JP3379085B2 - 偏向ヨーク及びネジコアの製造方法 - Google Patents

偏向ヨーク及びネジコアの製造方法

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JP3379085B2
JP3379085B2 JP06217898A JP6217898A JP3379085B2 JP 3379085 B2 JP3379085 B2 JP 3379085B2 JP 06217898 A JP06217898 A JP 06217898A JP 6217898 A JP6217898 A JP 6217898A JP 3379085 B2 JP3379085 B2 JP 3379085B2
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    • H01J29/701Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/236Manufacture of magnetic deflecting devices for cathode-ray tubes
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T29/49075Electromagnet, transformer or inductor including permanent magnet or core

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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面にネジを形成
したコア(いわゆるネジコア)をボビン内に収納する補
正コイル、例えばコンバーゼンス調整用の補正コイルを
備えた偏向ヨーク、及び、ネジコアの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の偏向ヨークを示す一部破
断の斜視図である。図11において、一対の鞍型に巻線
された水平偏向コイル3a,3bと、一対の鞍型に巻線
された垂直偏向コイル2とは、これらを電気的に絶縁し
て保持するための一対の漏斗形セパレータ1の内外面に
それぞれ装着されている。垂直偏向コイル2の外側に
は、フェライト等の磁性体よりなるコア4が装着されて
いる。
【0003】偏向ヨークにおいては、偏向特性を補正す
るための回路が必要であり、そのような各種の電気回路
や電子部品等を搭載した基板5が、セパレータ1の側部
に、例えば大径側のフランジ部1aと小径側のフランジ
部1bに渡って取り付けられている。
【0004】この基板5には、略四角形の穴5aが複数
形成されている。基板5は、フランジ部1aに設けられ
た係合部1a1によって端部が固定されると共に、フラン
ジ部1bに一体的に設けられた爪1b1が穴5aに係合す
ることによって、セパレータ1の側部に固定されてい
る。この基板5には、後に説明するミスコンバーゼンス
を補正するための補正コイル7(以下、差動コイル7と
称する)も装着されている。即ち、差動コイル7は、そ
の長手方向の両端部に形成された爪7aが基板5の穴5
aに係合することによって、基板5に固定されている。
【0005】さらに、フランジ部1b上には、VCRと
称されるコマエラーを補正するための例えば4極の補正
コイル6が装着されている。なお、9は、この偏向ヨー
クを電源に接続するためのコネクタである。基板5に
は、複数の端子8が立設されており、垂直偏向コイル2
のリード線2′、水平偏向コイル3a,3bのリード線
3a′,3b′、補正コイル6のリード線6′、コネク
タ9のリード線9′が端子8に絡げられ、半田付けされ
る。なお、ここでは半田は図示していない。
【0006】ここで、差動コイル7の構成及び動作につ
いて説明する。差動コイル7は、図12に示すように、
ボビン10と、コイル11,12と、コア13とを備え
て構成される。プラスチック樹脂等の絶縁素材よりなる
ボビン10には、水平偏向コイル3aに電気的に接続さ
れる第1のコイル11と、水平偏向コイル3bに電気的
に接続される第2のコイル12とが、フランジ10b,
10c間、フランジ10d,10e間のそれぞれに巻線
されている。ボビン10には、長手方向に貫通する略円
筒状の空洞部10aが形成されており、この空洞部10
aには、外周面にネジを形成したコア13(以下、ネジ
コア13と称する)が装着されている。
【0007】さらに、図13の断面図に示すように、ボ
ビン10の空洞部10a(ボビン10の内周面)には、
複数のリブ状の突起15が一体成形されており、空洞部
10aの突起15とネジコア13とは強嵌合されるよう
になっている。また、ネジコア13には、長手方向に貫
通する六角形の穴13aが形成されている。
【0008】図14は、ネジコア13をボビン10の空
洞部10aに装着させる際の動作を示している。図14
において、14はネジコア13を回転させるための治具
であり、その先端部14aはネジコア13の六角形の穴
13aに差し込むために六角形となっている。ネジコア
13を例えばボビン10の図中左側端部から治具14に
よって空洞部10a内にねじ込むと、ネジコア13は突
起15にネジを形成しながらボビン10に装着される。
なお、図14においては、簡略化のため、突起15には
ネジを図示していない。
【0009】図14は手作業によってネジコア13をボ
ビン10に装着する例を示したが、実際には、ネジコア
13はボビン10に自動機によって装着される。図1
5,図16において、16はネジコア13を回転させて
空洞部10aに挿入するための自動機であり、その先端
部16aはネジコア13の六角形の穴13aに差し込む
ために六角形となっている。
【0010】図15に示すように、まず、ボビン10の
一方の端部からネジコア13を空洞部10aにねじ込
み、図16に示すように、そのままもう一方の端部まで
ネジコア13をねじ込む。これによって、突起15の長
手方向全てにネジが形成される。次に、ネジコア13を
逆回転させ、図14のように、ネジコア13がボビン1
0の長手方向のほぼ中央に位置するように移動させる。
なお、このとき、ネジコア13を空洞部10a内で複数
回往復移動させた後、長手方向のほぼ中央に位置させる
場合もある。
【0011】このようにして得られた差動コイル7は、
図11で説明したように偏向ヨークに取り付けられ、水
平偏向コイル3a,3bに接続される。即ち、図17に
示すように、水平偏向コイル3a,3bは、プラス極と
マイナス極間に並列に接続されており、差動コイル7の
コイル11,12は水平偏向コイル3a,3bに直列に
接続される。なお、この偏向ヨークの動作時において、
水平偏向コイル3a,3bには、それぞれ電流Ia,I
bが流れる。
【0012】以上のようにして組み立てられた偏向ヨー
クは、出荷検査の際に、検査用ブラウン管に装着され、
後述の如く偏向特性が調整される。なお、検査用ブラウ
ン管とは、ブラウン管と偏向ヨークとを組み合わせて販
売するITC(Integrated Tube Component )メーカと
称されるメーカが指定したブラウン管のことである。
【0013】偏向ヨークをITCメーカに納入する際に
は、偏向ヨークを検査用ブラウン管に装着し、図14に
示すように、作業者が治具14によってネジコア13を
回転させながらB−B′方向に移動させ、図17に示す
ように、コイル11,12のそれぞれのインダクタンス
L11,L12を差動的に変化させる。これにより、水
平偏向コイル3a,3bに流れる電流Ia,Ibを調整
し、水平偏向コイル3a,3bが発生する磁界の強さを
調整し、その結果、図18に示すミスコンバーゼンスの
1つである赤線と青線の変位量Xvを補正する。
【0014】そして、ITCメーカは、納入された偏向
ヨークを量産用ブラウン管に装着する。量産用ブラウン
管と上記の検査用ブラウン管とは電気特性に若干の差が
あるので、ITCメーカは、偏向ヨークを量産用ブラウ
ン管に装着した状態(以下、ITC状態と称する)にお
いても、図14と同様に、治具14によってネジコア1
3を回転させてその位置を調整し、ブラウン管上のミス
コンバーゼンスを解消するよう再調整する。このように
して再調整されたITC状態の製品は、コンピュータデ
ィスプレイ機器メーカ等に出荷されることとなる。
【0015】ここで、差動コイル7の空洞部10aに装
着するネジコア13の一般的な製造方法について説明す
る。ネジコア13を製造する際には、まず、粉末状のフ
ェライト原料を所望の形状にプレスにより圧縮成形し、
その成形体を焼成し、図19に示すように、ネジを形成
していない焼成体13aを形成する。この図19は、焼
成体13aにネジを形成する工程を示すものである。な
お、焼成体13a自体の形成工程と、図19に示すネジ
の形成工程とは、全く別であってよい。
【0016】図19に示すように、焼成体13aは、ネ
ジを形成するための加工機100に送られる。加工機1
00は、円柱状のローラ101と、焼成体13aの表面
にネジを形成するための円柱状の砥石102とよりな
る。焼成体13aは、それぞれ矢印の方向に回転するロ
ーラ101と砥石102との間に搬送される。焼成体1
3aがローラ101と砥石102との間を通り抜けると
外周面にネジが形成され、ネジコア13が得られる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図19に示
すようにして焼成体13aにネジを形成してネジコア1
3を生成すると、焼成体13aの進入方向側の端部A1
と反対側の端部A2との径が同じであっても、ネジコア
13の進入方向側の端部A1と反対側の端部A2とで、
径が若干異なって形成されることが明らかとなった。即
ち、ネジコア13の進入方向の端部A1の径よりも反対
側の端部A2の径の方が、0.01〜0.03mm程度
大きくなる。従って、ネジコア13は、このネジ切り工
程によって方向性を有する。
【0018】すると、ネジコア13を差動コイル7のボ
ビン10に装着する際の挿入方向によって、ネジコア1
3を回転させる際の回転トルクに差が生じることとな
る。即ち、ネジコア13の径の小さい側(図19の端部
A1側)から挿入した方が、径の大きい側(図19の端
部A2側)から挿入した場合よりも、回転トルクが著し
く大きくなる。
【0019】図20は、ボビン10に挿入するネジコア
13の挿入方向別の回転トルクを示す特性図である。図
20において、△はネジコア13の径の小さい側である
図19の端部A1側よりボビン10に挿入した場合のト
ルクを、●はネジコア13の径の大きい側である図19
の端部A2側から挿入した場合のトルクを示している。
端部A1側よりボビン10に挿入した場合のトルクと端
部A2側から挿入した場合のトルクとには、最大でLと
いうトルクの差がある。
【0020】従来においては、ネジコア13をボビン1
0に挿入する工程においては、ネジコア13の方向性を
判別できなかったので、ネジコア13の方向性を意識す
ることなく、ネジコア13をボビン10に挿入してい
た。その結果、図20に示すように回転トルクがばらつ
き、以下に示すような問題点が発生していた。
【0021】個々の差動コイル7でネジコア13の位
置調整時の回転トルクが大きくばらつき、調整作業が極
めてやりずらい。 回転トルクが特に大きい場合には、ネジコア13の回
転時にネジコア13が破損することがあった。 回転トルクが特に小さい場合には、空洞部10a内の
所定の位置にネジコア13を固定できなかったり、外部
からの衝撃等によりネジコア13が動いてしまうことが
あった。 回転トルクのばらつきが大きいため、ボビン10の空
洞部10aに形成された突起15の高さを適宜に設定す
るだけでは、作業上の最適トルクが得られないので、ネ
ジコア13を空洞部10a内で往復移動させる回数を個
々のネジコア13に応じて設定しなければならず、作業
効率を低下させていた。
【0022】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、ボビンに形成された空洞部に、外周部にネ
ジが形成されたネジコアが装着されてなる補正コイルを
備えた偏向ヨークにおいて、ネジコアの回転トルクのば
らつきを大幅に低減することができる偏向ヨークを提供
することを目的とする。また、ボビンに形成された空洞
部に装着するネジコアを製造する製造方法において、方
向性を容易に認識することができるようなネジコアを製
造するのに好適なネジコアの製造方法を提供することを
目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、略円筒状の空洞部を有す
るボビンと、表面にネジが形成され、前記ボビンの前記
空洞部に装着されて前記空洞部内を長手方向に移動自在
とされたコアとを有する補正コイルを備える偏向ヨーク
において、前記コアは、前記コアにネジを形成した際の
方向性を示す識別手段を有し、この識別手段によって前
記ボビンに対し予め定めた方向で前記空洞部に装着され
るように構成したものである。これにより、コアをボビ
ンに対してねじ込み装着するに際して、その回転トルク
のばらつきが低減されるので、調整作業の効率を上げる
ことが可能となる。また、上記識別手段は、コアの端面
部にインクを付着させることにより、形成することがで
きる。また、本発明方法は、円筒状の成形体の外周面に
ネジを形成してネジコアを製造するネジコアの製造方法
において、前記成形体の長手方向の一方の端部のみにマ
ークを付す第1の工程と、前記マークを付した側の端部
もしくは前記マークを付していない側の端部のいずれか
一方の予め定めた方向より、前記成形体にネジを形成し
てネジコアを得る第2の工程とを含むように構成したも
のである。更に、本発明は、円筒状の成形体の外周面に
ネジを形成してネジコアを製造するネジコアの製造方法
において、前記成形体にネジを形成してネジコアを得る
第1の工程と、前記ネジコアの予め定めた長手方向の一
方の端部のみにマークを付す第2の工程とを含むように
構成したものである。また更に、本発明は、円筒状の成
形体の外周面にネジを形成してネジコアを製造するネジ
コアの製造方法において、前記成形体として、前記成形
体の長手方向の両端部を識別する識別手段を備えたもの
を用い、前記識別手段によって予め定めた側の端部より
前記成形体にネジを形成することにより、ネジコアを得
るように構成したものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の偏向ヨーク及びネ
ジコアの製造方法について、添付図面を参照して説明す
る。図1は本発明の偏向ヨークの一実施例を示す一部破
断の斜視図、図2は図1中の補正コイル70を示す斜視
図、図3は図2中のネジコア130の第1実施例を示す
斜視図、図4は図2中のネジコア130の第2実施例を
示す斜視図、図5は本発明のネジコアの製造方法の第1
実施例を示す図、図6は本発明のネジコアの製造方法の
第2実施例を示す図、図7は図2中のネジコア130の
第3実施例を示す斜視図、図8及び図9は補正コイル7
0におけるボビン10にコア130を装着する際の動作
を説明するための図、図10は図2中のネジコア130
の第4実施例を示す斜視図である。なお、図1〜図10
において、図11〜図17,図19と同一部分には同一
符号が付してある。
【0025】まず、本発明の偏向ヨークの一実施例の全
体構成について説明する。図1において、一対の鞍型に
巻線された水平偏向コイル3a,3bと、一対の鞍型に
巻線された垂直偏向コイル2とは、これらを電気的に絶
縁して保持するための一対の漏斗形セパレータ1の内外
面にそれぞれ装着されている。垂直偏向コイル2の外側
には、フェライト等の磁性体よりなるコア4が装着され
ている。
【0026】偏向ヨークにおいては、偏向特性を補正す
るための回路が必要であり、そのような各種の電気回路
や電子部品等を搭載した基板5が、セパレータ1の側部
に、例えば大径側のフランジ部1aと小径側のフランジ
部1bに渡って取り付けられている。
【0027】この基板5には、略四角形の穴5aが複数
形成されている。基板5は、フランジ部1aに設けられ
た係合部1a1によって端部が固定されると共に、フラン
ジ部1bに一体的に設けられた爪1b1が穴5aに係合す
ることによって、セパレータ1の側部に固定されてい
る。この基板5には、後に説明するミスコンバーゼンス
を補正するための補正コイル70(以下、差動コイル7
0と称する)も装着されている。即ち、差動コイル70
は、その長手方向の両端部に形成された爪70aが基板
5の穴5aに係合することによって、基板5に固定され
ている。
【0028】さらに、フランジ部1b上には、VCRと
称されるコマエラーを補正するための例えば4極の補正
コイル6が装着されている。なお、9は、この偏向ヨー
クを電源に接続するためのコネクタである。基板5に
は、複数の端子8が立設されており、垂直偏向コイル2
のリード線2′、水平偏向コイル3a,3bのリード線
3a′,3b′、補正コイル6のリード線6′、コネク
タ9のリード線9′が端子8に絡げられ、半田付けされ
る。なお、ここでは半田は図示していない。
【0029】ここで、本発明の差動コイル70の構成及
び動作について説明する。差動コイル70は、図2に示
すように、ボビン10と、コイル11,12と、コア1
30とで構成される。プラスチック樹脂等の絶縁素材よ
りなるボビン10には、水平偏向コイル3aに電気的に
接続される第1のコイル11と、水平偏向コイル3bに
電気的に接続される第2のコイル12とが、フランジ1
0b,10c間、フランジ10d,10e間のそれぞれ
に巻線されている。ボビン10には、長手方向に貫通す
る略円筒状の空洞部10aが形成されており、この空洞
部10aには、外周面にネジを形成したコア130(以
下、ネジコア130と称する)が装着されている。
【0030】さらに、ボビン10の空洞部10a(ボビ
ン10の内周面)には、複数のリブ状の突起15が一体
成形されており、空洞部10aの突起15とネジコア1
30とは強嵌合されるようになっている。
【0031】図3は、ネジコア130の第1実施例を示
している。ネジコア130には、長手方向に貫通する六
角形の穴13aが形成されている。本実施例では、六角
形の穴13aとしたが、穴の形状はこれに限定されるこ
とはなく、また、貫通していなくてもよい。ネジコア1
30の長手方向の両端部には、凹部13bが形成されて
いる。そして、一方の端部の凹部13bには、後に詳述
するネジコア130の方向性を判別するためのマーク1
3cが付されている。他方の端部の凹部13bには、マ
ーク13cは付されていない。本発明の差動コイル70
は、ネジコア130に付したマーク13cによって、マ
ーク13cを付した側よりネジコア130を挿入する
か、あるいは、マーク13cを付していない側よりネジ
コア130を挿入するかを予め定めている。
【0032】図4は、ネジコア130の第2実施例を示
している。図4に示す第2実施例は、凹部13bにマー
ク13cを付すのではなく、ネジコア130の長手方向
の一方の端面のみにマーク13cを点状に付したもので
ある。
【0033】このようにして得られた差動コイル70
は、図1で説明したように偏向ヨークに取り付けられ、
図17に示すように、水平偏向コイル3a,3bに接続
される。即ち、水平偏向コイル3a,3bは、プラス極
とマイナス極間に並列に接続されており、差動コイル7
0のコイル11,12は水平偏向コイル3a,3bに直
列に接続される。なお、この偏向ヨークの動作時におい
て、水平偏向コイル3a,3bには、それぞれ電流I
a,Ibが流れる。
【0034】ネジコア130を回転させて空洞部10a
内における長手方向のネジコア130の位置を移動させ
ると、コイル11,12のそれぞれのインダクタンスL
11,L12が差動的に変化する。これにより、水平偏
向コイル3a,3bに流れる電流Ia,Ibが調整さ
れ、水平偏向コイル3a,3bが発生する磁界の強さが
調整され、その結果、図18に示すミスコンバーゼンス
の1つである赤線と青線の変位量Xvが補正される。
【0035】次に、ネジコア130にマーク13cを付
すのに好適なネジコア130の製造方法について説明す
る。ネジコア130を製造する際には、まず、フェライ
ト原料を所望の形状にプレスにより圧縮成形し、その成
形体を焼成し、図5に示すように、ネジを形成していな
い焼成体130aを形成する。この図5は、焼成体13
0aに予めマーク13cを付し、その後、ネジを形成す
る工程を示すものである。なお、焼成体130a自体の
形成工程と、図5に示す工程とは、全く別であってよ
い。
【0036】図5に示すように、焼成体130aは、一
列に整列して搬送され、その焼成体130aの列の近傍
にはインク吐出装置110が配置されている。この搬送
工程において、インク吐出装置110の印字ヘッド11
0aよりインクが焼成体130aの長手方向の端部に付
着される。インク吐出装置110としては、インクジェ
ットプリンタを用いることができる。焼成体130aに
マーク13cを付すのに好適なものの一例として、Li
nx社の「Model 4800」を挙げることができ
る。
【0037】マーク13cとして用いるインクはできる
だけ速乾性であることが望ましい。また、ネジコア13
0は黒色であるので、マーク13cを容易に判別するこ
とができるよう、黄色もしくは白色等の明るい色である
ことが好ましい。マーク13cとして用いるインクに好
適なものの一例として、Linx社の「Yellowp
igmented ink 1039」を挙げることが
できる。この例は、作業者が容易にマーク13cを判別
できるよう、黄色等の色を用いたが、自動認識装置が容
易に判別できるよう、蛍光物質等を用いてもよい。
【0038】マーク13cが付された焼成体130a
は、ネジを形成するための加工機100に1つずつ順次
送られる。加工機100は、円柱状のローラ101と、
焼成体13aの表面にネジを形成するための円柱状の砥
石102とよりなる。円柱状のローラ101は、焼成体
130aを砥石102に押さえ付けると共に、焼成体1
30aを送り出す働きをする。焼成体130aは、それ
ぞれ矢印の方向に回転するローラ101と砥石102と
の間に搬送される。焼成体130aがローラ101と砥
石102との間を通り抜けると外周面にネジが形成さ
れ、ネジコア130が得られる。
【0039】このようにして得られたネジコア130
は、ネジコア13の進入方向側の端部A1に、図3もし
くは図4に示すようなマーク13cが付されている。こ
れによって、ネジコア130の進入方向側の端部A1の
径よりも反対側の端部A2の径の方が、0.01〜0.
03mm程度大きくなっても、マーク13cによってネ
ジコア130の方向性を判別することができる。この実
施例では、焼成体130aの進入方向側の端部A1にマ
ーク13cを付したが、進入方向と反対側の端部A2に
マーク13cを付してもよいことは勿論である。
【0040】図5においては、焼成体130aに予めマ
ーク13cを付し、その後、ネジを形成するようにした
製造方法を示したが、図6に示すように、焼成体130
aにネジを形成し、その後、マーク13cを付すように
してもよい。図6において、焼成体130aは、加工機
100に1つずつ順次送られてその外周面にネジが形成
され、ネジコア130とされる。ネジコア130は、加
工機100における搬送方向を保ったまま一列に整列し
て搬送される。この搬送工程において、インク吐出装置
110の印字ヘッド110aよりインクがネジコア13
0の長手方向の一方の端部に付着される。これによっ
て、図3もしくは図4に示すようなマーク13cを付し
たネジコア130が得られる。
【0041】図5,図6に示すネジコア130の製造方
法においては、通常、砥石102や焼成体130aに研
削液をかけながら焼成体130aにネジを形成する。従
って、図6に示す製造方法では、ネジ形成直後のネジコ
ア130には研削液が残っており、ネジコア130が乾
燥した後にインクを付着する必要があるので、図5に示
すように、焼成体130aに予めマーク13cを付して
からネジを形成する方が好ましいと言える。
【0042】図3及び図4は、マーク13cをネジコア
130の長手方向の端面部のみに付したものであるが、
場合によっては、図7に示す第3実施例のように、マー
ク13cが外周面にも及ぶようにしてもよい。但し、図
7の第3実施例のように、マーク13cが外周面にも及
ぶと、インクの使用量が多くなり、他のネジコア130
にインクが付着してしまったり、あるいは、他のネジコ
ア130にインクが付着しないようネジコア130同士
を離間させる等の配慮が必要となる。また、マーク13
cが外周面にも及ぶと、回転トルクに影響を及ぼす可能
性もある。従って、図3,図4に示す第1,第2実施例
の方がより好ましい実施例であると言える。
【0043】これに対し、図3,図4に示す第1,第2
実施例では、長手方向の端面部のみにインクを付すよう
にしているので、第3実施例のような不具合はない。特
に、図3に示す第1実施例は、凹部13bにインクを塗
布するので、インクが外周面へと漏れ出しにくく、イン
クが乾燥する前にネジコア130同士が接触しても、他
のネジコア130にインクが付着してしまうことはな
い。従って、図3に示す第1実施例では、速乾性でない
インクも使用することが可能となる。
【0044】このようにして、本発明のネジコア130
の製造方法によれば、ネジコア130の長手方向の両端
部A1,A2の径の違いによる方向性を簡単に判別する
ことができる。そして、ネジコア130をボビン10に
装着する工程においては、マーク13cを付した側より
空洞部10aに挿入するか、あるいは、マーク13cを
付していない側より空洞部10aに挿入するかのいずれ
かに統一することにより、ネジコア130の回転トルク
のばらつきを最小限に抑えることができる。
【0045】ネジコア130の回転トルクのばらつき
は、図20に示す△に示す範囲LA1か、あるいは、●に
示す範囲LA2のみとなる。従って、ネジコア130の回
転トルクのばらつきは各段に小さくなる。
【0046】ネジコア130をボビン10の空洞部10
aに装着させる際には、従来と同様、図8に示すよう
に、ボビン10の一方の端部からネジコア130を空洞
部10aにねじ込み、そのままもう一方の端部までネジ
コア130をねじ込むことによって、突起15の長手方
向全てにネジを形成する。次に、ネジコア130を逆回
転させ、ネジコア130がボビン10の長手方向のほぼ
中央に位置するように移動させる。そして、作業者は、
図9に示すように、治具14によってネジコア130を
回転させ、その位置を調整する。
【0047】図10は、ネジコア130の第4実施例を
示している。この図10に示す第4実施例は、インクに
よってマーク13cを付すのではなく、ネジコア130
の一方の端部のみに一体に形成された凸部13dを形成
するものである。この凸部13dは、焼成体130aを
形成する前、粉末状のフェライト原料をプレスにより圧
縮成形する際に形成するのが好ましい。図5,図6に示
すような加工機100に焼成体130aを送り込む際
に、焼成体130aの挿入方向を凸部13dを形成して
いる側、もしくは、凸部13dを形成していない側のい
ずれかに固定することにより、得られたネジコア130
の方向性を判別することができる。
【0048】この例では、ネジコア130の一方の端部
に凸部13dを形成したが、凹部であってもよく、ネジ
コア130の両端部の違いを判別することができる形状
であれば、どのような形状であってもよい。また、この
ようなネジコア130と一体的に形成した凸部13dの
ようなマークと、前述のインクによるマーク13cとを
組み合わせてもよい。
【0049】本発明の偏向ヨーク及びネジコアの製造方
法は以上説明した本実施例に限定されることなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であ
る。例えば、本実施例では、差動コイル70に用いるネ
ジコア130について示したが、本発明は、特開平7−
162880号公報に記載されているような、XH と称
されるミスコンバーゼンスを補正するための可変インダ
クタンスコイルに用いるネジコアに対しても適用するこ
とができる。また、本実施例では、ネジコア130にネ
ジを形成した際の方向性を示す識別手段として、インク
吐出装置110によってインクを付着させるマーク13
cを例として示したが、ペンキ等を用いてもよく、レー
ザによってマークを付してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の偏
向ヨークは、コア(ネジコア)にネジを形成した際の方
向性を示す識別手段を設け、この識別手段によってボビ
ンに対し予め定めた方向でボビンの空洞部に装着するよ
うにしたので、ネジコアの回転トルクのばらつきを大幅
に低減することができる。従って、ネジコアの位置調整
作業が極めてやり易くなるのみならず、回転トルクの大
小にともなうネジコアの破損や外部衝撃等によるネジコ
アの移動も防止することができる。
【0051】また、本発明のネジコアの製造方法は、成
形体の長手方向の一方の端部のみにマークを付す第1の
工程と、マークを付した側の端部もしくはマークを付し
ていない側の端部のいずれか一方の予め定めた方向よ
り、成形体にネジを形成してネジコアを得る第2の工程
とを含むようにしたり、成形体にネジを形成してネジコ
アを得る第1の工程と、ネジコアの予め定めた長手方向
の一方の端部のみにマークを付す第2の工程とを含むよ
うにしたり、或いは、成形体として、成形体の長手方向
の両端部を識別する識別手段を備えたものを用い、この
識別手段によって予め定めた側の端部より成形体にネジ
を形成することにより、方向性を容易に認識することが
できるネジコアを製造することができる。そして、本発
明の製造方法により製造したネジコアを用いた偏向ヨー
クでは、ネジコアの回転トルクのばらつきを大幅に低減
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部破断の斜視図であ
る。
【図2】図1中の補正コイルを示す斜視図である。
【図3】図2中のネジコアの第1実施例を示す斜視図で
ある。
【図4】図2中のネジコアの第2実施例を示す斜視図で
ある。
【図5】本発明のネジコアの製造方法の第1実施例を示
す図である。
【図6】本発明のネジコアの製造方法の第2実施例を示
す図である。
【図7】図2中のネジコアの第3実施例を示す斜視図で
ある。
【図8】補正コイルにおけるボビンにコアを装着する際
の動作を説明するための図である。
【図9】補正コイルにおけるボビンにコアを装着する際
の動作を説明するための図である。
【図10】図2中のネジコアの第4実施例を示す斜視図
である。
【図11】従来例を示す一部破断の斜視図である。
【図12】図11中の補正コイルを示す斜視図である。
【図13】図11中の補正コイルを示す断面図である。
【図14】補正コイルにおけるボビンにコアを装着する
際の動作を説明するための図である。
【図15】補正コイルにおけるボビンにコアを装着する
際の動作を説明するための図である。
【図16】補正コイルにおけるボビンにコアを装着する
際の動作を説明するための図である。
【図17】水平偏向コイルと補正コイルとの配線を示す
等価回路図である。
【図18】補正コイルが補正するミスコンバーゼンスパ
ターンを示す図である。
【図19】従来のネジコアの製造方法を示す図である。
【図20】従来の問題点と本発明の効果を説明するため
の特性図である。
【符号の説明】
10…ボビン、10a…空洞部、13a…穴、13b…
凹部、13c…マーク(識別手段)、13d…凸部(識
別手段)、70…補正コイル(差動コイル)、100…
加工機、101…ローラ、102…砥石、110…イン
ク吐出装置、110a…印字ヘッド、130…コア(ネ
ジコア)、130a…焼成体(成形体)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本宮 洋二 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 三浦 豊 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−27560(JP,A) 特開 平1−89712(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 29/76 H01F 21/06 H01F 41/02 H01J 9/236

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略円筒状の空洞部を有するボビンと、表面
    にネジが形成され、前記ボビンの前記空洞部に装着され
    て前記空洞部内を長手方向に移動自在とされたコアとを
    有する補正コイルを備える偏向ヨークにおいて、 前記コアは、前記コアにネジを形成した際の方向性を示
    す識別手段を有し、この識別手段によって前記ボビンに
    対し予め定めた方向で前記空洞部に装着されていること
    を特徴とする偏向ヨーク。
  2. 【請求項2】前記識別手段は、インクであることを特徴
    とする請求項1記載の偏向ヨーク。
  3. 【請求項3】前記コアは、長手方向の端面部に凹部を有
    し、その凹部に前記インクが塗布されていることを特徴
    とする請求項2記載の偏向ヨーク。
  4. 【請求項4】前記識別手段は、前記コアに一体的に形成
    した形状であることを特徴とする請求項1記載の偏向ヨ
    ーク。
  5. 【請求項5】円筒状の成形体の外周面にネジを形成して
    ネジコアを製造するネジコアの製造方法において、 前記成形体の長手方向の一方の端部のみにマークを付す
    第1の工程と、 前記マークを付した側の端部もしくは前記マークを付し
    ていない側の端部のいずれか一方の予め定めた方向よ
    り、前記成形体にネジを形成してネジコアを得る第2の
    工程とを含むことを特徴とするネジコアの製造方法。
  6. 【請求項6】前記第1の工程は、マークとしてのインク
    を付着させるインク付着工程であることを特徴とする請
    求項5記載のネジコアの製造方法。
  7. 【請求項7】円筒状の成形体の外周面にネジを形成して
    ネジコアを製造するネジコアの製造方法において、 前記成形体にネジを形成してネジコアを得る第1の工程
    と、 前記ネジコアの予め定めた長手方向の一方の端部のみに
    マークを付す第2の工程とを含むことを特徴とするネジ
    コアの製造方法。
  8. 【請求項8】前記第2の工程は、マークとしてのインク
    を付着させるインク付着工程であることを特徴とする請
    求項7記載のネジコアの製造方法。
  9. 【請求項9】円筒状の成形体の外周面にネジを形成して
    ネジコアを製造するネジコアの製造方法において、 前記成形体として、前記成形体の長手方向の両端部を識
    別する識別手段を備えたものを用い、 前記識別手段によって予め定めた側の端部より前記成形
    体にネジを形成することにより、ネジコアを得ることを
    特徴とするネジコアの製造方法。
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