JP3358781B2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

魚釣用スピニングリール

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JP3358781B2 JP06450096A JP6450096A JP3358781B2 JP 3358781 B2 JP3358781 B2 JP 3358781B2 JP 06450096 A JP06450096 A JP 06450096A JP 6450096 A JP6450096 A JP 6450096A JP 3358781 B2 JP3358781 B2 JP 3358781B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魚釣操作時に於ける
糸絡みの防止を図り、併せてリール全体を大型化するこ
となくスプールの大口径化を可能とした魚釣用スピニン
グリールに関する。
【0002】
【従来の技術】実公平4−43017号公報又は図23
に示すように、従来、多くの魚釣用スピニングリール1
は、ロータ3に設けた一対の支持アーム5の先端部に、
半環状のベール7がベール支持部材9,11を介して取
り付けられており、ベール支持部材9,11は、支持ア
ーム5の収容部13内に装着した反転制御装置15によ
って釣糸巻取り位置と釣糸放出位置に夫々振分け保持さ
れている。
【0003】そして、ベール7を釣糸放出位置へ倒して
仕掛けを投擲すると、スプール17に巻回された釣糸が
スパイラル状に繰り出され、又、ベール7を釣糸巻取り
位置へ反転させて、ハンドル19の操作でロータ3を釣
糸巻取り方向へ回転させると、ロータ3の回転に連動し
て前後方向へトラバース運動するスプール17に釣糸が
巻回されるようになっている。
【0004】然し、図示するように上記スピニングリー
ル1にあっては、ベール支持部材9,11が、収容部1
3を覆うカバー21から外方へ大きく突出して支持アー
ム5に軸着されているため、ベール支持部材9,11を
含む支持アーム5全体の厚みが増して大型化してしまう
と共に、魚釣操作中に釣糸がベール支持部材9,11に
絡まってしまう虞があった。
【0005】又、実開平3−74259号公報には、図
24に示すようにロータ23に設けた支持アーム25の
前周部に夫々嵌合溝27を形成し、当該嵌合溝27にベ
ール支持部材29,31を嵌合してこれらを反転自在に
軸支すると共に、ベール支持部材29,31と支持アー
ム25との結合部に於ける夫々の外側面を段差の少ない
面に形成したスピニングリール33が開示されている。
【0006】而して、斯かるスピニングリール33によ
れば、支持アーム25とベール支持部材29,31との
結合部の外周が略面一となるため、図23のスピニング
リール1の如き糸絡みの問題は解消されることとなっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、このスピニ
ングリール33にあっては、ベール支持部材29,31
を嵌合させる嵌合溝27を支持アーム25の前周部に設
ける構造上、支持アーム25自体の厚みが増して、支持
アーム25の外幅寸法Lが大きくなってしまう欠点が指
摘されている。
【0008】そのため、一般にこの種のスピニングリー
ルにあっては、スプールを大口径化することによって糸
ぐせが付き難くサミング操作がし易くなる等の利点を有
するが、斯様に支持アーム25自体が大型化したスピニ
ングリール33に於てスプール35の大口径化を図る
と、これに伴うロータの大型化によって支持アームがよ
り一層大型化し、この結果、リール全体が大型,重量化
して操作性が悪くなってしまう不具合が指摘されてい
る。
【0009】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、魚釣操作時の糸絡みをなくして、魚釣り操作性の向
上を図った魚釣用スピニングリールを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、ロータに設けた支持アーム
の先端側に、支持部材を釣糸巻取り位置と釣糸放出位置
とに反転可能に装着した魚釣用スピニングリールに於
て、上記支持部材の反転領域に亘って切欠きを有する周
壁を支持アームの周縁部に沿って立設し、支持アームの
下端側から先端側に亘ってその略全面に、当該周壁で囲
繞されて外方または内方に開口する凹状の収容部を形成
し、収容部内に支持部材の支持軸を設け、当該収容部全
体を覆うカバー部材を支持アームに取り付けると共に、
支持部材の基部を上記収容部から外方へ突出しない肉厚
で成形し、支持部材が上記切欠きに沿って釣糸巻取り位
置と釣糸放出位置とに反転可能に、支持部材の基部を上
記支持軸を介してカバー部材と支持アームとの間に軸着
したことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
【0011】(作用)請求項1に係る発明によれば、支持アームの先端側の周
壁に設けた切欠きに沿って、支持部材が釣糸巻取り位置
と釣糸放出位置とに反転する。 そして、支持部材を釣糸
巻取り位置にセットして、ハンドルの操作でロータを釣
糸巻取り方向へ回転させると、ロータの回転に連動して
前後に往復動するスプールに釣糸が巻回されるが、支持
部材の基部が、支持アームから外方へ突出しない肉厚で
形成されてカバー部材と支持アームとの間に軸着されて
いるため、支持アーム外方への突出物がなくなり、釣糸
の糸絡みが防止される。また、ベール支持部材の基部を
薄肉に成形して、支持軸を介して基部をカバー 部材と支
持アームとの間に軸着することで、支持アーム自体の薄
肉化が図られることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。 図1は請求項1に係るスピニン
グリールの第一実施形態を示し、図に於て、37はリー
ル本体で、当該リール本体37の前端にロータ39が回
転可能に軸着されており、ロータ39には、図2乃至図
5に示すようにこれと一体に一対の支持アーム41,4
3がリール本体37の前後方向に形成されている。そし
て、支持アーム41,43の先端部にベール支持部材
(支持部材)45,47が回転可能に取り付けられてお
り、両ベール支持部材45,47間には半環状のベール
49が装着されている。
【0013】又、リール本体37には、上記ロータ39
と同軸上にスプール51が装着されており、当該スプー
ル51は、リール本体37にトラバース運動可能に取り
付くスプール軸に回転可能に支持されている。そして、
スプール51とスプール軸は、スプール51に内蔵した
ドラグ装置によって摩擦結合されており、そのドラグ力
は、スプール51の前端部に装着したノブ53の操作で
任意に調節できるようになっている。
【0014】更に又、リール本体37には釣糸巻取用の
ハンドル55が装着されており、ハンドル55の回転軸
とロータ39はリール本体37内に設けた周知のギヤ機
構を介して連繋され、スプール軸とハンドル55の回転
軸は周知のトラバース機構によって連繋されている。
して、上述したベール支持部材45,47は、支持アー
ム41に装着した振分け付勢装置57によって、図2及
び図4の実線で示す釣糸巻取り位置と二点鎖線で示す釣
糸放出位置とに振り分け保持され、又、釣糸放出位置に
あるベール支持部材45,47は、支持アーム43に装
着した復帰装置59によって釣糸巻取り位置へ反転復帰
するようになっている。そして、ベール49を釣糸巻取
り位置 へ反転させた後、ハンドル55の操作でロータ3
9を釣糸巻取り方向へ回転させると、ロータ39の回転
に連動してトラバース運動するスプール51に釣糸が巻
回されるようになっている。
【0015】而して、本実施形態に係るスピニングリー
ル61は、上述の如き従来と同様の構成に加え、以下の
如き特徴を有する。 図2及び図3はベール支持部材45
の取付構造と振分け付勢装置57の詳細を示し、図中、
63は振分け付勢装置57を収容,装着する凹状の収容
部で、図2に示すように当該収容部63は、支持アーム
41の周縁部に沿って立設した周壁65に囲繞されて支
持アーム41の略全面が下端側から先端側に亘って外方
に大きく開口してなり、支持アーム41の先端側の周壁
65には、切欠き67がベール支持部材45の反転領域
に亘って設けられている。
【0016】又、69は上記収容部63全体を覆うカバ
ーで、当該カバー69は、収容部63の内面63aに立
設した円筒状の支持軸71にねじ止めされ、そして、当
該支持軸71にベール支持部材45の基部45aが軸着
されている。
【0017】而して、魚釣操作時に於ける糸絡みを防止
するため、ベール支持部材45は、ラインローラ(釣糸
案内部材)72が取り付く先端部45bから基部45a
に亘って滑らかな外形形状に成形されると共に、図3に
示すようにその基部45a側が、上記切欠き67を挿通
し且つ収容部63から外方へ突出しない薄肉な厚さを以
って扁平状に成形されており、本実施形態は、斯様にベ
ール支持部材45の基部45aを薄肉な扁平状に成形し
て上記支持軸71に軸着することで、支持アーム41自
体の薄肉化を図ると共に、当該基部45aをカバー69
で覆って糸絡みの防止を図っている。
【0018】振分け付勢装置57は従来周知のもので、
図2に示すように収容部63の基端部に先端方向に向け
コイルスプリング73が一側に偏寄して設けられてお
り、当該コイルスプリング73には、上記基部45aに
係止された略直線状の作動杆7 5がその先端から挿通さ
れている。そして、当該作動杆75の中途部に設けた係
止部77でコイルスプリング73の上端を係止し、コイ
ルスプリング73の偏寄作用でベール支持部材45を釣
糸放出位置に強く、釣糸巻取り位置には弱く付勢するよ
うになっている。
【0019】尚、上記作動杆75の下端75aは、ガイ
ド作用のため僅かに湾曲された構造となっている。
方、図4及び図5はベール支持部材47の取付構造と復
帰装置59の詳細を示し、図中、79は復帰装置59を
収容,装着する凹状の収容部で、当該収容部79も支持
アーム43全体の周縁部に沿って立設した周壁81に囲
繞されて外方に開口し、支持アーム43の先端側の周壁
81には、ベール支持部材47の反転領域に亘って切欠
き83が設けられている。
【0020】又、85は上記収容部79全体を覆うカバ
ーで、当該カバー85は周壁81に設けた支持部87に
ねじ止めされている。そして、支持アーム43の先端側
の収容部79内には、ベール支持部材47の基部47a
を軸着する円筒状の支持軸89が突設されており、ベー
ル支持部材47は、図5に示すようにその基部47a側
が、上記切欠き83を挿通し且つ収容部79から外方へ
突出しない薄肉な厚みを以った扁平状に成形されて、カ
バー85で覆われている。
【0021】尚、ベール支持部材47も、魚釣操作時に
於ける糸絡みを防止するため、先端部47bから基部4
7aに亘って滑らかな外形形状に成形されている。 この
ように本実施形態は、ベール支持部材47にあっても、
その基部47aを薄肉な扁平状にし、これを収容部79
内の支持軸89に軸着してカバー85で覆うことで、支
持アーム41と共に支持アーム43自体の薄肉化を図
り、釣糸の糸絡みの防止を図っている。
【0022】そして、図6に示すように本実施形態は、
斯様に支持アーム41,43自体の薄肉化を図った上
で、当該支持アーム41,43の外幅寸法L 1 を、従来
のスピ ニングリールに於ける支持アームの外幅寸法と同
一寸法に設定すると共に、当該外幅寸法L 1 に対するス
プール51の前側鍔部51aの外径寸法L 2 の比率を7
0%に設定して、従来に比しスプール51の大口径化を
図っている。
【0023】即ち、従来、この種のスピニングリールに
あっては、支持アームの外幅寸法に対する前側鍔部の外
径寸法の比率は50%前後である。 然し、既述したよう
に支持アーム自体が肉厚で大型化したスピニングリール
に於てスプールの大口径化を図ると、これに伴うロータ
の大型化によってリール本体が大型化し、この結果、リ
ール全体が大型,重量化して操作性が悪くなってしまう
不具合が指摘されていた。
【0024】そこで、本実施形態は、ロータ39の支持
アーム41,43の外幅寸法L 1 を大径化させずに、ベ
ール支持部材45,47の基部45a,47aを夫々薄
肉な扁平状にし、これらを収容部63,79の支持軸7
1,89に軸着してカバー69,85で覆うことで、支
持アーム41,43自体の薄肉化を図ってスプール51
の大口径化を可能としたものである。
【0025】一方、図4及び図5に示すように復帰装置
59は、収容部79の内面79aに突設した支持軸91
に回動可能に取り付く略L字状のキック部材93と、当
該キック部材93に長孔95を介して係合ピン97で連
結された作動体99とからなり、ベール支持部材47が
釣糸巻取り位置にあるとき、キック部材93は支持軸9
1に巻着したトーションスプリング101によって、そ
の後端側に延設した係合部103が周壁81の内周に圧
接されている。
【0026】又、ベール支持部材47の基部47aに
は、ベール支持部材45,47を釣糸巻取り位置から釣
糸放出位置に反転させた際に、作動体99の先端に当接
して当該作動体99を下方に押し下げる段部105が形
成されており、斯様にベール支持部材45,47を釣糸
放出位置に反転させて作動体99が下方へ移動すると、
支持軸91を回転中心にキック部材93がトーションス
プリング101のバネ力 に抗して回転し、係合部103
が周壁81に設けた開口部107からリール本体37の
後方へ突出するようになっている。
【0027】そして、ベール支持部材45,47は、既
述した振分け付勢装置57によって釣糸放出位置と釣糸
巻取り位置とに夫々位置決め保持されるが、図1に示す
ようにリール本体37の脚部109には復帰用突部11
1が前方へ突設されており、ベール支持部材45,47
が釣糸放出位置にあるとき、例えば釣人がハンドル操作
でロータ39を釣糸巻取り方向へ回転させると、復帰用
突部111に係合部103が係合してキック部材93が
トーションスプリング101のバネ力で図4の実線で示
す位置に回転し、この結果、作動体99がベール支持部
材47の段部105に圧接し乍ら上方へ移動して、ベー
ル支持部材47を釣糸巻取り位置側へ反転させるように
なっている。
【0028】従って、斯様にベール支持部材47が反転
すると、振分け付勢装置57の作動杆75が下方に押し
下げられてコイルスプリング73を圧縮し、そして、当
該作動杆75がコイルスプリング73のデッドポイント
を超えると、ベール支持部材45,47がコイルスプリ
ング73のバネ力で釣糸巻取り位置に保持されることと
なる。
【0029】尚、図4中、113は周壁81に延設され
た作動体99の案内部である。 本実施形態に係るスピニ
ングリール61はこのように構成されているから、釣糸
の繰出しに際し、釣糸巻取り位置にあるベール支持部材
45,47を切欠き67,83に沿って釣糸放出位置側
へ手動で反転操作すると、振分け付勢装置57の作動杆
75が下方に押し下げられてコイルスプリング73を圧
縮し、そして、当該作動杆75がコイルスプリング73
のデッドポイントを超えると、図2の二点鎖線に示すよ
うに作動杆75がコイルスプリング73のバネ力でベー
ル支持部材45,47を釣糸放出位置に保持する。
【0030】又、釣糸放出位置側へのベール支持部材4
5,47の手動操作に伴い、ベール 支持部材47の基部
47aに設けた段部105が作動体99を介してキック
部材93をトーションスプリング101のバネ力に抗し
て回転させるので、図4の二点鎖線で示すように、周壁
81に設けた開口部107から係合部103がリール本
体37の後方へ突出する。
【0031】そして、釣糸放出位置にあるベール支持部
材45,47を手動復帰操作により切欠き67,83に
沿って釣糸巻取り位置へ反転させると、段部105によ
る作動体99の押圧状態が解除されてキック部材93が
トーションスプリング101のバネ力で図4の実線で示
す位置に回転し、これと共に振分け付勢装置57の作動
杆75が下方に押し下げられてコイルスプリング73を
圧縮し乍らコイルスプリング73のデッドポイントを超
えて、図2の実線で示すようにベール支持部材45,4
7を釣糸巻取り位置に保持する。
【0032】又、ベール支持部材45,47が釣糸放出
位置にあるとき、釣人がハンドル操作でロータ39を釣
糸巻取り方向へ回転させると、上述したように復帰用突
部111に係合部103が係合してキック部材93がト
ーションスプリング101のバネ力で図4の実線で示す
位置に回転し、この結果、作動体99がベール支持部材
47の基部47aに設けた段部105に圧接し乍ら上方
へ移動して、ベール支持部材47を切欠き83に沿って
釣糸巻取り位置側へ反転させる。 そして、斯様にベール
支持部材47が反転すると、同様に振分け付勢装置57
の作動杆75がコイルスプリング73のデッドポイント
を超えて、ベール支持部材45,47をコイルスプリン
グ73のバネ力で釣糸巻取り位置に保持する。
【0033】そして、既述したように本実施形態は、ベ
ール支持部材45,47の基部45a,47aを、夫
々、収容部63,79から外方へ突出しない薄肉な扁平
状に成形し、これらを収容部63,79の支持軸71,
89に軸着してカバー69,85で覆うことで、支持ア
ーム41,43自体の薄肉化を図り、そして、当該支持
アーム41,43の外幅寸法L 1 を従来のスピニングリ
ールと同一寸法とすると共に、この外幅寸法L 1 に対す
るスプール51の前側鍔部51aの外径寸法L 2 の比率
を70%に設定してスプール51の大口径化を図り、且
つ各基部45a,47aを夫々カバー69,85で覆っ
たので、釣糸がベール支持部材45,47に絡まること
なく速い糸巻速度でスプール51に巻き取られることと
なる。
【0034】このように本実施形態によれば、ロータ3
9及びリール本体37を大型化することなくスプール5
1の大口径化が可能となり、又、支持アーム41,43
表面の突出物をなくして魚釣操作時に於ける糸絡みの防
止を図ったので、操作性を損なうことなくスプール51
の大口径化が可能となった。 従って、スプール51の大
口径化に伴い糸巻速度が速まり、又、糸ぐせがつき難く
サミング操作がし易くなると共に、制動板を大きくして
ドラグ力を向上させることができる等、スピニングリー
ルの実用性を一段と向上させることとが可能となる。
【0035】上述した実施形態は、図3に示すように支
持アーム41に設けた凹状の収容部63全体をカバー6
9で覆って、収容部63とカバー69との間にベール支
持部材45の基部45aを軸着したが、図7の構造は、
振分け付勢装置57のみ、即ち、同様に形成された収容
部63の下部のみをカバー117で覆い、そして、魚釣
操作時に於ける糸絡みを防止するため、ベール支持部材
115の基部115aをカバー117との間に段差のな
い肉厚を以って成形し、支持アーム41の先端側の収容
部63内に設けた支持軸71に当該基部115aを軸着
して、ベール支持部材115を周壁63に設けた同一の
切欠き67に沿って釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに
反転可能に取り付けたものである。
【0036】尚、その他の構成は上記実施形態と同様で
あるため、同一のものには同一符号を付してそれらの説
明は省略する。 而して、この構造によっても、支持アー
ム115の表面の突出物をなくしたので、魚釣操作時に
於ける糸絡みの防止が可能となると共に、ロータ39及
びリール本体37を大型化することなくスプール51の
大口径化が可能となり、この結果、上記実施形態と同
様、所期の目的を達成することが可能である。
【0037】図8及び図9は請求項1に係るスピニング
リールの第二実施形態に於けるベール支持部材の振分け
付勢装置の詳細を示す。 尚、当該振分け付勢装置を除く
その他の構成は、図1乃至図6で述べた実施形態と同様
であるので、同一要素には同一符号を付してそれらの説
明は省略する。 図中、119は支持アーム41に設けた
収容部63の基端部中央から支持アーム41の先端方向
に向けて装着されたコイルスプリングで、その先端に
は、周壁65に延設した案内部121に案内された略砲
弾形状のストッパ123が装着されており、ストッパ1
23はコイルスプリング119のバネ力によって、ベー
ル支持部材45の基部45a外周に常時圧接された構造
となっている。
【0038】そして、ベール支持部材45の基部45a
の外周にはカム部125が突設されており、ベール支持
部材45,47が実線で示す釣糸巻取り位置にあると
き、ストッパ123はカム部125の一円弧部125a
に圧接し、又、ベール支持部材45,47が二点鎖線で
示す釣糸放出位置にあるとき、ストッパ123はカム部
125の他の円弧部125bに圧接してベール支持部材
45,47を夫々の位置に振り分け保持するようになっ
ている。
【0039】又、図10及び図11は請求項1に係るス
ピニングリールの第三実施形態に於けるベール支持部材
の振分け付勢装置の詳細を示し、図中、127はストッ
パで、当該ストッパ127は収容部63の基端部に先端
方向に向け一側に偏寄して設けられたコイルスプリング
73の先端に装着されて、当該コイルスプリング73の
バネ力でベール支持部材45の基部45aに常時押圧さ
れている。
【0040】そして、ベール支持部材45の基部45a
の外周には、上記ストッパ127が係合する係合突起1
29が設けられると共に、支持軸71を挟んで略反対側
に段部131が設けられている。 又、ベール支持部材4
5の周縁部に沿って立設されて上記収容部63を形成す
る周壁65には、支持軸71に向かってストッパ片13
3が突設されており、ベ ール支持部材45が実線で示す
釣糸巻取り位置にあるとき、係合突起129に係合する
ストッパ127で反時計回りに付勢された基部45aの
段部131がストッパ片133に圧接されて、ベール支
持部材45が釣糸巻取り位置に位置決め保持されるよう
になっている。
【0041】そして、支持アーム41先端側の周壁65
に設けた切欠き67に沿ってベール支持部材45が二点
鎖線で示す釣糸放出位置に反転されると、コイルスプリ
ング73の偏寄作用でストッパ127が係合突起129
をストッパ片133に押圧して、ベール支持部材45を
釣糸放出位置に位置決め保持するようになっている。
尚、その他の構成は図1に示す実施形態と同様であるの
で、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省
略する。
【0042】而して、これらの各実施形態によっても、
支持アーム41,43の外幅寸法を大径化させずに、ベ
ール支持部材45,47の基部45a,47aを、夫
々、収容部63,79から外方へ突出しない薄肉な扁平
状に成形し、これらを収容部63,79の支持軸71に
軸着してカバー69で覆うことで、魚釣操作時に於ける
糸絡みの防止が可能となると共に、支持アーム41,4
3自体の薄肉化を図ってスプール51の大口径化が可能
となるので、図1の実施形態と同様、所期の目的を達成
することが可能である。
【0043】図12乃至図14及び図15乃至図17
は、夫々、請求項1に係るスピニングリールの第四,第
五実施形態に於けるベール支持部材の振分け付勢装置の
詳細を示す。 尚、これらの各実施形態に於ても、振分け
付勢装置を除くその他の構成は図1で述べた第一実施形
態と同様であるので、同一要素には同一符号を付してそ
れらの説明は省略する。
【0044】図12及び図13に於て、139はベール
支持部材45の基部45aに先端が係合ピン141を介
して回動可能に連結されたストッパで、当該ストッパ1
39 の後部は、収容部63の基端部に先端方向に向け一
側に偏寄して設けられたコイルスプリング73の先端に
装着されて、当該コイルスプリング73のバネ力でベー
ル支持部材45を常時付勢している。
【0045】そして、ベール支持部材45の基部45a
の外周には、支持軸71を挟んでストッパ139との連
結部の略反対側に段部143が形成されると共に、周壁
65には支持軸71に向かってストッパ片145が突設
されており、ベール支持部材45が実線で示す釣糸巻取
り位置にあるとき、ストッパ139によって反時計回り
に付勢された基部45aの段部143がストッパ片14
5に圧接されて、ベール支持部材45が位置決め保持さ
れるようになっている。そして、周壁65に設けた切欠
き67に沿ってベール支持部材45が二点鎖線で示す釣
糸放出位置に反転されると、コイルスプリング73の偏
寄作用でストッパ139が基部45aとの連結部をスト
ッパ片145に押圧して、ベール支持部材45を釣糸放
出位置に位置決め保持するようになっている。
【0046】又、本実施形態は上述の如き構成に加え、
ベール支持部材45,47が釣糸巻取り位置にあると
き、ベール支持部材45の周壁65に設けた切欠き67
を閉塞する閉塞部材147をストッパ139に設けたこ
とを特徴とする。
【0047】閉塞部材147は、ストッパ139に一体
成形された平板形状をなし、図12及び図14に示すよ
うにベール支持部材45が釣糸巻取り位置にあるとき、
周壁65に設けた切欠き67を閉塞して異物の侵入を防
止するようになっており、図12の二点鎖線で示すよう
に切欠き67に沿ってベール支持部材45が釣糸放出位
置へ反転すると、切欠き67を開口させるようになって
いる。
【0048】而して、本実施形態によっても、上述した
各実施形態と同様、支持アーム41,43自体の薄肉化
を図ってスプール51の大口径化が可能となると共に、
糸絡みを防止して操作性を向上させることができるが、
本実施形態によれば、更に支持アーム41の収容部63
内への異物の侵入を防止することができるので、使用
境の厳しい釣り場に於ても安心して使用することができ
る。
【0049】又、図15乃至図17の実施形態は、スト
ッパ139に閉塞部材147を一体成形した上記実施形
態の構造に代え、図1の実施形態を変形して閉塞部材を
別体に設けたものである。 即ち、図中、149は支持ア
ーム41の基端部から先端に向けて収容部63内に設け
た案内壁、151は当該案内壁149と周壁65との間
に挿入された平板状の閉塞部材で、当該閉塞部材151
の下部にはコイルスプリング153が装着されており、
閉塞部材151は当該コイルスプリング153のバネ力
によってベール支持部材45に常時圧接している。
【0050】そして、閉塞部材151は、ベール支持部
材45が実線で示す釣糸巻取り位置にあるとき、伸長し
たコイルスプリング153のバネ力でベール支持部材4
5の基部45aの外周に圧接して、周壁65に設けた切
欠き67を閉塞するようになっている。そして、切欠き
67に沿ってベール支持部材45が釣糸巻取り位置から
釣糸放出位置に反転操作されると、二点鎖線で示すよう
に閉塞部材151は、ベール支持部材45によりコイル
スプリング153のバネ力に抗して下方に押し下げられ
るようになっている。
【0051】尚、釣糸放出位置にあるベール支持部材4
5を閉塞部材151が釣糸巻取り方向へ反転させること
を防止するため、コイルスプリング153はコイルスプ
リング73より弱いバネ力に設定されている。 而して、
本実施形態によっても、図12に示す実施形態と同様、
支持アーム41の表面の突出物をなくしたので、糸絡み
を防止して操作性を向上させることができると共に、支
持アーム41自体の薄肉化を図ってスプール51の大口
径化が可能となり、又、支持アーム41内への異物の侵
入を防止することができるので、使用環境の厳しい釣り
場に於ても安心して使用することができる利点を有す
る。
【0052】図18は請求項1に係るスピニングリール
の第六実施形態を示し、本実施形態も図1の実施形態と
同様、支持アーム211の周縁部に沿って立設した図示
しない周壁によって当該支持アーム211に凹状の収容
部212が外方に開口して形成されており、支持アーム
211の先端部に、周壁に設けた図示しない切欠きに沿
ってベール支持部材45が釣糸巻取り位置と釣糸放出位
置とに反転可能に取り付けられている。 そして、ベール
支持部材45は、収容部212内に装着した振分け付勢
装置163によって、釣糸巻取り位置と釣糸放出位置と
に振り分け保持されている。 而して、本実施形態も、収
容部212全体にカバー213を装着し、支持アーム2
11の内面211aに突設した支持軸217にベール支
持部材45の基部45aを軸着して、支持アーム211
とカバー213との間にベール支持部材45を軸着した
ものであるが、本実施形態は、カバー213の取付孔2
18から支持軸217にねじ込んだスクリュー185の
頭部185aでベール支持部材45の抜止めを図ったも
のである。 そして、スクリュー185の頭部185aは
カバー213の表面から突出しないように設定されてい
る。
【0053】図19では、支持アーム219の周縁部に
沿って立設した図示しない周壁によって当該支持アーム
219に凹状の収容部220が外方に開口して形成され
ており、支持アーム219の先端側に設けた支持軸22
1にベール支持部材115の基部115aが軸着され
て、当該ベール支持部材115が、周壁に設けた図示し
ない切欠きに沿って釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに
反転可能に取り付けられている。 而して、ベール支持部
材115は、カバー223で覆われた収容部220内の
振分け付勢装置163によって、釣糸巻取り位置と釣糸
放出位置とに振り分け保持されており、カバー223は
振分け付勢装置163のみを覆い、図示するようにベー
ル支持部材115の基部115aはカバー223で覆わ
れていない。 そして、魚釣操作時に於ける糸絡みを防止
するため、ベール支持部材115の基部115aは、カ
バー223との間に段差のない肉厚を以って成形されて
おり 、ベール支持部材115は、スクリューに代えてピ
ン193を介して釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに反
転可能に取り付けられている。
【0054】即ち、図示するように上記支持軸221に
はピン挿入孔225が形成されている。 そして、支持ア
ーム219の裏面には、ピン193の挿入側先端部にリ
テイナ197を装着させる切欠き227が成形されてお
り、上記ピン挿入孔225にピン193を挿入してその
挿入側先端部にリテイナ197を装着することで、ベー
ル支持部材115が釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに
反転可能に取り付けられている。
【0055】而して、図18の実施形態によっても、魚
釣操作時に於ける糸絡みの防止が可能となると共に、ロ
ータ及びリール本体を大型化することなくスプールの大
口径化が可能となる。 図20では、支持アーム229の
周縁部に沿って立設した図示しない周壁によって、当該
支持アーム229に凹状の収容部230が形成されてお
り、支持アーム229の先端側の収容部230内に設け
た支持軸231にベール支持部材45の基部45aがス
クリュー233で軸着されて、ベール支持部材45が、
周壁に設けた図示しない切欠きに沿って釣糸巻取り位置
と釣糸放出位置とに反転可能に取り付けられている。
して、ベール支持部材45は、カバー239で覆った収
容部230内の振分け付勢装置163によって釣糸巻取
り位置と釣糸放出位置とに振り分け保持されているが、
ベール支持部材45の基部45aはカバー239で覆わ
れず、支持アーム229から外方に突出しない肉厚で成
形されている。そして、この構造では、支持軸231に
ベール支持部材45を軸着するスクリュー233の頭部
233aを大径として、当該頭部233aでベール支持
部材45の抜止めを図ると共に、当該頭部233aとカ
バー235とを面一としたものである。
【0056】又、図21は請求項1に係るスピニングリ
ールの第七実施形態を示し、本実施 形態は、図1の第一
実施形態と同様、図示しない周壁で支持アーム23全体
に外方に開口する凹状の収容部238の表面全体をカバ
ー239で覆って、支持アーム237の内面237aに
突設した支持軸243にベール支持部材45の基部45
aを軸着したものであるが、本実施形態は、カバー23
9と振分け付勢装置163や基部45aとの間に若干の
隙間を設けたことを特徴とする。
【0057】更に又、図22は請求項1に係るスピニン
グリールの第八実施形態を示し、本実施形態は、支持ア
ーム245の周縁部に沿って内方に立設した図示しない
周壁で設けた凹状の収容部246全体をカバー247で
覆って、支持アーム245の内面245aに突設した支
持軸251にベール支持部材45の基部45aをカバー
247,支持アーム245間に軸着したもので、基部4
5aは支持アーム245先端側の周壁に設けた切欠きを
挿通して、ベール支持部材45が当該切欠きに沿って釣
糸巻取り位置と釣糸放出位置とに反転可能とされてい
る。
【0058】そして、これらの各実施形態によっても、
その他のスピニングリールの構成は図1の実施形態と同
様であるため、ここではそれらについての説明は省略す
る。 而して、これらの実施形態によっても、上述した図
1以下の各実施形態と同様、魚釣操作時に於ける糸絡み
の防止が可能となると共に、ロータ及びリール本体を大
型化することなくスプールの大口径化が可能である。
【0059】尚、上述した各実施形態の如くベールを装
着したこの種のスピニングリールにあっては支持アーム
にベール支持部材が装着されるが、従来、ベールを装着
しないスピニングリールも多く存在する。 そして、この
ような魚釣用スピニングリールでは、上記ベール支持部
材に相当する支持部材が支持アームに取り付けられてラ
インローラが装着されるが、本発明はこのような構造の
スピニングリールにも適用できるものである。
【0060】又、上記各実施形態では、ロータの支持ア
ームの外幅寸法に対するスプールの前鍔の外径寸法の比
率を70%に設定したが、支持アームの薄肉化を図った
本発 明によれば、この比率を60%から80%の間に設
定することが可能である。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係るスピ
ニングリールによれば、支持アームに設けた収容部内
に、支持部材の基部を支持軸を介してカバー部材と支持
アームとの間に軸着することで、支持アーム自体の薄肉
化が図られると共に、支持アーム外方への突出物がなく
なって釣糸の糸絡みが防止できることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係るスピニングリールの第一実施形
態の要部切欠き側面図である。
【図2】図1のスピニングリールに装着したベール支持
部材の取付構造と振分け付勢装置の構造を示すロータの
要部切欠き側面図である。
【図3】図2に示すロータの支持アームの断面図であ
る。
【図4】図1のスピニングリールに装着したベール支持
部材の取付構造と復帰装置の構造を示すロータの要部切
欠き側面図である。
【図5】図4に示すロータの支持アームの断面図であ
る。
【図6】ロータの側面図である。
【図7】支持アームの変形例の断面図である。
【図8】請求項1に係るスピニングリールの第二実施形
態に装着したベール支持部材の取付構造と振分け付勢装
置の構造を示すロータの要部切欠き側面図である。
【図9】図8に示すロータの支持アームの断面図であ
る。
【図10】請求項1に係るスピニングリールの第三実施
形態に装着したベール支持部材の取付構造と振分け付勢
装置の構造を示すロータの要部切欠き側面図である。
【図11】図10に示すロータの支持アームの断面図で
ある。
【図12】請求項1に係るスピニングリールの第四実施
形態に装着したベール支持部材の取付構造と振分け付勢
装置の構造を示すロータの要部切欠き側面図である。
【図13】図12に示すロータの支持アームの断面図で
ある。
【図14】図12に示すロータの支持アームの正面図で
ある。
【図15】請求項1に係るスピニングリールの第五実施
形態に装着したベール支持部材の取付構造と振分け付勢
装置の構造を示すロータの要部切欠き側面図である。
【図16】図15に示すロータの支持アームの正面図で
ある。
【図17】図15に示すロータの支持アームの断面図で
ある。
【図18】請求項1に係るスピニングリールの第六実施
形態に装着されるロータの支持アームの断面図である。
【図19】支持アームの変形例の部分断面図である。
【図20】支持アームの変形例の断面図である。
【図21】請求項1に係るスピニングリールの第七実施
形態に装着されるロータの支持アームの断面図である。
【図22】請求項1に係るスピニングリールの第八実施
形態に装着されるロータの支持アームの断面図である。
【図23】従来のスピニングリールの要部切欠き側面図
である。
【図24】従来の他のスピニングリールの要部切欠き側
面図である。
【符号の説明】
37 リール本体 39 ロータ 41,43,211,219,229,245 支持ア
ーム 45,47,115 ベール支持部材 45a,47a,115a 基部 49 ベール 51 スプール 57 振分け付勢装置 59 復帰装置 61 スピニングリール 67,83 切欠き 69,213,223,235,239,247 カバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 89/01

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータに設けた支持アームの先端側に、
    支持部材を釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに反転可能
    に装着した魚釣用スピニングリールに於て、上記支持部
    材の反転領域に亘って切欠きを有する周壁を支持アーム
    の周縁部に沿って立設し、支持アームの下端側から先端
    側に亘ってその略全面に、上記周壁で囲繞されて外方ま
    たは内方に開口する凹状の収容部を形成し、収容部内に
    支持部材の支持軸を設け、当該収容部全体を覆うカバー
    部材を支持アームに取り付けると共に、支持部材の基部
    を上記収容部から外方へ突出しない肉厚で成形し、支持
    部材が上記切欠きに沿って釣糸巻取り位置と釣糸放出位
    置とに反転可能に、支持部材の基部を上記支持軸を介し
    てカバー部材と支持アームとの間に軸着したことを特徴
    とする魚釣用スピニングリール。
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