JP3372569B2 - 多重伝送装置 - Google Patents

多重伝送装置

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JP3372569B2
JP3372569B2 JP19085092A JP19085092A JP3372569B2 JP 3372569 B2 JP3372569 B2 JP 3372569B2 JP 19085092 A JP19085092 A JP 19085092A JP 19085092 A JP19085092 A JP 19085092A JP 3372569 B2 JP3372569 B2 JP 3372569B2
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裕一 秋山
修 道平
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は多重通信線を介して信号
を伝送する多重伝送装置に関する。 【0002】 【従来の技術】自動車に搭載される電装品、例えばエア
コン、オーディオ機器などの制御をおこなうための信号
を伝送するにあたり、ハーネスの肥大化、複雑化を抑え
るために多重通信線を用いることが提案されている。た
とえば、特開昭62−4568号公報には、このような
多重通信線によって操作スイッチと各種の表示装置等の
出力装置を接続し、制御を行うようにした多重通信シス
テムが開示されている。 【0003】 【解決しようとする課題】このような多重通信システム
を用いた装置をたとえば自動車に搭載するような場合、
エンジンの停止状態では、電力をバッテリ電源に依存す
ることとなるので消費電力をできるだけ少なくすること
が必要である。このため、装置が事実上動作を停止して
いる場合には、装置の消費電力を抑える観点から、起動
要請があったときは迅速に対応できるように必要最小限
の電力供給だけを行いつつ、当面不必要な部分の電力供
給を停止していわゆるスリープ状態を与えることが提案
されている。しかし、複数の構成要素すなわち複数のノ
ードを備え相互間で多重通信を行うようになったシステ
ムでは、各ノードがバラバラにスリープ状態をとるとあ
るノードから送信されたデータを受信すべき他のノード
がスリープ状態になっている場合には適正に処理されな
いままになってしまうといった事態が生じる懸念があ
り、装置全体の統制がとれなくなって、作動に支障がで
るおそれがある。この点に鑑み、多重伝送システムの構
成ノードが互いに確認を取りながら全構成ノードがスリ
ープ状態に入れる状態になってから一斉にスリープ状態
に移行するようにすることが提案されている。しかし、
このようにした場合でも、構成ノードの中に故障等によ
って適正に動作しないものがあると、スリープ状態にで
きる態勢が整っているかどうかの確認がとれずスリープ
制御が機能しなくなる恐れが生じる。 【0004】本発明はこのような観点から構成されたも
ので、複数のノードを備える多重伝送装置において、構
成ノードの中に異常が生じた場合であっても適正にスリ
ープ制御をおこなって確実に消費電力の減少を図ること
ができる多重伝送装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下のように構成される。本発明に係る多重
伝送装置は、複数のノード間で多重通信線を介して信号
の送受信を行う複数のノードと、前記各ノードに設けら
れ当該ノードのスリープ状態への移行が可能かどうかを
判定するスリープ判定手段と、前記各ノードに設けられ
前記判定手段によってスリープ状態への移行が可能と判
定されたとき当該ノードがスリープ状態への移行が可能
であることを示すスリープ信号を発生し他の全てのノー
ドにスリープ信号を送るスリープ送信手段と、各ノード
に設けられ多重通信線を介して交信が可能かどうかを判
断する監視手段と、前記各ノードに設けられ当該ノード
のスリープ状態への移行を許可する許可手段とを備え、
該許可手段は自己のスリープ判定手段による判断により
スリープ状態への移行が可能であると判断された場合に
おいて前記監視手段によって交信可能と判断されたすべ
てのノードからのスリープ信号を受信したとき当該ノー
ドのスリープ状態への移行を許可することを特徴とす
る。 【0006】 【作用】本発明によれば、複数の通信ノードを含んで構
成される多重伝送装置が、通常の作動状態(ウエイクア
ップ状態)において、各構成ノードの状態を、確認して
スリープ状態に移行出来るかどうかを判定する。このた
め各構成ノードのそれぞれはスリープ状態への移行が可
能かどうかを判断するための判定手段を備えている。そ
して、各ノードはこの判定によってスリープ状態への移
行態勢がととのっていると判断した場合には、他のノー
ドにスリープ状態への態勢が整ったかどうかを問い合わ
せるスリープ信号を出力する。すなわち、このスリープ
信号は他のノードの状態がスリープ状態への態勢が整っ
たことを問い合わせる信号を意味するとともに、他のノ
ードに対し自己のスリープ状態への態勢が整ったことを
宣言する信号を意味する。スリープ信号を受信したノー
ドは自己の態勢が整っている場合には、承認の信号(A
NC信号)を出力して応答する。そして、他のすべての
ノードのANC信号を確認し、その後においてすべての
ノードからのスリープ信号を受信したとき、当該ノード
はスリープ状態に移行する。他のノードも同様な操作を
おこなってスリープ状態に入るので、多重伝送装置は一
斉にスリープ状態に移行することとなる。 【0007】この場合、何らかの理由で問い合わせの信
号に対する応答すなわちANC信号がないノードがあっ
た場合、そのノードからのスリープ信号を受信しない場
合であってものその他のすべてのノードからスリープ信
号を受信している場合には、許可手段は当該ノードのス
リープ状態への移行を許可する。このように制御するこ
とによって、ウエイクアップ状態において何らかの異常
が生じて、スリープ信号を発信できなくなったノードが
存在した場合であっても残りのノードをスリープ状態に
移行させることによって系全体をスリープ状態に移行す
ることができ、有効に電力消費を削減することができ
る。 【0008】 【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1を参照すると、本例に係る多重伝送装置
1はAノード2、Bノード3びCノード4を備えてい
る。これらのノード2、3、4のハード構成は同じであ
り、Aノード2についてのみ内部の構成が概略示されて
いる。Aノード2、Bノード3、Cノード4、はマイク
ロプロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータ
5及び他のノードとの多重通信信号を処理してマイクロ
コンピュータに入力または、マイクロコンピュータから
信号を受け取って他のノードに送信するための多重通信
モジュール6を備えている。また、各ノード2、3、4
は多重通信線7によって互いに接続されており交信可能
になっている。 【0009】多重通信線7によって伝送されるAノード
からの制御信号の内容をなす機能データは、たとえば図
2に示すように、スタートメッセージ8、信号の優先順
位9、信号の種類10、送信データ11、データの異常
チェック12、データエンドメッセージ13、承認14
及びエンドメッセージ15などの情報を含んでいる。ま
た、事実上装置が停止した状態すなわちスリープ状態か
ら通常の作動状態すなわちウエイクアップ状態にするウ
エイクアップスイッチ16(たとえばイグニッションス
イッチ)がAノード2に接続されている。 【0010】図3を参照すると本例の多重伝送装置の動
作の内容を示すフローチャートが示されている。制御は
各ノードのマイクロコンピュータ5によってそれぞれ行
われる。マイクロコンピュータ5は、まず、当該ノード
のウエイクアップ状態にする条件ができているかどうか
を判断し、ウエイクアップ状態するための信号が入力さ
れた場合にはそれに応じてウエイクアップ状態とし、所
定の動作を行わせる。つぎに、当該ノードがスリープ状
態への移行が可能かどうかを判断する。スリープ状態へ
の移行が可能な場合には、スリープ信号を他のノードに
送信する。つぎに、その後ウエイクアップ信号が入力さ
れたかどうか確認する。ウエイクアップ信号が入力され
ておらず、スリープ状態への移行が可能である場合に
は、他のノードからのスリープ信号がすべて入力された
かどうかを判断する。入力されている場合には、スリー
プ状態への移行を許可して移行する。また、そうでない
場合には、スリープ信号を受信していないノードのAN
C信号すなわちスリープ信号を受信したという返事の信
号が確認できないかどうかを判断する。当該他のノード
のANC信号が確認できる場合には、そのノードからの
スリープ信号を待つ。この状態は、そのノードがスリー
プ状態への態勢がいまだ整っていないことを示すもので
ある。 【0011】その後そのノードからのスリープ信号を受
信することによってすべてのスリープ信号を受信したと
きスリープ状態へ移行する。ANC信号が確認できない
場合には、そのノードが何らかの異常状態になっている
と判断して、スリープ状態への移行を行う。 【0012】 【効果】本発明によれば、多重伝送装置の構成ノードの
一部に何らかの異常が生じた場合であっても、残りの構
成ノードだけで装置をスリープ状態に移行させる道を与
えたことにより、有効に消費電力を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の1実施例に係る多重伝送装置の装置構
成を示す概略図、 【図2】機能データの内容を示す説明図、 【図3】ノードでの制御の内容を示すフローチャートで
ある。 【符号の説明】 1 多重伝送装置、2、3、4、 ノード、5 マイク
ロコンピュータ、6多重モジュール、7 多重通信線。
フロントページの続き (72)発明者 蔵田 康彦 広島県安芸郡府中町新地3番1号 ナル デック株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−58233(JP,A) 特開 平6−122350(JP,A) 特開 平5−58234(JP,A) 特開 平5−58232(JP,A) 特開 平6−62021(JP,A) 特開 平5−181796(JP,A) 特開 平4−345239(JP,A) 特開 平5−236560(JP,A) 特開 平5−193427(JP,A) 特開 平3−25046(JP,A) 特開 平5−16746(JP,A) 特開 平5−175964(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 H04L 12/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】複数のノード間で多重通信線を介して信号
    の送受信を行う複数のノードと、前記各ノードに設けら
    れ当該ノードのスリープ状態への移行が可能かどうかを
    判定するスリープ判定手段と、前記各ノードに設けられ
    前記判定手段によってスリープ状態への移行が可能と判
    定されたとき当該ノードがスリープ状態への移行が可能
    であることを示すスリープ信号を発生し他の全てのノー
    ドにスリープ信号を送るスリープ送信手段と、各ノード
    に設けられ多重通信線を介して交信が可能かどうかを判
    断する監視手段と、前記各ノードに設けられ当該ノード
    のスリープ状態への移行を許可する許可手段とを備え、
    該許可手段は自己のスリープ判定手段による判断により
    スリープ状態への移行が可能であると判断された場合に
    おいて前記監視手段によって交信可能と判断されたすべ
    てのノードからのスリープ信号を受信したとき当該ノー
    ドのスリープ状態への移行を許可することを特徴とする
    多重伝送装置。
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JP4866214B2 (ja) * 2006-11-17 2012-02-01 株式会社オートネットワーク技術研究所 制御ユニットおよび車載用の多重通信システム
JP4847847B2 (ja) * 2006-11-17 2011-12-28 株式会社オートネットワーク技術研究所 中継接続ユニット及び車載用の多重通信システム
JP2010183479A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Toyota Motor Corp ゲートウェイ装置、ゲートウェイ装置の制御方法及びネットワークシステム

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