JP3478656B2 - 多重伝送装置 - Google Patents

多重伝送装置

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JP3478656B2 JP04477196A JP4477196A JP3478656B2 JP 3478656 B2 JP3478656 B2 JP 3478656B2 JP 04477196 A JP04477196 A JP 04477196A JP 4477196 A JP4477196 A JP 4477196A JP 3478656 B2 JP3478656 B2 JP 3478656B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
多数の電子制御装置(ECU)の多重伝送装置に関し、
特に、ウェイクアップ要因を入力する複数のECUによ
り、スリープモードからウェイクアップモードに移行す
る際の遅延時間を短縮できる多重伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、各種機器を制御するための複
数のECUが搭載されており、各ECU間には通信ライ
ンが形成され、この通信ラインを複数の信号が伝送され
る多重伝送装置が採用されている。この多重伝送装置で
は、ある条件で、例えば、車両が駐車状態にある場合、
又はあるスイッチ操作がない場合には、多重伝送装置を
構成する複数のECUをスリープモードにしている。具
体的にはスリープモードとは、ECUを構成する発振器
を停止したスタンバイモードや、通常動作と異なる低周
波数の発振器で動作するスロークロックモード、あるい
は一定時間ごとにCPUを間欠的に動作させる間欠モー
ドなどであり、低消費電流モードにあることをいう。こ
の多重伝送装置では、例えば、車両の駐車状態における
イグニッションスイッチOFFからONになる信号をウ
ェイクアップ信号として、複数のECUの1つのマスタ
ECUに与えると、マスタECUはスリープモードから
ウェイクアップモードになり、通信ラインを介して他の
複数のECUを順次ウェイクアップさせる動作(ウェイ
クアップシーケンス)を行う。
【0003】ところで、上記多重伝送装置に使用されて
いる重要な信号ライン、電源ライン等を介して複数のE
CUに接続され、各ECUが同一の信号を入力している
場合があり、さらにその信号がECUをウェイクアップ
するためのウェイクアップ信号になっている場合があ
る。以下に詳細に説明する。図8は従来の2つECUに
同時にウェイクアップ信号を入力する場合の多重伝送装
置を示す図である。本図に示すように、多重伝送装置
は、イグニッションスイッチ1からウェイクアップ信号
を入力する2つのECUA及びBからなるマスタECU
2及び複数のECU3とをループ状に接続する通信ライ
ン4に多重信号を伝送するものである。なお、各ECU
は入力回路とマイクロコンピュータで構成されている。
【0004】図9は図8の多重伝送装置によるECUの
ウェイクアップを説明するタイムチャートである。本図
に示すように、全てのECUがスリープモード状態にあ
り、イグニッションスイッチがOFFからONになるこ
とに起因するウェイクアップ要因の発生により、マスタ
ECU2であるECUA及びBがウェイクアップモード
になる。この場合、マスタECU2は、ウェイクアップ
状態になることにより、他のECU3に送ってこれをウ
ェイクアップさせるためにウェイクアップフレームを送
出する。通信ライン4は、マスタECU2からウェイク
アップフレームが送出されると、パッシブ状態からドミ
ナント状態になる。他のECU3の1つは、通信ライン
4のドミナント状態により、ウェイクアップモードにな
り、通信ラインにウェイクアップフレームを送出し、自
身の通常処理を開始する。この手順を繰り返して、他の
ECU3の全ては、ウェイクアップモードにされ、通常
処理を開始する。
【0005】そして、マスタECU2は、他の全ECU
がウェイクアップしたことを確認して自身のデータのや
り取り、制御指示の処理を開始する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マスタ
ECU2のうち、例えば、今回のウェイクアップ要因が
ECUBが処理すべき内容の場合、たまたま、図9に示
すように、ECUAの方がウェイクアップフレームが早
く送出した場合には、ECUA及びBとも自分がウェイ
クアップフレームを送出したつもりなので、ECUBよ
りも早く送出したECUAのウェイクアップフレーム
は、複数のECU3に読まれないおそれがあり、まずマ
スタとしての役割を果していないとの問題がある。さら
に、ECUAは、すでのウェイクアップモードにあるに
もかかわらず、マスタの役割を果たすためにすべての他
のECU3のウェイクアップモードになったことの確認
を待ち、ECUBからの制御指示を待つことになる。他
方ECUBもECU以外のウェイクアップモードを確認
できるが、ECUAのウェイクアップモードの確認がで
きないことがある。ECUA及びBは一般的に一定時間
猶予時間を待ったあと(デッドラインタイマ)応答無し
と判断して無視して通常のデータやり取り、制御指示を
開始する。
【0007】ECUAの通常のデータやり取り、制御指
示については、実際には既にウェイクアップモードにな
っているので、その時点で最初の処理を開始しても特に
問題がないにもかかわらず、最初の処理を開始するまで
の時間が遅くなるという問題がある。したがって、本発
明は、上記問題点に鑑み、ウェイクアップ信号が複数の
ECUに入力されても、ウェイクアップシーケンスが確
実、効率的に行え、かつ遅延を発生しない多重伝送装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、次の構成を有する多重伝送装置を提供
する。すなわち、数のECU間で通信を開始するた
、各ECUを、逐次、スリープモードからウェイクア
ップモードにする多重伝送装置において、所定ECUに
ウェイクアップ信号を入力するウェイクアップ入力部
と、前記ECUをウェイクアップするウェイクアップ処
理部と、前記ECUが、スリープモードからウェイクア
ップモードになったとき、他のECUにウェイクアップ
フレームを送出するウェイクアップフレーム送出部とを
有し、前記ウェイクアップ処理部が、前記所定ECU
を、前記ウェイクアップ信号の入力によりウェイクアッ
プモードにして、次のECUにウェイクアップフレーム
を送出させ、最後のECUからウェイクアップフレーム
が送出されたことを確認するようにした。この手段によ
り、ウェイクアップシーケンスが確実・効率的に行え
る。
【0009】前記所定ECUには、所定数のECUが含
まれ、前記ウェイクアップ入力部は、前記所定数のEC
Uに前記ウェイクアップ信号を入力し、前記ウェイクア
ップ処理部は、当該ECUをウェイクアップし、前記所
定数のECUの一つをマスタECUとし、該他のECU
の前記ウェイクアップ信号によるウェイクアップが、該
マスタECUの前記ウェイクアップ信号によるウェイク
アップより遅い場合、該マスタECUが、一定時間経過
後に所定の制御処理を開始するようにした。この手段に
より、スリープモードからウェイクアップモードへの遅
延時間を抑えることが可能になる。前記ウェイクアップ
処理は、前記マスタECUをウェイクアップするマス
用ウェイクアップフレームと、前記マスタECU以外
のECUが送出する返答用ウェイクアップフレームと
識別してウェイクアップ処理を行う。この手段により、
ウェイクアップの要因となる信号を複数のECUで入力
している場合でもウェイクアップシーケンスを確実・効
率的に行える。
【0010】前記ウェイクアップ処理部が、前記各マス
タ用ウェイクアップフレームに優先順位を付けて、前記
所定数のECUをウェイクアップするようにした。この
手段により、優先順位の高いマスタECUに故障があっ
ても次の順位のマスタECUがウェイクアップシーケン
スを行うので、確実性が増す。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明に係る多重伝送
装置を示す図である。本図に示すように、イグニッショ
ンスイッチ1に接続されるECUA、ECUB、ECU
CのうちECUAをマスタECU2として、マスタEC
U2とこれ以外の他の複数のECU3とが、通信ライン
4を介して、ループ状に、ECUA→ECUC→ECU
D→ECUE→ECUH→ECUG→ECUF→ECU
B→ECUAに接続される。
【0012】図2は本発明の第1の実施例に係る多重伝
送装置において、マスタECU2であるECUAの処理
を説明するフローチャートである。ステップS1におい
て、マスタECU2であるECUAは、初期条件とし
て、スリープモードにある。ステップS2において、イ
グニッションスイッチ1によりウェイクアップ要因が発
生するとステップS3に進み、発生しないとステップS
1の戻る。
【0013】ステップS3において、ウェイクアップモ
ードになる。ステップS4において、ECUCにマスタ
のウェイクアップフレームを送出する。ステップS5に
おいて、全ECUがウェイクアップしたかを判断する。
この判断が「YES」ならステップS7に進み、「N
O」ならステップS6に進む。
【0014】ステップS6において、ECUCにウェイ
クアップフレームを送出した後一定時間(例えば1秒
間)経過したかを判断する。この判断が「YES」なら
ステップS7に進み、「NO」ならステップS5に戻
る。ステップS7において、データ送出、制御指示を行
い、その後通常処理を行う。
【0015】図3は図2に関連してその他のECUの処
理を説明するフローチャートである。ステップS11に
おいて、他のECU3のそれぞれは、初期条件として、
スリープモードにある。ステップS12において、通信
ラインがドミナントであるならばステップS13に進
み、パッシブであるならばステップS11に戻る。
【0016】ステップS13において、ウェイクアップ
モードになる。ステップS14において、次のECUに
返答用のウェイクアップフレームを送出し、最後のEC
UBはECUAに返答用のウェイクアップを送出する。
ECUAのウェイクアップフレームによりECUAは全
ECUのウェイクアップを確認する。その後通常の処理
を行う。
【0017】従来、2つのマスタECU2からウェイク
アップシーケンスを行うと、どれががウェイクアップ
し、どれに誰にウェイクアップされたかを時間的なタイ
ミングで確認できなかったが、上記のようにして、イグ
ニッションスイッチ1に接続されるECUA、ECU
B、ECUCのうちECUAをマスタECU2としたの
で、ECUB、ECUCは、従来のように、他のECU
3のウェイクアップを確認する必要がなくなり、ECU
AはECUB、ECUCのウェイクアップを確認するこ
とが可能になった。すなわち、ウェイクアップ信号はE
CUA、B及びCに入力されているが、ウェイクアップ
要因が発生しても、ECUB及びCは何も処理せず、E
CUAのウェイクアップ処理を行う。
【0018】図4は本発明の第2の実施例に係る多重伝
送装置において、マスタECU2であるECUAの処理
を説明するフローチャートである。本図において、図2
と異なるステップはステップS24である。ステップS
24においては、ECUB及びCにウェイクアップフレ
ームを送出する。図5は図4に関連してECUBの処理
を説明するフローチャートである。
【0019】ステップS31において、ECUBは初期
条件として、スリープモードにある。ステップS32に
おいて、イグニッションスイッチ1によりウェイクアッ
プ要因が発生するとステップS33に進み、発生しない
とステップS31に戻る。ステップS33において、ウ
ェイクアップモードになる。
【0020】ステップS34において、1つ前のECU
Fからの返答用のウェイクアップフレームにより通信ラ
イン4がドミナントになっかを判断し、この判断が「Y
ES」ならステップS37に進み、「NO」ならステッ
プS35に進む。ステップS35において、ECUAよ
りウェイクアップフレームを受信してから10秒経過し
たかを判断する。この判断が「YES」ならステップS
36に進み、「NO」ならステップS34に戻る。
【0021】ステップS36において、フェイルセーフ
制御を行う。すなわち、ウォーニングランプ点灯、多重
伝送装置の制御禁止等の故障時にとるべき制御を行い、
その後通常の処理を行う。ステップS37において、ウ
ェイクアップフレームの送信をECUAに行い、その後
通常の処理を行う。
【0022】なお、その他のECUの処理は図3と同様
である。このようにして、イグニッションスイッチ1に
接続されるECUA、ECUB、ECUCのうち最後に
ウェイクアップフレームを受信するECUBは、一定時
間、1つ前のECUFからウェイクアップフレームがな
い場合には、所定の処理を中断し、所定の制御を行う。
ECUA、ECUB、ECUCは他のECU3と比較し
て重要な制御を行うようにしているためである。
【0023】図6は本発明の第3の実施例に係る多重伝
送装置において、マスタECU2を決定する処理を説明
するフローチャートである。ECUAのウェイクアップ
フレームはマスタとしてウェイクアップフレームにウェ
イクアップビット=1を有し又は2バイトのデータフォ
ーマットを有し、他のECUB及びC、その他のECU
3の各返答用のウェイクアップフレームはウェイクアッ
プビット=0を有し又は1バイトのデータフォーマット
を有するようにする。このような条件で、ステップS4
1において、ECUA、B及びCは、初期条件として、
スリープモードにある。
【0024】ステップS42において、イグニッション
スイッチ1によりウェイクアップ要因が発生するとステ
ップS43に進み、発生しないとステップS41に戻
る。ステップS43において、ECUA、B及びCは、
ウェイクアップモードになる。ステップS44におい
て、各ECUA、B及びCで送出すべきウェイクアップ
フレームがマスタのウェイクアップか否かを判断する。
マスタでない場合には(ECUB及びCの場合)ステッ
プS45に進み、マスタの場合(ECUAの場合)には
ステップS47に進む。
【0025】ステップS45において、ECUB及びC
に接続される通信ラインがドミナントになるのを待つ。
ステップS46において、通信ラインがドミナントにな
ったら、ウェイクアップフレームを送出して、通常の処
理を行う。ステップS47において、ECUAはマスタ
のウェイクアップをECUCに送出する。
【0026】ステップS48において、マスタウェイク
アップを送出したECUAはマスタECU3として、全
ECUがウェイクアップしたかを判断する。この判断が
「YES」ならステップS50に進み、「NO」ならス
テップS49に進む。ステップS49において、ECU
Cにウェイクアップフレームを送出した後一定時間(例
えば1秒間)経過したかを判断する。この判断が「YE
S」ならステップS50に進み、「NO」ならステップ
S48に戻る。
【0027】ステップS50において、データ送出、制
御指示を行い、その後通常処理を行う。なお、その他の
ECU3の処理は図3に示す通りである。このようにし
て、ウェイクアップフレームにマスタビットを持たせる
ことにより、複数のECUからマスタを容易に決定する
ことができる。
【0028】図7は本発明の第4の実施例に係る多重伝
送装置において、マスタECU2を決定する別の処理例
を説明するフローチャートである。ECUA、B及びC
のウェイクアップフレームはマスタとしてウェイクアッ
プフレームにウェイクアップビット=1を有し又は2バ
イトのデータフォーマットを有し、その他のECU3
よるそれぞれの返答用のウェイクアップフレームはウェ
イクアップビット=0を有し又は1バイトのデータフォ
ーマットを有するようにする。さらに、ECUA、B及
びCのウェイクアップフレームには優先順位が設けられ
る。その優先順位をECUA>ECUB>ECUCとす
る。
【0029】ステップS51において、ECUA、B及
びCは、初期条件として、スリープモードにある。ステ
ップS52において、イグニッションスイッチ1により
ウェイクアップ要因が発生するとステップS53に進
み、発生しないとステップS51に戻る。ステップS5
3において、ECUA、B及びCは、ウェイクアップモ
ードになる。
【0030】ステップS54において、例えば、ECU
Bにおいて他のECUC及びAのマスタのウェイクアッ
プフレームが有るかを判断する。他のマスタウェイクア
ップが無ければステップS56に進む。この場合は、E
CUC及びAは故障でウェイクアップが送出できないこ
とを意味し、ECUBがマスタになる。他のECUC及
びAのマスタのウェイクアップフレームが有ればステッ
プS55に進む。
【0031】ステップS55において、他のECUC及
びAのウェイクアップフレームの優先順位がECUBの
ものよりも高いかを判断する。この場合の判断は「YE
S」なのでステップS57に進む。しかし、もしもこの
判断が「NO」でECUBが高ければステップS56に
進む。ステップS57において、ECUBに接続される
通信ラインがドミナントになるのを待つ。
【0032】ステップS58において、通信ラインがド
ミナントになったら、ウェイクアップフレームを送出し
て、通常の処理を行う。ステップS59において、マス
タウェイクアップを送出したECUBはマスタECU3
として、全ECUがウェイクアップしたかを判断する。
この判断が「YES」ならステップS61に進み、「N
O」ならステップS60に進む。
【0033】ステップS60において、ECUAにウェ
イクアップフレームを送出した後一定時間(例えば1秒
間)経過したかを判断する。この判断が「YES」なら
ステップS60に進み、「NO」ならステップS59に
戻る。ステップS61において、データ送出、制御指示
を行い、その後通常処理を行う。
【0034】第3の実施例ではマスタECUを1つに固
定したので、これに故障が発生すると、全てがウェイク
アップできなくなるが、本実施例によれば、そのような
ことがなくなる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明により、本発明によれば、ウ
ェイクアップ信号が複数のECUに入力されても、ウェ
イクアップシーケンスが確実・効率的に行え、かつ遅延
を発生しない多重伝送装置にすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多重伝送装置を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る多重伝送装置にお
いて、マスタECU2であるECUAの処理を説明する
フローチャートである。
【図3】図2に関連してその他のECUの処理を説明す
るフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例に係る多重伝送装置にお
いて、マスタECU2であるECUAの処理を説明する
フローチャートである。
【図5】図4に関連してECUBの処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第3の実施例に係る多重伝送装置にお
いて、マスタECU2を決定する処理を説明するフロー
チャートである。
【図7】本発明の第4の実施例に係る多重伝送装置にお
いて、マスタECU2を決定する別の処理例を説明する
フローチャートである。
【図8】従来の2つECUに同時にウェイクアップ信号
を入力する場合の多重伝送装置を示す図である。
【図9】図8の多重伝送装置によるECUのウェイクア
ップを説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1…イグニッションスイッチ 2…マスタECU 3…その他のECU 4…通信ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 茂 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−44211(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数のECU間で通信を開始するため
    ECUを、逐次、スリープモードからウェイクアップ
    モードにする多重伝送装置において、所定ECUにウェイクアップ信号を入力するウェイクア
    ップ入力部と、 前記ECUをウェイクアップするウェイクアップ処理部
    と、 前記ECUが、スリープモードからウェイクアップモー
    ドになったとき、他のECUにウェイクアップフレーム
    を送出するウェイクアップフレーム送出部とを有し、 前記ウェイクアップ処理部は、前記所定ECUを、前記
    ウェイクアップ信号の入力によりウェイクアップモード
    にして、次のECUにウェイクアップフレームを送出さ
    せ、最後のECUからウェイクアップフレームが送出さ
    れたことを確認する ことを特徴とする多重伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記所定ECUには、所定数のECUが
    含まれ、 前記ウェイクアップ入力部は、前記所定数のECUに前
    記ウェイクアップ信号を入力し、前記ウェイクアップ処
    理部は、当該ECUをウェイクアップし、 前記所定数のECUの一つをマスタECUとし、該他の
    ECUの前記ウェイクアップ信号によるウェイクアップ
    が、該マスタECUの前記ウェイクアップ信号によるウ
    ェイクアップより遅い場合、該マスタECUは、一定時
    間経過後に所定の制御処理を開始する ことを特徴とする
    請求項1に記載の多重伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記ウェイクアップ処理は、前記マス
    タECUをウェイクアップするマスタ用ウェイクアップ
    フレームと、前記マスタECU以外のECUが送出する
    返答用ウェイクアップフレームと識別してウェイクア
    ップ処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の多重
    伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記ウェイクアップ処理部は、前記各マ
    スタ用ウェイクアップフレームに優先順位を付けて、前
    記所定数のECUをウェイクアップすることを特徴とす
    る請求項3に記載の多重伝送装置。
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