16
JP3402139B2 true JP3402139B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=16672835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21546597A Expired - Fee Related JP3402139B2 (ja) 1997-07-28 1997-07-28 超音波プローブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3402139B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1142229A (ja) 1999-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2715762B2 (ja) 超音波検査装置
JP2746021B2 (ja) 超音波プローブ
JP2550778B2 (ja) 超音波検査装置
EP1576926B1 (en) Ultrasonic probe
JPH07275243A (ja) 体内挿入型超音波診断装置
JP3409655B2 (ja) 経内視鏡的に挿入される超音波診断装置
JP3525700B2 (ja) 超音波プローブ
JP3402139B2 (ja) 超音波プローブ
JP3379406B2 (ja) 経内視鏡的に挿入される超音波プローブ
JPH1189842A (ja) 経内視鏡的に挿入される超音波プローブ
JP3409654B2 (ja) 経内視鏡的に挿入される超音波診断装置
JP3731309B2 (ja) 超音波診断装置の接続アダプタ
JP3624711B2 (ja) 超音波検査装置
JP3149643B2 (ja) 超音波検査装置
JP3379401B2 (ja) 超音波プローブ
JPH07222749A (ja) 超音波診断装置
JP2746022B2 (ja) 超音波検査装置のプローブ連結機構
JP3407618B2 (ja) 超音波プローブの接続構造
JPH1156853A (ja) 超音波プローブ
JPH0744930B2 (ja) 超音波検査装置
JP2682243B2 (ja) ラジアル走査式超音波検査装置
JP2682244B2 (ja) ラジアル走査式超音波検査装置
JPH11299788A (ja) 超音波プローブ
JPH0730010Y2 (ja) 超音波プローブ
JP2827819B2 (ja) リニア走査用超音波プローブ

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080229

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees