JP3391863B2 - 原稿給送装置 - Google Patents

原稿給送装置

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JP3391863B2
JP3391863B2 JP25271893A JP25271893A JP3391863B2 JP 3391863 B2 JP3391863 B2 JP 3391863B2 JP 25271893 A JP25271893 A JP 25271893A JP 25271893 A JP25271893 A JP 25271893A JP 3391863 B2 JP3391863 B2 JP 3391863B2
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/60Apparatus which relate to the handling of originals

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】本発明は、画像形成装置に接続され、位置
を固定された原稿読み取り位置上を原稿が通過するよう
搬送させる原稿流し読みモードを有する原稿給送装置
関するものである。 【0002】 【従来の技術】図33はこの種のシート材搬送装置の一
例を示す要部断面図である。 【0003】図において、1001はシート材搬送装置
本体で、画像処理装置の上部所定位置に配設される。1
002はプラテンガラス、1003は搬送ベルトで、搬
送ローラ1007の駆動によりE方向またはD方向に搬
送される。1004は原稿トレイで、原稿束Pが載置さ
れる。1005は半月状の給送ローラで、原稿トレイ1
004に載置された原稿束Pの最下位原稿を分離して搬
送路に送り出す。 【0004】1006は原稿給送ベルトで、給送ローラ
1008とで原稿トレイ1004から送り出された原稿
シート(シート材)を搬送路を介してプラテンガラス1
003の配置方向へ搬送する。1009は原稿露光部
で、所定速度でA方向に走査されて、プラテンガラス1
002上に載置された原稿の反射画像を図示しない画像
結像系に導く。1010は搬送大ローラで、正転又は逆
転して原稿の反転又は排紙を行う。1011は排紙ロー
ラで、読取りが終了した原稿を原稿トレイ1004に再
度積載する。 【0005】このように構成された装置において、原稿
トレイ1004よりシート材がプラテンガラス1002
のB端側より画像読取り位置に搬送され、任意の位置に
シート材が載置された後、シート材搬送装置本体100
1の原稿露光部1009がA方向に移動して原稿画像を
読み取り、読取り終了後、シート材はプラテンガラス1
002のB端側より排紙され、原稿トレイ1004上に
再積載される。 【0006】また、読取りモードとして原稿固定読みモ
ードに対して、別のモードとして高速搬送せず、高速画
像形成を行うため、画像形成装置の原稿露光部1009
を固定して、図中のC端側より端側へシート材を搬送さ
せて画像を読み取る原稿流し読みモードの構成も提案さ
れている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿流
し読みモードにおいて、原稿画像を読み取る場合に、本
体のコピー用紙が連続して給紙される時間間隔に対して
原稿を連続して給紙する時間間隔に余裕があれば、本体
の性能が完全に引き出されることになるが、原稿の種類
や原稿の積載量の違い、環境条件の違い等により原稿ト
レイから原稿を分離する時間が遅れてしまい、本体のコ
ピー用紙が連続して給紙される時間間隔に対して原稿を
給紙できる時間間隔が長くなり、プロダクティビティの
低下を招くといった問題点が有った。 【0008】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、原稿流し読みモードにおいて、第1の
原稿シートを前記搬送ベルトによって挟持させると共に
搬送させ、搬送ベルトによって前記第1の原稿シートを
搬送することで、原稿読み取り位置上を通過させ、後続
する第2の原稿シートが前記搬送ベルトに到達するまで
且つ前記第1の原稿シートの読み取りが終了するまで
に、前記第1の原稿シートと前記第2の原稿シートとの
間隔が、前記搬送ベルトの原稿挟持開始位置から前記原
稿読み取り位置までの距離より短い所定の間隔まで短く
なるように搬送ベルトの搬送速度よりも高速で前記第2
原稿シートを搬送させ、前記第2の原稿シートが前記
搬送ベルトに到達すると、前記第1の原稿シート及び前
記第2の原稿シートを前記所定の間隔に保ったまま前記
搬送ベルトによって挟持させると共に搬送させ、前記搬
送ベルトによって前記第2の原稿シートを搬送すること
で、前記原稿読み取り位置上を通過させることにより、
先行する原稿シートとの間隔を所定の間隔まで短くなる
ようにして生産性を上げるとともに、搬送ベルトが複数
枚の原稿シートを挟持する場合、すなわち原稿シートが
搬送ベルトに到達した後は原稿シートが狭持されて搬送
されるため先行する原稿シートとの間隔を制御できない
構成においても、原稿シートが搬送ベルトに到達するま
での間に先行する原稿シートとの原稿間隔を所定の間隔
まで短くするよう制御できる原稿給送装置を提供するこ
とを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明に係る原稿給送装
置は、画像形成装置に接続され、位置を固定された原稿
読み取り位置上を原稿シートが通過するよう搬送させる
原稿流し読みモードを有する原稿給送装置において、積
載された原稿束から原稿シートを1枚ずつ分離し、分離
した原稿シートを原稿搬送路上に送り出す分離手段と、
前記原稿搬送路上の原稿シートを搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送された原稿シートを複数枚挟持
すると共に搬送し、前記原稿読み取り位置上を所定速度
で通過させる搬送ベルトと、原稿シートの搬送制御を行
搬送制御手段とを有し、前記搬送制御手段は、前記原
稿流し読みモードにおいて、第1の原稿シートを前記搬
送ベルトによって挟持させると共に搬送させ、前記搬送
ベルトによって前記第1の原稿シートを搬送すること
で、前記原稿読み取り位置上を通過させ、後続する第2
原稿シートが前記搬送ベルトに到達するまで且つ前記
読み取り手段による前記第1の原稿シートの読み取りが
終了するまでに、前記第1の原稿シートと前記第2の
稿シートとの間隔が、前記搬送ベルトの原稿挟持開始位
置から前記原稿読み取り位置までの距離より短い所定の
間隔まで短くなるように前記搬送ベルトの搬送速度より
も高速で前記第2の原稿シートを前記搬送手段に搬送さ
、前記第2の原稿シートが前記搬送ベルトに到達する
と、前記第1の原稿シート及び前記第2の原稿シートを
前記所定の間隔に保ったまま前記搬送ベルトによって挟
持させると共に搬送させ、前記搬送ベルトによって前記
第2の原稿シートを搬送することで、前記原稿読み取り
位置上を通過させることを特徴とするものである。 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【実施例】図1〜図3は本発明の一実施例を示すシート
材搬送装置の要部構成を説明する断面図である。 【0014】これらの図に示すように、原稿トレイ4に
は、後述する図13に示す1対の幅方向規制板33aが
シート原稿(原稿束)Pの幅方向にスライド自在に配置
されていて、原稿トレイ4に載置されるシート原稿Pの
幅方向を規制して、シート原稿Pの給送時の安定性と、
原稿トレイ4上への搬出の際の整合性が確保されてい
る。上記幅方向規制板33aには、後述するジョッギン
グ機構が内蔵されていて、原稿トレイ4上に搬出されて
くるシート原稿Pを1枚毎、原稿基準ガイド33に押し
付け、整合性をさらに高めている。さらに、後述する原
稿トレイ昇降機構により、図2,図3との間を揺動でき
るように構成されている。 【0015】また、原稿トレイ4に隣接して、半月状の
給紙ローラ5およびストッパソレイド108(図5参
照)により上下に移動するストッパ21が配設されてい
る。 【0016】さらに、原稿トレイ4上にセットされた際
のシート原稿Pは、突出した上記ストッパ21により規
制されて下流に進出できないように構成されている。そ
して、複写機の操作部で複写条件が入力され、スタート
キーが押されると、上記ストッパ21が沈み込んでシー
ト原稿Pの進路が開放され、シート原稿Pは給紙ローラ
5の給送を受けて下流部へ進出する。この際、原稿トレ
イ4部上の原稿基準ガイド33内に内蔵された仕切り部
材モータ105(図5参照)に連結された仕切り部材2
2が最上位のシート原稿Pに回転して乗り上げ、未処理
原稿と処理済原稿との区別をする。 【0017】上記ストッパ21の下流には、分離部を構
成する搬送ローラ38および分離ベルト6が配設されて
いて、それぞれ矢印方向に回転して原稿トレイ4から進
出してきたシート原稿Pを1枚毎に分離してさらに下流
側に搬送する。 【0018】また、前記ストッパ21の上方には、ウエ
イト20が設けられており、原稿トレイ4上のシート原
稿Pが少なく給紙ローラ5の給送力だけではシート原稿
Pが分離部6,38に進出できない場合に、ウエイトソ
イド109(図5参照)により下方に移動して、シ
ート原稿Pを給紙ローラ5との間に挟んで給紙ローラ5
の給送力を向上させている。 【0019】さらに前述のウエイト20は、本発明を達
成するために必要な構成である原稿トレイ4上に載置さ
れた原稿束の束厚検知手段の役割を果たす。なお、24
a,24b,25,39は原稿搬送状態を検知するセン
サである。 【0020】以下、図4に示す搬送経路図および図5に
示す搬送経路駆動機構図を参照しながら、図1に示した
シート材搬送装置の動作を更に詳述する。 【0021】図4は、図1に示したシート材搬送装置の
搬送系路を説明する該略図である。 【0022】この図に示すように、上記分離部6,38
から上記プラテン3にかけて原稿給送路(イ),
(ロ),(ハ)が構成されており、この原稿給送路
(イ),(ロ),(ハ)は屈曲してプラテン3上の搬送
路に接続し、シート原稿Pをプラテン3上に誘導する。 【0023】また、給紙ローラ5近傍には、原稿トレイ
4上に載置されたシート原稿Pの有無を検知するための
透過型の光センサである入り口センサ23a,23bが
配置されている。このRDFの本体左方には、大ローラ
10が配設されており、上記プラテン3から大ローラ1
0の外周を回って上記原稿トレイ4上方に伸びる原稿排
紙路(ホ),(ヘ)が構成されている。 【0024】さらに、上記原稿排紙路(ホ),(ヘ)の
大ローラ10の上方から分岐して面原稿の表裏を反転
させるための原稿反転路(オ)が構成されていて(図4
参照)、この原稿反転路(オ)の下流部が上記原稿給送
路(ロ)と合流するように構成されている。 【0025】また、原稿排紙路(ヘ)の下流側には、中
継ローラ44,排紙ローラ11が設けられており、上記
原稿排紙路(ホ),(ヘ)を搬送されてきたシート原稿
Pを原稿トレイ4上の原稿束Pの最上部に搬出する。プ
ラテン3の上方に配設された前記幅広ベルト7は、シー
ト原稿Pをプラテン3上の所定位置に搬送・載置され、
画像読み取り後にプラテン3から搬出される。上記原稿
給送路(イ),(ロ),(ハ)と原稿反転路(オ)の合
流部には給送ローラ9が配設されており、この給送ロー
ラ9は、到達したシート原稿Pにループを形成して、シ
ート原稿Pの斜行を防止している。 【0026】さらに、上記給送ローラ9の上流近傍に
は、シート原稿Pの前端および後端を検知する透過型の
光センサである給紙センサ25a,25bが配設されて
いて、原稿給送路(イ),(ロ),(ハ)および原稿反
転路(オ)のいずれの搬送路を通過したシート原稿Pも
検知できる。 【0027】また、給送ローラ9の下流には、シート原
稿Pの後端を検知する透過型の光センサであるレジスト
センサ39a,39bが配設されている。 【0028】また、原稿排紙路(ホ),(ヘ)中の大ロ
ーラ10の下方には、プラテン3から搬出されたシート
原稿Pを検知する透過型の光センサである反転センサ2
6a,26bが配設され、さらに大ローラ10と排紙ロ
ーラ11との間の原稿排紙路(ヘ)中には、原稿排紙路
(ヘ)を通過し、原稿トレイ4上に搬出されるシート原
稿Pの通過を検知する透過型の光センサである排紙セン
サ27a,27bが配設されている。 さらに、原稿排
紙路(ホ),(ヘ)から原稿反転路(オ)に分岐される
部分には、パスを切り換えるための反転フラッパ34が
配設されていて、反転フラッパソレノイド110(後述
する図5参照)のON・OFFにより、図中実線位置お
よび斜線位置間を揺動することによりパスの切り換えを
行っている。 【0029】さらに、RDF2の本体右方には、プラテ
ン3上の画像読み取り部へプラテンガラスの右端よりシ
ート原稿を搬送する第2の原稿分離手段と、第2の原稿
給送路(チ),(リ),(ヌ)が構成されており、後述
する原稿トレイ4の上下揺動動作に連動して原稿トレイ
4は、図2,図3に示した位置を上限,下限位置として
揺動するように構成されている。 【0030】なお、図3に示すように原稿トレイ4が下
限位置にある場合、これに隣接して半月状の第2の給紙
ローラ8および第2の分離部を構成する搬送ローラ15
および分離ベルト14が配設されていて、それぞ矢印
方向に回転して原稿トレイ4から進出してきたシート原
稿Pを1枚毎に分離してさらに下流側に搬送する。 【0031】また、原稿トレイ4はトレイ上に載置され
た原稿サイズおよび画像形成装置の入力条件により、上
限あるいは下限位置をとる構成となっている。原稿トレ
イ4が下限位置に達すると原稿トレイ4の前述したスト
ッパ21が原稿トレイ4上に載置されているシート原稿
Pを第2の分離手段側へ、ある一定距離束搬送される。 【0032】図5は、図1に示したシート材搬送装置の
搬送経路駆動機構図である。 図5において、100は
第1の分離モータで、この分離モータ100は分離部で
ある搬送ローラ38と分離ベルト6を図中矢印方向に駆
動する。ベルトモータ102は、幅広ベルト7を駆動す
る駆動ローラ36をそれぞれ駆動しており、さらに駆動
ローラ36の回転を幅広ベルト7によってターンローラ
37に伝える。 また、ベルトモータ102のモータ軸
上には、ブレーキ112が設けられていて、幅広ベルト
7の停止時の位置を補償する。反転モータ101は、大
ローラ10および排紙ローラ11を駆動するものであ
る。103は第2の分離モータを示しており、この分離
モータ103は第2の分離部である搬送ローラ15と分
離ベルト14を図中矢印方向に駆動する。114はクラ
ッチである。 【0033】104は搬送モータで、第2の給送ローラ
16,中継ローラ17を駆動するものである。それぞれ
のモータの軸上には、複数のスリットを形成したクロッ
ク円板100a,101a,102a,103a,10
4aが設けられ、それぞれのスリットを透過型の光セン
サで認識することによりパルスを発生するクロックセン
サ100b,101b,102b,103b,104b
等がそれぞれ設けられている。 【0034】なお、各モータの回転を、クロックセンサ
100b,101b,102b,103b,104bに
よりクロックカウントすることにより、各搬送ローラの
回転量が測定でき、シート原稿Pの移動量を検出するこ
とができるように構成されている。 【0035】110は前記反転フラッパ34を揺動させ
るための反転フラッパソレノイドを示していて、OFF
時には反転フラッパ34は図中実線位置にあって、原稿
排紙路(ホ),(ヘ)を通過したシート原稿Pを原稿ト
レイ4上に搬出し、ON時には、原稿排紙路(ホ),
(ヘ)を通るシート原稿Pを原稿反転路(オ)へと誘導
する。 【0036】ストッパソレノイド108は、ストッパ2
1を上下動させるように駆動させ、OFF時には図中の
位置にあって原稿トレイ4上の原稿束Pの下流側へ進出
を防止し、ON時にはストッパ21が沈み込んでシート
原稿Pの進路を開放する(図6参照)。 【0037】109はウエイトソレノイドで、ウエイト
20を上下に揺動させるものであり、OFF時には図示
の位置にあって、ON時は、ウエイト20を下方に下げ
て給紙ローラ5上にシート原稿Pを押圧することによ
り、給紙ローラ5による搬送力を高めている。111は
原稿ストッパーソレノイドを示していて、原稿ストッパ
ー19を上下に揺動させるものであり、OFF時には図
示の実線の位置にあって、ON時には図示の破線の位置
に上がる。 【0038】この様に構成されたシート材搬送装置にお
いて、搬送制御手段(コントローラCONT2)は、
稿流し読みモードにおいて原稿シートが搬送ベルト(本
実施例ではベルト7)に到達するまでに、先行する原稿
シートとの間隔が所定の間隔(本実施例ではLgap)
まで短くなるように搬送ベルトの搬送速度よりも高速
原稿シートを搬送手段(本実施例ではローラ16,1
7)に搬送させる(後述する22図に示す右側分離後処
理に従う)ので、先行する原稿シートとの間隔を所定の
間隔まで短くなるようにして生産性を上げることができ
る。また、原稿シートが搬送ベルトに到達した後は原稿
シートが狭持されて搬送されるため原稿間隔を制御でき
ないので、原稿シートが搬送ベルトに到達するまでの間
に先行する原稿シートとの原稿間隔を所定の間隔まで短
くするよう制御することができる。 【0039】 【0040】次に、原稿トレイ4の揺動動作について図
5を参照しながら説明する。 【0041】107はトレイ揺動モータで、モータ出力
軸はトレイ揺動アーム48に接続されている。原稿トレ
イ4の下面にはトレイ揺動軸47が係合している。トレ
イ揺動軸47は、トレイ揺動アーム48の先端と係合
し、トレイ揺動アーム48の反対側はトレイ揺動アーム
軸に固定されていて、トレイ揺動アーム軸が回転するこ
とによりトレイ揺動アーム48は図2,図3の間を揺動
し、原稿トレイ4を揺動中心40の回りに揺動する。 【0042】51は原稿トレイ4が上方位置に到達した
ことを検知する上部リミットスイッチを、52は原稿ト
レイ4が下方位置に到達したことを検知する下部リミッ
トスイッチを示しており、トレイ揺動モータ107は上
部,下部リミットスイッチ51,52の検知により回転
を制御される。 【0043】次に、原稿トレイ4上の束搬送手段につい
て図5を参照しながら説明する。 【0044】106はストッパースライドモータで、ス
トッパー21を図2の矢印A方向に移動して、シート原
稿Pを第2の分離部まで搬送し、搬送後、初期の位置ま
で戻る構成となっている。 【0045】また、後述する図9,図10に示すよう
に、シート原稿が排紙ローラ11から原稿トレイ4上に
排出される毎にシート原稿の後端をストッパー21が第
2の分離部側へ押し込み原稿トレイ4上のシート原稿P
の搬送方向の整合性を向上させることができるように構
成されている。 【0046】以下、図6〜図8を参照しながら原稿トレ
イ4の揺動機構および揺動動作について説明する。 【0047】図6〜図8は、図1に示した原稿トレイ4
の揺動機構および揺動動作を説明する図である。 【0048】図6に示すように、原稿トレイ4に配設さ
れているガイド60,61(図6参照)内をストッパー
スライド台41がリンク42を介して偏心カム43の回
転によりコロ46を介し移動する(図7,図8参照)。
偏心カム43には、ホーム・ポジション位置(図6,図
7)を検知するためのフラッグ53および透過型センサ
45が配設されている。前記原稿トレイ4が下限位置に
達するとシート原稿ストッパー19がソレノイド111
(図5参照)により上方に支軸31を中心に揺動し、上
記束搬送手段により束搬送されたシート原稿Pを受け入
れる。束搬送されたシート原稿Pは必ず第2の分離手段
上流近傍に配設されたシート原稿の有無を検知する透過
型の光センサ28a,28bで紙有を検知する位置まで
搬送される(図3参照)。 【0049】該束搬送が終了すると、シート原稿ストッ
パー19はシート原稿P上に載置される構成となってい
る。第2の分離手段の下流側には、第2の給送ローラ1
6が配設されており、この第2の給送ローラ16は、到
達したシート原稿Pにループを形成して、シート原稿P
の斜行を防止している。上記第2の給送ローラ16の上
流近傍には、シート原稿Pの前端および後端を検知する
透過型の光センサである第2の給紙センサ30a,30
bが配設されている。 【0050】さらに、下流側には中継ローラ17があ
り。第2の給送路()中には、シート原稿Pの先端位
置を検知する透過型の画先センサ18a,18bが配設
されており、該画先センサ18a,18bにより、画像
形成装置内の画像が形成されるシート材のタイミング制
御を行う。 【0051】以下、図9,図10を参照しながら、図1
に示した原稿トレイ4のストッパ機構について説明す
る。 【0052】図9,図10は、図1に示した原稿トレイ
4のストッパ機構の動作を説明する図である。 【0053】これらの図に示す様に、第2の搬送ローラ
15の回転により最下紙が分離まで搬送されると、その
際、画像形成装置に入力キーで画像形成部数が1部と設
定された時、シート原稿ストッパー19は図3に示した
ようにシート原稿P上に載置されたままとなり排紙ロー
ラ11,12,13により排紙されてきたシート原稿が
第2の分離部に入っていかないよう規制する。そして、
画像形成装置に入力キーで画像形成部数がn部と設定さ
れた時(1部のシート原稿がn循環する場合)、シート
原稿ストッパー19は、図9,図10に示したようにシ
ート原稿が(n−1)循環するまで上方に退避してお
り、n循環目の最初のシート原稿が原稿トレイ4上に再
積載される時にはシート原稿ストッパー19はシート原
稿上に載置され、この最初のシート原稿が第2の分離部
に入っていくのを規制する。n循環終了時には図11に
示したようにシート原稿Pは、シート原稿ストッパー1
9により先端を規制される。その後、原稿トレイ4は上
方に移動し、上限位置で停止する。なお、画像形成装置
に入力キーで画像形成部数が1部として設定された場合
も図11に示すようにシート原稿ストッパー19により
先端を規制される。 【0054】以下、図12を参照しながら図1に示した
原稿トレイ4の仕切り部材について説明する。 【0055】図12は、図1に示した原稿トレイ4の仕
切り部材22の構成を説明する要部断面図である。 【0056】図において、図5に示した仕切り部材モー
タ105の出力軸117上には、回転方向でフリーに支
持された仕切りフラグ119と、上記出力軸117に固
定されていて仕切りフラグ119を回転駆動する仕切り
レバー120が同軸上に配置されている。 【0057】仕切りフラグ119は、図示のように、円
周の一部がカットされており、また、円周上にはポリエ
ステルフィルム,板ばね等の可撓性材料で作られた仕切
り部材22が固定されていて、仕切りフラグ119と一
体的に出力軸117上を回転する。 【0058】また、仕切りフラグ119は、その重心位
置が仕切り部材22側にあるので、仕切りレバー120
の駆動が加わらない時は、その自重により仕切り部材2
2が真下の位置にくるところで停止する。121は仕切
りセンサを示していて、仕切りフラグ119を検知する
ことにより、仕切り部材22の位置を判別している。 【0059】図12の(a)に示すように、原稿トレイ
4上にシート原稿Pを満載した場合、シート原稿P端面
と仕切り部材22の取り付け部までの距離が短くて仕切
り部材22の腰が強いので、仕切り部材22は変形せず
図示のようにシート原稿Pに沿ってフラットな状態に構
成されている。 【0060】一方、図12の(b)に示すように、原稿
トレイ4上に積載されたシート原稿Pの枚数が少ない場
合、従来のような剛性をもった仕切り部材であると、部
材先端がシート原稿P表面に接触した状態で停止するの
で、原稿端部位置では仕切り部材が原稿表面に対して隙
間が生じて浮き上がってしまう。そして、仕切り部材の
上方にシート原稿Pが再積載される際に、原稿先端が仕
切り部材に衝突して、原稿トレイ4上に安定して積載で
きなかったが、図12の(b)にように、仕切り部材2
2は可撓性を有しているので、仕切りレバー120の駆
動力により原稿束P表面の状態に仕切り部材22がなじ
んで、満載時と同様に原稿面に沿ってフラットな状態と
なる。 【0061】従って、仕切り部材22は、原稿トレイ4
上にシート原稿Pが多い場合であっても少ない場合であ
っても、必ず原稿束P表面に密着した状態となるので、
仕切り部材22上にシート原稿Pが再積載されても、仕
切り部材22に衝突することはないので、シート原稿P
の搬出に支障をきたすことなく、安定してシート原稿P
を積載できる。 【0062】次に、図13を参照しながら原稿トレイ4
のジョッギング機構について説明する。 【0063】図13は、図1に示した原稿トレイ4のジ
ョッギング機構を説明する図である。 【0064】図において、122は幅方向規制板33a
の一部を形成するジョッギングガイドであって、幅方向
規制板33aに出没自在に支持されている。ジョッギン
グガイド122の原稿面側と反対側には、2か所のジョ
ッギングリンク123,125の一方側と係合するリン
クピン126,127が設けられている。ジョッギング
リンク123,125の他端側は、ジョッギングレバー
129とレバーピン130,131で係合している。 【0065】また、ジョッギングレバー129は、ジョ
ッギングソレノイド132に係合している。従って、ジ
ョッギングソレノイド132がONすると、ジョッギン
グガイド122はシート原稿Pを原稿基準ガイド33に
押し付けるように動作して、ジョッギングソレノイド1
32がOFFすると、戻しばね133によりジョッギン
グガイド122は原稿端面から離隔するように動作す
る。 【0066】すなわち、シート原稿Pが原稿トレイ1上
に1枚づつ再積載される毎に、ジョッギングソレノイド
132のON・OFFを繰り返すことにより、シート原
稿Pを確実に原稿基準ガイド33に押し付けて、原稿ト
レイ1上のシート原稿Pの整合性を向上させている。 【0067】また、幅方向規制板33aに係合して不図
示のスライドボリュームが付いており、幅方向規制板3
3aの移動により原稿トレイ4上に載置されているシー
ト材の幅方向のサイズ上方を得ることが可能に構成され
ている。 【0068】また、原稿トレイ4後端部には図1に示し
たように、シート材の長さ検知センサ68が付いてお
り、このシート材長さ検知センサ(例えば反射型セン
サ)は、例えばシート材がLTRサイズ(216mm)
以上か、LTRサイズ(216mm)以下かどうかを判
定するものである。 【0069】このシート材長さ検知センサ68により、
LRTサイズ以上と判断された時、あるいはLTRサイ
ズ以下と判断された場合でも、設定部数が1(画像シス
テム装置操作部にキーイン)で、かつ前記束厚のアバウ
トな検出法によってh<h2(本実施例においては原稿
約4枚以下を想定)と判断された時、原稿トレイ4上に
載置されたシート材は第1の分離手段側より給紙される
(すなわち、スイッチバックパスモード)。 【0070】一方、シート材長さ検知センサ68によ
り、LTRサイズ以下と判断(入口センサ23a,23
bがONで、かつシート長さ検知センサ68がOFF状
態)の時、次に幅方向規制板33aに連動して動くスラ
イドボリュームより、シート材の幅方向サイズの上方を
得て、例えばA4,LTRサイズか否かを判断し、A
4,LTRサイズで、かつ設定部数が2以上の場合と、
A4,LTRサイズでかつ設定部数が1でかつ前記束厚
のアバウトな検出法によってh≧h2(本実施例では原
稿約5枚以上を想定)の判断がなされた時、原稿トレイ
を下降させ、第2の分離手段側より給紙を行える条件を
満たす。 【0071】さらに、画像形成装置の入力される画像形
成モード等によりさらに第1の分離手段側か、第2の分
離手段側から給紙するかを判定する(例えば、画面モー
ドの時は、原稿反転用のパスを形成する大ローラ10
側、スイッチバックパスすなわち第1の分離手段側から
給紙する)。そしてA4,LTRサイズ以外および設定
部数が1でかつh<h2の時は第1の分離手段側よりシ
ート材を給紙する。なお、上記シート材のサイズに対し
ての基準はあくまでも本発明における位置実施例であ
り、サイズの基準値は任意に選ぶことは可能である。 【0072】図14は、図5に示したコントローラCO
NT2の詳細構成を説明する制御ブロック図であり、図
5と同一のものには同一の符号を付してある。 【0073】図において、2201はCPU,ROM,
RAM等を内蔵したワンチップマイクロコンピュータ
(マイコン)で、該マイコン2201の入力ポートには
各種センサの信号が入力される。 【0074】原稿幅検知のためのスライドボリューム
は、該マイコン2201のアナログ/デジタル変換端子
に接続されており、スライドボリュームの値を、255
段階で連続的に検知できるように構成されている。 【0075】さらに、該マイコン2201の出力ポート
には、ドライバを介して各負荷が接続されている。特
に、ベルトモータ12は、周知のPLL回路2203
と正逆転ドライバを介して接続されており、該PLL回
路2203にはマイコン2201の矩形波出力端子GE
Nより任意の周波数の矩形波信号を入力しており、この
信号の周波数を変えることによりベルトモータ12、
しいては幅広ベルト7の周速を任意に可変することが可
能に構成されている。 【0076】さらに、通信IC2202を介して複写機
本体のコントローラCONT1との間で制御データの授
受を行っており、受信データとしては、複写機本体から
の流し読み速度データ(v),片面/両面/流し読み等
の原稿搬送モードデータ,原稿給紙トリガー,原稿交換
トリガー,原稿排紙トリガーがあり、さらに送信データ
としては、原稿給紙/交換/排紙の各動作完了信号,検
知した原稿サイズデータ,原稿束の区切れを知らせる最
終原稿信号,流し読みモード時の画先信号がある。 【0077】また、コントローラCONT2のマイコン
2201の内蔵ROMには、後述するのフローチャート
に示すような制御手段(制御プログラム)があらかじめ
格納されており、その制御手段に従って各入出力を制御
している。 【0078】以下、図15〜図32に示す各フローチャ
ートを参照しながら本発明に係るシート材搬送装置にお
けるシート材処理動作について説明する。 【0079】図15は本発明に係るシート材搬送装置に
おける全体制御手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。 【0080】原稿がセットされたかを図2に示したセン
サ23a,23bで検出し、図示しない本体1の操作部
にあるコピーキーを押下すると、画像形成処理が開始さ
れる(1)。この時、シート長検知センサ68がオフ
(シートサイズがA4,LTRサイズ以下の場合はオフ
となる)しているかどうかを判別し(2)、YESなら
ば本体1から送信されてきた原稿搬送モードが流し読み
モードかどうかを判別し(3)、YESならば後述する
流し読みモードに基づく画像形成処理ルーチンを実行し
(4)、処理を終了する。 【0081】一方、ステップ(2),(3)の判定でい
ずれもNOの場合は、ノーマルスイッチバックモードに
基づく一連の画像形成処理ルーチンを実行し(5)、処
理を終了する。 【0082】なお、原稿サイズによるモード選択は、本
実施例ではシート長を検知するセンサ68(図1参照)
のオン/オフによる送り方向のみで選択を規制している
が、前述したように図示しない原稿トレイ下部に備え付
けられたスライドボリュームによる原稿幅検知手段との
組合せによって原稿サイズによるモード選択の規制を実
行するように構成してもよい。 【0083】図16は本発明に係るシート材搬送装置に
おける流しモードに基づく画像処理ルーチンの一例を示
すフローチャートである。なお、(1)〜(10)は各
ステップを示す。 【0084】図1に示した原稿トレイ4を下限位置に移
動すべく後述のトレイダウン処理(後述する図19に示
すフローチャートに従う)を行い(1)、さらに原稿束
Pを右側に移動すべく後述する原稿束搬送処理(後述す
る図20に示すフローチャートに従う)を行い(2)、
その後は、最下部の原稿を1枚だけ分離すべく後述する
右側分離処理(後述する図21に示すフローチャートに
従う)を行う(3)。その後、右側分離後処理(後述す
る図22に示すフローチャートに従う)を行い(4)、
原稿画像の読み取りを本体1の光学系を所定の位置に固
定したまま行う原稿流し込み処理(後述する図23に示
すフローチャートに従う)を起動し(5)、その後、画
先センサ18によって原稿の後端が検知されるのを待っ
て(6)、原稿仕切センサ121によって、原稿束Pの
区切れを検知して(7)、最終原稿でなければ、原稿を
原稿トレイ上に戻すべく後述する連続排紙処理(後述す
る図24に示すフローチャートに従う)を起動し(1
0)、ステップ(3)に戻る。 【0085】一方、ステップ(7)の判定で、最終原稿
であった場合には、連続排紙処理を行って(8)、その
後、後述のトレイアップ処理(後述する図18に示すフ
ローチャートに従う)を行って(9)、原稿トレイ4を
上限位置に戻して、一連の処理を終了する。 【0086】なお、上記処理において、図示しない本体
の光学系は、図4に示す位置D’’、すなわち、原稿送
り方向の長さをL1(mm)とした場合、中継ローラ1
7からL1(mm)以上、時計回りにおける下流に位置
している。また、本体の光学系の位置制御は、周知のス
テッピングモータ制御によるものでもいいし、その他メ
カ式ストッパ構成によるものであっても構わない。 【0087】図17は本発明に係るシート材搬送装置に
おけるノーマルスイッチバックモード処理手順の一例を
示すフローチャートである。なお、(1)〜(6)は各
ステップを示す。 【0088】先ず、原稿トレイ上の原稿束Pに対して最
下部の原稿を1枚だけ分離すべく後述の左側分離処理
(後述する図25に示すフローチャートに従う)を行い
(1)、該処理が完了したら、原稿をプラテンガラス上
に載置すべく後述する左側給紙処理(後述する図26に
示すフローチャートに従う)を行う(2)。その後、図
示しない本体の光学系を移動させながら原稿を走査する
ことによって、原稿画像の読み取る光学系移動原稿読取
り処理を行い(3)、その後、原稿仕切センサ121に
よって、原稿束Pの区切れを検知して(4)、最終原稿
でなければ、原稿を原稿トレイ上に戻すべく後述する間
欠排紙処理(後述する図27に示すフローチャートに従
う)を起動して(6)、ステップ(1)に戻って処理を
繰り返す。 【0089】一方、ステップ(4)の判定で最終原稿と
判定された場合には、間欠排紙処理をおこなって
(5)、一連のノーマルスイッチバックモード処理を終
了する。 【0090】図18は本発明に係るシート材搬送装置に
おけるトレイアップ処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、(1)〜(3)は各ステップを示す。 【0091】本実施例におけるトレイアップ処理は、原
稿コピーの最終部で仕切部材22が原稿トレイ4上の原
稿を仕切ることを解除後、原稿が最終であることを検知
し、原稿検知センサ28が原稿を認識しなくなったこと
を検知すると原稿を図1の位置まで上昇させるべく上部
リミットスイッチ51がオンするまで(1)、トレイ揺
動モータ107を駆動し上部リミットスイッチ51がオ
ンしたら(2)、トレイ揺動モータ107の駆動を止め
(3)、処理を終了する。 【0092】図19は本発明に係るシート材搬送装置に
おけるトレイダウン処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、(1)〜(3)は各ステップを示す。 【0093】本実施例におけるトレイダウン処理は、ト
レイ揺動モータ(モータ107)をオンし(1)、原稿
トレイ4を図2に示す位置まで下降させるべく、下部リ
ミットスイッチ52がオンするまでトレイ揺動モータ1
07を駆動し(2)、下部リミットスイッチ52がオン
したら、前記トレイ揺動モータ107の駆動を止めて
(3)、処理を終了する。 【0094】図20は本発明に係るシート材搬送装置に
おける束搬送処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(4)は各ステップを示す。 【0095】本実施例における束搬送処理においては、
原稿トレイ上の原稿束Pを第1の給紙口側から第2の給
紙口側に搬送すべく、シート原稿ストッパソレノイド1
11をオンし、かつストッパスライドモータ106をオ
ンする(1)。その後、束搬送ホームポジション45の
オフ/オンを検知したら(2),(3)、ストッパユニ
ットにより原稿束搬送が行われる。そして、シート原稿
ストッパソレノイド111,ストッパスライドモータ1
06をオフして(4)、処理を終了する。 【0096】図21は本発明に係るシート材搬送装置に
おける右側分離処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(8)は各ステップを示す。 【0097】先ず、原稿が1枚目かどうかを判断し
(1)、YESならば原稿束Pの区切りを検知するため
の仕切部材を動作させるために仕切り部材モータ105
をオンすると同時に、原稿束Pのさばきを行うべく第2
の分離モータ103をオンする(2)。さらに、原稿束
Pの束方向の整合を行うべく後述するジョギング処理
(後述する図30に示す手順に従う)を行う(3)。し
かる後、ジョギング処理が終了したら、原稿束の最下位
の原稿が1枚のみ分離させるように、シートパス(チ)
内を進み、第2の給紙センサ30が原稿先端を検知した
ら(4)、第2の分離モータ103を低速駆動するため
の速度制御を開始するとともに、分離ループタイマをス
タートし(5)、この設定時間終了後(6)、第2の分
離モータ103をオフすることで(7)、原稿は低速で
給送ローラ対のニップ部に先端がつき当てられるので、
原稿の先端損傷防止とともに、衝突音を軽減させること
ができ、さらに所定量のループが形成された状態で停止
する。これにより、分離時に斜行が発生した場合でもこ
れを矯正する作用をなす。 【0098】一方、ステップ(1)の判断でNOの場
合、すなわち、原稿2枚目以降は、第2の分離モータ1
03をオンし(8)、ステップ(6)に進み、分離ルー
プタイマの終了を待って分離モータ103をオフする。 【0099】図22は本発明に係るシート材搬送装置に
おける右側分離後処理手順の一例を示すフローチャート
である。なお、(1)〜(6)は各ステップを示す。 【0100】右側分離処理により、第2の分離モータ1
03をオフすると同時に、原稿停止タイマをスタートし
(1)、この設定時間終了(原稿停止タイマが終了)し
たら(2)、原稿が1枚目かどうかを判定し(3)、
ESならばクラッチ113をつなぎ、搬送モータ104
をオンする。2枚目の原稿以降は、原稿停止タイマ設定
時間終了後、前の原稿の後端が画先センサ18を抜けた
ことを検知した後(7)、クラッチ113をつなぎ、搬
送モータ104をオンすると同時に、搬送モータ104
のクロックセンサ104bのカウントを開始し(4)、
このカウント値が中継ローラ17と画先センサ18間の
距離を超えない所定距離に相当するカウント値に達した
とき(5)、搬送モータ104の動作を停止し、クラッ
チ113を離して(6)、処理を終了する。なお、上記
処理を行う搬送モータ104の速度を、原稿読取り時の
スピードに対して高速に制御することにより、原稿2枚
目以降の原稿間隔を短くすることができる。 【0101】図23は本発明に係るシート材搬送装置に
おける原稿流し読み処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、(1)〜(3)は各ステップを示す。 【0102】本実施例の原稿流し読み処理においては、
原稿の画像を固定した本体の光学系にて読み取るべく、
搬送モータ104を流し読みするベルトモータ102の
速度と同期(等速)してオンし、同時にベルトモータ1
02も前述したPLL回路2203へ本体から受信した
流し読み速度データvに基づいて基準信号を出力するこ
とで定速制御を開始する(1)。その後、画先センサ1
8によって原稿先端が検知されると同時に(2)、画先
信号を本体に送信して(3)、処理を終了する。 【0103】なお、本体は、画先信号を受信した後、前
述した流し読み時の光学系固定位置に原稿先端が到達す
るまでの時間を演算制御して実際の画像読取りを行うこ
とになる。また、前記流し読み速度データvは、光学系
移動時の読取り速度をv1と等しくしてもいいし、異な
っていても良い。特に、v>v1と設定されたときに
は、通常の光学系移動読取りよりも短時間で原稿画像の
読取りが完了するので、本実施例に示すシート材搬送装
置を使用することにより、画像形成速度が向上すること
になる。 【0104】図24は本発明に係るシート材搬送装置に
おける連続排紙処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(10)は各ステップを示す。 【0105】先ず、プラテンガラス上の原稿を排紙すべ
く、反転モータ101を流し読みしているベルトモータ
102の速度と同期(等速)してオンし(1)、次い
で、反転センサ26によって原稿後端が検知されたら
(2)、次原稿との紙間を確保するために反転モータ1
01を最高速度まで速度アップし(3)、原稿がシート
パス(ニ)からシートパス(ヘ)へと搬送されて原稿後
端を排紙センサ27によって検知したら(4)、排紙整
合のために反転モータ101の速度制御を行いながら、
原稿を原稿トレイ上に排紙するための距離を決定する排
紙カウンタをスタートされる(5)。排紙カウンタが終
了したら(6)、反転モータ101をオフし(7)、原
稿が原稿トレイ4上に落下するまでインターバルをとる
排紙落下タイマを起動し(8)、タイマ終了後(9)、
排紙原稿の整合を行うべく閉ループ排紙ジョギング処理
を行って(10)、連送間欠排紙処理を終了する。 【0106】図25は本発明に係るシート材搬送装置に
おける左側分離処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(8)は各ステップを示す。 【0107】先ず、原稿が1枚目かどうかを判定し
(1)、NOの場合は第1分離モータをオンして
(9)、ステップ(7)に戻り、YESならば原稿束P
の区切りを検知するための仕切り部材を動作させるため
に仕切り部材モータ105をオンすると同時に、原稿束
Pのさばきを行うべく第1の分離モータ100をオンす
る(2)。さらに、原稿束Pの幅方向の整合を行うべく
後述するジョギング処理を行う(3)。しかる後、ジョ
ギング処理が終了したら、原稿束の最下位の原稿を1枚
のみ分離させるように給紙ストッパを下降させるために
ストッパソレノイド111をオンし(4)、シートパス
(イ)内を進み、第1給紙センサ25が原稿先端を検知
したら(5)、第1の分離モータ100を低速駆動にす
るための速度制御を開始するとともに、分離ループタイ
マをスタートし(6)、この設定時間終了後(7)、第
1の分離モータ100をオフして(8)、処理を終了す
る。 【0108】これにより、原稿は低速で給送ローラ対の
ニップ部に先端が突き当てられるので、原稿の先端損傷
防止とともに、衝突音を軽減させることができ、更に所
定量のループが形成された状態で停止させ、分離時に斜
行が発生しても、これを矯正することができる。 【0109】図26は本発明に係るシート材搬送装置に
おける左側給紙処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。 【0110】給送ローラ対,全面送りベルトを駆動し、
原稿をシートパス(イ)からシートパス(ハ)に搬送さ
せるべく、ベルトモータ102を正転オンし、反転モー
タをオンし、同時に反転クロックセンサ101bから入
力するクロック信号によってカウントするサイズチェッ
クカウンタをスタートさせる(1)。そして、原稿が搬
送されてその後端が第1給紙センサ25を通過すると同
時に(2)、上記サイズチェックカウンタをストップ
し、そのデータに基づいて後述する図29に示す手順に
従うサイズチェック処理にて原稿サイズを判別してお
き、さらに、原稿をプラテン上の所定位置(原稿後端位
置(図4の位置D参照))に停止するべくクロック円板
102a,クロックセンサ102bによってカウントさ
れるレジストカウンタをスタートさせる(3)。上記ス
タートしたレジストカウンタが終了した時点で(4)、
ベルトモータをオフし、かつ、ブレーキをオンすること
で原稿を精度良く停止させ(5)、処理を終了する。 【0111】図27は本発明に係るシート材搬送装置に
おける間欠排紙処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(8)は各ステップを示す。 【0112】先ず、プラテンガラス上の原稿を排紙すべ
く、ベルトモータ102を逆転オンし、反転モータをオ
ンする(1)。次いで、原稿シートパス(ニ)からシー
トパス(ヘ)へと搬送されて原稿後端を排紙センサ27
によって検知したら(2)、ベルトモータをオフし、排
紙制御の為に反転モータ101の速度制御を行いなが
ら、原稿を原稿トレイ上に排紙するための距離を決定す
る排紙カウンタをスタートさせる(3)。排紙カウンタ
が終了したら(4)、反転モータ101をオフし
(5)、原稿が原稿トレイ上に落下するまでインターバ
ルをとる排紙落下タイマを駆動し(6)、タイマ終了後
(7)、排紙原稿の整合を行うべく排紙ジョギング処理
を行って(8)、間欠排紙処理を終了する。 【0113】図28は本発明に係るシート材搬送装置に
おける第1のサイズチェック処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。なお、(1)〜(14)は各ステッ
プを示す。 【0114】先ず、サイズチェックカウンタデータに大
ローラ10のニップ位置から第1の給紙センサ25まで
の距離分を加えて補正して真の原稿サイズデータを得る
(1)。この時、原稿は給送ローラと全面ベルトによっ
て搬送されており、その送り量とベルトクロックによる
カウント値は確実に一致する。以後、ステップ(1)で
得られたサイズデータがA3,B4,A4R,B5R,
A4,B5の各データとの大小比較を行い(2)〜
(7)、原稿サイズをA5,B5,A4,B5R,A4
R,B4,A3であるとサイズ判定する(8)〜(1
4)。 【0115】図29は本発明に係るシート材搬送装置に
おける第2のサイズチェック処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。なお、(1)〜(14)は各ステッ
プを示す。 【0116】先ず、サイズチェックカウンタデータにロ
ーラ16のニップ位置から第2の給紙センサ30までの
距離分を加えて補正して真の原稿サイズデータを得る
(1)。この時、原稿は給送ローラと全面ベルトによっ
て搬送されており、その送り量とベルトクロックによる
カウント値は確実に一致する。以後、ステップ(1)で
得られたサイズデータがA3,B4,A4R,B5R,
A4,B5の各データとの大小比較を行い(2)〜
(7)、原稿サイズをA5,B5,A4,B5R,A4
R,B4,A3であるとサイズ判定する(8)〜(1
4)。 【0117】図30は本発明に係るジョギング処理手順
の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜
(7)は各ステップを示す。 【0118】先ず、ジョギングを行う回数を決定するカ
ウンタJOG−CNを初期化する(1)。次いで、幅規
制部材のジョギングガイドを押し出すためのジョギング
ソレノイド132をオンすると同じに任意に設定できる
タイマJOG−TMをスタートさせ(2)、タイマJO
G−TMが設定時間を終了したら(3)、ジョギングガ
イドを初期の状態に戻すべくジョギングソレノイド13
2をオフし、上記と同様にタイマ* JOGTMをスター
トさせ(4)、タイマJOGTMの設定時間が終了した
ら(5)、ジョギングを行う回数をカウントするカウン
タJOG−CNを「1」インクリメントし(6)、該カ
ウンタJOG−CNの値が「3」、すなわち、ジョギン
グガイドの往復動作が3回終了しているかどうかを判定
して(7)、NOならばステップ(2)に戻り、上記処
理を繰り返し、YESならば処理を終了する。 【0119】これによって、原稿束Pは幅方向に整合さ
れ、斜行,横レジ等を防止することができる。 【0120】図31は本発明に係るシート材搬送装置に
おける排紙ジョギング処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、(1)〜(3)は各ステップを示
す。 【0121】幅規制部材のジョギングガイドを押し出す
ためのジョギングソレノイド132をオンすると同時に
任意に設定できるタイマEJCT JOG−TMをスタ
ートさせ(1)、タイマEJCT JOG−TMが設定
時間を終了したら(2)、ジョギングガイドを初期の状
態に戻すべくジョギングソレノイド132をオフする
(3)、これによって、原稿束Pは幅方向に整合され、
斜行,横レジ等を防止することができる。 【0122】図32は本発明に係るシート材搬送装置に
おける閉ループ排紙ジョギング処理手順の一例を示すフ
ローチャートである。なお、(1)〜(6)は各ステッ
プを示す。 【0123】幅規制部材のジョギングガイドを押し出す
ためのジョギングソレノイド132をオンし、かつ、送
り方向の整合を向上させるため、ストッパスライドモー
タ106をオンし、同時に任意に設定できるタイマDE
JCT JOG TMをスタートさせ(1)、タイマD
EJCT JOG TMの終了を待つ間、束搬送ホーム
ポジションセンサ45を監視してホームポジションに戻
ってきたら、ストッパスライドモータ106をオフして
おく(2)〜(4)。タイマDEJCT JOG TM
に対する設定時間が終了したら(5)、ジョギングガイ
ドを初期の状態に戻すべくジョギングソレノイド132
をオフして(6)、処理を終了する。 【0124】これによって、原稿束Pは幅方向に整合さ
れ、斜行,横レジ等を防止することができる。また、タ
イマDEJCT JOG TMは、ストッパユニットが
1回転するのに十分な時間に設定されている。 【0125】なお、上記実施例における右側分離後処理
は、所定距離搬送の動作終了後に、クラッチ113を離
していたが、原稿搬送中に原稿の後端が図1に示した分
離後センサ29により検知れた場合にクラッチ113
を離すように制御してもよい。これにより、右側分離処
理中の原稿の次の原稿の分離動作を開始することが可能
となり、さらに、プロダクティビティが向上する。 【0126】また、上記実施例ではシートパス(チ),
(リ)のシート搬送機構をクラッチ113とワンウエイ
クラッチ(図示しない)により各給送ローラに駆動力を
伝達する構成とする場合について説明したが、第2の分
離モータ103と搬送モータ104との同期をとること
で、シート搬送機構の構成の簡易化を図っても良い。 【0127】例えば搬送モータのクロックセンサ104
bを利用して、分離モータのPLL制御を行うか、ある
いは分離モータをステッピングモータ化することにより
実現可能である。 【0128】また、搬送モータにステッピングモータを
使って分離モータと同期した励磁パルスを与える構成と
しても同様の効果が得られる。 【0129】さらに、駆動源をステッピングモータに変
更した場合に、DCモータに比べて保持トルクが大きい
ため、分離モータから原稿が中継ローラに付き当てられ
たときの衝撃による中継ローラの回転を防止することも
可能となる。 【0130】この様に上記実施例によれば、第2の分離
モータによる分離動作が終了した原稿を原稿読取り処理
を行う前に搬送モータ104により高速で搬送しておく
ことにより、現在、原稿読取り中の原稿との原稿間隔を
短くすることができ、原稿の種類や原稿の積載量の違
い、環境条件の違い等により原稿積載トレイから原稿を
分離する時間の遅れを取り戻すことができる。従って、
原稿流し読みモードにおいて、原稿画像を読み取る場合
に、本体のコピー用紙が連続して給紙される時間間隔に
対して原稿を連続して給紙する時間間隔に余裕ができ、
シート処理を行う画像処理装置に設定された最大処理速
度を低下させることなく、画像処理を行うことが可能と
なり、プロダクティビティを大幅にアップさせることが
できる。 【0131】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、搬送制御手段は、前記原稿流し読みモード
において、第1の原稿シートを前記搬送ベルトによって
挟持させると共に搬送させ、前記搬送ベルトによって前
記第1の原稿シートを搬送することで、前記原稿読み取
り位置上を通過させ、後続する第2の原稿シートが前記
搬送ベルトに到達するまで且つ前記読み取り手段による
前記第1の原稿シートの読み取りが終了するまでに、前
記第1の原稿シートと前記第2の原稿シートとの間隔
、前記搬送ベルトの原稿挟持開始位置から前記原稿読
み取り位置までの距離より短い所定の間隔まで短くなる
ように前記搬送ベルトの搬送速度よりも高速で前記第2
原稿シートを前記搬送手段に搬送させ、前記第2の原
稿シートが前記搬送ベルトに到達すると、前記第1の原
稿シート及び前記第2の原稿シートを前記所定の間隔に
保ったまま前記搬送ベルトによって挟持させると共に搬
送させ、前記搬送ベルトによって前記第2の原稿シート
を搬送することで、前記原稿読み取り位置上を通過させ
るので、先行する原稿シートとの間隔を所定の間隔まで
短くなるようにして生産性を上げるという効果がある。
また、搬送ベルトが複数枚の原稿シートを挟持する場
合、すなわち原稿シートが搬送ベルトに到達した後は原
稿シートが狭持されて搬送されるため先行する原稿シー
トとの間隔を制御できない構成においても、原稿シート
が搬送ベルトに到達するまでの間に先行する原稿シート
との原稿間隔を所定の間隔まで短くするよう制御できる
という効果がある。 【0132】 【0133】って、原稿シート搬送速度が記録シート
搬送速度に影響を及ぼすことなく、効率よく原稿シート
搬送を行うことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示すシート材搬送装置の要
部構成を説明する断面図である。 【図2】図1に示したシート材搬送装置の原稿トレイの
揺動状態を説明する図である。 【図3】図1に示したシート材搬送装置の原稿トレイの
揺動状態を説明する図である。 【図4】図1に示したシート材搬送装置の搬送系路を説
明する該略図である。 【図5】図1に示したシート材搬送装置の搬送経路駆動
機構図である。 【図6】図1に示した原稿トレイの揺動機構を説明する
要部詳細図である。 【図7】図1に示した原稿トレイの揺動機構を説明する
要部詳細図である。 【図8】図1に示した原稿トレイの揺動機構を説明する
要部詳細図である。 【図9】図1に示した原稿トレイのストッパ機構を説明
する図である。 【図10】図1に示した原稿トレイのストッパ機構を説
明する図である。 【図11】図1に示した原稿トレイのストッパ機構を説
明する図である。 【図12】図1に示した原稿トレイの仕切り部材の構成
を説明する要部断面図である。 【図13】図1に示した原稿トレイのジョギング機構を
説明する図である。 【図14】図5に示したコントローラの詳細構成を説明
する制御ブロック図である。 【図15】本発明に係るシート材搬送装置における全体
制御手順の一例を示すフローチャートである。 【図16】本発明に係るシート材搬送装置における流し
モードに基づく画像処理ルーチンの一例を示すフローチ
ャートである。 【図17】本発明に係るシート材搬送装置におけるノー
マルスイッチバックモード処理手順の一例を示すフロー
チャートである。 【図18】本発明に係るシート材搬送装置におけるトレ
イアップ処理手順の一例を示すフローチャートである。 【図19】本発明に係るシート材搬送装置におけるトレ
イダウン処理手順の一例を示すフローチャートである。 【図20】本発明に係るシート材搬送装置における束搬
送処理手順の一例を示すフローチャートである。 【図21】本発明に係るシート材搬送装置における右側
分離処理手順の一例を示すフローチャートである。 【図22】本発明に係るシート材搬送装置における右側
分離後処理手順の一例を示すフローチャートである。 【図23】本発明に係るシート材搬送装置における原稿
流し読み処理手順の一例を示すフローチャートである。 【図24】本発明に係るシート材搬送装置における連続
排紙処理手順の一例を示すフローチャートである。 【図25】は本発明に係るシート材搬送装置における左
側分離処理手順の一例を示すフローチャートである。 【図26】本発明に係るシート材搬送装置における左側
給紙処理手順の一例を示すフローチャートである。 【図27】本発明に係るシート材搬送装置における間欠
排紙処理手順の一例を示すフローチャートである。 【図28】本発明に係るシート材搬送装置における第1
のサイズチェック処理手順の一例を示すフローチャート
である。 【図29】本発明に係るシート材搬送装置における第2
のサイズチェック処理手順の一例を示すフローチャート
である。 【図30】本発明に係るジョギング処理手順の一例を示
すフローチャートである。 【図31】本発明に係るシート材搬送装置における排紙
ジョギング処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。 【図32】本発明に係るシート材搬送装置における閉ル
ープ排紙ジョギング処理手順の一例を示すフローチャー
トである。 【図33】この種のシート材搬送装置の一例を示す要部
断面図である。 【符号の説明】 1 本体 7 幅広ベルト 15 搬送ローラ 16 給送ローラ 17 中継ローラ 102 ベルトモータ 103 分離モータ 104 搬送モータ CONT2 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−42141(JP,A) 特開 昭59−24870(JP,A) 特開 昭60−83930(JP,A) 特開 平5−297657(JP,A) 特開 平2−293872(JP,A) 特開 平2−261745(JP,A) 特開 平2−261783(JP,A) 特開 昭63−280563(JP,A) 特開 平2−288543(JP,A) 特開 平4−337748(JP,A) 実開 平4−123655(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 21/00 G03G 21/14 H04N 1/04 B65H 5/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 画像形成装置に接続され、位置を固定さ
    れた原稿読み取り位置上を原稿シートが通過するよう搬
    送させる原稿流し読みモードを有する原稿給送装置にお
    いて、 積載された原稿束から原稿シートを1枚ずつ分離し、分
    離した原稿シートを原稿搬送路上に送り出す分離手段
    と、 前記原稿搬送路上の原稿シートを搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送された原稿シートを複数枚挟持
    すると共に搬送し、前記原稿読み取り位置上を所定速度
    で通過させる搬送ベルトと、原稿シートの搬送制御を行う 搬送制御手段とを有し、 前記搬送制御手段は、前記原稿流し読みモードにおい
    て、第1の原稿シートを前記搬送ベルトによって挟持さ
    せると共に搬送させ、前記搬送ベルトによって前記第1
    の原稿シートを搬送することで、前記原稿読み取り位置
    上を通過させ、後続する第2の原稿シートが前記搬送ベ
    ルトに到達するまで且つ前記読み取り手段による前記第
    1の原稿シートの読み取りが終了するまでに、前記第1
    の原稿シートと前記第2の原稿シートとの間隔が、前記
    搬送ベルトの原稿挟持開始位置から前記原稿読み取り位
    置までの距離より短い所定の間隔まで短くなるように前
    記搬送ベルトの搬送速度よりも高速で前記第2の原稿シ
    ートを前記搬送手段に搬送させ、前記第2の原稿シート
    が前記搬送ベルトに到達すると、前記第1の原稿シート
    及び前記第2の原稿シートを前記所定の間隔に保ったま
    ま前記搬送ベルトによって挟持させると共に搬送させ、
    前記搬送ベルトによって前記第2の原稿シートを搬送す
    ることで、前記原稿読み取り位置上を通過させることを
    特徴とする原稿給送装置。
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