JP3383571B2 - 半導体素子の駆動回路およびそれを用いた電力変換装置 - Google Patents

半導体素子の駆動回路およびそれを用いた電力変換装置

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JP3383571B2
JP3383571B2 JP06119398A JP6119398A JP3383571B2 JP 3383571 B2 JP3383571 B2 JP 3383571B2 JP 06119398 A JP06119398 A JP 06119398A JP 6119398 A JP6119398 A JP 6119398A JP 3383571 B2 JP3383571 B2 JP 3383571B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の駆動
回路およびそれを用いた電力変換装置に係り、特に電流
制限に伴なう過電圧に対して電流制限回路の負担を増や
すことなく良好に保護が行なえ、また過電流発生時に特
定の半導体素子に電圧が集中することなく電流制限がで
きるようにした半導体素子の駆動回路およびそれを用い
た電力変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電力用の半導体素子は、例えば
電動機駆動用インバータ、無停電電源装置、周波数変換
装置等の電力変換装置の主スイッチング素子として、多
く用いられてきている。
【0003】特に、電力用の半導体素子の中でも、IG
BTは、大電流、絶縁ゲートという利点があることか
ら、産業用等に広く使用されている。また、近年では、
IGBTと駆動回路に付加価値をつけたIPM(Int
elligent Power Module)の開発
も盛んとなってきている。
【0004】図8は、電流制限回路を備えた半導体素子
(IGBT)の駆動回路(電流制限付駆動回路)の構成
例を示す回路図である。なお、本半導体素子(IGB
T)の駆動回路については、例えばコロナ社発行の『パ
ワーデバイス・パワーICハンドブック』の9.3パワ
ーモジュール・IPMに掲載されている。
【0005】図8において、半導体素子である電流セン
ス付きIGBT(以下、単にIGBTと称する)1は、
コレクタ端子Cと、エミッタ端子Eと、ゲート端子G
と、IGBT1本体に流れる電流の大きさに依存する信
号を出力するセンス端子Sとを備えている。
【0006】一方、ゲート駆動回路2は、一端がゲート
抵抗3を介してIGBT1のゲート端子Gに接続される
と共に、他端がIGBT1のエミッタ端子Eに接続され
ている。
【0007】また、IGBT1のゲート端子Gとエミッ
タ端子Eとの間には、ダイオード4とトランジスタ5と
の直列回路が図示のように接続され、さらにトランジス
タ5のベース端子とエミッタ端子との間には、検出抵抗
6が接続されている。
【0008】そして、図示一点鎖線で囲まれた部分か
ら、電流制限付駆動回路18が構成されている。なお、
コレクタ端子C、エミッタ端子Eは、図示しない主回路
に接続されている。
【0009】次に、かかる半導体素子(IGBT)の駆
動回路の動作について述べる。図8において、GBT1
は、ゲート端子G−エミッタ端子E間に正極性電圧を印
加すると導通状態になり、負極性電圧を印加すると阻止
状態になる。
【0010】ゲート端子−エミッタ端子間には、ゲート
駆動回路2からゲート抵抗3を介して駆動信号を供給す
る。すると、センス端子Sには、コレクタ電流ICの数
百分の1程度のセンス電流ISが流れる。
【0011】また、このコレクタ電流ICが増大して過
電流になると、大きなセンス電流ISが流れる。このセ
ンス電流ISは、トランジスタ5のベース端子と検出抵
抗6に分流するため、トランジスタ5が活性的に導通状
態になり、電流ITが流れる。すると、この電流ITに
より、GBT1のゲート端子G−エミッタ端子E間電圧
VGEが低下するため、IGBT1が活性的にオフし
て、コレクタ電流ICが減少する。
【0012】上述のように、コレクタ電流ICには負帰
還がかかるため、コレクタ電流ICは特定の値(以下、
電流制限値と称する)で飽和する。すなわち、検出抵抗
6の抵抗値を大きく選ぶと、トランジスタ5のベース端
子に流れる電流が増加するため、電流制限値は低くな
る。また、逆に、検出抵抗6の抵抗値を小さく選ぶと、
電流制限値は大きくなる。
【0013】なお、図8において、トランジスタ5をF
ET等に置き換えた場合にも同様である。図9は、電流
制限付駆動回路を用いたIGBTを複数個直列に接続し
て構成される電力変換装置(インバータ)の構成例を示
す回路図である。
【0014】なお、図9では、電力変換装置の1相分の
みについて示している。図9において、直流電圧源20
には、正側アーム21および負側アーム22からなる電
力変換装置が接続され、直流電圧源20からの直流電力
が交流電力に変換されて、電動機等の負荷23に供給さ
れる。
【0015】また、正側アーム21、および負側アーム
22は、少なくとも2つ以上(図では3つ)互いに直列
に接続したIGBT1A〜1C、およびIGBT1D〜
1Fと、これらIGBT1A〜1C、およびIGBT1
D〜1Fにそれぞれ接続した電流制限付駆動回路18A
〜18Fとからそれぞれ構成されており、この各電流制
限付駆動回路18A〜18Fは、図8の電流制限付駆動
回路18と同じ構成である。
【0016】すなわち、IGBTを複数個互いに直列に
接続することにより、IGBT単体の耐圧よりも高電圧
の電力変換装置を構成することができる。次に、かかる
電力変換装置の動作について述べる。
【0017】図9において、正側アーム21、すなわち
GBT1A〜1Cの電流制限付駆動回路18A〜18C
を導通状態、負側アーム22、すなわちIGBT1D〜
1Fの電流制限付駆動回路18D〜18Fを阻止状態に
すると、負荷23に対してVPの電位を出力することが
できる。
【0018】また、逆に、正側アーム21を阻止状態、
負側アーム22を導通状態にすると、負荷23に対して
VNの電位を出力することができる。このように、負荷
23に対して、VPとVNの電位を任意のタイミングで
供給することにより、負荷23に流れる電流を制御す
る。
【0019】また、正側アーム21に過電流が流れた場
合には、前述した図8の場合と同様に電流制限付駆動回
路18A〜18Cが作用して、電流を制限する。さら
に、負側アーム22についても同様である。
【0020】図10は、過電圧保護回路を備えた半導体
素子(IGBT)の駆動回路の構成例を示す回路図であ
り、図8と同一要素には同一符号を付して示している。
図10において、半導体素子であるIGBT15は、コ
レクタ端子Cと、エミッタ端子Eと、ゲート端子Gとを
備えている。
【0021】一方、ゲート駆動回路2は、一端がゲート
抵抗3を介してIGBT15のゲート端子Gに接続され
ると共に、他端がIGBT15のエミッタ端子Eに接続
されている。
【0022】また、IGBT15のコレクタ端子Cとゲ
ート端子Gとの間には、ツェナダイオード7、ダイオー
ド8、抵抗9を、図示のように互いに直列に接続して構
成した過電圧保護回路16が接続されている。
【0023】なお、コレクタ端子C、エミッタ端子E
は、図示しない主回路に接続されている。次に、かかる
半導体素子(IGBT)の駆動回路の動作について述べ
る。
【0024】図10において、IGBT15がオフして
いる状態で、コレクタ端子C−エミッタ端子E間に過電
圧が発生した時には、コレクタ端子Cより、ツェナダイ
オード7、ダイオード8、抵抗9、ゲート抵抗3、ゲー
ト駆動回路2を介して、エミッタ端子Eに電流が流れ
る。
【0025】すると、この電流により、GBT15のゲ
ート端子G−エミッタ端子E間電圧VGEが上昇して、
IGBT15が活性的にオンする。これにより、過電圧
を発生するエネルギーは、IGBT15により消費され
て、過電圧を抑制することができる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した図
8の電流制限付駆動回路においては、電流制限の作用に
伴なって、IGBT1に過電圧が発生する場合がある。
すなわち、図9に示すように互いに直列に接続されたI
GBT1A〜1CおよびIGBT1D〜1Fに対して電
流制限を行なう場合で、各電流制限回路の電流制限値に
ばらつきがあった場合には、最も電流制限値の低いIG
BTのみ電流制限の作用をすることになる。その結果、
この場合には、その特定のIGBTに対して、耐圧を超
える過電圧が印加されることになる。
【0027】一方、前述した図8の電流制限回路と図1
0の過電圧保護回路とを併用した場合には、電流制限の
作用に伴なう過電圧が発生した時に、電流制限回路と過
電圧保護回路とが同じに動作する。そして、この時、電
流制限回路が流す電流と同等の電流を、過電圧保護回路
が流さなければならない。この場合、過電圧保護回路に
大きな電流が流れるため、電流制限回路および過電圧保
護回路の負担が大きくなることになる。
【0028】本発明の目的は、電流制限に伴なう過電圧
に対して、電流制限回路の負担を増やすことなく良好に
保護を行なうことが可能な半導体素子の駆動回路を提供
することにある。
【0029】さらに、本発明の目的は、少なくとも2つ
以上互いに半導体素子を直列に接続した電力変換装置に
おいても、過電流発生時に、特定の半導体素子に電圧が
集中することなく電流制限することが可能な電力変換装
置を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、少なくともコレクタ端子と
エミッタ端子とゲート端子と半導体素子本体に流れる電
流の大きさに依存する信号を出力するセンス端子とを備
えた半導体素子に接続して用いられ、センス端子からの
出力信号に基づいて半導体素子本体に流れる電流を所定
の電流制限値で制限する電流制限付き駆動回路におい
て、コレクタ端子とエミッタ端子との間に接続され、当
該各端子間の電圧が半導体素子本体の耐圧を考慮した任
意の第1の電圧以上になると動作する第1の過電圧検出
手段と、第1の過電圧検出手段の動作により、電流制限
値を上昇させる電流制限緩和手段とを備える。
【0031】従って、請求項1の発明の半導体素子の駆
動回路においては、電流制限回路が作用している状態
で、コレクタ端子とエミッタ端子との間に過電圧、すな
わち半導体素子本体の耐圧を考慮した電圧以上の電圧が
発生した場合に、電流制限値が上昇されることにより、
電流制限が緩和されるため、過電圧の発生を緩和するこ
とができる。
【0032】これにより、電流制限に伴なう過電圧に対
して、電流制限回路19の負担を増やすことなく、良好
に保護を行なうことが可能となる。また、請求項2の発
明では、上記請求項1の発明の半導体素子の駆動回路に
おいて、コレクタ端子とゲート端子との間に、第1の電
圧よりも高い第2の電圧で動作する第2の過電圧検出手
段を備えた過電圧保護回路を接続する。
【0033】従って、請求項2の発明の半導体素子の駆
動回路においては、電流制限がかかっている場合には、
上記請求項1の発明の場合と同様の作用を奏するのに加
えて、電流制限がかかっていない場合にも、過電圧保護
回路によって過電圧の発生を防止することができる。
【0034】また、過電圧保護回路と電流制限回路とが
同時に作用しないため、電流制限回路および過電圧保護
回路のそれぞれの負担が大きくならない。さらに、請求
項3の発明では、上記請求項1の発明の半導体素子の駆
動回路において、第1の過電圧検出手段およびエミッタ
端子の接続点とゲート端子との間に、第1の電圧よりも
低い第3の電圧で動作する第3の過電圧検出手段を備え
た過電圧保護回路を接続する。
【0035】従って、請求項3の発明の半導体素子の駆
動回路においては、上記請求項1の発明の場合と同様の
作用を奏するのに加えて、上記請求項2の発明の場合に
は二つ必要であった高電圧の過電圧検出手段を、高耐圧
と低耐圧の二つに置き換えることができる、すなわち高
電圧の過電圧検出手段が一つで済むため、回路構成の小
型化を図ることができる。
【0036】一方、請求項4の発明では、少なくとも2
つ以上互いに直列に接続した半導体素子から正側アーム
および負側アームがそれぞれ構成される電力変換装置に
おいて、各半導体素子に対して、上記請求項1乃至請求
項3のいずれか1項の発明の駆動回路をそれぞれ接続す
る。
【0037】従って、請求項4の発明の電力変換装置に
おいては、各電流制限回路の電流制限値にばらつきが生
じていても、過電流発生時に、最も電流制限値の低い特
定の半導体素子に電圧が集中することなく、電流制限を
することができる。
【0038】これにより、少なくとも2つ以上互いに半
導体素子を直列に接続した電力変換装置においても、過
電流発生時に、特定の半導体素子に電圧が集中すること
なく電流制限することが可能となる。
【0039】また、請求項5の発明では、少なくとも2
つ以上互いに直列に接続した半導体素子から正側アーム
および負側アームがそれぞれ構成され、少なくとも3レ
ベル以上の電位を出力する電力変換装置において、各半
導体素子に対して、上記請求項1乃至請求項3のいずれ
か1項の発明の駆動回路をそれぞれ接続する。従って、
請求項5の発明の電力変換装置においても、上記請求項
4の発明の場合と同様の作用を奏することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態:請求項1に対応)図1は、本実施
の形態による半導体素子(IGBT)の駆動回路の構成
例を示す回路図であり、図8と同一要素には同一符号を
付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について
のみ述べる。
【0041】すなわち、本実施の形態の半導体素子(I
GBT)の駆動回路は、図1に示すように、図8の電流
制限回路を備えた半導体素子(IGBT)の駆動回路に
おけるコレクタ端子Cとエミッタ端子Eとの間に、第1
の過電圧検出手段であるツェナダイオード10と抵抗1
2と抵抗13との直列回路を接続している。
【0042】ここで、ツェナダイオード10の耐圧は、
IGBT1本体の耐圧(IGBT1本体が破壊しない最
大耐圧)を考慮した任意の第1の電圧以上になると動作
するように設定している。
【0043】また、前記検出抵抗6を、2つの検出抵抗
6A,6Bを互いに直列に接続して構成している。さら
に、電流制限緩和手段であるトランジスタ14を付加
し、このトランジスタ14のコレクタ端子を各検出抵抗
6A,6Bの接続点に接続し、ベース端子を各抵抗1
2,13の接続点に接続し、エミッタ端子を各抵抗6
B,13の接続点に接続している。
【0044】なお、図示一点鎖線で囲まれた部分17か
ら電流制限付駆動回路を構成し、また図示一点鎖線で囲
まれた部分19から電流制限回路を構成している。次
に、以上のように構成した本実施の形態の半導体素子
(IGBT)の駆動回路の動作について述べる。
【0045】図1において、センス電流ISは、検出抵
抗6A,6Bの直列回路、およびトランジスタ5のベー
ス端子に流れる。すなわち、前述した図8の検出抵抗6
の抵抗値が、各検出抵抗6A,6Bの抵抗値の和にな
る。
【0046】GBT1のコレクタ端子C−エミッタ端子
E間電圧が、ツェナダイオード10の耐圧よりも高くな
ると、ツェナダイオード10、抵抗12を介して、抵抗
13、およびトランジスタ14のベース端子に電流が流
れる。
【0047】すると、トランジスタ14が導通して、抵
抗6Bが短絡される。これにより、前述した図8の検出
抵抗6の抵抗値が、検出抵抗6Aの抵抗値となって、抵
抗値が減少する。すなわち、過電圧等によってツェナダ
イオード10が動作すると、検出抵抗の抵抗値が減少す
るため、電流制限値が上昇(増加)する。
【0048】このようにして、電流制限回路19が作用
している状態で、電流制限に伴なう過電圧がコレクタ端
子Cとエミッタ端子Eとの間に発生した場合に、電流制
限値が上昇されることにより、電流制限が緩和されるた
め、過電圧の発生を緩和することができる。
【0049】上述したように、本実施の形態の半導体素
子(IGBT)の駆動回路では、電流制限回路19が作
用している状態で、コレクタ端子Cとエミッタ端子Eと
の間に過電圧、すなわち半導体素子本体の耐圧を考慮し
た電圧以上の電圧が発生した場合に、電流制限値が上昇
されて、電流制限が緩和されるため、過電圧の発生を緩
和することができる。
【0050】これにより、電流制限に伴なう過電圧に対
して、電流制限回路19の負担を増やすことなく、良好
に保護を行なうことが可能となる。 (第1の実施の形態の第1の変形例)図2は、本実施の
形態による半導体素子(IGBT)の駆動回路の構成例
を示す回路図であり、図1と同一要素には同一符号を付
してその説明を省略し、ここでは異なる部分についての
み述べる。
【0051】すなわち、本実施の形態の半導体素子(I
GBT)の駆動回路は、図1では、検出抵抗6Bに対し
てトランジスタ14を並列に接続していたのを、図2に
示すように、検出抵抗6Aに対してトランジスタ14を
並列に接続した構成としている。
【0052】本実施の形態の半導体素子(IGBT)の
駆動回路でも、前記図1の場合と同様の作用により、電
流制限回路19が作用している状態で、コレクタ端子C
とエミッタ端子Eとの間に過電圧、すなわち半導体素子
本体の耐圧を考慮した電圧以上の電圧が発生した場合
に、電流制限値が上昇されて、電流制限が緩和されるた
め、過電圧の発生を緩和することができる。
【0053】(第1の実施の形態の第2の変形例)図3
は、本実施の形態による半導体素子(IGBT)の駆動
回路の構成例を示す回路図であり、図1と同一要素には
同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部
分についてのみ述べる。
【0054】すなわち、本実施の形態の半導体素子(I
GBT)の駆動回路は、図2に示すように、トランジス
タ5のエミッタ端子側に抵抗11を接続した構成として
いる。
【0055】本実施の形態の半導体素子(IGBT)の
駆動回路でも、前記図1の場合と同様の作用により、電
流制限回路19が作用している状態で、コレクタ端子C
とエミッタ端子Eとの間に過電圧、すなわち半導体素子
本体の耐圧を考慮した電圧以上の電圧が発生した場合
に、電流制限値が上昇されて、電流制限が緩和されるた
め、過電圧の発生を緩和することができる。
【0056】(第2の実施の形態:請求項2に対応)図
4は、本実施の形態による半導体素子(IGBT)の駆
動回路の構成例を示す回路図であり、図1と同一要素に
は同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる
部分についてのみ述べる。
【0057】すなわち、本実施の形態の半導体素子(I
GBT)の駆動回路は、図4に示すように、コレクタ端
子Cとゲート端子Gとの間に、第2の過電圧検出手段で
あるツェナダイオード7、ダイオード8、抵抗9を、図
示のように互いに直列に接続して構成した過電圧保護回
路16を接続して構成している。
【0058】ここで、ツェナダイオード7の耐圧は、前
記ツェナダイオード10の設定電圧(第1の電圧)より
も高い第2の電圧で動作するように設定している。次
に、以上のように構成した本実施の形態の半導体素子
(IGBT)の駆動回路の動作について述べる。
【0059】図2において、電流制限回路19による電
流制限がかかっている場合には、前記第1の実施の形態
の場合と同様の作用を奏する。また、電流制限回路19
による電流制限がかかっていない場合にも、通常の過電
圧に対しては、過電圧保護回路16の作用により過電圧
の抑制を行なう。
【0060】すなわち、IGBT15がオフしている状
態で、コレクタ端子C−エミッタ端子E間に過電圧が発
生した時には、コレクタ端子Cより、ツェナダイオード
7、ダイオード8、抵抗9、ゲート抵抗3、ゲート駆動
回路2を介して、エミッタ端子Eに電流が流れる。
【0061】すると、この電流により、GBT15のゲ
ート端子G−エミッタ端子E間電圧VGEが上昇して、
IGBT15が活性的にオンする。これにより、過電圧
を発生するエネルギーは、IGBT15により消費され
て、過電圧を抑制することができる。
【0062】なお、上記において、ツェナダイオード7
の耐圧はツェナダイオード10の耐圧よりも高いため、
電流制限回路19が作用している時に、過電圧保護回路
16が作用することはない。
【0063】このようにして、過電圧保護回路16が電
流制限回路19と同時に作用することがないため、電流
制限回路19および過電圧保護回路16の負担を小さく
することができる。
【0064】上述したように、本実施の形態の半導体素
子(IGBT)の駆動回路では、電流制限がかかってい
る場合には、前記第1の実施の形態の場合と同様にし
て、過電圧の発生を緩和することができ、また電流制限
がかかっていない場合にも、過電圧保護回路16によっ
て過電圧の発生を防止することができる。
【0065】さらに、過電圧保護回路16と電流制限回
路19とが同時に作用しないため、電流制限回路19お
よび過電圧保護回路16のそれぞれの負担が大きくなら
ないようにすることが可能となる。
【0066】(第3の実施の形態:請求項3に対応)図
5は、本実施の形態による半導体素子(IGBT)の駆
動回路の構成例を示す回路図であり、図1と同一要素に
は同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる
部分についてのみ述べる。
【0067】すなわち、本実施の形態の半導体素子(I
GBT)の駆動回路は、図5に示すように、ツェナダイ
オード10および抵抗12の接続点とゲート端子Gとの
間に、第3の過電圧検出手段であるツェナダイオード2
5、ダイオード8、抵抗9を、図示のように互いに直列
に接続して構成した過電圧保護回路26を接続して構成
している。
【0068】ここで、ツェナダイオード25の耐圧は、
前記ツェナダイオード10の設定電圧(第1の電圧)よ
りも充分低い第3の電圧で動作するように設定してい
る。次に、以上のように構成した本実施の形態の半導体
素子(IGBT)の駆動回路の動作について述べる。
【0069】図5において、電流制限回路19による電
流制限がかかっている場合には、電流制限回路19のツ
ェナダイオード10により、前記第1の実施の形態の場
合と同様の作用により、過電圧検出を行なう。
【0070】また、通常の過電圧に対しては、ツェナダ
イオード10およびツェナダイオード25の直列回路に
より、過電圧検出を行なう。なお、その他の作用につい
ては、前記第2の実施の形態の場合と同様であるので、
ここではその説明を省略する。
【0071】このようにして、第1の過電圧検出手段で
あるツェナダイオード10が二つの過電圧検出に併用さ
れるため、前記第2の実施の形態では二つ必要であった
高耐圧のツェナダイオードを、高耐圧と低耐圧の二つに
置き換えることができ、回路構成を小型化することがで
きる。
【0072】上述したように、本実施の形態の半導体素
子(IGBT)の駆動回路では、前記第1の実施の形態
の場合と同様にして、過電圧の発生を緩和することがで
き、また前記第2の実施の形態の場合には二つ必要であ
った高耐圧のツェナダイオードを、高耐圧と低耐圧の二
つに置き換えることができる、すなわち高耐圧のツェナ
ダイオードが一つで済むため、回路構成の小型化を図る
ことが可能となる。
【0073】(第4の実施の形態:請求項4に対応)図
6は、本実施の形態による電力変換装置(インバータ)
の構成例を示す回路図であり、図9と同一要素には同一
符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分に
ついてのみ述べる。
【0074】なお、図6では、電力変換装置の1相分の
みについて示している。すなわち、本実施の形態の電力
変換装置は、図6に示すように、図9の正側アーム2
1、および負側アーム22における半導体素子であるI
GBT1A〜1C、およびIGBT1D〜1Fに、前記
第1の実施の形態における電流制限付駆動回路17と同
様の回路構成を有する電流制限付駆動回路17A〜17
C、および電流制限付駆動回路17D〜17Fを接続し
た構成としている。
【0075】次に、以上のように構成した本実施の形態
の電力変換装置の動作について述べる。図6において、
電流制限付駆動回路17A〜17C、および電流制限付
駆動回路17D〜17Fでは、前記第1の実施の形態の
場合と同様の作用により、過電圧検出を行なう。
【0076】すなわち、IGBT1A〜1Fに対して電
流制限値以上の電流が流れると、該当するIGBTが電
流を制限する動作に移る。この時、該当するIGBTの
コレクタ端子C−エミッタ端子E間電圧が上昇するが、
電圧上昇に伴なって電流制限値が上昇するため、電流制
限付駆動回路17A〜17C、および電流制限付駆動回
路17D〜17Fの電流制限値にばらつきのある状態の
電流制限においても、前述した従来のように、最も電流
制限値の低いIGBTに全電圧が印加されることがなく
なる。
【0077】上述したように、本実施の形態の電力変換
装置では、各電流制限付駆動回路17A〜17C、およ
び電流制限付駆動回路17D〜17Fの電流制限値にば
らつきが生じていても、過電流発生時に、最も電流制限
値の低い特定のIGBTに電圧が集中することなく、電
流制限をすることができる。
【0078】これにより、少なくとも2つ以上互いに半
導体素子であるIGBTを直列に接続した電力変換装置
においても、過電流発生時に、特定のIGBTに電圧が
集中することなく電流制限することが可能となる。
【0079】(第5の実施の形態:請求項5に対応)図
7は、本実施の形態による電力変換装置(インバータ)
の構成例を示す回路図であり、図6と同一要素には同一
符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分に
ついてのみ述べる。
【0080】なお、図7では、少なくとも3レベル以上
の電位を出力可能な多レベル電力変換装置の中の3レベ
ル電力変換装置に適用した場合の例について示してい
る。また、多レベル電力変換装置については、例えばコ
ロナ社から発行の『パワーデバイス・パワーICハンド
ブック』の13.2.3(1)の多レベルインバータに
掲載されており、公知であるのでここではその説明を省
略する。
【0081】すなわち、本実施の形態の電力変換装置
は、図7に示すように、正側アーム、および負側アーム
における半導体素子であるIGBT1A,1B、および
IGBT1C,1Dに、前記第1の実施の形態における
電流制限付駆動回路17と同様の回路構成を有する電流
制限付駆動回路17A,17B、および電流制限付駆動
回路17C,17Dを接続し、さらに二つの直流電圧源
20と各IGBT1A,1B、およびIGBT1C,1
Dとの間に、二つのダイオード24を図示のように接続
した構成としている。
【0082】次に、以上のように構成した本実施の形態
の電力変換装置の動作について述べる。図7において、
電流制限付駆動回路17A,17B、および電流制限付
駆動回路17C,17Dでは、前記第4の実施の形態の
場合と同様の作用により、互いに直列に接続した複数の
IGBTを介する過電流においても、各IGBT1A,
1B、および1C,1Dに過電圧を生じることなく、電
流制限することができる。
【0083】上述したように、本実施の形態の電力変換
装置では、前記第4の実施の形態の場合と同様に、電流
制限付駆動回路17A,17B、および電流制限付駆動
回路17C,17Dの電流制限値にばらつきが生じてい
ても、過電流発生時に、最も電流制限値の低い特定のI
GBTに電圧が集中することなく、電流制限をすること
ができる。
【0084】これにより、少なくとも2つ以上互いに半
導体素子であるIGBTを直列に接続した電力変換装置
においても、過電流発生時に、特定のIGBTに電圧が
集中することなく電流制限することが可能となる。
【0085】(その他の実施の形態) (a)前記各実施の形態では、電流制限回路19を、I
GBT1とゲート駆動回路2との間に接続する場合につ
いて説明したが、これに限らず、IGBT1が内蔵され
たIGBTモジュール内、もしくはゲート駆動回路2に
内蔵することも可能である。
【0086】(b)前記各実施の形態において、トラン
ジスタ5またはトランジスタ14の両方または一方をF
ETに置き換えても、本発明を同様に適用して前述と同
様の作用効果を得ることが可能である。
【0087】(c)前記各実施の形態では、半導体素子
としてIGBTを用いる場合について説明したが、これ
に限らず、半導体素子として、例えばFET等のその他
の半導体素子を用いる場合についても、本発明を同様に
適用して前述と同様の作用効果を得ることが可能であ
る。
【0088】(d)前記第4および第5の各実施の形態
では、半導体素子である各IGBTに、前記第1の実施
の形態における電流制限付駆動回路17と同様の回路構
成を有する電流制限付駆動回路をそれぞれ接続する場合
について説明したが、これに限らず、半導体素子である
各IGBTに、前記第2または第3の実施の形態におけ
る駆動回路と同様の回路構成を有する駆動回路をそれぞ
れ接続する場合についても、本発明を同様に適用して前
述と同様の作用効果を得ることが可能である。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
項3の発明の半導体素子の駆動回路によれば、電流制限
に伴なう過電圧に対して、電流制限回路の負担を増やす
ことなく良好に保護を行なうことが可能となる。
【0090】さらに、請求項4および請求項5の発明の
電力変換装置によれば、少なくとも2つ以上互いに半導
体素子を直列に接続した電力変換装置においても、過電
流発生時に、特定の半導体素子に電圧が集中することな
く電流制限することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体素子の駆動回路の第1の実
施の形態を示す回路図。
【図2】同第1の実施の形態による半導体素子の駆動回
路の他の構成例を示す回路図。
【図3】同第1の実施の形態による半導体素子の駆動回
路の他の構成例を示す回路図。
【図4】本発明による半導体素子の駆動回路の第2の実
施の形態を示す回路図。
【図5】本発明による半導体素子の駆動回路の第3の実
施の形態を示す回路図。
【図6】本発明による半導体素子の駆動回路の第4の実
施の形態を示す回路図。
【図7】本発明による半導体素子の駆動回路の第5の実
施の形態を示す回路図。
【図8】電流制限回路を備えた半導体素子(IGBT)
の駆動回路の構成例を示す回路図である。
【図9】電流制限付駆動回路を用いたIGBTを複数個
直列に接続して構成される電力変換装置の構成例を示す
回路図。
【図10】過電圧保護回路を備えた半導体素子(IGB
T)の駆動回路の構成例を示す回路図。
【符号の説明】
1,1A〜1F…IGBT、 2…ゲート駆動回路、 3…ゲート抵抗、 4…ダイオード、 5…トランジスタ、 6,6A,6B…検出抵抗、 7…ツェナダイオード、 8…ダイオード、 9…抵抗、 10…ツェナダイオード、 11…抵抗、 12…抵抗、 13…抵抗、 14…トランジスタ、 15…IGBT、 16…過電圧保護回路、 17,17A〜17F…電流制限付き駆動回路、 18,18A〜18F…電流制限付き駆動回路、 19…電流制限回路、 20…直流電圧源、 21…正側アーム、 22…負側アーム、 23…負荷、 24…ダイオード、 25…ツェナダイオード、 26…過電圧保護回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 1/08 H02M 1/08 351 H02M 7/48 H02M 7/5387

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともコレクタ端子とエミッタ端子
    とゲート端子と半導体素子本体に流れる電流の大きさに
    依存する信号を出力するセンス端子とを備えた半導体素
    子に接続して用いられ、前記センス端子からの出力信号
    に基づいて前記半導体素子本体に流れる電流を所定の電
    流制限値で制限する電流制限付き駆動回路において、 前記コレクタ端子とエミッタ端子との間に接続され、当
    該各端子間の電圧が前記半導体素子本体の耐圧を考慮し
    た任意の第1の電圧以上になると動作する第1の過電圧
    検出手段と、 前記第1の過電圧検出手段の動作により、前記電流制限
    値を上昇させる電流制限緩和手段と、 を備えて成ることを特徴とする半導体素子の駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の半導体素子の駆動
    回路において、 前記コレクタ端子とゲート端子との間に、前記第1の電
    圧よりも高い第2の電圧で動作する第2の過電圧検出手
    段を備えた過電圧保護回路を接続して成ることを特徴と
    する半導体素子の駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の半導体素子の駆動
    回路において、 前記第1の過電圧検出手段およびエミッタ端子の接続点
    と前記ゲート端子との間に、前記第1の電圧よりも低い
    第3の電圧で動作する第3の過電圧検出手段を備えた過
    電圧保護回路を接続して成ることを特徴とする半導体素
    子の駆動回路。
  4. 【請求項4】 少なくとも2つ以上互いに直列に接続し
    た半導体素子から正側アームおよび負側アームがそれぞ
    れ構成される電力変換装置において、 前記各半導体素子に対して、前記請求項1乃至請求項3
    のいずれか1項に記載の駆動回路をそれぞれ接続して成
    ることを特徴とする電力変換装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも2つ以上互いに直列に接続し
    た半導体素子から正側アームおよび負側アームがそれぞ
    れ構成され、少なくとも3レベル以上の電位を出力する
    電力変換装置において、 前記各半導体素子に対して、前記請求項1乃至請求項3
    のいずれか1項に記載の駆動回路をそれぞれ接続して成
    ることを特徴とする電力変換装置。
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