JP3400758B2 - 外部基準入力周波数自動切換回路 - Google Patents

外部基準入力周波数自動切換回路

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JP3400758B2 JP31406999A JP31406999A JP3400758B2 JP 3400758 B2 JP3400758 B2 JP 3400758B2 JP 31406999 A JP31406999 A JP 31406999A JP 31406999 A JP31406999 A JP 31406999A JP 3400758 B2 JP3400758 B2 JP 3400758B2
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、機器内部、特に、
信号発生器、信号解析装置等の測定器の内部に備えた周
波数シンセサイザの周波数を外部の基準信号に同期させ
るための外部基準入力周波数自動切換回路に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば内部にPLL(phase locked loo
p) を利用した周波数シンセサイザが搭載された測定器
には、外部からの基準信号に同期させるための外部基準
信号入力端子が設けられている。この外部基準信号入力
端子には、例えば工場内に引き回されて標準的に用いら
れる周波数10MHzの基準信号やヨーロッパの携帯電
話のGSM変調方式で一般的に使用される周波数13M
Hzの基準信号等が入力される。一般的には、これらの
基準信号の同波確度のよいものが使用される。 【0003】この種の外部基準信号入力端子を備えた機
器は、通常ある固定の周波数(例えば周波数10MHz
のTTL(transistor-transistor-logic) レベル)の信
号が外部基準信号入力端子に入力されたときのみ正常に
動作するため、異なる基準入力周波数に対して同期可能
にするには、PLLの基準信号側の分周比を変える必要
がある。 【0004】そこで、従来は、機器本体にスイッチを設
け、操作者の手動操作によりスイッチを切り換えてPL
Lの基準信号側の分周比を所望の値に設定していた。ま
た、他の構成として、外部基準信号入力端子を機器本体
に複数装備させ、各々の端子毎に異なる分周比の分周器
を接続し、所望の分周比の端子に外部から基準信号を入
力させることによってPLLの基準信号側の分周比を変
えていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PLL
の基準信号側の分周比を変えるにあたって、上述した操
作者の手動操作によりスイッチを切り換える構成では、
操作者による煩わしい操作が必要不可欠であるという問
題があった。また、各々異なる分周比の分周器が接続さ
れた複数の外部基準信号入力端子を装備した構成では、
必要とする分周比の数分だけ基準信号入力端子と分周器
を機器に設けなければならないので、機器本体内での配
線の引き回しを含め構成を複雑化させコスト高となる問
題があった。 【0006】ところで、回路のみで分周比を変える構成
として図4に示す切換回路が一般的に知られている。 【0007】図4に示す切換回路21は、周波数てい倍
器22、フィルタ23、位相比較器24、ループフィル
タ25、電圧制御発振器26、分周器27を備えて構成
され、位相比較器24、ループフィルタ25、電圧制御
発振器26、分周器27の系によりPLLを形成してい
る。 【0008】この切換回路21は、PLLの基準信号側
に分周器を使用せず、入力信号の高調波を増幅し、その
うちのある特定の周波数のみを取り出して内部PLLの
基準信号とすることにより、前述した操作者によるスイ
ッチ等の手動切換操作を必要とせずにPLLへの基準周
波数に対して複数の周波数を動作可能とするものであ
る。 【0009】さらに説明すると、この切換回路21で
は、例えば10MHz、5MHz、2MHz等の信号が
外部から入力されると、この入力信号の高調波を周波数
てい倍器22により所定のてい倍数で周波数てい倍す
る。この周波数てい倍された信号は、フィルタ23によ
り所定の周波数(例えば10MHz)に帯域が制限され
て位相比較器24の一方の入力端子に入力される。位相
比較器24の他方の入力端子には、電圧制御発振器26
の出力を分周器27により所定の分周比(例えば1/1
0)で分周した分周信号が入力される。 【0010】位相比較器24では、フィルタ23からの
信号と分周器27からの分周信号との位相を比較し、位
相差に応じた差信号を出力する。ループフィルタ25で
は、位相比較器24の出力を積分し、差信号に比例した
平滑信号を電圧制御発振器26に出力する。電圧制御発
振器26は、ループフィルタ25からの平滑信号によ
り、分周器27からの分周信号とフィルタ23からの信
号の位相が一致するようにその周波数が可変制御され
る。そして、分周器27からの分周信号とフィルタ23
からの信号の位相が一致すると、ロックがかかって同期
がとれた状態となる。 【0011】しかしながら、図4に示す従来の切換回路
21の構成では、例えばPLLへの基準周波数を10M
Hzとした場合、10MHz、5MHz、2MHzなど
入力周波数のN倍がPLLへの基準周波数となるような
周波数でしか動作させることができなかった。しかも、
高調波を使用するため、周波数てい倍器のてい倍数Nは
せいぜい10程度が上限と制限される問題があった。 【0012】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであり、ロック検出を利用してPLLの基準
入力側の分周比を切り換えることにより、簡素な回路構
成で基準入力周波数を自動的に切り換えることができる
外部基準入力周波数自動切換回路を提供することを目的
としている。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、外部から入力される基準信号の
周波数の種類が複数あり、その一種類の周波数の基準信
号が入力される単一個の外部基準信号入力端子10と、
電圧制御発振器5を有し、その発振周波数を前記外部基
準信号入力端子から入力される基準信号に同期するため
のPLL11と、内部に前記PLLの出力を利用した周
波数シンセサイザ12とを備えた測定器の外部基準入力
周波数自動切換回路1であって、前記基準信号の入力周
波数に対応して複数の分周比が設定可能とされ、前記外
部基準信号入力端子から入力される前記基準信号を設定
された分周比で分周する第1の分周器2と、前記PLL
の出力周波数を入力して前記第1の分周器の出力周波数
と比較するための周波数を出力するように分周比が設定
された第2の分周器6と、前記第1の分周器からの分周
信号と前記第2の分周器からの分周信号との位相を比較
してその位相差に応じた差信号を出力する位相比較器3
と、前記位相比較器からの差信号をその差信号に比例し
た平滑信号に変換して出力するループフィルタ4と、前
記ループフィルタからの平滑信号により前記第1の分周
器から出力される分周信号と前記第2の分周器から出力
される分周信号の位相が一致するように周波数が可変制
御される電圧制御発振器5と、前記位相比較器の信号に
基づいて前記PLLがロック状態か否かを検出するロッ
ク検出回路7と、前記ロック検出回路から前記PLLが
ロックはずれ状態を示す検出信号が入力されたときにパ
ルスを発生するパルス発生回路8と、前記パルス発生回
路からのパルスが入力されたときに外部から入力される
基準信号の周波数の種類が複数あり、前記基準信号の周
波数に合った所定の分周比に切り替えるための設定信号
を前記第1の分周器に入力する分周比設定回路9とを備
えたことを特徴とする。 【0014】 【0015】 【0016】本発明の外部基準入力周波数自動切換回路
では、PLLのロック検出を利用し、PLLがロックは
ずれ状態を検出したときに、PLLがロックするまで一
定の時間間隔をおいてPLLの基準信号側の分周器の分
周比を外部基準信号入力端子から入力される外部の基準
信号に合った値に切り換える。これにより、異なる周波
数の基準信号に対して自動的に同期可能となり、PLL
への基準周波数のN(分周比)倍の関係にない基準周波
数でも動作可能となる。 【0017】 【発明の実施の形態】図1は本発明による外部基準入力
周波数自動切換回路の実施の形態を示すブロック構成
図、図2は図1における位相比較器とロック検出回路の
具体的回路構成の一例を示す図、図3(a)〜(f)は
図2の各部におけるタイムチャートである。 【0018】外部基準入力周波数自動切換回路(以下、
自動切換回路と略称する)1は、内部にPLLを利用し
た周波数シンセサイザ12が搭載された機器に採用され
るもので、図1に示すように、第1の分周器2、位相比
較器3、ループフィルタ4、電圧制御発振器5、第2の
分周器6、ロック検出回路7、パルス発生回路8、分周
比設定回路9を備えて構成される。そして、位相比較器
3、ループフィルタ4、電圧制御発振器5、第2の分周
器6の系によりPLL11を形成している。 【0019】第1の分周器2は、例えば複数のフリップ
フロップ回路によるカウンタからなり、外部からの基準
信号S0が入力される機器本体の背面に設けられた単一
個の外部基準信号入力端子(以下、端子と略称する)1
0に接続されている。この第1の分周器2は、分周比設
定回路9からの後述する設定信号S8により所定の分周
比に設定される。 【0020】具体的に、外部からの基準信号S0の周波
数が10MHzと13MHzの2種類で、1MHzの分
周信号を出力する場合、1/10又は1/13が第1の
分周器2の分周比として設定される。そして、第1の分
周器2では、外部からの基準信号S0を設定された分周
比で分周し、この分周信号S1を位相比較器3の一方の
入力端子に入力している。 【0021】位相比較器3は、一方の入力端子に第1の
分周器2で分周された分周信号S1が入力し、他方の入
力端子に第2の分周器6で分周された分周信号S2が入
力しており、両者の分周信号S1,S2の位相比較を行
い、位相差に応じた差信号S3を出力している。 【0022】ループフィルタ4は、例えば完全積分2次
フィルタやラグリードフィルタ等の低域フィルタで構成
される。ループフィルタ4では、第1の分周器2で分周
された基準信号S0と同じ周波数の成分との整数倍の周
波数成分を含むパルスが入力しており、このパルスを積
分して直流にすることにより、位相比較器3からの差信
号S3に比例した平滑信号S4に変換して出力してい
る。 【0023】電圧制御発振器5は、例えば水晶発振器を
発振源とするVCXO(voltage controlled crystal os
cillator) で構成される。電圧制御発振器5は、ループ
フィルタ4からの平滑信号S4により、第2の分周器6
からの分周信号S1と第1の分周器2からの分周信号S
2の位相が一致するように、その出力信号S5の周波数
が可変制御される。 【0024】第2の分周器6は、第1の分周器2と同様
に、例えば複数のフリップフロップ回路によるカウンタ
からなる。第2の分周器6は、PLL11の基準周波数
の分周信号を出力するように分周比が予め設定されてお
り、電圧制御発振器5からの出力信号S5を設定された
分周比で分周し、その分周信号S2を位相比較器3の他
方の入力端子に入力している。 【0025】ロック検出回路7は、位相比較器3の信号
に基づいてPLL11がロックしているか否かを検出
し、その検出信号S6(S6a又はS6b)をパルス発
生回路8に入力している。 【0026】ここで、位相比較器3のロックの検出動作
に関し、図2の具体的回路構成および図3のタイムチャ
ートに基づいて説明する。 【0027】図2における位相比較器3は、2つのD型
フリップフロップ回路(以下、D−FFと略称する)D
−FF3a,D−FF3b、ナンド回路3c、減算器3
d、低域フィルタ3e,3fを備えて概略構成される。
ナンド回路3cは、2つの入力端子の一方の入力端子が
D−FF3aに接続され、他方の入力端子がD−FF3
bに接続されており、出力端子がD−FF3a,D−F
F3bのそれぞれのリセット端子(RES)に接続され
ている。低域フィルタ3eは、D−FF3aと減算器3
dとの間に接続されている。低域フィルタ3fは、D−
FF3bと減算器3dとの間に接続されている。 【0028】図2におけるロック検出回路7は、オア回
路7a、低域フィルタ7bを備えて構成される。オア回
路7aは、2つの入力端子の一方の入力端子がD−FF
3aのQ端子に接続され、他方の入力端子がD−FF3
bのQ端子に接続されており、出力端子に低域フィルタ
7bが接続されている。 【0029】図2の回路構成において、今、D−FF3
aとD−FF3bのクロック入力端子に対して図3
(a),(b)に示すような信号が入力されると、D−
FF3aおよびD−FF3bのそれぞれのQ端子から
は、図3(c),(d)に示すような信号が出力され
る。すなわち、D−FF3bに入力される信号に対して
D−FF3aに入力される信号の位相が進むと、D−F
F3aのQ端子の出力のハイレベルの状態が長くなる。
これに対し、D−FF3aに入力される信号に対してD
−FF3bに入力される信号の位相が進むと、D−FF
3bのQ端子の出力のハイレベルの状態が長くなる。 【0030】そして、D−FF3aとD−FF3bの出
力がオア回路7aに入力され、両者の信号の論理和がと
られ(図3(e))、図3(f)に示すように、オア回
路7aの出力のレベルが予め設定したしきい値以下にな
ると、PLL11がロックした旨の検出信号S6aがパ
ルス発生回路8に入力される。これに対し、オア回路7
aの出力のレベルがしきい値以上であれば、「ロックは
ずれ状態」を示す検出信号S6bがパルス発生回路8に
入力される。 【0031】パルス発生回路8は、ロック検出回路7か
らの検出信号S6の状態に応じてパルスS7を発生して
いる。すなわち、パルス発生回路8は、ロック検出回路
7から「ロックはずれ状態」を示す検出信号S6aが入
力されたときに、PLL11がロックするまで一定の時
間間隔をおいてパルスS7を発生している。このパルス
発生回路8が発生するパルスS7は、PLL11が十分
ロックできる時間をおいてなされるものである。これに
対し、ロック検出回路7から「ロック状態」を示す検出
信号S6bが入力されたときにはパルスS7の発生を停
止している。 【0032】分周比設定回路9は、パルス発生回路8か
らのパルスS7が入力される度に、第1の分周器2の分
周比を可変するための設定信号S8を第1の分周器2に
出力している。具体的に、外部からの基準信号S0の周
波数が10MHzと13MHzの2種類の場合、分周比
設定回路9は、パルス発生回路8からパルスが入力され
る度に、状態が「0」(第1の分周器2の分周比を1/
10に設定するための信号)から「1」(第1の分周器
2の分周比を1/13に設定するための信号)、又は
「1」から「0」に切り換えて設定信号S8を出力する
フリップフロップ回路で構成される。 【0033】次に、上記のように構成される自動切換回
路1の動作について説明する。ここでは、10MHzと
13MHzのいずれかの基準信号S0が外部から第1の
分周器2に入力されるものとしている。 【0034】今、分周比設定回路9により第1の分周器
2の分周比が1/10に設定されている状態で、13M
Hzの基準信号S0が外部から端子10を介して第1の
分周器2に入力されると、この13MHzの基準信号S
0は第1の分周器2により分周比1/10で分周され、
第1の分周器2から1.3MHzの分周信号S1が出力
される。これにより、位相比較器3には、一方の入力端
子に1.3MHzの分周信号S1が入力され、他方の入
力端子に1MHzの分周信号S2が入力される。この状
態では、両者の信号間に300KHzのずれが生ずるた
め、PLL11はロックはずれ状態を継続する。 【0035】そして、ロックはずれ状態をロック検出回
路7が検出すると、パルス発生回路8は一定間隔でパル
スS7を発生する。分周比設定回路9は、パルス発生回
路8からのパルスS7を受けると、現在設定されている
分周比1/10を1/13に変更するための設定信号
(例えば2ビット信号の場合には「1」)S8を第1の
分周器2に入力する。第1の分周器2は、分周比設定回
路9から設定信号S8が入力されると、1/13が新た
な分周比として設定される。 【0036】そして、基準入力周波数(ここでは、1M
Hz)にあった分周比が設定され、PLL11が正常に
ロックすると、このロック状態をロック検出回路7が検
出し、ロック検出回路7から「ロックはずれ状態」の検
出信号S6bがパルス発生回路8に入力される。これに
より、パルス発生回路8からのパルスの発生が停止し、
基準周波数との自動同期が完了する。 【0037】なお、分周比設定回路9により第1の分周
器2の分周比が1/13に設定されている状態で、第1
の分周器2に周波数10MHzの基準信号S0が外部か
ら入力された場合にも、上記と同様の動作により基準周
波数との自動同期が行われる。 【0038】このように、本実施の形態によれば、従来
のような操作者のスイッチの手動切換操作による煩わし
い操作を行うことなく、簡素な回路構成により、端子1
0から基準信号を入力するだけで自動的に基準入力周波
数を切り換えることができる。しかも、単一個の端子1
0を備えた簡素な回路構成により、PLL11への基準
周波数に対して複数の周波数を動作可能とすることがで
きる。 【0039】また、第1の分周器2の分周比が複数設定
可能であり、その設定可能な分周比をMとすると、PL
L11への基準周波数のM倍の周波数を基準信号として
動作させることができる。例えばPLL11への基準周
波数を1MHz、設定可能な分周比を1/10と1/1
3とすると、10MHzと13MHzを外部からの基準
信号として使用することが可能となる。これにより、図
4に示す従来の切換回路21と比較して、PLL11へ
の基準周波数のN倍(周波数てい倍数の倍率)の関係に
する事が困難な基準周波数でも自動切換が可能となる。 【0040】ところで、上記実施の形態では、外部から
第1の分周器2に入力される基準信号が10MHzと1
3MHzの2種類の場合を例にとって説明したが、この
2種類の基準信号に限定されるものではない。例えば分
周比設定回路9を複数のフリップフロップ回路で構成し
て4ビットの信号を出力するようにし、各ビットに対応
して分周比を設定することも可能である。例えば分周比
設定回路9から出力される信号が4ビットの信号であれ
ば、4種類の分周比の中から所望の分周比に設定するこ
とができる。 【0041】上記本発明によって外部基準信号に同期し
た電圧制御発振器5の出力は、例えばこの信号を基準に
種々の周波数に合成され信号発振器の出力とされたり、
スペクトラムアナライザ等の解析機器のローカル信号源
として利用される。 【0042】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、従来のように操作者がスイッチの手動切換操作
をする必要がなく、基準信号を入力するだけで自動的に
基準入力周波数を切り換えることができる。 【0043】また、第1の分周器の分周比が複数設定可
能であり、PLLへの基準周波数の分周比倍の周波数を
基準信号として動作させることができ、複数の周波数を
外部からの基準信号として使用可能とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による自動切換回路の実施の形態を示す
ブロック構成図 【図2】図1における位相比較器とロック検出回路の具
体的回路構成の一例を示す図 【図3】(a)〜(f)図2の各部におけるタイムチャ
ート 【図4】従来の外部基準入力周波数自動切換回路の一例
を示す図 【符号の説明】 1…自動切換回路(外部基準入力周波数自動切換回
路)、2…第1の分周器、3…位相比較器、4…ループ
フィルタ、5…電圧制御発振器、6…第2の分周器、7
…ロック検出回路、8…パルス発生回路、9…分周比設
定回路、10…外部基準信号入力端子、11…PLL、
12…周波数シンセサイザ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−112324(JP,A) 特開 昭58−56535(JP,A) 特開 平2−301223(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03L 7/06 - 7/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 外部から入力される基準信号の周波数の
    種類が複数あり、その一種類の周波数の基準信号が入力
    される単一個の外部基準信号入力端子(10)と、電圧
    制御発振器(5)を有し、その発振周波数を前記外部基
    準信号入力端子から入力される基準信号に同期するため
    のPLL(11)と、内部に前記PLLの出力を利用し
    た周波数シンセサイザ(12)とを備えた測定器の外部
    基準入力周波数自動切換回路(1)であって、 前記基準信号の入力周波数に対応して複数の分周比が設
    定可能とされ、前記外部基準信号入力端子から入力され
    る前記基準信号を設定された分周比で分周する第1の分
    周器(2)と、 前記PLLの出力周波数を入力して前記第1の分周器
    出力周波数と比較するための周波数を出力するように分
    周比が設定された第2の分周器(6)と、 前記第1の分周器からの分周信号と前記第2の分周器か
    らの分周信号との位相を比較してその位相差に応じた差
    信号を出力する位相比較器(3)と、 前記位相比較器からの差信号をその差信号に比例した平
    滑信号に変換して出力するループフィルタ(4)と、 前記ループフィルタからの平滑信号により前記第1の分
    周器から出力される分周信号と前記第2の分周器から出
    力される分周信号の位相が一致するように周波数が可変
    制御される電圧制御発振器(5)と、 前記位相比較器の信号に基づいて前記PLLがロック状
    態か否かを検出するロック検出回路(7)と、 前記ロック検出回路から前記PLLがロックはずれ状態
    を示す検出信号が入力されたときにパルスを発生するパ
    ルス発生回路(8)と、 前記パルス発生回路からのパルスが入力されたときに外
    部から入力される基準信号の周波数の種類が複数あり
    記基準信号の周波数に合った所定の分周比に切り替え
    るための設定信号を前記第1の分周器に入力する分周比
    設定回路(9)とを備えたことを特徴とする外部基準入
    力周波数自動切換回路。
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