JP3387326B2 - 映像観察システム - Google Patents

映像観察システム

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JP3387326B2
JP3387326B2 JP22976496A JP22976496A JP3387326B2 JP 3387326 B2 JP3387326 B2 JP 3387326B2 JP 22976496 A JP22976496 A JP 22976496A JP 22976496 A JP22976496 A JP 22976496A JP 3387326 B2 JP3387326 B2 JP 3387326B2
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賢司 石橋
恭 小林
康正 杉原
靖 谷尻
英喜 長田
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、例えば観察者の
頭部に載置されたりあるいは眼前に保持された状態で、
観察者の眼前に映像を提示する映像表示装置、及び、そ
れに映像を供給する装置からなる映像観察システムに関
し、特に、観察者の観察方向に応じた映像を表示する映
像観察システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像観察システムとしては、左右一対の
カメラからなる3次元カメラで撮影した映像を、例えば
左右一対の表示装置からなる3次元観察装置で映像を観
察するシステムが提案されている。例えば、特公昭62
−29196号公報では、頭部搭載型の映像表示装置
(ヘッドマウンテッドディスプレイ、以下HMDと略
す)での観察者の観察方向に合せて3次元カメラの撮影
方向を変更している。これらの装置においては、検出さ
れた観察方向に応じて3次元カメラの撮影方向が設定さ
れるため、あたかも3次元カメラが設置されている場所
に観察者が居るような臨場感のある映像を観察すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に観
察方向に応じて撮影方向を設定するだけだと、例えば、
観察したい被写体が後方にある場合は、観察者はそれを
見るために大きく振り向かなくてはならない。また、上
方に被写体がある場合は観察者は上を向く必要があり、
長時間の映像観察を行うと観察者に負担が掛かり眼の疲
労が生じたり、平衡感覚を失うという問題があった。
【0004】被写体を大きく拡大して観察する場合、カ
メラの撮影レンズの焦点距離は長焦点側に設定されるた
め、観察方向の変化に応じて撮影方向が少し変化しただ
けでも、表示される映像としては大きく変化するので観
察方向を設定するのが難しくなる。さらに、少しの観察
方向の変化でも表示される映像は大きく変化するので、
目的の被写体を見失うという問題もあった。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、広範囲を観察する場合でも拡大して観察す
る場合でも、疲労が少なく観察しやすい映像観察システ
ムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、観察者の観察方向に応じた映像
を表示する映像観察システムにおいて、映像を表示する
表示手段と、観察者の観察方向を検出する観察方向検出
手段と、前記観察方向検出手段の出力に対応する方向を
設定する映像方向設定手段と、前記映像方向設定手段に
より設定された方向の映像を前記表示手段へ送出する映
像生成手段と、映像方向設定手段による方向設定する際
の感度を変更する変更手段とを有することを特徴とす
る。
【0007】請求項2の発明は、上記構成において前記
変更手段は、手動操作により感度を変更可能であること
を特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、さらに映像生成手段に
より送出する映像の倍率を設定する倍率設定手段を有す
ることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、上記構成において、前
記変更手段は倍率設定手段の倍率に応じて感度を変更す
ることを特徴とする。
【0010】また、請求項5の発明では、前記映像方向
設定手段は倍率が大きいときは観察方向検出手段の出力
を縮小し、倍率が小さいときは観察方向検出手段の出力
を拡大することを特徴とする。
【0011】また、請求項6の発明では、前記映像方向
設定手段は、倍率設定手段により設定された倍率に関係
なく、観察方向の変化に対する観察映像の変化が略一定
となるように方向を設定することを特徴とする。
【0012】また、請求項7の発明は、観察者の観察方
向に応じた映像を外部より受信して表示する映像表示装
置において、映像を表示する表示手段と、観察者の観察
方向を検出する観察方向検出手段と、検出された観察方
向に対応する方向の映像を表示手段に表示するように映
像方向に関する情報を出力する映像方向出力手段と、前
記映像方向設定手段による方向設定する際の感度を変更
する変更手段とを有することを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成によると、観察者が映像を観察してい
る観察方向が検出され、その方向に応じた映像方向が設
定されその方向の映像が表示されるが、観察方向に対し
て映像方向を設定する際の感度が変更手段により変更さ
れる。
【0014】前記感度変更は、観察者の手動操作により
変更することができる。
【0015】さらに、倍率設定手段を有しており、設定
された倍率の映像が映像生成手段から表示手段へ送出さ
れる。
【0016】映像方向を設定する際の感度は、前記倍率
設定手段により設定された倍率に応じて設定される。
【0017】設定された倍率が大きいときは観察方向に
対して縮小された映像方向に設定され、倍率が小さいと
きは観察方向に対して拡大された映像方向に設定され
る。
【0018】また、設定された倍率に関係なく、観察方
向の変化に対する観察映像の変化が略一定となるように
映像方向が設定される。
【0019】また、観察者の観察方向に応じた映像を外
部より受信して表示する映像表示装置においては、観察
方向に対応した方向の映像が表示されるが、表示する映
像の方向を設定する際に観察方向に対する感度が変更手
段により変更される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例である映
像観察システム全体の構成を示しており、図1を参照し
て説明すると、被写体Oを撮影するために設置された3
次元カメラ1と、撮影された映像SVを観察するHMD
2とからなり、両者はケーブル3により接続されており
映像が伝達される。3次元カメラ1は、左右一対になっ
た2つのカメラを有している。HMD2は、虚像を投影
する左右一対の虚像投影装置を内蔵しており、3次元カ
メラ1の左カメラで撮影された映像は左眼に、3次元カ
メラの右カメラで撮影された映像は右眼にそれぞれ投影
される。このように、左右それぞれに撮影され投影され
るので、被写体Oの映像は立体映像SVとして観察者に
提供される。
【0021】図2に示すのは、本システムで用いられる
HMD2の斜視図である。201は後述の投影装置を内
蔵する本体カバーである。本体からはカメラ1と映像信
号や制御信号の送受信を行うケーブル3が伸びている。
保持レバー203,204は本体カバー201の両端か
ら後方へ伸びて設けられており、観察者の頭部を挟むよ
うに弾性体で構成され内側に付勢されている。保持レバ
ー203,204には、それぞれ頭当て部205,20
6が、スライダ207,208により移動可能に設けら
れている。移動させるときはボタン210を押しながら
スライダ207,208を動かすことでガイド溝209
(右側不図示)に沿って頭当て部205,206が移動
するので、観察者の頭部の大きさや形状に関係なく確実
に装着して保持できる。なお、本体カバー201内に
は、不図示の鼻当て部を有しており、鼻の部分でもHM
D2の重量を負担するようになっている。
【0022】本体カバー201の外面上には、HMD2
の制御を開始させる起動ボタン211、観察映像のズー
ム操作を行うズームボタン212、観察方向の設定感度
を手動で設定できる感度設定レバー213が設けられて
いる。
【0023】ここで、感度設定レバー213について図
3を参照して説明する。221は観察者によって操作さ
れるレバーであり、222は本体カバー201の断面を
示している。223は本体カバー内に固定されている電
気基板上の可変抵抗であり、一端が接地され他端は所定
の電圧V(5V)に設定されている。224は、レバー
221に固定され、レバー221の移動と共に可変抵抗
223に摺動するように構成された導電バネである。可
変抵抗223と導電バネ224との接点の電位は信号線
225を介して後述のコントローラーへ入力され、電
位、即ち感度設定レバー213の位置に応じた所定の感
度に設定される。
【0024】次に、HMD2の内部構成について、図4
を参照して説明する。401,402はそれぞれ右眼、
左眼用の映像を表示する表示素子であり、例えば液晶表
示素子を用いることができる。403,404はそれぞ
れ右、左の液晶表示素子401,402からの映像の虚
像を形成する接眼レンズであり、形成された虚像が右眼
409、左眼410により観察される。405,406
はHMD2を装着した観察者の頭部の動きを検出する圧
電振動ジャイロである。水平方向に配置された圧電振動
ジャイロ405は頭部の垂直方向の回転速度を検出し、
垂直方向に配置された圧電振動ジャイロ406は頭部の
水平方向の回転速度を検出する。407はズームスイッ
チ部(212)であり、408は感度設定スイッチ部
(213)である。
【0025】次に、3次元カメラ1の構成について、図
5(A)の上からの平面図及び図5(B)の側面図を参
照して説明する。501,502はそれぞれ右,左のビ
デオカメラ本体であり、それぞれにはズームレンズ50
3,504が取り付けられ、撮影された映像は信号線5
05,506を介してHMDへ送られる。ズームレンズ
503,504には不図示のモータが内蔵されておりズ
ームボタン212の操作に応じて焦点距離が変更され
る。また、必要に応じて自動焦点調節機能を内蔵すれ
ば、被写体に対して常に焦点の合った映像が得られる。
台507は、軸508を支持しており、軸508には左
右のカメラ本体501,502は一体に上下方向に回転
可能に設けられている。上記台507は、固定台510
上に水平方向に回転可能に設けられた回転台509上に
設けられている。これらの回転動作は不図示のモータに
よって行われており、その動作は後述のコントローラに
より制御される。
【0026】以上の構成により、3次元カメラは上下、
左右に撮影方向を変更し、ズーム操作に応じて撮影倍率
を変更することができる。
【0027】次に、本実施例の映像観察システム全体の
回路構成について図6を参照しながら説明する。まず、
HMD2側から説明すると、701はプログラムにより
回路全体の制御を行うコントローラであり、1チップマ
イクロコンピュータである。コントローラ701には、
圧電振動ジャイロX702(406)、圧電振動ジャイ
ロY703(405)、ズームボタン212の操作を検
出するズームスイッチ回路704、感度設定レバー21
3の操作を検出する感度設定回路705、起動ボタン2
11の操作を検出する起動スイッチ回路706が接続さ
れており、各回路から信号がコントローラ701に入力
される。圧電振動ジャイロX702は観察者頭部の水平
方向の動きを検出し、圧電振動ジャイロY703は観察
者頭部の垂直方向の動きを検出する。圧電振動回路は角
速度を検出しており、検出したアナログ信号をコントロ
ーラ701へ送信する。コントローラ701はA/D変
換器を内蔵しており、入力されたアナログ信号をディジ
タル信号に変換し、それを積分することにより観察方向
の変化量を算出している。感度設定回路705は、前述
したように設定レバーの位置を検出し、位置に対応した
アナログ信号をコントローラ701に入力し、コントロ
ーラ内のA/D変換器によりディジタル信号に変換され
感度設定が行われる。また、HMD2内には、液晶表示
素子713,714(401,402)、及びそれぞれ
を駆動する液晶駆動回路711,712が設けられてい
る。
【0028】一方、カメラ1内の回路について説明する
と、ズーム駆動回路を備えたズームレンズ721,72
2(503,504)は、前述した上下方向駆動機構5
07,508、及び水平方向の駆動機構509,510
により左右一体に方向設定が可能になっている。カメラ
方向設定回路718は、HMD2内のコントローラ70
1から方向を表す信号が入力され、それに応じて前記駆
動機構507,508,509,510を制御すること
で、カメラの撮影方向の設定を行う。また、ズームレン
ズ721,722には、ズーム駆動回路を有しておりコ
ントローラ701からズーム操作に応じた信号が入力さ
れ、それに基づいてズーミングが行われる。
【0029】ズームレンズ721,722により撮影さ
れた被写体像は、CCD撮像素子723,724に結像
し電気信号に変換され、映像処理回路725,726へ
送られ所定の信号処理が行われる。そして、映像信号は
HMD2内のLCD駆動回路711,712へ送信さ
れ、そこで液晶表示素子713,714で表示できる信
号として液晶表示素子713,714へ伝達され観察可
能となる。
【0030】次に、3次元カメラの撮影方向の設定につ
いて説明する。図7(A)にはHMD2の観察画角につ
いて説明しており、液晶表示装置401により表示され
る映像を接眼レンズ403によりのぞむ角度を観察画角
θVIとする。図7(B)には、カメラ1によって撮影さ
れる撮影画角θRIを説明しており、撮影画角θRIはズー
ムレンズ503によってCCD520に投影される角度
となる。ズームレンズ503を長焦点側に設定すると撮
影画角θRIが小さくなり像倍率が大きくなる。つまり、
被写体が大きく拡大されて撮影される。逆に、ズームレ
ンズ503を短焦点側に設定すると撮影画角θRIが大き
くなり像倍率が小さくなる。つまり、広い範囲の撮影が
行われる。
【0031】次に、観察方向、撮影方向の変化量につい
て説明する。図8(A)には、HMD2の観察における
観察者の観察方向の変化量θVDを示している。図8
(B)には、カメラ1の撮影方向の変化量θRDを示して
いる。なお、図に示した状態は、HMD、カメラとも、
水平方向を向いていた状態から下へ向いた状態を示して
いる。
【0032】図9には、観察方向θVD(横軸)に対する
撮影方向θRD(縦軸)の設定について示している。撮影
画角が観察画角に等しい場合((a), θRI=θVI)は、
観察方向の変化量に対して、カメラの撮影方向の変化量
が等しくなるように設定する。また、撮影画角が観察画
角より大きい場合((b), θRI>θVI)は、像倍率が小
さく広い範囲の撮影が行われている。この場合は、観察
方向の変化量に対して、カメラの撮影方向の変化量を大
きく設定する。また、撮影画角が観察画角より小さい場
合((c), θRI<θVI)は、像倍率が大きく狭い範囲の
撮影が行われている。この場合は、観察方向の変化量に
対して、カメラの撮影方向の変化量を小さく変化するよ
うに設定する。
【0033】このように設定すると、広い範囲を撮影し
観察している場合には、観察方向の少しの変化でカメラ
の撮影方向が大きく変化することになり、目的の被写体
をすばやく見つけだし易くなる。逆に、狭い範囲を撮影
し観察している場合には、観察方向の変化に対してカメ
ラの撮影方向の変化は小さくなり、目的の被写体を見失
うことなく映像を変化させることができる。
【0034】次に、カメラの撮影方向の変化量を設定す
るための、コントローラによって実行されるルーチンに
ついて、図10のフローチャートに基づいて説明する。
ステップ#801(以下、ステップを略す)で本ルーチ
ンが開始されると、まず、カメラのズームレンズの焦点
距離fが50mmより大きいか否かを判断する(#80
2)。50mmよりも大きいときは、狭い範囲を撮影して
おりカメラの動きが最も小さくなるように、#803に
おいて観察方向の変化量θVDに0.2を掛けたものをカ
メラの撮影方向変化量θRDとして設定する。続いて、#
804において、HMD本体に設けられている感度設定
レバー213によって設定された感度係数βを掛けたも
のを最終的な撮影方向変化量として設定し、リターンす
る(#805)。
【0035】一方、#802において焦点距離が50mm
以下である場合は、#806へ進み焦点距離が15mmよ
り大きいか否かを判断する。焦点距離が15mmより大き
ければ、#807へ進み観察方向変化量に0.5を掛け
たものを撮影方向変化量として設定する。そして、#8
04へ進む。焦点距離が15mm以下の場合は、#808
へ進み7mmより大きいか否かを判断する。7mmより大き
ければ、#809において観察方向変化量をそのままカ
メラの撮影方向変化量として設定し、#804へ進む。
#808において焦点距離が7mm以下であると判断され
ると、この場合は最も広い範囲の観察が行われておりカ
メラの動きが最も大きくなるように、#810において
観察方向変化量に2を掛けたものを撮影方向変化量とし
て設定する。そして#804へ進む。
【0036】次に、撮影方向変化量を設定する別の実施
例を図11に示し説明する。この実施例では観察画像の
変化が像倍率に関係なく一定となるようにカメラの撮影
方向変化量を設定している。
【0037】観察画像の倍率を、HMDでの観察角度θ
VIとカメラでの撮影角度θRIの比(θVI/θRI)とし
て、カメラの撮影方向の変化量を観察方向の変化量と同
じに設定(θRD←θVD)したとする。観察角度と撮影角
度が同じで倍率が1のときは、観察方向の変化に伴いカ
メラも同じ量だけ変化し、HMDの観察画像はあたかも
実際の被写体を見ているように変化する。しかし、倍率
が大きくなると観察画像の変化が大きくなり、逆に倍率
が小さくなると観察画像の変化が小さくなってしまう。
そこで、倍率に関係なく観察画像の変化が同じになるよ
うに設定すれば、目標の被写体を見失うこと無く、眼の
疲労や平衡感覚を失うことを軽減することができる。倍
率によらず観察画像の変化が同じになるようにするに
は、観察方向の変化量に対して、カメラの撮影方向変化
量を倍率の逆数を掛ければ良い。即ち、#902におい
て、 θRD=θVD/(θVI/θRI) =θVD×arctan(k/f)/θVI の計算を行う。但し、fはカメラのズームレンズの焦点
距離、kはCCDのサイズに依存する値である。続い
て、#903において、感度設定レバーによって設定さ
れた感度係数βを乗じたものを新たにカメラの撮影方向
変化量として設定し、リターンする。
【0038】図12に、さらに別の実施例を示し説明す
る。この実施例では、観察方向に対する撮影方向の変化
量を、観察者の手動操作によってのみ設定できるように
している。#1102において、観察方向の変化量をそ
のまま撮影方向変化量として設定し、#1103におい
て、手動で設定された感度係数βを乗じたものを最終的
な撮影方向変化量として設定している。
【0039】本映像観察システムに用いられるHMDと
しては上記のものに限られることはない。例えば、図1
3に示すものは頭部に搭載する形式ではなく、観察者が
眼前に手で保持して映像を観察するものである。本体3
01を手で保持し、接眼レンズ303,304を覗くこ
とで映像を観察することができる。操作部としては、動
作を開始させる起動ボタン311、3次元カメラのズー
ムレンズの焦点距離を変更するズームボタン312、3
次元カメラの撮影方向の変化量の感度を調整する感度設
定レバー313とを備えている。内部構造としては図4
に示したものと同じ構成が内蔵されている。観察する映
像、観察方向に関する情報、操作部の情報はケーブル3
02を介してカメラとの間で送受信が行われる。また、
上記操作部材をリモートコントローラーから操作できる
ようにすれば、観察方向に関係なく操作しやすくなる。
【0040】また、カメラとしては3次元カメラとした
が、通常の2次元カメラであっても良く、HMDを単眼
で観察するものとしても良い。カメラとHMDの信号伝
達として、本実施例ではケーブルで接続していたが、例
えば電話回線を利用したり電波を利用するなどして、遠
隔地の映像を観察できるようにしても良い。また、観察
する映像として、カメラで撮影されたものに限らず、H
MDをコンピューターと接続しコンピューターグラフィ
ックスによって生成された映像を観察するようにしても
良い。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によると、観察者が映像
を観察している観察方向が検出され、その方向に応じた
映像方向が設定されその方向の映像が表示されるが、観
察方向に対して映像方向を設定する際の感度が変更手段
により変更される。従って、観察方向の変化に対して表
示される映像は適切な方向の変化が設定され、映像観察
において、観察者の疲労が軽減されるだけでなく、目的
の被写体を見失うといったことのない観察し易い映像観
察システムを提供することができる。
【0042】請求項2の発明によると、変更手段による
感度の設定が観察者の手動操作により設定できるので、
各々の観察者に最も適した感度に設定でき、更に観察し
易く疲労を軽減することができる。
【0043】請求項3の発明によると、倍率設定手段に
より倍率を設定することができるので、目的とする映像
を拡大して観察したり、広範囲の映像を観察するなどが
でき、効率良く映像観察をすることができる。
【0044】請求項4の発明によると、変更手段は、設
定された倍率に応じて感度を変更するので、その時設定
されている倍率に最も適した感度に設定される。
【0045】請求項5の発明によると、設定されている
倍率が大きいときは観察方向の変化に対して映像の変化
が小さくなり、倍率が小さいときは、映像の変化が大き
く設定される。従って、映像を拡大しているときは映像
の方向の変化が緩やかになり目標とする映像を見失うこ
とがなくなる。また、広範囲の映像を観察しているとき
は、映像の方向の変化が大きくなり目的とする映像をす
ばやく見つけ易くなる。
【0046】請求項6の発明によると、表示される映像
の変化は、倍率に関係なく、観察方向の変化に対して略
一定に設定される。従って、映像の倍率に関係なく常に
同じ感覚を維持した状態で観察ができ、不自然な映像の
変化が減ることで疲労を軽減することができる。
【0047】請求項7の発明によると、観察方向の変化
に対して表示される映像は適切な方向に設定されるの
で、映像観察において、観察者の疲労が軽減されるだけ
でなく、目的の被写体を見失うといったことのない観察
し易い映像表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である映像観察システムの概略
図である。
【図2】映像観察システムに用いられるHMDの外観の
斜視図である。
【図3】HMDに設けられた感度設定部の構成を示す図
である。
【図4】HMDの内部構成の概略図である。
【図5】映像観察システムに用いられる3次元カメラの
概略構成図である。
【図6】映像観察システムの回路構成の概略ブロック図
である。
【図7】HMDにおける観察画角及び3次元カメラにお
ける撮影画角の説明図である。
【図8】HMDにおける観察画角の変化量及び3次元カ
メラにおける撮影画角の変化量の説明図である。
【図9】HMDにおける観察画角の変化量に対する3次
元カメラにおける撮影画角の変化量の設定についての説
明図である。
【図10】HMDに設けられたコントローラによる3次
元カメラの撮影方向設定のための処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】コントローラの処理の別実施例を示すフロー
チャートである。
【図12】コントローラの処理の別実施例を示すフロー
チャートである。
【図13】映像観察システムに用いられる他の映像表示
装置の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 映像観察システム 2 HMD(映像表示装置) 3 3次元カメラ(映像生成手段) 213 感度設定レバー(変更手段) 401,402 液晶表示素子(表示手段) 405,406 圧電振動ジャイロ(観察方向検出手
段) 503,504 ズームレンズ(倍率設定手段) 701 コントローラ(映像方向設定手段,変更手段) 704 ズームスイッチ(倍率設定手段) 718 カメラ方向設定回路(映像方向設定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷尻 靖 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大 阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 長田 英喜 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大 阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−133479(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 27/02 H04N 5/64 511

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察者の観察方向に応じた映像を表示す
    る映像観察システムにおいて、 映像を表示する表示手段と、 観察者の観察方向を検出する観察方向検出手段と、 前記観察方向検出手段の出力に対応する方向を設定する
    映像方向設定手段と、 前記映像方向設定手段により設定された方向の映像を前
    記表示手段へ送出する映像生成手段と、 映像方向設定手段による方向設定する際の感度を変更す
    る変更手段とを有することを特徴とする映像観察システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記変更手段は、手動操作により感度を
    変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の映像
    観察システム。
  3. 【請求項3】 さらに、映像生成手段により送出する映
    像の倍率を設定する倍率設定手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載の映像観察システム。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は、倍率設定手段の倍率に
    応じて感度を変更することを特徴とする請求項3に記載
    の映像観察システム。
  5. 【請求項5】 前記映像方向設定手段は、倍率が大きい
    ときは観察方向検出手段の出力を縮小し、倍率が小さい
    ときは観察方向検出手段の出力を拡大することを特徴と
    する請求項3に記載の映像観察システム。
  6. 【請求項6】 前記映像方向設定手段は、倍率設定手段
    により設定された倍率に関係なく、観察方向の変化に対
    する観察映像の変化が略一定となるように方向を設定す
    ることを特徴とする請求項3に記載の映像観察システ
    ム。
  7. 【請求項7】 観察者の観察方向に応じた映像を外部よ
    り受信して表示する映像表示装置において、 映像を表示する表示手段と、 観察者の観察方向を検出する観察方向検出手段と、 検出された観察方向に対応する方向の映像を表示手段に
    表示するように映像方向に関する情報を設定する映像方
    向設定手段と、 前記映像方向設定手段による方向設定する際の感度を変
    更する変更手段とを有することを特徴とする映像表示装
    置。
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