JP3379114B2 - ロータリ圧縮機 - Google Patents
ロータリ圧縮機Info
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- roller
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はロータリ圧縮機に係り、
ローラ外周の摩耗に対する信頼性向上に好適な構造を有
するロータリ圧縮機に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】先ず、一般的なロータリ圧縮機の構成を
図４ないし図５を参照して説明する。図４は、一般的な
ロータリ圧縮機の縦断面図、図５は、図４の要部拡大断
面図、このロータリ圧縮機は、密閉容器１１内の上部に
回転子１と固定子２からなる電動機部３を配設し、下部
には、シリンダ４、ローラ５、上ベアリング６、下ベア
リング７、ベーン８によって構成される圧縮機構部９を
配設している。電動機部３と圧縮機構部９とはクランク
軸１０で連結されており、クランク軸１０の偏心部１０
ａには回転自在にローラ５が嵌入されている。密閉容器
１１内の底部には潤滑油１２が貯溜されている。ここで
前記上ベアリング６には環状溝６ａと連通穴６ｂが細径
部６ｃと太径部６ｄより形成されている。 【０００３】このようなロータリ圧縮機の、運転時にお
ける潤滑油１２はクランク軸１０の下端より吸い上げら
れクランク軸偏心部１０ａに設けた給油穴１０ｂを経て
前記クランク軸偏心部１０ａの外周と前記ローラ５の内
周間を潤滑し、その一部はローラ５の上下の隙間１３よ
り圧縮室１４内に流入しローラ５の外周とベーン８の先
端の摺動部へ供給される。 【０００４】また、潤滑油１２中には、冷媒が溶け込ん
でいるため、高温になっているクランク軸偏心部１０ａ
外周とローラ５に触れた際、その溶け込んでいた冷媒が
蒸発する。この時、蒸発した冷媒ガスはクランク軸偏心
部１０ａ外周はもちろん、クランク軸偏心部１０ａの上
方に位置している上ベアリング６に潤滑油１２を供給す
る横穴１０ｂからの潤滑油と混合して上ベアリング６に
設けたスパイラル給油溝より供給されてしまうため、上
ベアリング６をも円滑な摺動を阻害しないよう、その蒸
発したガスは環状溝６aを経て連通穴６ｂより圧縮機構
部９外に放出されるようにしている。この際、前記連通
穴６ｂからは同時に潤滑油１２も排出される可能性があ
ったため、前述したローラ５の外周とベーン８の先端の
摺動部へ供給される潤滑油量が減少してしまい、本発明
の実施例で詳細を後述する図３に示すように圧縮機の運
転時間とともにローラ５の外周の面粗さが増加する可能
性を有しているものとなっている。 【０００５】このようなロータリ圧縮機の構造について
は、ＨＩＴＡＣＨＣＨＩ ＲＥＶＩＥＷ Ｊｕｎｅ１９
８７ Ｖｏｌ．３６−Ｎｏ．３の１７９ページのＦｉｇ
６に記載されているものがあげられる。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術で述べた
ように圧縮機の運転時間とともにローラ５の外周の面粗
さが増加するという問題点があった。 【０００７】本発明は上記問題を解決して、ローラ５の
外周とベーン８の先端の摺動部の耐久性の向上を図った
ロータリ圧縮機を市場に提供するものである。 【０００８】すなわち、本発明の目的は、ローラ５の外
周とベーン８の先端の摺動部の耐久性の低下が無く、か
つ潤滑油中には、冷媒が溶け込んでいるため、高温にな
っているクランク軸偏心部１０ａ外周とローラ５に触れ
た際、その溶け込んでいた冷媒が蒸発しても、上ベアリ
ング６とクランク軸１０間の円滑な摺動を阻害すること
の無いロータリ圧縮機を提供するものである。 【０００９】 【課題を解決するための手段】上記目的は、以下に述べ
る手段により達成される。すなわち、冷媒ガスを上ベア
リング外部に排出するために環状溝と上ベアリング外部
を連通する穴を細径部と太径部をもつ段付き構造とし
て、その太径部に細径部より径が小さい穴で細径部下端
より前記穴下端が上方に位置している***を設けた部材
を太径部に設けることにより達成できる。 【００１０】 【作用】本発明は上ベアリング６に環状溝６ａと連通穴
６ｂが細径部と太径部より形成されているが、ロータリ
圧縮機の運転時における潤滑油１２はクランク軸１０の
下端より吸い上げられクランク軸偏心部１０ａに設けた
給油穴１０ｂを経て前記クランク軸偏心部１０ａの外周
と前記ローラ５の内周間を潤滑し、その一部はローラ５
の上下の隙間１３より圧縮室１４内に流入しローラ５の
外周とベーン８の先端の摺動部へ供給される。 【００１１】また、潤滑油中には、冷媒が溶け込んでい
るため、高温になっているクランク軸偏心部１０ａ外周
とローラ５に触れた際、その溶け込んでいた冷媒が蒸発
する。 この時、蒸発した冷媒ガスは環状溝６aを経て
連通穴６ｂより圧縮機構部９外に放出されるようにして
いる。前記連通穴６ｂは細径部と太径部をもつ段付き構
造として、その太径部に細径部より径が小さい穴で細径
部下端より前記穴下端が上方に位置している***を設け
た部材を太径部に挿入係止したので、前記連通穴６ｂか
ら同時に排出される潤滑油１２の油量が低減されその
分、ローラ５の外周とベーン８の先端の摺動部へ供給さ
れる潤滑油量が増加するので、ローラ外周とベーン先端
の摺動部の耐久性の向上を図ることが出来る。 【００１２】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図１、図２、図３
により説明する。 【００１３】図１において、密閉容器１１内の上部に回
転子１と固定子２からなる電動機部３を配設し、下部に
は、シリンダ４、ローラ５、上ベアリング６、下ベアリ
ング７、ベーン８によって構成される圧縮機構部９を配
設している。電動機部３と圧縮機構部９とはクランク軸
１０で連結されており、クランク軸１０の偏心部１０ａ
には回転自在にローラ５が嵌入されている。密閉容器１
１内の底部には潤滑油１２が貯溜されている。ここで前
記上ベアリング６には環状溝６ａと連通穴６ｂが細径部
６ｃと太径部６ｄより形成されている。 【００１４】このようなロータリ圧縮機の、運転時にお
ける潤滑油１２はクランク軸１０の下端より吸い上げら
れクランク軸偏心部１０ａに設けた給油穴１０ｂを経て
前記クランク軸偏心部１０ａの外周と前記ローラ５の内
周間を潤滑し、その一部はローラ５の上下の隙間１３よ
り圧縮室１４内に流入しローラ５の外周とベーン８の先
端の摺動部へ供給される。 【００１５】また、潤滑油中には、冷媒が溶け込んでい
るため、高温になっているクランク軸偏心部１０ａ外周
とローラ５に触れた際、その溶け込んでいた冷媒が蒸発
する。この時、蒸発した冷媒ガスはクランク軸偏心部１
０ａ外周はもちろん、クランク軸偏心部１０ａの上方に
位置している上ベアリング６に潤滑油を供給する横穴１
０ｂからの潤滑油と混合して、上ベアリング６に設けた
スパイラル給油溝より供給されてしまうため、上ベアリ
ング６をも円滑な摺動を阻害しないよう、その蒸発した
ガスは環状溝６aを経て連通穴６ｂより圧縮機構部９外
に放出されるようにしている。ここで、図５に示すよう
に、前記連通穴６ｂは細径部６ｃと太径部６ｄをもつ段
付き構造としており、その太径部６ｄには細径部６ｃよ
り径が小さい穴で細径部６ｃ下端より前記穴下端が上方
に位置している***１５ａを設けた部材１５を太径部６
ｄに挿入係止したので、前記連通穴６ｂから同時に排出
される潤滑油１２の油量が低減され、その分ローラ５の
外周とベーン８の先端の摺動部へ供給される潤滑油量が
増加するので、ローラ５の外周とベーン８の先端の摺動
部の耐久性の向上を図ることが出来る。尚、図３に本実
施例における圧縮機の運転時間とローラ５の外周の面粗
さの関係を示すが、図３より明らかなようにローラ５の
外周の面粗さが増加しているものとなっている。 【００１６】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上ベアリングの円滑な摺動を阻害することなく、ローラ
の外周とベーンの先端の摺動部の耐久性の向上を図った
ロータリ圧縮機を提供することができる。
ローラ外周の摩耗に対する信頼性向上に好適な構造を有
するロータリ圧縮機に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】先ず、一般的なロータリ圧縮機の構成を
図４ないし図５を参照して説明する。図４は、一般的な
ロータリ圧縮機の縦断面図、図５は、図４の要部拡大断
面図、このロータリ圧縮機は、密閉容器１１内の上部に
回転子１と固定子２からなる電動機部３を配設し、下部
には、シリンダ４、ローラ５、上ベアリング６、下ベア
リング７、ベーン８によって構成される圧縮機構部９を
配設している。電動機部３と圧縮機構部９とはクランク
軸１０で連結されており、クランク軸１０の偏心部１０
ａには回転自在にローラ５が嵌入されている。密閉容器
１１内の底部には潤滑油１２が貯溜されている。ここで
前記上ベアリング６には環状溝６ａと連通穴６ｂが細径
部６ｃと太径部６ｄより形成されている。 【０００３】このようなロータリ圧縮機の、運転時にお
ける潤滑油１２はクランク軸１０の下端より吸い上げら
れクランク軸偏心部１０ａに設けた給油穴１０ｂを経て
前記クランク軸偏心部１０ａの外周と前記ローラ５の内
周間を潤滑し、その一部はローラ５の上下の隙間１３よ
り圧縮室１４内に流入しローラ５の外周とベーン８の先
端の摺動部へ供給される。 【０００４】また、潤滑油１２中には、冷媒が溶け込ん
でいるため、高温になっているクランク軸偏心部１０ａ
外周とローラ５に触れた際、その溶け込んでいた冷媒が
蒸発する。この時、蒸発した冷媒ガスはクランク軸偏心
部１０ａ外周はもちろん、クランク軸偏心部１０ａの上
方に位置している上ベアリング６に潤滑油１２を供給す
る横穴１０ｂからの潤滑油と混合して上ベアリング６に
設けたスパイラル給油溝より供給されてしまうため、上
ベアリング６をも円滑な摺動を阻害しないよう、その蒸
発したガスは環状溝６aを経て連通穴６ｂより圧縮機構
部９外に放出されるようにしている。この際、前記連通
穴６ｂからは同時に潤滑油１２も排出される可能性があ
ったため、前述したローラ５の外周とベーン８の先端の
摺動部へ供給される潤滑油量が減少してしまい、本発明
の実施例で詳細を後述する図３に示すように圧縮機の運
転時間とともにローラ５の外周の面粗さが増加する可能
性を有しているものとなっている。 【０００５】このようなロータリ圧縮機の構造について
は、ＨＩＴＡＣＨＣＨＩ ＲＥＶＩＥＷ Ｊｕｎｅ１９
８７ Ｖｏｌ．３６−Ｎｏ．３の１７９ページのＦｉｇ
６に記載されているものがあげられる。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術で述べた
ように圧縮機の運転時間とともにローラ５の外周の面粗
さが増加するという問題点があった。 【０００７】本発明は上記問題を解決して、ローラ５の
外周とベーン８の先端の摺動部の耐久性の向上を図った
ロータリ圧縮機を市場に提供するものである。 【０００８】すなわち、本発明の目的は、ローラ５の外
周とベーン８の先端の摺動部の耐久性の低下が無く、か
つ潤滑油中には、冷媒が溶け込んでいるため、高温にな
っているクランク軸偏心部１０ａ外周とローラ５に触れ
た際、その溶け込んでいた冷媒が蒸発しても、上ベアリ
ング６とクランク軸１０間の円滑な摺動を阻害すること
の無いロータリ圧縮機を提供するものである。 【０００９】 【課題を解決するための手段】上記目的は、以下に述べ
る手段により達成される。すなわち、冷媒ガスを上ベア
リング外部に排出するために環状溝と上ベアリング外部
を連通する穴を細径部と太径部をもつ段付き構造とし
て、その太径部に細径部より径が小さい穴で細径部下端
より前記穴下端が上方に位置している***を設けた部材
を太径部に設けることにより達成できる。 【００１０】 【作用】本発明は上ベアリング６に環状溝６ａと連通穴
６ｂが細径部と太径部より形成されているが、ロータリ
圧縮機の運転時における潤滑油１２はクランク軸１０の
下端より吸い上げられクランク軸偏心部１０ａに設けた
給油穴１０ｂを経て前記クランク軸偏心部１０ａの外周
と前記ローラ５の内周間を潤滑し、その一部はローラ５
の上下の隙間１３より圧縮室１４内に流入しローラ５の
外周とベーン８の先端の摺動部へ供給される。 【００１１】また、潤滑油中には、冷媒が溶け込んでい
るため、高温になっているクランク軸偏心部１０ａ外周
とローラ５に触れた際、その溶け込んでいた冷媒が蒸発
する。 この時、蒸発した冷媒ガスは環状溝６aを経て
連通穴６ｂより圧縮機構部９外に放出されるようにして
いる。前記連通穴６ｂは細径部と太径部をもつ段付き構
造として、その太径部に細径部より径が小さい穴で細径
部下端より前記穴下端が上方に位置している***を設け
た部材を太径部に挿入係止したので、前記連通穴６ｂか
ら同時に排出される潤滑油１２の油量が低減されその
分、ローラ５の外周とベーン８の先端の摺動部へ供給さ
れる潤滑油量が増加するので、ローラ外周とベーン先端
の摺動部の耐久性の向上を図ることが出来る。 【００１２】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図１、図２、図３
により説明する。 【００１３】図１において、密閉容器１１内の上部に回
転子１と固定子２からなる電動機部３を配設し、下部に
は、シリンダ４、ローラ５、上ベアリング６、下ベアリ
ング７、ベーン８によって構成される圧縮機構部９を配
設している。電動機部３と圧縮機構部９とはクランク軸
１０で連結されており、クランク軸１０の偏心部１０ａ
には回転自在にローラ５が嵌入されている。密閉容器１
１内の底部には潤滑油１２が貯溜されている。ここで前
記上ベアリング６には環状溝６ａと連通穴６ｂが細径部
６ｃと太径部６ｄより形成されている。 【００１４】このようなロータリ圧縮機の、運転時にお
ける潤滑油１２はクランク軸１０の下端より吸い上げら
れクランク軸偏心部１０ａに設けた給油穴１０ｂを経て
前記クランク軸偏心部１０ａの外周と前記ローラ５の内
周間を潤滑し、その一部はローラ５の上下の隙間１３よ
り圧縮室１４内に流入しローラ５の外周とベーン８の先
端の摺動部へ供給される。 【００１５】また、潤滑油中には、冷媒が溶け込んでい
るため、高温になっているクランク軸偏心部１０ａ外周
とローラ５に触れた際、その溶け込んでいた冷媒が蒸発
する。この時、蒸発した冷媒ガスはクランク軸偏心部１
０ａ外周はもちろん、クランク軸偏心部１０ａの上方に
位置している上ベアリング６に潤滑油を供給する横穴１
０ｂからの潤滑油と混合して、上ベアリング６に設けた
スパイラル給油溝より供給されてしまうため、上ベアリ
ング６をも円滑な摺動を阻害しないよう、その蒸発した
ガスは環状溝６aを経て連通穴６ｂより圧縮機構部９外
に放出されるようにしている。ここで、図５に示すよう
に、前記連通穴６ｂは細径部６ｃと太径部６ｄをもつ段
付き構造としており、その太径部６ｄには細径部６ｃよ
り径が小さい穴で細径部６ｃ下端より前記穴下端が上方
に位置している***１５ａを設けた部材１５を太径部６
ｄに挿入係止したので、前記連通穴６ｂから同時に排出
される潤滑油１２の油量が低減され、その分ローラ５の
外周とベーン８の先端の摺動部へ供給される潤滑油量が
増加するので、ローラ５の外周とベーン８の先端の摺動
部の耐久性の向上を図ることが出来る。尚、図３に本実
施例における圧縮機の運転時間とローラ５の外周の面粗
さの関係を示すが、図３より明らかなようにローラ５の
外周の面粗さが増加しているものとなっている。 【００１６】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上ベアリングの円滑な摺動を阻害することなく、ローラ
の外周とベーンの先端の摺動部の耐久性の向上を図った
ロータリ圧縮機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明実施例のロータリ圧縮機縦断面図であ
る。 【図２】図１の要部拡大断面図である。 【図３】従来例と発明本実施例の圧縮機の運転時間とロ
ーラ外周の面粗さの関係を示す線図である。 【図４】一般的なロータリ圧縮機の縦断面図である。 【図５】図４の要部拡大断面図である。 【符号の説明】 １…回転子、 ２…固定子、 ３…電動機部、 ４…シリンダ、 ５…ローラ、 ６…上ベアリング、 ６ａ…環状溝、 ６ｂ…連通穴、 ６ｃ…細径部、 ６ｄ…太径部、 ７…下ベアリング、 ８…ベーン、 ９…圧縮機構部、 １０…クランク軸、 １０ａ…偏心部、 １０ｂ…横穴、 １１…密閉容器、 １２…潤滑油、 １３…上下の隙間、 １４…圧縮室、 １５…部材、 １５ａ…***。
る。 【図２】図１の要部拡大断面図である。 【図３】従来例と発明本実施例の圧縮機の運転時間とロ
ーラ外周の面粗さの関係を示す線図である。 【図４】一般的なロータリ圧縮機の縦断面図である。 【図５】図４の要部拡大断面図である。 【符号の説明】 １…回転子、 ２…固定子、 ３…電動機部、 ４…シリンダ、 ５…ローラ、 ６…上ベアリング、 ６ａ…環状溝、 ６ｂ…連通穴、 ６ｃ…細径部、 ６ｄ…太径部、 ７…下ベアリング、 ８…ベーン、 ９…圧縮機構部、 １０…クランク軸、 １０ａ…偏心部、 １０ｂ…横穴、 １１…密閉容器、 １２…潤滑油、 １３…上下の隙間、 １４…圧縮室、 １５…部材、 １５ａ…***。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 新岡 康也
栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地
株式会社日立製作所栃木工場内
(56)参考文献 実開 平１−22879（ＪＰ，Ｕ)
Ｙｕｋｉｏ Ｓｅｒｉｚａｗａ、外２
名，“Ｉｎｖｅｒｔｅｒ Ｃｏｎｔｒｏ
ｌｌｅｄ Ｒｏｔａｒｙ Ｃｏｍ
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F04C 23/00 - 29/10
F04C 18/356
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】密閉容器の上部に電動機部、下部に圧縮機
構部が配設されその密閉容器の底部に潤滑油を貯溜した
ロータリ圧縮機において、前記電動機部と前記圧縮機構
部とを連結するクランク軸を軸受けし、そのクランク軸
の偏心部の上方に位置するベアリングにはその軸受下部
に環状溝を設け、前記クランク軸の偏心部に回転自在に
遊合したローラの内周と前記クランク軸の偏心部の外周
との間に、前記クランク軸の下端から潤滑油を吸い上
げ、その潤滑油より蒸発した冷媒ガスを前記ベアリング
の外部に排出するために、前記環状溝と前記ベアリング
外部とを連通する連通穴を細径部と太径部をもつ段付き
構造として設け、その細径部より径が小さい小穴であっ
て前記細径部下端よりその小穴下端が上方に位置してい
る***を設けた部材を前記太径部に設けたことを特徴と
するロータリ圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22743892A JP3379114B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | ロータリ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22743892A JP3379114B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | ロータリ圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0674176A JPH0674176A (ja) | 1994-03-15 |
| JP3379114B2 true JP3379114B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=16860868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22743892A Expired - Fee Related JP3379114B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | ロータリ圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3379114B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102606478A (zh) * | 2011-01-24 | 2012-07-25 | 日立空调·家用电器株式会社 | 回转式压缩机 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4605290B2 (ja) * | 2008-12-17 | 2011-01-05 | ダイキン工業株式会社 | 密閉型圧縮機 |
| JP6066801B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2017-01-25 | 三菱電機株式会社 | 密閉型回転圧縮機 |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP22743892A patent/JP3379114B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| Ｙｕｋｉｏ Ｓｅｒｉｚａｗａ、外２名，"Ｉｎｖｅｒｔｅｒ Ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｄ Ｒｏｔａｒｙ Ｃｏｍ |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102606478A (zh) * | 2011-01-24 | 2012-07-25 | 日立空调·家用电器株式会社 | 回转式压缩机 |
| CN102606478B (zh) * | 2011-01-24 | 2015-09-30 | 日立空调·家用电器株式会社 | 回转式压缩机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0674176A (ja) | 1994-03-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |