JP3363542B2 - 貨幣識別装置 - Google Patents

貨幣識別装置

Info

Publication number
JP3363542B2
JP3363542B2 JP24809293A JP24809293A JP3363542B2 JP 3363542 B2 JP3363542 B2 JP 3363542B2 JP 24809293 A JP24809293 A JP 24809293A JP 24809293 A JP24809293 A JP 24809293A JP 3363542 B2 JP3363542 B2 JP 3363542B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification data
coin
identification
setting
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP24809293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07105425A (ja
Inventor
定男 松本
守 園部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP24809293A priority Critical patent/JP3363542B2/ja
Priority to KR1019940025225A priority patent/KR0148504B1/ko
Publication of JPH07105425A publication Critical patent/JPH07105425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3363542B2 publication Critical patent/JP3363542B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • G07D5/02Testing the dimensions, e.g. thickness, diameter; Testing the deformation
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • G07D5/08Testing the magnetic or electric properties

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Coins (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動販売機、
両替機およびコインゲーム機等に備えられ、投入された
紙幣または硬貨の真偽および種類を識別する貨幣識別装
置に関する。 【0002】 【従来の技術】この種の貨幣識別装置としては、例え
ば、特公昭56−513965号公報の硬貨識別装置が
ある。この硬貨識別装置は、硬貨の材質、厚さおよび外
形寸法等の各判定要素について、要素毎の基準となる基
準識別データを貨幣の種類毎に予めメモリに記憶してお
き、投入硬貨に発振磁界を印加してそのときの発振磁界
の変化を検出し、この検出データを、記憶している全て
の基準識別データと次々と比較し、いずれかの金種の基
準識別データと合致する場合には、正貨として識別して
受入を行い、記憶しているいずれかの種類の基準識別デ
ータにも合致しない場合には、偽貨として装置外部に排
出している。 【0003】しかしながら近年、自動販売機に搭載され
ている硬貨識別装置などでは、市場において、我国の硬
貨と極めて近似した外国硬貨が使用されることがある。
この種の外国硬貨は、硬貨識別のための硬貨の特性に基
づいた識別許容範囲が、我国の硬貨の識別許容範囲と一
部重複しており、識別許容範囲を狭めることで対応でき
るものの、基準識別データの許容範囲を狭めると、硬貨
識別装置が正貨を受け入れにくくなる不具合がある。一
方、このような外国硬貨が使用される頻度は、自動販売
機が設置される地域および屋内外などの設置環境に左右
されることが知られている。 【0004】したがって、従来の自動販売機は、金種毎
に広狭2つの識別許容範囲の基準識別データを予め記憶
させておいて、それが設置される地域や環境に応じて基
準識別データを切り換え、硬貨の識別基準を厳しくした
り、緩くしたりすることが可能なように構成されてい
る。ところが、硬貨の識別基準をあまり厳しくすると、
返却される硬貨が多くなるという事態が生じ、そのよう
な事態を好まない自動販売機の管理者もいる。このた
め、識別許容範囲を段階的に異ならしめた複数の特性デ
ータを記憶し、各識別データに対応する複数の設定スイ
ッチを設け、その各設定スイッチのON/OFFによ
り、基準識別データの設定をきめ細やかに行うことがで
きるように構成されている硬貨識別装置も存在する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかして、識別データ
の数を多くすると、その設定に使用する設定スイッチや
LEDもそれに従って増え、部品コストの上昇を招くば
かりでなく、その配置にも広いスペースを必要とする。
このため、設定の際に操作する部品数が増えると、その
操作が複雑で判りづらくなるという欠点が生じ、自動販
売機の設置場所において識別基準の切換え操作を行うこ
とは実際的には困難になってしまう。 【0006】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、貨幣の識別基準の設定を簡単かつ確実にで
き、加えて低コスト化および省スペース化を図り得る貨
幣識別装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を解決すべく、
本発明に係る貨幣識別装置は、基準識別デ−タに基づい
て投入貨幣の識別処理を行う貨幣識別装置において、
幣毎に複数の識別基準を有する識別データを貨幣別に複
記憶する記憶部と、複数の識別デ−タから1つの識別
データを選択すると共に、選択された識別データを前記
基準識別デ−タとして設定する設定部と、設定部の設定
処理を可能にする設定モ−ドを指定する指定手段と、当
該設定モ−ドにおいて投入された貨幣の数をカウントす
る演算部と、識別データの識別基準を確認可能にする確
認モードを指定する確認モード指定手段とを備え、設定
手段によって設定モードに切換えた後、貨幣を少なくと
も1枚投入すると、演算部のカウント値と前記貨幣に応
じて1つの識別データを選択して基準識別データとして
設定し、確認モード指定手段によって確認モードに切換
えた後、貨幣を投入すると、前記貨幣に応じた識別デー
タの識別基準の確認を可能にすることを特徴とする貨幣
識別装置。 【0008】 【作用】本発明に係る貨幣識別装置によれば、基準識別
データに基づいて投入貨幣の識別処理を行う。この場
合、指定手段により指定された設定モードにおいて、演
算部が、投入貨幣の数をカウントし、設定部は、そのカ
ウント値に応じて、記憶部が記憶する複数の識別データ
から1つの識別データを選択すると共に、その選択した
識別データを基準識別データとして設定する。これによ
り、スイッチなどの切換え部品で基準識別データを直接
設定するのと異なり、ソフト的に設定を行うことができ
る。また、ソフト的に設定されるにも拘らず、簡単・確
実に、かつ実感としてわかりやすい操作で、基準識別デ
ータを設定することができる。また、設定した識別デー
タの識別基準の確認についても、その識別基準の知りた
い硬貨を投入するだけでよいので、容易、確実である。 【0009】 【実施例】以下、本発明の一実施例に係る硬貨識別装置
について図面を用いて詳細に説明する。この硬貨識別装
置は、自動販売機に搭載する硬貨識別装置であり、図1
は、その側断面図である。この硬貨識別装置(以下、
「本装置」という)1は、硬貨2を投入するため外部に
開口した硬貨投入口3と、硬貨投入口3に連なる硬貨転
動用の硬貨通路4と、硬貨通路4に臨む第1センサ5、
第2センサ6および第3センサ7と、硬貨通路4の下流
部に設けられた硬貨通過ゲート8と、硬貨通過ゲート8
の下部に連なる適正硬貨受入通路9と、適正硬貨受入通
路9内に設けられ硬貨2の通貨を検出する通過センサ1
0と、不適正な硬貨を返却するための返却通路11と、
硬貨の識別等の処理を行う硬貨識別処理部12とを備え
ている。 【0010】第1、第2、第3センサ5,6,7は、そ
れぞれ所定周波数による発振磁界を形成して、硬貨が通
過したとき硬貨内に生じる渦電流に起因する発振磁界の
変化を周波数または電圧値で捉えて硬貨の固有の特性を
表すセンサ信号として出力する。硬貨の特性とは例えば
材質・厚さ・外形寸法等であり、第1センサ5は材質、
第2センサ6は厚さ、第3センサ7は外形寸法にそれぞ
れ敏感に感応できるよう、その周波数や形状や配置位置
が決定される。 【0011】次に、この硬貨識別装置1の動作の概略に
ついて説明すると、硬貨投入口3に硬貨2が投入される
と、硬貨2は硬貨通路4の転動面を沿って本装置1の内
部へ転動する。硬貨2が第1、第2および第3センサ
5,6、7の位置に達すると、3つのセンサ5,6,7
が、硬貨2の材質、厚さおよび外形寸法に応じた磁界の
変化に基くセンサ信号をそれぞれ生じる。すると制御部
12は、各センサ信号から生成した検出データが予め記
憶している基準データの数値範囲内にあるか否かを判別
することにより、硬貨2の真偽および種類を識別する。 【0012】硬貨2が適正な硬貨と識別された場合に
は、硬貨識別処理部12は、硬貨通過ゲート8を開け、
適正硬貨受入通路9を介して硬貨2を硬貨収納庫(図示
せず)へ収納する。一方、硬貨2が適正でないと識別さ
れた場合には、硬貨識別処理部12は、返却通路9を介
してその硬貨2を返却する。そして、硬貨通貨ゲート8
を硬貨2が通過すると、通過センサ10により硬貨2の
通過が検出され、その通過信号が硬貨識別処理部12に
出力される。硬貨識別処理部12は、この通過信号の入
力があると、本装置1の外部へ硬貨適正信号を送出し
て、所定の硬貨処理を終了する。 【0013】次に、本装置1の電気回路について、図2
のブロック図を用いて説明する。同図に示す構成要素は
主として硬貨識別処理部12に内蔵されているものであ
り、同図に示す符号20は、設定部、演算部および硬貨
の真偽や種類の識別等を行うマイクロコンピュータ(以
下「CPU]という)である。 【0014】このCPU20の入力ポートには、第1セ
ンサ5、第2センサ6、第3センサ7および通過センサ
10がそれぞれ検出した磁気データを検出データとして
のディジタル信号に変換する検出処理回路21、22、
23およびゲート処理回路24がそれぞれ接続されてい
る。また、後述する設定スイッチ(指定手段)25およ
び確認スイッチ26がそれぞれ接続されている。 【0015】また、CPU20の出力ポートには、硬貨
通過ゲート8の開閉を行うゲート処理回路27、ブザー
28およびモニタLED29が接続され、CPU20の
入出力ポートには、基準識別データの候補となる各セン
サ5,6,7毎に対応しているそれぞれ複数の識別デー
タを記憶するメモリ部(記憶部)30がそれぞれ接続さ
れている。 【0016】以上の構成要素のうち検出処理回路21,
22,23は、硬貨2の投入に伴い3つのセンサ5,
6,7から出力されたセンサ信号を所定の振幅まで増幅
し、内蔵するクリップ回路によって波形整形を行った後
に波形整形し、A/D変換回路を介して検出データとし
てCPU20に出力する。 【0017】設定スイッチ25は、基準識別データを設
定するための設定モードにするためのものであり、確認
スイッチ26は、基準識別データの設定内容を確認する
ためのものである。 【0018】メモリ部30は、硬貨の材質、厚さおよび
外形寸法のそれぞれの特性に対する受入基準範囲を定め
るための識別データを予め複数記憶しており、このメモ
リ部30の所定のアドレスにCPU20がアクセスする
ことにより、必要な識別データが読み出され、CPU2
0の内蔵RAMに基準識別データとして記憶される。 【0019】図3はメモリ部30の記憶内容を模式的に
示すもので、AからDまでの各受入金種(10円、50
円等)に対応する5通りの記憶領域30a,30b,3
0c,30dを具備しており、この各記憶領域はセンサ
5,6,7に対応して3通りの記憶部S1,S2,S3
を有して、これら記憶部S1,S2,S3にはaからg
までの7通りの識別データが記憶されている。本例での
識別データはそれぞれ上限値データ(MAX)および下
限値データ(MIN)から構成されており、またaから
gに行くほど識別基準は甘くなっている。 【0020】具体的には、例えば、金種Aについて説明
すると、金種Aの各センサ5,6,7から得られたセン
サ信号を生成して得た検出データに対する識別基準の最
も厳しい識別データの上限値は、それぞれ値S1AA1
1,値S2AA11,値S3AA11であり、下限値は
それぞれ値S1AA12,値S2AA12,値S3AA
12である。つまり、識別基準Aの場合、各センサ5,
6,7の検出データがそれぞれの上限値から下限値の間
にある場合には、金種Aと識別されることになる。ま
た、金種B〜Dについても同様である。 【0021】また、構成要素であるゲート処理回路27
は、投入硬貨2が適正と識別された場合、CPU20か
らのゲート制御信号に基づいて硬貨通過ゲート8の開閉
を制御する。 【0022】次に、主として、設定モードおよび確認モ
ードにおけるCPU20の動作について説明する。 【0023】最初に、設定モードにおける基準識別デー
タの設定について説明する。設定スイッチ25をONに
すると、設定モードになる。この状態で、基準識別デー
タを変更したい金種の硬貨を識別基準A〜Eに対応する
枚数だけ投入する。CPU20は、投入硬貨の金種を識
別した後、内部の金種別設定枚数カウンタにより、投入
硬貨数をカウントする。なお、投入枚数と識別基準との
間には、予め特定の関連付けがされており、投入枚数が
1枚の場合には、識別基準aに、2枚の場合には識別基
準bに、3枚の場合には識別基準cに、4枚の場合には
識別基準dに、5枚の場合には識別基準eに、6枚の場
合には識別基準fに、7枚の場合には識別基準gに、8
枚以上の場合には投入された硬貨の受入れを禁止する状
態に、投入しない場合には既に設定されている識別基準
を維持するように、それぞれ関連付けがされている。所
定枚数の硬貨の投入が終了して設定スイッチ25がOF
Fにされるか、一定時間が経過すると、CPU20は、
カウント値に対応した識別データをメモリ部30から読
み込んで内部RAMにおける基準識別データ記憶部20
aに記憶し、この識別データを基準識別データとする。 【0024】図4は、この基準識別データ記憶部20a
の記憶内容を模式的に示すもので、金種Aからまでに
対応して4通りの基準識別データ記憶領域201〜20
4を具備している。この記憶部20aに基準識別データ
を書き込む動作を図5を用いて具体的に説明する。図5
は、メモリ部30から特定の識別データを読み取って基
準識別データとして基準識別データ記憶部20aに書き
込む際に、メモリ部30へのポインタとして使用する金
種別設定枚数カウンタ20bの動作を説明する図であ
る。このカウンタ20bはCPU20の内部RAMに設
けられているが、工場出荷時においては全ての金種が識
別基準bに設定されるよう、そのカウント値は2に設定
されている。この状態で金種A,Dについては設定基準
を変更すべく、A金種については1枚、D金種について
は3枚投入するとA金種カウンタ211及びD金種カウ
ンタ214のカウント値はそれぞれ「1」と「3」にな
る。 【0025】CPU20は、A金種カウンタ211のカ
ウント値「1」に応じてメモリ部30における記憶領域
30aの記憶部S1,S2,S3に記憶されているaの
識別データを読み取って、これを基準識別データ記憶部
20aの基準識別データ記憶領域201に書き込む。ま
た、CPU20は、D金種カウンタ211のカウント値
「3」に応じてメモリ部30における記憶領域30dの
記憶部S1,S2,S3に記憶されているcの識別デー
タを読み取って、これを基準識別データ記憶部20aの
基準識別データ記憶領域204に書き込む。しかるに、
B金種及びC金種については、対応する硬貨の投入がな
く無くB金種カウンタ212及び213は「0」である
ために、基準識別データ記憶部20aの基準識別データ
記憶領域202,203は工場出荷時の設定基準bに保
持されている。 【0026】次いで、確認モードにおけるCPU20の
動作について、図6を参照して説明する。確認スイッチ
26をONにして、金種Aの硬貨を投入すると、CPU
20は投入された硬貨2の金種を金種Aと識別した後、
金種Aについて設定されている識別基準をブザー28お
よびモニタLED29によって表示する。具体的には、
金種Aが識別基準Aに設定されている場合には、図6
(a)に示すように、パルス幅が時間T1で、周期が時
間TXのパルスが3回繰り返して出力され、パルス幅の
時間だけ、ブザー28が発声すると共に、モニタLED
29が点灯する。なお、パルス信号の周期は、パルス幅
時間に対して十分長い時間、例えば、3倍以上に設定さ
れており、確認し易いようになっている。同様に、同図
(b)、(c)に示すように、識別基準がB、Cの場合
には、周期がTX’、TX”のパルス信号がそれぞれ3
回繰り返して出力され、各周期において、パルス信号が
それぞれ2回、3回出力される。また、各1回の周期に
おけるパルス信号の周期は、時間(T1+T2)になっ
ている。なお、識別基準がD、Eの場合には、1回の周
期でパルス信号が4回、5回それぞれ出力される。 【0027】次に、CPU20の識別動作について説明
する。例えば、金種Aの硬貨2が投入され、各センサ
5,6,7を通過すると、各センサ5,6,7が検出処
理回路21,22,23にセンサ信号を出力し、各検出
処理回路21,22,23は、検出データをCPU20
に出力する。CPU20は、入力された検出データが、
内部RAMの基準識別データ記憶部20aに記憶された
各センサ5,6,7に対する金種毎の基準識別データの
上限値・下限値の範囲内にあるか否かを判別する。CP
U20は、検出データが硬貨Aの基準識別データの数値
範囲内にある場合には、硬貨2を金種Aの硬貨と識別
し、ない場合には、硬貨2を偽貨と判断して返却通路1
1から返却する。 【0028】以上のように本実施例によれば、設定スイ
ッチ25をONした後に、設定したい硬貨を識別基準に
対応する数だけ設定したい金種の硬貨を投入すれば、硬
貨識別の基準となる基準識別データの設定が完了する。
このため、誰でもが容易に設定することができるばかり
でなく、投入する硬貨の数で設定されるべき識別基準が
わかるため、ソフト的に設定されるにも拘らず、実感と
してわかりやすい操作で行うことができる。また、設定
した識別基準の確認についても、その識別基準を知りた
い硬貨を投入するだけでよいので、容易、確実、かつ、
わかりやすくなっている。また、予めプログラムとして
記憶させておくだけでよいため、使用部品の数が少なく
て済み、低コスト化が図られると共に、省スペース化を
図ることができる。 【0029】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、貨幣識別装置1の用途として自動
販売機に限定されるものではなく、広く両替機、ゲーム
機等の貨幣識別装置に適用可能である。また、貨幣に
は、紙幣や広くコインも含まれる。 【0030】また、本実施例において、識別基準を貨幣
の受入基準として説明したが、貨幣の排出基準を定める
場合にも適用可能である。 【0031】また、識別基準データは本実施例に記載し
た種類・数に限定されない。例えば、その種類は、紙幣
の場合には模様やインクの特性データであってもよい
し、複数のセンサから検出した磁気データに基づいた相
関的な判定要素を加えてもよい。 【0032】さらに、本実施例においては、設定モード
や確認モードにするためのスイッチをそれぞれ設けてい
るが、これに限定されるものではなく、別に識別基準設
定・確認用の貨幣の投入口を設け、ここから投入された
貨幣の数をカウントすることにより設定・確認を行うよ
うにしてもよい。 【0033】 【発明の効果】以上のように本発明の貨幣識別装置によ
れば、基準識別データの設定を行う貨幣を所定数だけ投
入することで、自動的に行われるため、貨幣の基準識別
データの設定を簡単かつ確実にでき、加えて低コスト化
および省スペース化を図ることができる。また、設定し
た基準識別データの確認についても、その識別基準の知
りたい硬貨を投入するだけでよいので、容易、確実であ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例に係る硬貨識別装置の側断面図である。 【図2】実施例に係る硬貨識別装置の電気回路のブロッ
ク図である。 【図3】メモリ部に記憶された識別データを示した図で
ある。 【図4】基準識別データ記憶部の記憶内容を模式的に示
す図である。 【図5】金種別設定枚数カウンタの動作を説明する図で
ある。 【図6】確認モードでの動作を説明する図である。 【符号の説明】 1 硬貨識別装置 20 CPU 25 設定スイッチ 30 メモリ部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】基準識別デ−タに基づいて投入貨幣の識別
    処理を行う貨幣識別装置において、貨幣毎に複数の識別
    基準を有する識別データを貨幣別に複数記憶する記憶部
    と、当該複数の識別デ−タから1つの識別データを選択
    すると共に、当該選択された識別データを前記基準識別
    デ−タとして設定する設定部と、当該設定部の設定処理
    を可能にする設定モ−ドを指定する指定手段と、当該設
    定モ−ドにおいて投入された貨幣の数をカウントする演
    算部と、前記識別データの識別基準を確認可能にする確
    認モードを指定する確認モード指定手段とを備え、前記
    設定手段によって設定モードに切換えた後、貨幣を少な
    くとも1枚投入すると、前記演算部のカウント値と前記
    貨幣に応じて1つの識別データを選択して基準識別デー
    タとして設定し、前記確認モード指定手段によって確認
    モードに切換えた後、貨幣を投入すると、前記貨幣に応
    じた識別データの識別基準の確認を可能にすることを特
    徴とする貨幣識別装置。
JP24809293A 1993-10-04 1993-10-04 貨幣識別装置 Expired - Lifetime JP3363542B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24809293A JP3363542B2 (ja) 1993-10-04 1993-10-04 貨幣識別装置
KR1019940025225A KR0148504B1 (ko) 1993-10-04 1994-10-01 화폐 식별 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24809293A JP3363542B2 (ja) 1993-10-04 1993-10-04 貨幣識別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07105425A JPH07105425A (ja) 1995-04-21
JP3363542B2 true JP3363542B2 (ja) 2003-01-08

Family

ID=17173097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24809293A Expired - Lifetime JP3363542B2 (ja) 1993-10-04 1993-10-04 貨幣識別装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3363542B2 (ja)
KR (1) KR0148504B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
KR950012290A (ko) 1995-05-16
KR0148504B1 (ko) 1998-12-01
JPH07105425A (ja) 1995-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2067823C (en) Method and apparatus for validating money
EP0560827B1 (en) Money validators
GB2254949A (en) Validating coins or banknotes
JP2000251108A (ja) 貨幣または有価証券等の識別方法およびこれらを識別する識別装置
JP3363542B2 (ja) 貨幣識別装置
US6230870B1 (en) Coin detection device
TW201738851A (zh) 判斷鈔票貨幣種類及面值的方法及多種鈔票接收器
US5971128A (en) Apparatus for validating items of value, and method of calibrating such apparatus
KR100187728B1 (ko) 화폐 식별 장치
JPH08241450A (ja) 紙葉類識別装置
EP0781439B1 (en) Apparatus for validating items of value, and method of calibrating such apparatus
US7048108B1 (en) Currency validation apparatus and method
JPH04134584A (ja) 紙幣鑑別装置
JPH07105424A (ja) コイン識別装置
JP3151034B2 (ja) 紙幣鑑別装置
JP2001029639A (ja) 遊技機間設置型の貨幣投入自動左右識別貸機
JP2865113B2 (ja) 硬貨選別装置
JP3713979B2 (ja) 硬貨識別装置
JP4001083B2 (ja) 硬貨識別装置
JP4379238B2 (ja) 硬貨識別装置
JPH06309544A (ja) 硬貨識別装置
JPS63276688A (ja) 紙幣鑑別装置
JPH08315246A (ja) 検銭機
JPS62241093A (ja) 紙幣判別装置
JPH0243224B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071025

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 6

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20080606

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 6

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D05

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131025

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131025

Year of fee payment: 11

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131025

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131025

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131025

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term