JP3370218B2 - 衝突時のドアロック解除装置 - Google Patents

衝突時のドアロック解除装置

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JP3370218B2
JP3370218B2 JP25183895A JP25183895A JP3370218B2 JP 3370218 B2 JP3370218 B2 JP 3370218B2 JP 25183895 A JP25183895 A JP 25183895A JP 25183895 A JP25183895 A JP 25183895A JP 3370218 B2 JP3370218 B2 JP 3370218B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両が衝突すると
衝突方向検出手段によって車両の衝突方向を検出し、ロ
ック解除機構によって検出された前記衝突方向と反対側
のドアのロック状態を解除する衝突時のドアロック解除
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドアロック解除装置(特開昭58
−11275)は、図16に示すように車両が衝突する
とイナーシャレバーLの下端に配設したウエイトWの慣
性力により該イナーシャレバーLが時計方向に揺動する
ことにより、ベルクランクBを時計方向に揺動させ、中
間ロッドRを介して全てのドアロックのロック状態を解
除して、乗員の救出を可能にするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のドアロック
解除装置は、衝突位置に近いドアについてもロック状態
を解除するので、衝突時の衝撃によりその衝突位置に近
いドアのロック解除をスムーズに行えなかったり、ロッ
クを解除できなかったりする恐れがあり、非常に無駄な
動作であるという問題があった。
【0004】そこで本発明者らは、車両が衝突した時の
車両の衝突方向を検出し、検出された前記衝突方向と反
対側のドアのロック状態を解除するという本発明の技術
的思想に着眼し、更に研究開発を重ねて、衝突方向と反
対側のドアのロック状態をスムーズかつ確実に解除する
とともに、乗員の救出を可能にするという目的を達成す
る本発明に到達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の衝突時のドアロック解除装置は、車両の
衝突方向を検出する衝突方向検出手段と、該衝突方向検
出手段によって検出された衝突方向と反対側のみのドア
のロック状態を解除するロック解除機構とから成るもの
である。
【0006】本発明(請求項2に記載の第2発明)の衝
突時のドアロック解除装置は、前記第1発明において、
前記衝突方向検出手段が、車両の前方または後方からの
衝突を検出する前後方向検出手段から成り、前記ロック
解除機構が、前記前後方向検出手段によって検出された
衝突方向と反対側のドアのロック状態を解除する前後ロ
ック解除機構から成るものである。
【0007】本発明(請求項3に記載の第3発明)の衝
突時のドアロック解除装置は、前記第1発明において、
前記衝突方向検出手段が、車両の左側方または右側方か
らの衝突を検出する左右方向検出手段から成り、前記ロ
ック解除機構が、前記左右方向検出手段によって検出さ
れた衝突方向と反対側のドアのロック状態を解除する左
右ロック解除機構から成るものである。
【0008】本発明(請求項4に記載の第4発明)の衝
突時のドアロック解除装置は、前記第1発明において、
前記衝突方向検出手段が、車両の衝突時の衝撃により移
動する衝突方向に応じた複数の移動部材より成り、車両
の衝突を検知する衝突検知機構によって構成され、連絡
部材を介して衝突方向と反対側のドアの前記ロック解除
機構に前記移動部材の動きを連絡し得る構成より成るも
のである。
【0009】本発明(請求項5に記載の第5発明)の衝
突時のドアロック解除装置は、前記第4発明において、
前記移動部材が、車両の衝突時における慣性マスとして
作用するウエイトを備え、一点を支点として衝突方向と
反対方向の慣性力の方向に揺動する揺動部材によって構
成されているものである。
【0010】本発明(請求項6に記載の第6発明)の衝
突時のドアロック解除装置は、前記第5発明において、
前記揺動部材が、該揺動部材とドアとの間に介挿された
バネ部材によって、車両が衝突した時の前記ウエイトの
慣性力の方向と反対の方向に一定の力で付勢されている
ものである。
【0011】本発明(請求項7に記載の第7発明)の衝
突時のドアロック解除装置は、前記第1発明において、
前記衝突方向検出手段が、車両の衝突時の衝撃加速度の
方向を検出する加速度センサーによって構成され、前記
ロック解除機構が、前記加速度センサーによって検出さ
れた衝撃加速度の方向に従い、検出された衝突方向と反
対側のドアのロック状態を解除する解除信号を出力する
コントローラと、該コントローラからの解除信号によっ
て検出された衝突方向と反対側のドアのロック状態を解
除するドアコントロールモータとから成るものである。
【0012】(作用) 上記構成より成る第1発明の衝突時のドアロック解除装
置は、車両が衝突すると前記衝突方向検出手段によって
車両の衝突方向を検出し、前記ロック解除機構によって
検出された衝突方向と反対側のみのドアのロック状態を
解除するものである。
【0013】上記構成より成る第2発明の衝突時のドア
ロック解除装置は、車両が衝突すると前記前後方向検出
手段が、車両の前方または後方からの衝突を検出し、前
記前後ロック解除機構が、前記前後方向検出手段によっ
て検出された衝突方向と反対側の後方または前方のドア
のロック状態を解除するものである。
【0014】上記構成より成る第3発明の衝突時のドア
ロック解除装置は、車両が衝突すると前記左右方向検出
手段が、車両の左側方または右側方からの衝突を検出
し、前記左右ロック解除機構が、前記左右方向検出手段
によって検出された衝突方向と反対側の右側または左側
のドアのロック状態を解除するものである。
【0015】上記構成より成る第4発明の衝突時のドア
ロック解除装置は、車両が衝突すると前記衝突方向検出
手段を構成する前記複数の移動部材のうち、車両の衝突
時の衝撃方向に応じて前記移動部材が移動し、前記連絡
部材を介して衝突方向と反対側のドアの前記ロック解除
機構に前記移動部材の動きを連絡して、衝突方向と反対
側のドアのロック状態を解除するものである。
【0016】上記構成より成る第5発明の衝突時のドア
ロック解除装置は、車両が衝突すると前記移動部材を構
成する車両の衝突時における慣性マスとして作用するウ
エイトを備えた前記揺動部材が、一点を支点として衝突
方向と反対方向の慣性力の方向に揺動し、前記連絡部材
を介して衝突方向と反対側のドアの前記ロック解除機構
に前記揺動部材の動きを連絡して、衝突方向と反対側の
ドアのロック状態を解除するものである。
【0017】上記構成より成る第6発明の衝突時のドア
ロック解除装置は、車両が衝突すると車両の衝突時にお
ける慣性マスとして作用するウエイトの慣性力が、前記
バネ部材による反対方向の付勢力より大きい時には、前
記移動部材を構成する前記揺動部材が、一点を支点とし
て衝突方向と反対方向の慣性力の方向に揺動し、前記連
絡部材を介して衝突方向と反対側のドアの前記ロック解
除機構に前記揺動部材の動きを連絡して、衝突方向と反
対側のドアのロック状態を解除するものである。
【0018】上記構成より成る第7発明の衝突時のドア
ロック解除装置は、前記衝突方向検出手段を構成する前
記加速度センサーが、車両の衝突時の衝撃加速度の方向
を検出し、前記ロック解除機構を構成する前記コントロ
ーラが、前記加速度センサーによって検出された衝撃加
速度の方向に従い、検出された衝突方向と反対側のドア
のロック状態を解除する解除信号を出力し、前記ドアコ
ントロールモータが、該コントローラからの解除信号に
よって検出された衝突方向と反対側のドアのロック状態
を解除するものである。
【0019】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明の衝突時のド
アロック解除装置は、前記衝突方向検出手段によって検
出された衝突方向と反対側のみのドアのロック状態を前
記ロック解除機構によって解除するので、衝突方向と反
対側のみのドアにおけるロック状態のスムーズかつ確実
な解除を実現して、乗員の救出を可能にするという効果
を奏する。
【0020】上記作用を奏する第2発明の衝突時のドア
ロック解除装置は、前記前後方向検出手段によって検出
された衝突方向と反対側の後方または前方のドアのロッ
ク状態を前記前後ロック解除機構が解除するので、衝突
方向と反対側の後方または前方のドアにおけるロック状
態のスムーズかつ確実な解除を実現して、乗員の救出を
可能にするという効果を奏する。
【0021】上記作用を奏する第3発明の衝突時のドア
ロック解除装置は、前記左右方向検出手段によって検出
された衝突方向と反対側の右側または左側のドアのロッ
ク状態を前記左右ロック解除機構が解除するので、衝突
方向と反対側の右側または左側のドアにおけるロック状
態のスムーズかつ確実な解除を実現して、乗員の救出を
可能にするという効果を奏する。
【0022】上記作用を奏する第4発明の衝突時のドア
ロック解除装置は、前記第1発明の効果に加え、車両の
衝突時の衝撃方向に応じた前記移動部材が移動し、前記
連絡部材を介して衝突方向と反対側のドアの前記ロック
解除機構に前記移動部材の動きを連絡して、衝突方向と
反対側のドアのロック状態を解除するので、簡単な構成
によって衝突方向と反対側のドアのロック状態の解除を
実現するという効果を奏する。
【0023】上記作用を奏する第5発明の衝突時のドア
ロック解除装置は、前記第4発明の効果に加え、車両の
衝突時における慣性マスとして作用するウエイトを備え
た前記揺動部材が、一点を支点として衝突方向と反対方
向の慣性力の方向に揺動し、前記連絡部材を介して衝突
方向と反対側のドアのロック状態を解除するので、前記
揺動部材がウエイトを備えているため、車両の衝突方向
の検知およびロック状態の解除を確実にするという効果
を奏する。
【0024】上記作用を奏する第6発明の衝突時のドア
ロック解除装置は、前記第5発明の効果に加え、車両が
衝突すると慣性マスとして作用するウエイトの慣性力
が、前記バネ部材による反対方向の付勢力より大きい時
のみ、前記揺動部材が揺動して衝突方向と反対側のドア
のロック状態を解除するので、急加速、急停止、急旋
回、極軽い接触等によるロック解除を防止するととも
に、車両の衝突における一定以上の衝撃が作用した時の
み揺動してロックを解除するようにして、誤動作を防止
することが出来るという効果を奏する。
【0025】上記作用を奏する第7発明の衝突時のドア
ロック解除装置は、前記コントローラが、前記加速度セ
ンサーによって検出された衝撃加速度の方向に従い解除
信号を出力し、前記ドアコントロールモータが、該コン
トローラからの解除信号によって検出された衝突方向と
反対側のドアのロック状態を解除するので、加速度セン
サーを増やして、ソフトを一部変更するだけで、衝突方
向と反対側のドアロックの解除を実現するという効果を
奏する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を用いて説明する。
【0027】(第1実施形態)本第1実施形態の衝突時
のドアロック解除装置は、図1ないし図4に示すように
車両の左右前後の4個の開口部に開閉自在に配設される
各ドアにおいて、慣性マスとして作用するウエイト11
を備えるとともに揺動可能に支持された揺動部材として
のドアロックノブ10によって構成される衝突方向検知
機構1と、ベルクランク22より成り、前記ドアロック
ノブ10の衝突時の動きをドアロック3に連絡し得る構
成より成るドアロック解除機構2とから成るものであ
る。
【0028】前記衝突方向検知機構1は、図1および図
2に示すようにインサイドハンドルベゼル100内にド
アハンドル12とともに介挿並設された略半円形の頭部
101と脚部102とによって構成される断面略キノコ
状の形状の前記ドアロックノブ10によって構成され
る。
【0029】前記ドアロックノブ10は、図1および図
2に示すように前記インサイドハンドルベゼル100内
の上下に位置するようにドアインサイドハンドルベース
プレート104と一体的に設けられたフランジ1041
に両端が支持され垂直に配設されたピン103によって
前記頭部101と前記脚部102との連結部において揺
動可能に支持され、両端にロック位置とロック解除位置
が設定される。
【0030】前記ドアロックノブ10の頭部101の一
方には慣性マスとして作用するように重量がチューニン
グされた円筒体の金属製ウエイト11が配設され、車両
の左側に車両その他が衝突するとその慣性力によって、
右側のドアのロック状態を解除するために前記ドアロッ
クノブ10を図1および図3中反時計方向に揺動し得る
構成より成る。
【0031】逆に車両の右側に車両その他が衝突して
も、その慣性力によって、ロック状態にある前記ドアロ
ックノブ10をロック方向すなわち図3中時計方向に揺
動させるようにするものであるため、該ドアロックノブ
10は動かないように構成されている。
【0032】前記ドアロック解除機構2は、一端がドア
ロックノブ10に連結するリンク21と、該リンク21
の他端に一端が連結するとともにドアに揺動可能に支持
されたV字状のベルクランク22と、該ベルクランク2
2の他端に連結するとともに他端がドアロック3のロッ
クレバー31に連結したリンク23より成る。
【0033】上記構成より成る第1実施形態の衝突時の
ドアロック解除装置は、車両の左側に車両その他が衝突
するとその慣性力によって、車両右側のドアの前記ドア
ロックノブ10がロック位置である車両前方に揺動した
状態(図3に示す状態)からロック解除位置である車両
後方に揺動した状態(図4に示す状態)へ反時計方向に
揺動させられる。
【0034】前記ドアロックノブ10が図3中反時計方
向に揺動させられると、前記ドアロック解除機構2を構
成する一端が前記ドアロックノブ10に連結する前記リ
ンク21が、図中左方に移動し、該リンク21の他端に
一端が連結するとともにドアに揺動可能に支持されたV
字状の前記ベルクランク22が反時計方向に揺動する。
【0035】前記ベルクランク22が反時計方向に揺動
すると、該ベルクランク22の他端に連結するとともに
他端が前記ドアロック3に連結した前記リンク23が図
2中斜め下方に移動させることによって、車両右側のド
アの該ドアロック3をロック状態からアンロック状態に
する(ロック状態を解除)ものである。
【0036】車両の右側に車両その他が衝突すると、上
述と同様にその慣性力によって、車両左側のドアの前記
ドアロックノブ10が揺動し、前記リンク21、前記ベ
ルクランク22、前記リンク23および前記ロックレバ
ー31を介して車両左側のドアの該ドアロック3をロッ
ク状態からアンロック状態にする(ロック状態を解除)
ものである。
【0037】なお、車両の右側に車両その他が衝突して
も、その慣性力によって、ロック状態にある車両右側の
ドアの前記ドアロックノブ10をロック方向すなわち図
3中時計方向に揺動させようとするものであるため、該
ドアロックノブ10は動かないので、前記ドアロック解
除機構2を介して前記ドアロック3に影響を及ぼすこと
はないものである。
【0038】上記作用を奏する第1実施形態の衝突時の
ドアロック解除装置は、車両の左右方向の衝突方向を検
出する前記衝突方向検知機構1によって検出された衝突
方向と反対側の右側または左側のドアの前記ドアロック
3のロック状態を前記ドアロック解除機構を介して解除
するので、衝突方向と反対側の右側または左側のドアに
おけるロック状態のスムーズかつ確実な解除を実現し
て、乗員の救出を可能にするという効果を奏する。
【0039】また第1実施形態の衝突時のドアロック解
除装置は、車両の衝突時の衝撃と反対方向にT字状断面
の揺動部材としての前記ドアロックノブ10が揺動し、
前記リンク21、前記ベルクランク22、および前記リ
ンク23を介して車両反対側のドアの該ドアロック3の
ロック状態を解除するもので、簡単な構成によって衝突
方向と反対側のドアのロック状態の解除を実現するとい
う効果を奏する。
【0040】さらに第1実施形態の衝突時のドアロック
解除装置は、車両の衝突時における慣性マスとして作用
する前記ウエイト11を備えた前記揺動部材としての前
記ドアロックノブ10が、一点を支点として衝突方向と
反対方向の慣性力の方向に揺動し、前記ベルクランク2
2を介して衝突方向と反対側のドアのロック状態を解除
するので、前記ドアロックノブ10が前記ウエイト11
を備えているため、車両の衝突方向の検知およびロック
状態の解除を確実にするという効果を奏する。
【0041】本実施の形態では、ロッキングレバー31
をロック状態に付勢するスプリング(図示せず)によ
り、ドアロックノブ10が間接的に車両が衝突した時の
ウエイト11の慣性力の方向と反対の方向に付勢されて
いるが、ドアロックノブ10及びドア間にスプリングを
介挿し、ドアロックノブ10を直接付勢しても良い。こ
のように、スプリングによりドアロックノブ10が慣性
力の方向と反対の方向に付勢されているので、急加速、
急停止、急旋回、極軽い接触等によるロック解除を防止
すると共に、車両の衝突における一定以上の衝撃が作用
した時のみ揺動してロックを解除するようにして、誤動
作を防止することが出来るという効果を奏する。
【0042】(第2実施形態)第2実施形態の衝突時の
ドアロック解除装置は、図5ないし図8に示すように車
両のフロントドアおよびリヤドアのドアロック3の本体
内において、揺動部材を構成するロックレバー31にウ
エイト11を配設して衝突方向検知機構1を構成して、
車両の前方または後方への衝突時におけるドアのロック
解除を行う点が前記第1実施形態と相違する点であり、
以下相違点を中心に説明する。
【0043】フロントドアにおいては、図5および図6
に示すように前記ドアロックノブ(図示せず)に連絡し
たリンク21に一端が連絡したベルクランク22の他端
に連絡したリンク23が中央に係止され、上端を支点と
して揺動するロックレバー31の下端に前記ウエイト1
1が配設されている。
【0044】リヤドアにおいては、図7および図8に示
すように前記ドアロックノブに連絡したリンク23が中
央に係止され、下端を支点として揺動するロックレバー
31の上端に前記ウエイト11が配設されている。
【0045】上記構成より成る第2実施形態の衝突時の
ドアロック解除装置は、車両の後方に車両その他が衝突
すると、下端に前記ウエイト11が配設されている前記
ロックレバー31が、前記ウエイト11の慣性によって
前記フロントドアの上端を支点として図6に示される状
態から図5に示される状態に反時計方向に揺動し、前記
フロントドアのロック状態が解除される。
【0046】逆に車両の前方に車両その他が衝突する
と、上端に前記ウエイト11が配設されている前記ロッ
クレバー31が、前記ウエイト11の慣性によって前記
フロントドアの下端を支点として図7に示される状態か
ら図8に示される状態に反時計方向に揺動し、前記リヤ
ドアのロック状態が解除される。
【0047】上記作用を奏する第2実施形態の衝突時の
ドアロック解除装置は、前後方向の衝突方向を検出する
前記衝突方向検出手段1によって検出された衝突方向と
反対側の後方または前方のドアのロック状態を解除する
ので、衝突方向と反対側の後方または前方のドアのロッ
ク状態の確実な解除を実現して、乗員の救出を可能にす
るという効果を奏する。
【0048】また第2実施形態の衝突時のドアロック解
除装置は、車両の衝突時の衝撃によって、前記ロックレ
バー31の先端に配設した前記ウエイト11によりドア
ロックの一要素である該ロックレバー31を直接揺動さ
せてドアロック3のロック状態を解除するもので、簡単
な構成によって衝突方向と反対側のドアのロック状態の
解除を実現するという効果を奏する。
【0049】さらに第2実施形態の衝突時のドアロック
解除装置は、車両の衝突時における慣性マスとして作用
する前記ウエイト11を備えた前記ロックレバー31
が、一点を支点として衝突方向と反対方向の慣性力の方
向に揺動して衝突方向と反対側のドアのロック状態を解
除するので、前記ロックレバー31が前記ウエイト11
を備えているため、車両の衝突方向の検知およびロック
状態の解除を確実にするという効果を奏する。
【0050】(第3実施形態)第3実施形態の衝突時の
ドアロック解除装置は、図9および図10に示すように
第2実施形態のフロントドアのロック解除を行うための
揺動部材としての前記ドアロックのウエイトを備えたロ
ックレバーの代わりに、ロックレバーに連結するリンク
23の一端が連結される他端にウエイト224を配設し
たベルクランク22によって前記衝突方向検知機構1の
揺動部材を構成するものである。
【0051】上記構成より成る第3実施形態の衝突時の
ドアロック解除装置は、車両その他が車両の後方に衝突
すると前記ウエイト224の衝突時の慣性により前記ベ
ルクランク22を図9の状態から図10の状態に反時計
方向に揺動させ、前記リンク23を介して前記ドアロッ
クのロック状態を解除するものである。
【0052】上記作用を奏する第3実施形態の衝突時の
ドアロック解除装置は、上述した第2実施形態と同様に
前後方向の衝突方向を検出する前記衝突方向検出手段1
によって検出された衝突方向と反対側の後方または前方
のドアのロック状態を解除するので、衝突方向と反対側
の後方または前方のドアのロック状態の確実な解除を実
現して、乗員の救出を可能にするという効果を奏する。
【0053】また第3実施形態の衝突時のドアロック解
除装置は、車両の衝突時の衝撃によって、前記ベルクラ
ンク22の下端に追設した前記ウエイト224によりド
アロックのロック状態を解除するもので、簡単な構成お
よび僅かな変更によって衝突方向と反対側のドアのロッ
ク状態の解除を実現するという効果を奏する。
【0054】さらに第3実施形態の衝突時のドアロック
解除装置は、車両の衝突時における慣性マスとして作用
する前記ウエイト224を備えた前記ベルクランク22
が、一点を支点として衝突方向と反対方向の前記ウエイ
ト224の慣性力の方向に揺動して衝突方向と反対側の
ドアのロック状態を解除するので、車両の衝突方向の検
知およびロック状態の解除を確実にするという効果を奏
する。
【0055】(第4実施形態)第4実施形態の衝突時の
ドアロック解除装置は、図11に示すように前記衝突方
向検出手段1が、車両の衝突時の衝撃加速度の方向を検
出する加速度センサー15によって構成され、前記ロッ
ク解除機構25が、前記加速度センサー15によって検
出された衝撃加速度の方向を判定し、検出された衝突方
向と反対側のドアのロック状態を解除する解除信号を出
力するコントローラ251と、該コントローラ251か
らの解除信号によって検出された衝突方向と反対側のド
アのロック状態を解除するドアコントロールモータ25
2とから成るものである。
【0056】前記加速度センサー15は、図11に示す
ように衝突方向を検出する衝突センサを構成する加速度
センサーより成り、衝突時の加速度の方向から、車両そ
の他による衝突が、車両の前方への衝突の場合は前突信
号を出力し、車両の後方への衝突の場合は後突信号を出
力し、車両の右側方への衝突の場合は右側突信号を出力
し、車両の左側方への衝突の場合は左側突信号を出力し
得るように構成されている。
【0057】前記コントローラ251は、図11に示す
ようにオートロック制御部2511とロック制御部25
12とアンロック制御部2513とから成る制御部25
14とスイッチ部2515とリレー部2516とから成
り、車速センサー2517やパーキングブレーキスイッ
チ2518やドアコントロールスイッチ2519その他
が接続されている。
【0058】前記ドアコントロールモータ252は、図
11に示すように前記リレー部2516の各リレーに各
々接続された前席右ドアロック用のモータ2521と、
前席左ドアロック用のモータ2522と、後席右ドアロ
ック用のモータ2523と、後席左ドアロック用のモー
タ2524とから成り、各ドアロックのロックおよびア
ンロックを制御し得る構成より成る。
【0059】前記コントローラ251は、図12に示す
オートロックの制御フロー、図13に示すロック制御フ
ロー、図14に示すアンロック制御フローに従い制御さ
れる。
【0060】上記構成より成る第4実施形態の衝突時の
ドアロック解除装置において、オートロック制御は、図
12および図15に示すようにイグニッションスイッチ
がオンになり、ドアが閉められており、衝突していない
状態であり、車速が例えば25km/hを越え、しかも
ドアがアンロック状態であれば、オートロック信号が出
力されるものである。
【0061】上述のようにドアがロック状態にある時に
車両が衝突すると、図14および図15に示すように前
記加速度センサー15が、車両の衝突時の衝撃加速度の
方向を検出し、前記ロック解除機構を構成する前記コン
トローラ251が、前記加速度センサー15によって検
出された衝撃加速度の方向に従い、検出された衝突方向
と反対側のドアのロック状態を解除する解除信号を出力
し、該当するドアの前記ドアコントロールモータ252
が、前記コントローラ251からの解除信号によってロ
ック状態が解除されるのである。
【0062】すなわち、図14および図15に示すよう
に衝突場所に応じた前記加速度センサー15からの出力
に従い対応する前記リレー部2516のリレーが信号を
出力し、反対側のドアのロック状態が解除されるのであ
る。
【0063】上記作用を奏する第4実施形態の衝突時の
ドアロック解除装置は、前後方向および左右方向の衝突
方向を検出する前記衝突方向検出手段1によって検出さ
れた検出信号に基づき、衝突方向と反対側の後方、前
方、右側、左側のドアのロック状態を電気的に解除する
ので、衝突時の衝撃によるドアの開放を防止して衝突方
向と反対側の後方または前方のドアのロック状態の確実
な解除を実現して、乗員の救出を可能にするという効果
を奏する。
【0064】また第4実施形態の衝突時のドアロック解
除装置は、前記コントローラ251が、前記加速度セン
サー15によって検出された衝撃加速度信号に従い解除
信号を出力し、前記ドアコントロールモータ252が、
該コントローラ251からの解除信号によって検出され
た衝突方向と反対側のドアのロック状態を解除するの
で、電動ドアロック装置に加速度センサーを増やして、
ソフトを一部変更するだけで、衝突方向と反対側のドア
ロックの解除を実現するという効果を奏する。
【0065】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0066】上述の第4実施形態においては、一例とし
て加速度センサーが車両の衝突場所に応じた信号を出力
する例について説明したが、本発明としてはそれらに限
定するものでは無く、加速度センサーが検出した加速度
信号をコントローラにおいてそのベクトル成分によって
車両の衝突場所を判定する態様も採用することが出来る
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態装置の要部を示す平面図
である。
【図2】本第1実施形態装置の全体を示す側面図であ
る。
【図3】本第1実施形態における衝突方向検知機構のロ
ック状態を示す部分平面図である。
【図4】本第1実施形態における衝突方向検知機構のア
ンロック状態を示す部分平面図である。
【図5】本発明の第2実施形態装置のフロントドアのア
ンロック状態を示す側面図である。
【図6】本第2実施形態装置のフロントドアのロック状
態を示す部分側面図である。
【図7】本第2実施形態装置のリヤドアのロック状態を
示す部分側面図である。
【図8】本第2実施形態装置のリヤドアのアンロック状
態を示す部分側面図である。
【図9】本発明の第3実施形態装置のフロントドアのロ
ック状態を示す部分側面図である。
【図10】本第3実施形態装置のフロントドアのアンロ
ック状態を示す部分側面図である。
【図11】本発明の第4実施形態装置の全体を示すブロ
ック図である。
【図12】本第4実施形態装置におけるオートロック制
御のフローを示すチャート図である。
【図13】本第4実施形態装置におけるロック制御のフ
ローを示すチャート図である。
【図14】本第4実施形態装置における衝突にともなう
アンロック制御のフローを示すチャート図である。
【図15】本第4実施形態装置における各部の信号を示
すタイムチャート図である。
【図16】従来装置を示す部分側面図である。
【符号の説明】
1 衝突方向検知機構 2 ドアロック解除機構 3 ドアロック 10 ドアロックノブ 11 ウエイト 22 ベルクランク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 俊光 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (72)発明者 坂本 和教 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (72)発明者 青木 甲次 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (72)発明者 藤本 宰 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 近藤 豊 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 宮治 正広 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−279573(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/12 - 65/42 B60R 21/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の衝突方向を検出する衝突方向検出
    手段と、 該衝突方向検出手段によって検出された衝突方向と反対
    のみのドアのロック状態を解除するロック解除機構と
    から成ることを特徴とする衝突時のドアロック解除装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記衝突方向検出手段が、車両の前方または後方からの
    衝突を検出する前後方向検出手段から成り、 前記ロック解除機構が、前記前後方向検出手段によって
    検出された衝突方向と反対側のドアのロック状態を解除
    する前後ロック解除機構から成ることを特徴とする衝突
    時のドアロック解除装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記衝突方向検出手段が、車両の左側方または右側方か
    らの衝突を検出する左右方向検出手段から成り、 前記ロック解除機構が、前記左右方向検出手段によって
    検出された衝突方向と反対側のドアのロック状態を解除
    する左右ロック解除機構から成ることを特徴とする衝突
    時のドアロック解除装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記衝突方向検出手段が、車両の衝突時の衝撃により移
    動する衝突方向に応じた複数の移動部材より成り、車両
    の衝突を検知する衝突検知機構によって構成され、連絡
    部材を介して衝突方向と反対側のドアの前記ロック解除
    機構に前記移動部材の動きを連絡し得る構成より成るこ
    とを特徴とする衝突時のドアロック解除装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記移動部材が、車両の衝突時における慣性マスとして
    作用するウエイトを備え、一点を支点として衝突方向と
    反対方向の慣性力の方向に揺動する揺動部材によって構
    成されていることを特徴とする衝突時のドアロック解除
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記揺動部材が、該揺動部材とドアとの間に介挿された
    バネ部材によって、車両が衝突した時の前記ウエイトの
    慣性力の方向と反対の方向に一定の力で付勢されている
    ことを特徴とする衝突時のドアロック解除装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記衝突方向検出手段が、車両の衝突時の衝撃加速度の
    方向を検出する加速度センサーによって構成され、 前記ロック解除機構が、前記加速度センサーによって検
    出された衝撃加速度の方向に従い、検出された衝突方向
    と反対側のドアのロック状態を解除する解除信号を出力
    するコントローラと、該コントローラからの解除信号に
    よって検出された衝突方向と反対側のドアのロック状態
    を解除するドアコントロールモータとから成ることを特
    徴とする衝突時のドアロック解除装置。
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