JP3355988B2 - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JP3355988B2
JP3355988B2 JP06563197A JP6563197A JP3355988B2 JP 3355988 B2 JP3355988 B2 JP 3355988B2 JP 06563197 A JP06563197 A JP 06563197A JP 6563197 A JP6563197 A JP 6563197A JP 3355988 B2 JP3355988 B2 JP 3355988B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス型伝送路を介
して互いに接続されている複数の可変速駆動用インバー
タの動作を1台のパソコンにより集中管理する場合のよ
うに、バス型伝送路に接続された複数の端末間で1:N
のデータ伝送をする場合のデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数台の可変速駆動用インバータ
を1台のパソコンで自動運転・監視する場合に、図3に
示すようなシステムを用いることがある。図のシステム
では、1台のパソコン2とn台のインバータ1a〜1n
をバス型伝送路3で接続し、汎用シリアルインタフェー
スを介し伝送を行なっている。ここで、パソコン2がイ
ンバータ1a〜1nを運転するためには、各インバータ
に対して異なるタイミングで個々にメッセージを送る場
合と、全インバータ1a〜1nに対して同時にメッセー
ジを送る場合とがある。また、パソコン2が各インバー
タ1a〜1nを監視するためには、各インバータ1a〜
1nがそれぞれが稼働状況を応答メッセージとしてパソ
コン2へ返送し、それを受信したパソコン2が応答メッ
セージの内容をパソコン2のCRTに表示する等の処理
を行う。
【0003】図4は、パソコン2とインバータ1a〜1
n間でのメッセージの交信を示すタイミングチャートで
ある。図では、まず、パソコン2が各インバータ1a〜
1nに起動指令等のメッセージM01〜M31を順に送
信すると、それに対して、インバータ1a〜1nは、応
答メッセージR1a〜R1nを送り返す。また、パソコ
ン2から全インバータ1a〜1nに対して同時にメッセ
ージを送る場合は、全局向けメッセージMALLを送る
が、その場合は、インバータ1a〜1nからパソコン2
に対して応答メッセージは送り返さないようにしてい
る。これは、図3のようなバス型伝送路3の場合、送信
する権利を持っているのは、伝送路中に接続されている
端末のなかの1台のみであるので、全インバータ1a〜
1nが返送メッセージを同時に送ろうとしても互いに衝
突してしまうからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、バ
ス型伝送路に接続された複数の端末間で1:Nのデータ
伝送をする場合、親局から複数の子局に対しては一斉に
メッセージを送信することができる。それに対して、複
数の子局から親局へ応答メッセージを送信しようとする
場合は、子局の間で送信権を渡しながら順番に送信する
等の手続きが必要となり、全子局から親局への応答メッ
セージの送信が終了するまでの時間が長くなるという課
題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために、請求項1の発明は、バス型伝送路を介して接
続された複数の端末間で1:Nのデータ伝送をするデー
タ伝送装置において、親局から複数の子局に対して同時
にメッセージを送信する手段と、子局が親局からの同時
メッセージを受信するとその受信時からの経過時間を計
測する手段と、子局ごとにその局番に対応して予め設定
されている応答待ち時間を記憶しておく手段と、各子局
ごとに計測された経過時間がその子局の応答待ち時間を
経過した時点で子局から親局に対して応答メッセージを
送信する手段とを備えるデータ伝送装置であって、子局
ごとに少なくとも自局よりも応答待ち時間が短い他の子
局についての応答順番を記憶しておく手段と、子局ごと
にバス型伝送路上の他子局から発信された応答メッセー
ジを監視し、自子局の応答順番に達した時点で親局に対
し応答メッセージを送信する手段と、自子局の応答順番
よりも前の順番の他子局からの応答メッセージがその発
信時に発信されない場合は、以後の応答順番を順に繰り
上げ変更する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、バス型伝送路を介して
接続された複数の端末間で1:Nのデータ伝送をするデ
ータ伝送装置において、親局から複数の子局に対して同
時にメッセージを送信する手段と、子局ごとにその局番
に対応して予め設定されている応答順番を記憶しておく
手段と、親局からの同時メッセージを各子局が受信する
と、各子局ごとにバス型伝送路上に発信された他子局か
らの応答メッセージを監視し、自子局の応答順番に達し
た時点で親局に対し応答メッセージを送信する手段と、
自子局の応答順番よりも前の順番の他子局からの応答メ
ッセージがその発信時に発信されない場合は、以後の応
答順番を順に繰り上げ変更する手段と、を備えることを
特徴とする。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図3は本発明が適用されるデータ伝送装
置の構成を示す図である。図のシステムは、親局の端末
であるところの1台のパソコン2と、子局の端末に接続
されたn台の可変速駆動用インバータ1a〜1nが、バ
ス型伝送路3により接続されて、汎用シリアルインタフ
ェースを介しデータの伝送を行うシステムである。イン
バータ1a〜1nが接続される端末は、それぞれの局番
にもとづきパソコン2に管理される。ここで、パソコン
2がインバータ1a〜1nを運転するためには、異なる
タイミングでそれぞれにメッセージを送る場合と、すべ
てのインバータ1a〜1nに対して同時に送る場合とが
ある。また、パソコン2が各インバータ1a〜1nを監
視するためには、各インバータ1a〜1nがそれぞれが
稼働状況を応答メッセージとしてパソコン2へ返送し、
それを受信したパソコン2が応答メッセージの内容をパ
ソコン2のCRTに表示する等の処理を行う。
【0009】図1は図3のシステムにおいて実現された
第1の実施形態のデータ伝送を示すタイミングチャート
である。以下、図1にもとづき図3を参照しながら、第
1の実施形態について説明する。図3のように、複数の
インバータ1a〜1nがバス型伝送路3で接続されたシ
ステムにおいて、親局となるパソコン2から子局となる
インバータ1a〜1nの自動運転・監視をする場合、運
転指令その他の制御用のデータを含むメッセージをバス
型伝送路3を介して各インバータ1a〜1nへ同時に送
る。それを受信した各インバータ1a〜1nは、受信し
た時点以後の経過時間をそれぞれタイマにより計測し、
計測時間がそれぞれの局番に対応して予め内部メモリに
記憶されているその子局固有の応答時間に達した時点
で、応答メッセージをバス型伝送路3を介してパソコン
2へ返送する。
【0010】例えば、インバータ1aは局番01なの
で、パソコン2から発信された全局向けメッセージM
ALLを受信後,t1a秒後応答メッセージR1aを返送
する。同様に、インバータ1nは局番31なので、t1
n秒後に応答メッセージR1nを返送する。パソコン2
側ではこれらの応答メッセージR1a〜R1nを、時間
管理なしで受け取ることができる。これらにより、バス
型伝送路3上に応答メッセージを送っているのは常に一
つの子局だけとなり、メッセージ同士の衝突がなくな
る。また、インバータ出力電流のような同じのデータを
監視する場合でも、同様に、データ読出を指令する全局
向けメッセージMALLをインバータ1a〜1nに送る。
【0011】それを受信した各インバータ1a〜1n
は、そのデータを含む応答メッセージR1a〜R1n
を、それぞれタイマt1a〜t1n秒後に順番にパソコ
ン2へ返信する。パソコン2はそれらのメッセージを順
に受信することにより、各インバータ1a〜1nの出力
電流に関するデータが収集される。これらにより、運転
管理のためにデータ伝送にかかる時間が短縮される。な
お、図1中のt1a〜t1nは、パソコン2が全局向け
メッセージMALLを送信してから、各インバータ1a〜
1nから応答メッセージR1a〜R1nが返送されるま
でのインタバル時間を示す。
【0012】次に、図2は図3のシステムにおいて実現
された第2の実施形態のデータ伝送を示すタイミングチ
ャートである。以下、図2にもとづき図3を参照しなが
ら、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態
は、第1の実施形態と同様に全局向けメッセージMALL
をパソコン2からすべてのインバータ1a〜1nへ送信
した場合に、インバータ1a〜1nから応答メッセージ
R1a〜R1nが返送されるまでのインタバル時間t1
a′〜t1n′を以下のように決めている。パソコン2
から全局向けメッセージMALLを送った場合、局番の小
さい順に応答メッセージを返送する。
【0013】同時に、各局は、応答メッセージが返送さ
れるバス型伝送路3を監視し他の局から返送された応答
メッセージを確認する。例えば、局番04の局は、自局
よりも局番の小さい01,02,03の局からの応答メ
ッセージR1a,R1b,R1cを監視し、応答メッセ
ージR1a,R1bの次に、応答メッセージR1cが返
信されない場合に、局番03の応答がないことをタイマ
の計測値を対比することで判断し、局番03の順番をと
ばして自局の応答メッセージR1dを返送する。
【0014】同様に,局番が31の場合には、局番が0
1〜30からの応答メッセージR1a〜R1mの返信を
監視し、所定のインタバル時間を経過した後に返信され
なければ、自局の応答メッセージR1nを返送する。す
なわち、この実施形態では、子局間の応答順番を予め局
番に対応して定めておき、その順番に該当する子局から
の応答がない場合は、その子局が何らかの理由でダウン
したものとみなし、その子局に割り当てられていた応答
時間を繰り上げて次の順番の子局が応答することより、
バス型伝送路3の空き時間が少なくなり、その分、第1
の実施形態よりも効率のよいデータ伝送が可能になる。
【0015】上述した実施形態では、複数のインバータ
1a〜1n及びパソコン2がバス型伝送路3で接続され
たシステムにおいて、インバータのタイマ機能及び局番
設定手段を用い、全局向けメッセージに対する各インバ
ータからの返送するタイミングを決める手段を設けたの
で、全局向けメッセージを与えた場合の確認時間が短縮
される。また、各インバータ1a〜1nの同様のデータ
を監視するための時間も短縮される。なお、本発明は、
パソコンによる複数インバータの集中管理運転以外の用
途にも適用可能である。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように請求項1,2の発明に
よれば、親局から同時に送られたメッセージに対して、
各子局は互いに異なるタイミングで予め定められた順番
に応答メッセージを送ることができる点に加え、さらに
子局から親局へ応答メッセージを送信する際に、それ以
前の順番で応答するはずの子局から応答がない場合は、
順番が繰り上げられるため、効率のよいデータ交信が可
能になる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図2】本発明に係る第2の実施形態の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図3】本発明の実施形態が適用されたデータ伝送シス
テムである。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1a〜1n インバータ 2 パソコン 3 バス型伝送路 M01〜M31 メッセージ R1a〜R1n 応答メッセージ MALL 全局向けメッセージ t1a〜t1n インタバル時間 t1a′〜t1n′ インタバル時間
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−212939(JP,A) 特開 平3−272239(JP,A) 特開 昭57−125550(JP,A) 特開 平4−132433(JP,A) 特開 昭60−246143(JP,A) 特開 平4−20143(JP,A) 特開 平4−47899(JP,A) 特開 平5−30212(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/40 - 12/417

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス型伝送路を介して接続された複数の
    端末間で1:Nのデータ伝送をするデータ伝送装置にお
    いて、 親局から複数の子局に対して同時にメッセージを送信す
    る手段と、 子局が親局からの同時メッセージを受信すると、その受
    信時からの経過時間を計測する手段と、 子局ごとにその局番に対応して予め設定されている応答
    待ち時間を記憶しておく手段と、 各子局ごとに計測された経過時間がその子局の応答待ち
    時間を経過した時点で子局から親局に対して応答メッセ
    ージを送信する手段と、 を備えるデータ伝送装置であって、 子局ごとに少なくとも自局よりも応答待ち時間が短い他
    の子局についての応答順番を記憶しておく手段と、 子局ごとにバス型伝送路上の他子局から発信された応答
    メッセージを監視し、自子局の応答順番に達した時点で
    親局に対し応答メッセージを送信する手段と、 自子局の応答順番よりも前の順番の他子局からの応答メ
    ッセージがその発信時に発信されない場合は、以後の応
    答順番を順に繰り上げ変更する手段と、 を備えたことを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 バス型伝送路を介して接続された複数の
    端末間で1:Nのデータ伝送をするデータ伝送装置にお
    いて、 親局から複数の子局に対して同時にメッセージを送信す
    る手段と、 子局ごとにその局番に対応して予め設定されている応答
    順番を記憶しておく手段と、 親局からの同時メッセージを各子局が受信すると、各子
    局ごとにバス型伝送路上に発信された他子局からの応答
    メッセージを監視し、自子局の応答順番に達した時点で
    親局に対し応答メッセージを送信する手段と、 自子局の応答順番よりも前の順番の他子局からの応答メ
    ッセージがその発信時に発信されない場合は、以後の応
    答順番を順に繰り上げ変更する手段と、 を備えたことを特徴とするデータ伝送装置。
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