JP3388815B2 - 積層体形成用キャリア及び積層体形成装置 - Google Patents

積層体形成用キャリア及び積層体形成装置

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JP3388815B2
JP3388815B2 JP15671693A JP15671693A JP3388815B2 JP 3388815 B2 JP3388815 B2 JP 3388815B2 JP 15671693 A JP15671693 A JP 15671693A JP 15671693 A JP15671693 A JP 15671693A JP 3388815 B2 JP3388815 B2 JP 3388815B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、角形電池に使用される
極群のように、複数の板状部材を重ねて積層体を形成す
る技術に関し、特に、板状部材を重ねて載置するのに使
用される積層体形成用キャリア及び該積層体形成用キャ
リア用を使用した積層体形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】角形電池は、薄い板状部材に接続端子と
してのタブ片がついた(+)及び(−)の極板を、交互
に多数枚重ねて極群を形成し、これを、角形電池のケー
ス内に収容し、電解液等を注入し、蓋をして形成される
ものである。
【0003】図8において、1は(−)の極板、2は
(+)の極板である。両極板は細長い板状の本体の左右
対称な位置にタブ片1a,2aを有し、(+)極板は、
絶縁性の袋状セパレータ2bで被われている。極群すな
わち積層体3は、同図(e) に示すように、極板1,2を
交互に複数枚重ね、タブ片を重ねてタブ端子3a,3b
を形成し、これらを折り曲げ、(+)のタブ端子3bに
リード3cを取りつける等の加工が施されている。図8
(f) は、この積層体3が挿入される電槽4を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように極板1,
2を重ねて積層体3を形成するには、従来は、コンベア
で間欠的にキャリアを搬送し、キャリアが停止する位置
で、このキャリアに形成された収容部に板状部材を積層
して積層体を形成する生産方法が採用され、コンベア上
をキャリア上に、極板を一枚づつ重ねて形成していた。
【0005】しかし、極群3と電槽4との大きさにあま
り差がないため、極群3の位置がずれていると、電槽4
に入らなくなってしまう。そこで、本発明は、板状部材
がずれることなく積層できるように、板状部材の押さえ
機構を内蔵させたキャリアと、該キャリアを適用した積
層体形成装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の積層体形成用キャリアは、搬送装置上をイ
ンデックス搬送され、各ステーションで板状部材が供給
されて積層体を形成し、前記板状部材を所定位置に収容
する積層体収容空間と、該積層体収容空間に収容された
板状部材を押さえる回動可能な押さえレバーを備えた積
層体形成用キャリアであって、前記押さえレバーが、該
押さえレバーを保持する軸の回転によって回動し、該軸
は、バネ付勢によって前記押さえレバーが板状部材を押
さえる方向に回転する回転力が付与されており、かつ、
該軸に保持された駆動用レバーによって前記バネ付勢に
よって付与された回転力に抗して前記押さえレバーによ
る板状部材の押さえを開放するよう回転する機構を備え
たことを特徴としている。また、本発明の積層体形成装
置は、搬送装置上を直線経路でインデックス搬送される
前記請求項1のキャリアに対して、該キャリアの停止位
置に対応する各ステーションで電極板を供給して該電極
板の積層体を形成する積層体形成装置であって、前記ス
テーションは少なくとも一つのキャリアに積層する電極
板の総数分だけ複数有り、前記各ステーションに対応し
て前記直線経路と並行な方向に整列して配置された複数
の電極板供給部と、前記各ステーションに対応する位置
で前記キャリアと前記電極板供給部との中間に配置さ
れ、供給される電極板を位置決めする複数の位置決め部
と、前記キャリアと前記電極板供給部との間隔の半分の
間隔をあけた第1ヘッドと第2ヘッドとからなるヘッド
対を前記各ステーションに対応する位置に複数有すると
ともに、該複数のヘッド対を前記直線経路と直角方向に
往復動作するトランスファ装置と、を備え、複数の陽極
板と複数の陰極板とを前記電極板供給部にそれぞれ交互
に保持し、前記トランスファ装置のヘッド対により、前
記位置決め部から前記キャリアへの電極板の移送と前記
電極板供給部から前記位置決め部への電極板の移送とを
同時に行うようにしたことを特徴としている。
【0007】また、前記押さえレバーが、ばね付勢され
て前記板状部材を押さえる位置と前記空間を開放する位
置との間で回動する駆動レバーを有する構成や、さらに
は、各ステーションにおける停止位置を正確に決めるた
めのキャリア位置決め部材を有する構成とすることが望
ましい。
【0008】
【作用】インデックス搬送により搬送されて、各ステー
ションにキャリアが停止すると、駆動レバーが押さえレ
バーを開放位置に移動し、板状部材は、積層体収容空間
の入口に形成されたガイド部に案内されて積層体収容空
間に挿入される。積層体収容空間は、板状部材が丁度入
る大きさなので、板状部材の位置決めが正確にできる。
キャリアが次のステーションに移動するときは、キャリ
ヤに内蔵された押さえレバーが板状部材を押さえて、移
動中のずれを防ぐ。
【0009】
【実施例】以下に図面によって本発明の説明をする。図
1は、積層体形成装置の一実施例を示す図である。同図
において、5は直進コンベアからなる搬送装置で、多数
の保持装置5aを等間隔にかつエンドレスに配置してい
る。6は、本発明の一実施例としてのキャリアで、板状
部材収容空間6aを有し、各保持装置5aに保持されて
いる。
【0010】7はマガジン台で、回転台上に二つのマガ
ジン8,8を対称に保持している。マガジン8は、極板
1,2を多数重ねて収容しており、同一のマガジン8内
には(−)の極板1のみ、または(+)の極板2のみが
収納され、同一のマガジン台7には常に同一極性のマガ
ジン8が供給される。
【0011】搬送装置5は間欠的なインデックス搬送を
するが、搬送装置の停止したとき保持装置5aのある位
置がステーションであり、ステーションに対応して複数
のマガジン台7が一列に配置される。マガジン台7は、
積層体を構成する板状部材の重ね枚数と同じ数だけあっ
て、(+)と(−)の極板が交互になるように配置され
ている。
【0012】9は板状部材位置決め部で、搬送装置5と
マガジン台7の列との間にマガジン台と1:1に対応し
て配置されている。ここに板状部材としての極板1,2
を置くと、キャリアに形成された板状部材収容空間に対
する位置決めがされるものである。
【0013】10はトランスファ装置で、マガジン8内
の極板を上から1枚づつ取って、キャリア6の積層体収
容空間6a内に移送する装置である。11はX−Yテー
ブルで、ここに多数の予備マガジン8が置かれる(図1
には二つのマガジン8のみを示す)が、(+)のマガジ
ン8の列と(−)のマガジン8の列とが交互になるよう
に置かれている。
【0014】12はX−Yロボットで、コンピュータ等
により制御され、マガジン台7に空のマガジン8ができ
ると、その位置を検知して、新たなマガジンをX−Yテ
ーブル11から供給する。13はリターンコンベアで、
次工程に送られて戻ってきたキャリア6を搬送手段5の
スタート位置まで戻し、搬送手段5の保持装置5aに再
び送り込む。
【0015】図2は、本発明のキャリア6の詳細を示す
図である。6aは前述した板状部材の収容空間で、6
a′は収容空間の三方に斜面として形成されたガイド
部、6bは一対の押さえレバー、6cは一対の駆動レバ
ー、6dは押さえレバーと駆動レバーを連結するシャフ
ト、6eは押さえレバー6bを板状部材1,2に向けて
付勢するばね手段、6fはローラ、6gはキャリア位置
決め部材としての穴、6hは基準面、6iは係合凹部で
キャリアの両側に形成されている。
【0016】図3に示すように、搬送装置の上には、二
つのピン状の案内部材14と二つの板カム状の開放部材
15とがあり、それぞれ図示しない駆動装置によってキ
ャリア6に向かって垂直方向に上下する。
【0017】図4に示すように、搬送装置5には、一定
間隔で多数のキャリア保持具5aがあり、ここにキャリ
ア6を保持してモータ等によりタクト送りをする。キャ
リア6の側部には前記の係合凹部6iがあり、キャリア
保持具5aに設けられたボールプランジャ(図示せず)
と係合して搬送装置上にキャリアを保持する。
【0018】すなわち、インデックス搬送がされてキャ
リア6がステーションに停止すると、まず案内部材14
のピンが下がってきてキャリア位置決め部材6gの穴に
進入する。案内部材14の先端はテーパになっているの
で、キャリア位置決め部材6gに進入することにより、
キャリア6を正規の位置に案内して固定する。
【0019】次に、キャリア6の両側から開放部材15
が下がってきて、それぞれローラ6fの一方づつと当接
し、両ローラ6fは板カムの形状に沿って一体結合して
いる押さえレバー6bを開放位置に回動させる。
【0020】キャリア6が移動する場合は、その前に上
記と逆の動作が起こり、案内部材14と開放部材15は
共にキャリア6から離れ、押さえレバー6bは、板状部
材収容空間6a内の板状部材1,2を上から押さえる。
なお、これら案内部材14と開放部材15は、マガジン
台7と同数のものが各ステーションに配置され、しかも
これらが同時に動作するように、一体的に結合されてい
る。
【0021】図5は、マガジン台7の詳細を示す図で、
マガジン台は、回転台7a上に回転軸7bと対称に二つ
のマガジン保持部7cを有し、これらに保持された二つ
のマガジン8のうち図の下方のものから板状部材1又は
2を上から順に一枚づつ取り、後述する方法でキャリア
6に形成された板状部材の収容空間6aに挿入する。
【0022】そして、マガジン8内の板状部材が無くな
ると、回転台7aを回転して図の上下のマガジン8を入
れ換え、同様に板状部材を供給する。空になったマガジ
ン8は図の上方に行った後に取り除かれ、その後に、X
−Yロボット12(図1)によって、X−Yテーブル1
1上に置かれたマガジン8から、同一極性の新たなマガ
ジン8が供給されることになる。以上の構成から、マガ
ジン供給のために装置を停止する必要がなくなり、装置
の運転効率が向上する。
【0023】なお、マガジン台7は、回転台7a式に限
定されず、たとえば、直線的に進退する型式のものとし
てもよく、マガジンの数も3つ以上にする等、種々の形
態のものを使用することが可能である。
【0024】図6はトランスファ装置10の詳細を示
す。この装置は、マガジン台7のマガジン8から板状部
材を位置決め部9に移送する第1ヘッド10aと、板状
部材位置決め部9から積層体収容空間6aに移送する第
2ヘッド10bの二つのヘッドを有し、これらはフレー
ム10cに一体的に取付られて同時に動作するようにな
っている。同図の仮想線及びダッシュのついた符号は、
移送後の状態を示すものである。
【0025】図7は板状部材位置決め部9を示す図であ
る。位置決め部9の周辺の壁9a,9bは矢符号のよう
にスライド自在で、第1ヘッド10aの近傍に設けられ
たロッド10d(図6参照)が、たとえばレバー9c等
を押すと、これら周囲の壁が、ばね手段に抗して位置決
め部の収容空間を拡大する方向にスライドする。
【0026】次に上記の積層体形成装置の作用を説明す
る。先ず、X−Yテーブル11には十分なマガジン8が
充填され、各マガジン台7には少なくともトランスファ
装置10に供給する側のマガジン8が収容された状態と
なっている。また、少なくとも第1のステーションの板
状部材位置決め部9上には、板状部材1が前もって置か
れている。
【0027】搬送装置5がインデックス搬送をすること
により、リターンコンベア13から各保持装置5aに次
々とキャリア6を供給する。最初のキャリア6が、最初
のステーションに停止すると、案内部材14が降りて来
て、キャリア位置決め部材6gに進入してキャリア6の
位置決めをする。続いて開放部材15が降りてきて積層
体収容空間6aを開く。
【0028】次に、トランスファ装置10の各第1のヘ
ッド10aが、その吸着パッドによって、各マガジン8
の最上の板状部材1を1枚取り上げる。第2のヘッド1
0bは、第1のステーションの板状部材位置決め部9の
板状部材1を取り上げる。
【0029】次に、フレーム10cが移動すると第2ヘ
ッド10bは、図6の仮想線で示す10b′の位置に来
て、フレーム10cと共に垂直方向に下がり、板状部材
1をキャリア6の積層体収容空間6a内に移送する。板
状部材1は、板状部材位置決め部9上にあったので、ほ
ぼ正確に積層体収容空間6aの定位置上に移送されてい
る。また、積層体収容空間6aの入口部には、案内斜面
からなるガイド部6a′が形成されているので、仮に板
状部材の位置に若干のずれがあっても、このガイド部に
よって正確に積層体収容空間6aに入る。また、この空
間6aは、左右と奥の三方をガイド部6a′に続く垂直
面で囲まれ、ガタつきなく板状部材を収容するので、積
層体の位置は正確に決められる。
【0030】第1ヘッド10aの方は、10a′の位置
に来て、空になった位置決め部9上に新たな板状部材1
又は2を置く。位置決め部9は、図7に示すようにばね
付勢されたスライド自在な壁9a,9bで周囲を囲まれ
ており、第1ヘッド10aの近傍に設けられたロッド1
0d(図6)が、10d′の位置に来て板状部材の載置
に先立ってレバー9c(図7)等を押し、ばね手段に抗
してこれら周囲の壁9a,9bを拡げ、板状部材1,2
の収容を容易にする。
【0031】フレーム10cが上昇すると、ロッド10
dもレバー9aから外れ、前記の周囲の壁9a,9bが
板状部材1,2を前後左右からはさみ、位置決めをす
る。その後フレーム10cは元の位置に戻る。次のイン
デックス搬送に先立って、開放部材15は駆動レバー6
cから離れ、押さえレバー6bは図2の状態に戻り、板
状部材1を上から押さえる。
【0032】続くインデックス搬送によって、第1のス
テーションにあったキャリア6は第2のステーションに
達して停止し、上述したのと同様にして、開放部材15
が下がって押さえレバー6bが開放位置に回動し、今度
は反対の極性の板状部材2を受け取る。第1のステーシ
ョンには、新たなキャリアが来て、第1枚目の板状部材
1を入れる。
【0033】以上の工程は、キャリア6が搬送装置5に
よってタクト送りされ、各マガジン台7に対応して停止
する度に行われ、キャリアが1ステップ進む度に、
(+)又は(−)の板状部材1,2が交互に重ねられ、
所定の枚数の積層体3を形成することになる。
【0034】なお、この実施例では、積層される枚数は
9枚で、上下の両側に(−)極板1がくるようになって
いる。このように、インデックス搬送により板状部材を
一枚づつ積層する方式にするとタクトタイムを短くで
き、高速生産が可能になる。
【0035】9枚の板状部材が重ねられると、積層体の
厚さが測定される。このとき、測定する基準面を搬送装
置5上にとると、直進コンベアなので、搬送装置5自身
の撓みが大きく、正確に測りにくい。そのために、図2
に示すキャリア6において、前述した基準面6hが形成
されている。この基準面6hは、積層体収容空間6aの
底面から一定の高さに形成されたものである。そして、
リニアアクチュエータ等からなるセンサ16の先端をこ
の基準面6hに当接させ、同様のセンサ17の先端を積
層体上に当接させる。そして、これら両センサ16,1
7の先端間の距離を測定又は算出することにより、積層
体3の厚さを正確に測定することができる。
【0036】次に、重なっているタブ片3a,3bにつ
いて、(+)同士、又は(−)同士を上下から圧接して
短絡させ、(+)極と(−)極間の絶縁を測定する。厚
さ検査と絶縁検査の何れかで不合格となったものは、ラ
インの外に排出され、合格品のみが次の工程へと送られ
る。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の積層体形
成用キャリアによれば、キャリに板状部材が丁度入る
積層体収容空間を設け、板状部材の押さえ機構を内蔵さ
せたので、板状部材を積層する際や移動する際の積層体
のずれを効果的に防止して、精度の高い積層体を得るこ
とができ、さらに、押さえ機構において、押さえレバー
を保持する軸を回動するようにバネ付勢しているので、
該押さえ機構の周囲に別途バネ等の不要な部材を必要と
せず、該キャリアの上方から駆動用レバーを押下して押
さえレバーを開放するという、簡単な構成を採用するこ
とができる。 また、本発明の積層体形成装置によれば、
前記積層体形成用キャリアの効果が得られる上に、キャ
リアの直線経路と直角方向に往復動作することで電極板
を移送するようにしているので、電極板を正確な位置に
載置するための制御を容易に行うことができるととも
に、電極板を移送する電極板供給部とキャリヤとの中間
の位置決め部で一旦位置決めされるので、電極板を正確
な位置に載置することができる。
【0038】また、前記積層体形成用キャリアにおい
て、キャリア位置決め部材を設ける構成とすれば、タク
ト送りされる場合であっても、停止位置を正確に決める
ことができ、積層体のずれの防止に効果的である。さら
に、積層体収容空間の入口にガイド部を形成すれば、板
状部材を容易に収容空間に挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層体形成装置の一実施例の全体構成を示す図
である。
【図2】本発明のキャリアの全体を示す斜視図である。
【図3】キャリアの積層体収容空間を開いた状態を示す
斜視図である。
【図4】キャリアを把持した搬送装置の詳細を示す正面
図である。
【図5】マガジン台の構成を示す平面図である。
【図6】トランスファ装置の構成を示す正面図である。
【図7】板状部材位置決め部の詳細を示す平面図であ
る。
【図8】(a) は(−)の極板の平面図、(b) は同じく正
面図、(c) は(+)の極板の平面図、(d) は同じく正面
図、(e) は極群の斜視図、(f) は電槽の斜視図である。
【符号の説明】
1,2 板状部材 3 積層体 5 搬送装置 6 キャリア 6a 積層体収容空間 6a′ ガイド部 6b 押さえレバー 6c 駆動レバー 6g キャリア位置決め部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木口 光弘 東京都北区堀船2−20−46 日本たばこ 産業株式会社 機械技術開発センター内 (72)発明者 佐藤 彰一 東京都府中市東芝町1番地 株式会社 東芝 府中工場内 (72)発明者 荻久保 一男 東京都品川区南品川3丁目4番10号 東 芝電池株式会社内 (72)発明者 中村 年一 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社 ユアサ コーポレーション内 (72)発明者 石井 武男 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社 ユアサ コーポレーション内 (56)参考文献 特開 平4−101366(JP,A) 特開 昭58−178966(JP,A) 実開 平4−106849(JP,U) 実開 昭55−66382(JP,U) 実開 昭50−154428(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 6/02 H01M 10/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送装置上をインデックス搬送され、各
    ステーションで板状部材が供給されて積層体を形成し、
    前記板状部材を所定位置に収容する積層体収容空間と、
    該積層体収容空間に収容された板状部材を押さえる回動
    可能な押さえレバーを備えた積層体形成用キャリアであ
    って、 前記押さえレバーが、該押さえレバーを保持する軸の回
    転によって回動し、該軸は、バネ付勢によって前記押さ
    えレバーが板状部材を押さえる方向に回転する回転力が
    付与されており、かつ、該軸に保持された駆動用レバー
    によって前記バネ付勢によって付与された回転力に抗し
    て前記押さえレバーによる板状部材の押さえを開放する
    よう回転する機構を備えた ことを特徴とする積層体形成
    用キャリア。
  2. 【請求項2】 前記ステーションの位置で上下するピン
    を挿入するための孔を設けたキャリアの位置決め用の部
    材を備えたことを特徴とする請求項1記載の積層体形成
    用キャリア。
  3. 【請求項3】 前記板状部材を前記積層体収容空間に水
    平に積層し、前記積層体収容空間の底面から一定の高さ
    に、積層体の上面の高さを測定する際の基準の高さとな
    る基準面を設けたことを特徴とする請求項1記載の積層
    体形成用キャリア。
  4. 【請求項4】 搬送装置上を直線経路でインデックス搬
    送される前記請求項1乃至3のいずれかのキャリアに対
    して、該キャリアの停止位置に対応する各ステーション
    で電極板を供給して該電極板の積層体を形成する積層体
    形成装置であって、 前記ステーションは少なくとも一つのキャリアに積層す
    る電極板の総数分だけ複数有り、 前記各ステーションに対応して前記直線経路と並行な方
    向に整列して配置された複数の電極板供給部と、 前記各ステーションに対応する位置で前記キャリアと前
    記電極板供給部との中間に配置され、供給される電極板
    を位置決めする複数の位置決め部と、 前記キャリアと前記電極板供給部との間隔の半分の間隔
    をあけた第1ヘッドと 第2ヘッドとからなるヘッド対を
    前記各ステーションに対応する位置に複数有するととも
    に、該複数のヘッド対を前記直線経路と直角方向に往復
    動作するトランスファ装置と、 を備え、 複数の陽極板と複数の陰極板とを前記電極板供給部にそ
    れぞれ交互に保持し、前記トランスファ装置のヘッド対
    により、前記位置決め部から前記キャリアへの電極板の
    移送と前記電極板供給部から前記位置決め部への電極板
    の移送とを同時に行うようにしたことを特徴とする積層
    体形成装置。
  5. 【請求項5】 前記位置決め部が前後及び左右に摺動可
    能な壁を備え、該壁にバネ付勢を付与することによって
    前記電極板を前後及び左右から挟み込む機能を備えたこ
    とを特徴とする請求項4記載の積層体形成装置。
  6. 【請求項6】 前記キャリアは請求項2のキャリアであ
    って、前記ステーションの位置で上下して前記位置決め
    用の部材の孔に挿入することで前記キャリアの該ステー
    ションに対する位置決めをおこなうピンを備えたことを
    特徴とする請求項4記載の積層体形成装置。
  7. 【請求項7】 前記キャリアは請求項3のキャリアであ
    って、前記積層体収容空間内に収容された電極板の積層
    体上面と前記キャリアの基準面にそれぞれ当接して該積
    層体上面の高さを測定するための2のセンサを備えたこ
    とを特徴とする請求項4記載の積層体形成装置。
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