JP3375468B2 - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車

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JP3375468B2 JP24932295A JP24932295A JP3375468B2 JP 3375468 B2 JP3375468 B2 JP 3375468B2 JP 24932295 A JP24932295 A JP 24932295A JP 24932295 A JP24932295 A JP 24932295A JP 3375468 B2 JP3375468 B2 JP 3375468B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、カウリングの端縁
を燃料タンクに重ねて固定する構造の自動二輪車に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、カウリングを備えた自動二輪車と
しては、カウリングの端縁を燃料タンクのカウリング用
段部に位置決めして重ねる構造のものがある。前記カウ
リング用段部は、燃料タンク側面の下側部分を上側部分
に対してカウリングの厚みと略同じ寸法だけ凹ませ、カ
ウリングの外縁形状と略一致する形状に形成している。
この段部にカウリングの上端縁を重ねることによって、
燃料タンクの側面とカウリングの外表面とが略同一平面
上に位置づけられてこれら両面が段差なく連なるように
なり、意匠上優れた外面形状になる。 【0003】このように燃料タンクの外面に端縁を重ね
る構造のカウリングは、ヘッドライトの周辺を覆う前部
をカウリング用ステーを介して車体フレームに支持させ
るとともに、後部の上端縁を前記段部に位置決めした状
態で燃料タンクにねじ止めしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うに構成したカウリングは、燃料タンクの前記段部に端
縁が隙間なく重なり合うように車体に組付けようとする
と、無理に変形させなければならないことがあった。こ
れは、燃料タンクを防振の観点から車体フレームに弾性
支持させているからであった。 【0005】すなわち、弾性支持部には車体フレーム側
部材と燃料タンク側部材との間にクッションゴムが介在
していることから、燃料タンクを車体フレームの設計と
おりの位置に位置決めすることが困難で、車体フレーム
に固定したカウリング前部に対して燃料タンクに固定し
た後部が燃料タンクの前記位置ずれに伴って設計位置か
らずれてしまうからである。 【0006】燃料タンクが車体フレームに対して車体の
左右方向にずれたときには、カウリングの後端を燃料タ
ンク側へ偏在させることによって、無理することなく端
縁を燃料タンクの段部に合わせることができる。しか
し、燃料タンクが車体の前後方向にずれたときには、カ
ウリングを側面が膨出あるいは座屈するように無理に変
形させて車体の前後方向への長さを短縮させたり、取付
け部に自由度をもたせて取付けだけは可能とする構成を
採らなければならない。取付け部に自由度をもたせる
と、端部と段部との間に生じる隙間に関しては容認せざ
るを得ない。なお、燃料タンクの後側にはこれに連なる
ようにシートが配置してあり、このシートは車体フレー
ムに剛直に固定しているので、燃料タンクの位置を大き
く前後方向にずらすことはできない。 【0007】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、燃料タンクに端縁を重ねるカウリン
グを無理に変形させることなく車体に取付けることがで
きるようにすることを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】第1の発明に係る自動二
輪車は、カウリングの前部を車体フレームにカウリング
用ステーを介して固定し、かつ後部を燃料タンクに段部
と位置決めして重ねた状態で固定ボルトによって固定す
る構成とし、前記カウリング用ステーにおける車体フレ
ーム側に固定する固定部材を、上部と下部とがそれぞれ
水平方向に延びて車体の後方に向けて開放する側面視略
コ字状に形成するとともに、この固定部材が取付けられ
る車体フレーム側のカウリング支持部を、上端と下端と
が水平方向に延びるように形成し、このカウリング支持
部に前記固定部材を車体前側から嵌合させることによ
り、前記カウリング用ステーを車体フレームに対して車
体の前後方向に移動自在な構造とし、前記嵌合部分を上
下方向に貫通する固定ボルトによって前記カウリング支
持部に前記固定部材をねじ止めしたものである。本発明
によれば、燃料タンクが車体フレームに対して車体の前
後方向に位置ずれを起こしても、カウリング用ステーを
車体フレームに対して燃料タンクのずれた方向へずらす
ことによって、カウリングが燃料タンクを基準として位
置づけられる。また、カウリング用ステーの前記固定部
を車体フレーム側のカウリング支持部に嵌合させること
によりねじ止め前の状態であってもカウリングを車体フ
レームに対して仮保持できる。 【0009】 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動二輪車の
実施の形態の一例を図1ないし図12によって詳細に説
明する。図1は本発明に係る自動二輪車の側面図、図2
はカウリング支持部の構成を示す側面図、図3はカウリ
ング支持部の構成を示す平面図、図4はアッパーカウリ
ングの正面図、図5はアッパーカウリングにサイドカウ
リングを取付けた状態での側面図、図6は図5における
VI−VI線断面図、図7は図5におけるVII−VII線断面
図、図8は図5におけるVIII−VIII線断面図である。 【0011】図9はカウリング用ステーとヘッドパイプ
との連結部の縦断面図、図10は図9におけるX−X線断
面図、図11はカウリング用ステーとタンクレールとの
連結部の縦断面図、図12は図11におけるXII−XII線
断面図である。 【0012】これらの図において、1はこの実施の形態
による自動二輪車を示す。2はこの自動二輪車1の車体
フレームで、この車体フレーム2は、図1〜図3に示す
ように、ヘッドパイプ3、左右一対のタンクレール4、
リヤアームブラケット5、シートレール6などから構成
している。前記ヘッドパイプ3は、前輪7を回転自在に
支持したフロントフォーク8を操舵自在に支持してい
る。このフロントフォーク8の上端には操向ハンドル9
が取付けてある。前記リヤアームブラケット5には、後
輪10を回転自在に支持するリヤアーム11がピボット
軸12を介して上下方向に揺動自在に連結している。 【0013】13はエンジン、14は燃料タンク、15
はシートを示す。燃料タンク14は、図2および図3に
示すように、車体の前後方向の両端部をクッションゴム
16,17を介して車体フレーム2に弾性支持させてい
る。この燃料タンク14の車体前側の支持部は、前記左
右一対のタンクレール4の外側面に、クッションゴム1
6を固着した支持板18をねじ止めし、前記クッション
ゴム16の端面に固着した連結板19を燃料タンク14
の下面にねじ止めする構造になっている。すなわち、燃
料タンク14の前部は車体の左右方向の両側部がタンク
レール4に弾性支持される。 【0014】燃料タンク14の車体後側の支持部は、左
右のタンクレール4,4どうしを連結するクロスメンバ
2aの左右方向中央にクッションゴム17を載置させ、
このクッションゴム17の上側嵌合部に燃料タンク14
の穴付フランジ14aを上方から嵌合させた状態でこれ
らを上下方向に貫通する取付けボルト20によって締め
付ける構造になっている。これにより、燃料タンク14
の後部は左右方向の中央が車体フレーム2に弾性支持さ
れる。 【0015】また、この燃料タンク14の側面には、後
述するカウリング21の上端縁を重ねるための段部22
を形成している。この段部22は、これより上側の燃料
タンク側面より下側の燃料タンク側面をカウリングの厚
み分だけ凹ませることによって形成している。 【0016】カウリング21は、上側のアッパーカウリ
ング23と、このアッパーカウリング23の下端に連結
したサイドカウリング24とから構成している。前記ア
ッパーカウリング23は、ヘッドライト25やメータ
(図示せず)とともにカウリング用ステー26を介して
車体フレーム2に支持させている。前記カウリング用ス
テー26は、図2〜図4に示すように、車体フレーム2
の前記ヘッドパイプ3に連結するセンターステー27
と、左右のタンクレール4,4にそれぞれ連結する2本
のサイドステー28とを、車体の左右方向に延びるクロ
スパイプ29によって連結した構造になっている。 【0017】アッパーカウリング23は、前記サイドス
テー28の上下3箇所に設けたブラケット28a〜28
cにねじ止めしている。また、これらのブラケットのう
ち下側の二つ、すなわちブラケット28b,28cに
は、図2に示すようにヘッドライト25を支持させてい
る。なお、メータは、前記ブラケット28aに一体に形
成したメータ支持部28dにねじ止めしている。 【0018】また、サイドカウリング24は、車体前側
の上端部が図6に示すように連結ボルト24aによって
アッパーカウリング23にねじ止めし、後部を固定ボル
ト30によって前記燃料タンク14にねじ止めしてい
る。前記連結ボルト24aは、アッパーカウリング23
に固定したナット片31に螺着し、前記固定ボルト30
は、燃料タンク14に固定したナット(図示せず)に螺
着する。燃料タンク14における固定ボルト30が螺着
する部分を図2において符号30aを付して示す。 【0019】アッパーカウリング23とサイドカウリン
グ24との接続部分は、図7に示すように、アッパーカ
ウリング23の下縁をサイドカウリング24の上縁が側
方から覆う構造になっている。さらに、アッパーカウリ
ング23およびサイドカウリング24には、アッパーカ
ウリング23に対してサイドカウリング24が正確な位
置に位置づけられるように、図8に示すような構造の位
置決め部32を設けている。この位置決め部32は、ア
ッパーカウリング23の開口32aにサイドカウリング
24の突起32bを係合させる構造になっている。すな
わち、アッパーカウリング23とサイドカウリング24
とは、ねじ止め構造および係合構造により外れることな
く剛直に結合する。 【0020】なお、アッパーカウリング23には、カウ
リング用ステー26によって車体フレーム2に固定した
後に、カウリング21の内側のヘッドライト25などの
部材が乗員から見えないようにするために、インナーパ
ネル33(図3)を取付ける。このようにインナーパネ
ル33を取付けることによって、カウリング用ステー2
6のサイドステー28も覆い隠すことができる。 【0021】次に、前記カウリング用ステー26と車体
フレーム2との連結部分の構造について説明する。カウ
リング用ステー26のセンターステー27は、図2およ
び図9に示すように、パイプ材34の先端(車体後側の
端部)に、車体の後方に向けて開放する側面視略コ字状
の主固定部材35を溶接し、この主固定部材35をヘッ
ドパイプ3側の支持ブラケット36に車体の前方から嵌
合させて固定ボルト37によってこれら両者を上下両側
から締め付ける構造になっている。前記主固定部材35
は、図10に示すように、水平方向に延在する上部35
aが下部35bより車体後側へ延びており、支持ブラケ
ット36の上面に広い範囲にわたって当接できるように
構成している。 【0022】また、これらの上部35aおよび下部35
bに、丸穴を穿設してこの丸穴に前記固定ボルト37を
嵌挿させている。さらに、下部35bの下面には、固定
ボルト37が螺合するナット38を溶接している。な
お、図2と図9においてパイプ材34と主固定部材35
とに跨るように接続している符号27aで示すものは補
強板である。 【0023】前記支持ブラケット36は、図10に示す
ように、鋼板を車体の後方へ向けて開放する平面視略U
字状に折り曲げることによって形成し、ヘッドパイプ3
に溶接している。そして、この平面視略U字状に形成し
た支持ブラケット36の内側に、固定ボルト37を上方
から貫通させるとともに、前記主固定部材35の上部3
5aに設けた突起39を上方から係入させている。この
構成を採ることにより、主固定部材35が支持ブラケッ
ト36に対して固定ボルト37を中心として回るのを規
制できる。また、前記上部35aを下部35bより長く
形成してこの上部35aの先端に前記突起39を設けて
いるので、主固定部材35を支持ブラケット36に組み
付けるときに、最初に突起39を支持ブラケット36の
内側に係入させてカウリング用ステー26を前部が下が
るように倒すことによって前記下部35bを支持ブラケ
ット36の下面に対向させることができる。すなわち、
突起39を設けても組付性が損なわれることがない。 【0024】この支持ブラケット36の側部には、その
一部を切り起こしてU字状の内側の空間に臨ませること
によって、前記固定ボルト37と対向するストッパー4
0を一体に設けている。このため、固定ボルト37は、
ナット38に締め付けられていない状態であれば、前記
ストッパー40から支持ブラケット36の前端内面に当
接するまで移動できる。すなわち、固定ボルト37が緩
んでいる状態であれば、主固定部材35も支持ブラケッ
ト36に対して車体の前後方向に移動できる。 【0025】前記サイドステー28は、図2、図11お
よび図12に示すように、パイプ材41の後端に、車体
の後方へ向けて開放する側面視略コ字状の副固定部材4
2を溶接し、この副固定部材42をタンクレール4側の
支持部材43に車体の前方から嵌合させて固定ボルト4
4によってこれら両者を上下両側から締め付ける構造に
なっている。前記固定ボルト44は、副固定部材42の
略水平に延びる上部42aと下部42bの丸穴に挿通
し、前記支持部材43を上下に貫通して下端がナット4
5に螺着している。このナット45は、前記下部42b
の下面に溶接している。 【0026】前記支持部材43は、この実施の形態では
軸線を上下方向へ指向させた管体であり、図12に示す
ように、タンクレール4の側面に車体の側方へ向けて立
設した支持パイプ46の突出端に溶接している。また、
この支持部材43は、開口形状が車体の前後方向に細い
長円になるように形成している。この実施の形態では、
この支持部材43の内径は車体の前後方向および左右方
向の何れも固定ボルト44の径より大きい寸法に設定し
ている。すなわち、支持部材43内を貫通する固定ボル
ト44を有する副固定部材42は、固定ボルト44をナ
ット45に締め付けていない状態ではこれが支持部材4
3の内周面に当接するまで車体の前後、左右何れの方向
へも移動することができる。 【0027】このように主固定部材35および副固定部
材42を備えたカウリング用ステー26によってアッパ
ーカウリング23を車体フレーム2に固定するには、先
ず、アッパーカウリング23をヘッドライト25ととも
にカウリング用ステー26に取付けるとともに、サイド
カウリング24を燃料タンク14に取付ける。また、こ
のときにメータもカウリング用ステー26に取付けてお
く。 【0028】次に、カウリング用ステー26の主固定部
材35および副固定部材42を車体フレーム2側の支持
ブラケット36、支持部材43に車体前側から嵌合させ
る。これによって、アッパーカウリング21はカウリン
グ用ステー26を介して車体フレーム2に仮支持され
る。その後、固定ボルト37,44を上方から両固定部
材35,42に挿通し、ナット38,45に螺合させ
る。すなわち、固定ボルト37,44を挿通させるに当
たっては、アッパーカウリング21から手を離した状態
で行うことができる。このとき、固定ボルト37,44
は締め込まずに緩んだ状態にしておく。この状態では前
記両固定部材35,42が車体の前後方向に移動するこ
とができる。 【0029】そして、アッパーカウリング23の下端部
をサイドカウリング24の上端部に接続する。このとき
には、カウリング用ステー26を車体フレーム2に対し
て前後に移動できることから、燃料タンク14の取付け
位置が前後にずれていたとしても、燃料タンク14側の
サイドカウリング24にアッパーカウリング23を接続
できる。接続作業は、前記位置決め部32を係合させて
から連結ボルト24aによって前記両者を連結すること
によって行う。 【0030】このように、サイドカウリング24にアッ
パーカウリング23を連結した後、カウリング用ステー
26の前記固定ボルト37,44を締め込み、主固定部
材35および副固定部材42のそれぞれにおいて上下両
部で支持ブラケット36、支持部材43を挟圧保持す
る。このとき、主固定部材35および副固定部材42は
側方をアッパーカウリング23およびサイドカウリング
24によって覆われているが、これを側面視コ字状に形
成していることから、固定ボルト37,44をカウリン
グに邪魔されることなく上方から締め付けることができ
る。このようにカウリング用ステー26を車体フレーム
2に固定した後、アッパーカウリング26にインナーパ
ネル33を固定する。これによって、カウリング21の
組付作業が終了する。 【0031】したがって、燃料タンク14が車体フレー
ム2に対して車体の前後方向に位置ずれを起こしても、
カウリング用ステー26を車体フレーム2に対して燃料
タンク14のずれた方向へずらすことによって、カウリ
ング21が燃料タンク14を基準として位置づけられ
る。 【0032】なお、この実施の形態では、カウリング2
1をアッパーカウリング23とサイドカウリング24と
に分割した構成を採っているが、本発明はこのような限
定にとらわれることなく、前記両者を一体に形成したカ
ウリングを使用してもよい。 【0033】 【発明の効果】第1の発明に係る自動二輪車は、カウリ
ングの前部を車体フレームにカウリング用ステーを介し
て固定し、かつ後部を燃料タンクに段部と位置決めして
重ねた状態で固定ボルトによって固定する構成とし、
記カウリング用ステーにおける車体フレーム側に固定す
る固定部材を、上部と下部とがそれぞれ水平方向に延び
て車体の後方に向けて開放する側面視略コ字状に形成す
るとともに、この固定部材が取付けられる車体フレーム
側のカウリング支持部を、上端と下端とが水平方向に延
びるように形成し、このカウリング支持部に前記固定部
材を車体前側から嵌合させることにより、前記カウリン
グ用ステーを車体フレームに対して車体の前後方向に移
動自在な構造とし、前記嵌合部分を上下方向に貫通する
固定ボルトによって前記カウリング支持部に前記固定部
材をねじ止めしたため、燃料タンクが車体フレームに対
して車体の前後方向に位置ずれを起こしても、カウリン
グ用ステーを車体フレームに対して燃料タンクのずれた
方向へずらすことによって、カウリングが燃料タンクを
基準として位置づけられる。 【0034】したがって、燃料タンクの取付け位置が車
体の前後方向にばらついたとしても、カウリングを無理
に変形させることなく車体に取付けることができる。 【0035】また、カウリング用ステーの前記固定部を
車体フレーム側のカウリング支持部に嵌合させることに
よりねじ止め前の状態であってもカウリングを車体フレ
ームに対して仮保持できる。したがって、カウリングを
前後方向にずらして燃料タンクと合わせるに当たって、
手で支えながら行わなくてもよいので、カウリングの組
付作業が容易である。 【0036】
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係る自動二輪車の側面図である。 【図2】 はカウリング支持部の構成を示す側面図であ
る。 【図3】 カウリング支持部の構成を示す平面図であ
る。 【図4】 アッパーカウリングの正面図である。 【図5】 アッパーカウリングにサイドカウリングを取
付けた状態での側面図である。 【図6】 図5におけるVI−VI線断面図である。 【図7】 図5におけるVII−VII線断面図である。 【図8】 図5におけるVIII−VIII線断面図である。 【図9】 カウリング用ステーとヘッドパイプとの連結
部の縦断面図である。 【図10】 図9におけるX−X線断面図である。 【図11】 カウリング用ステーとタンクレールとの連
結部の縦断面図である。 【図12】 図11におけるXII−XII線断面図である。 【符号の説明】 2…車体フレーム、3…ヘッドパイプ、4…タンクレー
ル、14…燃料タンク、21…カウリング、23…アッ
パーカウリング、24…サイドカウリング、26…カウ
リング用ステー、35…主固定部材、36…支持ブラケ
ット、42…副固定部材、43…支持部材。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 17/00 B62J 35/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車体フレームに弾性支持させた燃料タン
    クのカウリング接続用段部に、ヘッドライトの周辺から
    車体の後方へ向けて延びるカウリングの端縁を重ねる構
    造の自動二輪車において、前記カウリングの前部を車体
    フレームにカウリング用ステーを介して固定し、かつ後
    部を前記カウリング接続用段部に位置決めして重ねた状
    態で燃料タンクに固定ボルトによって固定する構成と
    し、前記カウリング用ステーにおける車体フレーム側に
    固定する固定部材を、上部と下部とがそれぞれ水平方向
    に延びて車体の後方に向けて開放する側面視略コ字状に
    形成するとともに、この固定部材が取付けられる車体フ
    レーム側のカウリング支持部を、上端と下端とが水平方
    向に延びるように形成し、このカウリング支持部に前記
    固定部材を車体前側から嵌合させることにより、前記
    ウリング用ステーを車体フレームに対して車体の前後方
    向に移動自在な構造とし、前記嵌合部分を上下方向に貫
    通する固定ボルトによって前記カウリング支持部に前記
    固定部材をねじ止めしたことを特徴とする自動二輪車。
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