JP3386702B2 - 吊り具 - Google Patents

吊り具

Info

Publication number
JP3386702B2
JP3386702B2 JP29206997A JP29206997A JP3386702B2 JP 3386702 B2 JP3386702 B2 JP 3386702B2 JP 29206997 A JP29206997 A JP 29206997A JP 29206997 A JP29206997 A JP 29206997A JP 3386702 B2 JP3386702 B2 JP 3386702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
swing arm
wall panel
frame
hanging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29206997A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11130372A (ja
Inventor
知慈 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP29206997A priority Critical patent/JP3386702B2/ja
Publication of JPH11130372A publication Critical patent/JPH11130372A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3386702B2 publication Critical patent/JP3386702B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、住宅等の外壁パネルを
クレーン等で吊り支持しながら住宅等の外周に取り付け
る際に、上記外壁パネルの裏面側に設けられている縦及
び横フレームに着脱自在に結合し、上記外壁パネルを上
記クレーン等のロープと連結する吊り具に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】図16に住宅の外壁パネル1の一例を示
す。この外壁パネル1の裏面側には、フレーム2が取り
付けられ、フレーム2は左右一対の縦フレーム3と、こ
れら縦フレーム3間で横方向へ延びる上フレーム4、中
フレーム5及び下フレーム6とから構成され、上フレー
ム4から取付ボルト7が垂直上方へ突出させられる。 【0003】図17にも示すように、この取付ボルト7
は外壁ファスナ8の孔8aに挿通され、孔8aの上方で
ナット9に螺合される。更に、外壁ファスナ8の今一つ
の孔8bと、例えば、梁11の上フランジ12の孔12
aとにボルト13が挿通され、ナット14に螺合される
ことにより、外壁パネル1が外壁ファスナ8を介して梁
11に取り付けられる。 【0004】上記外壁パネル1を取付位置まで運搬する
ために、例えば、図18に示すように、上記住宅の最上
階の外周に沿って上下一対のパイプレール15a、15
bからなるレール15を設け、このレール15上に移動
自在に支持させたトロリークレーン16で外壁パネル1
を運搬する。上記トロリークレーン16は、レール15
上にトロリー部17を移動自在に配置し、このトロリー
部17に支持させたウインチ18からロープ19を巻上
げ、巻降し自在に下垂させたものである。ロープ19の
下端にはU字型のシャックル21が支持され、このシャ
ックル21の両端部にはねじ孔21aが設けられてい
る。 【0005】図19に示すように、取付ボルト7には、
予め外壁ファスナ8をナット9で接続しておき、上記シ
ャックル21で外壁ファスナ8を挟み付けて、アイボル
ト22をシャックル21の一方のねじ孔21aから外壁
ファスナ8の孔8bを介して他方のねじ孔21aに螺合
することにより、シャックル21を外壁ファスナ8に結
合した状態で、外壁パネル1を上記トロリークレーン1
6で吊り支持する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の支持
方法では、トロリークレーン16のロープ19と外壁パ
ネル1との接続時に、シャックル21と外壁ファスナ8
とを一々アイボルト22で連結する必要があるので、ロ
ープ19と外壁パネル1との接続作業が煩雑になるとと
もに、吊り上げ後にシャックル21と外壁パネル1とを
分離する作業も煩雑になる問題を有していた。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決して、吊り支持用のロープと外壁パネルとの接続、
分離をワンタッチで容易に行える吊り具を提供すること
を目的とする。そのため、本発明のり具は、裏面側に
縦フレームと横フレームとが取り付けられた外壁パネル
に着脱自在に結合する吊り具であって、側面に切欠き部
を有し上記縦フレーム内に挿入可能な中空の本体と、こ
の本体内に上下動自在に設けられた操作部材と、この操
作部材の下方の本体内で一端部が本体に回動自在に支持
されその回動に伴って他端部が上記切欠き部を介して本
体外側方へ突出する突出位置と本体内に収納される収納
位置との間で揺動自在とされるとともに上記突出位置に
おいて上記他端部が上記横フレーム内に係合可能な揺動
アームと、一端部が上記本体内で上記操作部材の下端部
に回動自在に接続されるとともに他端部が上記揺動アー
ムの他端部に回動自在に接続された連結アームと、上記
本体内に設けられ上記操作部材を下方へ付勢することに
より上記揺動アームを上記突出位置側へ付勢する付勢手
段とを備えると共に、上記操作部材には、上記切欠き部
を介して本体の両外側方へ突出する押さえ部が設けら
れ、この両外側方へ突出した押さえ部の両側端部にはそ
れぞれ操作孔が設けられ、更に、上記揺動フレームが突
出する一方の外側方の側端部の下端部に沿って水平な押
え板が設けられ、他方の外側方の側端部には抜止め用の
ピンが上記本体の側面に沿って設けられており、上記揺
動アームが上記横フレーム内に係合した状態で該押さえ
部の押え板が上記横フレームの上部に当接するように位
置決めされているという手段を採用した。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、例えば、前記
と同様のトロリークレーン16(図1では図示省略)等
のクレーンから巻上げ、巻降し自在に下垂させたロープ
31の二股状の下端部に、本実施の形態の吊り具32が
各々接続される。外壁パネル1を吊り支持する際には、
各吊り具32を縦フレーム3の上端部に挿入するととも
に、上フレーム4(横フレーム)内に後述の揺動アーム
52を係合することにより、各吊り具32を外壁パネル
1に結合し、この状態で、トロリークレーン16により
外壁パネル1を吊り支持する。 【0013】以下、上記吊り具32につき詳細に説明す
る。図2乃至図4に示すように、吊り具32の本体33
は、所定の間隔を隔てて互いに平行に配置された2つの
側板34と、これら側板34の上部間に各々側板34と
直交するように介設された2つの上部介設板35と、2
つの側板34の下部間に各々側板34と直交するように
介設された2つの下部介設板36とにより、上下方向に
長く、且つ中空状に構成されている。 【0014】上部介設板35及び下部介設板36の両側
端部は、2つの側板34の対向する表面に溶接等で固定
され、2つの側板34と2つの上部介設板35とで囲ま
れた空間が上部室37とされるとともに、2つの側板3
4と2つの下部介設板36とで囲まれた空間が下部室3
8とされている。上部介設板35及び下部介設板36の
幅は、各々側板34の幅より小さくされ、且つ図3から
明らかなように、2つの上部介設板35間の間隔は、2
つの下部介設板36間の間隔より大きく設定されてい
る。 【0015】本体33内には、操作部材40が上下動自
在に配置されている。この操作部材40は、主として下
部室38内で上下方向に延びるレバー41と、レバー4
1の下端部の両側に溶接等で固定された2つの接続板4
2と、レバー41の上端部に接続されるとともに上部室
37内に配置されたアイナット43とからなる。 【0016】アイナット43はリング状の把持部43a
と、把持部43aの下部に一体的に設けられた筒状部4
3bからなり、レバー41の上端部が筒状部43b内に
嵌合されて、筒状部43b及びレバー41に対応して各
々設けた水平方向の孔にスプリングピン44が嵌合され
ることにより、レバー41の上端部が筒状部43bに接
続されている。また、2つの側板34の上部には、把持
部43aを把持して操作部材40を操作するための上下
方向の孔34aが設けられている。 【0017】下部室38の上端部付近には支持板45が
水平に配置され、支持板45は複数のスプリングピン4
6により上方への移動を規制されている。これらスプリ
ングピン46の両端部は、2つの側板34に設けた小孔
34bに嵌合されている。支持板45の中央部には孔4
5aが形成され、レバー41は孔45aを上下動自在に
貫通している。この支持板45の下面と上記2つの接続
板42との間で、レバー41の外周にコイルばね47
(付勢手段)が巻き付けられ、操作部材40はコイルば
ね47により下方へ付勢されている。 【0018】一方の側板34(図2の右側のもの)の下
部には、上下方向に延びる孔34c(切欠き部)が形成
されている。2つの下部介設板36の下端部付近には、
対応する孔36aが設けられ、これらの孔36aを介し
て一方の下部介設板36から他方の下部介設板36へボ
ルト48が挿通されて、他方の下部介設板36の外側で
ナット49が螺合されている。2つの下部介設板36間
において、ボルト48の外周に円筒状のカラー51が嵌
合されている。 【0019】2つの揺動アーム52が所定の間隔を隔て
て互いに平行に配置され、これら揺動アーム52の下端
部(一端部)には対応する孔52aが設けられて、これ
ら孔52aがカラー51の外周に嵌合されることによ
り、揺動アーム52がその下端部を回動支点として、本
体33により回動自在に支持されている。すなわち、揺
動アーム52は、図2に示すように、孔34cを介し
て、その上端部(他端部)が本体33の外側方へ突出す
る突出位置Aと、図5に示すように、揺動アーム52全
体が本体33内に収納される収納位置Bとの間で揺動自
在とされている。 【0020】各揺動アーム52の上端には、当接面52
bが形成され、この当接面52bは、図2の突出位置A
において、大略水平方向を向くようになっている。ま
た、2つの揺動アーム52の上端部には対応する孔52
cが形成され、これらの孔52cを貫通するかしめピン
53により両揺動アーム52の上端部同士が連結されて
いる。これにより、2つの揺動アーム52は互いに連動
して揺動するようになっている。 【0021】2つの接続板42間には連結アーム54の
一端部が挿入され、これら接続板42及び連結アーム5
4に対応して設けた孔42a及び孔54aを貫通するか
しめピン55により、接続板42と連結アーム54の一
端部とが回動自在に接続されている(図4参照)。連結
アーム54の他端部近傍には長孔54bが形成され、こ
の連結アーム54の他端部は2つの揺動アーム52の他
端部間に挿入されるとともに、上記かしめピン53が長
孔54bに回動自在且つ長孔54bの長手方向への移動
自在に貫通されている。 【0022】2つの側板34の上端部には対応する孔3
4dが形成され、これら孔34dを介して一方の側板3
4から他方の側板34にボルト56が挿通されてナット
57が螺合されている。2つの側板34間において、ボ
ルト56の外周にカラー58が嵌合され、カラー58に
はU字形のシャックル60が係合されて、シャックル6
0の両端部のねじ孔60aにボルト61が螺合されてい
る。このボルト61には、前述のロープ31の下端部が
接続される。 【0023】吊り具32を用いて外壁パネル1を吊り支
持する場合、図5及び図6に示すように、側板34の孔
34aを介してアイナット43の把持部43aを作業者
が指等(図示せず)で把持し、コイルばね47の付勢力
に抗して本体33に対し操作部材40を上方へ引き上げ
ると、接続板42が上動するのに伴って、該接続板42
に回動自在に接続された連結アーム54の一端部が上方
へ揺動し、それと連動して、揺動アーム52がその下端
部を揺動中心として図5の反時計方向へ揺動することに
より、揺動アーム52(及び連結アーム54)全体が一
方の側板34の孔34cを介して本体33の下部室38
内に収納される。 【0024】この状態で、図7に示すように、例えば、
水平状態で床面上等に載置された外壁パネル1の縦フレ
ーム3に、その上端部から吊り具32を挿入する。この
際、揺動アーム52の出没する孔34cを有する側板3
4が外壁パネル1の幅方向中間部側に位置するように、
吊り具32の向きを整えておく。 【0025】図8に示すように、吊り具32の下端部が
上フレーム4よりかなり下方に位置する状態まで縦フレ
ーム3内に挿入した後、アイナット43の把持部43a
から指等を離脱させると、それまで本体33内に収納さ
れていた揺動アーム52が、図8の2点鎖線のように、
揺動アーム52が前記コイルばね47の付勢力により、
その下端部を揺動中心として時計方向へ揺動し、本体3
3から外側方へ突出する。この状態で、吊り具32を上
方へ移動させると、図9に示すように、揺動アーム52
の当接面52bが上フレーム4の上壁部4aの下面に当
接し、吊り具32が縦フレーム3外へ離脱することが不
可能となる。 【0026】なお、図10に示すように、下部が開いた
C型鋼からなる上フレーム4における当該下部の隙間6
2の前後幅Dは、2つの揺動アーム52全体の前後幅d
より大きいため、揺動アーム52はその突出状態を維持
したまま、隙間62を介して図8の位置と図9の位置と
の間で上下動することが可能である。 【0027】上記と同様にして他方の縦フレーム3に今
一つの吊り具32を挿入し、揺動アーム52の当接面5
2bを上フレーム4の上壁部4aの下面に当接させる。
この状態で、図1に示すように、ロープ31を介して外
壁パネル1を吊り支持し、取付位置まで搬送する。取付
位置において、吊り具32を外壁パネル1から取り外す
際には、上記と逆に、図8のように、吊り具32を縦フ
レーム3内で若干下方へ移動させた後、アイナット43
の把持部43aを把持して操作部材40を本体33に対
して上動させると、揺動アーム52が本体33内に収納
され、この状態で、吊り具32を縦フレーム3から引き
抜くことができる。 【0028】次に、本発明の第2の実施の形態の吊り具
63につき説明する。図11乃至図13において、吊り
具63における、第1の実施の形態の吊り具32に対応
する部材には同一の参照番号を付している。以下、上記
吊り具32と相違する点につき述べると、吊り具63の
本体33は、中空の角筒状に形成されている。また、図
13から明らかなように、縦フレーム3の断面寸法より
吊り具63の本体33の断面寸法が小さいため、本体3
3の対向する2つの側面33aに各々2つの間隔保持用
の突起64が上下方向に沿って取り付けられている。 【0029】本体33の側面33bには、その上下方向
のほぼ全域に渡って孔33cが設けられる一方、側面3
3bに対向する側面33dにおける上部には孔33eが
設けられ、揺動アーム52及び連結アーム54は孔33
cの下部を介して本体33の内外に出没するようになっ
ている。また、操作部材40は操作板65を有し、該操
作板65の下部には、連結アーム54との接続用の接続
板42が取り付けられている。 【0030】操作板65の一方の側端部は孔33cを介
して本体33の一方の外側方へ突出するとともに、操作
板65の他方の側端部は孔33eを介して本体33の他
方の外側方へ突出し、両側端部には各々操作孔65aが
設けられている。操作板65の上記一方の側端部の下端
部に沿って水平な押さえ板66(押さえ部)が設けられ
るとともに、他方の側端部には抜止め用のピン67が側
面33dに沿って設けられている。 【0031】本体33の上端部には、U字形の金具68
が軸69を介して取り付けられ、図示しないクレーンの
ロープ31がこの金具68に接続される。また、軸69
の下部及び操作板65の上部に各々支持板70、71が
配置され、両支持板70、71間にコイルばね47が縮
設されている。これにより、常時は、操作部材40がコ
イルばね47の付勢力で下方へ押圧され、揺動アーム5
2及び連結アーム54が本体33の外側方へ突出すると
ともに、押さえ板66の下面が揺動アーム52の当接面
52bに当接している。 【0032】吊り具63を外壁パネル1に接続する場
合、図14に示すように、コイルばね47の付勢力に抗
して操作板65を本体33に対し上動させると、第1の
実施の形態と同様に、揺動アーム52(及び連結アーム
54)が本体33内に収納される。この状態で、吊り具
63を外壁パネル1の縦フレーム3内に挿入した後、連
結アーム54を再度、本体33の外側方へ突出させ、図
15に示すように、揺動アーム52の当接面52bを上
フレーム4の上壁部4aの下面に当接させる。この場
合、第2の実施の形態では、押さえ板66が上壁部4a
の上面に当接し、揺動アーム52と押さえ板66とで上
壁部4aが上下から挟着されるので、外壁パネル1に対
する吊り具63の上下方向のがたつきが生じることがな
い。 【0033】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のり具
は、裏面側に縦フレームと横フレームとが取り付けられ
た外壁パネルに着脱自在に結合する吊り具であって、側
面に切欠き部を有し上記縦フレーム内に挿入可能な中空
の本体と、この本体内に上下動自在に設けられた操作部
材と、この操作部材の下方の本体内で一端部が本体に回
動自在に支持されその回動に伴って他端部が上記切欠き
部を介して本体外側方へ突出する突出位置と本体内に収
納される収納位置との間で揺動自在とされるとともに上
記突出位置において上記他端部が上記横フレーム内に係
合可能な揺動アームと、一端部が上記本体内で上記操作
部材の下端部に回動自在に接続されるとともに他端部が
上記揺動アームの他端部に回動自在に接続された連結ア
ームと、上記本体内に設けられ上記操作部材を下方へ付
勢することにより上記揺動アームを上記突出位置側へ付
勢する付勢手段とを備えたものであるから、上記吊り具
を外壁パネルに結合する際には、上記本体に対し押え部
材を上動させ、上記揺動アームの他端部を本体内に退避
させた状態で上記吊り具を上記縦フレーム内に挿入し、
この状態で本体を上動させることにより、揺動アームの
他端部を上記切欠き部を介して本体外側方へ突出させ横
フレーム内に係合させることにより上記吊り具を外壁パ
ネルに取り付けることができ、また、上記吊り具を外壁
パネルから取り外す際には、操作部材を本体に対し相対
的に上動させ、揺動アームの他端部を横フレームから離
脱させて本体内に退避させた状態で本体を縦フレームか
ら抜き出すことができるので、外壁パネルに対する吊り
具の着脱をワンタッチで容易に行うことができる利点が
ある。 【0034】又、上記操作部材には、上記切欠き部を介
して本体の外側方へ突出する押さえ部が設けられ、上記
揺動アームが上記横フレーム内に係合した状態で該押さ
え部の押え板が上記横フレームの上部に当接するように
位置決めされているものであるから、上記揺動アームと
上記押さえ部の押え板とで横フレームを上下から挟着す
ることにより、外壁パネルに対する上記吊り具のがたつ
き等をなくして、吊り具と外壁パネルとの結合状態を一
層確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態に係る吊り具を用い
て外壁パネルを吊り支持する様子を示す概略説明図。 【図2】上記吊り具を示す正面図。 【図3】上記吊り具を示す側面図。 【図4】図2のIV−IV線に沿う概略断面図。 【図5】上記吊り具の揺動アームを本体内に収納した状
態を示す正面図。 【図6】上記吊り具の揺動アームを本体内に収納した状
態を示す側面図。 【図7】上記吊り具を外壁パネルに接続する様子を示す
概略斜視図。 【図8】上記吊り具を外壁パネルの縦フレームに挿入し
た状態を示す概略垂直断面図。 【図9】上記吊り具の揺動アームを横フレームに係合し
た状態を示す概略垂直断面図。 【図10】図9のX−X線に沿う概略断面図。 【図11】本発明の第2の実施の形態の吊り具を示す正
面図。 【図12】上記第2の実施の形態の吊り具を示す側面
図。 【図13】上記第2の実施の形態の吊り具を示す底面
図。 【図14】本発明の第2の実施の形態の吊り具の揺動ア
ームを本体内に収納した状態を示す正面図。 【図15】上記第2の実施の形態の吊り具を外壁パネル
に係合した状態を示す概略垂直断面図。 【図16】外壁パネルの一例を示す斜視図。 【図17】上記外壁パネルを梁に接続した状態を示す概
略側面図。 【図18】従来の吊り具をトロリークレーンに接続した
状態を示す説明図。 【図19】上記従来の吊り具を外壁パネルに結合した状
態を示す概略側面図。 【符号の説明】 1 外壁パネル 3 縦フレーム 4 上端フレーム(横フレーム) 32、63 吊り具 33 本体 34c 孔(切欠き部) 40 操作部材 47 コイルばね(付勢手段) 52 揺動アーム 54 連結アーム 66 押さえ板(押さえ部)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 裏面側に縦フレームと横フレームとが取
    り付けられた外壁パネルに着脱自在に結合する吊り具で
    あって、 側面に切欠き部を有し上記縦フレーム内に挿入可能な中
    空の本体と、この本体内に上下動自在に設けられた操作
    部材と、この操作部材の下方の本体内で一端部が本体に
    回動自在に支持されその回動に伴って他端部が上記切欠
    き部を介して本体外側方へ突出する突出位置と本体内に
    収納される収納位置との間で揺動自在とされるとともに
    上記突出位置において上記他端部が上記横フレーム内に
    係合可能な揺動アームと、一端部が上記本体内で上記操
    作部材の下端部に回動自在に接続されるとともに他端部
    が上記揺動アームの他端部に回動自在に接続された連結
    アームと、上記本体内に設けられ上記操作部材を下方へ
    付勢することにより上記揺動アームを上記突出位置側へ
    付勢する付勢手段とを備えると共に、上記操作部材に
    は、上記切欠き部を介して本体の両外側方へ突出する押
    さえ部が設けられ、この両外側方へ突出した押さえ部の
    両側端部にはそれぞれ操作孔が設けられ、更に、上記揺
    動フレームが突出する一方の外側方の側端部の下端部に
    沿って水平な押え板が設けられ、他方の外側方の側端部
    には抜止め用のピンが上記本体の側面に沿って設けられ
    ており、上記揺動アームが上記横フレーム内に係合した
    状態で該押さえ部の押え板が上記横フレームの上部に当
    接するように位置決めされていることを特徴とする吊り
    具。
JP29206997A 1997-10-24 1997-10-24 吊り具 Expired - Fee Related JP3386702B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29206997A JP3386702B2 (ja) 1997-10-24 1997-10-24 吊り具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29206997A JP3386702B2 (ja) 1997-10-24 1997-10-24 吊り具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11130372A JPH11130372A (ja) 1999-05-18
JP3386702B2 true JP3386702B2 (ja) 2003-03-17

Family

ID=17777142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29206997A Expired - Fee Related JP3386702B2 (ja) 1997-10-24 1997-10-24 吊り具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3386702B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104590991A (zh) * 2015-02-12 2015-05-06 安徽江淮汽车股份有限公司 变速箱快装吊具及变速箱起吊结构
CN106163965A (zh) * 2014-01-13 2016-11-23 康克斯科技公司 扣钩和吊耳***

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109368478A (zh) * 2018-11-29 2019-02-22 上海建工四建集团有限公司 固定***及楼板拆除吊运方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106163965A (zh) * 2014-01-13 2016-11-23 康克斯科技公司 扣钩和吊耳***
CN106163965B (zh) * 2014-01-13 2018-06-08 康克斯科技公司 扣钩和吊耳***
CN104590991A (zh) * 2015-02-12 2015-05-06 安徽江淮汽车股份有限公司 变速箱快装吊具及变速箱起吊结构
CN104590991B (zh) * 2015-02-12 2016-06-29 安徽江淮汽车股份有限公司 变速箱快装吊具及变速箱起吊结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11130372A (ja) 1999-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3386702B2 (ja) 吊り具
JP3755772B1 (ja) 吊上装置
JP3308095B2 (ja) 車両シ−トの車両への搭載方法および車両シ−ト把持用ロボットハンド
JP2003260526A (ja) カム装置
JP3339623B2 (ja) 壁パネルの吊下げ具
JP3208213U (ja) 電気転てつ機吊上げ補助具
JPH0853875A (ja) 側溝用蓋の脱着装置
JP3666628B2 (ja) ワークの移載反転装置
JP2003106034A (ja) 吊戸用吊車
JP4256026B2 (ja) パネル用吊り具及びこれを用いたパネルの吊り下げ方法
JPH0622637Y2 (ja) サスペンション搭載用吊り具
JP3274124B2 (ja) チェーンブロックの吊り下げ用治具
JP2001221057A (ja) 自動車用エンジン吊り装置
JP2564768Y2 (ja) 吊り具
JPH0211430Y2 (ja)
JPH08225152A (ja) 面材搬送・取付装置
JPH083128Y2 (ja) 架空線路架渉用金車
JP2001115542A (ja) 側溝蓋板の脱着運搬装置
JPH0447187Y2 (ja)
JPS6338145Y2 (ja)
JP2583890Y2 (ja) 自動車製造ラインに用いるワーク懸架装置
JPH0736406Y2 (ja) キュービクル内の変成器の支持構造
JPH10152003A (ja) 車両のバッテリ搭載装置
JP2000054637A (ja) パネル吊り具
JPS6213680A (ja) ドア・サツシ枠の引き抜き方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120110

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees