JP3385090B2 - 斜視型側視内視鏡の対物レンズ - Google Patents

斜視型側視内視鏡の対物レンズ

Info

Publication number
JP3385090B2
JP3385090B2 JP08305594A JP8305594A JP3385090B2 JP 3385090 B2 JP3385090 B2 JP 3385090B2 JP 08305594 A JP08305594 A JP 08305594A JP 8305594 A JP8305594 A JP 8305594A JP 3385090 B2 JP3385090 B2 JP 3385090B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens group
positive
reflecting
optical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08305594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07294806A (ja
Inventor
悟 立原
友彦 神崎
Original Assignee
ペンタックス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ペンタックス株式会社 filed Critical ペンタックス株式会社
Priority to JP08305594A priority Critical patent/JP3385090B2/ja
Publication of JPH07294806A publication Critical patent/JPH07294806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3385090B2 publication Critical patent/JP3385090B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、医用および工業用側視内視鏡の
対物レンズに関し、特に斜視型側視内視鏡の対物レンズ
に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】内視鏡として、体腔や管内
に挿入される筒状部の先端側部を観察する側視型の内視
鏡が知られている。この側視型の内視鏡はさらに、先端
筒状部の軸線と直交する方向を観察視野の中心とする直
視型側視タイプと、視野中心が直交方向とは異なる斜視
型側視タイプとに分けられる。後者の斜視型の側視内視
鏡の場合、これを実現するためには次のような光学系が
考えられる。
【0003】例えば、(A)対物レンズ系中に、先端筒
状部の軸に対して45゜をなす反射面を持つ反射プリズ
ムを配置し、この反射プリズムよりも物体側に位置する
レンズ群を偏心させる光学系、(B)反射プリズムの反
射面の先端筒状部の軸に対する角度を45゜以外の角度
に設定し、その角度で視野方向を決定する光学系、
(C)(A)と(B)とを組み合わせた光学系、(D)
反射プリズムに反射面を2面設け、その2反射面の角度
の組み合わせで視野中心方向を決定する光学系、(E)
上記(A)の光学系において、反射プリズムより物体側
に位置するレンズ群を偏心させる代わりに、像面に位置
するファイバー、あるいは、CCD受光体素子を対物レ
ンズの光軸に対して偏心させる光学系等である。
【0004】これらの光学系のうち、(D)はプリズム
の形状が複雑となり、加工コストが高い。また、(E)
は先端筒状部の軸方向に平行な光軸を持つ対物レンズに
対し、ファイバーバンドル、または、CCD素子をその
光軸に対して垂直方向にずらすことになるため、先端筒
状部全体の径が大型化するという欠点がある。したがっ
て、加工コストと小型化という観点からは、(A)から
(C)が良好な選択となる。
【0005】一方、光学系の最も物体側の面は、その光
軸が先端筒状部と直角をなすことが好ましい。つまり、
第1レンズ群L1と光路変更プリズムP部分のみを図示
すると、図1のように第1レンズL1の光軸O1が先端
筒状部11の側面13に対して傾いている状態(つまり
第1レンズL1の光軸O1が先端筒状部11の軸12と
直交していない状態)は好ましくなく、図2および図3
のように先端筒状部11の軸12に平行であること(つ
まり第1レンズL1の光軸O1が先端筒状部11の軸1
2と直交していること)が好ましい。この場合プリズム
Pの形状は、図2のように入射面と反射面とが直角をな
すものと、図3に示すように直角をなさないものとが考
えられるが、加工性を考慮すると図2のように入射面と
反射面とが直角となるほうが好ましい。図では、説明を
容易にするため、第1レンズL1の最も物体側の面を平
面で表しているが、曲面でも接線あるいは光軸を考えれ
ば同様である。
【0006】このようにすると、レンズの偏心効果、ま
たは三角プリズム効果により色収差が発生する。光路長
の短縮、光束の全反射条件の有利性から、光路変更プリ
ズムに高屈折率の硝材を用いることもできるが、高屈折
率硝材は一般にアッベ数が小さい、すなわち分散が大き
い。硝材の分散が大きい程、像面上で特に倍率色収差の
悪化の度合いが大きく、結像性能の劣化に影響が大であ
るため、このような高屈折率、高分散硝材は好ましくな
いという状況がある。
【0007】また、(B)、(C)の光学系のように、
反射面の角度が先端筒状部の軸に対して45゜以外をな
す光路変更プリズムを用いた場合、三角プリズム効果に
よる色収差を発生させないようにすると、プリズムの入
射面と出射面が直角とならないため、加工の難度が増
し、好ましくない。
【0008】さらに、(A)、(C)の光学系は、前述
のように光学系の一部のレンズ群を偏心させるため、同
様のプリズム効果で倍率色収差が発生し、結像性能が劣
化しやすい。
【0009】
【発明の目的】本発明は、これらの(A)ないし(C)
の光学系、つまり内視鏡の筒状先端部の軸と直交する光
軸を有する第1レンズ群と;光束が透過する光束透過部
と反射する反射面とを有する光路変更用の反射部材と;
この反射部材の反射面で反射した光束が入射する筒状先
端部の軸と平行な光軸を有する第2レンズ群と;を備
え、第1レンズ群の光軸が、第2レンズ群の光軸を反射
部材を介して第1レンズ側へ延長した軸と、一致しない
位置関係となるように設けられている斜視型の側視内視
鏡の対物レンズにおいて、倍率色収差を含む諸収差が良
好に補正された対物レンズを提供することを目的とす
る。
【0010】
【発明の概要】本発明の斜視型の側視内視鏡の対物レン
ズは、以上の光学系において、第1レンズ群が1枚の負
レンズからなり、第2レンズ群が正のレンズ群からなる
ものであって、内視鏡対物レンズの第2レンズ群は、少
なくとも1枚の正レンズと、少なくとも1組の正、負貼
り合わせレンズを含み、次の条件式(1)ないし(7)
を満足することを特徴としている。 (1)νA >55 (2)νB >55(3)−3.2<f 1 /f<−1.3 (4)0.65<|R B |/f<1.25 (5)ν 2P >35 (6)ν 2N <30 (7)−0.7<m 2 <−0.2 但し、 ν A :第1レンズ群のアッベ数、 ν B :反射部材のアッベ数、 f:光学系全系の焦点距離、 1 :第1レンズ群の焦点距離、 B :第2レンズ群内の貼り合わせレンズの貼り合わせ
面の曲率半径、ν 2P :第2レンズ群内の正レンズのアッ
ベ数の平均値、 ν 2N :第2レンズ群内の負レンズのアッベ数、 2 :第2レンズ群の結像倍率、である。
【0011】 第2レンズ群は、より好ましくは、1枚の
正レンズと、1組の正、負貼り合わせレンズとから構成
されることが好ましい。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施例】本発明のレンズ系は、主に視野角を大
きくする目的のため用いられる負レンズの第1レンズ群
L1と、プリズム等の光束透過部P1と光束反射面P2
とを有する光路変更用の反射部材Pと、結像機能を持つ
正のパワーの第2レンズ群とから構成される。反射部材
Pは、光束透過部P1と反射面P2を有するものであれ
ばよく、三角プリズムの他、左右反転修正も兼ねて、ダ
ハ面を持つ光路変更用の反射プリズムも用いられる。そ
して斜視型側視内視鏡に必要な、第2レンズ群の光軸を
反射部材を介して第1レンズ側へ延長した軸と、第1レ
ンズ群の光軸とが一致しない位置関係を安価にかつ小型
に得るため、第1レンズ群L1の負レンズを第2レンズ
群L2に対してΔy偏心させるか(図4)、反射部材P
の反射面P2の角度を第2レンズ群L2の光軸に対し4
5度以外の角度に設定するか(図5)、あるいはその両
方を用いるかして構成されるものである。
【0015】前述のごとく、このような構成の場合、横
の色収差が発生する。これは、内視鏡に用いられるファ
イバーの径や、電子内視鏡に用いられるCCD素子の画
像の大きさが小さくなり、高精細さがより必要となる際
に、画質を劣化させる要因として特に問題となる。従っ
て、第1レンズ、および反射プリズムに用いる硝材のア
ッベ数の選択に注意を払う必要がある。
【0016】条件式(1)および(2)はこのための条
件である。これらの条件をはずれると、上記偏心効果、
三角プリズム効果による色収差、特に倍率色収差が悪化
し、画質が劣化してしまう。
【0017】また、第2レンズ群は、第1レンズ群で発
散光となった光束を、像面へ集光させるための結像効果
を持つ群である。第1レンズ群から射出した光束は、球
面収差、色収差、非点収差がいずれもオーバーとなって
いるので、第2レンズ群でこれらを適切に補正する必要
がある。そのために、この第2レンズ群には、少なくと
も1枚の正レンズと、少なくとも1組の正、負貼り合わ
せレンズが含まれることが好ましい。
【0018】これらの諸収差をより高度に補正するため
には、次の条件式(3)から(7)を満足することが好
ましい。
【0019】条件式(3)は第1レンズの焦点距離、あ
るいはパワーに関する。このレンズのパワーは、ペッツ
バール和を小さくするためにはある程度強く、逆に偏心
による色収差の増加と収差の非対称性を押さえるために
は弱くした方がよく、適切な範囲に決める必要がある。
上限を越えると、パワーが強くなりすぎて色収差の発生
量が増化して画質を悪化させてしまい、かつ画面内での
性能の対称性が崩れ、画質の均一性が保たれない。逆に
下限を越えると、パワーが弱くなりすぎて、ペッツバー
ル和を小さくできず、像面湾曲が補正できないか、ある
いは、レンズ全長が大となり、小型軽量が要求される内
視鏡対物レンズには不適切なものとなってしまう。
【0020】条件式(4)は、第2レンズ群中の貼り合
わせレンズの貼り合わせ面の曲率半径に関する。これ
は、次の条件式(5)および(6)とともにレンズ全系
の色収差を小さく保つ上で必要な条件である。上限を越
えると、この曲率半径が大きくなりすぎて面パワーが弱
まり、色収差、特に倍率色収差の補正ができなくなる。
下限を越えると、逆に曲率半径が小さくなりすぎて、色
収差、特に軸上色収差が増大しすぎるとともに、レンズ
としての加工が困難な形状となってしまう。
【0021】条件式(5)および(6)は、第2レンズ
群中の硝材のアッベ数に関する。いずれもこれらの条件
を満たさないと、軸上色収差、倍率色収差ともに十分に
補正することができない。
【0022】条件式(7)は、第2レンズ群中の結像倍
率に関する。本発明のレンズ系では、前述のごとく第1
レンズ群と反射部材において色収差が発生する。この色
収差は斜視型とするために必然的に発生するもので、こ
れをゼロに補正する術はない。従って、第2レンズ群は
この色収差を増大させず、逆に減少せしめるよう、その
倍率を選ぶ必要がある。
【0023】条件式(7)の下限を越えると、倍率が大
となり収差が増大する結果となって好ましくない。逆に
上限を越えると、第1レンズ群と第2レンズ群の距離が
大きくなり、レンズ全長が増大するか、あるいは全長増
大を防ぐために第2レンズ群のパワーを強くする必要が
生じ、アンダーの球面収差、色収差および像面湾曲が発
生して、光学性能が低下する。
【0024】また、レンズのコストを考慮すると、第2
レンズ群は1枚の正レンズと、1組の正、負貼り合わせ
レンズとから構成されることが望ましい。
【0025】さらに光学性能向上を図るならば、次の条
件式(8)及び(9)を満足することが好ましい。 (8)n2PA >1.6 (9)ν2PB >37 但し、n2PA :第2レンズ群で貼り合わされていない正
レンズの屈折率、ν2PB :第2レンズ群で貼り合わされ
た正レンズのアッベ数、である。
【0026】条件式(8)は、レンズ全系でのペッツバ
ール和を小さくし、像面湾曲をより良好に補正するため
の条件である。本発明のレンズ系では、条件式(3)に
示されるように、比較的第1レンズ群のパワーが弱い。
従ってペッツバール和が大きくなりがちであるので、こ
の条件式(8)を満たすように第2レンズ群中の貼り合
わされていない正レンズの屈折率を選んで、ペッツバー
ル和を小さくすることが好ましい。
【0027】条件式(9)は、色収差、特に倍率色収差
をより高度に補正するための条件である。第2レンズ群
中の正レンズに用いられる硝材のアッベ数は、条件式
(5)で設定されているが、この貼り合わされている正
レンズに関しては、さらに条件式(9)を満足すること
が望ましい。
【0028】以下、具体的な数値実施例について説明す
る。以下の実施例1ないし7は、いずれも第1レンズ群
を構成する1枚の負レンズは、その入射面側が平面から
なっている。また、いずれも第1レンズ群L1の負レン
ズを第2レンズ群L2に対してΔy偏心させた図4のタ
イプと、反射部材Pの反射面P2の角度αを第2レンズ
群L2の光軸に対し45度以外の角度に設定する図5の
タイプを組み合わせた斜視型側視内視鏡に本発明を適用
した実施例である。Sは絞である。
【0029】[実施例1]図6は、本発明の第1の実施
例のレンズ構成図である。このレンズ系の具体的数値デ
ータを表1に示し、横収差を図7に、倍率色収差を図8
に示す。横収差図中、Yは像高、DSはサジタル光束の
像面湾曲量、DMはメリディオナル光束の像面湾曲量を
示している。
【0030】表および図面中、FNO はF ナンバー、f は
焦点距離、M は横倍率、ωは全画角、Y は像高、ri
レンズ各面の曲率半径、di はレンズ厚もしくはレンズ
間隔、Nはd線の屈折率、νはd線のアッベ数を示す。
なお、いずれの実施例の数値データも、最終面に、2枚
の平行平面板を貼り合わせてなるCCD受光素子のカバ
ーガラスと接着剤のデータが含まれている。しかし、本
発明は、カバーガラスや接着剤がない場合にも勿論適用
できる。
【0031】
【表1】 Δy=-0.15 α=45.56(反射面は第4面) FNO=1:5.6 f=1.83 M=-0.258 Y=±1.209 ω=72.2 ゜ 面NO r i d i N ν 1 ∞ 0.35 1.51633 64.1 2 1.773 0.77 - - 3 ∞ 1.20 1.48749 70.2 4 ∞ 1.20 1.48749 70.2 5 ∞ 0.32 - - 6 5.157 2.14 1.83400 37.2 7 -2.393 0.18 - - 8 11.516 0.30 1.92286 21.3 9 1.469 1.73 1.70200 40.1 10 -28.125 1.71 - - 11 ∞ 0.60 1.53000 60.0 12 ∞ 0.40 1.54000 40.0 13 ∞ - - -
【0032】[実施例2]図9は、本発明の第2の実施
例のレンズ構成図である。このレンズ系の具体的数値デ
ータを表2に示し、横収差を図10に、倍率色収差を図
11に示す。
【0033】
【表2】 Δy=-0.15 α=45.56(反射面は第4面) FNO=1:5.6 f=1.30 M=-0.171 Y=±1.209 ω=122.3゜ 面NO r i d i N ν 1 ∞ 0.30 1.51633 64.1 2 1.758 1.34 - - 3 ∞ 2.31 1.48749 70.2 4 ∞ 1.20 1.48749 70.2 5 ∞ 0.32 - - 6 4.841 1.37 1.83400 37.2 7 -2.415 0.33 - - 8 12.226 0.30 1.92286 21.3 9 1.433 1.18 1.73400 51.5 10 -22.781 1.14 - - 11 ∞ 0.60 1.53000 60.0 12 ∞ 0.40 1.54000 40.0 13 ∞ - - -
【0034】[実施例3]図12は、本発明の第3の実
施例のレンズ構成図である。このレンズ系の具体的数値
データを表3に示し、横収差を図13に、倍率色収差を
図14に示す。
【0035】
【表3】 Δy=-0.15 α=45.56(反射面は第4面) FNO=1:5.6 f=1.45 M=-0.200 Y=±1.209 ω=96.6 ゜ 面NO r i d i N ν 1 ∞ 0.30 1.51633 64.1 2 1.687 1.01 - - 3 ∞ 1.20 1.48749 70.2 4 ∞ 1.68 1.48749 70.2 5 ∞ 0.32 - - 6 4.043 1.23 1.83400 37.2 7 -2.517 0.16 - - 8 8.691 0.30 1.92286 21.3 9 1.297 1.29 1.70200 40.1 10 -22.836 1.32 - - 11 ∞ 0.60 1.53000 60.0 12 ∞ 0.40 1.54000 40.0 13 ∞ - - -
【0036】[実施例4]図15は、本発明の第4の実
施例のレンズ構成図である。このレンズ系の具体的数値
データを表4に示し、横収差を図16に、倍率色収差を
図17に示す。
【0037】
【表4】 Δy=-0.15 α=45.56(反射面は第4面) FNO=1:5.6 f=1.26 M=-0.168 Y=±1.209 ω=118.4゜ 面NO r i d i N ν 1 ∞ 0.30 1.51633 64.1 2 1.809 1.28 - - 3 ∞ 1.20 1.48749 70.2 4 ∞ 1.94 1.48749 70.2 5 ∞ 0.32 - - 6 4.142 1.21 1.83400 37.2 7 -2.511 0.20 - - 8 8.021 0.30 1.92286 21.3 9 1.176 0.76 1.70154 41.2 10 -8.679 1.27 - - 11 ∞ 0.60 1.53000 60.0 12 ∞ 0.40 1.54000 40.0 13 ∞ - - -
【0038】[実施例5]図18は、本発明の第5の実
施例のレンズ構成図である。このレンズ系の具体的数値
データを表5に示し、横収差を図19に、倍率色収差を
図20に示す。
【0039】
【表5】 Δy=-0.20 α=46.84(反射面は第4面) FNO=1:5.6 f=1.48 M=-0.193 Y=±1.209 ω=101.5゜ 面NO r i d i N ν 1 ∞ 0.40 1.51633 64.1 2 1.787 1.07 - - 3 ∞ 1.26 1.51633 64.1 4 ∞ 2.20 1.51633 64.1 5 ∞ 0.99 - - 6 7.469 0.78 1.72916 54.7 7 -2.230 0.20 - - 8 19.154 1.29 1.60311 60.7 9 -1.333 0.40 1.76182 26.5 10 -9.322 1.73 - - 11 ∞ 0.60 1.53000 60.0 12 ∞ 0.40 1.54000 40.0 13 ∞ - - -
【0040】[実施例6]図21は、本発明の第6の実
施例のレンズ構成図である。このレンズ系の具体的数値
データを表6に示し、横収差を図22に、倍率色収差を
図23に示す。
【0041】
【表6】 Δy=-0.20 α=46.84(反射面は第4面) FNO=1: 5.6 f=1.43 M=-0.187 Y=±1.209 ω=100.7゜ 面NO r i d i N ν 1 ∞ 0.80 1.48749 70.2 2 1.589 1.00 - - 3 ∞ 1.20 1.48749 70.2 4 ∞ 1.94 1.48749 70.2 5 ∞ 0.63 - - 6 6.785 0.61 1.83400 37.2 7 -2.508 0.52 - - 8 5.841 0.30 1.84666 23.8 9 1.320 0.50 1.61800 63.4 10 -19.555 1.71 - - 11 ∞ 0.60 1.53000 60.0 12 ∞ 0.40 1.54000 40.0 13 ∞ - - -
【0042】[実施例7]図24は、本発明の第7の実
施例のレンズ構成図である。このレンズ系の具体的数値
データを表7に示し、横収差を図25に、倍率色収差を
図26に示す。
【0043】
【表7】 Δy=-0.20 α=46.84(反射面は第4面) FNO=1:5.6 f=1.45 M=-0.189 Y=±1.209 ω=102.0゜ 面NO r i d i N ν 1 ∞ 0.40 1.51633 64.1 2 1.803 1.33 - - 3 ∞ 1.27 1.48749 70.2 4 ∞ 2.20 1.48749 70.2 5 ∞ 0.46 - - 6 5.794 1.51 1.83400 37.2 7 -2.322 0.11 - - 8 10.399 0.30 1.92286 21.3 9 1.483 1.50 1.69680 55.5 10 479.027 1.51 - - 11 ∞ 0.60 1.53000 60.0 12 ∞ 0.40 1.54000 40.0 13 ∞ - - -
【0044】次に、実施例1ないし7の各条件式に対応
する値を表8に示す。
【表8】 条件式(1)条件式(2)条件式(3)条件式(4)条件式(5) 実施例1 64.1 70.2 -1.880 0.804 38.7 実施例2 64.1 70.2 -2.619 1.102 46.0 実施例3 64.1 70.2 -2.256 0.896 38.7 実施例4 64.1 70.2 -2.772 0.930 39.2 実施例5 64.1 64.1 -2.345 0.903 57.7 実施例6 70.2 70.2 -2.272 0.920 50.3 実施例7 70.2 70.2 -2.442 1.037 46.4 条件式(6)条件式(7)条件式(8)条件式(9) 実施例1 21.3 -0.532 1.834 40.1 実施例2 21.3 -0.382 1.834 54.8 実施例3 21.3 -0.443 1.834 40.1 実施例4 21.3 -0.361 1.834 41.2 実施例5 26.5 -0.426 1.72916 60.7 実施例6 23.8 -0.440 1.834 63.4 実施例7 21.3 -0.414 1.834 55.5
【0045】表8から明かなように、実施例1ないし実
施例7の数値は、いずれも条件式(1)ないし(9)を
満足している。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、倍率色収差を含む諸収
差が良好に補正された斜視型側視内視鏡の対物レンズを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視型側視内視鏡の先端筒状部における光学要
素の配置例を示す要部の光学構成図である。
【図2】同他の配置例を示す要部の光学構成図である。
【図3】同さらに他の配置例を示す要部の光学構成図で
ある。
【図4】本発明の対象とする斜視型側視内視鏡の第1、
第2レンズ群と反射部材の配置例を示す光学構成図であ
る。
【図5】本発明の対象とする斜視型側視内視鏡の第1、
第2レンズ群と反射部材の別の配置例を示す光学構成図
である。
【図6】本発明による斜視型側視内視鏡対物レンズの第
1の実施例を示すレンズ構成図である。
【図7】図6のレンズ系の横収差図である。
【図8】図6のレンズ系の倍率色収差図である。
【図9】本発明による斜視型側視内視鏡対物レンズの第
2の実施例を示すレンズ構成図である。
【図10】図9のレンズ系の横収差図である。
【図11】図9のレンズ系の倍率色収差図である。
【図12】本発明による斜視型側視内視鏡対物レンズの
第3の実施例を示すレンズ構成図である。
【図13】図12のレンズ系の横収差図である。
【図14】図12のレンズ系の倍率色収差図である。
【図15】本発明による斜視型側視内視鏡対物レンズの
第4の実施例を示すレンズ構成図である。
【図16】図15のレンズ系の横収差図である。
【図17】図15のレンズ系の倍率色収差図である。
【図18】本発明による斜視型側視内視鏡対物レンズの
第5の実施例を示すレンズ構成図である。
【図19】図18のレンズ系の横収差図である。
【図20】図18のレンズ系の倍率色収差図である。
【図21】本発明による斜視型側視内視鏡対物レンズの
第6の実施例を示すレンズ構成図である。
【図22】図21のレンズ系の横収差図である。
【図23】図21のレンズ系の倍率色収差図である。
【図24】本発明による斜視型側視内視鏡対物レンズの
第7の実施例を示すレンズ構成図である。
【図25】図24のレンズ系の横収差図である。
【図26】図24のレンズ系の倍率色収差図である。
【符号の説明】
L1 第一レンズ群 L2 第二レンズ群 P プリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 23/24 - 23/26 G02B 25/00 - 25/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の筒状先端部の軸と直交する光軸
    を有する1枚の負レンズからなる第1レンズ群と;光束
    が透過する光束透過部と反射する反射面とを有する光路
    変更用の反射部材と;この反射部材の反射面で反射した
    光束が入射する上記筒状先端部の軸と平行な光軸を有す
    る正のパワーを持つ第2レンズ群と;を備え、 上記第1レンズ群の光軸が、第2レンズ群の光軸を反射
    部材を介して第1レンズ側へ延長した軸と、一致しない
    位置関係となるように設けられている斜視型内視鏡の対
    物レンズにおいて、上記第2レンズ群は少なくとも1枚の正レンズと、少な
    くとも1組の正、負貼り合わせレンズを含み、 下記の条件式(1)ないし(7)を満足する斜視型側視
    内視鏡の対物レンズ。 (1)νA >55 (2)νB >55(3)−3.2<f 1 /f<−1.3 (4)0.65<|R B |/f<1.25 (5)ν 2P >35 (6)ν 2N <30 (7)−0.7<m 2 <−0.2 但し、 νA :第1レンズ群のアッベ数、 νB :反射部材のアッベ数、f:光学系全系の焦点距離、 1 :第1レンズ群の焦点距離、 B :第2レンズ群内の貼り合わせレンズの貼り合わせ
    面の曲率半径、ν 2P :第2レンズ群内の正レンズのアッ
    ベ数の平均値、 ν 2N :第2レンズ群内の負レンズのアッベ数、 2 :第2レンズ群の結像倍率。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第2レンズ群は
    1枚の正レンズと、1組の正、負貼り合わせレンズとか
    ら構成されている斜視型側視内視鏡の対物レンズ。
JP08305594A 1994-04-21 1994-04-21 斜視型側視内視鏡の対物レンズ Expired - Fee Related JP3385090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08305594A JP3385090B2 (ja) 1994-04-21 1994-04-21 斜視型側視内視鏡の対物レンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08305594A JP3385090B2 (ja) 1994-04-21 1994-04-21 斜視型側視内視鏡の対物レンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07294806A JPH07294806A (ja) 1995-11-10
JP3385090B2 true JP3385090B2 (ja) 2003-03-10

Family

ID=13791515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08305594A Expired - Fee Related JP3385090B2 (ja) 1994-04-21 1994-04-21 斜視型側視内視鏡の対物レンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3385090B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017104268A1 (ja) 2015-12-14 2017-06-22 オリンパス株式会社 斜視対物光学系及びそれを備えた斜視用内視鏡
US9775494B2 (en) 2015-02-20 2017-10-03 Olympus Corporation Oblique-viewing objective optical system and endoscope for oblique viewing using the same

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09269450A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡対物レンズ
JP4445647B2 (ja) * 2000-06-30 2010-04-07 オリンパス株式会社 対物レンズ
JP4981466B2 (ja) * 2007-02-01 2012-07-18 キヤノン株式会社 光学系及びそれを有する撮像装置
JP5037960B2 (ja) * 2007-02-01 2012-10-03 キヤノン株式会社 光学系及びそれを有する撮像装置
JP5558058B2 (ja) 2008-09-19 2014-07-23 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 斜視用内視鏡

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9775494B2 (en) 2015-02-20 2017-10-03 Olympus Corporation Oblique-viewing objective optical system and endoscope for oblique viewing using the same
WO2017104268A1 (ja) 2015-12-14 2017-06-22 オリンパス株式会社 斜視対物光学系及びそれを備えた斜視用内視鏡
US9933610B2 (en) 2015-12-14 2018-04-03 Olympus Corporation Oblique-viewing objective optical system and endoscope for oblique viewing using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07294806A (ja) 1995-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3051035B2 (ja) 内視鏡用対物レンズ
JP2804267B2 (ja) 内視鏡対物レンズ
JP3547103B2 (ja) 広角結像レンズ
JP3363571B2 (ja) リヤフォーカス式のズームレンズと撮像系
JP2628633B2 (ja) コンパクトなズームレンズ
JPH0996759A (ja) レトロフォーカス型レンズ
JP2876252B2 (ja) 内視鏡対物レンズ
JPH10260348A (ja) 内視鏡用対物レンズ
JPS6146807B2 (ja)
JPH01252913A (ja) リアコンバージョンレンズ
JP3359092B2 (ja) 内視鏡対物レンズ
JP2740662B2 (ja) 内視鏡用対物レンズ
JPH1020189A (ja) 内視鏡対物レンズ
JPH07101254B2 (ja) 内視鏡対物レンズ
JP3385090B2 (ja) 斜視型側視内視鏡の対物レンズ
JP4634578B2 (ja) 内視鏡対物変倍光学系
JPH0319526B2 (ja)
JP3369598B2 (ja) 変倍レンズ
JP4004587B2 (ja) 小型広角写真レンズ
JP3429602B2 (ja) 内視鏡用対物レンズ
JP2000002835A (ja) 結像光学系
JP3576679B2 (ja) ズームレンズ
JP3450544B2 (ja) 内視鏡対物レンズ
JP3574484B2 (ja) 内視鏡用対物光学系
JPH0843731A (ja) ワイドコンバーターレンズ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees