JP2000277348A - ガラスアンテナ用チョークコイル - Google Patents
ガラスアンテナ用チョークコイルInfo
- Publication number
- JP2000277348A JP2000277348A JP11078210A JP7821099A JP2000277348A JP 2000277348 A JP2000277348 A JP 2000277348A JP 11078210 A JP11078210 A JP 11078210A JP 7821099 A JP7821099 A JP 7821099A JP 2000277348 A JP2000277348 A JP 2000277348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solder
- conductive terminal
- choke coil
- coil
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品実装の環境より、導電性の端子に予備は
んだの形状、ばらつき等を減じ、アンテナ性能の向上を
提供すること。 【解決手段】 図１のごとく、コイル３の両端に、絶縁
性ケース４を設け、導電性端子１に接続して固定したチ
ョークコイルにより、導電性端子に必要に応じた形状の
予備はんだ６を具備したガラスアンテナ用チョークコイ
ル。
んだの形状、ばらつき等を減じ、アンテナ性能の向上を
提供すること。 【解決手段】 図１のごとく、コイル３の両端に、絶縁
性ケース４を設け、導電性端子１に接続して固定したチ
ョークコイルにより、導電性端子に必要に応じた形状の
予備はんだ６を具備したガラスアンテナ用チョークコイ
ル。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用ラジオ等の
受信感度を向上させるために用いられるガラスアンテナ
用チョークコイルの構造に関するものである。
受信感度を向上させるために用いられるガラスアンテナ
用チョークコイルの構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、車載用ラジオ等に用いられるチョ
ークコイルは、図３に示すように、絶縁ケース４と該絶
縁ケース４内に収納されるコイル３を有しており、さら
に該絶縁ケース４には、その両端に設けられている導電
性端子１が設けられており、該コイル３の一端は、導電
性端子１と電気的に接続されており、該コイルの他端も
該導電性端子２と電気的に接続されている。
ークコイルは、図３に示すように、絶縁ケース４と該絶
縁ケース４内に収納されるコイル３を有しており、さら
に該絶縁ケース４には、その両端に設けられている導電
性端子１が設けられており、該コイル３の一端は、導電
性端子１と電気的に接続されており、該コイルの他端も
該導電性端子２と電気的に接続されている。
【０００３】ガラスアンテナ用チョークコイルの実装に
ついては、自動車のリアガラスにアンテナが設置されて
いる場合、ガラス板の形状に比べて小さいため、はんだ
付け作業が難しいことと、リアガラス板は一般に車体の
デザインの関係で曲面ガラスとなっているので、部品実
装が難しい。
ついては、自動車のリアガラスにアンテナが設置されて
いる場合、ガラス板の形状に比べて小さいため、はんだ
付け作業が難しいことと、リアガラス板は一般に車体の
デザインの関係で曲面ガラスとなっているので、部品実
装が難しい。
【０００４】特に、ガラスアンテナ用チョークコイルを
自動車のリアガラスの指定の位置に実装する方法として
は、はんだ付けを用いており、ガラスアンテナ用チョー
クコイルの導電性端子１のはんだ付け面に予備のはんだ
付けを設けておき、リアガラスにはんだ付けする際、ガ
ラスアンテナ用チョークコイルの導電性端子の予備はん
だを加熱してリアガラスに実装していた。
自動車のリアガラスの指定の位置に実装する方法として
は、はんだ付けを用いており、ガラスアンテナ用チョー
クコイルの導電性端子１のはんだ付け面に予備のはんだ
付けを設けておき、リアガラスにはんだ付けする際、ガ
ラスアンテナ用チョークコイルの導電性端子の予備はん
だを加熱してリアガラスに実装していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ガラスアンテナ用チョ
ークコイルのリアガラスへの部品実装に際し、寸法等に
ばらつきがあり、特に導電性端子１の予備はんだ部分５
の厚みのばらつきによるがたつきや位置ずれが生じてい
た。さらに、ガラスアンテナ用チョークコイルの部品実
装の環境より、製造上、自動化しにくい点が多いので、
従来の構造では安価にすることが困難であった。
ークコイルのリアガラスへの部品実装に際し、寸法等に
ばらつきがあり、特に導電性端子１の予備はんだ部分５
の厚みのばらつきによるがたつきや位置ずれが生じてい
た。さらに、ガラスアンテナ用チョークコイルの部品実
装の環境より、製造上、自動化しにくい点が多いので、
従来の構造では安価にすることが困難であった。
【０００６】また、波長が短い電波を受信するガラスア
ンテナの場合、部品をガラス板面上にはんだ付けする位
置精度が得られにくく、アンテナ性能にばらつきが生じ
るという問題を有していた。
ンテナの場合、部品をガラス板面上にはんだ付けする位
置精度が得られにくく、アンテナ性能にばらつきが生じ
るという問題を有していた。
【０００７】従って、本発明の課題は、部品実装の環境
より、導電性端子に予備はんだの形状、ばらつき等を減
じ、アンテナの性能が向上するガラスアンテナ用チョー
クコイルを提供することである。
より、導電性端子に予備はんだの形状、ばらつき等を減
じ、アンテナの性能が向上するガラスアンテナ用チョー
クコイルを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題を
解決するものであり、ガラスアンテナ用チョークコイル
のはんだ付けによる部品実装において、リアガラス等の
はんだ付けする面とのがたつきがないように、導電性端
子１のはんだ付け面に所定の形状の予備はんだ６を形成
しておくことにより、位置ぎめの精度を向上することが
出来る。
解決するものであり、ガラスアンテナ用チョークコイル
のはんだ付けによる部品実装において、リアガラス等の
はんだ付けする面とのがたつきがないように、導電性端
子１のはんだ付け面に所定の形状の予備はんだ６を形成
しておくことにより、位置ぎめの精度を向上することが
出来る。
【０００９】また、リアガラスとガラスアンテナ用チョ
ークコイルのはんだ付け面とのがたつきがなくなり、は
んだ付け作業が容易となり、作業効率が上がる。
ークコイルのはんだ付け面とのがたつきがなくなり、は
んだ付け作業が容易となり、作業効率が上がる。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て実施例を詳細に説明する。
て実施例を詳細に説明する。
【００１１】図１は、本発明のガラスアンテナ用チョー
クコイルの断面図である。円柱状コア７には、フェライ
トを使用する。フェライトは、高透磁率のマンガン・亜
鉛系の材料を用いる。コイル３については、数十アンペ
アの電流が流れるため、約２ｍｍの直径の絶縁被覆銅線
を用いた。巻線材が太く、円柱状コア７に直巻が出来な
いため、巻線材をフォーミングにて約１０ターン程度巻
き、該コイル内に円柱状コア７を挿入する。
クコイルの断面図である。円柱状コア７には、フェライ
トを使用する。フェライトは、高透磁率のマンガン・亜
鉛系の材料を用いる。コイル３については、数十アンペ
アの電流が流れるため、約２ｍｍの直径の絶縁被覆銅線
を用いた。巻線材が太く、円柱状コア７に直巻が出来な
いため、巻線材をフォーミングにて約１０ターン程度巻
き、該コイル内に円柱状コア７を挿入する。
【００１２】該絶縁性ケース４に具備されている導電性
端子１に、絶縁被覆を除去処理を施した該コイル３の両
端をはんだ付けする。絶縁性ケース４の材質は、ポリブ
チレンテレフタレート（ＰＢＴ）樹脂を使用した。絶縁
性ケース４の材質は、絶縁性、耐熱性、機械的強度が同
等であれば、他の材質でも使用できる。また、導電性端
子１，２は、真鍮にはんだめっきを施したものを使用し
た。
端子１に、絶縁被覆を除去処理を施した該コイル３の両
端をはんだ付けする。絶縁性ケース４の材質は、ポリブ
チレンテレフタレート（ＰＢＴ）樹脂を使用した。絶縁
性ケース４の材質は、絶縁性、耐熱性、機械的強度が同
等であれば、他の材質でも使用できる。また、導電性端
子１，２は、真鍮にはんだめっきを施したものを使用し
た。
【００１３】次に、導電性端子１のはんだ付け面に予備
はんだ６を行う。はんだの形状は、指定の形状になるよ
うに、図２に示すように、はんだの指定形状の堀り込み
型１３をつくる。ガラスアンテナ用チョークコイルを指
定の位置に置き、糸はんだ１１を溶かし、導電性端子に
指定形状の予備はんだ６を形成する。
はんだ６を行う。はんだの形状は、指定の形状になるよ
うに、図２に示すように、はんだの指定形状の堀り込み
型１３をつくる。ガラスアンテナ用チョークコイルを指
定の位置に置き、糸はんだ１１を溶かし、導電性端子に
指定形状の予備はんだ６を形成する。
【００１４】加熱は、はんだゴテ１２にて直接糸はんだ
１１を溶かし、指定の形状の堀り込み型１３に流し込
み、導電性端子１と一体になった指定形状の予備はんだ
６が形成される。加熱の方法は、特に指定はないが、導
電性端子と予備はんだ６の面に欠陥等が生じないことが
必要である。形状は、任意の形状が選択出来る。実用上
は、ほぼフラットな面が要求されるが、上記の方法によ
り対応が可能となった。
１１を溶かし、指定の形状の堀り込み型１３に流し込
み、導電性端子１と一体になった指定形状の予備はんだ
６が形成される。加熱の方法は、特に指定はないが、導
電性端子と予備はんだ６の面に欠陥等が生じないことが
必要である。形状は、任意の形状が選択出来る。実用上
は、ほぼフラットな面が要求されるが、上記の方法によ
り対応が可能となった。
【００１５】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
ガラスアンテナ用チョークコイルの導電性端子１のはん
だ付け面に任意の形状の予備はんだ６を形成することに
より、リアガラスの面状態に対応でき、部品実装する場
合当然がたつきがなく、所定の位置ぎめが可能となっ
た。作業能率が向上し、コストダウンも可能である。ま
た、部品実装の特に位置精度向上により、ガラスアンテ
ナの受信性能が向上した。
ガラスアンテナ用チョークコイルの導電性端子１のはん
だ付け面に任意の形状の予備はんだ６を形成することに
より、リアガラスの面状態に対応でき、部品実装する場
合当然がたつきがなく、所定の位置ぎめが可能となっ
た。作業能率が向上し、コストダウンも可能である。ま
た、部品実装の特に位置精度向上により、ガラスアンテ
ナの受信性能が向上した。
【図１】本発明によるガラスアンテナ用チョークコイル
を示す図。
を示す図。
【図２】本発明の導電性端子への予備はんだ処理部を示
す図。
す図。
【図３】従来のガラスアンテナ用チョークコイルを示す
図。
図。
１ 導電性端子（−） ２ 導電性端子（＋） ３ コイル ４ 絶縁性ケース ５ 予備はんだ（従来） ６ 予備はんだ（本発明品） ７ 円柱状コア １１ 糸はんだ １２ はんだゴテ １３ 堀り込み型
Claims (1)
- 【請求項１】 導体線を円筒状の磁芯に巻回してなるコ
イルの該導体線の両端を絶縁性ケースの固定台に設け、
導電性端子に接続して固定したチョークコイルにおい
て、該導電性端子に任意の形状のはんだを具備したこと
を特徴とするガラスアンテナ用チョークコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11078210A JP2000277348A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | ガラスアンテナ用チョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11078210A JP2000277348A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | ガラスアンテナ用チョークコイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000277348A true JP2000277348A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13655696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11078210A Pending JP2000277348A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | ガラスアンテナ用チョークコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000277348A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016092141A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | スミダコーポレーション株式会社 | アンテナコイル装置およびアンテナコイル装置の製造方法 |
| JP2019161233A (ja) * | 2019-04-24 | 2019-09-19 | スミダコーポレーション株式会社 | アンテナコイル装置 |
-
1999
- 1999-03-23 JP JP11078210A patent/JP2000277348A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016092141A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | スミダコーポレーション株式会社 | アンテナコイル装置およびアンテナコイル装置の製造方法 |
| JP2019161233A (ja) * | 2019-04-24 | 2019-09-19 | スミダコーポレーション株式会社 | アンテナコイル装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101253587B (zh) | 噪音滤波器 | |
| US7449984B2 (en) | Magnetic element and method of manufacturing magnetic element | |
| WO2005008692B1 (en) | Form-less electronic device and methods of manufacturing | |
| JP2010538447A (ja) | 小型シールド磁性部品 | |
| JP3322189B2 (ja) | インダクタ及びその製造方法 | |
| JPH073808B2 (ja) | プリント回路上へのコイル組立て方法 | |
| JP4927835B2 (ja) | アンテナ用コイル装置及び車両のリアウィンドウのアンテナシステム | |
| JPH0564845B2 (ja) | ||
| JP2000277348A (ja) | ガラスアンテナ用チョークコイル | |
| US7733283B2 (en) | Antenna Device | |
| US11869704B2 (en) | Coil device | |
| JPH0541324A (ja) | ソレノイドコイル | |
| EP1906489B1 (en) | Antenna device for mounting on a printed circuit board | |
| JP4239721B2 (ja) | アンテナ装置及びその製造方法 | |
| JPH02224212A (ja) | インダクタンス部品 | |
| JP2000232021A (ja) | チョークコイル | |
| JP3255621B2 (ja) | 表面実装チョークコイル | |
| KR100515158B1 (ko) | 초박형 인덕터 | |
| JP2703862B2 (ja) | 表面実装型コイルの接続構造 | |
| JP3955854B2 (ja) | インダクタンス素子の製造方法 | |
| CN114496451A (zh) | 线圈装置及其制造方法 | |
| JP2022018615A (ja) | コイルモジュール、及び、コイルモジュールの製造方法 | |
| JPS6223055Y2 (ja) | ||
| JP3569611B2 (ja) | ガラスアンテナ用チョークコイル | |
| JPH0230168B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050712 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080206 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080604 |