JPH085954A - 眼鏡型画像表示装置 - Google Patents

眼鏡型画像表示装置

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JPH085954A
JPH085954A JP6163000A JP16300094A JPH085954A JP H085954 A JPH085954 A JP H085954A JP 6163000 A JP6163000 A JP 6163000A JP 16300094 A JP16300094 A JP 16300094A JP H085954 A JPH085954 A JP H085954A
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JP
Japan
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image
display device
operator
keyboard
display
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Application number
JP6163000A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Nishigori
義久 錦織
Satoru Inagaki
悟 稲垣
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で携帯性に富み、操作する際の場所の制
約が少なく、かつ守秘性を保持した状態で計算機入力を
行えるようにすること。 【構成】 眼鏡型画像表示装置内の眼鏡型表示部102
に、処理部3の出力画像を表示すると共に、操作者の手
を含むキーボード101付近の画像を光学的に取り込み
表示する。こうすると操作者は眼鏡(ゴーグル)内に表
示される画像を見て作業ができ、操作時の守秘性が確保
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機等の文字や画像
を眼鏡型表示部に表示する眼鏡型画像表示装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】計算機、特に個人用計算機の表示装置と
してはカソードレイチューブ(CRT)や、最近では液
晶表示装置(LCD)が用いられている。特に、携帯性
を重視した小型計算機では、殆どがLCDが表示装置と
して用いられている。
【0003】図19は小型計算機の構成例である。本図
において小型計算機は、キーボード701と中央処理装
置などからなる処理部702、及びディスプレイ(表示
部)703により構成される。このように構成された従
来の小型計算機において、操作者は入力部であるキーボ
ード701より信号を入力し、表示部703において計
算機よりの出力として図形や文字を見る。そして入力し
た情報のモニタとして表示される図形や文字を表示部7
03で見ながら、計算機の本体である処理部702と計
算処理を対話的に進めていく。
【0004】図20はこの小型計算機の一般的な外形を
示したものである。小型計算機は主に処理部とキーボー
ドを含む第1の筺体801、及び表示部よりなる第2の
筺体802により構成される。このように構成された小
型計算機では、第1の筺体801と第2の筺体802は
蝶番で連結され、使用しないときには第1の筺体801
と第2の筺体802を重ね合わすように閉じる。こうす
ると、小型計算機はより小型になると共に、持ち運びに
便利になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図20
に示す従来の小型計算機においては、主に表示部よりな
る第2の筺体802が大きく、常時携帯できるほどの軽
量性を持っていなかった。また、図20の状態のように
二つの筺体を広げるには、ある程度の広さが必要であ
り、また他者が容易に表示部を見ることができるため、
守秘性の強い計算処理は取り扱いにくいという問題点が
あった。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、小型で携帯性に富み、操作する
際の場所の制約が少なく、かつ守秘性を保持した状態で
計算機の入出力を行うことのできる眼鏡型画像表示装置
を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、計算処理装置の出力画像を表示する表示装置と、表
示装置の表示画像を操作者の明視の距離に変換する第1
の光学装置と、計算処理装置のキーボード近傍の画像
を、表示装置の画像と組み合わせる第2の光学装置と、
を具備することを特徴とするものである。
【0008】本願の請求項2の発明では、第2の光学装
置は、キーボード近傍の画像を取り込み、倍率を調整す
る変倍用レンズと、変倍用レンズの出射光を任意の方向
に反射させる反射鏡と、を有することを特徴とするもの
である。
【0009】本願の請求項3の発明は、計算処理装置の
キーボード近傍を撮影し、画像信号に変換する画像入力
装置と、画像入力装置の画像信号と計算処理装置の画像
信号とを合成する合成装置と、合成装置の画像を表示す
る表示装置と、表示装置の表示画像を操作者の明視の距
離に変換する第1の光学装置と、を具備することを特徴
とするものである。
【0010】本願の請求項4の発明では、合成装置は、
計算処理装置の出力画像及び画像入力装置の画像を、表
示装置の画面内で所望の大きさ及び位置に表示するよう
画像信号を合成することを特徴とするものである。
【0011】本願の請求項5の発明は、計算処理装置の
出力画像を表示する表示装置と、表示装置の表示画像を
操作者の明視の距離に変換する第1の光学装置と、表示
装置と第1の光学装置を操作者の頭部に固定すると共
に、操作者の視界中に透明部分及び表示装置の表示領域
が設けられたゴーグルと、を具備することを特徴とする
ものである。
【0012】本願の請求項6の発明では、ゴーグルは、
表示装置と第1の光学装置の下部は、透明であることを
特徴とするものである。
【0013】本願の請求項7の発明は、板状に形成さ
れ、操作者の手の接触位置によってキー入力を検出する
キーボード状入力装置と、キーボード状入力装置の上部
に取付けられ、キーボード状入力装置とキー入力を行う
操作者の手とを撮像する第1の撮像装置と、キーボード
状入力装置を予め記憶されているキーボードのパターン
画像と置き換え、かつ計算処理装置の出力画像と合成す
る第1の画像処理装置と、第1の画像処理装置の画像を
表示する表示装置と、表示装置の表示画像を操作者の明
視の距離に変換する第1の光学装置と、を具備すること
を特徴とするものである。
【0014】本願の請求項8の発明では、キーボード状
入力装置は、複数の圧力センサが碁盤眼状に配置され、
特定の圧力センサの押圧によりキー信号を第1の画像処
理装置に出力することを特徴とするものである。
【0015】本願の請求項9の発明は、複数の圧力セン
サと受光素子とが碁盤眼状に配置され、特定の圧力セン
サの押圧によりキー入力を検出するキーボード状入力装
置と、複数の受光素子から得られる各受光信号のレベル
を弁別し、操作者の手の影絵を出力すると共に、予め記
憶されているキーボードの画像と影絵を合成し、計算処
理装置の出力画像と合成する第2の画像処理装置と、第
2の画像処理装置の画像を表示する表示装置と、表示装
置の表示画像を操作者の明視の距離に変換する第1の光
学装置と、を具備することを特徴とするものである。
【0016】本願の請求項10の発明は、立体的な視差
のある複数のボタン状スイッチの画像を生成し、計算処
理装置の出力画像を立体画像に変換し、ボタン状スイッ
チの画像と計算処理装置の出力画像とを合成する画像生
成装置と、画像生成装置の出力画像を表示する表示装置
と、操作者の左右の眼の視線を検出し、複数のボタン状
スイッチの何れが操作者により注視されているかを検出
する視線検出装置と、を具備することを特徴とするもの
である。
【0017】本願の請求項11の発明では、視線検出装
置は、操作者の左右の眼の像の大きさを調整する第3の
光学装置と、第3の光学装置から出力される左右の像を
交互に切り換えて撮像する第2の撮像装置と、第2の撮
像装置で撮像された左右の眼の注視点を検出する注視点
判別装置と、を具備することを特徴するものである。
【0018】本願の請求項12の発明では、第3の光学
装置は、操作者の左右の眼の像を反射し、その大きさを
調整する左右一対の凹面鏡であることを特徴とするもの
である。
【0019】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1,2の
発明によれば、表示装置は計算処理装置の出力画像を表
示する。一方、第1の光学装置は表示装置の表示画像を
操作者の明視の距離に変換する。つぎに第2の光学装置
は計算処理装置のキーボード近傍の画像を表示装置の画
像と組み合わせる。こうすると操作者は眼鏡型画像表示
装置を頭部につけたまま、自己の眼の視点を殆ど移動さ
せることなく、計算処理を行うことができる。
【0020】また本願の請求項3,4の発明によれば、
画像入力装置は計算処理装置のキーボード近傍を撮影
し、画像信号に変換する。つぎに合成装置は画像入力装
置の画像信号と計算処理装置の画像信号とを合成する。
表示装置は合成装置の画像信号をキーボードの画像と計
算処理装置の出力画像を区分して表示する。そして第1
の光学装置は表示装置の表示画像を操作者の明視の距離
に変換する。こうすると操作者は眼鏡型画像表示装置を
つけたまま、自己の眼の視点を殆ど移動させることな
く、計算処理を行うことができる。
【0021】また本願の請求項5,6の発明によれば、
表示装置は計算処理装置の出力画像を表示する。そして
第1の光学装置は表示装置の表示画像を操作者の明視の
距離に変換する。また操作者は下部が透明なゴーグルを
介してキーボードを操作する。こうするとキーボードの
表示装置はいらなくなる。
【0022】また本願の請求項7,8の発明によれば、
キーボード状入力装置は操作者の手の接触位置によって
キー入力を検出する。つぎに第1の撮像装置はキーボー
ド状入力装置とキー入力を行う操作者の手とを撮像す
る。また第1の画像処理装置はキーボード状入力装置が
予め記憶されているキーボードの画像パターンと置き換
え、かつ計算処理装置の出力画像と合成する。表示装置
は第1の画像処理装置の画像を表示し、第1の光学装置
は表示装置の画像を操作者の明視の距離に変換する。
【0023】また本願の請求項9の発明によれば、キー
ボード状入力装置は圧力センサの押圧によりキー入力を
検出する。次に第2の画像処理装置は複数の受光素子か
ら各受光信号のレベルを弁別し、操作者の手の影絵を出
力する。そして予め記憶されているキーボードの画像と
影絵を合成し、計算処理装置の出力画像と合成する。表
示装置は第2の画像処理装置の画像を表示する。第1の
光学装置は表示装置の表示画像を操作者の明視の距離に
変換する。こうすると表示装置で計算処理装置の画像
と、手を含むキーボードの画像とを任意の位置で合成で
きる。
【0024】また本願の請求項10〜12の発明によれ
ば、画像生成装置は立体的な視差のある複数のボタン状
スイッチの画像を立体画像として生成し、計算処理装置
の出力画像と合成する。そして表示装置は画像生成装置
の出力画像を表示する。視線検出装置は操作者の左右の
眼の視線を検出し、複数のボタン状スイッチの何れが操
作者により注視されているかを識別する。こうするとキ
ーボードは不要となり、視線を変えるだけでキー入力を
することができる。
【0025】
【実施例】本発明の第1実施例における眼鏡(ゴーグ
ル)型画像表示装置について図1〜図3を参照しつつ説
明する。図1は第1実施例の眼鏡型画像表示装置と計算
機入出力装置との関係を示す構成図である。本図におい
て計算機入出力装置Aは、入力装置であるキーボード1
01、眼鏡型画像表示装置である眼鏡型表示部102、
中央演算装置などが含まれ、計算処理装置として動作す
る処理部103により構成される。
【0026】このように構成された計算機入出力装置A
において、キーボード101を用いて操作者が入力を行
うと、眼鏡型表示部102はキーボード101と操作者
の手の近傍の様子を結像して、眼鏡型表示部102内の
表示画面に処理部103の出力と重ねるか、又は並べて
画像を表示する。
【0027】図2は眼鏡型表示部102の具体的な構成
図であり、図1と同一部分は同一符号を付す。また図3
は操作者の眼に入射される眼鏡型表示部102の画面で
ある。図2において点線で示す眼鏡型表示部102は、
液晶パネル104、第1対物レンズ105、第1プリズ
ム106、第2プリズム107、第2対物レンズ10
8、接眼レンズ部109により構成される。変倍用レン
ズである第2対物レンズ108で取り込まれたキーボー
ド101と操作者の手付近の画像は、反射鏡である第2
プリズム107と接眼レンズ部109の働きにより、図
3に示すように操作者の視野下部に写し出される。ま
た、液晶パネル104の表示画像は、第1対物レンズ1
04と第1プリズム106の働きにより操作者の視野上
部に表示される。
【0028】図3に示す合成画面において、画面内の上
部に処理部103の出力画面が表示され、下部にキーボ
ード101付近の画像が表示される。こうすると、操作
者はキーボード101と自分の手を見ながら、容易にキ
ー入力をすることができる。また図2の第1対物レンズ
105を調整することで、処理部103の出力画面の虚
像の位置を、キーボード101の画像と同じ位置にする
ことができる。このように調整すると視点移動時の眼の
疲労を軽減できる。また、キーボード101の位置を処
理部103の出力の虚像位置に合わせたり、操作者の好
みに応じて両方の位置を調整することも可能である。な
お、本実施例において、図3に示す以外の画面を構成す
ることも可能であり、プリズム106、107は鏡等で
構成することもできる。
【0029】ここで液晶パネル104は処理装置103
の出力画像を表示する表示装置を構成し、第1対物レン
ズ105は液晶パネル104の表示画像を操作者の明視
の距離に変換する第1の光学装置を構成している。また
第2プリズム、第2対物レンズ108、接眼レンズ部1
09は、キーボード101近傍の画像を液晶パネル10
4の画像と組み合わせて操作者の眼に入射させる第2の
光学装置を構成している。
【0030】つぎに本発明の第2実施例における眼鏡型
画像表示装置について、図4,図5を参照しつつ説明す
る。図4は第2実施例の眼鏡型画像表示装置と計算機入
出力装置Bとの関係を示す構成図であり、第1実施例と
同一部分は同一の符号を付し、その部分の説明は省略す
る。本図において計算機入出力装置Bは、キーボード1
01、眼鏡型画像表示装置である眼鏡型表示部201、
計算処理装置である処理部103により構成される。
【0031】このように構成された計算機入出力装置B
において、操作者はキーボード101を用いて入力を行
う。入力された情報は処理部103において処理され、
処理部103の出力は眼鏡型表示部(表示装置)201
内に表示される。また、キーボード101と操作者の手
は眼鏡型表示部201の下部に取付けられた画像入力装
置206で写される。
【0032】図5は眼鏡型表示部201の構成図であ
る。本図において眼鏡型表示部201は、CCD等の小
型カメラで構成される画像入力装置206、倍率を調整
する倍率調整回路205、入力端202に加えられる信
号と処理部103の画像信号とからの複数の画像を混合
する合成回路(合成装置)203、表示装置である液晶
パネル204により構成される。なお、眼鏡型表示部2
01内には、第1実施例と同様に第1の光学装置が内設
されているものとする。
【0033】このように構成された眼鏡型表示部201
において、画像入力装置206よりキーボード101と
操作者の手付近の画像を入力する、この画像は倍率調整
回路205で適当な大きさに調整され、合成回路(合成
装置)203に入力される。合成回路203では計算機
の処理部103より入力された画像信号や文字信号と、
倍率調整回路205より入力されたキーボード101と
操作者の手付近の画像とを合成し、例えば図3に示すよ
うな画像を画面に表示する。
【0034】このように、操作者はキーボード101と
自分の手を見ながら、容易にキー入力をすることができ
る。倍率調整回路205と合成回路203は、処理部1
03からの指示により、キーボード101と操作者の手
付近の画像の大きさや、処理部103の出力画面と組み
合わせる際の配置を変えることができる。操作者はキー
ボード101を通じて処理部103にこの画像の大きさ
や配置を指示することにより、図3に示す画面以外に
も、画面の配置や各構成画面の大きさを自由に変更する
ことができる。
【0035】つぎに本発明の第3実施例における眼鏡型
画像表示装置について、図6,図7を参照しつつ説明す
る。図6は第3実施例の眼鏡型画像表示装置と計算機入
出力装置Cとの関係を示す構成図であり、第1実施例と
同一部分は同一の符号を付し、その部分の説明は省略す
る。本図において計算機入出力装置Cは、キーボード1
01、処理部103、透過型表示部301により構成さ
れる。透過型表示部301は表示装置(液晶パネル)と
第1の光学装置を操作者の頭部に固定すると共に、操作
者の視界中に透明部分及び表示装置の表示領域が設けら
れたゴーグルである。
【0036】図7は透過型表示部301の表示画面を示
す説明図ある。本図に示すように表示画面の上部に設け
た表示装置に処理部103の出力画像が表示され、その
下にはキーボード101と自分の手が写し出される。こ
のように操作者は頭部方向を変えることで、キーボード
101と自分の手を見ながら、少ない視点移動で処理部
103の表示画像を同時に見ることができる。また処理
部103の画像の虚像の位置をキーボード101と頭部
の距離と同じ程度に調整することで、眼の疲労を軽減す
ることができる。
【0037】つぎに本発明の第4実施例における眼鏡型
画像表示装置について、図8〜図11を参照しつつ説明
する。図8は第4実施例の眼鏡型画像表示装置と計算機
入出力装置Dとの関係を示す構成図であり、第1実施例
と同一部分は同一の符号を付し、その部分の説明は省略
する。本図において計算機入出力装置Dは、計算機の処
理部103、入力部401、画像処理部402、眼鏡型
表示部403により構成される。入力部401は圧力セ
ンサと画像入力装置を含んで構成される。なお、眼鏡型
表示部403内には、第1実施例と同様に表示装置と第
1の光学装置が内設されているものとする。
【0038】図9(a)の構成図で示すように、入力部
401は圧力センサ入力装置404、画像入力装置及び
その支持装置405を含んで構成される。圧力センサ入
力装置404は図9(a)に示すように、多数の圧力セ
ンサを碁盤眼状に並べたキーボード状入力装置であり、
その表面にはキーの識別用の表示は特に設けられていな
い。支持装置に取り付けられた画像入力装置408は操
作者の手を映す第1の撮像装置である。図9(b)は図
9(a)の画像入力装置及びその支持装置405の裏側
を示した図である。画像入力装置408は例えばCCD
カメラにより構成される。画像入力装置408は支持装
置の下側に取付けられることで、操作者の手の画像を取
り込むことができる。
【0039】画像入力装置408の画像は画像処理部4
02に送られる。図10は画像処理部402の構成を示
すブロック図である。本図に示すように画像処理部40
2はキーボード情報メモリ412、キーボード映像作製
部413、合成回路409により構成される。キーボー
ド情報メモリ412はキーボード形状の画像やキー状の
文字数字の表示パターンを記憶するメモリである。キー
ボード映像作製部413はキーボードの画像を作成する
回路である。合成回路409は画像入力装置408より
の画像信号とキーボード映像作製部413よりの画像を
合成する回路である。画像処理部402は予め記憶され
ているキーボードの画像と入力部401を置き換え、か
つ処理部103の入出力データと合成する第1の画像処
理装置の機能を有している。
【0040】キーボード画像作製部413は、キーボー
ド情報メモリ412の出力と、圧力センサ入力装置40
4の情報(キー信号)より、キーボードの画像を作成す
る。この画像は例えば図11のキーボードの画像に示す
ように、各キーに文字又は数字の表示がなされ、かつ押
されたキーは引っ込むように表示される。図10の合成
回路409ではキーボード画像作製部413の出力画像
を背景にして、画像入力装置408より入力された操作
者の手の画像を合成し、出力端410より図11のよう
な画像表示用の信号を出力する。こうすると操作者は入
力部401の操作に違和感を感じなくなる。
【0041】このように、操作者は合成回路409の出
力画像を見ながら操作するので、圧力センサ入力装置4
04にキー表示を付ける必要はない。またキーボード情
報メモリ412の内容を変えることで、異なる形状のキ
ーボードにも対応できる。更に、キーボード情報メモリ
412に複数のキーボードの情報を格納し、それらを切
換えられるようにすることで、異なる形状やキー配列の
キーボードにも即座に対応できる。また、画像入力装置
408のカメラを可視光以外の波長(例えば赤外線)に
対応するものに変えると、暗い場所でも使用できる。
【0042】つぎに本発明の第5実施例における眼鏡型
画像表示装置について図12〜図15を参照しつつ説明
する。図12は第5実施例の眼鏡型画像表示装置と計算
機入出力装置Eとの関係を示す構成図であり、第1〜4
実施例と同一部分は同一の符号を付し、その部分の説明
は省略する。本図において計算機入出力装置Eは、計算
機の処理部103、眼鏡型表示部403、画像処理部5
01、入力部502により構成される。入力部502は
圧力センサと受光素子の配列体、及び照明装置より構成
される。
【0043】入力部502は図13(a)の構成図に示
すように、圧力センサ404と受光素子504が一組と
してキー状に配列され、照明装置及びその支持装置50
3が設けられたキーボード状入力装置である。入力部5
02には圧力センサ404が碁盤眼状に並べられてあ
り、その表面には特にキーの識別用の表示がされていな
い。受光素子504の配列は例えば各圧力センサ404
の中心位置に設け、照明装置及びその支持装置503よ
りの光を受光するが、その間に操作者の手がある場合は
光量は減る。図12の画像処理部501は受光素子40
4の信号により、入力部付近の画像を作成する第2の画
像処理装置である。
【0044】図13(b)は(a)の照明装置及びその
支持装置503の裏側より見た構成図である。このよう
に支持装置503の下側に照明装置505が取付けられ
ている。図14は画像処理部501のブロック図であ
り、第4実施例と同一部分は同一の符号を付ける。本図
に示すように画像処理部501は、非線形変換回路50
7、2次元低域炉波回路(LPF)508、キーボード
情報メモリ412、キーボード画像作製部413、合成
回路409により構成される。なお、眼鏡型表示部40
3内には、第1実施例と同様に表示装置と第1の光学装
置が内設されているものとする。
【0045】このように構成された画像処理部501に
おいて、入力端506に入力部502の信号が入力され
ると、非線形変換回路507は受光素子504からの信
号を例えば、暗い領域を拡大するように非線形変換する
ことで手の形状に変換する。こうすると操作者の手が入
力部502より少し離れても、手の形状を確実に表示で
きる。非線形変換回路507の出力が2次元LPF50
8に入力されると、2次元LPF508は水平方向と垂
直方向の低域炉波を行い、画像を滑らかにする。仮に入
力部502の受光素子504の数が少なくても、2次元
LPF508により滑らかに手の画像を得ることができ
る。
【0046】2次元LPF508の出力は、合成回路4
09においてキーボード映像作製部413の出力と合成
され、鮮明なキーボードの画像と操作者の手の影絵の信
号が出力端509を介して出力される。これらの画像は
処理部103の出力画像と組み合わせて眼鏡型表示部4
03に表示される。この出力画像は例えば図15のよう
になる。この画面は操作者の手の影絵とキーボードの画
像を組み込んだ例で、このように画面上の自由な位置に
組み込むことができる。また、第4実施例と同様に、キ
ーボード情報メモリ412の内容を変えたり、複数のキ
ーボードにもすぐに対応できる。また、照明装置505
と受光素子504を可視光以外の波長に対応したものに
することで、暗い場所でも他人から見られることなく操
作できる。
【0047】つぎに本発明の第6実施例における眼鏡型
画像表示装置について、図16〜図18を参照しつつ説
明する。図16は第6実施例の眼鏡型画像表示装置と計
算機入出力装置Fとの関係を示す構成図であり、第1〜
5実施例と同一部分は同一の符号を付し、その部分の説
明は省略する。本図において計算機入出力装置Fは、入
力部401、処理部103、画像処理部402、眼鏡型
表示部600を有している。
【0048】眼鏡型表示部600は、左眼用凹面鏡60
1、右眼用凹面鏡602、液晶シャッター603、左眼
用画像表示装置606、右眼用画像表示装置607を含
んで構成される。そして左眼用画像表示装置606、右
眼用画像表示装置607は夫々ケーブル608、609
を介して画像処理部605に接続される。また液晶シャ
ッター603及び画像入力装置604は、ケーブル61
0を介して視線演算装置630に接続される。
【0049】ここで入力部401と画像処理部402は
第4実施例と同一の動作をするものとする。眼鏡型表示
部600は第1〜5実施例と同様に、操作者が眼鏡と同
じように頭部眼前に装着して使うが、図16は装着する
操作者側から見た図である。
【0050】さて画像処理装置(画像生成装置)605
には2つの作用がある。第1の作用は、処理部103の
出力を立体画像に変換することである。即ち画像処理装
置605は左眼と右眼の瞳の輻輳に応じた視差を処理部
103の出力に付加する。処理部103よりの出力は2
次元画像であるので、右眼と左眼の表示位置を奥行き度
合に応じた視差に応じて変えることで、簡単に立体画像
に変換することができる。また、この奥行き度合は操作
者が任意に調整できるものとする。操作者は左眼用画像
表示装置606と右眼用画像表示装置607に表示され
る立体画像の画面を見ながら作業をすすめる。
【0051】画像処理装置605の第2の作用は、眼鏡
型表示部600内に立体的な入力用ボタンを表示するこ
とである。図17は眼鏡型表示部600の表示画面の例
である。図17に示すようにこれらのボタン群は、操作
の邪魔にならないように主に画面の周辺部に表示され
る。図17に示すように表示範囲611の内部には、処
理部103の出力画像612、画像処理装置605の出
力画像613、614が立体的に表示される。
【0052】さて、図16に示す眼鏡型表示部600に
おいて、左眼用凹面鏡601と右眼用凹面鏡602はそ
れぞれ左眼と右眼の像を反射すると共に、像の大きさを
調整する。この光は液晶シャッター630を経て画像入
力装置604で撮影される。画像入力装置604と液晶
シャッター603は連動して動作し、1フィールド毎に
左右の眼の画像を交互に撮像するものであって、第2の
撮像装置を構成している。ここで左眼用凹面鏡601と
右眼用凹面鏡602は、操作者の左右の眼の像の大きさ
を調整する第3の光学装置を構成している。
【0053】図18はこの液晶シャッター603を含む
眼鏡型表示部600の動作原理を示す構造図であり、液
晶シャッター603は右眼用液晶シャッター620及び
左眼用液晶シャッター621により構成される。右眼用
液晶シャッター620と左眼用液晶シャッター621は
1フィールド毎に交互に開閉し、光を透過又は遮断す
る。そのため画像入力装置604により1フィールド毎
に左右の眼の画像が撮影される。
【0054】画像入力装置604の信号は図16の視線
演算装置(注視点判別装置)630に送られる。視線演
算装置630では、左右の眼の位置より注視点(位置と
奥行き)を演算し、図17の左右のボタン群のどれが注
視されているかを判定する。図16の処理部103で
は、視線演算装置630の出力により、例えばあるボタ
ンが一定時間以上注視されている場合に、そのボタンが
入力されたものと判定される。また、あるボタンを注視
すると同時に特定のキー入力がある場合に、そのボタン
が入力されたものとしてもよい。このように立体のボタ
ン群の出力画像613と614を入力手段として用いる
ことができる。ここで左眼用凹面鏡601、右眼用凹面
鏡602、液晶シャッター603、画像入力装置60
4、視線演算装置630は、操作者の左右の眼の視線を
検出し、複数のボタン状スイッチの何れが操作者により
注視されているかを検出する視線検出装置を構成してい
る。このようにすると頻繁に入力するキーを立体のボタ
ン部に移すことで処理部103へのキー入力が一層速く
なる。またキーボードそのものを無くすこともでき、計
算機入出力装置をより小型化することもできる。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本願の請求
項1〜12の発明は眼鏡型画像表示装置の内部に計算処
理装置の出力画像とキー入力の状態を合成して表示する
ことができる。このため表示装置は非常に小型になり、
操作者は眼鏡型画像表示装置をつけたまま、自己の眼の
視点を殆ど移動させることなく計算処理を行うことがで
きる。また他人に表示内容が知られることがないので、
守秘性の強い作業ができる。
【0056】特に本願の請求項1,2記載の発明によれ
ば、操作者の手を含むキーボード付近の像を光学的に取
り込み、眼鏡型画像表示装置の内部に計算処理装置の出
力と合成して表示する。このためキーボードを撮像する
撮像装置が不要となる。
【0057】また本願の請求項3,4記載の発明によれ
ば、操作者の手を含むキーボード付近の像を撮像し、眼
鏡型画像表示装置の内部に計算処理装置の出力と合成し
て表示する。このため表示装置は非常に小型で軽量化さ
れる。
【0058】また本願の請求項5,6記載の発明によれ
ば、眼鏡型画像表示装置において計算処理装置の画像を
表示す表示装置の下部が、透明なゴーグルで構成されて
いるため、操作者はキーボードと表示装置の画像を同時
に見て作業ができる。この場合、キーボードを撮像する
撮像装置や光学装置が不要となり、眼鏡部が一層軽減化
される。
【0059】また本願の請求項7,8記載の発明によれ
ば、第1の撮像装置で取り込まれた操作者の手の像と、
キーボード状入力装置の像とを正確な位置関係で合成す
ることができる。特にキーボード状入力装置のキー配置
を、画像処理により容易に変更することができるという
効果が生まれる。またキーボード状入力装置の重量を通
常の入力装置よりも大幅に軽減できる。
【0060】また本願の請求項9記載の発明によれば、
キーボード状入力装置として、圧力センサと受光素子を
碁盤状に配置し、受光素子に取り込まれた操作者の手を
影絵を作成し、キーボードの像と正確な位置関係で計算
処理装置への入力操作を表示することができる。このた
めキーボード状入力装置のキー配置を画像処理により容
易に変更することができる。またキーボード状入力装置
の重量を通常の入力装置よりも大幅に軽減できる効果が
生じる。
【0061】また本願の請求項10〜12記載の発明に
よれば、画像生成装置によりボタン状スイッチの画像を
表示装置内に立体的に表示し、操作者がどのスイッチを
注視しているかを視線検出装置が検知するようにしてい
る。このため計算処理装置の操作者は頻繁に入力するキ
ーをキーボードを用いないで眼の視野を用いて入力する
ことができ、入力作業が早くなる効果を生じる。又キー
ボードそのものを無くすことができ、計算処理装置が大
幅に小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における眼鏡型画像表示装
置と計算機入出力装置との関係を示す図である。
【図2】第1実施例の眼鏡型画像表示装置の構成図であ
る。
【図3】第1実施例の眼鏡型画像表示装置の画面を示す
図である。
【図4】本発明の第2実施例における眼鏡型画像表示装
置と計算機入出力装置との関係を示す図である。
【図5】第2実施例の眼鏡型画像表示装置の構成図であ
る。
【図6】本発明の第3実施例における眼鏡型画像表示装
置と計算機入出力装置との関係を示す図である。
【図7】第3実施例の眼鏡型画像表示装置の画面を示す
図である。
【図8】本発明の第4実施例における眼鏡型画像表示装
置と計算機入出力装置との関係を示す図である。
【図9】第4実施例の眼鏡型画像表示装置に用いられる
入力部の外観図である。
【図10】第4実施例の眼鏡型画像表示装置の構成図で
ある。
【図11】第4実施例の眼鏡型画像表示装置の画面を示
す図である。
【図12】本発明の第5実施例における眼鏡型画像表示
装置と計算機入出力装置との関係を示す図である。
【図13】第5実施例の眼鏡型画像表示装置に用いられ
る入力部の外観図である。
【図14】第5実施例の眼鏡型画像表示装置の構成図で
ある。
【図15】第5実施例の眼鏡型画像表示装置の画面を示
す図である。
【図16】本発明の第6実施例における眼鏡型画像表示
装置と計算機入出力装置との関係を示す図である。
【図17】第6実施例の眼鏡型画像表示装置の画面を示
す図である。
【図18】第6実施例の眼鏡型表示装置の動作原理を示
す構造図である。
【図19】従来の小型計算機の構成図である。
【図20】従来の小型計算機の外観図である。
【符号の説明】
101 キーボード 102,201,403,600 眼鏡型表示部 103 処理部 104,204 液晶パネル 105,108 対物レンズ 106,107 プリズム 109 接眼レンズ部 202,411,506 入力端 203,409 合成回路 205 倍率調整回路 206,408,604 画像入力装置 301 透過型表示部 401,502 入力部 402,501 画像処理部 404 圧力センサ 405 画像入力装置及び支持装置 410,509 出力端 412 キーボード情報メモリ 413 キーボード映像作製部 503 照明装置及びその支持装置 504 受光素子 505 照明装置 507 非線形変換回路 508 2次元LPF 601 左眼用凹面鏡 602 右眼用凹面鏡 603 液晶シャッター 605 画像処理装置 606 左眼用画像表示装置 607 右眼用画像表示装置 608,609,610 ケーブル 611 表示画面 612,613,614 出力画像 620 右眼用液晶シャッター 621 右眼用液晶シャッター 630 視線演算装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算処理装置の出力画像を表示する表示
    装置と、 前記表示装置の表示画像を操作者の明視の距離に変換す
    る第1の光学装置と、 前記計算処理装置のキーボード近傍の画像を、前記表示
    装置の画像と組み合わせる第2の光学装置と、を具備す
    ることを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の光学装置は、 前記キーボード近傍の画像を取り込み、倍率を調整する
    変倍用レンズと、 前記変倍用レンズの出射光を任意の方向に反射させる反
    射鏡と、を有することを特徴とする請求項1記載の眼鏡
    型画像表示装置。
  3. 【請求項3】 計算処理装置のキーボード近傍を撮影
    し、画像信号に変換する画像入力装置と、 前記画像入力装置の画像信号と前記計算処理装置の画像
    信号とを合成する合成装置と、 前記合成装置の画像を表示する表示装置と、 前記表示装置の表示画像を操作者の明視の距離に変換す
    る第1の光学装置と、を具備することを特徴とする眼鏡
    型画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記合成装置は、 前記計算処理装置の出力画像及び前記画像入力装置の画
    像を、前記表示装置の画面内で所望の大きさ及び位置に
    表示するよう画像信号を合成するものであることを特徴
    とする請求項3記載の眼鏡型画像表示装置。
  5. 【請求項5】 計算処理装置の出力画像を表示する表示
    装置と、 前記表示装置の表示画像を操作者の明視の距離に変換す
    る第1の光学装置と、 前記表示装置と前記第1の光学装置を操作者の頭部に固
    定すると共に、操作者の視界中に透明部分及び前記表示
    装置の表示領域が設けられたゴーグルと、を具備するこ
    とを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記ゴーグルは、 前記表示装置と前記第1の光学装置の下部は、透明であ
    ることを特徴とする請求項5記載の眼鏡型画像表示装
    置。
  7. 【請求項7】 板状に形成され、操作者の手の接触位置
    によってキー入力を検出するキーボード状入力装置と、 前記キーボード状入力装置の上部に取付けられ、前記キ
    ーボード状入力装置とキー入力を行う操作者の手とを撮
    像する第1の撮像装置と、 前記キーボード状入力装置を予め記憶されているキーボ
    ードのパターン画像と置き換え、かつ計算処理装置の出
    力画像と合成する第1の画像処理装置と、 前記第1の画像処理装置の画像を表示する表示装置と、 前記表示装置の表示画像を操作者の明視の距離に変換す
    る第1の光学装置と、を具備することを特徴とする眼鏡
    型画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記キーボード状入力装置は、 複数の圧力センサが碁盤眼状に配置され、前記特定の圧
    力センサの押圧によりキー信号を前記第1の画像処理装
    置に出力するものであることを特徴とする請求項7記載
    の眼鏡型画像表示装置。
  9. 【請求項9】 複数の圧力センサと受光素子とが碁盤眼
    状に配置され、前記特定の圧力センサの押圧によりキー
    入力を検出するキーボード状入力装置と、 前記複数の受光素子から得られる各受光信号のレベルを
    弁別し、操作者の手の影絵を出力すると共に、予め記憶
    されているキーボードの画像と前記影絵を合成し、計算
    処理装置の出力画像と合成する第2の画像処理装置と、 前記第2の画像処理装置の画像を表示する表示装置と、 前記表示装置の表示画像を操作者の明視の距離に変換す
    る第1の光学装置と、を具備することを特徴とする眼鏡
    型画像表示装置。
  10. 【請求項10】 立体的な視差のある複数のボタン状ス
    イッチの画像を生成し、計算処理装置の出力画像を立体
    画像に変換し、前記ボタン状スイッチの画像と計算処理
    装置の出力画像とを合成する画像生成装置と、 前記画像生成装置の出力画像を表示する表示装置と、 操作者の左右の眼の視線を検出し、前記複数のボタン状
    スイッチの何れが操作者により注視されているかを検出
    する視線検出装置と、を具備することを特徴とする眼鏡
    型画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記視線検出装置は、 操作者の左右の眼の像の大きさを調整する第3の光学装
    置と、 前記第3の光学装置から出力される左右の像を交互に切
    り換えて撮像する第2の撮像装置と、 前記第2の撮像装置で撮像された左右の眼の注視点を検
    出する注視点判別装置と、を具備するものであることを
    特徴する請求項10記載の眼鏡型画像表示装置。
  12. 【請求項12】 前記第3の光学装置は、 前記操作者の左右の眼の像を反射し、その大きさを調整
    する左右一対の凹面鏡であることを特徴とする請求項1
    1記載の眼鏡型画像表示装置。
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